「Nothing」と一致するもの

Rian Treanor - ele-king

 アフリカおそるべし。近年アンダーグラウンドで蠢動しつづけ、この2020年、一気にその存在が爆発した感のあるアフロ・テクノ。グライムともスピード・ガラージとも形容された前作『ATAXIA』で斬新なサウンドを呈示したUKのプロデューサー、ライアン・トレイナーもみごとその流れに乗っている。
 ちなみに、彼の名前の発音は「ライアン・トレイナー」が正しい。2019年末の来日時、直接本人に確認した。いわく、「アイルランド系の名前なんだけど、イギリスの学校にいたときでさえおれの姓を正しく発音できたやつはいなかった」(原口美穂訳、以下同)
 と、じつは去年、彼に取材する好運に恵まれたのだけれど、こちらの準備不足がたたり、うまく記事にまとめることができなかった。せっかくの機会なので以下、そのときの彼の発言も盛りこみながら書き進めてみたい。

 のっけから速すぎてびっくりする。冒頭 “Hypnic Jerks” は、これ、拍を倍でとってもまだ踊りづらいんじゃないだろうか。足でリズムを追ったら貧乏ゆすりになることまちがいなしなので、オフィスや電車で聴くときは注意したほうがいい。
 きっかけは2018年の9月。ウガンダの首都カンパラを訪れニゲ・ニゲ・フェスティヴァルに出演、4週間のレジデンシーを務めたライアンは、当地のプロデューサーたちと交流し大いに霊感を得ることになる。同フェスを主催する〈Nyege Nyege Tapes〉はタンザニアの高速ダンス・ミュージック、シンゲリを世に紹介したレーベルだ(詳しくは行松陽介によるレヴューを参照)。
 「あのフェスはクレイジーだった。アフターパーティをハリウッドっていう小さなバーでやったんだけど、ジェイ・ミッタ(Jay Mitta)、スィッソ(Sisso)、エラースミス(Errorsmith)、それからザ・モダン・インスティテュート(The Modern Institute)、そのみんなでDJをして、全員が速い曲をプレイしたがった。最終的に 220bpm とかになってさ(笑)。みんな超クレイジーになってた(笑)。めちゃくちゃ楽しかったし、あんな状態これまで見たことがなかった。だから、次の日にあのミックス(『FACT mix 672』)をレコーディングしたんだ。あの夜がインスピレイションになっているんだよ」
 かくしてまんまとシンゲリの魅力にとりつかれたライアンは、そのモードのまま新作の青写真となるトラックを制作。昨年末の来日ツアー中に最後の仕上げを終え、この『File Under UK Metaplasm』が生み落とされることになった(たしかに、WWWβでのショウはめちゃくちゃ速かったし、本作収録の “Hypnic Jerks” や “Metrogazer” もプレイされていたような覚えがある)。

 ただし新作は、シンゲリのみを武器に突っ走っているわけではない。リズムはほかのスタイルと折衷されている。たとえば3曲目や6~8曲目はダンスホールだし、4曲目はフットワークだ(カンパラ滞在時、うっかりジェイリンを 225bpm でかけてしまったところ意外に良かったんだとか)。リズムを練るとき彼は、「非左右対称なもの」を意識しているという。「たとえば4/4拍子は左右対称の構成。でも、リズムのなかにはパターンはあっても不規則なものもある。心臓の鼓動でいう不整脈とおなじ。ようは一定ではないものってこと」
 そこに、“Mirror Instant” の場合はロレンツォ・センニガボール・ラザール風の点描的な電子音が、“Opponent Process” や “Orders From The Pausing” の場合は90年代末ころのオウテカを思わせる上モノが乗っかっている。「オウテカとか、〈Planet Mu〉の作品のような風変わりなエレクトロニック・ミュージックからは大きな影響を受けてるよ」と彼は明かす。音楽のテイストにかんしては、父マーク・フェルからの影響も大きいという。ようするに、シンゲリとダンスホールとアヴァン・テクノの奇蹟的なアマルガム、それがこの『File Under UK Metaplasm』なのだ。
 ところで、タイトルにある「メタプラズム」ってなんやねんと思いググッてみると、「語音変異」なる訳語がヒットする。「新しい」はもともと「あらたしい」だったとか、秋葉原はもともと「あきばはら」だったとか、どうもそういうことばの変化を指しているらしいので(間違ってたらスンマセン、言語学に詳しい方教えて)、おそらく「メタプラズム」とは、シンゲリをダンスホールやUKテクノと混合し独自に変容させた今作の、音のあり方をあらわしているのだろう。
 「おれは、大衆性のあるサウンドとパンチの効いたサウンドの両方をつくりたい。たとえば、ダンス・ミュージックってだけで(じゅうぶん)人びとがエンジョイできる音楽ではあると思うんだけど、おれはそこにディストーションだったりスクリーミングだったり、そういうサウンドを入れたくなる。じぶんにとってはそれが聴こえのいいサウンドなんだ。そういったパワフルなパンチの効いたサウンドが大きなサウンドシステムから聴こえてくるのはすごくかっこいいと思う。だから、両方を混ぜ合わせたものをつくりたいんだ」
 ライアン、安心してほしい。この『File Under UK Metaplasm』では、リズム面でも音響面でも、まさにその願望が達成されているから。

 しかし、〈Planet Mu〉の快進撃はすさまじい。かつての『Bangs & Works』のときもそうだったけれど、一度波に乗るともう止まらないというか、スピーカー・ミュージックといいイースト・マンといい本作といい、今年は驚くべき作品がぽんぽん出てきている。25周年を迎えてもアグレッシヴな姿勢を崩さないレーベルなんて、そうそうないんじゃなかろうか……というわけで、12月25日発売の年末号にはレーベル主宰者マイク・パラディナスのインタヴューを掲載しています。
 アフリカだけじゃない。〈Planet Mu〉もまたおそろしいのだ。

ele-king vol.26 - ele-king

増ページ特別号!

オウテカ4万5千字インタヴュー
──ヒップホップ、海賊放送、そしてシュトックハウゼンからレイヴまでを語る
使用機材についてのコラムやディスクガイド付き

特集:エレクトロニック・リスニング・ミュージックへの招待
──1992年に提唱された概念を軸に、部屋で聴く電子音楽を再考する
「90年代サウンド」「追悼アンドリュー・ウェザオール」「ダブ・テクノ」「ヒプナゴジック・サウンド&エスケイピズム」「ジョン・ハッセル再評価」「モダン・クラシカル」の6つの切り口から必聴盤134枚を紹介、マイク・パラディナスのインタヴューも

2020年ベスト・アルバム30発表
総勢32組によるジャンル別2020年ベスト10&個人チャート
──この激動の1年、もっとも心に響く音楽は何だったのか?

目次

オウテカ──その果てしない音の世界を調査する

4万5千字インタヴュー (野田努)
part1/part2

[コラム]
オウテカの使用してきた機材を考察する (Numb)
作り手側から見たオウテカ (COM.A)
生成と創造性──オウテカとMax/MSP (松本昭彦)
 
[ディスクガイド]
オウテカ厳選30作 (河村祐介、久保正樹、COM.A、小林拓音、野田努、松村正人)

特集:エレクトロニック・リスニング・ミュージックへの招待

[コラム&チャート]
エレクトロニック・リスニング・ミュージック=家で楽しむ電子音楽の大衆化 (野田努)
多くのプロデューサーが「マッド・マイク病」にかかっていた──90年代テクノについて (三田格)
90年代ELM──わたしの好きな5枚 (河村祐介、KEN=GO→、小林拓音、佐藤大、杉田元一、髙橋勇人、野田努、三田格)

[ディスクガイド]
(河村祐介、小林拓音、野田努、三田格)
90年代エレクトロニック・リスニング・ミュージック
追悼アンドリュー・ウェザオール
ダブ・テクノ
ヒプナゴジック・サウンド&エスケイピズム
ジョン・ハッセル再評価
モダン・クラシカル

[インタヴュー]
マイク・パラディナス (野田努+小林拓音)

2020年ベスト・アルバム30
──selected by ele-king編集部

ベスト・リイシュー15選

ジャンル別2020年ベスト10

エレクトロニック・ダンス (髙橋勇人)
テクノ (佐藤吉春)
アンビエント (三田格)
ハウス (Midori Aoyama)
ジャズ (小川充)
USヒップホップ (大前至)
日本語ラップ (磯部涼)
インディ・ロック (木津毅)
アフロ・テクノ (三田格)

2020年わたしのお気に入りベスト10
──アーティスト/DJ/ライターほか総勢31組による2020年個人チャート

Midori Aoyama、天野龍太郎、磯部涼、荏開津広、大前至、小川充、小熊俊哉、海法進平、河村祐介、木津毅、クロネコ(さよならポニーテール)、坂本麻里子、篠田ミル(yahyel)、柴崎祐二、高島鈴、髙橋勇人、デンシノオト、tofubeats、德茂悠(Wool & The Pants)、ジェイムズ・ハッドフィールド(James Hadfield)、原摩利彦、ジャイルス・ピーターソン(Gilles Peterson)、二木信、細田成嗣、Mars89、イアン・F・マーティン(Ian F. Martin)、増村和彦、松村正人、三田格、yukinoise、米澤慎太朗

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JUN TOGAWA BIRTHDAY LIVE 2020 - ele-king

11/30にクラブチッタ川崎で行われたJUN TOGAWA BIRTHDAY LIVE 2020のアーカイブ配信です。20曲配信予定。
期間:12/18 19:00~12/21 23:59まで。
Streaming+、ZAIKO共に¥3500。
ZAIKOは、香港、韓国、台湾、マカオなどからでも視聴可能。中国本土も、VPN接続でなら視聴可能。

■Streaming+
https://eplus.jp/sf/detail/3352540001-P0030001

■ZAIKO
https://juntogawaoffice.zaiko.io/_item/333030


戸川純(Vo)
中原信雄 (B)
ライオン・メリィ (Key)
矢壁アツノブ (Dr)
山口慎一 (Key)
ヤマジカズヒデ (G)

■SET LIST
1.ヴィールス
2.ヒト科
3.ロリータ108号
4.夜が明けて
5.隣の印度人
6.肉屋のように
7.赤い戦車
8.孤独の男
9.フリートーキング
10.ヘリクツBOY
11.赤い花の満開の下
12.12階の一番奥
13.ヒステリヤ
14.諦念プシガンガ
15.蛹化の女
16.バージンブルース
17.バーバラ・セクサロイド
18.好き好き大好き
19.電車でGO

パンク蛹化の女

校了しました - ele-king

 恒例の『ele-king』年末号、無事校了しました。今年はコロナの影響で夏号を出せませんでしたが(かわりに臨増や別冊をたくさん刊行)、年末号はしっかり12月25日に発売します。

 先に白状しておくと、これまでより定価が50円アップしています。ただしそのぶんヴォリュームも増量、いつもより32ページ多い特別仕様です。

 巻頭は、鮮やかな新作を2枚も送り出したオウテカの超ロング・インタヴュー。なんと、4万5千字もあります。
 ふたりの出会いについて、ヒップホップやエレクトロについて、かつてやっていた海賊放送について、シュトックハウゼンについて、レイヴについて……どれもこれまで語られていない貴重かつわくわくする話ばかりで、カットしてお蔵入りにしてしまうのがもったいなかったため、ページ数を増やすことにした次第です。50円の値上げ、お許しください。

 それと関連して、特集は「エレクトロニック・リスニング・ミュージック」。1992年に提唱されたこの概念を周回しつつ、90年代リヴァイヴァル+コロナ禍の現在、家で聴く電子音楽の名盤たちにフォーカスした、一家に一冊の保存版に仕上がっています。アンディ・ウェザオールの追悼やマイク・パラディナスのインタヴューもアリ。

 そしてもちろん、お待ちかねの年間ベスト・アルバム30枚も発表。総勢32名のライター/アーティスト/DJたちによるジャンル別ベストおよび2020年の個人チャートも掲載しています。この激動の1年、もっとも心を揺さぶる音楽はなんだったのか?

 発売は12月25日、どうぞご期待ください。

【寄稿者一覧】
●オウテカ特集
 河村祐介、久保正樹、COM.A、小林拓音、Numb、野田努、松本昭彦、松村正人
●ELM特集
 河村祐介、KEN=GO→、小林拓音、佐藤大、杉田元一、髙橋勇人、野田努、三田格
●ジャンル別ベスト&個人チャート
 Midori Aoyama、天野龍太郎、磯部涼、荏開津広、大前至、小川充、小熊俊哉、海法進平、河村祐介、木津毅、クロネコ(さよならポニーテール)、坂本麻里子、佐藤吉春(TECHNIQUE)、篠田ミル(yahyel)、柴崎祐二、高島鈴、髙橋勇人、デンシノオト、tofubeats、德茂悠(Wool & The Pants)、ジェイムズ・ハッドフィールド(James Hadfield)、原摩利彦、ジャイルス・ピーターソン(Gilles Peterson)、二木信、細田成嗣、Mars89、イアン・F・マーティン(Ian F. Martin)、増村和彦、松村正人、三田格、yukinoise、米澤慎太朗

ARTHRALGIA presents KALMANEIT - ele-king

 これは激動の2020年を締めくくるのにふさわしいイベントかも。12/28(月)渋谷 CONTACT にて、「ARTHRALGIA presents KALMANEIT」と題されたパーティが開催される。GONNOと増村和彦によるデュオ、GONNO × MASUMURAYPY山本達久のコンビ、KOPY によるライヴのほかに、Romy Mats、Kotsu、Celter といった気鋭のDJたちが数多く出演。しっかり感染対策しつつ、豪華なラインナップを楽しもう。

オフィシャルHP:
https://www.contacttokyo.com/schedule/arthralgia-presents-kalmaneit/

好評の書評集第二弾!
「科学する心」があなたと世界を変えるかもしれない

本当に読者の役に立つ書評――良い本はしっかりと評価し、ダメな本はしっかりと批判する。そんな「まっとうな書評」が高く評価された山形浩生の書評集、第2弾は「サイエンス・テクノロジー」編。

「科学する心」の尊さ、テクノロジーの楽しさと未来に託す夢。そしてデマやあおりに惑わされない冷静な思考を解く、古びることのない、今の時代に必要な本の数々が紹介されています。その数およそ120冊!

目次

はじめに

第1章 サイエンス
 科学と文明と好奇心――『鏡の中の物理学』
 「わからなさ」を展示する博物館――The Museum of Lost Wonder
 星に願いを:天文台に人々が託した想い――No One will Ever have the Same knowledge again
 「別の宇宙」は本当に「ある」のか? 最先端物理理論の不思議――『隠れていた宇宙』
 若き非主流物理学者の理論と青春――『光速より速い光』
 物理学のたどりついた変な世界――『ワープする宇宙』
 「ありえたかもしれない世界」にぼくは存在するか? 確率的世界観をめぐるあれこれ――『確率的発想法』
 スモールワールド構造の不思議――『複雑な世界、単純な法則』
 分野としてはおもしろそうなのに:特異な人脈の著者が書いた変な本――『人脈づくりの科学』
 トンデモと真の科学のちがいとは――『トンデモ科学の見破りかた』
 真の科学理論検討プロセス!――『怪しい科学の見抜きかた』
 あらゆる勉強に通じるコツ――『ファインマン流物理がわかるコツ』
 あれこれたとえ話を読むより、自分で導出して相対性理論を理解しよう!――『相対性理論の式を導いてみよう、そして、人に話そう』

第2章 科学と歴史
 人々の格差は、しょせんすべては初期条件のせいなのかしら――Guns, Germs and Steel『銃・病原菌・鉄』
 参考文献もちゃんと収録されるようになり、単行本よりずっとよくなった!――『銃・病原菌・鉄』
 『銃・病原菌・鉄』のネタ本のひとつ『疫病と世界史』を山形浩生は実に刺戟的な本だと思う――『疫病と世界史』
 マグル科学の魔術的起源と魔術界の衰退に関する一考察――『磁力と重力の発見』
 魔術と近代物理学との接点とは――『磁力と重力の発見』
 文化を創るのは下々のぼくたちだ――『十六世紀文化革命』
 社会すべてが生み出した近代科学の夜明け――『世界の見方の転換』
 コペルニクスが永遠に奪い去ったもの:地動説がもたらした人間の地位の変化を悼む――Uncentering the Earth: Copernicus And the Revolutions of the Heavenly Spheres
 「星界の報告」新訳。神をも畏れぬ邪説を唱えたトンデモ本。発禁にすべき――『望遠鏡で見た星空の大発見』
 イスラムの現状批判とともに、もっと広い科学と宗教や規範の関係を考えさせられる――『イスラームと科学』
 アメリカとはまったく別の技術の系譜――『ロシア宇宙開発史:気球からヴォストークまで』
 有機化学がイノベーションとハイテクの最前線だった時代――『アニリン―科学小説』

第3章 環境
 脱・恫喝型エコロジストのすすめ:これぞ真の「地球白書」なり――The Skeptical Environmentalist『環境危機をあおってはいけない』
 地球の人々にとってホントに重要な問題とは? 新たな社会的合意形成の試み――Global Crisis, Global Solutions
 温暖化対策は排出削減以外にもあるし、そのほうがずっと効果も高い!――Smart Solutions to Climate Change: Comparing Costs and Benefits
 環境対策は、完璧主義ではなくリスクを考えた現実性を!――『環境リスク学』
 マスコミのあおりにだまされず、科学的な環境対応を!――『環境ホルモン』
 温暖化議論に必要な透明性とは?――『地球温暖化スキャンダル』
 壮大な地球環境制御の可能性――『気候工学入門』
 真剣なエコロジストがたどりついた巨大科学への期待――『地球の論点:現実的な環境主義者のマニフェスト』
 いろいろ事例は豊富ながら、結局なんなのかというのが弱くて総花的――『自然と権力――環境の世界史』
 誇張してあおるだけの温暖化議論でよいのか?――『地球温暖化問題の探究』

第4章 震災復興・原発・エネルギー
 震災復興の歩みから日本産業の将来像を見通す――『東日本大震災と地域産業復興 II』『地域を豊かにする働き方』
 原発反対のために文明否定の必要はあるのか?――『福島の原発事故をめぐって』
 正しく怖がるための放射線リテラシー――『やっかいな放射線と向き合って暮らしていくための基礎知識』
 主張は非常にまっとうながら、哲学はどうなったの?――『放射能問題に立ち向かう哲学』
 頭でしか感じられない怖さの恐怖――『廃墟チェルノブイリ』

第5章 建築
 いろんな表現の向きと具体性のこと――『住宅巡礼』『日本のすまい―内と外』
 真に自然の中に位置づく建築のあり方などについて――『時間の中の建築』
 人間くさく有機的な廃墟の本――『廃墟探訪』
 失われゆく現代建築の見直し――『昭和モダン建築巡礼 西日本編』
 楽しい探訪記ながら明らかにしたかったものは何?――『今和次郎「日本の民家」再訪』
 家の持つ合理性を見抜いた名著――『日本の民家』
 「構想力」の具体的な中身を分析したおもしろい本――『群像としての丹下研究室』
 長すぎるため、どうでもいい些事のてんこ盛りに堕し、徒労感が多い一冊――Le Corbusier: A Life
 言説分析が明らかにしたのはむしろ分析者の勝手な思い込みだった――『未像の大国』
 記憶術が生み出した建築による世界記述と創造――『叡智の建築家』

第6章 都市計画
 街と地域の失われた総合性を求めて――『廃棄の文化誌』
 都市に生きる人たちと、都市を読む人――『恋する惑星』&『檻獄都市』のこと――『檻獄都市』
 土建政治家の構想力とは――『田中角栄と国土建設』
 都市開発とぼくたちの未来像など――『最新東京・首都圏未来地図―超拡大版』
 次世代に遺すインフラ再生問題――『朽ちるインフラ』
 数十年にわたって継続する都市開発を養うには――『ヒルサイドテラスウェストの世界』
 槇文彦も村上龍も、ハウステンボスの怪にはまだかなわない――『記憶の形象』
 電気街からメイド喫茶へ:おたく的空間のあり方とは――『趣都の誕生』
 古代中世の話で9割が終わる都市空間デザイン論というものの現代的意義は?――『都市空間のデザイン』
 日本のバブル永続を想定した古い本。すでに理論は完全に破綻、今更翻訳する意義はあったのか?――『グローバルシティ』
 うーん、いろいろやったのはわかるが、それで?――『モダン東京の歴史社会学』
 その金科玉条の「オーセンチック」って何ですの?――『都市はなぜ魂を失ったか』
 建築と都市が重なる奇妙な空間へ――『S,M,L,XL+: 現代都市をめぐるエッセイ』

第7章 医療・生命
 肥満二段階仮説、あるいはデブの免疫療法に関する一考察――『免疫の意味論』
 死体になったらどうなるの? 決定版:ぼくらの死体完全マニュアル本!――Death to Dust: What Happens to Dead Bodies?
 死体関連のネタ満載。この分野のおもしろさを何とか知らせて認知度をあげようとする著者の熱意が結実――『死体入門』
 医学生がジョークで撮った解剖記念写真集。医学と死体解剖のあり方を考えさせる、二度と作れないだろう傑作――Dissection: Photographs of a Rite of Passage in American Medicine 1880-1930
 現実のドリトル先生にして現代外科医学の開祖――The Knife Man: The Extraordinary Life And Times Of John Hunter, Father Of Modern Surgery
 おおお、エミリー・オスターきたーっっっっ!!――『お医者さんは教えてくれない 妊娠・出産の常識ウソ・ホント』

第8章 遺伝・進化
 歪んだ標的にされた、遺伝とは無関係な知能偏重社会批判の書――『ベルカーブ:アメリカ生活における知能と階級構造』
 人種とスポーツと差別について――Taboo: Why Black Athletes Dominate Sports and Why We Are Afraid to Talk About It
 遺伝子分析とITが交差する新分野の魅力書――『実践バイオインフォマティクス』
 きみは進化のために何ができるか? バカやブスの存在理由について――『喪失と獲得』
 ラスコー展とニコラス・ハンフリー
 進化論の楽しさと威力、そして宗教との共存――Evolution for Everyone: How Darwin's Theory Can Change the Way We Think About Our Lives
 生得能力と最適な社会制度について考えさせられる本――『心の仕組み』
 人間での遺伝の役割をドグマから救う勇気の書――『人間の本性を考える』
 初歩から最先端の成果までを実に平易に説明、日本の研究水準紹介としても有益。あとは値段さえ……――『自己変革するDNA』
 日本人は昔からあれこれ混血を進めてきました、という本――『ハイブリッド日本』
 日本人の起源を総合的に見直すと?――『日本人はどこから来たのか?』
 すばらしい。創発批判本!――『生命起源論の科学哲学』
 人間の遺伝子分布についての立派な百科事典。ネトウヨどもは本書についてのインチキなデマをやめるように――The History and Geography of Human Genes
 人類進化と分布のとても優秀な一般向け解説書。インチキに使わずきちんと読もう!――The Great Human Diasporas: The History Of Diversity And Evolution
 クローン生物の可能性と現実――『第二の創造:クローン羊ドリーと生命操作の時代』
 ネアンデルタール人の精神世界にまで踏み込む――『ネアンデルタール人の正体』
 すべての人工物の理論と進化について――『システムの科学』『進化と人間行動』

第9章 脳と心
 異分野を浸食する脳科学の魅力がつまった一冊――『脳のなかの幽霊、ふたたび』
 脳科学から倫理と道徳を考える――『脳のなかの倫理』
 心や意識の問題でも、もはや哲学はジリ貧らしいことについて――『MiND』
 Do Your Homework! 思いつきの仮説だけでは、脳も心もわからない――『脳とクオリア:なぜ脳に心が生まれるか』
 意識とは何か? 「人間である」とは?――Conversations on Consciousness: What the Best Minds Think About the Brain, Free Will, And What It Means to Be Human
 妄想全開:フロイトの過大評価をはっきりわからせてくれる見事な新訳――『新訳 夢判断』
 インチキだと知って読むと、読むにたえないシロモノではある――『失われた私』
 原資料をもとに、多重人格シビルのウソを徹底的に暴いた本。でも批判的ながら同情的でフェアな視点のため、非常に感動的で悲しい本になっている――Sybil Exposed: The Extraordinary Story Behind the Famous Multiple Personality Case
 え、プラナリアの実験もちがうの?!!――『オオカミ少女はいなかった』
 人を丸め込む手口解説します――悪用厳禁!――『影響力の武器』
 意識の話はむずかしいわ――『ソウルダスト』
 うーん、ヤル気の科学よりいいなあ――『WILLPOWER 意志力の科学』
 文明を築いた「読書脳」――『プルーストとイカ』

第10章 IT
 マイケル・レーマンの偉大……それと藤幡正樹――『FORBIDDEN FRUITS』
 さよなら「ワイアード」――「ワイアード 日本版」
 がんばれ!! 微かに軟らかい症候群――『マイクロソフト・シンドローム――コンピュータはこれでいいのか!?』
 コンピュータはあなたの知性を反映する!――『あなたはコンピュータを理解していますか?』
 プログラミングの傲慢なる美学と世界観――『ハッカーと画家――コンピュータ時代の創造者たち』
 気分(だけ)はジャック・バウアー!――『世界の機密基地―Google Earthで偵察!』
 意味を求める人間と、自走する情報のちょっと悲しい別れ――『インフォメーション―情報技術の人類史』
 バーチャル世界だけで人類は発展できるのだろうか――『ポスト・ヒューマンの誕生』
自分でできる深層学習――『Excelでわかるディープラーニング超入門』

第11章 ものづくり・Maker・テクノロジー
 技術的な感覚のおはなし――『root から/へのメッセージ』が教えてくれるもの
 夢のロボットたち:「ロボコンマガジン」は楽しいぞ――「ロボコンマガジン」
 狂気の自作プラネタリウムの教訓と可能性など。――『プラネタリウムを作りました。』 出来の悪い後輩たちの空き缶衛星物語と、草の根科学支援の方向性について――『上がれ! 空き缶衛星』
 本気で夢を実現しようとする驚異狂喜の積算プロジェクト――『前田建設ファンタジー営業部』
 施工見積から見えてくる空想と現実の接点――『前田建設ファンタジー営業部Part 3「機動戦士ガンダム」の巨大基地を作る!』
 トンネルの先の光明――『重大事故の舞台裏』
 ピタゴラ装置の教育効果――『ピタゴラ装置DVDブック1』
 世界に広がる、ミステリーサークルの輪!――The Field Guide: The art, History and Philosphy of Crop Circle Making
 自分で何でも作ってみよう! 農作物からITまで――『Made By Hand』
 よい子は真似しないように……いやしたほうがいいかな?――『ゼロからトースターを作ってみた』
 アンダーソンは嫌いだが、Makersビジネス重視の視点はおもしろく、実践も伴っていてえらい――『MAKERS―21世紀の産業革命が始まる』
 ものづくりとしての科学的お料理解説書――『Cooking for Geeks: 料理の科学』
 ジブリ『風立ちぬ』に感動したあなたに!――『名作・迷作エンジン図鑑』
 新ジャンルに取り組むアマチュアたちの挑戦とその障害をまとめた、わくわくする本――『バイオパンク―DIY科学者たちのDNAハック!』
 量産からバイオまですべてに貫徹するものづくり思想とは――『ハードウェアハッカー』

あとがき

著者
山形浩生(やまがた・ひろお)
1964年、東京生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学科およびマサチューセッツ工科大学大学院修士課程修了。
大手シンクタンクに勤務の頃から、幅広い分野で執筆、翻訳を行う。
著書に『新教養主義宣言』『たかがバロウズ本。』ほか。訳書にクルーグマン『クルーグマン教授の経済入門』、ピケティ『21世紀の資本』、スノーデン『スノーデン 独白:消せない記録』、ディック『ヴァリス』ほか。

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Tunes Of Negation - ele-king

 電子音楽プロデューサーのサム・シャックルトンがベルリンを拠点に率いるグループ、チューンズ・オブ・ニゲーション(Tunes of Negation, 以下TON)の前作、『Reach the Endless Sea』は13世紀のペルシャの神秘主義詩人、ジャラール・ウッディーン・ルーミーから着想を受けている、ということを担当した自分のライナーの結びに書いた。それが全てではないにしろ、シャックルトンが、パーカッショニスト/作曲家タクミ・モトカワ、ヴィブラフォニストのラファエル・マイナートとともに新たなサウンドの地平を目指すプロジェクトが、TOGである。2020年、その2作目となる『Like the Stars Forever and Ever』が一年という短期間で我々のもとに届いた。
 まずは〈Skull Disco〉時代のシャックルトンの円循環的リズムのごとく、自分のライナーから反復させてもうが、イスラム神秘主義、つまりスーフィズムにおいて、無限的な存在である神への消滅を目指すことが主眼におかれている。それを実行する上で非常に重要な役割を果たすのが、高校の世界史の授業でも登場する、自我忘却へと向かうあの旋回するダンスである。音楽を通し、スーフィーたちは無限へと回転する。
 シャックルトンがやってきたダブステップとそれ以降のエレクトロニック・ダンス・シーンを見渡せば、このような非西洋由来の音楽の影響は散見される。シャックルトンとは共作で『Pinch & Shackleton』(2011)という名盤を残しているブリストルのピンチによる “Qawwali”(2006)(カッワーリーはスーフィズムの宗教童謡である。著者が住むロンドンでは、ムスリム系の住民たちは地域の大学や公民館などにあつまってその演奏会などを定期的に開いており、コミュニティの壁がないわけではないが、イギリスでは一般市民たちがその文化に触れる機会は決してゼロではない)、西欧の外側からやってきたトライバル・リズムと重低音のミクスチャーのある種の完成形を見せたクラップ!クラップ!の『Tayi Bebba』(2014)などは大きな例である。
 それらはダンスフロアにおいて、リズムを経由し非日常的な空間を出現させたわけだが、TONはよりコンセプチュアルな方向へと向かい、サウンドの持つ思弁性や崇高なアレンジメントを駆使し、各楽曲のタイトルが持つイメージを聴き手に想起させる。 それはアルバムに先立ち公開された “Your Message Is Peace” のビデオが、VRゴーグルを装着しているような一人称の視点から、ジャケットに描かれているサイケデリックの世界を探索していくように、「外側」の「内側」へと埋没させていく感覚に近いかもしれない(「矛盾」もTONのテーマであると今作のプレスリリースにはある)。
 これまでのシャックルトンのソロ作のように、敷き詰められたビートがあるわけではなく、太鼓がゆっくりと聞き手の意識を揺れ動かしながら空間を分割し、星のようにこぼれる旋律が、ソファにうずくまる身体を飲み込んでいく。埋没するVR的美学の採用という点や、彼と同世代のティム・ヘッカーが濃霧という自然現象が持つ超越性をアンビエントのフォーマットで表現していることを考慮すると、ここにはある種の同時多発的現代性も認めることができるだろう。

 フロアでの昇天というよりは、神秘的な感覚へと向かうTONだが、シャックルトンがこれまでに我々の身体を震わせてきた重低音も、今作では基調的に機能している。前作に引き続きゲストとして参加している、演奏家/ヴォーカリストのヘザー・リーが冒頭部分を飾る “Naked Shall I Return” では、多層化されたコーラスと入れ替わるように登場するサブベースが主導権を握り、ダブが発生させる磁場によって他パートの演奏にグルーヴを生んでいる。
 平均して一曲9分という長尺で構成されている今作は、一曲中だけでもドラマチックな展開がなされているが、アルバムの構成という点においても、異なるナラティヴが登場する。“You Touched Us With Light” では、それまでに生まれたリズムの磁場が消失し、視界の奥で微かになるヴィブラフォンと宙を舞う蝶のようなスネアが弾くポリリズムが、オルガンの旋律とともに奇妙なテクスチャーを生成している。光を経由して我々に接触してくる「You」という二人称は、おそらくは「神」のような超越存在を指しているのだろう。そのような抽象的存在と、触れることはかなわないが、確かに存在している光という「物体」の性質を表現するように、身体に響くという意味でのリズムの具象的な物質性がここでは後退していくかのようである。
 『Like the Stars Forever and Ever』で最後に登場する概念は、終曲のタイトルにも現れているように “Impermanence / Rebirth”、つまり「無常」と「転生」である。前作からの共通概念として今作に引き継がれているのは「無限」だが、今作においてシャックルトンはその対概念ともいえるものに触れているのだ。アルバム最長の15分にも及ぶ再生時間のなかで、これまでとは対照的により静かに進行していく楽曲は、光り輝く前半部とは逆方向の隠を写している。異なる概念たちをそれ相応のサウンドで鳴らしてみせる描写力は、電子音楽作家としてシャックルトンのひとつの到達点だろう。
 2020年はポーランドのマルチ楽器奏者ワクロー・ジンペル(Wacław Zimpel)との共作『Primal Forms』 を、今作と同様に〈Cosmo Rhythmatic〉からもシャックルトンはリリースしている。そちらはユニットであることに主眼が置かれ、より電子的なサウンドとリズムがサックスなどの楽器をシンプルに包握していく過程がスリリングな一枚だが、TONは四人のパフォーマンスにより、さらにアンサンブルな表現形態となっている。この流れでいくと、当然のことながら待たれるのは、この共作過程をへて「転生」したシャックルトンのソロ作品だろう。
 TONにあえて的外れの粗探しをすれば、ここにないのは、これまで我々をフロアで汗だくにさせてきた強靭で最高に滑稽なシャックルトンのダンス・ビートである。前作から引き続き無限と対面することにより、新たなサウンドをそこから引き出し、変化を予期させるタイトルで終わる今作。輝く星々のように無限ではないものとは何か。それは他でもない人間である。2021年、一度粉々に砕け散った世界の再生が期待されるタームにおいて、無限に接近した孤高の作家がその有限な生で何を作るのか。我々はそれを心して待たなければならない。

Harold Budd - ele-king

 ピアノの詩人、コクトー・ツインズのロビン・ガスリーがそう呼んだ作曲家、ハロルド・バッドが12月8日に永眠した。コロナに感染したことが原因らしい。
 アメリカ西海岸の出身のバッドは、1978年にブライアン・イーノがプロデュースした作品『The Pavilion Of Dreams』、イーノのアンビエント・シリーズの2作目としてリリースされた『The Plateaux Of Mirror』(1980年)、そして『The Pearl』(84年)などによって広く知られている。また、コクトー・ツインズとの共作『The Moon And The Melodies』(86年/4AD)も人気作のひとつで、その後ロビン・ガスリーとは何枚もの共作を発表している。あるいは、アンディ・パートリッジ、ジョン・フォックスなどさまざまな共作とソロ作品があり、2010年代においても活動を続けていた。
 
 バッドは自分の音楽が「アンビエント」に括られることを拒んでいた。それが深く繊細な音楽であれば、ジャンルのタグを付けてしまうことで聴き逃してしまう音の細部がある。今夜は、この不安な時代に聴いてもなお、まったく心が開かれるような、美しい『The Pavilion Of Dreams』でも『The Plateaux Of Mirror』でも、ぜひ聴いてください。(野田)

ジョン・フォックス:音楽が直感的に機能するようにむしろ速度を落としてみるっていうのは、すごく面白いことだった。(略)結果としてできたものが生み出す状態はすごく興味深いものだよ。強烈だけど、でも穏やかで静かなんだ。

マーク・フィッシャー:そのことはとくに、ハロルド・バッドとのアルバムに当てはまりますね。(略)速度を落とすことで生じる不安定さが、強烈な効果を生じることになっている。

ジョン・フォックス:ハロルドはそれを意識してやりはじめた最初のアーティストのひとりだと思う。彼は音楽の中にじゅうぶんな余白を残すだけの勇気を持っていたんだ。

 マーク・フィッシャー
  『わが人生の幽霊たち』(五井健太郎訳)より

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目次

はじめに
サウナ入門編
サウナQ&A
サウナ用語集
サウナ女子のサウナ体験 思い出あれこれ
サウナレポート
  サウナと天然温泉 湯らっくす/東京新宿天然温泉テルマー湯/サウナラボ/8HOTEL CHIGASAKI
Part 1  国内サウナ施設ガイド
・東京
  ルビーパレス/センチュリオンホテル&スパ上野駅前/Smart Stay SHIZUKU/東京荻窪温泉 なごみの湯/改良湯/マンダラ・スパ/タイムズスパレスタ/東京ドーム天然温泉 スパ ラクーア/ドシー恵比寿/東京染井温泉SAKURA/黄金湯/おふろの王様 大井町店/ひだまりの泉 萩の湯/桜館
・関東
  ヨコヤマ・ユーランド鶴見/ファンタジーサウナ&スパ おふろの国/桜庵/スカイスパYOKOHAMA/横浜天然温泉SPA EAS/宮前平源泉 湯けむりの庄/お風呂cafe utatane
・静岡
  サウナしきじ/湯らぎの里/スパリゾートオアシス御殿場
・関西
  サウナの梅湯/タテバ/空庭温泉OSAKA BAY TOWER/大東洋レディス・スパ/神戸レディススパ
・名古屋
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・北陸
  スパ・アルプス/舟橋・立山天然温泉 湯めごこち/シティスパてんくう
・北海道
  すすきの天然温泉 湯香郷/ログホテル メープルロッジ/スカイリゾートスパ プラウブラン
Part 2 カップルに、家族に、友達同士に――混浴サウナガイド
豊島園 庭の湯/大磯プリンスホテル Themal Spa S.Wave/蓮台寺温泉 清流荘/錦糸町SAUNA GARDEN/ume, yamazoe/THE SAUNA/Tocachi Sauna & Avanto/オーシャンスパ Fuua/舞浜ユーラシア/Mineralism

Part 3 サウナの後はご飯が美味しい! おすすめサウナ飯
サウナ施設/和食/中華・韓国/麺類…

Part 4 世界のサウナから――海外施設ガイド
SPA lei(韓国)/森の中の漢方ランド(韓国)/喬莉女子三温暖 July Lady Plaza(台湾)/Golden Lotus Healing Spa Land(ベトナム)/山忠(フィリピン)/Lavish spa(マレーシア)/Banya More(ロシア)/No,3 Banya(ロシア)/yu spa(アメリカ)/Archmedes Banya(アメリカ)/Wall Street Bath & Spa(アメリカ)/Vabali spa Berlin(ドイツ)/CopenHot(デンマーク)/Sauna Deco(オランダ)/AIRE Ancient Baths barcelona(スペイン)/Kulttuurisauna(フィンランド)/Kotiharjun Sauna(フィンランド)

コラム:「サウナ女子」ができるまで/サウナ旅のすすめ/テントサウナのすすめ/ラブホサウナのすすめ/男性専用サウナに行ってみました!/サウナーたちの憧れ、サウナフェス/サウナハット・マット・タオル/サウナバックの中身/入浴剤・アロマで家サウナ!

あとがき

著者
サウナ女子(サ女子)
SNS・ブログ「サウナ女子の世界」で女性とカップルのためのサウナ情報を発信。会社員として事業責任者、大学院生(MBA)、複数の副業などを行いながら世界・日本全国で約250施設、海外18カ国のサウナ、スパを探検。各種メディアへの連載、講演、テレビ出演などでサウナを広めている。アイコンの画像は、サウナの中でかぶる帽子「サウナハット」。
Twitter:@3unajoshi Instagram:@saunajoshi Blog:https://saunajoshi.com/

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 メキシコ系アメリカ人たちの音楽、黒人音楽とメキシコ伝統音楽の狭間で密かに生まれた、至宝の音楽文化であるチカーノ・ソウル──そのすべてを網羅した大著の翻訳がついに刊行される。著者は、ソウル音楽コレクターであり優れた在野の学者、DJであるルーベン・モリーナ。訳者は長年この音楽を研究し、日本に供給/紹介し続けてきている宮田信。このジャンルの決定的な一冊、写真やジャケ写も豊富だし、見ているだけでも楽しい本です。現在、予約受付中。2020年12月19日(土)には、代官山「晴れたら空に豆まいて」にて完成記念パーティもあり。

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