Home > News > Meemo Comma - ──「エヴァンゲリオン」にインスパイされた〈プラネット・ミュー〉のミーモ・コンマが描く「新世紀」とは?
先頃マイク・パラディナスの〈プラネット・ミュー〉からリリースされたMeemo Comma(マイクの奥さん、ラーラ・リックス-マーティンの変名)の新作は『Neon Genesis』、これは「新世紀エヴァンゲリオン」の英語タイトル「Neon Genesis Evangelion」から来ているのではないかと、Meemo Commaがかつて『攻殻機動隊』にインスパイアされた『Ghost On The Stairs』をリリースしていることを知っているファンはすでに察していることでしょう。
Wireの目隠ししジュークボックスでの夫婦漫才(?)でも笑わせてくれましたが、Quietusの企画、旦那=マイクが妻=ラーラにインタヴューするという記事も面白いんですよ(例;マイク「自分の夫のレーベルからのリリースは縁故主義だと思いますか?」。ラーラ「もちろん、本当は出したくなかった」)。そのなかで「『Neon Genesis』を出したのは何故?」とマイクから訊かれて、彼女いわく「あながた出せと言ったからでしょう」とのことでした。なんというか、つまり、間違いなく〈プラネット・ミュー〉は新次元に進んでいるようです。
さて、実際のところですが、bandcampの解説によれば、彼女が『エヴァンゲリオン』のヴィジュアルにインスパイされたのは事実で、また、それとは別に『Neon Genesis』には彼女のユダヤ人体験が主なコンセプトとしてあるということです。ちなみに音楽はエレクトロニカ+アンビエント+フットワーク仕様で、これは冗談抜きの聴き入ってしまう注目すべき作品です。レヴューはあらためて掲載する予定ですが、アルバムはぜひチェックしましょう。
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