「IR」と一致するもの

Jeff Parker - ele-king

 前作『The New Breed』の成功でもはやトータスのメンバーとして以上に、むしろソロ・アーティストとして牢固たる地位を確立した感のあるジャズ・ギタリスト、ジェフ・パーカー。その新作が出るというのだから見逃せない。『The New Breed』がジェフの父へのトリビュート作だったのにたいし、今回のタイトルは『Suite for Max Brown』で、彼の母に捧げる作品となっている。日本での発売は1月29日。原盤はマカヤ・マクレイヴンなどで知られる〈International Anthem〉と〈Nonesuch〉の共同リリースとなっており、そのマカヤ・マクレイヴンや盟友ロブ・マズレクらが参加している。収録曲にはコルトレーンやジョー・ヘンダーソンのカヴァーも含まれているようで、もうとにかく楽しみだ。
 なおジェフは、2月9日から11日にかけ、トータスの一員として来日することが決まっている。そちらの情報はこちらから。

Jeff Parker & The New Breed “Suite for Max Brown”
ジェフ・パーカー『スイート・フォー・マックス・ブラウン』

フォーマット:CD
商品番号:IARC-J029 / HEADZ 244 (原盤番号:IARC0029)
価格:¥2,100+税
発売日:2020.1.29 ※オリジナル(US)盤発売日:2019.1.24
原盤レーベル:International Anthem Recording Co. / Nonesuch Records Inc.
バーコード:4582561391378

01. Build a Nest (feat. Ruby Parker) 2:13
 ビルト・ア・ネスト(フィーチャリング・ルビー・パーカー)
02. C'mon Now 0:25
 カモン・ナウ
03. Fusion Swirl 5:32
 フュージョン・スワール
04. After the Rain 4:45
 アフター・ザ・レイン
05. Metamorphoses 1:48
 メタモルフォーゼズ
06. Gnarciss 2:12
 ナールシス
07. Lydian Etc 0:55
 リディアン・エトセトラ
08. Del Rio 1:38
 デル・リオ
09. 3 for L 4:47
 スリー・フォー・L
10. Go Away 4:58
 ゴー・アウェイ
11. Max Brown 10:36
 マックス・ブラウン
12. Blackman 2:56
 ブラックマン

Total Time 42:50
       
※ track 12 … 日本盤のみのボーナス・トラック(from 7" phonograph flexi disc:IARC0021)

All songs composed by Jeff Parker (umjabuglafeesh music, BMI);
except “After The Rain” by John Coltrane, and “Gnarciss” which contains elements of “Black Narcissus” by Joe Henderson.

“C’mon Now” features samples from the Otis Redding recording “The Happy Song (Dum-Dum).” Produced under license from Atlantic Recording Corp. By Arrangement with Rhino Entertainment Company, a Warner Music Group Company.

All arrangements by Jeff Parker.

Engineered and edited by Jeff Parker at Headlands Center For The Arts, Sausalito, California and at home in Altadena, California.
Engineered, edited and mixed by Paul Bryan in Pacific Palisades, California.
Mastered by Dave Cooley at Elysian Masters, Los Angeles, California.

Produced by Paul Bryan and Jeff Parker.

“Build a Nest (feat. Ruby Parker)”
Jeff Parker - drums, vocals, piano, electric guitar, Korg MS20
Ruby Parker - vocals

“C’mon Now”
Jeff Parker - sampling, editing

“Fusion Swirl”
Jeff Parker - electric guitar, bass guitar, samplers, percussion, vocals

“After the Rain”
Paul Bryan - bass guitar
Josh Johnson - electric piano
Jeff Parker - electric guitar and percussion
Jamire Williams - drums

“Metamorphoses”
Jeff Parker - glockenspiel, sequencer, sampler, MS20

“Gnarciss”
Paul Bryan - bass guitar
Josh Johnson - alto saxophone
Katinka Kleijn - cello
Rob Mazurek - piccolo trumpet
Makaya McCraven - drums and sampler
Jeff Parker - electric guitar, JP-08, sampler, midi strings

“Lydian, Etc”
Paul Bryan - bass guitar
Jeff Parker - electric guitar, pandeiro, midi programming, etc.

“Del Rio”
Paul Bryan - bass guitar
Jeff Parker - electric guitar, mbira, sampler, Korg MS20, drums, electric piano

“3 for L”
Jay Bellerose - drums and percussion
Jeff Parker - electric guitar, Korg MS20

“Go Away”
Paul Bryan - bass guitar and vocals
Makaya McCraven - drums
Jeff Parker - electric guitar, vocals and sampler

“Max Brown”
Paul Bryan - bass guitar
Josh Johnson - alto saxophone
Jeff Parker - guitar, Korg MS20, JP-08
Nate Walcott - trumpet
Jamire Williams - drums

“Blackman”
Produced, Performed & Recorded by Jeff Parker.
Vocals by Ruby Parker.
Mixed by Paul Bryan.
Mastered by David Allen.

Graduated studies of sampling, cycles & soulful jazz harmonics mix Monkian miniatures into a fusion-swirled dedication.

2020年2月に1998年の名盤『TNT』の完全再現公演で来日するポストロックの代表バンド、トータスのメンバーであり、平行してジャズ・ギタリストとしても活躍するジェフ・パーカーの名盤の誉れ高き、2016年のリーダー作『The New Breed』(NPR、Observer、New York Times、Los Angeles Times、Jazz Standard、Bandcamp 等にて、2016年の年間ベストに選出。日本盤は2017年リリース)に続く、新作アルバム『Suite for Max Brown』が遂に完成。

ジェフと並ぶ看板アーティストでもあるドラマーのマカヤ・マクレイヴンのリーダー作等で近年日本でも注目されているシカゴの新興ジャズ・レーベル、〈International Anthem〉とあの〈Nonesuch Records〉との共同リリースの第一弾アルバム(第一弾は2019年12月2日にリリースされたジェフのアルバムの先行シングル「Max Brown - Part 1」)となる本作は、『The New Breed』の姉妹作(『The New Breed』はジェフの亡き父親に捧げられたアルバムで、アルバムのアートワークにもフィーチャーされていたが、本作はジェフの母親の19歳の頃の写真がジャケットにフィーチャーされている。まだご存命の母親へ捧げられたアルバムで、アルバム・タイトルも母親の旧姓に因んでいる。)ともいえる作品で、前作同様にジェフがマルチ・インストゥルメンタリストやビートメーカーとして一人で制作した楽曲と The New Breed というグループ名でライブ活動をするまでに発展した前作のレコーディング・メンバーが再び集結して制作された楽曲が違和感なく収録されている。

『The New Breed』と同様プロデュースはジェフ自身と、エイミー・マン、アラン・トゥーサン、ノラ・ジョーンズの作品等で有名なポール・ブライアン(2018年のグラミーでエイミー・マンの2017年のアルバム『Mental Illness』のプロデューサーとして「Best Folk Record」を受賞)が担当(ミックスも担当し、ベースでも参加。ミシェル・ンデゲオチェロやルーファス・ウェインライトのライブにも参加するなどプレイヤーとしても活躍している)。

エスペランサ・スポルディングやミゲル・アトウッド・ファーガソン、カルロス・ニーニョ、キーファー、リオン・ブリッジズとも共演してきたサックス奏者のジョシュ・ジョンソン、ロバート・グラスパー・トリオのメンバーで、先鋭的ジャズ・コレクティヴ、エリマージを率いる新世代ドラマー、ジャマイア・ウィリアムス(モーゼス・サムニーの2017年作『Aromanticism』にはドラマーとして、ソランジュの2019年作『When I Get Home』にはプロデューサーの一人として参加している)が脇を固めている。本作には更に二人のドラマーが参加しており、一人はレーベルメイトで何度も共演していて、日本でも人気上昇中のマカヤ・マクレイヴン(『The New Breed』の日本盤のボーナス・トラックとして収録されたリミックスも担当)、もう一人は『The New Breed』にも参加していたジェイ・ベルローズ(ポール・ブライアン関連作のみならず、ポーラ・コールの作品を中心に、エルトン・ジョン、ロバート・プラントとアリソン・クラウスのグラミー受賞作『Raising Sand』他、ジャンルに関係なく活躍)。

シカゴ・アンダーグラウンド・オーケストラ以降、何度も共演を重ねてきた盟友ロブ・マズレクがピッコロ・トランペット、ブライト・アイズ(コナー・オバーストのソロ作も)やエンジェル・オルセンの2019年作『All Mirrors』にも参加しているネイト・ウォルコットがトランペットで参加している。

また、ジェフのバークリー音楽院時代の同級生で、現在は Chicago Symphony Orchestra に在籍しているチェリスト、Katinka Klejin (2019年末来日したラリー・ウォーカーと共演作をリリースしている)も参加している。

アルバムの冒頭を飾る “Build a Nest” には、前作収録の “Cliche” に引き続き Chicago High School of the Arts の学生でもある17歳のジェフの愛娘、ルビー・パーカーのヴォーカルをフィーチャーしている。

ジェフのオリジナル楽曲とともに、ジョン・コルトレーンの1963年作『インプレッションズ』収録の “After the Rain” のカヴァー、ジョー・ヘンダーソンの “ブラック・ナルシサス” をジェフ流に解釈した “Gnarciss” を収録している。

マスタリングも前作同様、J・ディラ『Donuts』を手掛けたデイヴ・クーリーが担当している。

ヒップホップにインスパイアされた現在進行形のサウンドと、古き良きジャスがバランスよくブレンドされた、ジェフのミュージシャンやコンポーザーとしての懐の深さを感じさせる、『The New Breed』を更新・進化させた正にマスターピース。

日本盤には2018年5月21日に7インチのソノシートのみでフィジカル・リリースされた、Madlib とのコラボでも知られるジョージア・アン・マルドロウ(〈ストーンズ・スロウ〉初の女性アーティストとしてデビューし、現在は〈ブレインフィーダー〉所属)の “Blackman” (1st フル・アルバム『Olesi: Fragments of an Earth』収録曲)のカヴァー曲をボーナス・トラックとして収録(アルバム用にリマスタリングされている)。

ライナーノーツは、Jazz The New Chapter の柳樂光隆が担当。
日本盤のみ歌詞・対訳付。

Thundercat - ele-king

 前作『Drunk』でも大成功を収めたベーシスト、サンダーキャットが3年ぶりとなるニュー・アルバムを〈Brainfeeder〉よりリリースする。フライング・ロータスとの共同プロデュースで、さらに信じられないくらい豪華なゲストたちが大勢参加している。現在スティーヴ・レイシーとスティーヴ・アーリントンを迎えた新曲 “Black Qualls” が公開中なので、まずはそちらをチェック。

[2月18日追記]
 4月に来日公演も決定しているサンダーキャットが、待望の新作より新たに “Dragonball Durag” を公開。曲名どおり、『ドラゴンボール』からインスパイアされた曲である。「俺にはドラゴンボールのタトゥーがある……ドラゴンボールは全てをつかさどるんだ。ドラゴンボールは人生だ、という格言もあるんだぜ」とのこと。プロデュースは本人とフライロー、演奏にはカマシも参加。なお、来日公演のチケットの一般発売はいよいよ今週末22日から。こちらをチェック。

[2月28日追記]
 くだんの “Dragonball Durag” のMVが公開されました。サンダーキャットのコメントと、歌詞の一部も翻訳されています。

この世界には2種類の人間がいる。ドゥーラグをしている奴と、ドゥーラグが何か知らない奴だ。ドゥーラグにはスーパーパワーがあるのさ。スワッグ(イケてる度)を上げるためのな……ドゥーラグには効果があるんだ、自分を変えてくれるっていう効果が。クローゼットに一つあれば、今夜していこうかと考える。でも何が起こるか分からないからドゥーラグがはずれちまうことだってあるかもしれないぜ。 ──Thundercat

俺のビデオゲームとか漫画とか、別に好きにならなくていいよ/ベイビー・ガール、俺のドゥーラグ似合ってるかな?/うまく結べてる?/そのドレス、俺だけのために着てくれたの?/なぜなら俺はそのドレスを引きちぎろうとしてるから/ベイビー・ガール、俺は自分のドゥーラグにブチ込むよ/それしかないから ──“Dragonball Durag” の歌詞より

[3月18日追記]
 まもなくリリースを控えるニュー・アルバムより、新たに新曲 “Fair Chance” が公開されました。タイ・ダラー・サイン、リル・Bが参加。国内盤CDの特典も決定していますので、下記をチェック。

4月3日リリースの最新作『It Is What It Is』より、
タイ・ダラー・サイン、リル・B参加の新曲 “Fair Chance” を公開!
国内盤CD各種購入特典も決定!

唯一無二のキャラクターで多くの音楽ファンを虜にし、アーティストやセレブリティーからも熱い視線を集めるアーティスト、サンダーキャット。LAの人気姉妹バンド、ハイム、R&Bシンガーのカリ・ウチス、コメディアンのクインタ・ブランソンが出演した “Dragonball Durag” (ドラゴンボール・ドゥーラグ)のミュージックビデオの公開も話題となった彼が、4月3日発売の最新作『It Is What It Is』より新曲 “Fair Chance (feat. Ty Dolla $ign & Lil B)” を公開!

Thundercat - Fair Chance (feat. Ty Dolla $ign & Lil B)
https://www.youtube.com/watch?v=IoFOXgIme9M

楽曲にはファンク・バンドのメンバーとして活動していた父と、アイズレー・ブラザーズのメンバーとして活躍する叔父を持つという、サンダーキャット同様に音楽一家で生まれ育った人気シンガー/プロデューサーのタイ・ダラー・サインと、いち早くアンビエントやニュー・エイジを取り入れたノン・ビートのプロダクションでラップをするなど、アヴァンギャルドな作風で注目を集めるラッパー、リル・Bが参加している。

これはマックについての曲なんだ……。彼が逝った時、周りのアーティスト達はみんなショックに陥った。タイはタフな奴だよ、彼が曲を聴いた時、それがどうあるべきか既にわかっていた。俺は彼がレコーディングしているときに一緒に居たんだ。俺たちはそのことについて話し合ったし、彼は自分自身が正しいと感じたことをやって、俺もそれを気に入ったんだ。 ──Thundercat

THUNDERCAT
『Drunk』より3年、サンダーキャット待望の最新作『It Is What It Is』が遂に完成!

フライング・ロータスとサンダーキャットが共同プロデュースした本作に、超豪華アーティストが再び集結!

チャイルディッシュ・ガンビーノ|スティーヴ・レイシー|スティーヴ・アーリントン|カマシ・ワシントン|リル・B|タイ・ダラー・サイン|バッドバッドノットグッド|ルイス・コール|ザック・フォックス

伝説のファンク・バンド、スレイヴのスティーヴ・アーリントンと、若き天才プロデューサー、スティーヴ・レイシーが参加した新曲 “Black Qualls” を公開!

国内盤にはマイケル・マクドナルド参加のボーナストラックを追加収録!
Tシャツ・セットの発売も決定!

サンダーキャットが待望の新作をひっさげて帰ってきた! その年を代表する傑作として名高い2017年の『Drunk』で、超絶技巧のベーシストから正真正銘の世界的アーティストへと飛躍を遂げた以降も、フライング・ロータスの『Flamagra』やトラヴィス・スコットの『Astroworld』、故マック・ミラーの『Swimming』への参加、ここ日本でもフジロック、サマーソニックへの出演や、渡辺信一郎が監督を務めたアニメ『キャロル&チューズデイ』への楽曲提供、さらにフライング・ロータス来日公演に飛び入りで参加するなど、常に注目を集めてきたサンダーキャットが、遂に待望の最新作『It Is What It Is』を4月3日(金)にリリースすることを発表! あわせて、新曲 “Black Qualls (feat. Steve Lacy & Steve Arrington)” を公開した。

Black Qualls (feat. Steve Lacy & Steve Arrington)
https://thundercat.lnk.to/it-is-what-it-is/youtube

ザ・インターネットの中心メンバーで、ソロ・デビュー作がグラミー賞ノミネートを果たしたスティーヴ・レイシーと、伝説のファンク・バンド、スレイヴのヴォーカル、スティーヴ・アーリントンが参加した本楽曲は、自身の持つ音楽の血統に焦点をあて、インスピレーションの源となったミュージシャンたちに敬意を表したいという、サンダーキャットの思いを具現化した楽曲となった。アーリントンが十代の終わりに作った作品を発見し、たちまち夢中になったサンダーキャットは「ベースのトーンや、彼の感じ方、動き、それがおれの全身に響き渡ったんだ」と語る。また楽曲誕生のきっかけはスティーヴ・レイシーとのセッションだったと明かし、レイシーを「オハイオ・プレイヤーズが一人の肉体に宿った化身。心底ファンキーなヤツだね」と評している。

盟友フライング・ロータスとサンダーキャット自身による共同プロデュースで完成した最新作『It Is What It Is』には、スティーヴ・レイシーとスティーヴ・アーリントンの他にも、チャイルディッシュ・ガンビーノ、カマシ・ワシントン、リル・B、タイ・ダラー・サイン、バッドバッドノットグッド、ルイス・コール、ザック・フォックスら、超豪華アーティストが勢揃い! 国内盤には前作の大ヒット・シングル「Show You The Way」でも共演したマイケル・マクドナルド参加のボーナストラックも追加収録決定!

このアルバムで表現しているのは、愛、喪失、人生、それに伴う浮き沈みだ。 皮肉っぽいところもあるけど、誰だって人生のさまざまな時点で、必ずしも理解できるとは限らない出来事に遭遇する…… そもそも理解されることを意図していないこともあるしね。 ──Thundercat

待望の最新作『It Is What It Is』は4月3日(金)に世界同時リリース! 国内盤CDにはボーナストラック “Bye For Now (feat. Michael McDonald)” が収録され、歌詞対訳と解説書が封入される。また数量限定でTシャツ付きセットも発売決定。アナログ盤は、レッド・ヴァイナル仕様、クリーム・ヴァイナル仕様、特殊パッケージ入りクリア・ヴァイナル仕様、特殊パッケージ入りピクチャーディスク仕様の4種類が発売される。

label: BEAT RECORDS / BRAINFEEDER
artist: Thundercat
title: It Is What It Is
release date: 2020/04/03 FRI ON SALE

国内盤CD BRC-631 ¥2,200+税
国内盤特典:ボーナストラック追加収録/解説書・歌詞対訳封入

Tシャツ付きセットも発売決定!
詳細は後日!

BEATINK.COM:
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=10772

TRACKLISTING
01. Lost In Space / Great Scott / 22-26
02. Innerstellar Love
03. I Love Louis Cole (feat. Louis Cole)
04. Black Qualls (feat. Steve Lacy, Steve Arrington, & Childish Gambino)
05. Miguel's Happy Dance
06. How Sway
07. Funny Thing
08. Overseas (feat. Zack Fox)
09. Dragonball Durag
10. How I Feel
11. King Of The Hill
12. Unrequited Love
13. Fair Chance (feat. Ty Dolla $ign & Lil B)
14. Existential Dread
15. It Is What It Is
16. Bye For Now (feat. Michael McDonald) *Japanese Bonus Track

Nyantora + Duenn feat. 津田翔平 & 毛利悠子 - ele-king

 2016年にナカコーのプロジェクトのひとつである Nyantora と福岡在住の duenn によって始動し、年数回ペースで開催されている《HardcoreAmbience》。これまでも刺激的な企画を提案してきた同イベントだが、今回は2009年に亡くなったグラフィックデザイナーの粟津潔に焦点を当てた内容になっているようで、ゲストに美術家の毛利悠子と津田翔平が参加する。詳細は下記より。

ENVIRONMENT 粟津潔と環境と音楽 by HardcoreAmbience
(出演:Nyantora、Duenn、津田翔平、毛利悠子)

Koji Nakamura こと Nyantora と、福岡を拠点とするサウンドアーティスト duenn による共同イベント〈HardcoreAmbience〉の開催が決定。2009年にこの世を去ったグラフィックデザイナー粟津潔氏。金沢21世紀美術館に収蔵されている彼のグラフィック作品の中から今回のイベントコンセプトに合わせて作品をセレクトし、それらを図形楽譜に見立て約60分間のサウンドセッションを行う。出演者は、Nyantora+duenn、特別ゲストに美術家毛利悠子、美術家/グラフィックデザイナー津田翔平を招聘。各々が粟津潔作品を再解釈し、一つの “ENVIRONMENT” を生み出すことで、時空を超えたコラボレーションを展開する。

[日時]
2月4日(火)
20:15開場/20:30開演(21:30終演予定)

[会場]
アップリンク渋谷

[料金]
前売¥3,000 / 当日¥3,500(共に1ドリンク付き)

[詳細]
https://shibuya.uplink.co.jp/event/2020/55513

〈HardcoreAmbience〉は2016年から始動。Nyantora と duenn が自分達の出したい音、聴きたい音を追求し、その音に静かに深く向き合う場を作り続けるというコンセプトのもと、幅広い年齢層のアーティストを招聘し、年数回ペースで開催されている。イベント命名者は現代美術家宇川直宏。

Nyantora
ナカコーの多岐にわたる活動の中でキャリア最長を誇るアンビエントプロジェク ト。HARDCORE AMBIENCE を共同主催する Nyantora+duenn のライブ音源が、ベルギーの実験音楽レーベル〈Entr’acte〉からリリースされるなど、海外での評価も高まっている。2018年6月に、7年振りとなるCD『マイオリルヒト』を発表。

duenn
福岡在住のエレクトロニクス・コンポーザー。必要最小限の機材でミニマルな作品を制作。HARDCORE AMBIENCE を共同主催する Nyantora+duenn のライブ音源を、ベルギーの実験音楽レーベル〈Entr’acte〉で発表するなど国内外のレーベルより複数のEP、アルバムをリリース。

津田翔平
1986年東京都生まれ/茨城県在住。現代美術家、実験建築家、グラフィックデザイナー、ノイズレーベル〈UNNOISELESS〉主宰。空間における個人の存在を探究する実験や、既にそこに在る事象を志向/拡張することで意識と無意識を反転させるアーティスト。多次元空間を紡ぎ出すかの様に制作された作品群には、一貫して解体/測量/再構築といわれる建築的要素が含まれている。表現方法は建築・インスタレーション・絵画・彫刻・映像・音楽・ライブパフォーマンス・グラフィックデザイン・ノイズ音源のリリースなど多岐にわたる。
www.shoheitsuda.net

毛利悠子
1980年生まれ。美術家。磁力や重力、光など、目に見えず触れられない力をセンシングするインスタレーションを制作。2015年、アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)のグランティとして渡米。2018年に英国カムデン・アーツ・センターでの個展「Voluta」、十和田市現代美術館での個展「毛利悠子:ただし抵抗はあるものとする」が開かれたほか、「第5回ウラル・インダストリアル・ビエンナーレ」(ロシア)、「アジア・パシフィック・トライアニュアル2018」(オーストラリア)、「リヨン・ビエンナーレ2017」(フランス)、「コーチ=ムジリス・ビエンナーレ2016」(インド)、「ヨコハマトリエンナーレ2014」(神奈川)など国内外の展覧会に多数参加。2015年に日産アートアワード グランプリ、2016年に神奈川文化賞未来賞、2017年に第67回芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。現在、東京芸術大学大学院美術研究科グローバルアートプラクティス専任講師。
https://www.mohrizm.net/

企画:HardcoreAmbience 
協力:金沢21世紀美術館、粟津ケン

King Krule - ele-king

 きっと今年は音楽の風向きが変わる。キング・クルールことアーチー・マーシャルのニュー・アルバムは、おそらくその最初ののろしになるだろう。たとえばアメリカのフランク・オーシャン同様、時代のアイコンとも呼ぶべき存在、じつにイギリスらしいサウンドにのせて独特のことばを吐き出すこの若き才能は、来るべき3枚目(本名名義を含めると4枚目)のアルバム『Man Alive!』でいったいどんな世界を描き出すのか。発売は2月21日。心して待とう。

[2月6日追記]
 まもなくリリースされる新作からのセカンド・シングル、“Alone, Omen 3” のMVが公開された。「君は独りじゃない」というメッセージがこめられているようで、監督はアーチーの友人であるジョセリン・アンクイーテルが担当、脚本はアーチーとジョセリンのふたりが手がけている。チェック。

[2月19日追記]
 いよいよ明後日に発売となる最新アルバム『Man Alive!』より、新曲 “Cellular” が公開された。MVのアニメを制作したのは、過去にアーチーと “Vidual” でコラボしたことのあるジェイミー・ウルフ。リリースまであと2日!

NYクラブ・ミュージックの新たな波動 - ele-king

 ホームNYのみならず、世界中のダンス・ミュージック・フリークから注目を集める野外レイヴ・パーティ「Sustain-Release」の国外初となるサテライト・イベント「S-R Meets Tokyo」がいよいよ今月25日(土)に開催される。「Sustain-Release」を主宰するDJ/プロデューサーの Aurora Halal をはじめ、前編・中編にわたって紹介してきた DJ Python や Beta Librae、Galcher Lustwerk ら“NYサウンドの新世代”が東京・渋谷「Contact」に一堂に会す。これだけは冒頭でちゃんと述べたいが、もし今のクラブ・シーンを見にNYへ行ったとしてもこれほど旬なラインナップのパーティなんてそうそう出合えない。それほど「S-R Meets Tokyo」は、スペシャルなのである。

 2014年にスタートしてから今では1000人限定の“特別なパーティ”となるまでに大成した「Sustain-Release」は、今年で開催7回目。参加者の友人1人まで招待できる完全招待制という崇高なシステムを導入していながらもチケットは毎度たった10分でソールドアウト、オンラインメディア「Resident Advisor」の月間「Top 10 Festivals」において4年連続で1位を獲得するほど、多くの人々がそのドリームチケットを羨むような新時代のレイヴだ。

©Raul Coto-Batres

 そんなビッグ・パーティを成功させた Aurora Halal は、毎週世界のどこかでプレイする人気DJとしてアメリカとヨーロッパで知られているものの日本ではまだまだミステリアスな存在。だからこそ、今のNYのダンス・ミュージック・シーンにおいてキーパーソンである彼女のバックグラウンドを紹介したい。


Aurora Halal のセルフレーベル〈Mutual Dreaming〉のEP「Liquiddity」。
収録された “Eternal Blue” には Wata Igarashi のリミックス・ヴァージョンも

 Aurora Halal がダンス・ミュージックに打ち込むようになったのは、まだ大学生だった2004年ごろのこと。地元ワシントンD.C.を拠点に00年代後半から活動するDJユニット Beautiful Swimmers の Andrew Field-Pickering がペンシルバニアにあるゲティスバークの森で開いていたハウス・パーティがきっかけだった。そこで流れる「Paradise Garage」のようなクラシックなディスコや、当時「Cybernetic Broadcasting System(CBS)」と呼ばれていたオランダの「Intergalactic FM(IFM)」のようなコズミック・ディスコ、 Newworldaquarium こと Jochem Peteri、Arthur Russell などのジャンルにとらわれないギークでおもしろいサウンド、そして何よりそのパーティでの体験が、のちに「Sustain-Release」となる前身のパーティ「Mutual Dreaming」へと発展させることに。
 大学を卒業してからブルックリンへ移り住んだ Aurora Halal は2010年、かつてイーストウィリアムズバーグにあったクラブハウスのような独特な雰囲気のスペース「Shea Stadium」でパーティをスタート。あえてクラブでなく、これまで一度もダンス・パーティが開催されたことのないようなスペースをその時々で選んでは、借りてきたスピーカーを持ち込んで、ブースを設置。さらに当初は、彼女が集めていた70年代のビデオアートがライティングの代わりに投影された。一から十までくまなく手がかけられた「Mutual Dreaming」は、「自分たちと同世代がやりたいことをやれるような場所が当時のNYには少なかった」と話す、Aurora Halal 自身が行きたいと思うパーティのカタチをDIYで組み立てていったのだ。


Mutual Dreaming 2011 Flyer

 そうやって手探りで始めたパーティはトライアンドエラーを繰り返しながらも、新しいスタイルを求めていたオーディエンスをはじめ、パーティに必要不可欠なサウンドシステムやライティングのチーム、Beautiful Swimmers や〈L.I.E.S. Records(以下、L.I.E.S.)〉のファウンダー Ron Morelli、Traxx、Steve Summers、DJ Sotofett を筆頭とするプレイヤーなど、さらなるレベルへと押し上げる多くの人々の協力を得ることでより新鮮で強いエネルギーを放つコミュニティへ成長。それは、ちょうど「Bossa Nova Civic Club」がオープンしたばかりで、〈L.I.E.S.〉や〈White Material〉などのレーベルが軌道に乗り始めたころと同時期だった。NYのファンジン『Love Injection』のインタヴューで当時のことを Aurora Halal はこう語る。「私のコンセプトは、自分が考えていることの可能性を実行し、リアルなパーティを作ることだった。〈L.I.E.S.〉や〈White Material〉などのアーティストは、それまでにあったNYのダンス・ミュージック・シーンの一部ではなかったし、その一部になりたいと望んでもいなかった。だから、ブルックリンに新しいタイプのカルチャーが生まれたの。それがこのシーンの始まりで、そのころの記憶にある強烈な新鮮味と情熱はいまだに忘れられない」。

©Raul Coto-Batres

 それから2年が過ぎた2014年。「森のなかで、もっと大きな『Mutual Dreaming』をやりたかった」と話す彼女は、ついに「Sustain-Release」を実行する。ここでもう一度言うならば、「Sustain-Release」は、いわゆるヨーロッパの花形“フェス”でなく、 Aurora Halal を初心にかえさせるゲティスバーグの森に強くインスパイアされた“レイヴ”だ。「Freerotation」というイギリスのフェスに何年も通っていた初期のチームメイト Zara Wladawsky と初めて会った2013年から一緒に空き地を探し始め、ようやく見つけたロケーションで、500人限定の最初の「Sustain-Release」をローンチ。2016年にはNY市から車で2時間ほどの場所にある現在のキャンプ場「Kennybrook」に開催地を移し、2017年には Zara Wladawsky から Ital や Relaxer などの名義で知られる Daniel Martin-McCormick が共同ディレクターへ。毎年、回を重ねるごとに少しずつマイナーチェンジを行い、9月の週末を大自然に囲まれたアップステートの野外で快適に過ごすことができる現在の環境を作り上げた。

©Raul Coto-Batres

 これまでの出演者を振り返ると、ヨーロッパからは DJ Sprinkles、Lena Willikens、Optimo、PLO Man、Helena Hauff、LEGOWELT、DJ Stingray、DVS1、Vladimir Ivkovic など、日本からは DJ Nobu、Wata Igarashi、POWDER など、ホームNYからは Aurora Halal をはじめ、Anthony Naples、Huerco S.、 DJ Python、Galcher Lustwerk、Umfang、Beta Librae、Hank Jackson、DJ Healthy などそうそうたるラインナップだ。こうやって出演者を羅列するとめちゃくちゃ豪華に感じるけれど、各年にフォーカスすると一概に「豪華」というにはかなり語弊がある。なぜなら、彼女が本当におもしろいと思えるプレイヤーを「Sustain-Release」ならではの審美眼で選んだユニークなラインナップだといえるからだ。


Sustain-Release YEAR SIX flyer


©Raul Coto-Batres
The Bossa stage

 過去4年間、キャンプ場にある屋内競技場を利用したメインステージはテクノが中心の巨大なレイヴ・パーティのヴェニューに、「Bossa Nova Civic Club」にちなんだ半屋内の「Bossaステージ」はブルックリンのローカルDJを中心にハウスやトリッピーなダンス・ミュージックがかかるワイルドなフロアに変わる。もちろんここにあるのはダンス・フロアだけじゃなくて、野外の森には、落ち葉とウッドチップが重なり合うフカフカの地面に敷いたマットに寝そべりながらアンビエントやエクスペリメンタル、リスニング・ミュージックを聴けるチルな「The Groveステージ」も。

©Raul Coto-Batres
The Grove stage

 さらに敷地内にはバスケットボールコートとプール、小さな湖があって、開催初日の昼はバスケットボールトーナメント、土曜の昼はプールサイドで1日限りの「Saturday Pool Party」を開催。踊り狂うもよし、プールで泳ぐもよし、カヌーに乗るもよし、疲れたら昼寝するもよし、大自然のなかで人々の声欲(しょうよく)を満たすプログラムが62時間にわたってしっかり組み込まれているのだ。

©Raul Coto-Batres


©Raul Coto-Batres
バスケットボールのコートサイドでプレイする DJ Python

 ロケーションやサウンド、プログラムのほかに、「Sustain-Release」においてライティングも重要なパートのひとつ。森の木々を幻想的に照らし出すブルーやパープル、ピンクなどのカラーライト、ダンス・フロアの天井に張り巡らされた光のライン、時折視界に射し込んでくるレーザーの強い光線。「Sustain-Release」での体験をより印象的なものにするライティングには、電気工学を学び、数々のライブパフォーマンスやイベントデザインを手がけてきた Michael Potvin 率いる団体「NITEMIND」と、彼らが輩出したアーティストの Kip Davis が任されている。

©Raul Coto-Batres Instagram: @rl.ct.btrs
The Main stage

 「NY」とか「新しい世代」とか「レイヴ・パーティ」とか、やっぱり日常的になじみの薄い言葉を字詰めするとただの夢物語に感じさせるかもしれない。そして、できることなら現地の「Sustain-Release」に遊びに行ってもらいたいのだが、東京にいながらこのシーンの一部を体験できるのが「S-R Meets Tokyo」だ。いろいろ考えてみても、文化の水準が違う日本で、アメリカと同じように自由なクラブ・シーンは生まれにくいだろう。だけど、少なくとも東京とNYにいる人たちの交流を通じて文化をシェアしていけたら、これから日本やアメリカで始まる新しい何かにつながるかもしれない。

Sustain-Release presents “S-R Meets Tokyo”

2020年1月25日(土)東京・Contact
OPEN 22:00
出演
Aurora Halal (NY)
Galcher Lustwerk (NY)
Wata Igarashi (Midgar | The Bunker NY)

DJ Python (NY)
Beta Librae (NY)
AKIRAM EN
JR Chaparro

Mari Sakurai
Ultrafog
Kotsu (CYK | UNTITLED)
Romy Mats (解体新書)
Celter (Eclipse)

OFFICIAL GOODS
Boot Boyz Biz (NY)×葵産業

NEON ART
Waku

料金
BEFORE 11PM ¥2500 | UNDER 23 ¥2500 | ADVANCE ¥2500 | GH S MEMBERS ¥3500 | W/F ¥3500 | DOOR ¥4000
詳細:https://www.contacttokyo.com/schedule/sustain-release-presents-s-r-meets-tokyo/

DJ HOLIDAY - ele-king

 大好評だった『ARIWA tunes from my girlfriend’s console stereo』の続編『Still listening to Ariwa's tunes~』が昨年のクリスマスにリリースされていて、こちらも評判を呼んでいる。
 ラヴァーズ・ロックとは80年代のUKで生まれたレゲエのサブジャンルで、もともとはジャマイカ移民の子たちのハートにぐさっと突き刺さる胸きゅんなポップ・レゲエを指している。サッチャー政権のど真ん中のポストパンク以降のヒリヒリとした時代において、移民たちのオアシスのような音楽として機能していたわけだが、聴けばわかるように、音楽的な魅力に溢れるこのスタイルが移民コミュニティの外でも大いに愛されることになったのは必然だった。日本でも昔からコンピが編まれたり、中古で人気だったり、地味にずっと愛され続けているジャンルである。で、2018年にSFPの今里くんがDJ HOLIDAY名義でミックスCDを手掛け、またさらにファンを増やしていると。
 2018年には石井“EC”志津男さんが手掛けた『The ROCKSTEADY BOOK』というジャマイカ音楽のメロウ・サイドを紹介するディスクガイドも評判となっているが、なんか最近、じわじわとレゲエ熱が来ているようだ。クラバーの話では、最近はダブステップのDJもハウスもDJも、レゲエやダブをかけることが多くなったそうで、久しぶりにレゲエが盛り上がってくれるかもしれない。このメロウなミックスCDをSFPの今里くんが手掛けていることも大きいですよね。今回も素晴らしい選曲のたまらくメロウな時間が待っています。アートワークもキュートだし、藪下さんのライナーも親切だし、これはもうぜひチェックしましょう。


V.A.
DJ HOLIDAY A.K.A. 今里 FROM STRUGGLE FOR PRIDE
── Still listening to Ariwa's tunes from my girlfriend's console stereo.

ARIWA/OCTAVE-LAB
Amazon

tiny pop sound cloudガイド - ele-king

 2020年が明けてまもなく、tiny popにフォーカスしたコンピレーションアルバム『Here’s that tiny days』が発売されました。このCDの発売をきっかけに、tiny popというジャンル名がさらに 多くの人に届いたように思われます。
 tiny popとは、インターネット普及以降に音楽を始めた世代を中心にした、あらたなポップス の潮流について何とはなしにつけられた呼称です。それは宅録によるパーソナルな表現でありつ つ、過去の歌謡曲やポップスの構造をどこか継承してもいるという特徴をもっていますが、それ ぞれのアーティストの表現の仕方や、めざす音像などはさまざまで、はっきりした定義があるわ けではありません。
 この記事ではネット上に公開されている、そんなtiny popと呼べるような曲をいくつか紹介し ていきたいと思います。今回は国内にかぎらず国外の曲も選んでいます(今回の選曲はフランス にやや偏ってしまいましたが......)。2020年もたくさんのtinyな出会いがありますように! enjoy !

・九丁目/はんてん
どろうみのメンバーであるセキモトタカフミ氏の曲をカバーしていたことから知ったアーティス ト。自身のルーツが反映されているというこの曲は、60年代前後の歌謡曲を思い浮かべるこっ てり系メロディーと打ち込みサウンドの組み合わせが面白い。

https://soundcloud.com/hantenattayo/ho146dmmmapk

・今日だけじゃなくて/nagahori25
nagahori25は、2012年8月から作曲を始め、主にsoundcloud上で曲を発表している。 どこか浮遊感のあるトラックに、親しみやすいメロディが合わさる不思議な魅力。サンクラ上に は大量の作品がアップロードされており、どの曲も新鮮で聴いていて楽しい。今回紹介したアカ ウント以外にもう一つアカウントがあり、そちらの名曲「全部ゆめ」も必聴。

https://soundcloud.com/nagahori25_part2/kyoudake

・東京無料配布中/フリーダム昼子
フリーダム昼子は東京を拠点に活動しているアーティスト。 東京へのラブソングというこの新曲は、メロディラインはポップでありつつも、曲の展開やト ラックの構成の進行が予想外で面白い。

https://soundcloud.com/fdhk_you/take_tokyo_for_free

・北京の水夫/ナントカズ
ナントカズは長野県を拠点に活動するアーティスト。 歌謡曲というより民謡風のメロディと最小限の楽器(テノリオン・カオシレーターなど電子楽器 とギターや鉄琴などの生楽器を使用しているらしい)で構成された伴奏から、そこはかとないサ ウダージを感じる。いくつかアップされているライブ音源もいい。

https://soundcloud.com/nantokas/9yszkmkgrzhy

・アマリリス/dodo
dodoはうちだあやこと不知火庵による2人バンド。このライブ音源は、uccelli、ごとうはるかの 2名がサポートに加わった4人体制のもの。 この曲は2019年8月の大阪ライブで聴いて衝撃を受けました(特にサビの手前「時の流れは激し いもので」の箇所の流れは何度もくりかえし聴きたくなる)。アマリリスは不知火氏が作曲した もの。うちだ氏作曲の「なにもかも」もおすすめ。「水泳」も名曲です。

https://soundcloud.com/dododododododododo/amaryllis-live-at-nanahari-on-20190331

・最後の约会/馬渕モモ
馬淵モモは京都のポップデュオHi, how are you?のメンバー。 アップロードされている曲の日付はどれも今年のものばかり。強風に吹き飛ばされてしまいそう なほどに控えめでチャーミングなボーカルによって歌われる歌謡曲。70~80年代アイドルソン グ風の一曲「メロウ・サマー」も一押し。

https://soundcloud.com/user-57665187/htsufkjp3tce

・恋はパキパキ(架空アイドル)/kumaki & yuki
yukifurukawaはポーコスなどのバンドで活動するアーティスト。この曲はyukifurukawaの別名義 (?)のkumaki & yukiのものと思われる。 シップスクラークか!シップスクラークか!という箇所は一度聴くと病みつきに。この一曲は他 にアップされているものとは異なるポップなサウンドとなっている。ポーコスの音源も素晴らしい。

https://soundcloud.com/ykfrkw/ezrz8qsg6ccm

・誰かが捨てた夢/pikonosuke
pikonosukeは東京で活動するアーティスト。 #Latinというタグのとおり、サンバ風のチャカポコサウンドが魅力的な一曲。展開に大きな高低 差のないことが、かえってメロディーの良さを引き立てている。

https://soundcloud.com/pikonosuke/album-version

・秘密の扉/素敵な回路
素敵な回路はいしいともや氏による1人ユニット。 なんど聴いてもその慎ましさに感じ入ってしまうこの曲は、suppa micro pamchoppプロデュー スのアルバム『回路』に収録されているもの。水滴のようにも聞こえる電子音が気になるが、ど んな機材を使っているのだろうか。

https://soundcloud.com/sutekinakairo/qho8s1rbi2qv

・Combien de mondes/Gajeb
フランスのアーティスト。1人ユニットなのかと思い込んでいたが4人グループらしい。 電子楽器をベースとしたトラックに、あまりエフェクトのかかっていない、独り言のようなボー カルがいい。
この曲が収録されているアルバム『Gajeb et ses ami.e.s reprennent des chansons de Jean-Luc le Ténia』はGajeb以外にも複数のアーティストが参加しているようだが、フランスのtiny popコ ンピレーションアルバムなのかというくらいどれも素晴らしい。

https://soundcloud.com/gajeb/combien-de-mondes

・bandcamping/maison carton
フランスのアーティスト。 子供の声のような気がするが、詳細不明(bandcampのアーティスト写真も2人の子供の写真が 使われている)。キーボードがメインかと思って聴いていると突然いかついギターソロが入って くる曲もあり驚いた。フランスではライブもしているらしいが、どんなライブなのだろうか...... 。この曲につけられた#loose musicというタグには納得させられた。

https://soundcloud.com/maisoncarton/bandcamping

・port-royal/Laura Madeleine Juliette
フランスのアーティスト。アップされている中でもメロディがはっきりとしたものを選んだが、そのほかにもラップ調のも の、インストなど色々ある。とくにこの曲はtiny pop好きのセンサーが反応してしまう一曲なの ではないかと思い選んだ。
ベルギーの“Musique Muscle”というレーベルから出ているコンピに一曲参加しており( https://soundcloud.com/user-597893369/13-laura-madeleine-juliette )こちらのコンピも全曲tiny popでおすすめ。

https://soundcloud.com/laura-mad-ju-818895703/port-royal

・Ya me voy a mi Lanalhue/dadalu
チリのアーティスト。最近はラップの曲が多いようだが、この曲のようなメロディアス系tiny popも複数ある。間奏の センチメンタルなシンセのメロディが良い。Chica king kong (https://soundcloud.com/chicakingkong)というグループのメンバーでもあるらしいが、こちら もキュートなナンバーが揃っておりおすすめ。

https://soundcloud.com/dadalu/ya-me-voy-a-mi-lanalhue

gummyboy - ele-king

 Mall Boyz として発表した “Higher” が大きなヒットを飛ばし、Tohji とともに一躍2019年を代表する存在となったラッパーの gummyboy。昨秋は Mall Boyz の全国ツアーも開催し、まさにいまノりにノっている彼が、本日、新曲 “f***in' boy” をリリース。同時にMVも公開されている。今年はさらなる飛躍を遂げるだろうこの新星、まだ知らない人はしっかり注目しておいたほうがいいですよ。

Tohji と共に Mall Boyz を率いる gummyboy がニュー・シングル「f***in' boy」をMVと共にリリース。

2019年を象徴する楽曲となった “Higher” のリリースや、観客を圧倒する数多くのショーケースで、いまジャンルを超えて東京で最も注目されている存在の Mall Boyz。Tohji と共にクルーを率い、ソロ活動での飛躍も期待される gummyboy の新作が待望のリリースとなる。

本作「f***in' boy」は2020年2月リリース予定の新作ミックステープからの先行シングル第一弾。 内省的でエモーショナルな楽曲の印象が強い gummyboy だが、“f***in' boy” はアッパーなトラックの上に、新しいフローが乗った印象的な楽曲となった。

ミュージック・ビデオのディレクターは、同年代ラッパーのビジュアルやビデオを多く手がけ、アナログテープやカメラを多用した作風で注目を集める lilsom を起用。これまで見ることのできなかった gummyboy の新しい側面が、独特の質感でアグレッシブに表現されている。

全国ツアーの開催、O-East や LIQUIDROOM といった大きなステージでのパフォーマンスなど、飛躍の年となった2019年を経た gummyboy の第二章がこのシングルから始まる。

「f***in' boy」MV
https://www.youtube.com/watch?v=rkYBpGM9tnc

リリース情報
アーティスト:gummyboy
タイトル:f***in' boy
リリース日:2020年1月10日

gummyboy bio

guumyboy / アーティスト

2018年末、1st EP「Ultimate Nerd Gang」をリリース。直後 Tohji と共に Mall Boyz として「Mall Tape」を発表。収録された “Higher” が大ヒットとなり、2019年のヒップホップを代表する曲となる。Tohji と共に超満員の O-East や LIQUIDROOM、また Ultra Korea への出演を果たし、その人気を確固たるものとした。

2nd EP「pearl drop」では、gummyboy の魅力である叙情的なリリックとキャッチーなメロディが遺憾無く発揮され、典型的なヒップホップとは一線を画すそのアーティスト像がより洗練された。2020年2月には自身初のミックステープのリリースを控えており、いまもっとも勢いに乗るラッパーの一人。

lilsom bio

1995年生まれ。ディレクター、フォトグラファー。

2017年、jinmenusagi “BEAUTiFULL” のMVでディレクターとしてデビュー。その後ヒップホップを中心に、Tohji、TRASH ODE、ACE COOL など同世代アーティストのMVやアーティスト写真を撮影している新進気鋭の作家。

映像、写真共にアナログテープやフィルムによる実験的なアプローチを好み、独特の質感で印象的な作品を残し続けている。

またこれまでのキャリアを生かし、スタイリングやヘアーのディレクションも行うことが多く、全体的なクリエイティブ・ディレクションを得意とする。

TERAO SAHO - ele-king

 清らかにして芯のある歌で多くの人びとに勇気を与えてきたシンガーソングライター、寺尾紗穂が3月4日にニュー・アルバムをリリースする。前作『たよりないもののために』(17)の後は、盟友・あだち麗三郎、伊賀航とのバンド=冬にわかれての一員としても活躍し、他方で文筆業にも精力的に取り組むなど、充実した創作をつづけてきた彼女だけれど、今度の新作『北へ向かう』はなんとキャリア最高傑作との触れ込みである。これは期待せずにはいられない。詳しくは下記をチェック!

現代に於いて最も真摯に「歌」の姿を追い求めて来たシンガー・ソングライター、寺尾紗穂によるキャリア最高傑作『北へ向かう』、3月4日リリース

今こそ、本当の「歌」が輝きを放つとき──。
現代に於いて最も真摯に「歌」の姿を追い求めて来たシンガー・ソングライター、寺尾紗穂によるキャリア最高傑作『北へ向かう』がここに完成。ともに「今」を歩みつづける音楽家たちと作り上げた、11の輝きと、それぞれの物語。

2007年のデビュー以来、真の「歌」の姿を紡ぐように、数々の名作の発表やコンサート活動を続けてきた、シンガー・ソングライター、寺尾紗穂。常に時代の先端にありながらこの世界の様々な人びとや物事に慈しみを注いできた彼女の活動は、今や老若男女の全世代から、そして国境を超えた数多くのリスナーからも厚い支持を受けるに至っている。その美声とともに全国各地をめぐる音楽家としての真摯な活躍の傍ら、多くの単著を持つ文筆家としても活動する彼女。その可憐にして凜とした存在感は、今まさに多くの人へ安らぎと勇気を与えていると言えよう。

近年では、自作曲の発表とあわせて各地のわらべうた/子守唄を発掘し、清廉なアレンジを施した上で現代に提示する、稀代の「ソング・キャッチャー」としても活躍するなど、その活動のフィールドをますます広げている。また、ソロ活動と並行して、盟友・あだち麗三郎、伊賀航とのトリオ・バンド「冬にわかれて」を結成。ライブ出演はもちろん、アルバムのリリースも敢行するなど、その創作の充実はとどまるところをしらない。

そんな中、2017年の前作『たよりないもののために』以来約3年ぶりとなるオリジナル・ソロ・アルバム『北へ向かう』を発表することとなった。まさに待望と言うべき本作は、これまでの寺尾紗穂の活動を集大成する傑作だと断言すべきであるとともに、2020年代における「歌」の姿とそのゆくえを鮮やかに提示するものだ。

ゲスト・ミュージシャンにはともに「今」を歩み続ける多彩な面々が集結し、寺尾紗穂の流麗な歌声とピアノ演奏に、華やぎと豊かな感情を注いでいる。寺尾の実父・寺尾次郎の逝去に際し書き上げた “北へ向かう” は、キセルによるふくよかな編曲と演奏を伴い、キャリアに燦然と輝く名曲の誕生を予感させる。また、あだち麗三郎と伊賀航という気の置けない二人を交えた、“心のままに”、“選択” の温かでいて鮮烈なグルーヴ。蓮沼執太による編曲の元、歌とオーケストレーションの新たなスタンダードを作り上げた “やくらい行き”。マヒトゥ・ザ・ピーポーのエモーショナルかつ繊細なギターが彩る “白虹”、“夕まぐれ”。U-zhaan によるメロディックなタブラが寄り添う “記憶”……。収められた全ての楽曲が、「今歌われるべき」という細やかな萌芽に満ちた、決定的アルバム作品がここに完成した。

「歌」は、聴くものによってその物語を紡ぎ出す。すべての人の胸に、このうつくしい歌がとどきますように。

《商品情報》
アーティスト:寺尾紗穂
タイトル:北へ向かう
レーベル:Pヴァイン
商品番号:PCD-27044
フォーマット:CD
価格:定価:¥2,700+税
発売日:2020年3月4日(水)

収録曲
01. 白虹
02. 北へ向かう
03. 一羽が二羽に
04. やくらい行き
05. 安里屋ユンタ
06. 君は私の友達
07. 選択
08. そらとうみ
09. 記憶
10. 心のままに
11. 夕まぐれ エレクトリックギターバージョン

参加ミュージシャン:あだち麗三郎(ドラム、パーカッション)、伊賀航(ベース)、池田若菜(フルート)、歌島昌智(民族楽器)、キセル(編曲、ギター、ベース、コーラス)、北山ゆうこ(ドラム、コーラス)、ゴンドウトモヒコ(ユーフォニアム、フリューゲルホルン)、千葉広樹(バイオリン)、蓮沼執太(編曲)、マヒトゥ・ザ・ピーポー(ギター)、U-zhaan(タブラ)

寺尾紗穂
1981年11月7日生まれ。東京出身。
大学時代に結成したバンド Thousands Birdies' Legs でボーカル、作詞作曲を務める傍ら、弾き語りの活動を始める。2007年ピアノ弾き語りによるメジャーデビューアルバム『御身』が各方面で話題になり,坂本龍一や大貫妙子らから賛辞が寄せられる。大林宣彦監督作品「転校生 さよならあなた」、安藤桃子監督作品「0.5ミリ」(安藤サクラ主演)の主題歌を担当した他、 CM、エッセイの分野でも活躍中。2009年よりビッグイシューサポートライブ「りんりんふぇす」を主催。2017年6月にアルバム『たよりないもののために』を発表、来る2020年3月、待望されていた最新作『北へ向かう』をリリースする。
坂口恭平バンドやあだち麗三郎、伊賀航と組んだ3ピースバンド冬にわかれてでも活動中。

著書に『評伝 川島芳子』(文春新書)『愛し、日々』(天然文庫)『原発労働者』(講談社現代文庫)『南洋と私』(リトルモア)『あのころのパラオをさがして 日本統治下の南洋を生きた人々』(集英社)『彗星の孤独』(スタンドブックス)があり、新聞、ウェブ、雑誌などでの連載を多数持つ。

2006年3月 1stミニアルバム『愛し、日々』発表。
2007年4月 メジャー第一弾となる2ndアルバム『御身onmi』発表。
2007年6月 1stシングル『さよならの歌』発表
2008年5月 3rdアルバム『風はびゅうびゅう』発表。
2009年4月 4thアルバム『愛の秘密』発表。
2010年6月 5thアルバム『残照』、2ndシングル『「放送禁止歌」』発表。
2012年6月 6thアルバム『青い夜のさよなら』発表。
2015年3月 7thアルバム『楕円の夢』発表。
2016年8月 『私の好きなわらべうた』発表。
2017年6月 8thアルバム『たよりないもののために』発表。
2020年3月 9thアルバム『北へ向かう』発表。

www.sahoterao.com

The Orb - ele-king

 ヴェテラン、ジ・オーブが通算17枚目となるニュー・アルバムを〈Cooking Vinyl〉よりリリースする。発売は3月27日。タイトルは『Abolition of the Royal Familia』で、2018年の前作『No Sounds Are Out Of Bounds』と対になる作品だという。興味深いのはテーマで、イギリス王室が18~19世紀に東インド会社のアヘン貿易を支持していたことに抗議する内容に仕上がっているそう。東インド会社といえば、いまわたしたちが当たり前のものだと思っている株式会社のルーツのひとつであり、ようするに資本主義~帝国主義の加速に大きな影響を与えた存在で、いまそこを突くというのはなかなかに勇敢な試みである(香港の歴史を思い出そう)。アルバムにはユース、ロジャー・イーノ、ゴング~システム7のスティーヴ・ヒレッジやミケット・ジローディらが参加しているとのこと。要チェック。

[2月6日追記]
 現在、来月発売の新作より “Hawk Kings (Oseberg Buddhas Buttonhole)” のMVが公開中です。

[2月7日追記]
 MVの公開につづいて、なんと、ジ・オーブの来日公演が決定! 秋なのでまだまだ先だけど、いまから予定を空けておこう。詳しくは下記をば。

The Master Musicians of Joujouka & The Orb Japan Tour 2020

2020.10.31(土) - 11.1(日)
FESTIVAL de FRUE 2020
場所:静岡県掛川市 つま恋リゾート彩の郷
(静岡県掛川市満水(たまり)2000)
LINEUP:
The Master Musicians of Joujouka
The Orb
plus many more artists to be announced.

2020.11.3(火・祝)
The Master Musicians of Joujouka & The Orb
場所:渋谷WWWX
開場:17:00 / 開演:18:00

詳細:https://frue.jp/joujouka_orb2020/

エレクトロニックの巨人、ジ・オーブの17枚目のアルバム『アボリション・オブ・ザ・ロイヤル・ファミリア』が完成。高い評価を獲得した前作『ノー・サウンズ・アー・アウト・オブ・バウンズ』とペアになる作品で、マイケル・レンダールがメイン・ライティング・パートナーとして参加した初のアルバム。

★The Orb: Pervitin (Empire Culling & The Hemlock Stone Version)
https://youtu.be/llGe4H1hwqw

★Hawk Kings - Oseberg Buddhas Buttonhole
https://twitter.com/Orbinfo/status/1214939783597703168

2020.3.27 ON SALE[世界同時発売]

アーティスト:THE ORB (ジ・オーブ)
タイトル:ABOLITION OF THE ROYAL FAMILIA (アボリション・オブ・ザ・ロイヤル・ファミリア)
品番:OTCD-6794
定価:¥2,400+税
その他:世界同時発売、付帯物等未定、ボーナス・トラック等未定
発売元:ビッグ・ナッシング / ウルトラ・ヴァイヴ

収録曲目:
1. Daze - Missing & Messed Up Mix
2. House of Narcotics - Opium Wars Mix
3. Hawk Kings - Oseberg Buddhas Buttonhole
4. Honey Moonies - Brain Washed at Area 49 Mix
5. Pervitin - Empire Culling & The Hemlock Stone Version
6. Afros, Afghans and Angels - Helgö Treasure Chest
7. Shape Shifters (in two parts) - Coffee & Ghost Train Mix
8. Say Cheese - Siberian Tiger Cookie Mix
9. Ital Orb - Too Blessed To Be Stressed Mix
10. The Queen of Hearts - Princess Of Clubs Mix
11. The Weekend it Rained Forever - Oseberg Buddha Mix (The Ravens Have Left The Tower)
12. Slave Till U Die No Matter What U Buy - L’anse Aux Meadows Mix

●『Abolition Of The Royal Familia』は Alex Paterson によるプロジェクト、The Orb の17枚目のアルバムで2020年3月37日にリリースされる。これは高い評価を獲得した前作『No Sounds Are Out Of Bounds』とペアになる作品で、Michael Rendall がメイン・ライティング・パートナーとして参加した初のアルバムだ。

●18世紀と19世紀にインドに大きな損害を与え、中国との2つの戦争を引き起こした東インド会社のアヘン取引に対しての王室の支持にアルバムは触発されており、それを遡及的に抗議した内容となっている。アルバムからのファースト・シングルは “Pervitin - Empire Culling & The Hemlock Stone Version”。その他、Steven Hawking (公演で Alex Paterson に会った際、The Orb の曲を聴いていたと公言)へのトリビュート曲 “Hawk Kings - Oseberg Buddhas Buttonhole” 等、全12曲が収録される。また、Youth、Roger Eno、Steve Hillage (Gong、System 7)、Miquette Giraudy (Gong、System 7)、Gaudi、David Harrow (On U-Sound) 他、多くのゲストもフィーチャーされている。

●付帯物等未定、ボーナス・トラック等未定。


【The Orb / ジ・オーブ】

The Orb は1988年に Killing Joke のローディーであった Alex Paterson と The KLF の Jimmy Cauty により、ロンドンで結成された。1990年には Jimmy Cauty が脱退。以降は Alex Paterson を中心に、Thomas Fehlmann 等と活動が行われている。アンビエント・ハウスやプログレッシヴ・ハウスを確立したエレクトロニック・ミュージック・グループとして、今尚、絶大な人気を誇る。1991年にデビュー・アルバム『The Orb's Adventures Beyond the Ultraworld』を〈Big Life〉よりリリース。翌1992年のセカンド・アルバム『U.F.Orb』はUKチャートの1位を獲得する。その後、グループは〈Island〉へ移籍。1993年のライヴ・アルバム『Live 93』、1994年のミニ・アルバム『Pomme Fritz』を経て、『Orbus Terrarum』(1995年)、『Orblivion』(1996年)、『Cydonia』(2001年)とアルバムをリリース。2004年には〈Cooking Vinyl〉より『Bicycles & Tricycles』、2005年には〈Kompakt〉より『Okie Dokie It's the Orb on Kompakt』、2008年には〈Liquid Sound Design〉より『The Dream』、2009年には〈Malicious Damage〉より『Baghdad Batteries (Orbsessions Volume III)』とレーベルを変えながらアルバムをリリース。2010年には Pink Floyd の David Gilmour をフィーチャーしたアルバム『Metallic Spheres』を〈Columbia〉よりリリースし、UKチャートの12位を記録した。その後、〈Cooking Vinyl〉より『The Orbserver in the Star House』(2012年)、『More Tales from the Orbservatory』(2013年)と2枚のアルバムをリリース。この2枚では Lee “Scratch” Perryがフィーチャーされた。2015年には10年振りに〈Kompakt〉よりアルバム『Moonbuilding 2703 AD』をリリース。翌2016年には『COW / Chill Out, World!』、2018年には『No Sounds Are Out Of Bounds』をリリースした。

■More info: https://bignothing.net/theorb.html

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