ele-king Powerd by DOMMUNE

MOST READ

  1. Columns 4月のジャズ Jazz in April 2024
  2. Li Yilei - NONAGE / 垂髫 | リー・イーレイ
  3. interview with Lias Saoudi(Fat White Family) ロックンロールにもはや文化的な生命力はない。中流階級のガキが繰り広げる仮装大会だ。 | リアス・サウディ(ファット・ホワイト・ファミリー)、インタヴュー
  4. interview with Keiji Haino 灰野敬二 インタヴュー抜粋シリーズ 第2回
  5. interview with Larry Heard 社会にはつねに問題がある、だから私は音楽に美を吹き込む | ラリー・ハード、来日直前インタヴュー
  6. The Jesus And Mary Chain - Glasgow Eyes | ジーザス・アンド・メリー・チェイン
  7. interview with Martin Terefe (London Brew) 『ビッチェズ・ブリュー』50周年を祝福するセッション | シャバカ・ハッチングス、ヌバイア・ガルシアら12名による白熱の再解釈
  8. Columns ♯5:いまブルース・スプリングスティーンを聴く
  9. claire rousay ──近年のアンビエントにおける注目株のひとり、クレア・ラウジーの新作は〈スリル・ジョッキー〉から
  10. interview with Shabaka シャバカ・ハッチングス、フルートと尺八に活路を開く
  11. tofubeats ──ハウスに振り切ったEP「NOBODY」がリリース
  12. Beyoncé - Cowboy Carter | ビヨンセ
  13. 『成功したオタク』 -
  14. Politics なぜブラック・ライヴズ・マターを批判するのか?
  15. Larry Heard ——シカゴ・ディープ・ハウスの伝説、ラリー・ハード13年ぶりに来日
  16. 壊れかけのテープレコーダーズ - 楽園から遠く離れて | HALF-BROKEN TAPERECORDS
  17. interview with Keiji Haino 灰野敬二 インタヴュー抜粋シリーズ 第1回  | 「エレクトリック・ピュアランドと水谷孝」そして「ダムハウス」について
  18. Free Soul ──コンピ・シリーズ30周年を記念し30種類のTシャツが発売
  19. interview with Fat White Family 彼らはインディ・ロックの救世主か?  | ファット・ホワイト・ファミリー、インタヴュー
  20. Royel Otis - Pratts & Pain | ロイエル・オーティス
/home/users/2/ele-king/web/ele-king.net/

Home >  News > イメージフォーラム・フェスティバル2021 - ——今年で35回目を迎える映像アートの祭典に注目

イメージフォーラム・フェスティバル2021

イメージフォーラム・フェスティバル2021

——今年で35回目を迎える映像アートの祭典に注目

Sep 01,2021 UP

 要チェックなイヴェントの情報がはいってきた。9月25日(土)より渋谷・青山における3つのヴェニューで開催されるイメージフォーラム・フェスティバル2021は、「商業性にとらわれず先鋭的・実験的な映像作品、話題作を世界中から集めて、映像アートの最新動向を紹介する」イヴェントだ。カール・ドライヤーによる『裁かるゝジャンヌ』の上映に合わせた、石橋英子とジム・オルークによるライヴ演奏や、各国の映画祭で話題をかっさらった合計800分を超える(?!)超長尺映画『ラ・フロール 花』の全編上映をはじめとして、普通の映画館では絶対にやれないような、映画を愛するひとたちのための企画で目白押し。

 そして最も気になるのは、渋谷スカイとのコラボレーションにより、渋谷の上空229mで素晴らしい音楽映画たちを鑑賞できることだ。ROOFTOP “LIVE” THEATERと題したこの企画では、ソウルの女王アレサ・フランクリンによるライヴ・フィルム『アメイジング・グレイス/アレサ・フランクリン』をはじめとして、名作『羊たちの沈黙』で知られるジョナサン・デミ監督が手掛けた、トーキング・ヘッズによる『ストップ・メイキング・センス』。また、ディスクロージャーとのコラボで話題を呼んだファトゥマタ・ジャワラや「砂漠のブルース」の異名を持つトゥアレグ族など、アフリカのマリ共和国はその豊穣な音楽文化で知られているが、そんな同国で敢行されたフェスを追ったドキュメンタリー『ラスト・ソング・ビフォー・ザ・ウォー』も見逃せないし、UKのユース・カルチャーとジャマイカのサウンドシステム~レゲエとの密接な関係を描いた(もちろん、リー・ペリーのインタヴューもある)『ルードボーイ:トロージャン・レコーズの物語』も上映する……。こんな魅力的なラインナップに心躍らない音楽映画好きはいるのだろうか?

それぞれの上映開始予定は18時から、夏も過ぎようとしているころ、日が沈みながら素晴らしい映像を、座りながら、立ちながら、ひとりで、あるいは友だちと、360度に広がる渋谷の景色と夜空を一緒に、いづれにしてもリラックスしながら楽しみたい。

「イメージフォーラム・フェスティバル2021」

公式サイト http://www.imageforumfestival.com/bosyu2021/

【会期・会場】

■シアター・イメージフォーラム
(東京都渋谷区渋谷2-10-2)
9月25日(土)~10月1日(金)

■スパイラルホール
(東京都港区南青山5-6-23)
10月1日(金)~3日(日)

■SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)
(東京都渋谷区渋谷2-24-12)
10月9日(土)、10日(日)、16日(土)、17日(日)

主催:イメージフォーラム
共催:SHIBUYA SKY(渋谷スカイ)
会場協力:株式会社ワコールアートセンター
協賛:株式会社ダゲレオ出版
助成:芸術文化振興基金、公益財団法人アサヒグループ文化財団、国際交流基金アジアセンター
協力:アンスティチュ・フランセ東京
後援:在日ルーマニア大使館、アルゼンチン共和国大使館

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

NEWS