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ノー・エイジ・ショックを覚えているか

ノー・エイジ・ショックを覚えているか

──NO AGE来日公演は今週末!

Jan 28,2014 UP

No Age - An Object
Sub Pop/Traffic

Tower HMV iTunes

 あなたはカラフルなグラデーションで「NO AGE」ってプリントされたTシャツを持っている人? ノー・エイジがローファイ概念を刷新し、シットゲイズやらネオ・ローファイやらとシーンを席巻していた頃、彼らのバンドTシャツはとてもシンボリックに機能していて、たとえば「Frankie Says Relax」とはぜんぜん違うけれども、こんなに鮮やかに、アーティに、Tシャツにメッセージを宿らせるロック・バンドがいまどき存在可能なのかと驚いた。
 あれから数年、シーンは確実に推移しているが、彼らの佇まいはいまだクールだ。今週末にせまった来日公演にぜひ!

■NO AGE Japan Tour 2014

徹底したDIY精神を貫きながら音楽のみならず、ヴィジュアル・アート、パフォーマンス・アートの領域にまで影響を及ぼしてきたNO AGE、最新アルバム『AN OBJECT』を引っ提げての来日公演決定!!

2.1 sat @ 東京・渋谷 CLUB QUATTRO
support: THE NOVEMBERS, ZZZ's
Open 18:00 Start 19:00
¥5,000 (Advance), ¥5,500 (Door) plus 1 Drink Charge @ Door
Ticket Outlets: PIA (P: 212-152), LAWSON (L: 75614), e+ (eplus.jp), GAN-BAN (03-3477-5710)
Information: 03-3444-6751 (SMASH), 03-3477-8750 (CLUB QUATTRO)

2.2 sun @ 大阪・心斎橋 CONPASS
support: BONANZAS
Open 18:00 Start 19:00
¥5,000 (Advance), ¥5,500 (Door) plus 1 Drink Charge @ Door
Ticket Outlets: PIA (P: 212-078), LAWSON (L: 54311), e+ (eplus.jp), TOWER RECORDS (梅田大阪マルビル店, 梅田NU茶屋町店)
Information: 03-6535-5569 (SMASH WEST), 06-6243-1666 (CONPASS)

TOTAL INFORMATION: 03-3444-6751 (SMASH) http://www.smash-jpn.com/
supported by TRAFFIC

■NO AGE
http://noagela.org/

ロサンゼルスのインディー・ロックの聖地として現代版CBGBとも言えるユース・アート・スペース、The Smellを拠点にDIY精神に貫かれた活動を続けるバンドが、NO AGEである。英ファット・キャット・レコーズからリリースされた『Weirdo Rippers』に続くセカンド・アルバム『Nouns』をSUB POPから2008年春に発表。米ピッチフォークでは9.2と破格の評価を獲得、同サイトの年間アルバム・チャート3位にも選出された。更にその他欧米の有名主要メディアでも軒並み高評価を得て、2008年を代表する1枚となった。レディオヘッドのメンバーやコーネリアスがNO AGEのTシャツを着用するなど話題になった。2010年にリリースされたサード・アルバム『Everything In Between』でも、ピッチフォークからニューヨーカー誌まで驚くほど幅広い筋から熱狂的な評価を獲得する。2011年にはフジロック・ホワイトステージ出演、集まった多くのオーディエンスを熱狂させた。そして、3年ぶりとなる待望の4枚目のアルバムにして既に最高傑作との呼び声も高い『An Object』を8月上旬に日本先行リリースしたばかりである。LAパンク・ハードコア、シューゲイザー、サイケ、ノイズが融合された彼等独自のサウンドは、ポップな強度を兼ね備えたマスターピースとなった。

〈東京公演〉
THE NOVEMBERS
http://the-novembers.com/
2005年に結成した日本のオルタナティブ・ロック・バンド。2007年にUK PROJECTから1st EP「THE NOVEMBERS」をリリース以降、毎年ワンマン・ツアーを行い、年々会場の規模を大きくしながらもその都度ソールド・アウト。国内の大規模なロック・フェスティバルでは「ARABAKI ROCK FEST.」「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」「COUNTDOWN JAPAN 」「RUSH BALL」などに出演。2012年からはiTunes Storeで世界62か国への楽曲配信を開始。海外バンドの来日公演のサポートも増えWild Nothing、Thee Oh Sees、ULTERIORとも共演。そして、台湾の「MEGAPORT FESTIVAL」にも出演し、国内だけでなく海外からの注目も高まる。メンバーのソロ活動としては、小林祐介はソロでの弾き語り以外に、CHARAのライブサポート及び音源制作や、L’Arc-en-Cielのyukihiroのソロ・プロジェクトであるacid androidのライブ・ギタリストを務める。ケンゴマツモトは、映画監督である園子温のポエトリー・リーディング・セッションなどにも参加し、更に活動の幅を広げる。音楽以外の分野からも注目も高く、「Harem」(GIFT収録)のPVは映画「白痴」の監督である手塚眞がディレクターを務め、「dogma」(Fourth wall収録)のPVは映画「おそいひと」の監督である柴田剛が監督を務めた。アーティスト写真は「Vivienne Westwood」や「Miu Miu」などのポートレートを撮影するアンダース・エドストロームや、「agnès b」のショーで作品集が取り上げられた花代が撮影。特にファッションとの関わりは深く、「LAD MUSICIAN」の2012-13A/Wのコレクションのミュージックとしてライヴを行い、その模様は宇川直宏主催の「DOMMUNE」で生放送された。2013年9月末までにUK PROJECTから計8枚の音源をリリース。2013年10月からは自主レーベル「MERZ」を立ち上げ、自分たちのやり方で自分たちなりの成功を掴みに行く。

ZZZ’s
http://www.facebook.com/zzzs.official
http://zzzs-jpn.com/

http://twitter.com/ZZZs_OFFICIAL

Youkaku (Guitar, Vo), Yukary (Bass, Vo), Lyn (Drums) によって2011年末に結成された兵庫の女性3人組。2012年には、バンド単体でニューヨークへ。バンド自らブッキングを行い、2度の渡米の中、SXSW2012, CMJ2012, Miami Art Baselなどへの出演を含む80本を超えるライブやThe Rapture, Le Tigreなどを手がけるエンジニアJONATHAN KREINIKと出会い、2nd EP ”Magnetica” のレコーディングを敢行。マイアミでライブを見たサーストン・ムーア(SONIC YOUTH, CHELSEA LIGHT MOVING)は、彼の所属するマタドール・レコーズのウェブサイトで2012年でもっともエキサイティングだったバンドとしてZZZ’sを絶賛している。2013年には、COLD CAVE (US), DIE DIE DIE (NZ), acid android (L’Arc~en~Ciel) と共演。自主リリースの2枚のEPをコンパイルした ”Magnetica / Prescription” のデジタル・ヴァージョンの世界リリース。11月からベルギーのコルトレイクでのPortisheadのジェフのバンド、BEAKがバンド選出をした ”SONIC CITY"、オランダのユトレヒトでの ”LE GUESS WHO?” といった2つのフェスティヴァルへの出演を含む1ヶ月間に渡る初のヨーロッパ・ツアーを敢行。結成以来、ボーダーレスな活動を繰り広げている。

〈大阪公演〉
BONANZAS
http://bnzsmail.wix.com/bonanzas
元suspiriaの吉田ヤスシとgoatの日野を中心に2010年春からライブ活動を開始。数々のメンバー・チェンジを繰り返し、現在はVOCAL「吉田ヤスシ」、BASS「日野浩志郎」、DRUMS「西河徹志」、ELECTRICS「蓮尾理之」4人のメンバーで活動中。キック/スネア/ハイハットのみのドラム、音階楽器である事を忘れたかのようにリズム・ユニゾンのみに執着するベース、まとわりつく電子音、恐ろしい迄の精度を誇る打撃音群を押さえ込むかの様な凶刃な声帯。ベースは鈍器、ドラムは銃、声は針、シンセは刃物。世界中の凶器を手にROCK’N ROLLの彼岸を目指した辺境の人民達が繰り出す独立武装部族音楽。そのやりすぎとも言えるシンプルな楽器構成を基に膨大なディシプリン(鍛錬)の上に積み上げられた強靭な「音」。そこから放たれるサウンドを敢えて色で表現するなら「一切光沢を持たない黒」。彼らの異形なサウンドは百鬼夜行な関西アンダーグラウンド・シーンにおいても特異点とされ、あまりにも特殊な存在のせいか、特定のジャンルとの交流はなくテクノ、ヒップホップやダブステップ、ハードコアから前衛音楽までリンク可能な存在となり、現在ライブ・シーンのみならずクラブ・パーティー・シーンからも注目されている。ある種デトロイト・テクノをも連想させるbonanzasの人外強靭なサウンドは呪術ダブステップ帝王のSHACKLETON氏さえも虜にし熱いラブコールを受けている。


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