「Nothing」と一致するもの

Ash Walker - ele-king

 近年ではクルアンビンの諸作をリリースすることで知られる〈ナイト・タイム・ストーリーズ〉。ほかにもUKダウンテンポ・ソウルのヴェテランのレイ&クリスチャンから、昨年はサウス・ロンドンの新世代ジャズの旗手と注目を集めたレイファー・ジェイムズなどをリリースしているが、その〈ナイト・タイム・ストーリーズ〉から『アクアマリーン』というアルバムをリリースしたのがアッシュ・ウォーカーというアーティストだ。
 ロンドンのDJ/プロデューサー/マルチ・ミュージシャンである彼は、ラスタファリのような風貌をしていて、アフリカもしくはカリビアン系の血筋を持つように思われる。2010年代半ばから活動をしていて、これまでに『オージメンティッド・セヴンス』(2015年)と『エコー・チェンバー』(2017年)という2枚のアルバムをリリースしている。彼が影響を受けたアーティストにはデューク・エリントン、クインシー・ジョーンズ、キング・タビー、ボー・ディドリー、4ヒーロー、Jディラ、ピート・ロック、カーティス・メイフィールド、フィリップ・グラス、スティーヴ・ライヒなどの名が挙がるが、最初に彼のサウンドを聴いて真っ先に思い起こしたのがナイトメアーズ・オン・ワックスだった。アシッド・ジャズとダブ、アフリカ音楽やエキゾティックな民族音楽、バレアリックなブレイクビーツが一緒になった印象を受けたわけだが、UKには伝統的にダブやダウンテンポの影響が残っているので、アッシュ・ウォーカーもその系譜を受け継ぐアーティストと言える。

 『アクアマリーン』のアルバム・ジャケットのアートワークは、ヤズ・アーメッドの『ラ・サボテューズ』や最近はサウス・ロンドンのジャズ勢が集結したシード・アンサンブルの『ドリフトグラス』のジャケットを手掛けたソフィー・ベースによるものだ。アッシュ・ウォーカーの深海を蠢くようなダビーなサウンドを的確に表現したエスニックなイラストだが、『アクアマリーン』にもその繋がりからかヤズ・アーメッドがフリューゲルホーンで参加。ほかにキザイア・ジョーンズやジュニア・ウォーカーらと共演するベーシストのマーク・シリル、この夏に〈アシッド・ジャズ〉からアルバム・デビューを果たし、ブラン・ニュー・ヘヴィーズの新作にもフィーチャーされているソウル・シンガーのラヴィルが参加している。

 そのヤズ・アーメッドの参加に象徴されるように、いままでのアルバムに比べてジャズ度が増している印象だ。たとえば“ブレイヴ・ニュー・ワールド”などはカマール・ウィリアムズを彷彿とさせるような曲だったりする。“ザ・ドラゴンズ・カシミア・ジャンパー”は複雑な変拍子を持つニュー・ジャズと言えるような曲で、ヤズ・アーメッドが演奏する“カム・ウィズ・アス”はヘヴィーなベースとドラムのコンビネーションによるジャズ・ファンク。一方でラヴィルが歌う“タイム”は6拍子の幻想的なジャズ・ロック、同じくラヴィルが歌う“アンダー・ザ・サン”や“フィニッシング・タッチ”はメロウなAORソウル。“エイント・ゴット・ユー”はアシッド・ジャズとバレアリックなハウスが合体したようなサウンドといった具合に、リズム・ヴァリエーションや曲調もいろいろと変化に富む。ただし、そうした様々な曲にダビーでサイケデリックな味付けを施していることで、アルバム全体として統一感が保たれている。タイトル曲の“アクアマリーン”や“アイ・ニード・マネー”は、ギターをはじめとした演奏がメロウネスとダビーな心地よさを運んでくる。そうした柔らか側面と、“ファット・キング・スモーク”に代表されるUKクラブ・サウンドならではのダークでドープな側面が、1枚のアルバムの中でうまく調和している印象だ。


Kelela & Asmara - ele-king

 近年巷ではやたらと穏やかで控えめなポップ・ミュージック、落ち着いてリラックスしたムードのソウルやジャズがウケていて、それは数字としてもたとえばトム・ミッシュの異例のヒットなどにあらわれているが、そしてそこにはますます悪化の一途をたどる世界や社会からの逃避願望が潜んでいるのだと思われるが、そういった音楽の傾向を指し示すときに、けっこうな頻度で「アンビエント」という語が用いられている。むろんそれはもともとの、多分に思想的な側面をはらんだアンビエントの概念からは離れた用法で、ようはなんとなく静かな雰囲気を捉えるために便宜的に使用されているにすぎない。ゆえに、より適切な名称として「クワイエット・ウェイヴ」なるタームが話題になったりもしたわけだけど、〈Night Slugs〉界隈から浮上してきたエチオピア系アメリカ人シンガーのケレラと、その盟友たるングズングズのアスマラことアスマ・マルーフのふたりは、この〈Warp〉30周年を祝うNTSのミックス音源で、比喩的にではなくじっさいに、アンビエントと現代R&B~ソウルとの接続に挑戦している。

 まず冒頭が小久保隆であるという点に、このミックスの独自性が宿っている。小久保はアリックスクンの『雲の向こう』や、それこそ『Kankyō Ongaku』にもとりあげられていた「環境音楽家」であるが、それをすぐさま横田進の『Sakura』(1999年)収録曲へとつなげてみせるところに、80年代以降の環境音楽と90年代、レイヴ以降のアンビエントとをおなじ角度から捉えようとする、彼女たちの批評精神があらわれている。
 レイヴ以降の感覚を担保しているのはオウテカエイフェックス・トゥインの二大巨頭で、前者は2008年の『Quaristice』から1曲目が、後者はまさに1994年の『SAW2』から、CDでいうと2枚目の8曲目が選ばれている。そのエイフェックスの叙情を引き継いだとも言えるカリーム・ロトフィの逸品“Fr3sh”を拾うあたりも気が利いているが(〈PAN〉による名アンビエント・コンピ『Mono No Aware』収録曲で、昨年カニエが『Ye』で無断使用したことも話題に)、その仲立ちをまだ素朴にアナログ機材と戯れていたころのOPNにやらせるというのもうまい(2009年の『Russian Mind』の2曲目)。
 今日性を担わされているのは現代ニューエイジの旗手たるヴィジブル・クロークス(『Reassemblage』冒頭)やジョニー・ナッシュ&スザンヌ・クラフト(『Passive Aggressive』3曲目)だが、他方で00年前後のエレクトロニカにたいする配慮と思しきレイラや(1998年の『Like Weather』の3曲目)、いわゆるインプロヴィゼイションの分野にたいする目配せと考えられるジャコ・パストリアス(とジョニ・ミッチェル)の異色のライヴ音源なんかもピックアップされており、いやはやなんとも抜け目がない。
 そして忘れてはならないのはもちろん、それら素晴らしいトラックたちのうえに、つややかで美しいケレラのヴォーカルが搭載されている点だ。彼女の声はバックトラックの魅力をかき消さないよう慎重に空間を泳ぎつつ、他方で今日におけるソウル=魂のありかを照らし出そうと懸命に奮闘してもいる。その合体こそが本作をただのミックスであることから遠ざけ、一級のクオリティを具えたオリジナル作品の域にまで引き上げている。これはある意味、ソランジュにたいするアンダーグラウンドからの回答とも言えるのではないか。

 ケレラとアスマラのふたりが実践するこの歴史的パッチワークと夢幻的ヴォーカルとの融合は、80年代以降の環境音楽~アンビエント~ニューエイジの地図に新たな線を引きなおす系譜学的な試みであると同時に、そこに現行の穏やかなR&B~ソウルのトレンドを合流させようとする、すぐれて批評的かつ独創的な試みである。

Laraaji - ele-king

 もう二度とチャンスはないだろうと思っていた。それがまさかの再来日ツアー、決定である。しかも今回は、彼がブライアン・イーノと一緒につくりあげた出世作『Ambient 3: Day Of Radiance』のセットを本邦初披露とのことで、またも見逃すわけにはいかない公演になりそうだ。ゲスト陣もかなり豪華で、11/3 の静岡にはカルロス・ニーニョとサム・ゲンデルが、11/4 の東京には Takao と、まもなく発売される『和レアリック・ディスクガイド』にも参加した Chee Shimizu が、11/9 の大阪には ENITOKWA が、そして 11/10 の岡山には YoshimiO和泉希洋志のデュオが出演する。いやこれ、全部観に行きたいぞ……。
 なおララージの経歴についてはこちらを、彼が昨年来日したときのインタヴューはこちらを。

Aphex Twin - ele-king

 速攻で完売になったという。9月14日にロンドンで開催される《Red Bull Music Festival》への出演を控えるエイフェックスだけれど(彼がロンドンでライヴをするのは10年ぶりだそう)、なんとその模様が急遽ライヴ配信されることになった。例によって Weirdcore が頑張るようだ。日本時間では9月15日(日)の午前6時からスタート。早起きすべきか、いやむしろ夜更かしすべきか、じつに悩ましい時間帯ではあるが、リピート放送はないとのことなので、これは絶対に見逃せない(ちなみにリチャードの前にはカテリーナ・バルビエリと Nihiloxica が、彼の後にはアフロドイチェが出演する模様。そっちも配信しておくれ~)。

Aphex Twin
エイフェックス・ツインの即完プレミアショー、ライブ配信決定!
リピート放送なし! リアルタイムのライブ配信でしか観ることのできない最新A/Vライブはまさに必見!

今年設立30周年を迎えた〈WARP RECORDS〉の代表的アーティスト、エイフェックス・ツインの最新A/V(オーディオヴィジュアル)ライブセットが日本時間の9月15日(日)午前6:00からライヴ配信することが急遽決定した。会場は、今ロンドンで最も注目を浴びている、元印刷工場をリノベーションした巨大クラブ「Printworks」で、エイフェックス・ツインがロンドンのクラブでライブを披露するのは実に10年振りとなる。

今回のA/Vライブは、長年彼のヴィジュアルエフェクトを担当している Weirdcore が300枚以上のLEDパネルとレーザーを駆使して、この夜のためだけにフルカスタムした特別仕様のステージになるとのこと。

Red Bull Music によるライブ配信は、10台以上の定点カメラと観客の中を動き回るカメラを会場内に配置。視聴者にその場にいるような没入感を与え、エイフェックス・ツインのパフォーマンスを余す事なく楽しむことができる。

本公演は、現在ロンドンで行われているレッドブルの都市型フェス「Red Bull Music Festival」のフィナーレイベントで、チケットは発売後10分で即完。チケット争奪戦となったプレミアショーを Red Bull Music のチャンネルを通じて、世界中のファンに同時体験してもらうための取り組みとなっている。

リピート放送なし、リアルタイムのライブ配信でしか観ることのできない貴重な機会をお見逃しなく!

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ライブ配信詳細
━━━━━━━━━━━━━━
名 称:
RED BULL MUSIC FESTIVAL LONDON
APHEX TWIN LIVE STREAM

日 時:
日本時間 9月15日(日)午前6:00

視聴方法:
https://youtu.be/CQI3m8gefQk

オフィシャルサイト:
redbull.com/aphextwin

レッドブル・ミュージック・フェスティバルとは?
20年以上にわたって革新的な音楽フェスティバルやワークショップなどを行なってきたレッドブルの都市型音楽フェス「Red Bull Music Festival」。2017年の東京初開催を皮切りに、ニューヨーク、ロサンゼルス、パリ、サンパウロ、トロント、イスタンブールなど現在では世界各都市に広がりをみせています。
https://twitter.com/redbullmusicjp

なお、エイフェックス・ツインなど先鋭的アーティストを輩出してきた〈WARP RECORDS〉の30周年を記念し、スクエアプッシャー、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、ビビオが一堂に会するスペシャルDJツアー『WXAXRXP DJS (ワープサーティーディージェイズ)』が、2019年11月に東京・京都・大阪で開催決定! 詳細は特設サイトをチェック!
https://www.beatink.com/user_data/wxaxrxp.php


タイトル:
WXAXRXP DJS
ワープサーティーディージェイズ

出演:
SQUAREPUSHER (DJ Set), ONEOHTRIX POINT NEVER (DJ Set), BIBIO (DJ Set) and more

その他コンテンツ:
WXAXRXP POP-UP STORE, 30 YEAR VISUAL HISTORY OF WARP and more

東京
公演日:2019年11月1日(金)
会場:O-EAST / DUO

京都
公演日:2019年11月2日(土)
会場:CLUB METRO

大阪
公演日:2019年11月3日(日)
会場:SUNHALL

OPEN/START:23:00
料金:前売¥5,500 (税込)
※20歳未満入場不可。入場時にIDチェック有り。写真付き身分証をご持参ください。

[チケット発売]
先行発売:
主催者WEB先行 9/14 (土) 0時~
BEATINK (e-ticket) https://beatink.zaiko.io/_buy/1kVr:Rx:ac436

9/17 (火) ~
イープラス最速先行:9/17 (火) 正午12:00 ~ 9/22 (日) 18:00

一般発売:9/28 (土)~
イープラス、ローソンチケット、チケットぴあ、BEATINK、iFLYER 他

WARP30周年 WxAxRxP 特設サイトオープン!
音楽史に計り知れない功績を刻み続ける偉大なる音楽レーベル〈WARP〉の30周年を記念した特設サイトが公開中! これまで国内ではオンライン販売されてこなかったエイフェックス・ツインのレアグッズや、大竹伸朗によるデザインTシャツを含む30周年記念グッズなどが好評販売中。完売のアイテムも出始めているため、この機会をぜひお見逃しなく!
https://www.beatink.com/user_data/wxaxrxp.php

Leo Svirsky - ele-king

 「21世紀ロマン派音響・音楽」か。「新しいピアニズムの誕生」か。レオ・スヴァースキー(Leo Svirsky)の新作アルバム『River Without Banks』を聴き終わって、思わずそのような言葉が脳裏をよぎった。
 このアルバムでは「ふたつのピアノ」が左右のチャンネルから鳴っている。本作で展開される音響と旋律の交錯/融解は極めて独創的である。そのうえロマン派的ともいえる濃厚なノスタルジアを放ってもいる。音楽と音響が融合した「21世紀のロマンティック/エクスペリメンタル・ピアノ・ミュージック」とでもいうべきか。

 レオ・スヴァースキーは1988年生まれ、アメリカ出身にして、現在はオランダのハーグに在住する作曲家、ピアニスト/アコーディオン奏者である。彼は、ハーグ王立音楽院で作曲の修士号を取得し、オランダの作曲家であるコルネリス・デ・ボントとマルティン・パディングに師事した。ヴァンデルヴァイザー楽派の音楽家アントワン・ボイガー(Antoine Beuger)との個人研究もおこなっているという。
 彼はピアノ曲からアコーディオン作品、インプロヴィゼーション、さらにはオーケストラ作品まで広く作曲している。まさに才能と技量に満ちた作曲家/音楽家といえよう。

 そんな彼のピアノの音響的な可能性を追求した『River Without Banks』が、カール・ストーンのアルバムなどもリリースしているエクスペリメンタル・レーベル〈Unseen Worlds〉からリリースされた。2016年リリースの『Heights In Depths』以来、3年ぶりのソロ・アルバムである。
 レオ・スヴァースキーにとってピアノとは最小にして最大の音響結晶体なのだろう。本作では二台のピアノが交わり、美しい響きの運動体を生成している。まずは“River Without Banks”を聴いてほしい。私はこの曲を聴いて深い衝撃を受けた。このようなピアノ曲、聴いたことがない、と思うほどに。

 二台のピアノが左右から聴こえてくる。それはまるで川の流れ、もしくは海の潮流のように、大きな流れと小さな流れが混じりあい、より大きな流れを生成する。ピアノのアルペジオは、まるで波のように変化し、旋律の流れは空気を変えるように鳴り響くだろう。控えめなチェロやトランペット、電子音がレイヤーされ、音響空間を変化させもする。凡庸なポスト・クラシカルで味わうことができない楽曲の妙、音響の深遠さと繊細さが横溢している。楽曲の後半で、ピアノの打撃音、アルペジオに、電子音響などがレイヤーされていくさまは圧倒的ですらあった。
 本アルバムには全6曲が収録されているが、アルバムが進むにつれて曲の濃度はどんどん深まっていく。単に綺麗なアルペジオを演奏するだけではない。複数の音がまじりあうことで新たな響きを生んでいたのだ。アントワン・ボイガーは本作のライナーノーツで「始まりはない……。残響は終わりない」と書き記しているのだが、まさにそのとおりの作品/楽曲たちといえよう。音響/残響による「永遠」の生成である。

 この『River Without Banks』は、レオ・スヴァースキーの最初のピアノ教師 Irena Orlov に捧げられている。それは記憶の音楽化/音響化に思える。この『River Without Banks』には黄昏の光のようなノスタルジアがあるのだ。それはロマン派の響きを思わせもする。21世紀におけるブラームスとラフマニノフの交錯とでもいうべきか。
 じっさいアルバム中盤(LP版ではB面)の“Trembling Instants”以降の三曲は現代音楽、エクスペリメンタル・ミュージック、モダン・クラシカルを経由した21世紀の新ロマン主義といったような音響の色彩を強く感じる仕上がりだ。特に最終曲“Fanfare (after Jeromos Kamphuis)”の子守唄のような素朴な美しさは筆舌に尽くしがたい。
 19世紀末期の黄昏と21世紀初頭の交錯か。後期ブラームスと21世紀的音響の融合か。ロマンティックとエクスペリメンタルのマリアージュか。そして、その先にあるのは、旋律も響きもすべてが溶け合ったドローンの持続である。3曲め“Rain, Rivers, Forest, Corn, Wind, Sand”の終わり間際、旋律が溶けていった持続/ドローンは、そのことを象徴している。ロマンティックの先にある融解した音響持続。

 はじめて本作を聴かれる方は、夜明けの光のような1曲め“Field Of Reeds”から、最終曲“Fanfare (After Jeromos Kamphuis)”まで、順に聴き進んでほしい。42分もの時間のあいだ「モノクロームの映像の中に瞬く光」のような感覚を心に感じとることができるだろう。

BLACK SMOKER × Goethe-Institut Tokyo - ele-king

 今年は2019年。つまり、ベルリンの壁崩壊から30周年である。これを機に〈BLACK SMOKER〉が動いた。オペラだ。KILLER-BONGを筆頭に、ものすごい面子が集まっている。ソノカベハ、ナンノタメニアル? 何が起こるのか予測不能。11月中旬、ゲーテ・インスティトゥートにて。詳細は下記を。

Squarepusher, Oneohtrix Point Never & Bibio - ele-king

 ついに来た! 設立30周年を迎える〈Warp〉のアニヴァーサリー・イヴェント《WXAXRXP DJS》が開催決定! スクエアプッシャー、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、ビビオの3組が一堂に会する。すごい! 同3組は11月1日~3日にかけて東京・京都・大阪をツアー、DJセットを披露する予定。いやあ、これはかなり胸が熱くなるぜ……しかもその直前にはチック・チック・チックの来日が、その直後にはバトルズの来日が控えているので、えーっと、つまり、10月30日から11月6日までの8日間、誰かしら〈Warp〉のアクトが列島のどこかで公演をおこなっているという状況だ(さらに、その約1ヶ月前の9月26日にはフライング・ロータスも来日する)。これはもう祭りと呼んで構わないだろう。みんなで盛大に〈Warp〉30周年を祝おうではないか。

 10/30 (水) !!! [LIVE] @京都
 10/31 (木) !!! [LIVE] @大阪
 11/01 (金) !!! [LIVE] @東京
 11/01 (金) Squarepusher / OPN / Bibio [DJS] @東京
 11/02 (土) Squarepusher / OPN / Bibio [DJS] @京都
 11/03 (日) Squarepusher / OPN / Bibio [DJS] @大阪
 11/04 (月祝) Battles [LIVE] @東京
 11/05 (火) Battles [LIVE] @大阪
 11/06 (水) Battles [LIVE] @名古屋

[10月29日追記]
 本日、《WXAXRXP DJS》の全出演者とタイムテーブルが発表されました。詳細は下記をチェック!

■11.1 TOKYO
Squarepusher / Oneohtrix Point Never / Bibio
agraph / Seiho / 真鍋大度 / Licaxxx

■11.2 KYOTO
Squarepusher / Oneohtrix Point Never / Bibio
原 摩利彦 / Ken'ichi Itoi

■11.3 OSAKA
Squarepusher / Oneohtrix Point Never / Bibio
原 摩利彦 / D.J.Fulltono



[10月31日追記]
 なんと! 開催直前になって新たな情報が届けられた。いよいよ明日スタートとなる《WXAXRXP DJS》の東京公演にて、エイフェックス・ツインの最新ライヴ映像が世界初公開される! 9月20日にマンチェスターでおこなわれたライヴの映像で、昨年“T69 Collapse”のMVを手がけた Weirdcore がわざわざ今回のイベントのために制作、90分以上にもおよぶ作品になっているとのこと。上映は会場1階の DUO にて。いやはや、なんとも贅沢な一夜になりそうだ。

〈WARP RECORDS〉30周年!
"ワープサーティー" の全貌が明らかに!
スクエアプッシャー、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、ビビオが日本に集結し、3都市を巡るスペシャルパーティー開催決定!
スペシャルDJセット、ポップアップストア、映像作品上映などなど、偉大なる歴史をセレブレート!



先鋭的アーティストを数多く輩出し、クリエイティブかつ衝撃的なMVやアートワークの分野においても、音楽史に計り知れない功績を刻み続け、今年30周年を迎えた〈WARP RECORDS〉。その偉大なる歴史を祝し、スクエアプッシャー、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、ビビオが一堂に会するスペシャルDJツアー『WXAXRXP DJS (ワープサーティーディージェイズ)』を東京~京都~大阪で開催決定!

『WXAXRXP (ワープサーティー)』をキーワードに、様々なイベントが行われている2019年。6月には、東京、大阪、 京都の3都市でポップアップストアが開催され、本国では「NTS Radio」とコラボレートしたオンライン音楽フェスも行われた。今回開催が決定した『WXAXRXP DJS (ワープサーティーディージェイズ)』は、同じくレーベルの主要アーティストであり、いずれも待望の最新作をひっさげて来日するフライング・ロータス、!!!(チック・チック・チック)、バトルスの単独来日公演に続くもので、『WXAXRXP (ワープサーティー)』シリーズの集大成となる。

本イベントではスクエアプッシャー、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、ビビオが集結し、スペシャルDJセットを披露する他、限定作品やグッズが買えるポップアップストア、30年にわたるレーベルの歴史を彩る映像作品の上映なども予定されており、まさに〈WARP RECORDS〉の祝祭!

これにより、10月30日よりスタートする!!!(チック・チック・チック)ツアー、それに続くバトルスのツアーと合わせ、全9公演が8日間に渡って、東京、名古屋、京都、大阪の4都市を駆け巡ることとなる。完売必至。チケットの確保はお早めに!

なお、フライング・ロータス公演/!!!(チック・チック・チック)ツアー/バトルスツアー/『WXAXRXP DJS』ツアーより2公演以上にご参加の方を対象に、各会場のポップアップストアにてお買い上げの合計金額からプライスオフとなるクーポンプレゼントキャンペーンも実施!

■2公演 ⇨ 10% OFF!
■3公演 ⇨ 20% OFF!
■4公演以上 ⇨ 30% OFF!

詳しくは、CD・レコードショップ、ライブハウス、クラブなどで配布される『WXAXRXP』フライヤーおよび冊子、WXAXRXP特設サイトをチェック!


タイトル:
WXAXRXP DJS
ワープサーティーディージェイズ

出演:
SQUAREPUSHER (DJ Set),
ONEOHTRIX POINT NEVER (DJ Set),
BIBIO (DJ Set)

and more

その他コンテンツ:
WXAXRXP POP-UP STORE,
30 YEAR VISUAL HISTORY OF WARP

and more

東京
公演日:2019年11月1日(金)
会場:O-EAST / DUO

京都
公演日:2019年11月2日(土)
会場:CLUB METRO

大阪
公演日:2019年11月3日(日)
会場:SUNHALL

OPEN / START:23:00
料金:前売¥5,500 (税込)
※20歳未満入場不可。入場時にIDチェック有り。写真付き身分証をご持参ください。

[チケット発売]
先行発売:
主催者WEB先行 9/14 (土) 0時~
BEATINK (e-ticket) https://beatink.zaiko.io/_buy/1kVr:Rx:ac436

9/17 (火) ~
イープラス最速先行:9/17 (火) 正午12:00 ~ 9/22 (日) 18:00

一般発売:9/28 (土) ~
イープラス、ローソンチケット、チケットぴあ、BEATINK、iFLYER 他

WARP30周年 WxAxRxP 特設サイトオープン!

音楽史に計り知れない功績を刻み続ける偉大なる音楽レーベル〈WARP〉の30周年を記念した特設サイトが公開中! これまで国内ではオンライン販売されてこなかったエイフェックス・ツインのレアグッズや、大竹伸朗によるデザインTシャツを含む30周年記念グッズなどが好評販売中。完売のアイテムも出始めているため、この機会をぜひお見逃しなく!

https://www.beatink.com/user_data/wxaxrxp.php

!!! - WALLOP JAPAN TOUR -
前売りチケット絶賛販売中!

東京公演:2019年11月1日(金) O-EAST
OPEN 18:00 / START 19:00
前売¥6,500 (税込/別途1ドリンク代/スタンディング) ※未就学児童入場不可
主催:SHIBUYA TELEVISION
INFO:BEATINK 03-5768-1277 / www.beatink.com

京都公演:2019年10月30日(水) METRO
OPEN 19:00 / START 20:00
前売¥6,500 (税込/別途1ドリンク代/スタンディング) ※未就学児童入場不可
INFO:METRO 075-752-2787 / info@metro.ne.jp / www.metro.ne.jp

大阪公演:2019年10月31日(木) LIVE HOUSE ANIMA
OPEN 18:00 / START 19:00
前売¥6,500 (税込/別途1ドリンク代/スタンディング) ※未就学児童入場不可
INFO:SMASH WEST 06-6535-5569 / smash-jpn.com

label: WARP RECORDS / BEAT RECORDS
artist: !!!
title: Wallop
release: 2019.08.30 FRI ON SALE

国内盤CD BRC-608 ¥2,200+tax
国内盤特典:ボーナストラック追加収録/解説・歌詞対訳冊子封入

BATTLES - JAPAN TOUR 2019 -
SUPPORT ACT: TBC

前売¥6,800(税込/別途1ドリンク代/スタンディング)
※未就学児童入場不可

東京公演:2019年11月4日(月・祝日)
GARDEN HALL

OPEN 17:00 / START 18:00
主催:SHIBUYA TELEVISION
INFO:BEATINK 03-5768-1277

大阪公演:2019年11月5 日(火)
UMEDA CLUB QUATTRO

OPEN 18:00 / START 19:00
INFO:SMASH WEST 06-6535-5569 / smash-jpn.com

名古屋公演:2019年11月6日(水)
NAGOYA CLUB QUATTRO

OPEN 18:00 / START 19:00
INFO:BEATINK 03-5768-1277

label: WARP RECORDS / BEAT RECORDS
artist: BATTLES
title: Juice B Crypts
release date: 2019.10.11 FRI ON SALE
日本先行リリース!

国内盤CD BRC-613 ¥2,200+tax
国内盤CD+Tシャツ BRC-613T ¥5,500+tax
ボーナストラック追加収録/解説・歌詞対訳冊子封入

輸入盤CD WARPCD301 ¥OPEN
輸入盤2LP カラー盤 WARPLP301X ¥OPEN
輸入盤2LP WARPLP301 ¥OPEN

Karenn (Blawan × Pariah) - ele-king

 ともにポスト・ダブステップ・シーンから頭角を現してきたブラワン(昨年アルバム『Wet Will Always Dry』をリリース)とパリアーが組んだテクノ・ユニット、その名もカレン(Karenn)が 10月4日の VENT に出演する。カレンとしては今回がアジア初公演とのことで、いったいどんなヘヴィなサウンドが打ち鳴らされるか楽しみだ。しかしやっぱり、いま時代はほんとうにテクノなんだな~。

「タンポン・ラン」――このゲームを作ったことですべては始まった
生理タブーに挑戦!

女の子は本当にピンクが好きなのか』の堀越英美訳で送る、ギークでパンクでフェミニストな女の子たちの痛快サクセスストーリー

極度のあがり症だったソフィーと親からのプレッシャーに悩むアンディ、二人は女子高生向けのプログラミング講座で出会う。最終課題として制作した生理タブー風刺ゲーム『タンポン・ラン』によって、二人はIT業界に温かく迎え入れられた。さまざまな経験を積み、今をときめく女性起業家たちに出会う中で、二人は少しずつ成長していく──

ニューヨーク公共図書館 ベストブック2017、米国児童図書評議会の高校生以下向けベストSTEM図書に選出

【訳者略歴】

堀越英美 ほりこし・ひでみ
1973年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、出版社、IT系企業勤務を経てライターに。 二児の母。 主な著書は『女の子は本当にピンクが好きなのか』(Pヴァイン)、『不道徳お母さん講座』(河出書房新社)など。 訳書に『世界と科学を変えた52人の女性たち』(青土社)、『ギークマム』(オライリー・ジャパン、共訳)。

【目次】
献辞
まえがき
第一章 引っ込み思案の女の子、ITに出会う――ソフィーの場合
第二章 性別も人種も関係ない世界へ――アンディの場合
第三章 ガールズ、コードを書く
第四章 大人だってクール!
第五章 フェミニズムで「私」を見つける
第六章 血まみれのお楽しみ
第七章 『タンポン・ラン』作りは大混乱
第八章 恐怖のプレゼンテーション
第九章 本当の願いがかなうということ
第十章 生理への愛を世界に伝える
第十一章 シリコンバレーに行かなくちゃ
第十二章 サクリファイス・シティ 成功を取るか人生を取るか
第十三章 ピボタル・ラボで人生の転機
第十四章 世界を回してるのは誰?(ガールズ!)
第十五章 これが私の生きる道
第十六章 さよならコンプレックス

タイムマシンがあったら過去の私たちに教えてあげたいいくつかのこと

謝辞
訳者あとがき

付録・コーディングを体験しよう


 イギリスでは最近また80~90年代のレイヴ文化を振り返る動きがあり、BBCではジェレミー・デラーが高校生にレイヴを教える番組を作り話題になっています。YouTube で見られるのでリンク貼っておきますね。つーわけで rave on! 必見です。


https://www.youtube.com/watch?time_continue=59&v=qotJoCIhIjk

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