Home > News > MODE - ──ケニアのロード・スパイクハートと∈Y∋を迎えた新プログラムが開催

この6月、モインとgoatによる公演や草月ホールでのイヴェントを実現させたMODEが新たなプログラムを発表している。9月6日(日)、南青山のWALL&WALLにて開催されるそれは、メタルやインダストリアル、電子音楽を横断するケニアのロード・スパイクハート(Lord Spikeheart)と、そして、昨年はFINALBY( )として完全に独創的なパフォーマンスを披露した∈Y∋をフィーチャー。舞台美術にはMES(メス)がレーザーVJとして参加する。MODEの次なる試みに注目を。
実験的な芸術を通じて「交換・交流」の場を生み出すアートプラットフォーム「MODE」が、9月6日(日)、東京・南青山のWALL&WALLにてパフォーマンスプログラムを開催
東アフリカのヘヴィ・ミュージックを牽引し、メタル、インダストリアル、アフリカの伝統的なリズムを横断するサウンドに、キクユ語、スワヒリ語、英語を駆使したグロウルやスクリーム。
鮮烈なパフォーマンスで国際的に高い評価を得るLord Spikeheartが待望の初来日。
客演には、1980年代より伝説的バンドBoredomsの中心人物として活動し、アンダーグラウンド・シーンにとどまらない幅広い影響を与えながら、今なおその実践を更新し続ける∈Y∋が出演。
[プログラム概要]
開催日時:2026年9月6日(日) Doors 17:00 / Start 18:00
会場:WALL&WALL(東京都港区南青山3-18-19)
チケット:スタンディング ¥7,000(税込・ドリンクチャージ別)
チケット販売:2026年8月7日(金)18:00より受付開始
プレイガイド:e-plus) / ZAIKO
出演者:Lord Spikeheart / ∈Y∋
レーザーVJ:MES
共同企画:Bar Nightingale
MODE公式インスタグラム:https://www.instagram.com/mode.exchange/
●Lord Spikeheart(ロード・スパイクハート)

Photography by Fabiana Amato
Lord Spikeheartの名で知られるMartin Kanjaは、この10年でアフリカのメタル・シーンを牽引する存在として頭角を現してきた、ケニア出身のヴォーカリスト/ソングライター/プロデューサー。デスメタルのグロウル、鋭いスクリーム、ラップを融合した独自のスタイルで、ヘヴィかつエネルギッシュなサウンドを生み出す。
自身のレーベルHAEKALUから発表したデビュー・アルバム『The Adept』は、世界各国で高い評価を獲得。英紙『The Guardian』の「2024年のグローバル・アルバム・トップ10」に選出されたほか、BBC Radio、Pitchfork、Arte、Dazed、The Fader、NTS、Crack、Resident Advisor、The Quietusをはじめとする数々のメディアより、その冒険心あふれるサウンドと既成概念にとらわれない革新性が高く評価された。本作は東アフリカのみならず世界各地で大きな反響を呼び、エクストリーム/エクスペリメンタル・ミュージックの新境地を示した。
2025年9月にはEP『REIGN』を発表。インダストリアル、デスメタル、グラインドコア、アフリカの伝統的なリズム、クラブ・ミュージックのエネルギーを織り交ぜ、大胆さと統一感を兼ね備えたサウンドを作り上げた。Iggor Cavalera、Brodinski、トーゴのヘヴィ・ミュージックを代表するArka’n Asrafokorが参加した本作は、Metal Hammer、The Fader、The Wireなど各メディアから高い評価を獲得。現代のヘヴィ・ミュージックを切り拓く存在として、Lord Spikeheartの存在感を改めて印象づけた。
ギリシャのスタジオNMR.CCと共同制作した『REIGN』のオーディオ・ビジュアル・ショーは、Berlin Atonal 2025で初披露され、オーディエンスや批評家から高い評価を得た。現在、Resident Advisorにて全編映像が公開されている。
Lord Spikeheartは、強烈なエネルギーを放つライヴ・パフォーマンスで広く知られ、会場ではたびたび激しいモッシュピットが巻き起こり、剥き出しの熱量がフロア全体を熱狂へと導く。これまでにLe Guess Who?、Unsound、Berlin Atonal、ICA London、ヴェネチア・ビエンナーレ、Rewireなど、世界各地の名だたるフェスティバルやベニューのステージに立ち、鮮烈なパフォーマンスで観客を魅了してきた。
●∈Y∋(アイ)

∈Y∋は80年代よりオルタナティブ・ロック・バンド、BOREDOMSの中心人物として、実験的なパフォーマンスを世界的に展開し、アンダーグラウンド・シーンにとどまらない影響力を示してきた。万物のエネルギーの交流を示すように、音とビジュアルが共鳴しあうインスタレーションやパフォーマンス、共感覚的なイメージを表現した作品も多数手がけている。近年はDJとして活躍するほか、テクニカルな実験によりオーディオ・ビジュアル体験を拡張する協働プロジェクト FINALBY( )を立ち上げ、パフォーマンス活動も行う。
●MES(メス)

*Photography by Ayaka Endo
新井健と谷川果菜絵が2015年から共同制作するアーティストデュオ。東京拠点。クラブカルチャーと現代美術を漂流しながら、光や熱をとおして、世界の暗さを静かに/激しく照らすインスタレーションとパフォーマンスを行う。近年の個展に「祈り/戯れ/被虐的な、行為 P-L/R-A/E-Y」(CON_、2024)、「DISTANCE OF RESISTANCE/抵抗の距離」(TOH、2021)。グループショーに「MEET YOUR ART FES: Super Spectrum Specification」(2024)、「陸路(スピルオーバー#1)」(2024)、「Reborn Art Festival 2021夏」など。
また、2016年よりレーザーVJとして活動。¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U presents「Zone Unknown」や「MAD MAGIC ORCHESTRA 2025 -home party-」「CLUB SKIN」「rural 2023」「WAIFU」など数々のパーティーや「Dos Monos」などのワンマンライブを演出。ロシアの政治犯についての展覧会「鉄格子の向こう」(2025)やパーティー「REVOLIC -Revolution Holic/革命中毒」(2022-)をはじめ、常にコラボレーティブで交差的な試みを探求している。