「P」と一致するもの

Yves Tumor - ele-king

 前作『Safe In The Hands Of Love』で大きく方向転換し、次の時代を切り拓く新世代アーティストとしての地位をたしかなものにしたイヴ・トゥモアが、通算4枚目となるスタジオ・アルバム『Heaven To A Tortured Mind』を4月3日にリリースする。最近ではキム・ゴードンの新作を手がけていたジャスティン・ライセンが、前作に引き続き共同プロデュースを担当。現在、昨秋の “Applaud” 以来となる新曲 “Gospel For A New Century” がMVとともに公開されている。はたして「新世紀のゴスペル」とはいったいなんなのか? イヴ・トゥモアのつぎなる野望とは? 楽しみに待っていよう。

[3月6日追記]
 待望の新作のリリースがアナウンスされたばかりではあるが、このタイミングでイヴ・トゥモアの主演するショート・フィルム『SILENT MADNESS』がユーチューブにて公開されている。ブランド MOWALOLA の主導によるもので、監督は写真家のジョーダン・ヘミングウェイが担当。とても印象的なヴィデオに仕上がっているのでチェックしておこう。

[3月10日追記]
 先日公開された “Gospel For A New Century” が話題沸騰中、じっさいすばらしい1曲でイヴのパッションがひしひしと伝わってくるけれど、それにつづいて昨日、アルバムより “Kerosene!” が公開されている。聴こう。

YVES TUMOR
2020年代オルタナ・シーンの主役、イヴ・トゥモアが最新アルバム『Heaven To A Tortured Mind』より新曲 “Kerosene!” をリリース!

“Gospel for a New Century” は直球のロック・アンセムに聴こえるかもしれないが、謎めいたタイトルと先鋭的なプロダクションは、より壮大なモノの先駆けになっているのかもしれない ──Pitchfork, Best New Track

先日、最新作『Heaven To A Tortured Mind』のアナウンスをすると同時に “Gospel For A New Century” のミュージック・ビデオを公開し、Pitchfork、Stereogum、NPR、New York Times、HypeBeast、Dazed、FACT といったメディアから、今年最もエキサイティングなリリースとして取り上げられるなど、各方面からの期待が高まるイヴ・トゥモアが新曲 “Kerosene!” をリリース!

Yves Tumor - Kerosene! (Official Audio)
https://youtu.be/N0c7lVHMyaY

“Kerosene!” で表現されている型に収まることのない創造性は、まさに新たなポップ・アンセムの誕生を感じさせる。ファジーなギターリフ、ビヨンセとのコラボでも話題となったダイアナ・ゴードンの美しい歌声、そしてイヴ・トゥモアの唯一無二な歌声は、90年代のオルタナティヴ・ミュージックが持っていた力強さを思い起こさせると同時に、2020年代でしか存在し得ない多様性を含んでいる。

また、現在イヴ・トゥモアはUKでのムラマサのサポートを終え、YVES TUMOR & ITS BAND としてのヘッドライン・ツアーを開始しており、今までのマイク一本で行ってきたスタイルから更にスケールアップしたパフォーマンスを世界中で披露する予定となっている。

待望の新作『Heaven To A Tortured Mind』 (4月3日発売) のリリースを発表し、メイクアップ・アーティストでビョークやリアーナらとも仕事をしているクリエイター、イサマヤ・フレンチ (Isamaya Ffrench) が手がけた新曲 “Gospel For A New Century” のミュージックビデオも話題沸騰中のイヴ・トゥモアが、主演を務めるショートフィルム『SILENT MADNESS』が公開された。本ショートフィルムは、ナイジェリア出身の気鋭デザイナー、モワローラ・オグンレシによる人気急上昇中のブランド MOWALOLA が公開したもの。監督は写真家のジョーダン・ヘミングウェイが務めている。トップクリエーターたちが集結した映像世界は必見。

SILENT MADNESS
https://youtu.be/zCXbEzVScIE

YVES TUMOR

奇才イヴ・トゥモアが最新アルバム
『HEAVEN TO A TORTURED MIND』を4月3日にリリース!
新曲 “GOSPEL FOR A NEW CENTURY” をミュージックビデオと共に解禁!

世界的評価を獲得した前作『Safe In The Hands Of Love』で、退屈なメインストリームに一撃を与え、独特の世界観で存在感を放っている奇才イヴ・トゥモアが、新章の幕開けを告げる新作『Heaven To A Tortured Mind』を、4月3日(金)に世界同時でリリース決定! 新曲 “Gospel For A New Century” をミュージックビデオとともに解禁した。特殊メイクやレーザーが生み出す強烈なヴィジュアルが印象的なビデオは、ロンドンを拠点に活躍するトップメイクアップアーティストで、ビョークやリアーナらとも仕事をしているクリエイター、イサマヤ・フレンチ(Isamaya Ffrench)が手がけている。

Yves Tumor - Gospel For A New Century (Official Video)
https://youtu.be/G-9QCsH3OQM

その評価を決定づける鋭利な実験性はそのままに、サイケロックとモダンポップの絶妙なバランスをさらに追い求めた本作では、共同プロデューサーにスカイ・フェレイラやアリエル・ピンク、チャーリーXCXらを手がけるジャスティン・ライセンを迎えている。2018年の最高点となる9.1点で Pitchfork【BEST NEW MUSIC】を獲得したのを筆頭に、New York Times、Rolling Stone、FADER、NPR などの主要メディアがこぞって絶賛するなど、その年を代表するアルバムとして最高級の評価を得た前作『Safe In The Hands Of Love』。その音楽性について The Wire は「ここには、Frank Ocean と James Blake が探ってきたものの手がかりが確かに存在するが、何よりも Yves Tumor は黒人の Radiohead という装いが、自分に合うかどうかってことを試して遊んでいるのかもしれない」と解説している。昨年は、Coachella、Primavera などの大型フェスにも出演を果たし、多くのファンを獲得しているイヴ・トゥモア。抽象に意味を与え、不協和音すら調和させ、現実の定義を壊す。哲学めいた制作アプローチを経ても、聴くだけで思わず惹きつけられるずば抜けた表現力と音楽性の高さは、「新世紀のゴスペル」と題された新曲がまさに証明している。

奇才イヴ・トゥモアの最新作『Heaven To A Tortured Mind』は、4月3日(金)に世界同時でリリース。国内盤CDには、ボーナストラック “Folie Simultanée” が追加収録され、歌詞対訳と解説書が封入される。アナログ盤は、シルバー盤仕様と通常のブラック盤仕様の2種類が発売される。

label: BEAT RECORDS / WARP RECORDS
artist: Yves Tumor / イヴ・トゥモア
title: Heaven To A Tortured Mind / ヘヴン・トゥ・ア・トーチャード・マインド
release date: 2020.4.3 FRI ON SALE

国内盤CD BRC-635 ¥2,200+税
国内盤特典:ボーナストラック追加収録/解説書・歌詞対訳封入

TRACKLISTING
01. Gospel For A New Century
02. Medicine Burn
03. Identity Trade
04. Kerosene!
05. Hasdallen Lights
06. Romanticist
07. Dream Palette
08. Super Stars
09. Folie Imposée
10. Strawberry Privilege
11. Asteroid Blues
12. A Greater Love
13. Folie Simultanée (Bonus Track for Japan)

商品情報
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=10860

食品まつり a.k.a foodman - ele-king

 みなさんお待ちかね、名古屋が世界に誇る鬼才、食品まつりことフードマンが新作EPを3月6日に上梓する。タイトルは「Dokutsu」で、これは洞窟だろうか。今回は新たにロンドンに起ち上げられたレーベル〈Highball〉からのリリースとなっており……こちらはカクテルのハイボールだろうか。現在、先行シングル曲 “Kazunoko” のMVが公開中。なんだか無性にお酒が飲みたくなってきます。

artist: Foodman
title: Dokutsu
label: Highball
catalog #: HB001
release date: March 6th, 2020

tracklist:

A1. Kazunoko
A2. Hirake Tobira
A3. Imo Hori
B1. Oshiro
B2. Konomi
B3. Kachikachi

boomkat / disk union / TECHNIQUE / JET SET / amazon / iTunes

The Cinematic Orchestra - ele-king

 昨年美しいカムバック作を送り出したザ・シネマティック・オーケストラが、同作のリミックス盤をデジタルで3月に、ヴァイナルで4月にリリースすることになった。リミキサーに選ばれているのは彼らのお気に入りのアーティストたちだそうなのだけど、アクトレスケリー・モランドリアン・コンセプトフェネスラス・Gメアリー・ラティモアにペペ・ブラドックにアンソニー・ネイプルズにと、そうそうたる面子である。これはチェックしておかないとね。

THE CINEMATIC ORCHESTRA

『To Believe Remixes』の 12inch 2作品が4月24日(金)にリリース決定!
本日、TCO 自身によるリミックス “Zero One/This Fantasy (feat. Grey Reverend) [The Cinematic Orchestra Remix]” が公開!

その名の通り、映画的で壮大なサウンドスケープを繰り広げるザ・シネマティック・オーケストラ(以下 TCO)が、実に12年振りとなったスタジオ・アルバム『To Believe』(2019)のリミックス版となる『To Believe Remixes』の 12inch 2作品を4月24日(金)にリリース決定! デジタル配信では3月6日(金)に先行リリースとなる。本日、TCO自身によるリミックス “Zero One/This Fantasy (feat. Grey Reverend) [The Cinematic Orchestra Remix] ”が公開!

Zero One/This Fantasy (feat. Grey Reverend) [The Cinematic Orchestra Remix]
https://www.youtube.com/watch?v=LT-eJVqECWk

『To Believe Remixes』では TCO のお気に入りのプロデューサーやアーティストがリミックスやリワークを行っており、エレクトロニックミュージックの鬼才アクトレス、注目のマルチプレイヤー、ケリー・モラン、凄腕キーボーディストのドリアン・コンセプト、チェリスト兼ボーカリストのルシンダ・チュア、アヴァンギャルドのレジェンドであるフェネス、人気コンテンポラリー・ピアニストのジェームス・ヘザー、そして故ラス・Gらが参加している。また、既にデジタルリリースをしているLAのハープ奏者メアリー・ラティモア、伝説的なハウスプロデューサーであるペペ・ブラドック、そしてアンソニー・ネイプルズらがリワーク、リミックスをした楽曲も収録されている。

今週末にはセックス・ピストルズ、ボブ・ディラン、ローリング・ストーンズ、レディオヘッドらもライブを行ってきたロンドンの由緒正しきベニュー、ブリクストン・アカデミーでのライブを控えるなど精力的な活動を行う TCO の『To Believe Remixes』は2枚の12インチヴァイナルとデジタルで4月24日にリリース!

The Cinematic Orchestra『To Believe』
自ずと風景が浮かび上がる奥行きのあるそのサウンドは、本作でますます磨きがかかっている。ストリングスは、フライング・ロータスやカマシ・ワシントンなどの作品を手掛けてきたLAシーンのキーパーソン、ミゲル・アトウッド・ファーガソンが手掛け、ドリアン・コンセプト、デニス・ハムなど、フライング・ロータス主宰レーベル〈Brainfeeder〉関係のアーティストが参加しているのも見逃せない。またヴォーカリストには、先行シングル “A Caged Bird/Imitations of Life” のフィーチャリング、ルーツ・マヌーヴァを筆頭に、グレイ・レヴァレンドやハイディ・ヴォーゲルといった TCO 作品に欠かせないシンガーたちに加え、ジェイムズ・ブレイクの新作への参加も話題となったシンガー、モーゼス・サムニーとジャイルス・ピーターソンが絶賛するロンドンの女性シンガー、タウィアも参加。透徹した美意識に貫かれた本作は、デビュー・アルバム『Motion』から数えて、20周年を迎えた彼らの集大成ともいえる傑作である。

『To Believe』は心を打つ素晴らしい作品だ。美しく構築され、強い芯がある……傑作だ ──The Observer

本当に素晴らしいカムバック作だ……最近の物憂げなムードをリフレッシングで豊かなダウンテンポミュージックで表現している ──The Independent

華麗でシンフォニックなソウルミュージック……12年の時を経て戻ってきた力強いステイトメントだ ──GQ

label: NINJA TUNE
artist: THE CINEMATIC ORCHESTRA
title: To Believe Remixes
digital: 2020/03/06 FRI ON SALE
12inch: 2020/04/24 FRI ON SALE

TRACKLISTING

ZEN12536 (輸入盤12inch)
A1. Wait for Now (feat. Tawiah) [Mary Lattimore Rework]
A2. The Workers of Art (Kelly Moran Remix)
B1. A Caged Bird/Imitations of Life (feat. Roots Manuva) [Fennesz Remix]
B2. To Believe (feat. Moses Sumney) [Lucinda Chua Rework]

ZEN12539 (輸入盤12inch)
A1. To Believe (feat. Moses Sumney) [Anthony Naples Remix]
A2. A Promise (feat. Heidi Vogel) [Actress' the sky of your heart will rain mix 2]
B1. Wait for Now (feat. Tawiah) (Pépé Bradock's Dubious Mix)
B2. Zero One/This Fantasy (feat. Grey Reverend) [The Cinematic Orchestra Remix]

DIGITAL ALBUM
1. Wait for Now (feat. Tawiah) [Mary Lattimore Rework]
2. The Workers of Art (Kelly Moran Remix)
3. Lessons (Dorian Concept Remix)
4. A Caged Bird/Imitations of Life (feat. Roots Manuva) [Fennesz Remix]
5. Wait For Now (feat. Tawiah) [BlankFor.ms Remix]
6. To Believe (feat. Moses Sumney) [Lucinda Chua Rework]
7. A Caged Bird/Imitations of Life (feat. Roots Manuva) [James Heather Rework]
8. Wait for Now (feat. Tawiah) [Pépé Bradock's Just A Word To Say Mix]

1. Wait for Now (feat. Tawiah) [Pépé Bradock's Wobbly Mix]
2. Lessons (Ras G Remix)
3. The Workers of Art (Photay Remix)
4. A Promise (feat. Heidi Vogel) [PC’s Cirali mix]
5. Zero One/This Fantasy (feat. Grey Reverend) [The Cinematic Orchestra Remix]
6. A Caged Bird/Imitations of Life (feat. Roots Manuva) [Moiré Remix]
7. To Believe (feat. Moses Sumney) [Anthony Naples Remix]
8. A Promise (feat. Heidi Vogel) [Actress' the sky of your heart will rain mix 2]

label: NINJA TUNE / BEAT RECORDS
artist: THE CINEMATIC ORCHESTRA
title: To Believe
release date: NOW ON SALE

国内盤CD BRC-591 ¥2,400+税
国内盤特典:ボーナストラック追加収録/解説書封入

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Awich - ele-king

 ラッパーとして誰もが認めざるをえない絶対的な強さを持ちながら、一方で美しさや色気、母性などもしっかりと兼ね備え、さらに日本語と英語+沖縄の言葉であるウチナーグチもシームレスに織り交ぜて、ラップだけでなく歌も見事にこなし、トラップを含む最先端のヒップホップ・サウンドから四つ打ちやオルタネイティヴなものまで様々なトラックを網羅する、文字通りの唯一無二のアーティスト、Awich。男女問わず、ここまで死角のないラッパーは日本では非常に稀であろうし、LAを拠点とするアジア系のヒップホップ・コレクティヴである 88rising と Red Bull によるドキュメンタリー・ムーヴィー『Asia Rising - The Next Generation of Hip Hop』にて日本のヒップホップ・シーンを代表するひとりとして大々的にフィーチャされたことも、彼女の持つポテンシャルを考えれば、当然のこととも言えるだろう。そんな Awich の評価を絶対的なものにしたのが、“Remember” や “WHORU?” といった数々のヒット・チューンを放ったデビュー・アルバム『8』であるわけだが、そこから約2年が経てリリースされた待望のセカンド・アルバム『孔雀』もまた、『8』と同様に彼女の魅力を最大限に伝える作品になっている。

 前作に続き、今回も YENTOWN の Chaki Zulu がトータル・プロデュースを担当しており、プロデューサーとしても半数以上の曲も彼自身が手がけている。その中でも核となっているのが、2018年にリリースされた2つのEP「Heart」と「Beat」にそれぞれ収録されていた “Love Me Up” と “紙飛行機” の2曲だろう。一見、ラヴ・ソングかのようにも思わせて、リリックを聴くと思わずニヤリとさせられてしまうメロー・チューンの “Love Me Up” に、EGO-WRAPPIN' の名曲 “色彩のブルース” をサンプリングするという絶妙なセンスで、昭和的なノスタルジックを醸し出しながら、Chaki Zulu と Awich という組み合わせならではの、他にない新しさを作り出した “紙飛行機”。この2曲をアルバムの冒頭と中盤に配置した時点で、すでに鉄壁の構えができ上がっている。そして、KANDYTOWNIO をフィーチャしたシングル曲 “What You Want”、EP「Beat」に収録済みの kZm をフィーチャした “NEBUTA” など、今回もまたゲスト参加曲が粒ぞろいなのだが、DOGMA と鎮座Dopeness を従えた “洗脳” は個人的にはアルバム中でもダントツに好きな曲のひとつで、リリックのテーマといい、“紙飛行機” とも通じる昭和な空気感なども含めて実に中毒性が高く、Chaki Zulu の演出の上手さに感服させられる。さらにピリピリするようなパワーチューン “Poison” でのゆるふわギャングの NENE とのコンビネーションも想像を超える素晴らしさで、OZworld との “DEIGO” での沖縄の青空と海がそのまま頭の中に飛び込んでくるようなイメージの作り上げ方も実にお見事。インタールードを合わせて全20曲かつ1時間超という。いまどき珍しいボリューミーな内容ながら、上手に緩急つけて巧みに流れを作り、ラストの “Arigato” までリスナーを楽しませてくれる。

 デビュー作ゆえの衝撃という意味も含めて、『8』というクラシックを超えるのは容易ではないが、アーティストとしての成長もしっかりと示してくれた今回のアルバム『孔雀』。Chaki Zulu との鉄壁の布陣で今後も作品を作り続けて欲しいと思う一方で、より様々なアーティストやプロデューサーとの組み合わせなどによって、いままでとはまた異なる彼女の新たな魅力を次作で知ってみたいとも思う。

Five Deez - ele-king

 これは絶妙なタイミングである。昨今大いに注目を集める「ロウファイ・ヒップホップ」だけれど、その源流としても位置づけられる00年代ジャジー・ヒップホップの名盤、ファイヴ・ディーズの2作が本日2月19日、同時にリイシューされている。とくに前者収録の代表曲 “Latitude” の Nujabes によるリミックス・ヴァージョンは、昨年の舐達麻のヒット曲 “FLOATIN’” でサンプリングされ話題となったばかり。まさにタイムリーな再発といえよう。
 また、その Nujabes の10周忌追悼イヴェントが今週末から東京・大阪・福岡の3都市で開催され、ファイヴ・ディーズ、ファット・ジョン、ペース・ロックが来日、さらに〈Hydeout〉の黄金期を支えた DJ Ryow a.k.a. Smooth Current などの国内アーティストたちも集結する。こんな機会なかなかないので、合わせてチェックしておこう。

Moor Mother + Brother May - ele-king

 2020年、2月16日、22時30分、ロンドンのオーバーグラウンド線の車中でこれを書きはじめた。たったいままで、僕はフィラデルフィアの詩人/音楽プロデューサーのムーア・マザーのライヴを観ていた。

 ロンドンで2月14日から16日にかけて行われた、ムーア・マザーのレジデンシー・ライヴの最終日。会場は実験者たちが集まるカフェ・オト(僕はここで先月エヴァン・パーカーを見たばかりだ)。3日間の出演者は強者揃いだった。ノイズによる思弁的パワーで「ブラック」の存在容態を1980年から問い直している、P・ミシェル・グレゴとトラヴィス・オノらによるバンド、ONO。カザフスタン-イギリス人ヴァイオリン奏者/作曲家のガライア・ビセンガリーヴァ(Galya Bisengalieva)。ロンドンのヴォイス・アーティスト/作曲家のイレーヌ・ミッチェナー(Elaine Mitchener)。最初の2日間では、彼らがインプロヴァイズする美しい前衛的なフロウのなかで、ムーア・マザーが自作と即興詩を披露したそうだ。

 そうそうたるラインナップのなかで、なぜ僕が最終日を選んだかというと、この日の出演者がロンドンのMCブラザー・メイだったからに他ならない。彼は、いわゆるヒップホップでも、グライムのMCでもない。ミカチューやコービー・シーらが結成したバンド/プロダクション・チームのカールの構成員としても知られ、そこでは太鼓も叩いている。彼の参加曲はミカチューのEP「Taz And May Vids」(2016)などで聴くことができ、去年は彼女とメイの共同のプロデュースでアルバム『Aura Type Orange』を出している。現在もアルバムの制作に取りかかっているそうだ。

 僕は何度か彼のライヴを体験しているが、初めて観たのは2017年、セルフタイトル・アルバムを〈XL〉から出した、アルカのロンドン公演での前座のことだった。出演者にはミカチューの名前しかなかったが、ブラザー・メイがMCとして現れ、まだほとんど無名だったにも関わらず、アブストラクトなビート上で、情熱的なラップをきめながら開場を沸かしていた。彼のライヴを見れば、(あるいは彼のインスタをフォローすれば)、ブラザー・メイのファンキーさがよくわかる(インスタでもけっこうわかる)。

 この日のメイはいつも以上にホットだった。オールドスクール系のグライム・ビートから、ファンキーなテクノ・グルーヴまで、炎のようにセットは進んでいった。去年のアルバムよりも、未発表曲がメインで、パワフルな808キックとギターが絡み合うミカチュー・プロデュースの新曲に心を持って行かれた。

 バックDJはいない(ミカチューは会場にきていたけど)。手元にある一台のCDJとミキサーで、一曲ごとに区切りつつ、曲間のMCでオーディエンスと会話することも忘れない。僕は前の方の椅子に座ってしまったのだが、振り返ると、ソールド・アウトで満杯のカフェ・オトの後方はフロアの様相を呈していた。クルーのコービー・シーもステージに上がってマイクを握り、「前に進み続けろ、ラヴ!」と最後に一言。僕は立って拍手を送った。

 それから20分後、いよいよ、ムーア・マザーのはじまりだ。暗転する前に、すっと彼女はステージに現れた。星が輝くようなアブストラクトなシンセ・ラインがはじまり、それが徐々に重低音のドローンへと変化する。「今日はブラザー・メイがビートでラップだったから、自分もビートでいく」という一声で、激しいビートが降ってきた。2019年の『Analog Fluids of Sonic Black Holes』には、これまで以上にアブストラクトなサウンド表現が多かったが、今夜はずっと明確なリズムが鳴っていた。

 そこにあの突き刺さるポエトリーが飛び込む。ひとこと、ひとこと、明瞭に、ビートを変形させながら、声がこちらに、投げられてくる。彼女のドレッドロックは激しく揺れる。新作アルバムから“After Image”などの楽曲を披露したとき、トラックの持つパワーにも驚かされてしまった。この日はビートの強度が強い、2016年作『Fetish Bones』からの楽曲も多かったように思う。

 迷宮のように入り組んで聴こえるときもある音源からは想像もつかないほど、ムーア・マザーの手元の機材は実にシンプルだった。トラックを操るラップトップ、マイク、数台のエフェクター(オクターヴァーやディレイ)、そしてミキサー。シンセやオシレーターの類はない。エフェクトを延々と操作することはないが、彼女にとって、それらも身体の一部なのだろう。アイデンティを歌い、「私は誰だ!(Who is me)」と連呼するとき、エフェクトはその声を生成変化させ、言葉とサウンドの中間項となるメディアとして機能していた。

 巷にあふれる英語表現を使えば、ムーア・マザーはまちがいなく、「woke」である。彼女は人種的にも、政治的にも誰よりも目が覚めていて、サウンド/詩を武器に世界の動乱と対峙している。それと同時に彼女が宇宙からのメタな視点へと向かうのは、そこからしか見えない景色があるからだろう。この夜も、人種、社会、福祉……、と生活領域を横断し、「ファック・マネー!」と率直な怒りをあらわにする。一方で巨視的なパースペクティヴから「世界の終わりはもうすでにはじまっている」と我々に警鐘を鳴らしていた。

 ストリートからの問題提起という意味では、ムーア・マザーは『Small Talk At 125th And Lenox』を出した1970年のギル・スコット=ヘロンのようでもあり、SF的想像力を駆使する意味では、時空間を捻じ曲げて人種やジェンダーを描く『キンドレッド』のオクタヴィア・バトラーとも重なる。

 だが、それら言葉の先人と決定的に違うのは、ムーア・マザーは電子音楽家でもあり、言葉が届かない場所まで、そのサウンドの力は唄われるべきものを運んでいくことができる、ということだ。英語のネイティヴ話者でもない僕が、この夜のすべてを言葉だけで理解できたわけではない。しかし、詩人を名乗る者のパフォーマンスに生で全身を傾け、外から強力な力で心をこじ開けられた気分になったのは初めての体験だった。

 最後までハードなビートが鳴り続けた40分ほどのステージの最後に、ムーア・マザーはブラザー・メイを再びステージに上げ、ヒップホップのトラックでフリースタイルのラップをはじめた。それまでの緊張した雰囲気は一挙にほどけた。その姿はパフォーマンスに没頭する激情の詩人ではない。普段歩いているフィラデルフィアのストリートでも、彼女はこんな感じなのだろう。

 開場前、早く着きすぎて外で待機していたら、「いま何時? 今日開場何時だっけ?」と、中からふらっとタバコを吸いに出てきたリハ中のムーア・マザーに話しかけられた。詩人はゆったりと変革のときを待っているようだった。

Elements Of Life - ele-king

 Kenny Dope とのユニット「Masters At Work」でも知られる Louie Vega が2000年にスタートさせたプロジェクト「Elements Of Life」(以下 EOL)。日本でのバンド公演は2003年以来、なんと17年ぶり(!?)の来日ということで、当時生で聴いた方やそうでない方も長く待ち望んでいた再来日になった。

 初期のプロジェクトからすでに20年が経過するバンドだが、決して彼らの活動が停止していたわけではなく。過去の作品を調べると、結成時からコンスタントに作品をリリースしており、06、07年では今回のバンド・メンバーとしても参加しているパーカッショニスト Luisito Quintero のソロ・アルバムのプロデュースや EOL のメイン・ヴォーカルとも言える Anané、そして Blaze の Josh Milan らを招き、数多くの作品をリリース。ハウス・ミュージックのプロデューサーとして数多くのリリースを築き上げてきた Louie Vega が、自身の持つラテンアメリカのルーツをより全面的に押し出した一面がこの EOL で表現されていると言っても過言ではない。


 2020年の2月4日のセカンドショーは沖野修也氏のDJと共に幕開け。小気味良いラテン・トラックからその場で生のハイハットが混ざり、音が切れることなくライヴに転換。打ち合わせをおこなったかは定かではないが、こういった「DJ的」な流れで空気を作るのは流石の両雄。トレードマークのハットを被り、カジュアルな出で立ちの Louie の熱いMCと共にいきなり未発表の新曲からスタート。ハイハットとジャズのベースにピアノとコーラスが絡み合うクラシックなジャズ・ナンバー・スタイルで会場を温めていく。そのままのスムーズな流れで EOL の代名詞トラック “ELEMENTS OF LIFE” に突入。ここで序盤から会場のボルテージは最大に。終盤でかかるかなと予想していたオーディエンスも多かったようで、サプライズ的なスタートは衝撃的だった。続いて Nina Simone “FEELIN GOOD” を EOL スタイルで披露。バック・ヴォーカルのひとり、Ramona Dunlap をフィーチャーし会場を甘い雰囲気で包み込む。Louie Vega 本人の叔父でもあり、自身がラテン・ミュージックに大きな影響を受けた Héctor Lavoe の賛辞を添えて「ラテン・ジャズの世界に案内しよう!」と言った Louie は次に未発表の新曲、若き天才キーボーディストと言われる Axel Tosca がアレンジを務めたラテン・ナンバー “CALLEJON” を披露。彼のファンキーなルックスからは想像もつかない繊細かつダイナミックな美しいピアノ・パフォーマンスに酔いしれる。


 そして満を辞して EOL のメイン・ヴォーカル Anané が登場。西アフリカの孤島カーボベルデをルーツに持つ彼女が「よく母が歌ってくれた」と言いながら地元の歌手 Adriano Gonçalves こと Bana の “TERRA LONGE” を披露。どこかメロディックで悲しげな感じ(原曲も非常に哀愁漂うナンバー)で前半の熱量とはトーンも変わりブルーを基調としたライティングの中、会場は甘い雰囲気に包まれていく。会場の暖かい拍手と共に「次はブラジルに連れていくよ、踊るのを怖がらなくていいからね」と Louie のMC。次に披露したのは Webster Lewis の “BARBARA ANN”。ブラジリアン・フュージョンの名曲ということで、MCの紹介と共にコアな観客からも歓声が湧き上がる。新曲とクラシックを交互に織り交ぜるスタイルの EOL。続いてはラテン・フュージョンの未発表曲 “DREAMER”、そして Johnny Hammond の “FANTASY” を。パワフルなコーラスと共に壮大にカヴァー。どれも原曲のエッセンスを残しつつ、EOL らしい絶妙なフュージョン感を持ったアレンジは流石のパフォーマンス。


 僕自身期待していた EOL のヒット曲はまだか……と思っていたが、Dawn Tallman のパワフルな美声と共に EOL の代名詞ハウス・チューン “INTO MY LIFE” をついに披露。ここで座っていたオーディエンスもほぼスタンディングに。そして会場も待ちに望んでいた Josh Milan がついにマイクを取る。ここまで控えめにキーボードを弾いていた Josh の存在感はやはり圧巻。EOL と共に生み出した “CHILDREN OF THE WORLD” そして “YOUR BODY” とどちらも高い熱量で歌い上げ、会場のボルテージも上がってきたところで、Louie の「Nuyorican Soul の時代に戻ってみよう」というMCと共に “I AM THE BLACKGOLD OF THE SUN” のピアノ・フレーズが。この瞬間、会場の熱気は最高潮に。ミラーボールを中心としたライティングはまさにクラブのような雰囲気となり、オーディエンスも総立ちで一気にフィナーレへ駆け抜けていく。

 「最後にもう少しだけ、君たちを教会に連れていくよ」と Louie Vega のMCと共に、往年のゴスペル・ナンバー “STAND ON THE WORD”、そしてエンディングに “YOU BROUGHT THE SUNSHINE” を披露。彼のルーツであるラテンからアフリカ、そしてニューヨークまで約1時間半の演奏の数多の国境を越えていく展開はまさしく「ミュージック・ジャーニー」。各パートにレジェンド級のミュージシャンが揃ったバンド達の17年ぶりの圧倒的なパフォーマンスを目の当たりにできたことはいちオーディエンスとしても非常に貴重な体験だったと思う。

 自身が培ったルーツと衰えることない音楽性を結成からここまで継続的に披露しながら、カヴァーと新曲を織り交ぜることで過去と未来そして様々なジャンルの音楽を自在に横断する EOL のプレイはDJ/プロデューサー、そしてバンドのコンダクターとしての Louie Vega ならではのアイデアとパフォーマンスと言えよう。当日のMCでも2020年の冬に新しいアルバムを控えているとのことで、さらに進化した彼らのサウンドをこの耳で繰り返し聴けるのが本当に楽しみである。


gummyboy - ele-king

 先週、新曲 “thinking?” のMVが公開され話題を集めた Mall Boyz の gummyboy が、ついにファースト・ミックステープ『The World of Tiffany』を本日 2/19 にリリースする。昨年の Tohji 『angel』に続いて、2020年を代表する1枚になりそうな予感がひしひし。これまでなかなか聞くことのできなかった gummyboy のサウンドや、アーティストとしての深化に注目だ。

[3月17日追記]
 先月リリースされた gummyboy の新作『The World of Tiffany』だけれども、急遽そのリリース・パーティの開催が決定している。3月22日、会場は恵比寿 BATICA。ほかに MonyHorse、KENSEI、HERON らが出演予定。詳しくは下記より。

gummyboy の『The World of Tiffany』リリースパーティが3/22に開催決定。MonyHorse、KENSEI、HERON などが出演。

これまでに見られなかった幅広いサウンドや、持ち味の内省的なリリックが遺憾無く発揮され、ソロ活動が一気に加速した gummyboy の 1st Mixtape 『The World of Tiffany』。注目度の高い本作のリリースパーティが3月22日(日)EBISU BATICA で開催される。

今回のリリースパーティには 1st ソロアルバム『TBOA JOURNEY』の記憶も新しい MonyHorse、Mall Boyz とも親交の深い BRIZA から KENSEI、昨年よりゆるふわギャングのバックDJを務める HERON らが参加する。

一見意外なラインナップではあるが、全員が普段から親交のあるクルーやチームからの参加ということもあり、当日は高い熱量が期待できる。

また、このリリースパーティ直前の3月18日には『The World of Tiffany』に関連するサプライズ楽曲の発表も予定されているとのこと。売り切れ必至のチケットを手に入れることはもちろん、リリースパーティまで gummyboy の動きから目が離せない……!

[公演タイトル]
“TWOT” Release Party

[出演]
gummyboy
MonyHorse
KENSEI
HERON

[日時]
2020年3月22日(日)
19:00 (open)
19:30 (start)

[会場]
EBISU BATICA

〒150-0022
東京都渋谷区恵比寿南3-1-25
ICE CUBE 1F/2F
恵比寿駅西口ゑびす像より徒歩3分

[チケット購入ページ]
https://eplus.jp/sf/detail/3262090001-P0030001

Brodinski × Low Jack - ele-king

 新世代ダンスホール・サウンドの急先鋒、ロウ・ジャックが、自身の主宰する〈La Disque De Las Bretagne〉より新たな12インチを送り出している。今回はフランス出身でアトランタ拠点のビートメイカー、ブロディンスキとのコラボレイション。ロウ・ジャックの「ミュータント・インダストリアル・ダブ」とブロディンスキの「寒々しいドリル」をブレンドした内容に仕上がっている、とレーベルはアナウンスしている。ヴァイナルは300枚ないし200枚限定のようなのでお早めに。なお、紙エレ最新号にはロウ・ジャックのインタヴューが掲載中。

artist: Brodinski × Low Jack
title: BZH009
label: Les Disques De La Bretagne
catalog #: BZH009
release date: February 11th, 2020

tracklist:

1. Andaman Sea
2. Parhelion Two
3. Tango & Cash
4. Armor Sunken

boomkat / bandcamp

Ronin Arkestra - ele-king

 勢いが止まらない。去る2019年、ソロ浪人アーケストラにと精力的に活動を繰り広げ、果敢に今日のジャズを拡張し続けているマーク・ド・クライヴ=ロウが、後者、すなわち浪人アーケストラとして初めての公演をおこなう。4月15日、会場は渋谷 WWW。彼と彼のもとに集った日本の精鋭たちによるプレイ──これは必見です。

伝統的なジャズからクラブ・ソウルミュージックと多岐なシーンで長年活躍を続け、現在はLAのジャズ/ビート・シーンの中心にいるキーボード奏者/プロデューサー "MARK DE CLIVE-LOWE" の呼びかけで、ジャズを中心とした日本の精鋭プレイヤーが集結した "RONIN ARKESTRA" の初公演が開催決定!

伝統的なジャズからクラブ・ソウルミュージックと多岐なシーンで長年活躍を続け、現在はLAのジャズ/ビート・シーンの中心にいるキーボード奏者/プロデューサー "MARK DE CLIVE-LOWE"。

今年1月には自身が主催する、セッション・イベント「CHURCH」のライヴを収めた『CHURCH Sessions』をリリースするなど精力的に活動を続ける彼の呼びかけで、ジャズを中心した日本の精鋭プレイヤーが集結し、昨年9月にはデビューアルバム『Sonkei』をリリースした "RONIN ARKESTRA" の初公演が開催決定!
                      
日程:2020年4月15日(水)
会場:WWW
タイトル:「RONIN ARKESTRA LIVE IN TOKYO
時間:open 18:30 / start 19:30
料金:前売¥3,800 / 当日券¥4,300 (税込 / ドリンク代別 / オールスタンディング)

RONIN ARKESTRA
Member:
Mark de Clive-Lowe - keyboards, electronics
Kohei Ando - alto sax
Wataru Hamasaki - tenor sax
Hiroyuki Ishikawa - trumpet
Tsuyoshi Kosuga - guitar
Kenichi Ikeda - bass
Nobuaki Fujii - drums

チケット発売日:2月26日(水)10:00
e+ / チケットぴあ / ローソンチケット / iFLYER / WWW店頭
問合:WWW 03-5458-7685
公演詳細ページ:https://www-shibuya.jp/schedule/012392.php


                                
マーク・ド・クライヴ・ロウが『Heritage』に続いて、自身のルーツである「日本」にフォーカスしたプロジェクトが、浪人アーケストラです。
LAから東京へと場所を移し、日本人のプレイヤーたちと作り上げたアルバムは、日本のジャズの歴史に新しいページを刻む作品となりました。(原 雅明 rings プロデューサー)

アーティスト : RONIN ARKESTRA (浪人アーケストラ)
タイトル : Sonkei (ソンケイ)
発売日 : 2019/9/25
価格 : 2,800円+税
レーベル/品番 : rings (RINC56)
フォーマット : CD
JAZZ / SOUL / CLUB

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