Home > News > Witching Hour Archives - ──「クラブ・カルチャーの神秘性を取り戻し、再魔術化を謀る」新動画メディアが始動

いまやYouTubeにおける一大ジャンルとなった、DJやライヴの様子をアーカイヴする数々の配信プログラム。さまざまな観点から世界中で議論が繰り広げられているなか、「クラブ・カルチャーの神秘性を取り戻し、再魔術化を謀る」ことをコンセプトとしたあらたな動画メディア〈Witching Hour Archives〉が始動する。
初回プログラムとして、首都圏を中心に開催されているハードコア・クィアパーティ〈FETCH〉による2025年6月回の模様が配信。
動画を再生してみると、DJのキャラクター性にフォーカスする昨今の潮流とは一線を画した、クラブという環境全体を窃視するかのような謎めいた雰囲気が目を引く。〈Witching Hour Archives〉は、まるで監視カメラのようなアングルで撮影されたアーカイヴを継続的に配信することで「クラブ・カルチャーを再び誇れるもの」にしようと試みているのだろうか?
以下にステートメントとファウンディング・メンバー(当プロジェクトは主導者を置かず合議制で運営されるようだ)にかんする情報を引用する。
―クラブカルチャーの神秘性を取り戻し、再魔術化を謀る―
新動画メディア「Witching Hour Archives」始動
クラブカルチャーの記録を目的とする新しい動画メディア「Witching Hour Archives」がローンチ。
現在、数多くのストリーミングメディアがDJに焦点を当てている一方で、Witching Hour Archivesは異なる信念に基づいて設立された。DJブースはクラブカルチャーのひとつの側面に過ぎないという信念だ。クラブカルチャーの核心にあるのは、DJとダンスフロアの間で循環するエネルギーであり、ブースだけに焦点を当てては捉えきれない。Witching Hour Archivesはクラブ文化をスペクタクルとしてではなく、生きた儀式として記録し、クラブの闇の中で生まれる神秘的なエネルギーの循環を記録することを目的として立ち上げられた。
改造されたカメラと、パフォーマンス的なナルシシズムや「主人公気取り」の行動を引き起こさないよう工夫された設置方法や撮影アングルを用い、フロアの暗さとDJやクラウドの匿名性を確保しながらも、可能な限りフロアのありのままの姿を記録することを実現。SNSでのバズを目的としたものとは一線を画した、文化の記録のためのチャンネルとなっている。
今後、コミュニティーによる自律した運営を継続できるよう、運営費をカバーするためのグッズの展開も予定している。
ロゴのデザインには、「暗闇を記録するためのカメラ」「魔術的な力/マジックサークル」「アンダーグラウンドコミュニティのネットワーク」という3つの意味が込められている。
初回の配信としてローンチと同時に、6月に渋谷のStudio Freedomでコロンビアからラテンコアの旗手CRRDRを迎えて行われた、ハードコア・クィアパーティー「FETCH」のプライドマンススペシャルの記録が公開されており、今後もコンスタントにパーティーを記録し、公開していく予定となっている。
是非InstagramとYouTubeチャンネルをフォローして、今後のアップデートを見逃さないようにしてもらいたい。
Founding members (A to Z)
DJ POIPOI
glico
kotono in midnight
Mars89
MAYUDEPTH
SUNNOVA
TEI TEI
Yuri Kim
Yusuke Maeno
Art Director : Mars89
Movie Director : SUNNOVA
Sound Engineer : Yuri Kim