「UR」と一致するもの

Dopplereffekt - ele-king

 ドレクシアの片割れ=ジェラルド・ドナルドと、(結成当初はキム・カーリィ、現在は)ミカエラ・トゥ=ニャン・ バーテルから成るプロジェクト、ドップラーエフェクト。その新作が4月14日にベルリンの〈Leisure System〉からリリースされる(デジタル版。LPとCDは6月10日発売)。ドップラーエフェクト名義としては、2017年の『Cellular Automata』以来5年ぶりのアルバムとなる(EP「Athanatos」からは4年ぶり)。
 研ぎ澄まされたダークなサウンドはもちろん、彼らはしっかりコンセプトも練るタイプのアーティストだ(たとえば1999年、〈Gigolo〉から出た編集盤『Gesamtkunstwerk』は、社会主義の理想にオマージュを捧げたものだった)。今回のタイトルは「ニューロ(神経)テレパシー」とのことで、インフォメイションにも「機械と人間のインターフェイス」「神経学的現実」「物理的蓋然性」といった単語が並んでいる。はたしてそれはなにを暗示しているのか?
 現在 “Neuroplasticity” が先行公開中。しびれます。

artist: Dopplereffekt
title: Neurotelepathy
label: Leisure System
release: April 14th, 2022

tracklist:
01. Epigenetic Modulation
02. Neural Impulse Actuator - Mirror Neuron
03. Visual Cortex
04. Neuroplasticity
05. Cerebral data download 2100 A.D.
06. Cerebral to Cerebral Interface
07. Cerebral - AI entanglement
08. Optogenetics
09. Transcranial Magnetic Stimulation
10. EEG

Daniel Villarreal - ele-king

 シカゴのオルタナ・ラテン・バンド、ドス・サントスの一員でもあるパナマ出身のドラマー/パーカッショニスト、ダニエル・ ヴィジャレアルが初のソロ・アルバムを発売する。シカゴの新たなキーパーソンになっているという彼のアルバムには、ジェフ・パーカーら当地の面々とLAのミュージシャンたちが参加。ラテンのリズムを活かした極上のグルーヴを堪能したい。

ダニエル・ビジャレアル(Daniel Villarreal)
『パナマ77(Panama77)』

発売日:【CD】2022/5/25

大注目!! シカゴのオルタナ・ラテン・ジャズバンド、Dos Santos(ドス・サントス)のメンバーで知られるパナマ出身ドラマー/パーカッショニスト Daniel Villarreal(ダニエル・ ビジャレアル)が待望のソロアルバムを完成させた。ラテンのリズムに導かれるグルーヴ溢れるサウンドは必聴。日本限定盤ハイレゾMQA対応仕様のCDでリリース!! ジェフ・パーカー参加!!

Recorded in Chicago and Los Angeles featuring:
Daniel Villarreal - drums & percussion,
Elliot Bergman - baritone saxophone & kalimba,
Bardo Martinez - bass guitar & synthesizers,
Jeff Parker - guitar,
Kellen Harrison - bass guitar,
Marta Sofia Honer - violin & viola,
Kyle Davis - rhodes piano & synthesizers,
Anna Butterss - double bass & bass guitar,
Aquiles Navarro - trumpet,
Nathan Karagianis - guitar,
Gordon Walters - bass guitar,
Cole DeGenova - farfisa & hammond organs

ダニエル・ビジャレアルは、現在のシカゴのシーンを支える最重要ドラマー/パーカッショニストだ。パナマ出身で、異色のラテン・バンド、ドス・サントスのメンバーであり、DJでもある。ジェフ・パーカーら、シカゴとLAのミュージシャンたちと共に、ラテンのリズムを掘り下げて最上のグルーヴとドリーミーなサウンドスケープに包まれる、真に融和的な音楽を作り上げた。(原 雅明 rings プロデューサー)

アルバムからの先行曲 “Uncanny (Official Video)” のMVが公開されました!
https://www.youtube.com/watch?v=JNUaLAYPURM

アーティスト:Daniel Villarreal(ダニエル・ビジャレアル)
タイトル:Panama77(パナマ77)
発売日:2022/5/25
価格:2,600円+税
レーベル:rings / International Anthem
品番:RINC87
フォーマット:CD(MQA-CD/ボーナストラック収録予定)

* MQA-CDとは?
通常のCDプレーヤーで再生できるCDでありながら、MQAフォーマット対応機器で再生することにより、元となっているマスター・クオリティの音源により近い音をお楽しみいただけるCDです。

Official HP:https://www.ringstokyo.com/danielvillarreal

GONNO & HAL ca - ele-king

 日本を代表するテクノDJのひとり GONNO(4/28には GONNO × MASUMURA として CONTACT でもプレイ)による新作2タイトル『Waft』『Wander Other Worlds』と、菊地晴夏を中心とする新プロジェクト HAL ca によるデビュー作『ANIMA』、計3タイトルが〈813 Records〉からリリースされる。いずれも立体音響技術「360 Reality Audio」を用いた作品とのことで、どんなサウンドに仕上がっているのか、自身の耳で確かめてみてほしい。

GONNO と HAL ca による立体音響作品が 813 Records より3タイトル同時リリース!

ヨーロッパを中心にテクノ/ハウスシーンでも活躍してきたDJ/プロデューサー Gonno 音響作品『Waft』『Wander Other Worlds』と、様々なサウンド・インスタレーションを手がけてきたコンポーザー菊地晴夏を中心とした新プロジェクト HAL ca によるデビュー作『ANIMA』が一挙リリース。

これまでpeechboyやXTALなど国内の気鋭エレクトロニック・アーティストの作品を発表してきたレーベル813が、立体音響技術360 Reality Audio に特化したスタジオ「山麓丸スタジオ」の協力を得て、 新たな音響快感を追求したアンビエント、テクノミュージック作品にアプローチする。

まずGonnoによる2作品は、後日に発表されるEP『Loom』と合わせた立体音響三部作の一環。『Waft』は、ニューエイジ~アンビエントへと接近し新たなイマーシヴ体験を追求した4曲入りEP。そして1トラック20分強の大作シングルとなる『Wander Other Worlds』は、リコーの開発するRICOH PRISMの体験プログラムとして制作された楽曲から発展。同プログラムのビジュアル演出を手掛けた画家、Akiko Nakayamaがアートワークを提供している。

同様にRICOH PRISMのプログラムとして、デジタル・アーティスト村上裕佑のディレクションで制作された同名作品のサウンドトラックでもある、HAL ca『ANIMA』にも注目してほしい。中心人物となる菊地晴夏は、パリのエコールノルマル音楽院の映画音楽作曲科を首席で卒業という才媛。配信作品としては今作がデビュー作となる。HAL caでは今後、空間音響を軸としたプロジェクトとして活動していく。


Gonno / Waft
Label: 813
2022年3月30日発売
※Amazon Music Unlimited、Deezerなど360 Reality Audio対応プラットフォームにて先行リリース。ステレオ版のリリースは4月6日予定。

[収録曲]
1. Warbly FM
2. Nikita
3. 550 Drums
4. A Long Way


Gonno / Wander Other Worlds
Label: 813
2022年3月30日発売
※Amazon Music Unlimited、Deezerなど360 Reality Audio対応プラットフォームにて先行リリース。ステレオ版のリリースは4月6日予定。

[収録曲]
1. Wander Other Worlds


HAL ca / ANIMA
Label: 813
2022年3月30日発売
※Amazon Music Unlimited、Deezerなど360 Reality Audio対応プラットフォームにて先行リリース。ステレオ版のリリースは4月6日予定。

[収録曲]
1. MononooN
2. roTaTe
3. MeMory
4. NoVa

Ryoji Ikeda - ele-king

 昨年の『music for installations vol.1』に続き、新たに池田亮司によるインスタレーション音楽集『vol.2』がリリースされることになった。本人の主宰する〈codex | edition〉から。16枚の作品写真をまとめたカードセット『fragments vol.1』も同時発売。いずれも999部限定とのこと。また、4月16日より開催される弘前れんが倉庫美術館での展示会場では、先行発売も予定されている。詳しくは下記をチェック。

Ryoji Ikeda
music for installations vol.2
fragments vol.1

池田亮司によるインスタレーション作品の音源集第2弾『music for installations vol.2』と、16枚の作品写真をまとめたカードセット『fragments vol.1』 をcodex | editionから同時リリース。
それぞれ限定999部、2022年3月31日(木)からプレオーダー開始。

音そして視覚的要素、物理や数学的なアプローチを用いて人間の知覚能力やテクノロジーの臨界点に挑むような作品を様々な形態で発表し続けているアーティスト/作曲家の池田亮司。『music for installations vol.1』『superposition』に続き、codex | edition から『music for installations vol.2』を2022年4月22日(金)に限定999部でリリースする。先のリリースと同じくCDとブックレットのセットで、ブックレットには収録曲の図版を数多く掲載。

同時に発売する『fragments vol.1』は、池田によって厳選された作品写真を収録した16枚のカードセット。こちらも限定999部で、特製のボックスに封入されている。
セットには世界各地の美術館での作品展示風景や、《test pattern [times square]》や《A [for 100 cars]》といった大規模プロジェクトのインスタレーションビュー
などが含まれている。

また、4月16日(土)から開催する弘前れんが倉庫美術館(青森県弘前市)での池田の大型個展に合わせ、同ミュージアムショップmuseum shop HIROSAKI MOCAにて、一般発売に先がけ展覧会のオープニング日より先行発売を行う。

music for installations vol.2 [cd+booklet](2022.4.22 リリース)
*8トラック収録(全71分)のCDと96ページのブックレットのセット 
*限定999部、エディションナンバー入りカード付き 
*デジタル音源も同日リリース

fragments vol.1 (2022.4.22 リリース)
*特製ボックスに16枚のカード(189 x 124 mm)を封入
*限定999部、エディションナンバー入りラベル付き

【プレオーダー】
3月31日(木) 18時(JST)よりcodex | editionのオンラインショップにてプレオーダー開始

【先行発売】
4月16日(土)より弘前れんが倉庫美術館のミュージアムショップ「museum shop HIROSAKI MOCA」にて先行発売実施

【展覧会情報】
2022年度 展覧会[春夏プログラム]「池田亮司」展
会期:2022年4月16日(土)-8月28日(日)
会場:弘前れんが倉庫美術館(青森県弘前市吉野町2番地1)
https://www.hirosaki-moca.jp

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music for installations vol.2
アーティスト Ryoji Ikeda
タイトル music for installations vol.2
レーベル codex | edition
品番 CD-004
税込価格 5,500円
発売日 2022年4月22日(金)
(デジタル音源も同日リリース予定)

トラックリスト
1. the planck universe [micro] (2015)
2. the planck universe [macro] (2015)
3. point of no return (2018)
4. data.anatomy (2012/2019)
5. supersymmetry [experience] (2014)
6. supersymmetry [experiment] (2014)
7. code-verse (2018)
8. data-verse (2019‒20)
合計収録時間:1:11:46

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fragments vol.1
アーティスト Ryoji Ikeda
タイトル fragments vol.1
レーベル codex | edition
品番 PC-001
税込価格 4,950円
発売日 2022年4月22日(金)

作品リスト
datamatics [prototype‒ver.2.0]
data.tron [8K enhanced version]
data.flux [12 XGA version]
test pattern [100m version]
test pattern [times square]
supersymmetry [experience]
supersymmetry [experiment]
the planck universe [micro]
the planck universe [macro]
the radar [rio de janeiro]
the radar [fondation vasarely]
the radar [shanghai]
A [continuum]
A [for 100 cars]
db

Duppy Gun - ele-king

 サン・アローゲド・ゲングラスを中心としたダンスホール・プロジェクト、ダピー・ガン。その新作が、ブリストルの〈Bokeh Versions〉と東京の〈Riddim Chango Records〉との共同リリースとなった。この異形のダンスホール、要チェックです。

DUPPY GUN X ELEMENT - ANDROMEDA EP

1.Jahbar Darkblood - Love My People
2.Element - Andromeda Riddim
3.I Jahbar Darkblood - Puff It
4.Element - Puff It Riddim
5.G Sudden - Walk Stagger Rum Song
6.King G - Chopping
7.Element - Rum Song Riddim

Produced by Duppy Gun & Element
Mastered by e-mura (Bim One Production)
Artwork by Cameron Stallones
Label: Bokeh Version / Riddim Chango Records

試聴サイト
トレイラー (Youtube)
■ 国内発売日: 2022年4月8 日(金)
12"EPレコード販売

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Sun ArawとM. Geddes Gengrasを中心に、I Jahbarなどジャマイカ在住のMCクルーと結成された異形ダンスホール・コレクティブのDuppy Gunが、日本のプロデューサーElementを迎えた7曲入りのEPがブリストルのレーベルBokeh Versionsと日本のRiddim Chango Recordsの共同でリリースされる。

これまでにSeekers International、 Jay Glass DubsやLow Jack、国内ではMars89や7FOの作品、さらにはTNT Roots、Bush Chemist、Traditionなどの再発を手がけ、オブスキュアなダブレーベルとしてその存在を確立してきたブリストルのカルトレーベルであるBokeh Versionsが日本とロンドンの2拠点から新しいサウンドシステム・ミュージックを提案してきたRiddim Chango Recordsと手を組んだ形になる。
Jahbar, G Sudden, King G, Darkbloodの4人のジャマイカ人MCが吐き出す強度の高いキラーなヴォーカルと、キングストンのダブポエットNazambaとの楽曲も記憶に新しいElementが製作した、SF要素がありながらもいわゆる”テクノ・ダンスホール”とも一線を隠す、オリジナルなリズムトラックが融合した楽曲7曲 (ヴォーカル4曲、インストヴァージョン3曲)を収録した12インチが4月8日リリース!
アートワークはDuppy Gunコレクティブをスタートさせた1人であり、Sun Araw名義でオルタナティブで実験的な作品を残してきたCameron Stallonesが担当している。


Duppy Gun情報
Bokeh Versions情報

AMBIENT definitive 増補改訂版 - ele-king

こんな時はチルアウトするしかない

アンビエント・ミュージックを楽しむための必読書、
430枚以上追加、内容もアップデートして再登場!

執筆者:三田格、河村祐介、倉本諒、品川亮、CHEE SHIMIZU、デンシノオト、野田努、萩原健太、橋元優歩、松村正人、水越真紀

A5判/オールカラー/304頁

CONTENTS

改訂版序文 “みんな” のアンビエント・ミュージック

1章 SPACE AGE
2章 MEDITATION
3章 POST MODERN
4章 CHILL SCAPE
5章 DRONE / IMPROVISATION
6章 DIVERSITY

INDEX

オンラインにてお買い求めいただける店舗一覧
amazon
TSUTAYAオンライン
Rakuten ブックス
7net(セブンネットショッピング)
ヨドバシ・ドット・コム
Yahoo!ショッピング
HMV
TOWER RECORDS
disk union
紀伊國屋書店
honto
e-hon
Honya Club
mibon本の通販(未来屋書店)

P-VINE OFFICIAL SHOP
SPECIAL DELIVERY

全国実店舗の在庫状況
紀伊國屋書店
三省堂書店
丸善/ジュンク堂書店/文教堂/戸田書店/啓林堂書店/ブックスモア
旭屋書店
有隣堂
TSUTAYA
未来屋書店/アシーネ

春を彩るダンス・ミュージック7枚 - ele-king

 野球を観に行った。ひとごみが好きなタイプではないけど、ごった返しの状態になるのもひさびさだったので、なんというか戻ってきたな、と。来る4月もじょじょにフェス、イヴェント、あるいは単なる音楽好きが集まる会やらで予定が埋まりつつあることを思うと、いよいよ始まったと思わされる。でも、始まりあれば終わりあり。同時に渋谷のコンタクトは9月をもって閉店。私事で恐縮ですが僕は大学を卒業し、ここでも一区切りつきました。終わりは嫌だなあ。でも、パーティはみんな終わるとわかっているから、その瞬間をほんとうに楽しめるのだと、これは納得できるとてもいい言葉だね。始まりと終わりはセットでつながっていると思う。僕がいまでも忘れられないDJのいくつかも、終わった悲しさありつつ次への予感も匂わせてくれるようなプレイだ。一直線のときを過ごしたというより、ループしているような感覚。まるでJディラのドーナツみたいに。
 とまれ、ときにそうやって真面目に考えさせてくれるダンス・ミュージックはやはり最高、そして何も考えず音楽で気持ちよくなるのはそれ以上に最高。いまに感謝、おすすめの新譜(リイシュー含む)ダンス7枚です。


Two Shell – Home | Mainframe Audio

 トゥ・シェル自身が主催する〈Mainframe Audio〉はもともとヴァイナル・オンリーだったが、このたび人気の第2番「home / no reply」がデジタルにてリリース。正直、ここ最近ではもっとも繰り返し聴いているかもしれない。いまのモダンなベース・ミュージックのひとつの面白いかたちなのかなと。オリジナルはホワイト・ラベルの無骨な装いだったが、デジタル・リリースに合わせアートワークもポップでかわいらしく変化。彼らデュオは、UKの新世代のひとつと目される〈Livity Sound〉などからもリリース。この周辺はこれからさらに盛り上がりそう。

Burial + Four Tet – Nova/Moth | Text

 長らくヴァイナルでしか入手できなかった「Nova/Moth」がデジタルに登場。言わずもがな最高。デジタル・リリースまえ偶然ディスク・ユニオンで見つけたけど、その盤はマジック書き込み有りで4,000円を超えてたからね。いやあ、価格破壊です。気軽に聴けるようになりすごく嬉しい反面、血眼でレコードを探している人間からするとちょっと悲しいような気もする。まあ物理メディアは音が云々とそれらしい理由づけをして、デジタルもフィジカルも両方買うんですけど。

DJ Python - Club Sentimientos vol.2 | Incienso

 DJパイソンことブライアン・ピニェイロによる新作が、ニューヨークはアンソニー・ネイプルズの〈Incienso〉から届けられた。2020年の『Mas Amble』以来ということになる。あの催眠的で浮遊感のある、しかし明確にビートも感じられる──「ディープ・レゲトン」なる彼のシグネチャー・サウンドは相変わらず健在。僕は普段からレゲエないしダンスホールをたくさん聴く人間ではないので、専門的な切り口からこのEPについて語れないのは容赦してほしい。“Angel” の約11分に充満する音の空気、そこに波打つかのように持続するパッド、反射するように静かにきらめくシンセ……。重力から解放された気さえするが、同時に、意外なほどクラップを軸に据えたビートはかちかちと忙しない。ダンス・トラック的な趣もありながら、ぐっと深いところへも誘ってくれる。ずっと浸っていられるサウンド。

Disclosure & Zedd – You've Got To Let Go If You Want To Be Free | Apollo

 ライ(Raye)との新曲 “Waterfall” のほうが最近だが、こっちについて語りたい。ゼッドはEDM直撃世代の僕にとっては馴染み深いDJで、高校生のころ幕張メッセのライヴも観ている。この曲には、フォー・テットとスクリレックスが2021年にコラボしたとき(2019年にはロンドンでB2Bをしていたりもする)と似た感情を抱いた。少なくとも僕の感じた限りでは、あのフォー・テットが超メジャーのドル箱スターDJとコラボするなんて……といった論調があり、一部の音楽好きの心をささくれ立たせていた(ように見えた)。今回もそれと似たまさかのコラボ。ヴォーカルなど全体的にディスクロージャー風味が強いが、ところどころのビートの質感などゼッドを思い出す部分もある。

PinkPantheress – to hell with it (Remixes) | Parlophone

 去年にリリースされたミックステープのリミクシーズ。2021年のダンス系ニューカマーとして話題をかっさらったピンクパンサレスであるが、やはり面白い。2分にも満たない音楽にさらっと90年代におけるジャングルないしUKガラージがサンプリングされており、ざっくりと「Z世代による90年代レイヴの再解釈」と形容されている。それはピンクパンサレスだけでなく、ニーア・アーカイヴ、ピリ、ユネ・ピンクなどなど、いま同じ感覚を持ったアーティストはたくさんいる。手っ取り早くスポティファイの「planet rave」というプレイリストを聴いてみて。ここに新しい潮流が生まれつつある(のか?)。アンツ、LSDXOXO、フルームあたりがベスト・リミックスだと思う。

buen clima - Transferencia Electrónica | Peach Discs

 〈Peach Disc〉は個人的に追っているレーベルのひとつ。シャンティ・セレステによるこのロンドンのレーベルはアートワークなどが視覚的にポップでかわいらしく、それもレーベル・テーマが「フルーティ&セクシー」なのだからなるほどと言ったところか。ピーチやシエルといった女性DJを多くフックアップする一方、UKテクノ新世代と目されるコール・スーパーやホッジなど男性陣もリリース。ブエン・クリマはこのレーベルが2022年を迎えた初の作品。リズムが面白くそこに乗るウワモノもきわめて独特。チリの男性。

Rilla - Yugeki / 遊撃 EP | SVBKVLT

 遅ればせながら。福岡出身で京都在住のリラによる一撃。テクノ~ベース・ミュージック、トライバルなども消化した5曲入りEPからは、クールさと怖さのバランスに非常に優れたサウンドを感じた。これをガチのサウンド・システムの入った場所で聴いたら、間違いなく僕の身体は持っていかれる。上海の〈SVBKVLT〉から初の海外リリースとなるが、同じく京都在住のストーンズ・タローもUKの〈Shall Not Fade〉からリリースするなど、京都のシーンがかなり盛り上がってきているのを感じる。〈Set Fire To Me〉のトレイ(いまは東京)、CYKクルーのコツ(一時移住)など素晴らしいDJもたくさんいるしね。

灰野敬二/不失者 - ele-king

 70歳まではハードな音楽をやっていたい──そう公言していた灰野敬二、2010年代には Sunn O)))スティーヴン・オマリーオーレン・アンバーチとのバンド、ナゾラナイなどもやっているエクスペリメンタル・ミュージックの巨匠が、来る5月3日、ついに70歳を迎える。まさにその当日と翌日、不失者の2デイズ・ライヴが開催されることになった。3日は高円寺ShowBoatにて、4日は渋谷WWWにて。長きにわたる灰野の活動の、その次を目撃する二日間。

─70歳まではハードな音楽をやっていたい。
そう公言していた灰野敬二が、2022年5月3日、70歳になる。

ハードの次に、ロックの後に、
何がある のか。何になる のか。

その先を、目撃する2日間。

不失者 日.日

灰野敬二 / 不失者 2DAYS
不失者 日.日

DAY 1
日程:2022年5月3日(火・祝)
会場:高円寺ShowBoat
時間:開場15:00 開演16:00
問い合わせ:ShowBoat 03-3337-5745 (14:00~23:00)

DAY 2
日程:2022年5月4日(水・祝)
会場:渋谷WWW
時間:開場17:00 開演18:00
問い合わせ:WWW 03-5458-7685

チケット
一般発売:3月26日(土)10:00
販売URL:https://eplus.jp/fushitsusha-www/
・2DAYS チケット:¥8,500(全自由/ドリンク代別)
・DAY1 チケット(5月3日 高円寺ShowBoat):¥4,500(全自由/ドリンク代別)
・DAY2 チケット(5月4日 渋谷WWW):¥4,500(全自由/ドリンク代別)
https://www.fushitsusha.com/

Laura Cannell - ele-king

 音楽ファンというのは、自分が好きになれるアーティストを見つけたときは嬉しいものである。この人の作品は追ってみようと思える、そんなアーティスト。生活のなかで自分のためにじっくり何度も、ときには集中して聴いてみようと思える音楽。もちろんそうそう出会えるわけではないが、これがこの世界を支配している巨大なメディア企業や商業的な利益が取引される世界とは別のところであったりすると、ことさら嬉しかったりする。ローラ・キャネルは、ここ数年のぼくにとってそういう人だ。彼女の音楽を聴いているとつくづくこう思う。まだ世界には自由が残っている。

 キャネルの音楽は、自由な世界で鳴っている。ザッカーバーグのメタヴァースの話ではない。つまり彼女は型にハマった音楽から本気で遠く離れて、じつにユニークな発想で音楽を作っている。たとえば、ぼくにとって彼女の音楽を好きになるきっかけとなった『The Sky Untuned』は、イングランドの田舎の中世から残っている教会のなかで、ひとりただひたすら演奏したときの記録だ。音の反響は録音した空間によって決まる。彼女はインプロヴァイザーであり、リコーダー/ヴァイオリン奏者だが、かつて存在し、現在不在なものの記憶を辿るようなその音楽は、その場所でなければ生まれなかったのだろう。彼女はそれ以前にも灯台で演奏し、水力発電所でも演奏している。
 彼女は、もともとクラシックの訓練を受けているが、もうずいぶん前に楽譜がなければ何もできない世界と訣別した。そういう意味でも彼女は自由だが、しかし彼女は自分の音楽に制限を与えている。それはひとつの決められた楽器で、ほとんど一発録りで作品を作るということ。あとから編集したり、手を加えたりしない。その瞬間に生まれる音楽こそが彼女の音楽だ。
 彼女の音楽は、先にも言ったように即興だが、しかしそこには彼女が調査し、長らく研究しているアーリー・ミュージックや中世の民謡の旋律の断片がミックスされている。彼女の内側から出るものと、彼女が学んでいる古楽や民謡(=フォーク)が混じり合い、それが彼女の作品のいち要素となる。また、彼女は、音楽大学でリコーダーもヴァイオリンも学んでいるが、その楽器の弾き方の常識から逸している。独自に開発した奏法をもってヴァイオリンは歪んだ音を出し、リコーダーはダブのように響かせる。そこで聴かれるメロディは、今日のポップ・ミュージックで聴かれるどれとも違っている。彼女はいわば音の吟遊詩人である。

 本作『アンティフォニー・フォー・ザ・ツリーズ』は、ローラ・キャネルにとって7枚目のソロ・アルバムだ。これまで彼女は、曲の主題に動物、それも鳥類をたびたび選んできているが、このアルバムは、彼女が暮らしているエリアに生息する鳥たちとの対話がもとになっているという。すべてはリコーダーの演奏によって表現されているが、その音色は多彩で、というよりも異彩で、ときに妖異で、しかも彼女は伝説のジャズ・ミュージシャン、ローランド・カークのように、二本のリコーダーを同時に、それぞれ別の音符を演奏することができる。
 さて、カラスに呼びかけている1曲目は、なるほど動物の鳴き声のようだ。とはいえアルバムは動物の鳴き声の模倣などではない。今回はある意味、もっともぶっ飛んだ作品とも言えるだろう。反響し、反復するその幽玄な音響の彼方からさらにまた音が響く続く “For the Gatherers” はなかば神秘的で、続く “For the Sacred Birds” では瑞々しくも平和的な旋律が広がる。
 時空を越える音楽があるとしたら、キャネルの作品はそのひとつだ。この音楽に古いも新しいもない。アルバム中盤の “私たちは羽を借りた(We Borrowed Feathers)” から “鳥の神話のために(For the Mythos of Birds)” にかけて、キャネルはほとんど宇宙的とも言える領域へ突入する。次に待ち構えている表題曲もまた異境的で、それは鳥類たちの楽園のようであり、最高にトリップしたサン・ラーの微笑みのようでもある。一本のリコーダーでドローンを発しながら(いったいリコーダーでどうやって?)、メロディを反復させる “フクロウになった少女(The Girl Who Became an Owl)” にも謎めいた美しさがあるが、いたって穏やかで、アルバムはその平穏さのなかで終わっていく。
 この音楽は、自然や環境に関する教訓めいたものではない。ぼくたちに聞こえている世界はひどく限定的で、すぐ近くにはまったく別の世界が広がっていることをほのめかしている。

 最後に、少しばかりエレキング読者も親近感を覚えるかもしれない、彼女のこれまでの共演者について触れておこう。たとえば彼女は、元ディス・ヒートのチェールズ・ヘイワードとWhistling Arrowなるバンドを組んで1枚のアルバムを作っている。また、彼女は先鋭的な電子音楽家として知られるマーク・フェルとの共作アルバムを残している。それから彼女には1枚のリミックス・アルバムがあり、そこにはエコープレックスやボーダー・コミュニティのメンバーらが参加している。さらに昨年は、彼女はアイルランドのアーティスト、Kate Ellisといっしょに毎月1枚のシングルを発表していたが、10月EPには、元キャバレー・ヴォルテールのクリス・ワトソンが参加した。いまや一流の録音技師として名高いワトソンは、その作品において、川のせせらぎ、雨の音、そして野鳥の声を提供している。
 

※ここで予告を一発。6月末発売予定の紙エレキング、「フォーク特集」において、ローラ・キャネルの日本では初インタヴューを掲載予定です。乞うご期待。

250 - ele-king

 昨年ニュース出ししたところ、あまりの反響の大きさに編集部も驚きの韓国でポンチャック(韓国演歌・ミーツ・テクノ)・リヴァイヴァルを先導する男、250(イオゴン)。これぞ真の韓流なのだと言わんばかりの、とんでもない力作がついに完成した。アルバム名はシンプルに、『ポン ppong』だ。

  『ポン』には、電気グルーヴのファンにはお馴染みのイ・パクサも参加。また韓国ジャズ界の大物、イ・ジョンシクをはじめ、韓国大衆音楽における重鎮たちが何人も参加している。コロナに戦争と、こんなとんでもない時代、音楽と笑いをありがとう。まずはこちらで購入可

‘ロイヤル・ブルー (Royal Blue)’

 本作には、韓国大衆音楽の象徴的な存在であり、近年欧米でも再評価の機運が高まっているギタリスト・作曲家のシン・ジュンヒョン、韓国の「国民歌手」チョ・ヨンピル(チョー・ヨンピル)の80年代の代表曲「ソウル・ソウル・ソウル」や「キリマンジャロのヒョウ」をはじめ、作曲家の夫キム・ヒガプとのコンビによる数多くの名曲でも知られる作詞家のヤン・インジャ、90年代の韓国歌謡界には欠かせない名セッションプレイヤーであり(ソテジ・ワ・アイドゥル「君に」、デュース「夏の中で」、イ・スンチョル「さよならなんて言わないで」等)、日野皓正セクステットのメンバーとしても活動するなど日本のジャズ・シーンとの交流も深いサックスの巨匠イ・ジョンシク、高速道路トロット・メドレー界の伝説であり電子オルガン奏者のナ・ウンド、日本でもポンチャックの代名詞として名高いイ・パクサ、そのイ・パクサの片腕として知られたキーボーディストのキム・スイル、韓国では誰もが知っている人気アニメ『赤ちゃん恐竜ドゥーリー』の主題歌を歌った歌手オ・スンウォンまで、大衆音楽の歴史に名前を残した巨匠たちが大挙して参加している。


250(イオゴン)
ポン ppong

BANA
アルバム音源ストリーミング・購入リンク
https://orcd.co/250ppong

Tracklist
01. 全てが夢だったね It Was All a Dream
02. ベンバス Bang Bus
03. 愛のはなし Love Story
04. 裏窓 Rear Window
05. そして誰もいなくなった …And Then There Were None
06. バラボゴ Barabogo
07. 私は君を愛す I Love You
08. ください Give Me
09. ロイヤル・ブルー Royal Blue
10. レッド・グラス Red Glass
11. フィナーレ Finale

‘ベンバス (Bang Bus)’

‘裏窓 (Rear Window)’

 日本統治時代、同時代の西洋音楽の(直接的な)影響を受けることがなかった朝鮮半島で、最初に根を下ろした大衆音楽は他でもない、演歌と軌を一にしたトロットだった。トロットは時代の雰囲気に乗り、変化と拡張、栄枯盛衰を経て、今日に至るまで命脈を保ってきた。その中でも、トロットをベースにテクノとディスコを融合した混種であるポンチャックは、観光地の駐車場、高速道路の休憩所、お年寄りが集まる公園といった場所で接することができる類のものだった(ただし、これは日本でも知られるところの狭義の音楽ジャンルとしてのポンチャックであり、本来ポンチャックという言葉はリズムを表す擬声語である)。
 トロット、とりわけポンチャックは「中高年のダンス音楽」、という固定観念が若い世代の頭の中に深く植え付けられた。あるいは、一部のエンターテイナーがギャグ的なイメージを作るために披露する音楽として人口に膾炙したであろう。ポンチャックを消費する世代がいよいよ終わりに近づいているように見える現時点で「果たしてポンチャックは命脈を繋いでいくのだろうか」という疑問が生じる。ここで、BANA(Beasts And Natives Alike)所属のプロデューサー、250 (イオゴン) の試みが注目される。
 250は、韓国のプロデューサー兼DJとして、幅広い分野で優れて独創的な活動を展開してきた実力派アーティストだ。250は、自身のデビュー・アルバム『ポン』のために、実に4年もの長きにわたって制作作業に没頭してきた。
 250は、NCT 127(’Chain,’ ‘My Van’)、ITZY(’Gas Me Up’)、f(x)、BoA 等のK-POPのみならず、ESENS、Masta Wu、Kim Ximya (XXX) 等のヒップホップに至るまで、幅広いジャンルのプロデューサー
として活発に活動してきた。そしてその実力を認められ、キツネのアジア・ツアー、NTSラジオ、ガブリエル・ガルソン・モンターノのソウル公演、ソウル・ファッション・ウィーク、カルティエ財団のソウルでの展示音楽など、様々な分野でラブコールを受けてきた。
 アルバム『ポン』は、韓国大衆音楽史において明らかに重要な位置を占めるものの、ジャンル的に切り捨てられ、誰もまともに議論しようとしない「ポン」というキーワードを真摯に見つめ直す、大きな意味を持ったプロジェクトだ。
 韓国、そして日本においてもなじみのあるポンチャックのリズムとメロディーを250が自分だけのスタイルで現代的に再解釈した今回のアルバムには、韓国大衆音楽史上初めて「ポン」について真摯に探求し、究極的には様々な世代を一つにするダンス音楽を作ろうという実験的意図が込められている。
250はアルバム『ポン』の4年にわたる制作過程を愉快に収めたドキュメンタリー・シリーズ「ポンを探して」のホストとして、ドキュメンタリー映像をこつこつと発表し、音楽愛好家の間で多くの関心を呼んできた。 2018年には『ポン』にも収録されている最初のシングル「裏窓(イチャン)」と型破りなミュージック・ビデオを公開し、キツネのキュレーションによるプレイリストに選曲されるなど、多くの期待を集めた。
 BANA (Beasts And Natives Alike):韓国の音楽シーンにおいて、その際立ったキュレーションで独自の位置を占めるレーベル兼マネージメント。SMエンターテインメントのインターナショナルA&Rだったキム・ギヒョンが独立して2014年に設立。韓国最高のラッパーの一人とされる E SENS (イーセンス) が、以前の事務所だったアメーバカルチャーを離脱後、BANAの立ち上げから最初の所属アーティストとして合流したことで大きな話題を呼んだ。E SENSが大麻不法所持で逮捕後、2015年に獄中から発表したアルバム『The Anecdote』は各方面から絶賛を浴び、翌年の韓国大衆音楽賞で最優秀アルバム賞を受賞。その後もエクスペリメンタル・ヒップホップ・デュオのXXX、プロデューサー/DJの250やMaalib、アニメーターの
エリック・オー等、多彩なアーティストと契約。2021年3月には韓国ヒップホップ界を牽引してきた重鎮ラッパー、Beenzino (ビンジノ) の加入が発表され、今後の展開にさらに期待が集まっている。

Website https://beastsandnatives.com/
Instagram BANA @watchbana, 250 @250official

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