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Young Fathers

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──いまUKが面白い理由その2──ヤング・ファーザーズ、ただいま新作を全曲試聴できます

Apr 02,2015 UP

 『ホワイト・メン・アー・ブラック・メン・トゥー』(白人は黒人でもある)、アルバムのタイトルからして、充分に挑発的だ。
 いま話題のエジンバラの3人組、ヤング・ファーザーズ、昨年彼らが出した『デッド』は、FKAツイッグスをおさえての、まさかのマーキュリー最優秀アルバム賞を受賞。その授賞式で、まったく喜びを表に出さなかった冷めた態度も話題になった。
 『ホワイト・メン・アー・ブラック・メン・トゥー』──この言葉について一瞬でも人が考えてくれたら良いと思った、vol.16の取材にメンバーのグレアム・ヘイスティングスはそう答えてくれた。

 ポップ・ミュージックとは本来、幅の広い多様な音楽を意味するものだったと彼は語る。ネットの普及によって、リスナーの印象を確保するため、むしろ同じような内容の幅の狭い音楽がポップ・ミュージックになっていると鋭い意見を述べる。いわく「5時半に仕事を終えて、運転して帰宅途中の人たちなどには、人生の狭い価値観ではなく、幅広い文化を提供すべきだ。俺たちは、ポップ・ミュージックにそういう意味を込めている」

 おわかりのように、ヤング・ファーザースが“ポップ”にこだわるのは、キャッチーであるとか、商業的であるとか、大衆に迎合するとか、わかりやすいとか、そういう意味ではない。ポップこそが多様性に満ちた世界であるべきだ、という意味である。
 また、このアルバムには、彼らのエジンバラでの経験が詰められている。
 前作とは打って変わって、ラップはほとんどない。モータウンがベルリンで録音されたような……いや、止めておこう。

 前口上が長くなったが、ヤング・ファーザースの注目の新作、『ホワイト・メン・アー・ブラック・メン・トゥー』をたっぷり試聴してくれたまえ。

http://noisey.vice.com/blog/young-fathers-white-men-are-black-too-album-stream

 『ホワイト・メン・アー・ブラック・メン・トゥー』は、今週4月4日(土)、ボーナストラックを追加収録し、いよいよリリースされる。ぜひ、ele-king vol.16掲載のインタヴューも読んでいただきたい。

ヤング・ファーザーズ
White Men Are Black Men Too

BEAT RECORDS / BIG DADA

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