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Columns

Introduction to P-VINE CLASSICS 50

Introduction to P-VINE CLASSICS 50

May 28,2026 UP

 去る12月24日、設立50周年を迎えた〈Pヴァイン〉。そのアニヴァーサリー企画として、2025年末から2026年の1年間、同レーベルに残された数々のクラシックをリイシューしていくプロジェクト「P-VINE CLASSICS 50」がスタートしている。というわけで、半世紀にわたり日本のインディ・シーンを盛り上げてきた同レーベルの、歴史的リリースを振り返っていこう。

2026年5月の1枚

PRIMAL
Proletariat

MUJO / Pヴァイン

Hip Hop

https://anywherestore.p-vine.jp/products/plp-8332-3

2013年のセカンド・アルバム『Proletariat』の待望の初アナログ化。帯付き2枚組仕様/完全限定プレス。MSCの面々はもちろん、メシアTHEフライ、Satellite、RUMI、PONYらが参加、プロデューサーとしてMAKI THE MAGIC、The Anticipation Illicit Tsuboi、OMSB、DJ HIROnyc、DJ TAIKI、DJ BAKU、KOHAKUらが名を連ねる。

2026年4月の3枚

二階堂和美
にじみ

Pヴァイン

J-Pop

https://anywherestore.p-vine.jp/products/plp-8310-1

スタジオジブリ映画『かぐや姫の物語』主題歌 “いのちの記憶” を担当するきっかけとなったアルバムで、二階堂和美の代表作である『にじみ』(2011年)のLP盤が復活。最新作『潮汐』が出たばかりのこのタイミングだからこそ合わせて聴き直しておきたい。

在日ファンク
爆弾こわい

Pヴァイン

FunkSoul

https://anywherestore.p-vine.jp/products/plp-8316-7

SAKEROCKの元メンバー、浜野謙太を中心に結成された新時代のファンク・バンドによるセカンド・アルバム(2011年)が初のアナログ化。表題曲を筆頭に、“むくみ” や “城” など、ライヴで定番の曲の数々を収録した1枚。

在日ファンク
はじめての在日ファンク・アワー LIVE in SHIBUYA

Pヴァイン

FunkSoul

https://anywherestore.p-vine.jp/products/plp-8318-9

2013年1月、バンド史上最大の規模となった東京SHIBUYA-AXでのショウ「在日ファンク・アワー2013」を余すところなく収録したライヴ・アルバム、こちらも初のアナログ化。“京都” はライヴでおなじみの「京都アンドレスポンス」お参りヴァージョンで収録など、ライヴ盤だからこそ味わえる熱狂をぜひ。

2026年3月の3枚

Penny Goodwin
Portrait Of A Gemini

Pヴァイン

JazzSoul

https://anywherestore.p-vine.jp/products/plp-8313cb

ミルウォーキーのジャズ・シンガー、ペニー・グッドウィンの人気作。1973年から1974年にかけ録音、プライヴェート・レーベルからのリリースだったため2,000枚しかプレスされなかったという幻の1枚。ギル・スコット・ヘロン “Lady Day & John Coltrane” やマーヴィン・ゲイ “What’s Going On” のカヴァーは必聴。

Naked Artz
Penetration

Pヴァイン

Hip Hop

https://anywherestore.p-vine.jp/products/plp-8307

90年代半ば、『悪名』『続悪名』『Hey! Young World』といったコンピレーションへの参加やシングル/EPのリリースなどにより注目を集めたグループのデビュー・アルバム。メンバーはMili、K-ON、DJ TONK、DJ SAS。心地いいサンプリング・サウンドとMC陣による軽妙な掛け合いがみごとマッチ。RHYMESTERやRAPPAGARIYAなどゲストにも注目だ。

NRQ
Retronym

Pヴァイン

JazzAlternativeFolk

https://anywherestore.p-vine.jp/products/plp-8309

「ニュー・レジデンシャル・クォーターズ」とは新興住宅地のこと。吉田悠樹(二胡)、牧野琢磨(ギター)、服部将典(コントラバス)、中尾勘二(管楽器、ドラム)からバンドが2018年に発表した4作目。ブルーズ、カントリーからジャズ、ラテンまで文字どおりさまざまな音楽を吸収・消化、唯一無二の音楽を響かせる。パンデミック期に名をあげた “在宅ワルツ” も収録。

2026年2月の1枚

Positive Force
Positive Force feat. Denise Vallin

Pヴァイン

SoulAOR

https://anywherestore.p-vine.jp/products/plp-6955cw

ギタリストのスティーヴ・ラッセルを中心に結成された西海岸のバンド、ポジティヴ・フォース。彼らが1983年に残した自主制作盤にして唯一のアルバム、そのクオリティの高さからソウル/AORコレクターたちを魅了しつづけてきた入手困難な1枚が、カラー・ヴァイナルで蘇った。まずは冒頭 “You Told Me You Loved Me” を聴いてみて。

2026年1月の2枚

MS CRU
帝都崩壊

Pヴァイン

Hip Hop

https://p-vine.lnk.to/qAsYHEBB

MSC
MATADOR

Pヴァイン

Hip Hop

https://p-vine.lnk.to/XoBDhVKf

新宿を拠点に活動していたMSCは、KAN(漢 a.k.a. GAMI)、TA-BOO(TABOO1)、PRIMAL、O2、GO a.k.a. G-PRINCEから成るグループ。2000年から活動をはじめ、コンピ『homebrewer's vol.1』への参加などを経て徐々に注目を集めていき、2002年にMS CRU名義でファーストEP「帝都崩壊」を発表。勢いそのままに翌年、満を持してのファースト・アルバム『MATADOR』(2003)が放たれる。彼らのダークなサウンドと生々しいリリックは、「構造改革」に沸く当時の日本の裏、ストリートというもうひとつの風景を浮かび上がらせていた。

2025年12月の1枚

キング・ギドラ
空からの力:30周年記念エディション

Pヴァイン

Hip Hop

https://p-vine.lnk.to/ii7WKV

「P-VINE CLASSICS 50」第1弾として12月にリリースされたのが、2025年にリリース30周年を迎えたキング・ギドラ『空からの力』の特別エディションだ。Kダブシャイン、Zeebra、DJ OASISからなるトリオのこのデビュー・アルバムは、日本語の押韻(ライミング)の可能性を大きく広げた1枚。重量盤LPとカセットテープの2フォーマットがすでに発売中、配信もされているので、チェックしておきたい。