ele-king Powerd by DOMMUNE

MOST READ

  1. Kendrick Lamar - GNX | ケンドリック・ラマー
  2. Waajeed ──デトロイトのワジード、再来日が決定! 名古屋・東京・京都をツアー
  3. Columns ♯10:いや、だからそもそも「インディ・ロック」というものは
  4. eat-girls - Area Silenzio | イート・ガールズ
  5. パソコン音楽クラブ - Love Flutter
  6. Shun Ikegai ──yahyelのヴォーカリスト、池貝峻がソロ・アルバムをリリース、記念ライヴも
  7. FKA twigs - Eusexua | FKAツゥイッグス
  8. DREAMING IN THE NIGHTMARE 第1回 悪夢のような世界で夢を見つづけること、あるいはデイヴィッド・リンチの思い出
  9. Teebs ──ティーブスの12年ぶり来日公演はオーディオ・ヴィジュアル・ライヴにフォーカスした内容に
  10. Lifted - Trellis | リフテッド
  11. Meitei ──冥丁の限定12インチが発売、東京・京都では記念ライヴも(前者はジム・オルーク×石橋英子とのツーマンです)
  12. Lambrini Girls - Who Let the Dogs Out | ランブリーニ・ガールズ
  13. Brian Eno & Peter Chilvers ──アプリ「Bloom」がスタジオ作品『Bloom: Living World』として生まれ変わる | ブライアン・イーノ、ピーター・チルヴァース
  14. Double Virgo - Greatest Hits | ダブル・ヴァーゴ
  15. interview with Waajeed デトロイト・ハイテック・ジャズの思い出  | ──元スラム・ヴィレッジのプロデューサー、ワジード来日インタヴュー
  16. interview with Shuya Okino & Joe Armon-Jones ジャズはいまも私たちを魅了する──沖野修也とジョー・アーモン・ジョーンズ、大いに語り合う
  17. Yetsuby ──サラマンダでも知られる韓国のDJ・イェツビーがアルバム『4EVA』を発表
  18. Saint Etienne - The Night | セイント・エティエンヌ
  19. Columns 1月のジャズ Jazz in January 2025
  20. aya ——アヤの過激なセカンド・アルバムは3月28日に〈ハイパーダブ〉からリリース

Home >  News > Lapalux - ──ロンドンの奇才プロデューサー、ラパラックスがニュー・アルバムをリリース

Lapalux

Lapalux

──ロンドンの奇才プロデューサー、ラパラックスがニュー・アルバムをリリース

Oct 08,2019 UP

 ティーブスに続いて、またまた〈Brainfeeder〉から嬉しいお知らせです。ロンドンのラパラックスもニュー・アルバムをリリースします。現在、アルバムから“Earth”が先行公開されていますが、なんだかとってもせつないトラックですね。でもしっかり〈Brainfeeder〉っぽさもあるからたまりません。いやー、こちらも楽しみっす。発売は11月8日とのことで、この日の星の動きにも注目です。

LAPALUX

フライング・ロータス直系のビートメイカーが、レイヴ、ブレイクビーツ、アシッド、アンビエント……といった欧州の今の要素が詰め込まれた最新作『Amnioverse』を11月8日にリリースすることが決定!
先行配信曲として“Earth”を解禁!

フライング・ロータス直系のビートメイカーとして登場し、〈Brainfeeder〉を代表するプロデューサーとして活躍するラパラックスことスチュアート・ハワードが4作目となるオリジナル・アルバム『Amnioverse』を11月8日にリリースすることが決定! 先行配信曲として“Earth”を解禁!

Lapalux - Earth
https://youtu.be/ze6t3W8Vf-c

解禁曲“Earth”では今作に影響を与えたというジェームス・タレルを彷彿とさせる霧がかった光の中に向かっていく人の姿を映し出したアルバムアートワークのイメージにも合致した、美しいブレイクビーツ・サウンドが展開されている。

2017年にリリースされた『Ruinism』が音による破壊と脱構築だとしたら、今作『Amnioverse』は全く違うアプローチをとっている。美しい音の粒子はそのままではあるが、それぞれのトラックは友人や恋人、昔のパートナー達の言葉の断片を切り取ったものを元に作り上げられており、非常に人間的な部分に迫った作品となっている。また、彼はアイスランドのヴォーカリストであるJFDRを“ThinAir”と“The Lux Quadrant”の2曲で迎え入れ、もうひとりのヴォーカリスト Lilla を“Limb To Limb”、“Voltaic Acid”、“Momentine”の3曲で起用している。

俺が本当に注力したのは作品全体の流れだった。それぞれのトラックを順番に仕上げていって、曲同士がうまく合って俺の伝えたいストーリーが伝えられるようにでき上がるまで曲作りをし続けていたんだ。 ──Stuart Howard (Lapalux)

そして、今作の最初のインスピレーションは、ジェームズ・タレルのテキサスで行われたインスタレーションの写真だったという。

今回の作品の制作をしている間、ジェームズ・タレルの作品を毎日観ていた。人々が紫色っぽい光に包まれた待合室のようなところで長方形の穴を通して真っ暗な夜空を見上げているんだ。その光景はすごいディープで俺にとって大きな意味を持っている。全ての人はその待合室にいて、どこかに行くのを待っているような感じがするんだ。それが俺がこのレコードで表現したかったことだ。 ──Stuart Howard (Lapalux)

ジェームズ・タレルの影響はアルバムのアートワークにも及んでおり、光と影、そして遠近法を駆使した画期的な手法に対するオマージュとなっている。デザインの構想と写真を、ペギー・グウなどの撮影を手がけた Dan Medhurst が担当し、イラストレーターとして知られる Owen Gildersleeve がラパラックスのヴィジョンを具現化した。

Pitchfork、Mixmag、FADER、FACT、Dazed、SPIN、The Wire といった海外メディアからの支持を受けるラパラックスの最新アルバム『Amnioverse』の国内流通仕様盤CDには、特典としてステッカーが付属される予定。また、現在 iTunes でアルバムを予約すると、公開中の“Earth”がいち早くダウンロードできる。

label: Brainfeeder
artist: LAPALUX
title: AMNIOVERSE
release date: 2019.11.08 FRI ON SALE

Tracklisting
01. Oblivion
02. Voltaic Acid
03. Momentine
04. Earth
05. Hellix
06. Thin Air
07. Limb To Limb
08. The Lux Quadrant
09. Amnioverse
10. Esc

NEWS