「UR」と一致するもの

special talk - ele-king

 今週末の10月12日、渋谷 CONTACT にてジャイルス・ピーターソンの来日公演が開催される。もしかするとこれは今年もっとも重要なパーティになるかもしれない。ジャイルスのプレイが楽しみなのはもちろんではあるが、それ以上に注目すべきなのは、90年代から日本の音楽シーンを支え続け、昨年現行のUKジャズとリンクする新作を送り出した松浦俊夫と、日本の現状を変革しようと日々奮闘している Midori Aoyama、Masaki Tamura、Souta Raw ら TSUBAKI FM の面々との邂逅だ。さらに言えば、GONNO × MASUMURA も出演するし、Leo Gabriel や Mayu Amano ら20代の若い面々も集合する。ここには素晴らしい雑食があり……つまりこの夜は、いまUKでいちばんおもしろいサウンドが聴ける最大のチャンスであると同時に、ジャンルが細分化し、世代ごとに分断されてしまった日本の音楽シーンに一石を投じる一夜にもなるかもしれないのだ。20代も50代も交じり合う奇跡の時間──それは最高の瞬間だと、松浦は言う。というわけで、今回のイヴェントを企画することになった動機や意気込みについて、松浦と青山のふたりに語り合ってもらった。

[10月11日追記]
 10/12(土)開催予定だった《Gilles Peterson at Contact》は、台風19号の影響により、中止となりました。詳細はこちらをご確認ください。

いまの音楽を追わなくなった人がすごく多い。懐かしいものに帰ろうとしている傾向がある。90年代の音楽を聴きなおすことも大事だけど、いま自分たちが生きているなかで、日々たくさんのフレッシュな音楽が生まれていることは事実。 (松浦)

10月12日にジャイルス・ピーターソンの来日公演があります。松浦俊夫さんとともに青山さんたちも出演されます。自分たちの世代と松浦さんの世代を橋渡ししたいというような考えが青山さんにはあったんでしょうか?

Midori Aoyama(以下、青山):そうですね。松浦さんがジャイルスのパーティをオーガナイズすることを知ったので手をあげました。自分もジャイルスが紹介している音楽をかけているDJのひとりだし、ラジオもずっと聴いていますし。TSUBAKI FM というラジオをはじめて、いままでハウス・ミュージックをやっていたところから、少しずつ広がっていくのをこの2年間で肌で感じたんです。こういうタイミングがきて、自分のなかで「いまかな」と思って。もし縁があればおもしろいことができるんじゃないかなと思いました。

松浦俊夫(以下、松浦):もちろん青山さんのお名前は知っていましたけど、実は今回の件で初めてお会いしてお話したんですよね。

青山:以前何度かご挨拶だけはさせてもらったんですが、そのときは自分の音楽について話すということもなかったですし、松浦さんと深く時間をとって話すことはなかったので。この対談はお互いの考え方とか意見を交換する貴重な機会だと思っています。

松浦:日本ではジャンルとか世代が、いままでバラバラだったところがあって。シーンが細分化されて、それぞれがそれぞれの細かいところにいて、全体として勢いを失った印象です。UKのシーンのおかげかわかりませんが、またジャンルが関係ないところで音楽がひとつのところに寄ってきているのをここ何年か感じています。ジャンルとともに世代もつながっていることをヨーロッパには感じていたんですけど、日本では自分たちは自分たちみたいな感じなので、どうそこを突破していこうかなということを数年悩んでいたんです。青山さんみたいにある意味でアンビシャスがある人たちが日本にはちょっと少ないかなと。今回の企画はそれぞれの叶えたいこととともにシーンのことを考えてもっとジャンルと世代を関係なくつなげていこうというところでひとつになっているなと思います。今回一緒にやるという意義をそこにすごく感じています。

それぞれが叶えたいこととは?

松浦:世代を超えたいというところ。50歳を超えてクラブに来る人も当然いるけど、90年代にクラブだったり、音楽にどっぷりつかった生活をしていた人たちって、社会に出たり、家庭ができたりで、いまの音楽を追わなくなった人がすごく多い。懐かしいものに帰ろうとしている傾向がある。学生時代に聴いていた90年代の音楽を聴きなおすことも大事だけど、いま自分たちが生きているなかで、日々たくさんのフレッシュな音楽が生まれていることは事実。それを味わってもらうために自分はDJとして選曲家として、クラブやその他のメディアで活動をしているつもりです。
 さらに若い人たちにジョインしてもらうためにはある程度降りていかなきゃいけないなと思っている。自分はどんどん濃くしていきたいんだけど、これを薄めて若い人たちにつなげていくというのは、自分的には違うから、若い人も巻き込んでいくやり方がいいんじゃないかなって思います。それがうまくできているのがUKのシーン。そのスペシャリストがジャイルスなのかなという気がする。イギリスだけじゃなくて、ヨーロッパでも、自分が手掛けてない音楽も含めてひとつにまとめてくれる、それが彼の感覚のすごさですよね。これをなんで日本ではできないのかという葛藤があっただけに、今回こういう機会を作ってもらえたので彼の手を借りて、みなひとつにするチャンスだと思っています。

降りていくというのは、キャッチーな曲をかけるとか?

松浦:そういうことですね。これは音楽だけではないと思うけど、ちょっと難しくなると暗いとか。それは昔から変わらないですよね。かといってマイナーなことが格好いいかというとそうでもないと思う。誰も聴いたことがないプライヴェート・プレスで、アルバムで3000ドルくらいしますみたいなものでも、聴いてみると別にそんなすごいアルバムじゃない。そうではなくて、聴いたときに誰の何かわからないけど、これっていいよねということをシェアできるようにしなきゃいけない。ここ数年でイギリスのシーンが動き出したことでライヴ・ミュージックとしてミュージシャンが作る音楽とクラブで完結していたダンス・ミュージックが、やっと30年くらいかかってひとつになった。それは人力テクノとかではなくて、これこそオルタナティヴな音楽が生まれる瞬間なのかな。これは日本にも当然余波として来るべきですね。90年代のレアグルーヴだったり、アシッド・ジャズの流れで東京からいろんなユニットやバンドが出てきたように、東京からももっと出てくるタイミングじゃないかなと思っています。

パーティやDJを10年間くらい続けてきて同世代には広げ切ったという感じがあった。次何をするかとなったら、若い人と何かやるか、上の世代とやるしかない。松浦さんやジャイルスのお客さんにも自分たちのやっていること、自分の実力を証明したい。 (青山)

青山さんの野心は?

青山:僕と松浦さんって音楽的にリンクしてないって周りの人は思っている。これが伝わっていないことが自分のなかのジレンマです。松浦さんはジャズ、僕はハウスというイメージで完全に分かれている感じ。でも松浦さんがラジオで、僕が Eureka! でブッキングする外国人DJをプッシュしてくれていたことは知っていたし、ありがたいなと思っていました。
 パーティやDJを10年間くらい続けてきて同世代には広げ切った、自分のなかではつながれるところはほとんどつながった、やりたいクラブでも全部やったし、呼びたい海外DJも呼んだし、自分のやりたいパーティもやって、なんか終わったなという感じが正直あった。次何をするかとなったら、若い人と何かやるか、上の世代の人と何かやるしかない。世代、環境、性別、国とかを超えて何かもっと強く発信していかなきゃいけないなと思っていたんです。そのなかで自分がいまいちばんおもしろいなと思っているシーンはUKのジャズ・シーンだったり、UKのハウスだったりするんですね。だからこそ松浦さんとやるということはひとつのカギだったし、松浦さんやジャイルスのお客さんにも自分たちのやっていること、自分の実力を証明したいなと思っている。全然ダメじゃんと言われたらそこまでですけど(笑)。
 一回背伸びしてチャレンジするいいタイミングかなって思っています。いまの自分たちに何ができるのか。どういうものを知ってもらえるのかというのをこっちから表現して、松浦さんやジャイルスの世代のひとたちが、もっとこうしたほうがいいとか、こういうのが足りないと思ってくれるのならそれを取り入れて改善したい。最終的にはもともと自分が持っているハウスとかテクノのコミュニティにも刺さったらいいですね。そもそもジャイルスのイヴェントに自分たちが出てくるということ自体雰囲気的にハテナな人もいると思う。とくに今回のラインナップで言うと、Masaki (Tamura) 君とかは納得いくけど、Souta Raw はディスコだし、ジャイルスとどこがリンクするの? みたいな話になる。でもやっている本人たちはそんなことないんです。ジャイルスがかけているディスコとかファンクとか、彼が紹介しているハウスとかにすごくインスパイアされている。そこはもう少し目に見えるかたちで、身体で感じられるレヴェルで表現したいと思った。それが今回いちばんやりたいこと。

松浦:自分は意識していないけど、寄り付かせない何かをまとっている部分があると思うんです。だから、実際に大きな音で聴いてもらって、みんなが思っているジャズだけというイメージとは違うということをわかってもらえるといいですね。聴いたことない人たちにも、今回青山さんがお手伝いしてくださることによって集まってくれた人たちにも届けることができたらお互いに新しいお客さんを巻き込むことになる。これがうまくいけばその次もあるんじゃないかなって思う。

いまのUKでいちばんおもしろい音を聴けるチャンスですよね。UKのジャズのおもしろさは雑食性、ジャズの定義の緩さというか、新しいビートを取り入れることなわけですから、今回のパーティはまさにその雑食性を表現しているように思います。

松浦:そうだと思いますね。たぶんジャズをやろうとしてはいないんじゃないかな。ジャズというフォーマットのなかで勝負するのであればアメリカに行ってアメリカのなかでジャズをやると思う。新しいものを生み出すということのなかで、あえてジャズにしようとしていないのはたぶん意図的にやっているんじゃないかな。

アシッド・ジャズのときも、あれはジャズではないですよね。

松浦:また30年くらいたったときにやっていることは違うけど、ムードが近い雰囲気になってきているなと思いますね。ちょっと遅れて日本に届いてくる感じもあのときの感じに近い。やっとここで動くんじゃないかなという期待が今回のイヴェントにある。いちばん若い子だと Leo (Gabriel) 君ですね。

青山:あとは Mayu Amano ちゃんという一緒に TSUBAKI FM を運営してくれている彼女も20代前半ですし。

松浦:プレイする方も混ぜたいけど、お客さんにも混ざってほしいな。90年代に yellow というクラブがあて、21時オープンで5時まで Jazzin’(ジャジン)というレギュラーをやっていたんですけど、21時から0時くらいまでではサラリーマンとかOLの人たちでひと盛り上がりして、2時くらいから六本木の水商売の人がやってきてまた盛り上がるという二段階。それが交わる瞬間が0時から2時くらい。そのとき交じり合っている世代は50代から20まで。そういう景色を見るとやっぱり音楽ってすごいんだなって思いますよね。ジャンルとか、年齢みたいなものがぐちゃぐちゃになっていてみんな楽しそうにしている景色を見るのは最高の瞬間ですよ。

青山:yellow のときの状況はすごかったと思うんです。僕が20とかのときに最後の yellow に行っていたから僕のクラブの初期衝動はあの場所が大きい。自分でこういうパーティをつくりたいというイメージはけっきょく遊んだときのもの。年齢の垣根を越えている感じとか、熱量、あれが自分基準値になっている。

他のジャンルでも世代は固まっている気がしますね。

青山:だからこそ熱量のある空間をできる限りつくっていくというのが20代以上の世代の人たちがクラブとか音楽シーンに求められていることだと思うんです。そうやって下の世代に引き継いでいくことはすごく大事だと思う。
 松浦さんはご自分で発信している音楽とか、U.F.O.で昔やっていた曲とかが、いまの世代にまた伝わりはじめているなと感じることはありますか?

松浦:そうですね。なぜそうなったのかはわからないですけど。時代の周期みたいなものがあるのかな。その周期を見ながら、現在も新しいものをつくろうという気持ちは変えずにいきたいな。あと、自分で自分がやりたいことをできるような場を作るにはどうすればいいかということはつねに考えている。

[[SplitPage]]

ジャンルとか、年齢みたいなものがぐちゃぐちゃになっていてみんな楽しそうにしている景色を見るのは最高の瞬間ですよ。 (松浦)

すごいなと思った最近のUKのジャズは?

青山:でもけっきょくヴェテランがいいなと思っちゃいますね。最近はカイディ・テイタムが好き。

松浦:アルバム単位というよりかは、自分の場合は曲単位で選んでいます。アシュリー・ヘンリーのアルバムとか、〈Sony〉が久々にああいうUKのアーティストを出してきたのはすごくおもしろい。ソランジュの曲をピアノでカヴァーしたり。ネリーヤ(Nérija)もそうだし。あとはポーランドのアーティストもすごくおもしろくなってきている。ジャズのなかでのせめぎあいではなくて、オルタナティヴ・ジャズのシーンみたいなものがあるとしたら、そのなかで勝負している感じが非常におもしろい。その方向性は人によってはアフロに寄ったり、カリビアンによったりする。ただストレートにどこかのジャンルに一直線に走っているわけではなくて、いろんな要素を加えながらそのアーティスト独自の表現を探そうとしているところがきっとおもしろいんだろうな。

イギリスにはジャイルスみたいな人が何人かいますよね。〈Honest Jon's〉みたいなレコード店だってそう。若い世代でいうと、ベンジー・Bがジャイルスの後継者になっている。イギリスにはこれがいい音楽だって言える目利きの文化みたいなものがありますよね。あとはブラック・ライヴズ・マターとか、人種暴動があったり、ヘイトクライムがあったりそういう世の中で、UKジャズが体現しているのは人種やジェンダーを超えたひとつのコミュニティ。それはいまの時代に説得力がある。

松浦:テロが起きたことと、コスモポリタンになったということがイギリスが強くひとつになれる理由なのかな。

やっぱり日本って借り物の印象がすごく強いと思います。どうしても外タレ崇拝みたいなところがある。ファッションもDJも全部そう。そこをまず変えていかなきゃいけないのかなという使命感があります。 (青山)

イギリスから音楽の文化が弱くなったように見えたためしがない。つねにみんな音楽が好きだし、いい曲が出れば「これいいよね」という会話が普通に成り立つような国だから。

松浦:アンダーグラウンドの場所が世の中にあるというのがすごいですよね。自分がいくつになっても自分の楽しみを続けていこうという姿勢は強いかな。

青山:イギリスって自国から生まれたものをすごく大事にする印象がある。やっぱり日本って借り物の印象がすごく強いと思います。どうしても外タレ崇拝みたいなところがある。ファッションもDJも全部そう。海外のカルチャーを受け入れてどう日本で消化させていくかということがこの20年~30年続いているなと思う。そこをまず変えていかなきゃいけないのかなという使命感があります。

松浦:そうですね。Worldwide FM をやっていて、日本の番組だから日本発の新しい音楽をできるだけ紹介したいし、ゲストも若い日本人の人を紹介したいんだけど、なかなか難しい。

青山:それは僕も正直ある。他のネットラジオなどを聴いていても、こんなに毎週毎月UKから新しいミュージシャンやアルバム、コンピレーションがガンガン出ているのに、日本からは1枚も出ない。もちろんアーティストのレヴェルの問題もありますけど、仕組み自体を変えないとダメだなと思う。UKが仕組みとしておもしろいのはジャイルスみたいな良い曲を判断してくれるキュレーターがいて、そういう音楽を発信するプラットフォームがあって、そこで曲を発信したいと思って作曲するアーティストが増えるという形で循環しているところ。ジャイルスだけじゃダメだし。アーティストがいるだけでもダメだし、ラジオがあるだけでもダメ。全部がはじめてひとつの輪になってグルーヴが生まれて、それがシーンになっていくと思うんですけど、日本にはそれがない。あるかもしれないけど、局地的だったたり、つながってない。そこをまずひとつにしていくという作業が次の10年で大事なのかなと思う。それを僕は TSUBAKI FM で体現したい。海外のラジオを日本でやろうとかということではなくて、日本オリジナルのブランドを作らないとどうにもならないなって。  さらにもうひとつはアーティストもレーベルも、ディストリビューションも日本になるといいですね。日本でプロモーションを世界に向けて発信して、世界で評価されるというところまでもっていきたい。それが次の日本の音楽シーンが目指す目標だと思う。それを目指すためのひとつのピースとして TSUBAKI FM だったり、もっとみんな真剣に考えて取り組まなきゃいけないなと思います。

松浦:それこそ90年代に『Multidirection』っていうのを2枚作りましたけど、そのくらい集めたくなるほど新しい音楽を生み出せる環境、インターナショナルで聴かせたいというものがもっと出てきてほしいな。もうちょっとグルーヴのある音楽で出てきてくれるといいな。でも巻き込んでいくしかないのかな。こういう音楽をつくっても出ていけるというふうに感じないとダメなのかな。

青山:そこはDJや僕らの仕事かもしれないですね。ここの曲のこういうところにグルーヴがあればかけられるんだよとか、使えるんだよなということを、アーティストに要求していく。日本にはレールもないし、アーティストに対して要求する人が全然いない。アーティストがこれが良いと思ったものをそのまま出しちゃっているから、そのアーティストの仲間は受け入れてくれるかもしれないけど、周りの人に伝わるかといったら伝わらないこともある。そこは第三者がディレクションをしてあげることでもっと深みがでると思う。なので、アーティストに対してDJとかプロモーターとかレーベルをやっている人が近づいて要求していくという作業も必要ですね。

松浦:流れができれば国内からも必然的に出しましょうという話になると思う。

青山:そういうことをやりたいという目標があるけど、それをちょっとずつ広げていくために今回のイヴェントはすごくいい機会です。松浦さんとお仕事ができただけで価値あることだと思う。

松浦:まだまだはじまったばかりだからね。僕にとっての大先輩、トランスミッション・バリケードというラジオをやられていたふたりと一緒にDJをやったとき、自分はここにいていいのかなくらいの緊張感があった。でも終わってから選曲がよかったと言ってもらえたので嬉しかったですね。この年でもまだ緊張感が生まれる先輩がいてよかったなと思う。逆にそういう関係性が世代を超えてできたらいいですね。年齢的に一回り以上年上の方でも新しい音楽を中心にプレイしようという意思が感じられたので、自分ももっとがんばらなきゃなと思いました。

(聞き手:野田努+小林拓音)

Gilles Peterson at Contact
2019年10月12日(土)

Studio X:
GILLES PETERSON (Brownswood Recordings | Worldwide FM | UK)
TOSHIO MATSUURA (TOSHIO MATSUURA GROUP | HEX)
GONNO x MASUMURA -LIVE-

Contact:
DJ KAWASAKI
SHACHO (SOIL&”PIMP”SESSIONS)
MASAKI TAMURA
SOUTA RAW
MIDORI AOYAMA

Foyer:
MIDO (Menace)
GOMEZ (Face to Face)
DJ EMERALD
LEO GABRIEL
MAYU AMANO

OPEN: 10PM
¥1000 Under 23
¥2500 Before 11PM / Early Bird
(LIMITED 100 e+ / Resident Advisor / clubbeia / iflyer)
¥2800 GH S Member I ¥3000 Advance
¥3300 With Flyer I ¥3800 Door

https://www.contacttokyo.com/schedule/gilles-peterson-at-contact/

Contact
東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル4号館B2
Tel: 03-6427-8107
https://www.contacttokyo.com
You must be 20 and over with photo ID

John Corbett - ele-king

 インプロって何? フリーって、自由? なんとなくはわかるけど、でもやっぱりよくわからない……そんなアナタに朗報だ。シカゴの音楽批評家にしてミュージシャン、ジョン・コルベットによる画期的な入門書が翻訳された。タイトルは『フリー・インプロヴィゼーション聴取の手引き』。直球である。
 また、今回の邦訳刊行を記念し、10月26日に国分寺M'sにてトーク・イベントが開催される。出演は、訳者の工藤遥、ele-kingでもおなじみの細田成嗣、そして若手批評家の仲山ひふみ。これはなかなか興味深い議論を聞くことができそうだ。お時間ある方はぜひ!

『フリー・インプロヴィゼーション聴取の手引き』
ジョン・コルベット著 工藤遥訳

●内容紹介

「前提とされている自分の役割は何なのか。そして自分がそれをしなかったらどうなるのか。」一部の先鋭的なミュージシャンにより、あらゆる前提がひっくり返された音楽=フリー・インプロヴィゼーション。好奇心溢れる全ての音楽ファンに捧げる画期的入門書、ついに邦訳!
【附録】即興音楽のさらなる探索のための書籍・録音作品リストを掲載(選書・選盤=細田成嗣)

●著者略歴

著者:ジョン・コルベット(John Corbett)
1963年生まれ。シカゴを拠点に活動する音楽批評家、ミュージシャン、プロデューサー、キュレーター。レーベル兼ギャラリー〈Corbett vs. Dempsey〉主宰。著書に、Extended Play: Sounding Off from John Cage to Dr. Funkenstein(1994年)、Microgroove: Forays into Other Music(2015年)、A Listener’s Guide to Free Improvisation(2016年)、Vinyl Freak: Love Letters to a Dying Medium(2017年)、Pick Up the Pieces: Excursions in Seventies Music(2019年)。

訳者:工藤 遥(くどう・はるか)
1986年生まれ。東京藝術大学大学院音楽研究科修士課程修了(音楽文化学)。研究領域はフリージャズ文化史、音盤蒐集学。

●推薦コメント

「くすっと笑えるユーモアと、音楽好きなら心当たりのあるちょっとした出来事を引用しながら、あなたを未知の世界に導いてくれる最高の即興音楽入門書にして、音楽と即興をめぐる好奇心と思考のガイドブック。即興音楽の根底にある様々な発想や思想が、この先の社会に大きな意味をもつと思っている私にとって、本書はヒントの宝庫でもあります。」
(大友良英/音楽家)

「ありそうでなかった、そして、こんな本が欲しかった、ユーモアとウィットとエスプリに富んだ即興音楽入門。コルベットの愛と悪戯心に満ち満ちた筆の運びは、さながらそれ自体が論述のインプロヴィゼーションのようだ。初心者のみならず、うるさ方の皆々様も必読!」
(佐々木敦/批評家)

「フリー・インプロヴィゼーションって何だろう。どう楽しんだらいいんだろう。こう思っている人には、本書は最高の手引書だ。即興音楽聴取をバード・ウォッチングになぞらえる本書は、私たちが通常「音楽」と考えている領域の外側に広大な音の世界が広がっていることをその聴き方とともに教えてくれる。本書が紹介する定番ツアーから始めるのもよし、いきなり未開の荒野に進むのもよし。即興音楽をあらゆる人に解放する画期的ガイドブック!」
(毛利嘉孝/社会学者)

●商品データ

出版社: カンパニー社
判型:小B6判(17.4 x 11.2 x 1.3 cm)
頁数:168ページ
定価:本体1600円+税
発売日:2019年9月27日
ISBN978-4910065007
https://p-minor.com/?pid=145692178


●刊行記念イベント

即興音楽の入門と応用──ジョン・コルベット『フリー・インプロヴィゼーション聴取の手引き』刊行記念

米国の音楽批評家/ミュージシャンであるジョン・コルベットによる即興音楽の画期的入門書『フリー・インプロヴィゼーション聴取の手引き』(工藤遥訳、カンパニー社)の邦訳版刊行を記念し、訳者でありカンパニー社代表でもある工藤遥さん、および批評誌『アーギュメンツ♯3』の共同編集人であり即興音楽とも関わりの深い哲学者レイ・ブラシエの訳書を準備している仲山ひふみさんとともに、即興音楽の入門と応用をめぐるトーク・イベントを開催します。前半は「入門編」として『フリー・インプロヴィゼーション聴取の手引き』のエッセンスを抽出し、訳者の裏話やコルベットが紹介している音源などを交えつつ、ときに聴かれることなく敬遠/称揚されてしまう即興音楽の「聴き方」を、聴くことの入門にまつわる様々な言説を踏まえながら紹介/検討します。後半では「応用編」として主に現代の即興音楽とその周辺の事例をピックアップしつつ、コルベットの「聴き方」はどこまで応用できるのか/他にも「聴き方」はないだろうか/そもそも聴取が中心であるべきなのか/音響以降の即興音楽をどのように考えられるのか/絶滅と共生の非人間中心主義的な哲学はどのように現代の即興音楽と関わるのか……といった議論へと向かいます。(細田成嗣)

出演:細田成嗣(ライター/音楽批評)、工藤遥(カンパニー社)、仲山ひふみ(批評家)
日時:10/26(土)19:30~
料金:チャージ1300円、別途1オーダー(学割:チャージ800円、別途1オーダー)
会場:ART×JAZZ「M’s」(エムズ)
   東京都国分寺市本町2-7-5赤星ビルB1F
   TEL:042-325-7767
   https://www.ms-artjazz.com/
フライヤーデザイン:内田涼

Alva Noto & Ryuichi Sakamoto - ele-king

 これまで幾度も共作・共演を重ね、昨年もライヴ盤『Glass』を発表しているアルヴァ・ノト(カールステン・ニコライ)と坂本龍一が、新たにライヴ・アルバムをリリースする。今回は2018年にシドニー・オペラハウスで録音されたもので、当日の即興や、イニャリトゥ『The Revenant』のテーマなど、これまでのふたりのコラボ曲によって構成されている。発売は11月15日。

[11月15日追記]
 上記ライヴ・アルバムの日本盤の発売が決定しました。発売は11月29日、リリース元は〈インパートメント〉です。詳細は下記をご確認ください。

日本盤情報

発売日:2019年11月29日(金)
品番:AMIP-0200
アーティスト:Alva Noto & Ryuichi Sakamoto
タイトル:‘TWO’ - live at Sydney Opera House
レーベル:NOTON
フォーマット:国内流通盤CD
本体価格:¥3,200+税

https://www.inpartmaint.com/site/28519/

 以下は当初の情報です。

Alva Noto & Ryuichi Sakamoto
TWO: Live at Sydney Opera House
NOTON
12" Vinyl Album / CD Album
Available 15 November 2019

Tracklist:

01. Inosc
02. Propho
03. Trioon II (Live)
04. Scape I
05. Berlin (Live)
06. Scape II
07. Morning (Live)
08. Iano (Live)
09. Emspac
10. Kizuna (Live)
11. Gitrac
12. Monomom
13. Panois
14. Naono (Live)
15. The Revenant Theme (Live)

https://noton.greedbag.com/buy/two-120/

Abro - ele-king

 イスラエルのジャズ・シーンから新たな注目作の登場だ。昨年〈Stones Throw〉からアルバムをリリースしたバターリング・トリオのリジョイサーが「最も尊敬を受けるベーシスト」と太鼓判を押すギラッド・アブロ、その初のソロ・アルバムが11月13日に発売。リジョイサーのみならず、〈Blue Note〉からの作品でも知られるアヴィシャイ・コーエンやニタイ・ハーシュコヴィッツも参加しており、かの地のジャズの盛り上がりを伝えてくれる内容に仕上がっているようだ。

ABRO
LEAF BOY

イスラエルのジャズ・シーンを代表するベーシストとして、大きな信頼を集めるギラッド・アブロによるソロ・デビュー・アルバム!!
ニタイ・ハーシュコヴィッツやアミール・ブレスラー、バターリング・トリオのリジョイサーやケレン・ダンもサポートした、素晴らしい技術と才能が溢れた傑作!!

Official HP: https://www.ringstokyo.com/abro

バターリング・トリオのリジョイサーが「イスラエルのジャズ・シーンで最も尊敬を受けるベーシストだ」と紹介して、ギラッド・アブロを聴かせてくれた。一聴してすぐに惹き付けられた。その音楽がようやくフル・アルバムで届けられた。
ニタイ・ハーシュコヴィッツやアミール・ブレスラーもサポートした本作は、リジョイサーとイスラエルの新世代ジャズ・ミュージシャンのコレクティヴ、Time Grove からの最新の、そして飛びきりの一枚! (原 雅明 rings プロデューサー)

アーティスト : ABRO (アブロ)
タイ トル : LEAF BOY (リーフ・ボーイ)
発売日 : 2019/11/13
価格 : 2,450円+税
レーベル/品番 : rings (RINC60)
フォーマット : CD (輸入盤CDは、ございません。)
バーコード : 4988044050648

Tracklist :
01. Leaf Boy
02. Meantime Springtime
03. Honey Bee feat. KerenDun
04. Much Love To Give feat. Sefi Zisling
05. Angels feat. Karolina
06. I Won't Live Alone
07. Did Our Best
08. Always Here feat. Echo
09. Parenthood Galore feat. Rejoicer
10. Spam Day
11. Guessing Game
& Bonus Track 追加予定

Carpainter - ele-king

 は、早い。今年2月にEP「Declare Vicrory」をリリースしたばかりだというのに、もう新作である。きたる11月13日、日本のみならず世界じゅうから高い評価を得ている〈TREKKIE TRAX〉から、Carpainter の3枚目のアルバムが発売される。タイトルは『Future Legacy』。彼特有のアップリフティングな感覚、デトロイト由来の豊かでメロディアスなシンセ遣いはそのままに、ストイックにミニマルを追求。先行シングルの“O.V.E.R”では初めて女性ヴォーカルをフィーチャーするなど、新たな試みも。要チェックですぞ。

Carpainter - Future Legacy

Carpainter の 3rd アルバム『Future Legacy』が2019年11月13日に〈TREKKIE TRAX〉よりリリース決定。
Carpainter 初の女性ヴォーカル「Utae」を迎えたリード・トラック「Carpainter - O.V.E.R feat. Utae」を始め、2019年2月にリリースした「Daclare Victory」で提示したジャパニーズ・テクノへの回帰と、テクノ・ブレイクス・レイヴといった様々なダンス・ミュージックを Carpainter が再構築し、独自の世界観に落とし込んだ「ジャパニーズテクノ・リヴァイヴァル」とも言えるアルバム!

Cover Desigin : Tomoki Yonezawa
Director : Tomoki Yonezawa
Publish: TREKKIE TRAX
TRC-009
2019/11/13
2000yen

Track list:
01. Re Genesis
02. Mission Accepted
03. Chaos Or Order
04. Rush
05. Salvo Fire
06. Code My Mind
07. Tiger & Dragon
08. Sylenth Warrior
09. Onslaught
10. Declare Victory
11. Eve (Interlude)
12. Re Incarnation
13. Fountain Corridor
14. O.V.E.R feat. Utae

official store / Amazon / Tower / HMV / iTunes / bandcamp

Lapalux - ele-king

 ティーブスに続いて、またまた〈Brainfeeder〉から嬉しいお知らせです。ロンドンのラパラックスもニュー・アルバムをリリースします。現在、アルバムから“Earth”が先行公開されていますが、なんだかとってもせつないトラックですね。でもしっかり〈Brainfeeder〉っぽさもあるからたまりません。いやー、こちらも楽しみっす。発売は11月8日とのことで、この日の星の動きにも注目です。

LAPALUX

フライング・ロータス直系のビートメイカーが、レイヴ、ブレイクビーツ、アシッド、アンビエント……といった欧州の今の要素が詰め込まれた最新作『Amnioverse』を11月8日にリリースすることが決定!
先行配信曲として“Earth”を解禁!

フライング・ロータス直系のビートメイカーとして登場し、〈Brainfeeder〉を代表するプロデューサーとして活躍するラパラックスことスチュアート・ハワードが4作目となるオリジナル・アルバム『Amnioverse』を11月8日にリリースすることが決定! 先行配信曲として“Earth”を解禁!

Lapalux - Earth
https://youtu.be/ze6t3W8Vf-c

解禁曲“Earth”では今作に影響を与えたというジェームス・タレルを彷彿とさせる霧がかった光の中に向かっていく人の姿を映し出したアルバムアートワークのイメージにも合致した、美しいブレイクビーツ・サウンドが展開されている。

2017年にリリースされた『Ruinism』が音による破壊と脱構築だとしたら、今作『Amnioverse』は全く違うアプローチをとっている。美しい音の粒子はそのままではあるが、それぞれのトラックは友人や恋人、昔のパートナー達の言葉の断片を切り取ったものを元に作り上げられており、非常に人間的な部分に迫った作品となっている。また、彼はアイスランドのヴォーカリストであるJFDRを“ThinAir”と“The Lux Quadrant”の2曲で迎え入れ、もうひとりのヴォーカリスト Lilla を“Limb To Limb”、“Voltaic Acid”、“Momentine”の3曲で起用している。

俺が本当に注力したのは作品全体の流れだった。それぞれのトラックを順番に仕上げていって、曲同士がうまく合って俺の伝えたいストーリーが伝えられるようにでき上がるまで曲作りをし続けていたんだ。 ──Stuart Howard (Lapalux)

そして、今作の最初のインスピレーションは、ジェームズ・タレルのテキサスで行われたインスタレーションの写真だったという。

今回の作品の制作をしている間、ジェームズ・タレルの作品を毎日観ていた。人々が紫色っぽい光に包まれた待合室のようなところで長方形の穴を通して真っ暗な夜空を見上げているんだ。その光景はすごいディープで俺にとって大きな意味を持っている。全ての人はその待合室にいて、どこかに行くのを待っているような感じがするんだ。それが俺がこのレコードで表現したかったことだ。 ──Stuart Howard (Lapalux)

ジェームズ・タレルの影響はアルバムのアートワークにも及んでおり、光と影、そして遠近法を駆使した画期的な手法に対するオマージュとなっている。デザインの構想と写真を、ペギー・グウなどの撮影を手がけた Dan Medhurst が担当し、イラストレーターとして知られる Owen Gildersleeve がラパラックスのヴィジョンを具現化した。

Pitchfork、Mixmag、FADER、FACT、Dazed、SPIN、The Wire といった海外メディアからの支持を受けるラパラックスの最新アルバム『Amnioverse』の国内流通仕様盤CDには、特典としてステッカーが付属される予定。また、現在 iTunes でアルバムを予約すると、公開中の“Earth”がいち早くダウンロードできる。

label: Brainfeeder
artist: LAPALUX
title: AMNIOVERSE
release date: 2019.11.08 FRI ON SALE

Tracklisting
01. Oblivion
02. Voltaic Acid
03. Momentine
04. Earth
05. Hellix
06. Thin Air
07. Limb To Limb
08. The Lux Quadrant
09. Amnioverse
10. Esc

Teebs - ele-king

 昨年10周年を迎え、好調なリリースの続く〈Brainfeeder〉から新たな情報が届けられた。ティーブスのニュー・アルバムである。独特の音響とノスタルジアでLAビート・シーンのなかでもひときわ異彩を放つムテンデレ・マンドワ、プレフューズ73とのコラボでも知られる彼の新作は、10月25日に世界同時発売。現在、パンダ・ベアの参加した“Studie”と“Mirror Memory”の2曲が公開中。ティーブス特有のドリーミーな感覚は失われていないようで、ただただ楽しみ!

[10月17日追記]
 いよいよ来週発売となるアルバム『Anicca』より、新たに“Black Dove (feat. Sudan Archives)”が公開された。いま〈Stones Throw〉がプッシュしているスーダン・アーカイヴスを迎えた、美しい1曲に仕上がっている。

 また、新作『Anicca』のタイトルについて、ティーブス本人から下記のようなコメントも到着している。

過去数年間に道を示してくれた、「わびさび」という日本語の非永続性には一種の哲学があり、それはアニッカ(無常)という言葉に由来しているように感じた。今回のアルバムとそのタイトルは、両方とも永続的なものは何もないことを自分自身に対して思い起こさせるものだ。 ──Teebs

 ティーブスのニュー・アルバム『Anicca』は10月25日リリース。

Teebs

フライング・ロータス率いる〈Brainfeeder〉を支えるマルチアーティスト、ティーブスが最新作『Anicca』を10月25日にリリース決定!
アニマル・コレクティヴのパンダ・ベア参加曲“Studie (feat. Panda Bear)”と“Mirror Memory”の2曲を先行解禁!

LAを拠点に、エレクトロニックやビート・シーンで注目を集めるプロデューサー/ビートメーカー、そしてアート・クリエイターでもあるティーブス。元ルームメイトでもあったフライング・ロータス主宰のレーベル〈Brainfeeder〉より、これまで『Ardour』(2010)、『Estara』(2014)の2作のアルバムをリリース。また、プレフューズ73とのコラボやLAビート・シーンを代表するイベント「Low End Theory」の出演でも世界的な注目を集めてきた。アート・クリエイターとしても活躍しており、ここ日本でも個展やライヴ・ペイントのイベントを開催するほどの実績を持つ。ストリート・カルチャー、そしてアート・シーンで絶大な人気を誇るマルチな才能の持ち主が、5年ぶりとなる最新作『Anicca』を10月25日にリリースすることが決定。合わせて先行曲“Studie (feat. Panda Bear)”と“Mirror Memory”の2曲を公開。

'Studie (feat. Panda Bear)’
https://youtu.be/B6ZhgzDXy_0

'Mirror Memory’
https://youtu.be/RzS5_tNOAPU

今作の​参加メンバーは、アニマル・コレクティヴの中心メンバーであるパンダ・ベア、名門〈Stones Throw〉で活躍をしているスーダンアーカイブスと MNDSGN、LAシーンの重要人物であるミゲル・アトウッド・ファーガソン、そしてケンドリック・ラマーとのコラボでも知られるアンナ・ワイズなどが名を連ね、彼自身の持ち味が発揮された色鮮やかなプロダクションとなった。

「今は音楽が違うところから舞い降りてくるような感じがする。作品のインスピレーションが変わって、選択肢も変わった。使ってたツールや楽器を探求したし、コラボレーションに対しても前よりもオープンになった」。5年間の変化を彼はこう振り返る。そして、最新作は様々なゲストの要素が彼のプロダクションにブレンドされており、ティーブス自身はゲスト達に対して賞賛を送っている。解禁されたリード・シングル“Studie”に参加しているパンダ・ベアについて「彼のしようとする全てが純金か上質なワインみたいだった」 と言及しており、“Black Dove”で共演しているスーダン・アーカイヴスに対しても「彼女は本当に怖いくらいの天才だ。世界はもっと彼女に耳を傾けるべきだね」と語っている。

ほとんどの楽曲が、サンプラーの SP404、 シンセサイザーの Mellotron M4000D、セプレワ(ハープに似たガーナの楽器)、そしてギターとパソコンを使用し、彼の自宅で制作された。「レコードに耳を傾けてよーく聞いてみると、俺の娘が妻に話しているところとか、妻がパソコンでタイピングしている時の音が入っているんだ」と彼は笑う。

そして、タイトルの『Anicca』は仏教でいうところの「無常」を意味する言葉だ。「全てのことは永遠には続かないという自分に向けたリマインダーでもあるんだよ」とティーブスは語った。

また、アートワークは今作でも前作と同様、彼自身の手によるものだ。母親と妻に関するドローイングをすることからスタートし、それがエナメルのブローチとなり、彼の友人のアーティスト、ミーガン・ギアによってステンドグラスのレプリカとなった。その後、それが写真に収められ、デジタル処理を行うことによって今回のアートワークは完成した。

この作品は色とその反射によって絶え間無く変化するものになった。いつも違って見える、だけど同じでもある……とてもナチュラルな作品になったよ。それは人生のように感じられるし、半抽象画のようでもあるし、アルバムのタイトル(Anicca、無常を意味する)のようでもあるんだ。 ──Teebs

待望の最新作『Anicca』 は、10月25日(金)に世界同時リリース。iTunes Store で今アルバムを予約すると、公開中の“Studie (feat. Panda Bear)”と“Mirror Memory”がいち早くダウンロードできる。

label: BRAINFEEDER / BEAT RECORDS
artist: Teebs
title: Anicca
release date: 2019/10/25 FRI ON SALE

TRACK LIST
01. Atoms Song (feat. Thomas Stankiewicz)
02. Black Dove (feat. Sudan Archives)
03. Shells
04. Threads (feat. Anna Wise)
05. Studie (feat. Panda Bear)
06. Mirror Memory
07. Prayers i
08. Prayers ii
09. Universe (feat. Daydream Masi)
10. Marcel
11. Mmntm (feat. Ringgo Ancheta and Former Boy)
12. Daughter Callin' (feat. Pink Siifu)
13. Slumber
14. Muted (feat. Thomas Stankiewicz)
15. Atoms Song (feat. Thomas Stankiewicz) [Video Capsule] *Digital Only Bonus Track

KASSAV’ - ele-king

[10月21日編集部追記]
 本日のカッサヴの来日公演は残念ながら中止となりました。詳しくはこちらhttps://www.facebook.com/saisonrouge/)をご確認ください。

------------------------

SAISON ROUGE presents KASSAV’来日公演
2019年10月21日(月)渋谷ストリームホール
https://saison-rouge.com

 KASSAV’(カッサヴ)がこの秋来日する。1979年にパリで結成されたカリブ海に位置するフランスの海外県マルチニーク、グアドループ出身のバンドで、80年代後半からカリブ海の島々、アフリカ、南米、ヨーロッパで人気を得て、世界のトップ・ミュージシャンとして活動し続けてきた。地元マルチニーク、グアドループのラジオではカッサヴがかからない日はないし、パリ公演では32000人規模の会場を満杯にし、アフリカの村では手作り楽器で一人カッサヴ・コピーを演奏する若者がいる。カッサヴの音楽は世界中に浸透し、ある人たちにとっては生活の一部になり、もはやこの地球になくてはならない存在と言っても過言ではない。

 ズークは、結果としてカッサヴが作ったひとつの音楽ジャンルと言えよう。ズークZoukは「祭り」「宴」「パーティ」を意味し、ズケzoukéは「みんなで踊ろう」という意味で使われる。ズークの語源は、入植者が19世紀に流行らせたマズルカMazurkaであるとか、クレオール語の「体を揺する」soukéから来ているという説もあるが、あまり定かではない(西成彦『クレオール事始』紀伊国屋書店、1999年)。1980年代半ば、マルチニークやグアドループでは、フランソワ・ミッテラン大統領下の文化政策によって自由ラジオが開局し、本国フランスが発信するラジオ番組だけではなく、地元の音楽も一般大衆に届けられるようになった。その頃、生バンドをともなわなくても気軽にできるレコードやカセットによるディスコ・パーティが頻繁に行われるようになり、アンティーユの人々の体に染み付いているリズムと最新のデジタル・サウンドの混淆が大衆の心を掴み、カッサヴの音楽はそうしたパーティの中心に据えられたのだ。それが、カッサヴがズークのオリジネーター・バンドと呼ばれる所以である。

 カッサヴは、デビュー当時から今まで自分たちの言葉であるクレオール語で歌う姿勢を貫いてきた。クレオール語とは、異なる言語の人同士が互いに意思疎通をはかるために自然につくられ、その話者の子孫に受け継がれて母語となった言語のことである。カリブ海に位置するマルチニーク、グアドループは、大航海時代にコロンブスによって発見され、フランス人入植者によって植民地化された。現在のフランス海外県となったのは第二次世界大戦後1946年のことだ。マルチニーク、グアドループのクレオール語は、植民地時代にアフリカから連れて来られた奴隷たちと、入植者であるフランス人との間で作られた話し言葉だが、公用語とは認められていない。マルチニーク、グアドループはあくまで「フランス」の海外県であって、公用語はフランス語なのだ。「ヨーロッパ人でもなく、アフリカ人でもなく、アジア人でもなく、我々はクレオール人であると宣言する」と、マルチニークの作家たちジャン・ベルナベ、パトリック・シャモワゾー、ラファエル・コンフィアンが高らかに宣言したのは1988年フランスのセーヌ=サン=ドニ県で開かれた第1回カリブ海フェスティヴァルにおいてだった(恒川邦夫訳『クレオール礼賛』平凡社、1997年)。カッサヴの世界躍進がこうした社会的動きと重なるのは興味深いことである。

 このように根本的に植民地時代の記憶を問い直し、生まれながらにしてクレオール(混交)化された音楽であるズークは、アンティーユのアイデンティティとして創られた音楽でありながら、パリ在住の移民たちにはもちろん、瞬く間にアフリカ、南米に広がり浸透した。それぞれ文化・言語に浸透して、リンガラ(コンゴ)、クドロ(アンゴラ)、キゾンバ(アンゴラ)、ランバダ(ブラジルなど)といった音楽に影響を与え、ポップミュージックにも拡散された。
 ゆっくりしたテンポのズークは「ズーク・ラヴ」と呼ばれ、男女のペア・ダンスのジャンルにも影響を与え、中にはかなり洗練された形式を持つものまでに発展している。ランバダ・ブームが終わった頃に日本のダンス界に流れ込んできた「ズーク」は、ブラジル経由の「ランバ・ズーク」だ。
 ブラック・ミュージックへも強い刻印を残している。ジャズ界の帝王マイルス・デイヴィスは、1989年のアルバム『Amandra』で、カッサヴの影響を大いに受けたことを明かしている(『マイルス・デイヴィス自叙伝』(1)宝島社、1999年)し、マーカス・ミラーやユッスー・ンドゥールといった大スターも彼らに賞賛を送る。(ベンジャミン・マルケ監督「Kassav’」ドキュメンタリー作品2019年)。近年はフランスのハウスDJ、ボブ・サンクラーによるカッサヴ・リミックスが話題になり、今年はトーゴのポップ・ミュージシャンToofanとジャコブの共演によるカッサヴの曲“Ou lé”のカヴァーが発表されるなど、次世代のアーティスト達からも高いリスペクトを受けている。アフリカのポップ・ミュージックへの影響も計り知れない。カッサヴ、ズークが世界のダンス・ミュージックに残した遺産は有形無形に巨大なものだ。
 また、再評価の流れとしては、いわゆる「レア・グルーヴ」を扱うパリのレーベル〈HEAVENLY SWEETNESS〉で、グアドループのバンド、レ・ヴィキング・ドゥ・ラ・グアドループ(カッサヴの創設メンバー、エドゥアール=ピエール・デシムスがカッサヴ結成前に在籍)など、ズーク以前のソウルやファンク的なグルーヴを持つアンティーユ音楽のいくつかのLPが再発されている。近年ダンスフロアーで新たな旋風を巻き起こしていようだが、それに続く初期カッサヴのサウンドは80年代の初期デジタル・サウンドの再評価の流れとも軌を一にする。
 新世代アーティストの例としては「音とリズムをその土地の文脈と切り離すこと」(https://www.vice.com/en_us/article/3dy3qy/lafawndahs-debut-made-on-an-island-interview)を信条として音楽制作をする Lafawndah (エジプトとイランを出自に持ちニューヨーク、メキシコ・シティなど世界各地で活動)が、アラブやアフリカの音楽と同様ズークも自分の音楽のひとつのエッセンスに入れるべく、ニューヨークで知り合ったアフリカ系アメリカの女性アーティスト、エミリー・キング(a.k.a. Garagem Banda)をつてに、グアドループのスタジオで、70歳のグアドループ在住エンジニア、ジャン=クロード・ビチャラ(実際にはズーク以前の世代)とEP「Lafawndah」を作っている。記事によると世代間ギャップのためにビチェラとの親密な共同制作には至らなかったようだが、このように「ズーク風味」を加えることは、グローバルな視点でビートを追求するテクノ音楽世代以降にも行なわれている。

 一方、日本ではカッサヴ空白の30年だったと言えよう。それにも関わらず、今回カッサヴが結成40周年ワールド・ツアー2019に東京公演を加えてくれたのはなんとも嬉しいことだ。これは奇跡かもしれない。フランスを起点に、近隣ヨーロッパ(ベルギー、ルクセンブルク、ポルトガル、オランダ)、アフリカ(コートジボワール、モザンビーク)、そしてインド洋(モーリシャス島、レユニオン島(フランスの海外県))、太平洋(バヌアツ、ワリス・フテュナ(フランス海外準県)、ニューカレドニア(フランス海外領土)、タヒチ(フランス領ポリネシア))、カリブ海(ギュイヤンヌ(フランス海外県)、トリニダード、グアドループ(フランスの海外県)、マルティニーク(フランスの海外県))の小さな島々……と描かれる彼らのワールド・ツアー・マップは、それだけで重要なメッセージが込められているように見える。彼らが自分たちの音楽を届けようとしているその先は、決して巨大な国ではない。40年間、自分たちの言葉、音楽、リズムを守りながら、グローバルな存在であることも拒まず、彼らが生み出した「ズーク」が今や変容して拡散されていくことも許容する彼らが、今、地球の裏側の島国に伝えることとはなんだろうか? この奇跡の日本公演で彼らの音楽、リズム、言葉を全身で受け止めたい。

Tenderlonious - ele-king

 昨年はザ・22アーケストラをフィーチャーした『ザ・シェイクダウン』に、今年に入ってルビー・ラシュトンでリリースした『アイアンサイド』と、よりジャズの生演奏にフォーカスした作品が続くテンダーロニアスことエド・コーソーン。これらのアルバムではジャズ・ロックやジャズ・ファンク、モーダル・ジャズやスピリチュアル・ジャズが組み合わされた音楽をやっていて、ユセフ・ラティーフなどに影響を受けたアフリカやラテン色の濃い演奏を見せたり、『アイアンサイド』ではポーランドの巨匠クシシュトフ・コメダのカヴァーもやっていた。その一方で、J・ディラやスラム・ヴィレッジのようなヒップホップ・ビートを咀嚼したリズムを作り出したり、ドラムンベースやブロークンビーツをジャズ演奏の中に取り入れるなど、もともとクラブ・ミュージックの世界からジャズへと進んだテンダーロニアスらしさも見せていた。

 今回リリースされた新作『ハード・レイン』は、『ザ・シェイクダウン』や『アイアンサイド』に比べてクラブ・サウンドやエレクトロニック・ミュージック寄りのもので、彼の初のミニ・アルバムとなる『オン・フルート』(2016年)やDJ/プロデューサーのデニス・アイラーと組んだ『ブリック・シティ(8rick Ci7y)』(2017年)の路線に近いものだ。ジャズの即興演奏やジャム・セッション的な演奏がベースとなるのではなく、最初にビート・プログラミングがあって、そこにフルートなりサックスなりの演奏を被せていくというものだ。テンダーロニアスは本来的なミュージシャンとは違うので、こうしたスタイルこそがそもそもの彼らしいものと言えるだろう。いろいろなミュージシャンが参加していた『ザ・シェイクダウン』や『アイアンサイド』と違い、『ハード・レイン』はテンダーロニアスのみで作られていて、録音も彼のベッドルーム・スタジオでおこなったようだ。1曲目の“ケイシー・ジュニア”を聴けばわかるように、あくまで基本は繰り返し反復されるマシーン・ビート。キーボードなどの演奏も極力ミニマルで、あくまで無駄を排したシンプルなものとなっている。

 この“ケイシー・ジュニア”はセオ・パリッシュに繋がるようなビートダウン系の曲だが、ほかにも“バッファロー・ガールズ”や“ブロークン・トム”のような1980年代風のエレクトロあり、URを彷彿とさせる抒情的なテクノ・サウンドの表題曲“ハード・レイン”あり、カール・クレイグの69的な世界が繰り広げられる“アナザー・ステイト・オブ・コンシャスネス”ありと、テンダーロニアスが影響を受けたエレクトロニック・ミュージックを総動員したアルバムとなっている。URやデリック・メイなどのデトロイト勢から、ハービー・ハンコックやウェザー・リポートなどのジャズ/フュージョンに影響を受けたカーク・ディジョージオ(アズ・ワン)やイアン・オブライエンが、1990年代のUKでジャズとエレクトロニック・ミュージックを結び付けたサウンドを切り開いていったが、“ハード・レイン”にもそうした匂いが感じられる。アルバム・ジャケットの雰囲気も、当時のアズ・ワンやイアン・オブライエンのように抽象性を感じさせるものだ。抽象性や抒情的な美しさという点では、ジャズに接近していた頃のラリー・ハード(ミスター・フィンガーズ)にも通じるものだ。

 そして『ハード・レイン』はテクノやハウスだけでなく、さまざまなタイプのリズムに溢れている。J・ディラを咀嚼したようなヒップホップ・ビートの“GU22”に、奇妙なズレ感がクセになる変則ビートの“ワーキン・ミー・アウト”があり、アブストラクトなムードの“ラヴ・ユー”のようなビートレス系のナンバーまで、特定のジャンルに縛られないクロスオーヴァーなアルバムとなっている。“オールモスト・タイム”や“エイソップ・ソウツ”などはジャズともハウスともヒップホップとも言えず、またそれら全ての要素を含んだ曲。かつてのパル・ジョーイのようなジャズ・ハウスとジャズ・ヒップホップの中間をいくようなプロダクションとなっている。いずれにしても反復されるビートの美学に貫かれた曲だ。全体的にフルートやサックス演奏も控えめとなっていて、『ハード・レイン』はテンダーロニアスのビートメイカーとしての側面に振り切ったアルバムと言えるだろう。

Kiefer - ele-king

 LAを拠点に活躍する、ジャズ・ピアニストでありビートメーカーでもあるキーファーが〈Stones Throw〉より、セカンド・アルバム『Superbloom』を9月20日にリリースした。

 LAの現行ジャズ・シーンやビート・シーンとも関わる一方で、アンダーソン・パークのアルバム(『Oxnard』&『Ventura』)にプロデューサーとして参加するなど、多方面で活躍し、昨年、〈Stones Throw〉よりリリースされたファースト・アルバム『Happysad』も非常に高い評価を得たキーファー。今回のアルバムはピアニストとしての面に強くフォーカスが当てられた作品になっており、ピアノおよびアナログ・シンセによる温かみのあるサウンドプロダクションによって、『Superbloom』(=砂漠などで大量の花が咲き乱れる現象)というタイトル通り、実にカラフルでオーガニックなイメージが完成している。

 なお、アルバム『Superbloom』のLPおよびCDには、2019年4月にデジタル配信でリリースされたEP「Bridges」を追加で収録。『Superbloom』と同じくピアノとシンセをメインにしながらも、よりローファイな質感である『Bridges』との微妙なテイストの違いを感じてもらいたい。

 また、今週末の10/8から、ニュー・アルバムを提げて、韓国(ソウル)と日本(大阪、静岡、東京)を巡るアジア・ツアーがついにスタート。10/12の《朝霧JAM 2019》および10/14のビルボード東京の公演ではバンドセットによるライヴが予定されており、こちらの初来日ツアーもぜひお見逃しなく!(大前至)


Kiefer『Superbloom』
Label: Stones Throw Records
※LP、CDには前作EP「Bridges」を追加収録

【TRACKLISTING】
Side A (Superbloom)
 01. Golden
 02. Frozen
 03. May 20
 04. 10,000 Days
 05. Good Looking
 06. Be Encouraged
 07. And Encourage Others
Side B (Bridges)
 08. Journey
 09. Island
 10. Orange Crayon
 11. Cute
 12. Sunny
 13. Green Crayon

Streaming
Apple Music
Spotify
AWA

Album Info Page


KIEFER JAPAN / KOREA TOUR

10/8 (Tue) ソウル @Modeci
10/9 (Wed) 大阪 @Conpass
https://www.conpass.jp/7993.html
10/12 (Sat) 静岡 @朝霧JAM 2019 *バンドセット
https://asagirijam.jp/
10/14 (Mon/Holiday) 東京 @ビルボードライブ東京 *バンドセット
1st Stage Open 15:30 Start 16:30 / 2nd Stage Open 18:30 Start 19:30
https://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=11610&shop=1

---------------

Kiefer

LA出身のジャズ・ピアニスト兼ビートメーカーとして、アンダーソン・パークの最新アルバムにも3曲プロデュース参加、ケイトラナダともコラボ楽曲をリリース、マインドデザインのライヴ・バンド・メンバーとしても活躍する西海岸注目の次世代アーティスト。
幼少からUCLAジャズ学科までに培われてきたヒピアノの実力と、10代初期からLAビート・シーンで育まれてきたヒップホップのビートメイキングの才能が見事にクロスしたジャズ・ビート・ミュージックで開花。2017年リリースのデビュー・アルバム『Kickinit Alone』が米A2IMのベスト・ジャズ・アルバムにノミネートされ、2018年の〈Stones Throw〉からのアルバム『Happysad』はPitchfork、Bandcampといったメディアや、ドクター・ドレやDJジャジー・ジェフなどのキーパーソンたちにも称賛された。ニュー・アルバム『Superbloom』はロバート・グラスパー、カマシ・ワシントン、そしてJ ディラ、ノレッジにもリンクし、LAビート・シーンとジャズ・シーンを繋ぐ最重要作品で、これを聴かずに今のビート・ミュージックは語れない。

Kiefer - 10,000 Days - Superbloom
https://www.youtube.com/watch?v=9A7fmEehmxY

Kiefer - "Be Encouraged" - Superbloom
https://www.youtube.com/watch?v=SL0fXKNAd2c

Kiefer - Golden - Superbloom
https://www.youtube.com/watch?v=4tuvWY-wd0M

Be Encouraged: Kiefer Documentary
https://www.youtube.com/watch?v=83joMCFE5gE

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431 432 433 434 435 436 437 438 439 440 441 442 443 444 445 446 447 448 449 450 451 452 453 454 455 456 457 458 459 460 461 462 463 464 465 466 467 468 469 470 471 472 473 474 475 476 477 478 479 480 481 482 483 484 485 486 487 488 489 490 491 492 493 494 495