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ele-king vol.17

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──紙エレキング「特集:年間ベスト・アルバム」および「特集:政治の季節」、そして「2016年の歩き方」

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Dec 21,2015 UP

 わずか1年前というのは、感覚的には、つい数ヶ月前のような気がする。しかし2015年の場合は、2015年1月を生きた自分といま2015年12月を生きている自分とでは、明らかに何かが違って見える。それは何なのだろう? そして音楽はこの1年、世界をどのように見ていたのだろう? つまりリスクを持って、この危うい世界に挑んでいたのは誰なのだろうか? 「1ドルの真の代価とは?/いやな問いだな、思考が麻痺してくる」(by ケンドリック・ラマー)
 エレキングの年間ベスト号、22日発売です。ベスト・アルバム20、ベスト映画10本、そして政治特集「2016年の歩き方」。
 どうぞ注目してください。

【2015年間ベスト・アルバム20】
2015年は時代の占い棒としての音楽が健在であることを証明した。USではケンドリック・ラマーやディ・アンジェロ、UKではヤング・ファーザーズやジャム・シティ、日本では寺尾紗穂やKOHHがそうしたものの代表だ。そして、ジェイミーXXの若いロマン主義は冷えた心を温めた。しかし、2015年に欠けているものはユーモアだった。それでは年間ベスト・アルバム20枚。どうぞご覧下さいませ。

【特集:政治の季節「2016年の歩き方」】
音楽は逃避的なサーカスであり、夢のシェルターだ。が、ものによってはリアリズムに目覚めさせもする。いまや現実が騒がしくて夢見る暇もないって? 時代を描こうと思ってピンで留めても、時代はつねに動いている。私たちが思っている以上に、激しく。日本ではSEALDsがあって、アメリカでは#BlackLivesMatterがある。それらは音楽文化ともどこかで結びついている。政治の季節2015年から2016年へ、私たちはどのように歩いていけるののだろうか。

【目次】

002 Jun Tsunoda

012 interview OPN(ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー) 三田格+坂本麻里子
026 2015・年間ベスト・アルバム20枚(泉智、木津毅、北沢夏音、高橋勇人、デンシノオト、野田努、橋元優歩、ブレイディみかこ、三田格、矢野利裕)
050 ラフトレードNYの2015年 文・沢井陽子+George Flanagan
052 映画ベスト10(木津毅、野田努、水越真紀、三田格)
060 2015年私談  文・増村和彦
064 特集:政治の季節「2016年の歩き方」
 066 interview 奥田愛基(SEALDs)、牛田悦正(SEALDs)泉智+水越真紀+小原泰広
 080 ケンドリック・ラマーと戦後70年の夏  泉智
 083 UKミュージックの救いの妖精、マーガレット・サッチャー  文・ブレイディみかこ
 086 「ワン・スローガン、メニー・メソッド」──#BlackLivesMatter 文・三田格
 128 20代がクラブに行かないワケ──ダブステップとグライムから考える マイク・スンダ×高橋勇人×野田努
 134 大学に文学部はいらない?  坂本麻里子×三田格
 138 ダンシング・イン・ザ・ストリート──2016年のための路上の政治学  五野井郁夫×水越真紀

 

101 REGULARS
102 初音ミクの現在・過去・未来(中編)  文・ヴィジュアル 佐々木渉
104 ハテナ・フランセ 第4回 戦争よりも愛のカンケイを  文・写真 山田容子
106 音楽と政治 第7回 ストレイト・アウタ・サムウェア  文 磯部涼
108 アナキズム・イン・ザ・UK 外伝 第8回 恋愛とPC  文 ブレイディみかこ
110 ピーポー&メー 人々と私  第8回 故ロリータ順子(前編)  文 戸川純

088 interview 渡辺信一郎  橋元優歩+野田努+小原泰広
118 interview KODE 9 高橋勇人+青木絵美

138 gallery 横山純

158  13年の幕間──2015年のジム・オルーク  松村正人+菊地良助