ele-king Powerd by DOMMUNE

MOST READ

  1. interview with FINAL SPANK HAPPY メンヘラ退場、青春カムバック。 (interviews)
  2. FilFla - micro carnival (review)
  3. KODAMA AND THE DUB STATION BAND - かすかな きぼう (review)
  4. interview with Kode9 〈ハイパーダブ〉15周年記念 (interviews)
  5. 羊とオオカミの恋と殺人 - (review)
  6. BUSHMIND ──ニューエイジ/アンビエントのミックスCDをリリース (news)
  7. Mark De Clive-Lowe ──マーク・ド・クライヴ=ロウがライヴ盤をリリース (news)
  8. Columns 元ちとせ 反転する海、シマ唄からアンビエントへ (columns)
  9. interview with Kazufumi Kodama 不自由のなかの自由 (interviews)
  10. ブラック校則 - (review)
  11. Burial ──ベリアルの新曲が公開、〈Hyperdub〉の新コンピもリリース (news)
  12. Gang Starr - One Of The Best Yet (review)
  13. Jagatara2020 ──80年代バブル期の日本に抗い、駆け抜けた伝説のバンド、じゃがたらが復活! (news)
  14. Columns FKA Twigs スクリュードされた賛美歌 (columns)
  15. じゃがたら新世界2015〜Reborn of a ravel song - @西麻布「新世界」 (review)
  16. Fat White Family ──次世代のスリーフォード・モッズ!? ファット・ホワイト・ファミリーが〈Domino〉から新作をリリース (news)
  17. Moor Mother - Analog Fluids Of Sonic Black Holes (review)
  18. Burial ──ベリアルがコンピレーション盤をリリース (news)
  19. interview with Kikuchi Naruyoshi デート・コース・ペンタゴン・ロイヤル・ガーデンの復活 (interviews)
  20. OGRE YOU ASSHOLE - 新しい人 (review)

Home >  News > Floating Points - ──フローティング・ポインツ、待望の新曲をレヴューします

Floating Points

Floating Points

──フローティング・ポインツ、待望の新曲をレヴューします

Jun 20,2019 UP

 テン年代のキーパーソンのひとり、フローティング・ポインツ名義で知られるサミュエル・シェファードが近い将来聴けるであろう〈Ninja Tune〉からは初となるアルバム・リリースを控えて、まずは7月21日にシングルを発表する。ここではそのレヴューを書いてみる。

Flaoting Points

Techno

Flaoting Points

LesAlpx / Coorabell

Ninja Tune/ビート

野田努

 Burialの新作もそうだったし、テンダーロニアスの新しいアルバムもそうだったので、これはちょっと驚きでもあった。いま、ロンドンのアンダーグラウンドではテクノがもっともイケてる音楽になっているんじゃないだろうか。キシのアルバムもそうだった。ルーク・スレイター再評価もそうだ。
 フローティング・ポインツが〈Ninja Tune〉と契約して、『Elaenia』以来のスタジオ録音盤をリリースすると、そしてその前に届いた2曲「LesAlpx / Coorabell」は、フロア仕様のテクノ・サウンドである。この音楽性にもっとも近いのは、おそらくテンダーロニアスの最新作『Hard Rain』で、それは今日のUKジャズを90年代のカール・クレイグやカーク・ディジョージオと結びつけるアルバムだった(これかなり良い作品なので、別でレヴューします)。
 フローティング・ポインツがとった方法も似ている。“LesAlpx”は、4/4キックドラムにアフロ・ビートとクールなシンセベースが絡み合うキラーチューン。サム・シェファード自身は、かつてはセオ・パリッシュやフォー・テットなどに共振していたようであるが、“LesAlpx”はテンダーロニアス以上にデトロイティッシュで、あたかもペーパークリップ・ピープルの“Throw”をアップデートしたかのようだ。後半の展開は69名義の“Rushed”かさもなければデリック・メイ風ですらある。もう1曲“Coorabell”もまた、90年代のカール・クレイグにアクセスしている。スペイシーなシンセサイザーとミニマルな4/4キックドラムのメトロノーミックなビートのコンビネーションで、それはダンスのためにある。

 フローティング・ポインツは「Kuiper」やDVD作品『Reflections』以降、ロックのほうに向かっていた。しかし、ここにきて彼は初心に帰ったかのように、エレクトロニック・ミュージックの世界に戻ってきた。

TWEET

doumizFloating Pointsの新しくでたEPずっと聴いてるけど、宇宙に連れてかれるようなデトロイト感あるテクノで至高ele-king https://t.co/i9smZvfWND @___ele_king___より@doumiz 07.19 08:56

kiq“野田努” / 1件のコメント https://t.co/9HGcRIlNNA “Floating Points ──フローティング・ポインツ、待望の新曲をレヴューします | ele-king” https://t.co/CEPq7WxNrJ@kiq 08.4 15:03

NEWS