Home > News > CAN - ──まだあった! カンの蔵出しライヴ音源シリーズ、新たに1975年南仏録音が登場

これまで6作がリリースされてきたカンのライヴ音源シリーズ。まだ貴重なブツが眠っていたようです。第7作、『ライヴ・イン・アルル 1975』が9月25日に発売。1975年の8月、フランスはアルルでレコーディングされた音源で、イルミン・シュミット、ヤキ・リーベツァイト、ミヒャエル・カローリ、ホルガー・シューカイの4人が揃っています。ここまで来たらもうコンプリートするしかないでしょう。
CAN、ライヴ・シリーズ第7弾『ライヴ・イン・アルル 1975』を9月25日発売。
キャリア最高峰のパフォーマンス。1975年、南仏の夏の夜、長年語り継がれてきた伝説のライヴが遂に公式リリース!
そのライヴからの第一弾「ARLES 75 Drei」が早くも配信開始!
メンバー自身も認めるキャリア最高峰のパフォーマンスが南仏の夏の夜の奇跡として繰り広げられた
前作から約2年ぶり、CANの公式ライヴ・アルバム・シリーズの最新作『ライヴ・イン・アルル 1975』のリリースが発表された 。来たる9月25日に世界同時発売される本作は、ファンによって当時録音されていたライヴ音源をベースにしており 、バンド創設メンバーであるイルミン・シュミットが今も愛おしく記憶しているパフォーマンスを記録したものとなる 。
1975年8月の蒸し暑い夏の夜、フランス・アルルにあるローマの円形劇場「テアトル・アンティーク(Théâtre Antique d'Arles)」でレコーディングされたこの公演について、シュミットは次のように回想している 。
「非常に美しい空気に包まれていたのを覚えているよ。南仏の夏の夜で、誰もが心地よく陶酔していて、その場の空気感は本当に特別だったんだ」
この素晴らしいレコーディングには、その夜のどこか霞がかったような、サイケデリックな浮遊感のある空気感がそのまま息づいているのだ 。
本作『ライヴ・イン・アルル 1975』は、イルミン・シュミット、ヤキ・リーベツァイト、ミヒャエル・カローリ、ホルガー・シューカイという、バンドの核となる4人のメンバーによるライヴ・パフォーマンスを収録 。ニコ(Nico)やケヴィン・エアーズ(Kevin Ayres)、そしてアッシュ・ラ・テンペル(Ash Ra Tempel)が競演したこの伝説的なコンサートの模様は 、音楽ジャーナリスト/作家のパスカル・ビュシー(Pascal Bussy)を含む2人のファンによるライナーノーツで回想として克明に綴られており 、当時のフランスの音楽雑誌の記事の翻訳もテキスト掲載される予定である 。
当ライヴ・シリーズは、レーベルの保管庫やファンの手元から発掘された貴重な音源を基に 、創設メンバーのイルミン・シュミットと長年のプロデューサー/エンジニアであるルネ・ティナーが監修し、貴重なアーカイブ音源を現代の技術と繊細な作業により最高のクオリティで見事に復元している。
■この発表に併せて先行リリースされた楽曲音源
「Arles 75 Drei」
Apple Music
Spotify
Youtube(ダイジェスト)
■Pre-Order
Apple Musicリンク : LIVE IN ARLES 1975
Amazonリンク:LIVE IN ARLES 1975 CD
CAN は1968年にケルンのアンダーグラウンド・シーンに初めて登場し、初期の素材はほとんど残されていないかわりに、ファン・ベースが拡大した1972年以降は、ヨーロッパ(特にドイツ、フランス、UK)で精力的にツアーを行い、伝説が広がるにつれ、多くのブートレッガーが集まってきたのだ。『CAN:ライヴ・シリーズ』は、それらの音源の中から最高のものを厳選し、イルミン・シュミットとルネ・ティナ―による監修で、21世紀の技術を駆使して、重要な歴史的記録を最高の品質でお届けするプロジェクトである。
本ライヴ・シリーズは、英誌Uncutのリイシュー・オブ・ザ・イヤーで1位、MOJOで2位を獲得したライヴ盤『ライヴ・イン・シュトゥットガルト 1975』(LIVE IN STUTTGART 1975)や、『ライヴ・イン・ブライトン 1975』(LIVE IN BRIGHTON 1975)、『ライヴ・イン・クックスハーフェン1976』(LIVE IN CUXHAVEN 1976)、そして2024年には、2月にリリースされて今も高い評価を得ているダモ・鈴木がヴォーカル参加の『ライヴ・イン・パリ1973』(LIVE IN PARIS 1973)、同年5月リリースの『ライヴ・イン・アストン 1977』(LIVE IN ASTON 1977)や11月リリースの『ライヴ・イン・キール 1977』(LIVE IN KEELE 1977)まで、計6作がこれまでに発売されている。
60年代後半に結成され、10年余りで解散したCANだが、催眠的なグルーヴとアヴァンギャルドな楽器の質感を前例のない大胆さで融合させたそのスタイルは、彼らを史上最も重要で革新的なバンドの一つへと押し上げた 。73年から77年にかけてヨーロッパ各地で録音されたこのライヴ・コレクションは、スタジオ盤とはまったく異なる彼らの側面を浮き彫りにしている。
このシリーズを通じて、馴染みのあるテーマやリフ、モチーフがジャム演奏のあちこちから飛び出し、波及していくのを耳にするかもしれない 。しかしそれらは、渦巻く群衆の中で知った顔を一瞬見かけるような、刹那的なフラッシュバックにすぎないことも多い。また別の箇所では、公式のスタジオアルバムの系譜(カタログ)には一切残されなかった完全未発表の音楽を聴くことができる。これらのレコーディングにおいて、CANはスタジオ作品よりもさらに極端な領域にまで踏み込んおり 、メロウでアンビエントな浮遊感のあるロックから、彼らが「ゴジラ」と呼んでいた、白色矮星が崩壊するかのような強烈な音響メルトダウンの瞬間まで、その振り幅は絶大である 。そして、彼らが分単位でリズムを変化させ、追いかけていくその瞬間でさえ、メンバー間で共有されていた並外れた音楽的テレパシーをはっきりと聴き取ることができるのだ。

■商品概要
アーティスト:CAN (CAN)
タイトル:『ライヴ・イン・アルル 1975 (LIVE IN ARLES 1975)』
発売日:2026年9月25日(金) 世界同時発売
品番:TRCP-313/ JAN: 4571260595637
定価:2,500円(税抜)
紙ジャケット仕様
オリジナル・ライナーノーツ及びその日本語訳付
日本語解説付属予定
Tracklist
1 Arles 75 Eins
2 Arles 75 Zwei
3 Arles 75 Drei
4 Arles 75 Vier
5 Arles 75 Fünf
6 Arles 75 Sechs
■プロフィール
CANはドイツのケルンで結成、1969年にデビュー・アルバムを発売。20世紀のコンテンポラリーな音楽現象を全部一緒にしたらどうなるのか。現代音楽家の巨匠シュトックハウゼンの元で学んだイルミン・シュミットとホルガー・シューカイ、そしてジャズ・ドラマーのヤキ・リーベツァイト、ロック・ギタリストのミヒャエル・カローリの4人が中心となって創り出された革新的な作品の数々は、その後に起こったパンク、オルタナティヴ、エレクトロニックといったほぼ全ての音楽ムーヴメントに今なお大きな影響を与え続けている。ダモ鈴木は、ヴォーカリストとしてバンドの黄金期に大いに貢献した。2020年に全カタログの再発を行い大きな反響を呼んだ。2021年5月、ライヴ盤シリーズ第一弾『ライヴ・イン・シュトゥットガルト 1975』を発売。同年12月、シリーズ第二弾『ライヴ・イン・ブライトン 1975』を発売。2022年10月、シリーズ第三弾『ライヴ・イン・クックスハーフェン 1976』を発売。2024年2月、ダモ鈴木 逝去。同月、ダモ鈴木が在籍していた黄金期のライヴ盤『ライヴ・イン・パリ 1973』を、続いて『ライヴ・イン・アストン 1977』を5月、『ライヴ・イン・キール 1977』を11月に発売。そしてCANファンが待ちに待った伝説のライヴ、『ライヴ・イン・アルル 1975』を2026年9月に満を持して公式リリース。
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