「P」と一致するもの

Alex Deforce & Charlotte Jacobs - ele-king

 声と音。言葉と音。その交錯、その融合、その反発、その共存。独自の世界観を持ったアルバム『Kwart Voor Straks』は、それらの問題を考えるヒントが込められていた。非常に批評的な音楽作品であった。
では、このアルバムを作ったのは誰か。ひとりは、ベルギーはブリュッセルにおいて詩人として活動しているアレックス・ディフォースである。もう一人は、ブルックリンのサウンドアーティスト/ボーカリスト シャーロット・ジェイコブである。この二人のコラボレーション・アルバムが本作『Kwart Voor Straks』だ。
 リリースは、ベルギーのエクスペリメンタル・ミュージック・レーベル〈STROOM〉からである。この〈STROOM〉は、オランダのニューウェイヴ・バンドW.A.T.の『WORLD ACCORDING TO』の再発、ヴォイス・アクターのアルバムなど、リイシューから新譜まで広くリイシューしている注目のレーベルだ。 
 昨年リリースされたヴォイス・アクターの新作『Fake Sleep』もそうだったが、「声と電子音」のミックスも、このレーベルの方向性なのだろうか。じじつ本作『Kwart Voor Straks』も、アレックスとシャーロット、二人の声によるポエトリーリーディングと独創的でどこか優雅な電子音のミックスによる楽曲によって成立している。
 『Kwart Voor Straks』 のポエトリーリーディングとエレクトロニクスのコンビネーションによるサウンドは、なかなかユニークである。実験的な電子音楽からリズム/ビートを導入したトラックまで変幻自在なサウンドを展開し、そこにアレックスの言葉がレイヤーされ、まるで映画/演劇のサウンドのような音世界を存分に展開しているのだ。
 越境的な音楽・音響作品であり、ある意味では、アレックスとシャーロットによるヴォイス・パフォΩマンスを音源として定着した作品ともいえる。ここで語れている「詩」を理解できる能力を持たな自分としては、本作を(無理を承知で)まずもって声と電子音による「電子音楽作品」として位置付けしたい。

 じっさい声と電子音というのは不思議と相性が良い。有機的なものと無機的なものという対称的なものだからという面もあるだろう。声の持っている「音の肌理」と電子音が放つ「音の肌理」の相性はとても良いように感じるのだ。どちらの「音」のテクスチャーが複雑かつ繊細、かつ強靭という意味で。
 アルバムには全7曲収録されている。1曲目“Kwart Voor Straks (Deel 1) ”では、アレックスによる詩を朗読する「声」がグリッチ状に加工され、そこに透明なシャーロットの歌声に近い「声」が折り重なる。この見事に対称的な音/声は、本作のサウンドを象徴しているように感じられた。声がエディットされ電子音に近くなることで、より物質的な音になるし、なにより「声」の言葉を伝えるという機能性が若干「遅延」するような感覚も生まれ、その「ズレ」の感覚こそ、本作の肝ではないかと思ったのだ。2曲目“Kwart Voor Straks (Deel 2+3)”は曲名からして、1曲目からして連作だが、ミニマルで乾いた音色のピアノに、シャーロットの歌声が折り重なる曲だ。どこかフォーキーな印象があるが、時折、挿入されるアレックスの声/朗読と微かなノイズがレイヤーされていく。
 3曲目“Aeiou”(どうやら日本語モチーフにした言葉らしい)は声と電子音のコラージュ的な楽曲だ。4曲目“Turquoise”は二人の声のコンビネーションに、アトモスフィリックな電子音とどこか古典的な電子音のアルペジオが展開し、どこか映画の1シーンのようなサウンドを展開する曲である。5曲目“Mantra Voor Mikes”も声と電子音のコラージュ的なトラックだ。楽曲前半では実験的なドローン・サウンドに、二人の声による朗読と歌声が交錯し、中盤以降は、分断されたビートのようなサウンドへと変化していく。本作中でも多彩な音楽性が圧縮された曲といえよう。
 6曲目“Umami”(この曲名も日本語由来だという)では、リズムが明瞭化し、ウワモノのシンセがコードを鳴らすにより、さらに「楽曲」的になっていく。二人もユニゾンで朗読すれる。その結果、」「声」と「電子音」が一体化する。アルバムに満ちていた「ズレ」と」「遅延」の感覚が希薄なり、何かが統合されたような、感動的ともいえる躍動感に満ちた曲に仕上がっている。まさにこの曲こそアルバムのクライマックスともいえよう。アルバム最終曲にして7曲目“Dit Gedicht”もアレックスとシャーロットのユニゾンによる朗読に、透明な電子音が重なり、アルバムは終焉を迎えていくだろう……。

 『Kwart Voor Straks』は、電子音はドローン、ノイズ、テクノ、アンビエントと多彩なサウンドを展開しつつ、アレックスとシャーロットの朗読/歌声によって、どこか「アルバム全体でひとつの楽曲」とでもいうような不思議な統一感が生まれている作品だ。
 何より、他にはない独自の世界観に満ちているアルバムなのである。エレクトロニック・ミュージックの形式を包括しつつも、しかし、ジャンル内の方法論のマナーにとらわれることなく、自由に音楽/音響世界を展開している、とでもいうべきか。だからといって破壊的というわけでもない。どこか優雅なのだ。貴族的な実験音楽作品?
 しかし不穏と不安に満ちた現在において、この「優雅さ」はとても貴重とも思う。未聴の方は日常のふとした隙間にこのアルバムを1曲目から聴いてみてほしい。時代の空気から浮遊しているような、エレガントな電子音楽作品とわかるはず。何より声と電子音のエレガントな舞踏のように鳴り響いていることに驚きを感じるはずだ。声と音。歌声と電子音。声とノイズ。有機と無機の交錯。そんな優雅で実験的な音の舞、音の舞曲、それがこの『Kwart Voor Straks』なのである。


Philip Glass - ele-king

 2024年1月にリリースされた『フィリップ・グラス・ソロ』は、フィリップ・グラスが、彼自身の曲を、彼がいつも作曲で使っている自宅のピアノで弾いた、隅々までグラス本人の息がかかったアルバムである。
 この個人的で親密なアルバムを作ったきっかけはCOVID-19のパンデミックだ。あれから4年も経ったのかと、今考えると遠い日々のようにも思えるが、2020年4月頃からしばらくの間、これまでの価値観、生活習慣、経済や社会の仕組みなど、多かれ少なかれ世界中の誰もが再考を迫られた。音楽界への影響として、コンサートや音楽フェスティヴァルの中止の知らせが常に国内外を駆け巡り、その代わりにコンテンツ配信が盛んになった。長年マンハッタンに暮らすグラスにももちろんパンデミックの影響があった。
 収録曲は全7曲。1曲目 “オープニング(Opening)” は1981年に作曲され、1982年のアルバム『グラスワークス(Glassworks)』に収録されている。2曲目 “マッド・ラッシュ(Mad Rush)” は元々ダライ・ラマのニューヨーク初訪問を記念したオルガン曲として1979年に作曲された。後にピアノ・ソロに編曲され、グラス自身もこの曲をコンサートで演奏することが多い。3〜6曲目 “メタモルフォーシス(Metamorphosis)”I , Ⅱ, Ⅲ, Ⅴはカフカの小説『変身』から着想を得たピアノ曲で、作曲は1988年。音楽的には、この曲は1曲目の “オープニング” をさらに発展させた楽曲といえる。この2曲の関係に限らず、グラスの楽曲では、一つのテーマやパターンを他の曲と共有していることがしばしば起こる。それゆえに、どの曲を聴いてもなんとなく似ている印象を与える。7曲目の“トゥルーマン・スリープス(Truman Sleeps)” は1998年に公開された映画『トゥルーマン・ショー(The Truman Show)』のサウンドトラックをピアノ・ソロへと再構成したもの。どの曲も今ではコンサートのレパートリーとして、グラスのみならず、世界各国のピアニストによって数多く演奏されており、このアルバムの選曲はグラスのピアノ曲のベスト盤と呼べるだろう。
 1937年生まれのグラスは音楽家として半世紀以上にわたって絶えず音楽活動を続けてきた。ミニマル音楽の創始者のひとりであると同時に、今では映画音楽、交響曲、オペラの分野でも活躍している。パンデミック以前は作曲、演奏、新作初演といった慌ただしいスケジュールに追われて世界を飛び回っていた彼だが、他の多くのミュージシャンと同じく、パンデミックによって対外的なスケジュールのすべてが止まってしまった。その期間、つまり2020年から2021年の間は、彼自身が何年も演奏してきた自作のピアノ曲に改めて向き合う期間となった。「このアルバムは2021年のタイムカプセルのようなものであり、また、この数十年の作曲と演奏のふりかえりでもある。言い換えると、私の最近の音楽観のドキュメントなのだ。」*1と彼は語る。
 ミニマル音楽の作曲家(本人はこう呼ばれるのが本意ではないらしいが)として知られているグラスは、作曲活動と同じくらい演奏活動にも積極的にかかわってきた。高度な演奏技術と、時に作曲家の哲学と独自の方法のもとで記された楽譜の解読を要する現代音楽の場合、作曲家は作曲に徹し、演奏はその道のプロフェッショナルな演奏家に託すのが一般的だ。だが、グラスはこのような分業性をあまり好まない。

 作曲家に演奏のスキルは必要ないという考えがどこから来たのか、私にはまったくわからない。曲を書くのと演奏するのは別だとしてしまうなんて、ばかげている。音楽の根本的な性質を誤解している。音楽とは何よりもまず奏でるものであり、単なる研究対象ではない。
 私にとって、演奏は作曲にとって欠かせない部分だ。今の若い作曲家たちを見ると、みな演奏もしている。それは私の世代に勇気づけられてのことだ。われわれはみな演奏家だった。自分の曲の解釈を自ら行うということ自体が、われわれの反抗の一部だったのだ。*2

 グラスの言葉をふまえると、彼の肩書きをコンポーザー・パフォーマー(作曲家兼演奏家)、または、単に音楽家やミュージシャンとした方が彼の信念と活動に即しているのかもしれない。
 フィリップ・グラス・アンサンブルを率いるグラス、ドローン音楽の「グル」として影響力を持ち続けるラ・モンテ・ヤング、日本滞在5年目を迎えたテリー・ライリー、今もステージに立って「クラッピング・ミュージック(Clapping Music)」を自ら演奏するスティーヴ・ライヒ—ミニマル音楽の第一世代とされる彼らの出発点は、自身の音楽を演奏するために結成されたアンサンブルやパフォーマンスのグループだった。誰かが演奏してくれるのを待つのではなく、自分の音楽を自分たちで演奏して、観客の反応を直に感じ取る。これはインディーズやメジャーを問わず、バンドやミュージシャンにとっては当たり前のことだ。だが、グラスをはじめとするミニマル音楽の長老たちは、1950年代、60年代の現代音楽、前衛音楽、実験音楽の文脈のなかで高度に分業化されてしまった慣習に異を唱えながら、コンポーザー・パフォーマーとしての態度を一貫してきた。アルバム『フィリップ・グラス・ソロ』はピアノと真摯に向き合う彼の姿を聴くことができる。
 ジュリアード音楽院で作曲を志すようになってからもピアノの練習を欠かさず、グラスはピアノの技術を磨いてきた。また、彼は作曲の大半をピアノで行っている。彼にとってピアノは特別な、そして最もなじみ深い楽器のひとつである。だが、彼のピアノ演奏は技術を披瀝するためのものではない。むしろ、音、音楽、作曲、楽器へのアプローチを彼自身が一演奏者として客観的に確かめていく手段なのだろう。このアルバムに収録されている全7曲はピアノ演奏の難易度でいえば、間違えず楽譜通りに弾くだけなら、むしろ易しい部類に入る。ピアノを齧ったことのある人向けにより具体的な例をあげると、チェルニーの30番練習曲(正式名称はカール・チェルニーによる『30の技巧練習曲』作品849)程度を弾ければ、この7曲を難なく弾くことができるはずだ。繰り返すが、楽譜通りに弾くだけならば。
 グラスのピアノ曲はリズム・パターンを何度も何度も繰り返しながら、新たな和音やパターンへとゆっくりと変化する。ほとんど全部の楽曲がこの方法で構成されていて、見ようによっては(聴きようによっては)、とても単調でつまらない音楽に聴こえてしまうだろう。しかし、パターンの変化の様子を詳しく見てみると、調(キー)と和音(コード)の特徴を知り尽くしたうえでの緻密な音の操作によってできていることがわかる。グラデーションのように変化するパターンと、その構成力はグラスの職人技といってもよい。
 一見、誰も弾けそうなピアノ曲を作曲者であるグラスはどのように弾いているのだろうか。彼は自分の曲だからといって好き勝手に歪曲させることはなく、出版されている楽譜通りのテンポ、強弱、抑揚その他の演奏記号や演奏指示に忠実に弾いている。筆者は実際に楽譜と突き合わせながら彼の演奏を聴いてみて、そのことを確かめた。彼は専業ピアニストではないし、今はかなりの高齢でもある。彼が1980年代に録音した同じ曲の演奏*3と比べると、このアルバムでの演奏には曲中のすばやいパッセージではリズムの粒が揃っていない箇所も散見される。だが、そんなことを指摘しても、ここに収められているグラスのピアノ演奏に対する評価としては無意味だ。他のピアニストたちによるこなれた演奏*4とは明らかに違う観察眼で、彼は自分が過去に書いた音を一つ一つ注意深く確かめながらピアノを弾いている。
 先に引いたグラスの言葉を思い出すと、このアルバムはひとりの音楽家のドキュメントである。そのドキュメントは、音楽を追うだけでなく、音楽家の日常生活の一端を見せる生々しさを呈する。時折、ピアノの音色の背景で微かに聴こえる警報器の音や雑踏が、このドキュメントをより鮮明に描いている。

*1 Philip Glass, “Glass Notes: Philip Glass Solo,” https://philipglass.com/glassnotes/philip-glass-solo/ Accessed February 2024.

*2 フィリップ・グラス『フィリップ・グラス自伝 音楽のない言葉』高橋智子監訳、藤村奈緒美訳、東京:ヤマハミュージックエンタテイメントホールディングス、2016年、118頁。

*3 グラス自身がピアノを弾いているアルバム『グラスワークス(Glassworks)』(1982)と『ピアノ・ソロ(Piano Solo)』(1989)のなかで『フィリップ・グラス・ソロ』に収録されている曲を聴くことができる。聴き比べてみるとおもしろい。

*4 たとえば、アイスランド出身のピアニスト、ヴィキングル・オラフソンのアルバム『フィリップ・グラス ピアノ曲集(Philip Glass: Piano Works)』(2017)での “グラスワークス:オープニング” の演奏は、音の強弱の付け方やテンポのゆらぎの点で、グラスの抑制された演奏とは違う、よりロマンティックな解釈だ。

Shuta Hasunuma - ele-king

 昨秋、聴きどころ満載のソロ・インスト・アルバム『unpeople』を送り出した音楽家の蓮沼執太。同作をサウンド・インスタレーション化した『unpeople -初演-』が3月20日に開催される。会場は草月プラザのイサムノグチ石庭で、展示とライヴのあいだのようなパフォーマンスになるそうだ。公演は3回に分けられているため訪れやすい上に、なんとお土産(ライヴ音源)まであるという。詳しくは下記をご確認あれ。

蓮沼執太
unpeople -初演-
草月プラザ イサムノグチ石庭『天国』回遊型

2024年3月20日の春分の日、草月プラザにあるイサムノグチによる石庭『天国』にて、蓮沼執太によるライヴ・サウンド・インスタレーション『unpeople -初演-』を開催します。

本公演は2023年10月にリリースされた蓮沼執太ソロ・アルバム 『unpeople』のリリースを記念し、同アルバムをサウンド・インスタレーション化した音空間の中で行われるライヴ・パフォーマンスです。草月プラザ・イサムノグチの石庭を舞台にパフォーマンスとインスタレーションを行き来する1日限りの特別な公演。サイト・スペシフィックなコラボレーションにぜひお立ち合いください。

【メッセージ】

草月プラザ・イサムノグチ石庭『天国』でパフォーマンス作品発表をします。

公演は3つの時間帯にわかれています。お好きな時間帯をお選びください。会場は草月プラザ内にあるイサムノグチによる花と石と水の広場『天国』です。

オーディエンスのみなさんは、草月プラザ全体を回遊しながら石庭、立体音響、パフォーマンスなどの作品鑑賞が出来ます。

石庭内に15個ほどのスピーカーを配置し、立体音響空間を作ります。そして、数箇所の演奏エリアを設け、僕がそのエリアで演奏をします。サウンド・インスタレーションだけの時間もあれば、その音に合わせて僕が音を重ねる時間もある、という展示とライブの間のような公演になります。

さらに、佐藤円さんによる光と影、清水花さんによる映像投影、fragrance yes 山野辺喜子さんによる香り、ハラサオリさんによる僕の身体を使った指示書など、この石庭ではさまざまな要素が混じり合い、この日限りの特別な環境を作り上げます。

自然光がたくさん入る石庭では3つの時間帯でそれぞれ表情が変わっていきます。すべての時間帯で上演されるサウンド・インスタレーションは同じ楽曲を予定していますが、僕自身が演奏パフォーマンスする楽曲は毎回異なる予定です。僕もみなさんと同じように回遊型に参加しながら、即興的にパフォーマンスしたいと考えています。

今回の公演会場は、段差が多く安全柵の設置がないため、小さなお子様の入場ができません。また、車椅子でご参加される方は石庭のプラザ内に入ることは難しいのですが、会場エントランスにて、パフォーマンスの響く音、映像をモニターで楽しめるようにしております。

最後に。ご来場者の方にお土産(ライブ音源)を用意しています。後日配布されるお土産音源から、今回の公演空間の空気を思い出せますように。

蓮沼執太

【開催概要】
日時:2024年3月20日(水・春分の日)

会場:
草月プラザ
〒107-8505 東京都港区赤坂7-2-21 1階
https://www.sogetsu.or.jp/about/hq-building/plaza/

公演時間:
1st:Open 10:30 / Start 11:00 / 12:00
2nd:Open 13:00 / Start 13:30 / 14:30
3rd:Open 15:30 / Start 16:00 / 17:00

チケット料金:
5,000円(税込)音源付き

チケット取扱:
shutahasunuma.shop
https://shutahasunuma.shop/

お問い合わせ
windandwindows Inc. 
https://windandwindows.com/ info@windandwindows.com

音響:葛西敏彦、久保二朗(アコースティックフィールド)
映像:清水花
コレオグラフド·ドローイング:ハラサオリ
フレグランス:山野辺喜子(fragrance yes)
美術:中村俵太(HYOTA)
照明:佐藤円
舞台監督:高野洋
宣伝美術:田中せり
webサイト:石黒宇宙(gmprojects)
テクニカル協力:アコースティックフィールド
記録映像:井前隆一朗
記録写真:後藤武浩
制作:吉田裕一(SETENV)、河村美帆香
主催・企画制作:windandwindows Inc.

葛西敏彦
サウンドエンジニア。スタジオ録音からライブPAなど、場所を問わず音へのアプローチを続ける音響技師。主に蓮沼執太、高木正勝、大友良英などを手がける他、舞台作品への参加やサウンドプロデュースも行うなど、活動の幅を広げている。

久保二朗
立体音響を中心とする音響システムデザイン・技術開発・サウンドデザイン・コンサルティング等を専門とする音響エンジニア。ヘッドフォンおよびイヤフォンでの音楽リスニングに特化した高音質バイノーラルプロセッシング技術「HPL」の開発者。2007年株式会社アコースティックフィールドを設立。

佐藤円
音楽への照明デザインを軸にインスタレーション、展示空間、ダンス、写真、映像など、ジャンルの異なる分野のアーティストの作品に携わる

清水花
石川県出身。現在は東京を中心に映像制作を行う。

ハラサオリ
美術家、振付家、ダンサー。1988年東京生まれ。「環境と身体」をテーマに、自らの身体、光、音、テキスト、ドローイングなど多様なメディアを用いた上演型作品を制作する。約10年に渡るベルリン滞在を経て、2023年より東京、横浜、神戸、京都など国内各都市で活動を行う。2015年東京芸術大学デザイン科修了。2018年ベルリン芸術大学舞踊科修了。

fragrance yes 山野辺喜子
セラピスト/フレグランスコーディネーター。自身のアレルギー改善のため植物療法や食事療法を学び、家族の病を機に整体・介護などの技術も習得。身につけた知識や実体験を活かし、心身を癒すセラピストとして活動をスタート。オリジナルブランドfragrance yesでは「日々の暮らしに香り を添えこころとからだを整える」セルフケアというライフスタイルを提案し、ナチュラル・オーガニック素材を丁寧に選び、お子さまやお肌の弱い方でも安心してお使いいただけるスキンケア・ アロマ製品を提供している。

【公演の注意事項】
本公演は草月プラザ・イサムノグチ石庭『天国』内を回遊しながらご覧いただく公演です
・専有いただけるお座席はございません
・動きやすい靴、軽装でのご来場をおすすめいたします
・お荷物のお預かりはできません
・飲食物(ペットボトルのお飲み物以外)の持ち込みはできません
・段差が多く、安全柵の設置もないため、未就学児童のご入場はご遠慮いただいております
・車椅子でご参加される方は段差が多く石庭内へのご案内はできませんが、会場エントランスにて映像モニターでの鑑賞スペースにてご覧いただけます。事前に info@windandwindows.com までご一報ください

【チケット購入にあたっての注意事項】
・受付開始・開場は開演の30分前です
・お支払いはクレジットカード決済のみとなります
・決済完了後のお客様都合によるキャンセル、変更はできません

【ご入場方法】
・チケットを購入いただくと、ご登録のメールアドレス宛にチケットへのリンクが通知されます
・「チケットを表示する」をクリックするとQRコードを表示させることができます
・QRコードを窓口にご提示ください(スマートフォンでも紙に印刷したものでも構いません)

Shabaka - ele-king

 UKジャズ最重要サックス奏者のシャバカ・ハッチングス。これまでサンズ・オブ・ケメットシャバカ・アンド・ジ・アンセスターズコメット・イズ・カミングなどで果敢に音楽的冒険を繰り広げてきた彼だけれども、シャバカ名義によるフル・アルバム『美の恵み』がいよいよリリースされることになった。
 2022年のミニ・アルバム『Afrikan Culture』につづく作品で、フルート、クラリネット、尺八をメインに演奏。ゲストとしてブランディ・ヤンガー、カルロス・ニーニョ、アンドレ・3000、ミゲル・アトウッド・ファーガソン、フローティング・ポインツらが参加している。発売は4月12日。これは聴き逃せないでしょう!

Shabaka / Perceive its Beauty, Acknowledge its Grace
シャバカ
『美の恵み』

2024.4.12 ON SALE

SHM-CD:UCCI-1061
¥2,860 (TAX IN)
Impulse! / Universal Music

フルートを携えたシャバカの新たな挑戦の始まり
シャバカ名義でのデビュー・アルバム!
カルロス・ニーニョ、アンドレ・3000、フローティング・ポインツ等豪華アーティスト参加!

●UK屈指のサックス奏者で「新世代UKジャズ界のキング」と称され、サンズ・オブ・ケメット、シャバカ・アンド・ジ・アンセスターズ、コメット・イズ・カミングと3つのバンドを行き来しながら活動していたシャバカ・ハッチングス。この度ソロ名義の“シャバカ”として、アルバム『美の恵み(原題: Perceive Its Beauty, Acknowledge Its Grace)』をリリースすることとなった。

●今作は2022年にリリースしたEP『Afrikan Culture』をベースに、さらにシャバカらしさを追求した。

●シャバカはこのアルバムで、フルート、クラリネット、尺八を主に演奏。参加アーティストは、グラミー・アーティストのエスペランサ・スポルディング、ハープ奏者のブランディ・ヤンガー、カルロス・ニーニョ、アンドレ・3000、ミゲル・アトウッド・ファーガソン、フローティング・ポインツ、リアン・ラ・ハヴァス等、ジャンルを超えた精鋭アーティストが集結している。

●今作に関してシャバカは「このアルバムは私にとって、本当の意味での出発点です。私が演奏し、多くの方に認知されることになったバンドからの旅立ち、そして、フルートが私のもとにやって来ました。
このアルバムではたくさんのフルートを取り入れて、様々な音の領域を探求しています。先行シングルの「エンド・オブ・イノセンス」ではクラリネットを用いました。
私の人生初めての楽器はクラリネットで、私にとってメインの楽器であると考えています。だからこそ、自分が一番心地よい状態に立ち返ることが出来るんです。
参加メンバーに関しては、過去数年間の全米ツアーで出会い、尊敬してきたミュージシャンたちに声をかけたところ、全員がイエスと言ってくれました。彼らの演奏はいつも息を呑むほど素晴らしいです。
レコーディングは、私の音楽的素養を形成してきた多くのジャズ・アルバムのサウンドに影響を与えた、歴史的なスタジオのルディ・ヴァン・ゲルダースタジオに集まって行われました。ヘッドホンもセパレーションもない部屋での演奏は、ただその空間で一緒に演奏している雰囲気を捉えることが出来ました。」と語った。

Kamasi Washington - ele-king

 10年代以降のジャズにおける最重要人物のひとり、現代にスピリチュアル・ジャズを復権したLAのキーパースンがひさびさのアルバムを送り出す。題して『Fearless Movement』、カマシ・ワシントン本人曰く特別な意味の「ダンス・アルバム」だそうだ。ゲスト陣も豪華で、昨年要注目のニューエイジ作品を発表したアンドレ3000ジョージ・クリントンサンダーキャットテラス・マーティンBJ・ザ・シカゴ・キッドらが参加している。5月3日、前作『Heaven And Earth』に続き〈Young〉から世界同時リリース。

KAMASI WASHINGTON
カマシ・ワシントン待望の最新作
『Fearless Movement』を5月3日にリリース!
アンドレ3000、ジョージ・クリントン、サンダーキャット、テラス・マーティン、BJ・ザ・シカゴ・キッド他、多数参加!

圧倒的なカリスマ性で現代のジャズ・シーンを牽引するサックス奏者、カマシ・ワシントンが新作『Fearless Movement』を〈Young〉から5月3日にリリースすることを発表した。アルバム発表と合わせて公開された新曲「Prologue」は、長年のコラボレーターであるAG・ロハスが監督したビデオと共に公開された。

Kamasi Washington - Prologue
https://www.youtube.com/watch?v=c8cKN1rbJl4

新作『Fearless Movement』は、〈Brainfeeder〉からリリースされた2015年の『The Epic』、〈Young〉に移籍しリリースした『Heaven & Earth』に続く作品で、カマシ本人は本作をダンス・アルバムと説明する。「それは文字通りの意味ではないんだ。ダンスは動きであり、表現であり、ある意味、音楽と同じである。つまり、身体を通して自分の精神を表現するということ。このアルバムはその点を追求しているんだ」とカマシは振り返る。以前のアルバムが宇宙的なアイデアや実存的な概念を扱っていたのに対し、『Fearless Movement』は日常的なもの、つまり地球上の生活を探求することに焦点を当てている。この視点の変化は、数年前にカマシに第一子が誕生したことによるところが大きい という。

父親になるということは、自分の人生の地平線が突然拓けるということなんだ。自分の死すべき運命がより明白になっただけでなく、自分の不滅性も明らかになった。つまり、娘は生き続け、私が決して見ることのできないものを見ることになるのだ。私は、その事実を受け入れる必要があったし、それが自分の作る音楽に影響を与えた
──カマシ・ワシントン

このアルバムには、カマシの娘(「Asha The First」のメロディーは、彼女が最初にピアノで実験していた時期に書かれた)が参加しているだけでなく、新旧のコラボレーターが多数参加している。アンドレ3000(OutKast)がフルートで参加し、ジョージ・クリントン、BJ・ザ・シカゴ・キッド、イングルウッドのラッパーD・スモークがヴォーカルを提供し、さらに西海岸の伝説ラス・キャスの双子の息子たちである、コースト・コントラのタジとラス・オースティンも参加している。また、生涯の友人でありコラボレーターでもあるサンダーキャット、テラス・マーティン、パトリス・クイン、ブランドン・コールマン、DJ・バトルキャットという最強布陣で挑んだ。また本作には米人気TV番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』で初披露した「The Garden Path」も収録されている。

カマシ・ワシントンの最新作『Fearless Movement』は5月3日世界同時にリリースされる。国内盤2CDは高音質UHQCD仕様で解説書を封入。輸入盤は2CDと通常2枚組ブラック・ヴァイナルに加え、数量限定2枚組レッド・ヴァイナル+ブルー・ヴァイナルと、日本語帯付き数量限定2枚組レッド・ヴァイナル+ブルー・ヴァイナルが発売される。

Kamasi Washington / カマシ・ワシントン
ロサンゼルスで生まれ育ったマルチ演奏者、バンド・リーダー、作曲家。彼の現在までの3作品-『The Epic』、EP『Harmony of Difference』、『Heaven and Earth』は今世紀で最も高く評価された作品の中に入るだろう。『Heaven and Earth』の対の一方である短編映画「As Told To G/D Thyself」は2019年サンダンス映画祭で初公開され大絶賛された。2020年、ワシントンはミシェル・オバマのドキュメンタリー映画『Becoming』の音楽を担当し、エミー賞とグラミー賞にノミネートされた。また2020年、長年の友人でありコラボレーターでもあるロバート・グラスパー、テラス・マーティン、ナインス・ワンダーとスーパーグループ、ディナー・パーティーを結成し、彼らのEP『Dinner Party (Dessert)』はグラミー賞の最優秀プログレッシブR&Bアルバム賞にノミネートされた。2021年には、メタリカのカヴァー・プロジェクト「Metallica Blacklist」で「My Friend of Misery」をカヴァーした。ワシントンは世界中をツアーし、今までケンドリック・ラマー、フローレンス・アンド・ザ・マシーン、ハービー・ハンコックその他多数のアーティストたちと共演・コラボレーションしている。

label: Young / Beat Records
artist: Kamasi Wasington
title: Fearless Movement
release: 2024.05.03 (FRI)
2CD国内盤(高音質UHQCD仕様/解説書付き):¥3,200+tax
2CD輸入盤:¥2,400+tax

LP限定盤(数量限定/2枚組レッド・アンド・ブルー・ヴァイナル):¥5,300+tax
LP国内仕様盤(数量限定/2枚組/レッド・ヴァイナル+ブルー・ヴァイナル/日本語帯付き):¥5,600+tax

LP輸入盤(2枚組ブラックヴァイナル):¥5,000+tax

BEATINK.COM:
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=13956

TRACKLISTING
01. Lesanu
02. Asha The First (Feat. Thundercat, Taj Austin, Ras Austin)
03. Computer Love (Feat. Patrice Quinn, DJ Battlecat, Brandon Coleman)
04. The Visionary (Feat. Terrace Martin)
05. Get Lit (Feat. George Clinton, D Smoke)
06. Dream State (Feat. Andre 3000)
07. Together (Feat. BJ The Chicago Kid)
08. The Garden Path
09. Interstellar Peace (The Last Stance)
10. Road to Self (KO)
11. Lines in the Sand
12. Prologue

都内屈指の繁盛店の店主がその半生と裏話を惜しみなく公開!

セブン・イレブンやハウス食品など数々の企業コラボ、「情熱大陸」をはじめメディアでもつねに注目を浴びる都内屈指の繁盛店の女性店主がその裏側を惜しみなく公開!

これは飽くなきパッションと、探究心と好奇心と食欲とを持ちあわせ、どこまでも人懐っこくてやさしい1人の女性がカレーと共に駆け抜けた青春物語であり、令和の細腕繁盛記!
読んだ後は魯珈のスパイシーなカレーを食べた後のようにスッキリ。
そして活力がどんどん溢れてくる。
さあ、読むべし!
──黒沢 薫(ゴスペラーズ)

2016年大久保にオープンし、瞬く間に都内有数の行列店に上り詰めたスパイシーカレー専門店〈魯珈〉。
スパイスカレーと台湾料理の「魯肉飯」のあいがけを看板メニューに掲げ、毎回工夫を凝らした週替りメニューで人気を集める。
2023年6月に店舗移転した後もますますエネルギッシュにワンオペで店を切り盛りする女性店主がその半生を振り返り、繁盛店の裏話やノウハウを惜しみなく語り尽くします!

目次

はじめに~開店日の話~
第1章 カレーとの出会い
第2章 修行時代のこと~エリックカレーとエリックサウス~
第3章 独立へ!~「魯珈」誕生前夜~
第4章 人気店への道、あるいは行列との闘いの日々
コラム 齋藤絵理の日常
第5章 「限定カレー」という戦略
コラム 私のセルフ・メンテナンス方法
第6章 コラボは踊る1~レトルトカレー、パン、ラーメン~
コラム お店を始めて「やめた」こと
第7章 コラボは踊る2~イトーヨーカドー、そしてセブン・イレブンへ~
コラム インドで学んだこと
第8章 お店を始めたい人に伝えたいこと

[著者]
齋藤絵理(さいとう・えり)
東京・八重洲の名店「エリックサウス」にて7年間の修行ののちに、2016年に大久保に魯珈をオープン。2017年『Japanese Curry Awards』で新人賞を受賞し、開店からわずか2年で名店の仲間入りをする。「ミシュランガイド東京」にて、2020〜2023年で4年連続でビブグルマンを獲得。2019年には人気ドキュメンタリー番組「情熱大陸」で取り上げられ、注目を集める。カレー店を経営する傍ら、コンビニ商品や大手スーパー取り扱いのレトルト商品の監修も手掛ける、カレー業界が生んだスパイスの女神。

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「BarChitChat 20th Anniversary Party!」 - ele-king

 小田急沿線上の新百合ヶ丘にある駅ちかのバー&レストラン「BarChitChat」は、ディープな音楽通なら知っているお店……といっても見た感じは普通のレストランです。しかしながら、日本の60年代的ボヘミアニズムが漂っているのです。完全に若い世代ですけどね。その、知る人ぞ知る拠点的なお店が20周年。気の良いひとたちなので、一見さんもぜんぜんオッケー(女性がひとりで行っても安心できる)。近所の人、ぜひ行きましょう。

2024.4/20(土)
at 横浜THUMBS UP & STOVES
16:20〜4:20 限定420名

【Live】
⚫︎CHOZEN LEE and THE BANG ATTACK
⚫︎Caravan
⚫︎Keyco
⚫︎ASOUND
⚫︎CBS & Chicken Is Nice
⚫︎東田トモヒロ
⚫︎松本族バンド
⚫︎Dachambo
⚫︎らぞく
⚫︎KARAMUSHI and SUPER FRIENDS
⚫︎アナザー TUFF SESSION
⚫︎山崎円城(F.I.B JOURNAL)×ghostinmpc/
Guest:Zen 101
⚫︎高田エージ+SUPER Goooooood!
⚫︎gnkosaiBAND
⚫︎kentarow
⚫︎TAKERU ANBASSA SP BAND
⚫︎カズキクチ
⚫︎宇田川別館バンド
⚫︎千尋with鈴木井咲
⚫︎遠藤コージズ
⚫︎井上園子

【DJ】
空中水泳
HOMERUNSOUND
YOSUKE BAOBAB
ABESTREEM
MAH(GREEN MASSIVE/Little Tempo)

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■チケット:前売り5500円/当日6500円 

■若者割り(限定100枚)
※当日要身分証明証
⚫︎ヤング割引(18〜22歳) 4200円
⚫︎中高生 3000円
⚫︎小学生以下無料(予約いりません)
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THUMBS UPにて3/10(日)15時〜
ホームページからメール予約か電話

■先行販売イープラス
3/3(日)午前10時〜
https://eplus.jp/sf/detail/4050140001-P0030001

■3/10(日)より店頭販売
・THUMBS UP・
https://www.stovesyokohama.com/thumbsup/

・BarChitChat・
http://www.chit-chat.jp

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神奈川新百合ヶ丘のMusic Bar Chit Chatの
20周年を記念すべく開催されるLive Party!
10年ぶりに二会場開催決定!
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RPR SOUNDSYSTEM with Dreamrec - ele-king

 ルーマニアから凄腕のエレクトロニック・ミュージック三人衆、RPR SOUNDSYSTEMが来日する。5年前の公演でも、ミニマル通たちを唸らせた東欧テクノのいまも体験しよう。嬉しいことに、DJ KENSEIがリキッド上でオープンから最後までDJでサポート。刺激を求めて夜に待機だ。

RPR SOUNDSYSTEM with Dreamrec VJ @LIQUIDROOM

■日時
2024年4月5日 (金) 23:30 OPEN/START

■会場
LIQUIDROOM 03-5464-0800
http://www.liquidroom.net

■出演者
ー 1F LIQUIDROOM ー
RPR SOUNDSYSTEM (Rhadoo, Petre Inspirescu, Raresh / [a:rpia:r])
Dreamrec VJ

ー 2F LIQUID LOFT ー
DJ KENSEI -Open to Last-

この日本に、あの奇跡の夜を再び! 世界のミニマルアンダーグラウンドシーンの最高峰
RPR SOUNDSYSTEM (Rhadoo, Petre Inspirescu, Raresh / [a:rpia:r]) がLIQUIDROOMに帰還する。

オフィシャルVJであるDreamrecの同行も決定!
「音+映像」 究極の完全体による世界最高水準のパフォーマンスが実現。
最高という言葉では言い尽くせなかったあの夢のような夜。コロナ禍を経て新しくこの音楽、シーンの虜になったニュージェネレーションを始めとする全国の熱いファンのみんなと再び体験できる日を、私たちも心から待ちわびていた。新しく歴史が動く瞬間を共に目撃しよう!
2F LIQUID LOFTは、以前から温められていた構想がついにお目見えする。満を持してDJ KENSEIがOpen to Lastで登場。必見!

■BIOGRAPHY

ー RPR SOUNDSYSTEM (Rhadoo, Petre Inspirescu, Raresh) ー 世界のアンダーグラウンドミュージックを席巻するルーマニアン・シーンのトップ、Rhadoo, Petre Inspirescu, Raresh。 現行のワールド・シーンにおけるキングの一人として全世界に君臨し、ルーマニアシーンの事実上 のボスであるRhadoo、卓越したプレイはもとよりその生み出される作品群が世界最高レベルのクオリティーの評価を獲得している唯一無二のアーティストPetre Inspirescu、3人の中でも特にメ ジャ・ーシーンにおいても抜群の名声を確立しているRareshの3人による、最重要レーベル・そして アーティスト集団がこの [a:rpia:r] (アーピアー)である。 そして、その3人による別名義のスペシャル・ユニット『RPR SOUNDSYSTEM』の名で出演するイベ ントは、バルセロナ『OFF SONAR Festival』やロンドンの名門クラブ『Fabric』などと言った、世界で も彼らにより選ばれたトップ・イベント・フェスのみとされ、年にごく数回しか実現する事はない。東 京LIQUIDROOMのパーティは、その選ばれた数少ないなかのひとつである。

■MOVIE


Rhadoo, Petre Inspirescu with Dreamrec VJ @Chinois, Ibiza 2023.09.23 https://youtu.be/LVEi99Nij7U


clubberia TV - Event Report (アフタームービー)
RPR SOUNDSYSTEM with Dreamrec VJ @LIQUIDROOM 2017.04.01 https://www.clubberia.com/ja/videos/748094-Party-Report-RPR-SOUNDSYSTEM-with-Dreamr ec-VJ-2017-04-01-at-Liquidroom/


■料金

・前売 - Standard Advance / STAGE 2 ¥6,000
・グループ割 - Group Ticket(4p) ¥22,000 (Limited)
ZAIKO https://clubberia.zaiko.io/item/361619
e-plus https://eplus.jp/sf/detail/4019970001

・ U-23 ¥4,000 (50 Limited)
ZAIKO https://clubberia.zaiko.io/item/361619

・当日 - Door ¥7,000


Total Information:
https://linktr.ee/rpr2024tokyo
Produced by Beat In Me

Soft - ele-king

 90年代後半に京都のクラブ・アンダーグラウンドから登場したロック・バンドのソフトは、雑食性の高いポスト・ロック的アプローチをする先駆的なインストゥルメンタル・バンドで、日本からのスティーヴ・ヒレッジやマニュエル・ゴッチングへの回答でもあり、まったく新しい何かでもあった。ミニマリズムとダブ、多彩なリズム——通算11枚目のアルバム『Passing Tone』が4月1日に彼らのレーベル〈Softribe〉(https://www.softribe.jp/)からリリースされる。注目です。

artist : Soft
title : Passing Tone
label : Softribe cat : STJP-0012 format : LP

trackllist
A1. Floating Dub A2. G.G.
B1. N'da
B2. Akebono B3. Mercury

Royel Otis - ele-king

 想像の世界への扉がある。現実を反映した、かつてこうであって欲しいと願ったような理想の世界、それが地続きであって欲しいと思う隣の世界、時にポップ・ミュージックはいともたやすくその世界の扉を開く。
 ロイエル・オーティスのこのデビュー・アルバムの音楽を聞くと胸が騒いで仕方がない。2010年代前半の〈キャプチャード・トラックス〉のバンドたちのようなサーフ・ポップ/インディ・ポップの要素に、そこから離れた10年代後半のサウス・ロンドンのインディ・シーンの感性をプラスしたかのようなオーストラリア出身のバンド、ロイエル・マデルとオーティス・パヴロヴィッチのふたりが組んだバンドだからロイエル・オーティス。この単純な組み合わせ、最小のユニットのなかにギター・ミュージックのロマンがこれでもかというくらいに詰まっている。

 ドキドキとワクワク、手のひらのなかにある再生ボタンを押した瞬間に輝くモノクロの青春映画の世界にあっという間に心がつながる。高い位置を推移するベースラインは現実よりも重力をほんの少し軽くさせ、フワフワと落ち着かない心を作り出し刺激のない現実を理想の世界に変えていく。重ねられるサーフ・ロックみたいなギターのフレーズに、シンセのわずかなサイケデリア、そしてドラムが心を急かす。そうしてその声。オープニング・トラック “Adored” で聞かれるオーティス・パヴロヴィッチの歌声は高く柔らかく、ポップになり過ぎないラインで絶妙なフックを繰り出す。電気を消した部屋、流しっぱなしのビデオ、光で青くなっていく視界、頭のなか、個人と世界との関わり方、下世話な真理、僕にはこの曲がインディ・ギターの “Orgasm Addict” に感じられる。衝動と万能感を持った若者の無敵の心、だけどもそこにはいつだって不安が同居している。青春映画のようなこのアルバムのオープニングにこれ以上ふさわしい曲があるだろうか。

 ギター・バンドが再び勢いをとり戻し、世界各地にその熱が伝播していたような時期、2019年にロイエル・オーティスはシドニーで結成された。インターネットを通じて興奮が広がり、刺激を受けてまた次の動きがはじまる。そうやってどんどんどんどん音楽は変わりそれに伴い人びとの感覚も変わっていく。世界には同じような感覚を持っている人たちがいて自然とローカルなシーンができ上がり、物理的な距離は離れていても、その感覚を受け取った人たちがまた自分たちで新しいことをやってみようと試みる、シカゴで、アムステルダムで、東京で。ここ数年感じていて興奮していたような音楽シーンの動きがついに次世代に入ったような感覚がある(つまりは新たな場所からのアタックだ。ロイエル・オーティスと同じオーストラリア出身のデュオでロンドンに拠点を移したハイスクールの動きにもそれを感じる)。全ては相互に作用して同じであり続けることはなく、心の動きが現れた音楽は次のチャプターへと進んでいく。ロイエル・オーティスはオーストラリアから飛び出し、23年の初頭、ここ数年のインディ・シーンで中心的な存在になっていたサウス・ロンドンのダン・キャリーのホーム・スタジオでこのアルバムのレコーディングをおこなった。タイトルになっている『Pratts & Pain』というのはダン・キャリーのスタジオの近くにあったパブの名前をもじったものでそこでショットを数杯飲んで歌詞を書いたと彼らは言う。

 ダン・キャリーの影響がどれほどあったのかはわからないが、これまでリリースされた3枚のEPと比べてこのアルバムではシンセサイザーの使い方がより巧みになったような印象を受ける。シンセのリフで組み立てられる “Heading For The Door” はもとより、MGMTマナーの “Foam”、ギターがジャングリーに胸を躍らせる “Daisy Chain” といった楽曲でも隙間にそっと入り込むように音が重ねられ、それが現実感をぼやけさし、現実と理想の世界の境目を曖昧にさせているのだ。その少しのアクセントがこの心をかき乱す音楽に浮遊感を与えている。
 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの “White Light / White Heat” の影響を感じるタイトルがそのものずばりの “Velvet” も白眉の出来で、叩きつけられるピアノと膨らんだ不穏なベースが大言壮語に突き抜ける見栄の切り方を見せ、このアルバムにさらなる奥行きを与えている。そしてこれまでのEPでは見られなかったような陰鬱さを持った “Molly” のような曲もある。遠くで聞こえる呪詛のようにサウンド・エフェクトがうっすらと聞こえてきて、きらめくギターの輝きは消えうせ、まるで抜け出せない憂鬱のなかの波のように聞こえてくる。しかし新味だという風には思えない。この曲だけではなくアルバムに収められた音楽が無敵の勢いとともにどれもほんの少しだけ不安の色が混ぜられているからだ。それが余計にこの音楽を特別にする。現在が失われるのが未来であるかのように、あるいはこんな日々は長くは続かないとわかっているかのように。

 だがこのアルバムのイメージはやはり “Sonic Blue” や “Fried Rice” のような曲に集約されているのかもしれない。ジャングリー・ギターのやさぐれ燃え尽きていくインディ・ポップ。ロイエル・オーティスの音楽はただひとり口ずさむ孤独のアンセムのような音楽だ。みんなのなかに自分はいなく、だからシンガロングまでは至らない。まるで DIIV の『Oshin』を初めて聞いたときみたいな心境でこの享楽のなかにある孤独に身を置いている。できすぎた安っぽい思い出は、だからこそいともたやすく想像の世界への扉を開く。この暗く輝く青春は繰り返しのなかで何度だって胸をドキドキさせてくれるのだ。

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