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Home >  News > Carl Craig - ──カール・クレイグの新作はオーケストラとのコラボレーション

Carl Craig

Carl Craig

──カール・クレイグの新作はオーケストラとのコラボレーション

Mar 16,2017 UP

 いまデトロイトはクラシックを志向しているのだろうか? 先日のジェフ・ミルズに続いて、なんとカール・クレイグまでもがオーケストラとのコラボ作をリリースする。4月28日に日本先行で発売される彼の新作『Versus』には、昨秋デリック・メイをフィーチャーしたアルバムを発表しているフランチェスコ・トリスターノのほか、「スピリチュアル・アドバイザー」なる名目でモーリッツ・フォン・オズワルドも参加している模様。カールとモーリッツのコンビといえば、大胆にカラヤンを解体して再構築してみせた『ReComposed』が思い出されるが、しかし「スピリチュアル・アドバイザー」って何? モーリッツってば、もしかしてスピってるの? これは買って確かめるしかない。

C A R L  C R A I G

クラシック・テクノからモダン・クラシックへ
テクノ史を塗り替えた名曲群がオーケストラで蘇る。
フランチェスコ・トリスターノも参加した
スペシャル・プロジェクトが待望のリリース決定!

 デリック・メイによって見出されデトロイト・テクノ第2世代としてシーンに登場し、様々な名義でテクノ史を塗り替える斬新な作品を世に送り出してきたプロデューサー、カール・クレイグが、オーケストラとコラボし、自身の名曲群を蘇らせたアルバム『Versus』のリリースを発表した。
 本プロジェクトには、新進気鋭の指揮者、フランソワ=グザヴィエ・ロト率いるレ・シエクル・オーケストラとフランチェスコ・トリスターノが参加しているほか、世界で最も長い歴史を持つクラシック・レーベル〈ドイツ・グラモフォン〉の『ReComposed』シリーズでも、カール・クレイグとの強力なタッグを見せたモーリッツ・フォン・オズワルドがスピリチュアル・アドバイザーとして名を連ねている。

 本作の発端となったのは、2008年にパリでおこなわれたコンサートである。カール・クレイグとレ・シエクル・オーケストラとのコラボレーションで、カール・クレイグの名曲“Desire”、“Dominas”、“At Les”、“Technology”、“Darkness”、“Sandstorms”、さらにはスティーヴ・ライヒの“City Life”やブルーノ・マントヴァーニ“Streets”がすべて交響曲として演奏され、2回のスタンディング・オベーションと4回のアンコールが起こるなど、賞賛を浴びた。

 クラブ・カルチャーと伝統音楽の融合は今では真新しいことではないだろう。しかし、これほどまでに見事にふたつが溶け合い、テクノの高揚感とオーケストラの壮大なサウンドスケープが相乗的なシナジーを生み出しているのは、カール・クレイグの秀でた音楽性を証明している。

 カール・クレイグのトラックをオーケストラ用に編曲したのは、クラシックとテクノの両シーンで活躍する天才ピアニスト、フランチェスコ・トリスターノである。トリスターノはこれまでにも、自身のアルバム『Not For Piano』でジェフ・ミルズやデリック・メイ、オウテカのピアノ・カバーを発表するなど、クラシックとダンス・ミュージックを繋ぐキーパーソンとして活躍し、アルバム『Idiosynkrasia』のプロデュースを依頼するなど、カール・クレイグとも親交が深い。本作では、編曲のほか、自身のオリジナル曲も2曲(“Barcelona Trist”、“The Melody”)提供している。また2008年のコンサートで、フランチェスコ・トリスターノとともにステージに加わったモーリッツ・フォン・オズワルドもスピリチュアル・アドバイザーの肩書きで本作に貢献している。

 『Versus』は、変形、再融合、再解釈のアプローチを通じて、カール・クレイグがまったく新しい表現方法を追求する意欲的なプロジェクトである。

重要なのはオーディエンスの概念を変えることや人々を驚かせることだけじゃなくて、音楽について、そして世界における音楽の位置づけとオーディエンスについての型通りの考えを吹き飛ばすことだ。煽動するんじゃなくて、新鮮で新しい議論によってね。
- Carl Craig

エレクトロニックとクラシックのコラボレーションは数多くあったが、これは本当の意味で、精神と精神の音楽的出会いだ。我々が目指したのはオーケストラのアレンジをエレクトロニックの派手さで装飾するのではなく、異なるジャンルの間で会話を生み出すことだった。
- Francois-Xavier Roth

音楽とは整理された音にすぎないということを、もうずっと前にジョン・ケージが教えてくれた。第一にピアノとは装置であり、音の源のひとつであり、ぼくがそれを使う方法はテクノの作曲方法に明らかな影響を受けている。
- Francesco Tristano

 カール・クレイグ注目の最新作『Versus』は、4月28日(金)日本先行リリース! iTunesでアルバムを予約すると収録曲“Sandstorms”がいちはやくダウンロードできる。

label: INFINÉ / PLANET E / BEAT RECORDS
artist: CARL CRAIG ― カール・クレイグ
title: Versus ― ヴァーサス
release date: 2017.04.28 FRI ON SALE

国内盤CD BRC-546 定価 ¥2,200(+税)
国内盤特典:ボーナストラック追加収録 / 解説付

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