「Man」と一致するもの

vol.120:私たちの親がしたことと反対のことを - ele-king


Via gothamis

 先週の金曜日(9/20)、ブロードウェイを歩いていると若者ばかり、すごい行列が出来ていた。またアイドルか何かのサイン会か、シュプリームかキースが新しいアイテムをリリースしたのかぐらいにしか見ていなかったのだが、後で聞くと、クライメート・ストライクのデモ行進だった。


Via gothamis

https://gothamist.com/news/liveblog-nyc-students-go-strike-demand-action-climate-crisis

 オーストラリア、インド、ドイツ、イギリスなど全世界150カ国で行われるクライメート・ストライクのひとつで、NYの生徒たちはこの日はストライクに参加するため、クラスを休むことが許されている。

 12時にバッテリーパークのフォーレイスクエアからスタート。16歳のスウェーデン人のアクティヴィスト、グレタ・トゥーンベリも参加し、「天候は、私たちが思うよりはやく変化している。私たちの親がしたことと反対のことをしなければならない。いまアクションが必要なのだ」とプラカードを掲げ、NYの道を練り歩く。

 すでにヒーロー扱いのグレタ・トゥーンベリは、9月上旬に二酸化炭素を排出しないヨットに乗り、2週間かけてヨーロッパからNYに到着した。主張するために、わざわざ大西洋を渡らないといけないなんて狂っている、という声もある。しかいま若者は、ソーシャル・メディアとテックツールを使いつつ、真剣に物事を捉えている。彼らには前世代のように夢を見ている暇はなく、恐れも知らない。親たちの尻拭いをしているとも言うが、ゆっくり考えるより行動するしかない。NYにいると、こういったデモ行進によくぶつかり、彼らのなんとかしなければ、と言う訴えが、突き刺さる。


Via gothamis

https://gothamist.com/news/photos-greta-thunberg-nyc-climate-strike

https://globalclimatestrike.net/

https://actionnetwork.org/event_campaigns/us-climate-strikes

 今日イーストハンプトンに住んでいる友だちから、いまNYにいると連絡が入った。仕事を休んで、UNのクライメートウィークに参加しに来ていたのだ。彼はとても興奮していたし、手応えを感じると言っている。


Via gothamis

https://www.climateweeknyc.org/

 トレーダージョーズやホールフーズではプラスティックバッグはもうないし、スターバックスではストローもない。大多数のマーケットはプラスティックの容器は廃止し、すべて紙になっているし、意識の高い人が多いNYは、これが普通なのだろう。ちなみみに、私がたこ焼きパーティを毎月やっているブッシュウィックのバーのストローはパスタだし、たこ焼きのお皿は竹である。

 普段の生活からこうなので、道を歩いているとデモにぶち当たり、いま何かが変わろうとしているのだなと、いやでも気づかされる今日である。ベネフィットショーが行われ、たくさんのサミットやイベントがあり、今週はますますNYがひとつになるのが見えた。

Aphex Twin Live Stream - ele-king

 本サイトの告知にあったように、日本時間で9月15日(日)の午前6時からライヴ配信がスタートしたリチャード・D・ジェイムズのDJ。少しだけ観るつもりが、レオ・アニバルディだ、バング・ザ・パーティだとじょじょに沸き立っているうちに、結局、最後の客出し部分までぶっ通しで観てしまった。どうせそんなやつらばかりなんでしょうけれど。次の日は近所の中華屋で……ま、いっか。

 2年前のフィールド・デイではスタッターなリズムでスタートし、全体に実験的な曲が多く(チーノ・アモービとかマーク・フェルとかクラウドはかなり辛そうで)、とてもフロア・フレンドリーといえるような内容ではなかったし(https://www.youtube.com/watch?v=nzvLiwUK3R8)、12年にはロンドンのバービカン・ホールでミュジーク・コンクレート風のアート・インスタレイションを着席スタイルでやったりしていたので(https://www.youtube.com/watch?v=jVvLf0vJJ9s←最後のジェスチャーが……)、彼らしさはあるとはいえ、RDJでもここまでバリバリにアカデミックなモードになるんだなと思っていたこともあり、あまりストレートな展開は期待していなかったのだけれど……あれ、なんか聴いたことあるな、なんだっけな、これ……と、結論からいうと、最初の1時間は89年か90年にリリースされた曲がほとんどで、これは、94年に初めて日本に来たときとかなり近いDJだと思い当たった。2回目、3回目とどんどんダメになっていったRDJのDJとは比較にならないほど初来日のDJは2日とも素晴らしいものだったので、そのときとメガドッグで来日した際のDJはいまだに特別な思いがあったのである。あのときの記憶がどんどん蘇ってきた。

 前半はビザーレ・インク(後のチッキン・リップス)やデプス・チャージの変名であるジ・アクタゴン・マンなど〈Vinyl Solution〉周辺の人脈が大量に投入され、これらとスネアの音や刻み方がまったく同じレニゲイド・サウンドウェイヴやフューチャー・サウンド・オブ・ロンドン、あるいはグレーター・ザン・ワンの変名であるジョン&ジュリー「Circles」に808ステイト「Cubik」のリフをカット・インしたり、ホーリー・ゴースト・インクやDJドクター・メガトリップ(サイキックTV)といった癖が強すぎる連中に「Sueño Latino」をパクったシャドウズ・Jと、イギリス愛に満ち満ちた選曲で(いま風の流行り言葉でいえば「Throwback British Techno」セット?)、テクノという呼称が定着する前のブリティッシュ・ブレイクビートとカテゴライズすればいいのか、それこそリチャード・D・ジェイムズが頭角を現したことで葬り去られてしまった人たちの曲がこれでもかと並べられた感じ。これにユーロ・テクノや〈Nu Groove〉、あるいは定番ともいえるアンダーグラウンド・レジスタンスも織り交ぜて、まさかのポップ・チャートからクオーツやD–シェイクまでシームレスにミックスされ(あるいは独自にドラムを足して)、これにノスタルジーを感じるなという方が無理であった。つーか、「Techno Trance (Paradise Is Now)」なんて普通かけないよな~。当時、エレキング界隈でD–シェイクなんかかけようものなら……いや。

 意外にも初来日のDJがまざまざと蘇ったのは前半のクライマックスで、ここからは最近の曲が続き、ユージ・コンドウ「Chambara」で少し焦らせるような時間をつくった後に、ジョージア(グルジア)からHVLによる昨年の「Sallow Myth」を始め、ズリ、スタニスラフ・トルカチェフ、カツノリ・サワと、最近の曲をベースとした流れに。なお、カツノリ・サワとユージ・コンドウはときにタッグを組んで活動する京都のプロデューサー。後半はRDJ自身の曲も多くなり、限定リリースが話題となった『London 03.06.17』から「T16.5 MADMA」だとか、user18081971名義でサウンドクラウドにアップした曲も。自分の曲がうまく使えるのは当たり前だろうけれど、『Selected Ambient Works Volume II』から「Stone In Focus」を(スクエアプッシャーの未発表だという曲に)被せるタイミングはやはり絶妙でした。11分に及ぶライヴ・セットは軽いドラミングからアシッド・ベースを加え、シカゴ・アシッドに憂いを含んだメロディを地味に展開させつつ、ブレイクを挟んでデトロイト・スタイルに調子を強めたり。初来日のときには「Quoth」を4回連続でかけて、それらがどれも違う曲に聴こえるという離れ業もやっていたので、そのような展開がなかったのはちょっと残念でしたが。

 後半はVJもかなり派手になり、ボリス・ジョンソンの変顔ではやはり歓声が高くなったり。そして、最後の30分はもう何をやっても受けまくり。ドラムン・ベースを基調に(95年の曲が3曲も)、かなり無茶な曲(これもスクエアプッシャーの未発表曲だそう)でもクラウドは食らいついている。チル・アウトはカレント・ヴァリュー「Dead Communication」ときて、約2時間のセットは終了。エンディングのめちゃくちゃがまたカッコよく、これも初来日のときよりはあっさりだったかも(やはり歳をとったか)。Reddit(アメリカの2ちゃん)にはRDJの隣でマニピュレイターを操作しているのは奥さんだという書き込みがあったけれど、そうなんだろうか? 確かに女性のようには見えたけれど。

 ところで音楽ファンではない人にRDJというイニシャルを書くと、「ロバート・ダウニーJrですか?」と言われてしまいます。皆さん、ご注意を。

 なお、見逃した人は〈Warp〉の公式サイトで観ることができます。
 https://warp.net/videos/1088517-aphex-twin-london-140919

ユーチューブのAphex Twinチャンネルにアップされた曲目リストは以下の通り。

https://www.youtube.com/watch?v=5yQRp4j2RQM

0:00:00-0:02:31 sounds, intro
0:02:32-0:07:10 RB Music Festival 2019 - London trk1 ("unreleased afx”)
0:06:23-0:10:01 Leo Anibaldi - Muta B2
0:07:23-0:12:29 [+ live drums by afx]
0:10:01-0:11:07 [+ vocals and melodies]
0:11:06-0:13:56 Quartz - Meltdown (remix?)
0:13:27-0:15:45 Equation- The Answer (Frankie Bones Long Division Mix)
0:14:28-0:16:55 Bang The Party - Rubba Dubb (Prelude)
0:16:16-0:19:11 Renegade Soundwave - The Phantom (It's In There)
0:17:34-0:20:26 [+ sounds, drum break]
0:19:58-0:23:53 The Octagon Man - Free-er Than Free
0:23:36-0:26:28 Shadows J Hip This House (The Leon Lee Special)
0:25:50-0:28:00 Exocet - Lethal Weapon
0:27:43-0:31:03 D-Shake - Techno Trance (Paradise Is Now)
0:30:32-0:32:53 John + Julie - Circles (Round And Round) Hyperactive Mix
0:31:55-0:32:58 [+ additional drums]
0:32:43-0:34:21 The Unknown - Put Your Fuckin Hands In The Air
0:34:08-0:37:39 Trigger - Stratosphere
0:37:20-0:40:41 The Future Sound of London - Pulse State
0:40:03-0:42:10 2 Kilos ? - The Dream
0:41:47-0:46:40 GESCOM- D1 (+manipulation)
0:45:28-0:47:48 Psychic TV - Joy
0:46:51-0:49-37 The Holy Ghost Inc - Mad Monks On Zinc
0:49:37-0:52:12 Underground Resistance - UR My People
0:52:02-0:56:09 Bizarre Inc. - Plutonic
0:55:14-0:58:44 Ye Gods - Becoming
0:57:19-0:59:46 Hound Scales - A Clique of Tough Women [Yuji Kondo Remix]
0:59:30-1:02:37 Yuji Kondo - Chambara
1:01:11-1:06:02 HVL - Sallow Myth
1:04:29-1:07:15 Martyn Hare - Is This Happening?
1:07:05-1:09:12 [+ live, 'aggressive'?]
1:08:34-1:12:18 user18081971 - Fork Rave
1:11:02-1:14:10 Aphex Twin - T16.5 MADMA with nastya+5.2 (+live elements
1:12:56-1:15:51 The Octagon Man - Vidd
1:15:23-1:18:41 ZULI - Trigger Finger
1:17:58-1:20:10 Stanislav Tolkachev - Disposable Killer
1:19:19-1:20:38 Katsunori Sawa - Pluralism
1:20:27-1:22:43 AFX - Umil 25-01 (live version?)
1:22:44-1:26:46 [RB Music Festival 2019 - London trk2 "mini live set" (pt1)]
1:26:47-1:28:50 [RB Music Festival 2019 - London trk3 "mini live set" (pt2)]
1:28:50-1:30:49 [RB Music Festival 2019 - London trk4 "mini live set" (pt3)]
1:30:50-1:33:47 [RB Music Festival 2019 - London trk5 "mini live set" (pt4) lush]
1:33:48-1:37:45 [AQXDM - 12 November (unreleased)]
1:37:14-1:41:04 Unknown Artist - Untitled (GBBL01 A1)
1:39:45-1:43:16 [Squarepusher - Unreleased]
1:41:27-1:45:18 Aphex Twin - Stone In Focus
1:44:25-1:48:39 DJ SS - Black
1:47:04-1:51:09 Torn - Dance On The Bones
1:50:07-1:54:19 The Higher - Stick 3
1:52:20-1:55:56 Fusion - Truth Over Falsehood
1:55:18-1:57:04 Chatta B - Bad Man Tune
1:56:45-1:59:33 Current Value - Dead Communication (feat DR & Lockjaw)
1:59:08-1:59:43 . . . - avearro
1:59:44-END [live modular noise]

*それぞれのタイムをクリックすると、曲別に聴くことができます。

Headie One - ele-king

 北ロンドン出身のラッパー、Headie One の7枚目のミックステープ『Music x Road』が8月にリリースされた。5年間の活動の中で7枚のミックステープという多作ぶりもさることながら、『Psychodrama』で才能を開花させた Dave との共作“18 HUNNA”の大ヒットによって勢いを得た Headie One は、このミックステープでストリートのラップであることを全く譲らずに、トピック・音楽性の幅を広げている。

Headie One - 18HUNNA (ft. Dave)

Rusty のために1,800*
手にとってラグビーみたいにキックする
T-House にいたら塵まみれに戻る
ヌードで目を覚ます
バンドで4と半分、利益はいい感じ

18 hunna for the new rusty
Man grab it and kick it like rugby
I was in the T house, head back dusty
Still waking up to nudes in country
Four and a half in the bando Profit oh so lovely

* Rusty - 旧式ショットガン

“19 HUNNA (ft. Dave)”

 Headie One はこの1~2年でUK国内で大きなうねりとなっているジャンル、「UKドリル」のスターとして注目を集める存在だ。「UKドリル」については、Reeko Squeeze の『Child's Play 2』のアルバムレヴューで三田格さんが書かれている通り、アメリカのドリル・ミュージックがUKに派生して進化を遂げたジャンルである。UKサウンドの核のひとつである「シャッフルされたビート」がアメリカのドリル・ミュージックと融合し、縦ノリのラップ・ミュージックとしてさまざまな形に進化を遂げてきた。Headie One と RV の2018年のヒット・チューン“Know Better”は、全体のダークな雰囲気とそれを支える伸びるベースライン、表拍で打つハイハットやパーカッションを特徴とする。“Know Better”では、ワイリーが発明したクリック音も顔を覗かせる。

Headie One X RV - Know Better

 “18 HUNNA”や“Know Better”のように、UKドリルはリズム・パターンや音楽性が一貫していて、悪く言えばあまり「特徴のない」サウンドといえる。それはトラックが舞台装置の役割をしていて、ラッパーはその上でドラマを展開するためだ。また歌詞はリアルであることを追求し、“18 HUNNA”のようにフックが複雑で長い曲がヒットすることも多い。

 本作でも前作から一貫したラップに加えて、より音楽的なヴァリエーションを広げている。タイトル・トラックの 1. “Music × Road”でソウルフルなビートに合わせて内省的なテンションのラップを披露したかと思えば、Spotify では700万回以上再生されている 2. “Both”では、Ultra Nate の“Free”をサンプリングしたビートに合わせて、本アルバムのテーマである音楽とトラップ、ショーとドラッグ、ジュウェルとウィード、様々な欲望を対比させながら、Headie One は「両方」を手にいれるとラップしている。サンプリングの Ultra Nate の“Free”の原曲には、ソウルフルな歌にのせて「あなたはなんでもやりたいことができる、自由なのだから。あなたの人生を手に入れて、やりたいことをやりなさい」というメッセージがある。Headie One はそれを「ドリラー」として再解釈しているともいえる。

 4. “Rubbery Bandz”や 7. “All Day”、8. “Kettle Water”などは彼が呼ぶところの「T-House」(トラップハウス)でのビジネスを中心にした曲だが、“Interlude”を挟んで後半の 10. “Home”、12. “Chanel”では女性に対する真摯な姿を披露する。彼が他の多くのドリル・ラッパーと違って、いい意味で稀有な部分はここだ。女性をある種「利用」して自身の強さや横柄さを披露するのではなく、Headie One が女性を大切にしているところが伝わってくる。Stefflon Don と NAV を客演に迎えた 11. “Swerve”ではトラップ・ライフに対するネガティヴさも含めて彼なりの意見を表現している。『Music × Road』その両方を描写するコンセプトにふさわしく、彼の「強さ」や「賢さ」だけでなく、彼の苦悩や優しさも音楽の中で表現されている。一方で他のグループやエリアの脅し文句といった類は少なく、彼自身の成長を感じる。『Music × Road』は彼のトラップ・ライフの成功とその裏側にある苦悩や人間としての優しさが表現された1作であり、UKドリルという音楽の歴史を前に進めた作品だ。

Bon Iver - ele-king

 これは嬉しいお知らせです。先日待望のニュー・アルバムを発売したばかりのボン・イヴェールが、4年ぶりに来日公演をおこないます! 少し先ですが、年が明けた2020年の1月21日(火)と22日(水)の2日にわたり、Zepp東京にて開催。前作『22, A Million』を出したときは来日がなかっただけに、今回新作が出たあとに観られるのは僥倖。見逃せません。

奇跡の初来日から4年……
ボン・イヴェール第1章を締めくくる来日公演が決定!

米国ウィスコンシン出身のシンガー・ソング・ライター、ジャスティン・ヴァーノンによるプロジェクト、「ボン・イヴェール」の来日公演が決定しました。2008年のデビュー・アルバム「For Emma, Forever Ago」を発表して以降、これまで3枚のアルバムをリリース。2ndアルバム『Bon Iver』は全米チャート2位/全英チャート4位を記録、また第54回グラミー(2012年)最優秀新人賞・最優秀オルタナティヴ・ミュージック・アルバム賞の2冠を達成するなど10年代のオルタナティブシーンを代表する最重要アーティストとなりました。

2016年2月に初来日公演を開催し東京公演がソールドアウト。先日発表された新作『i, i(アイ、アイ)』でひとつのサイクルを締めくくったボン・イヴェールが4年ぶりに日本に帰ってきます。10年代を代表するアーティストの新たなディケイドの始まりにふさわしい公演をお見逃しなく!

アーティスト:
ボン・イヴェール / Bon Iver

公演概要:
2020年1月21日 (火)・22日(水)Zepp東京
OPEN 18:00 / START 19:00
2階・指定席:¥9,600(別途1ドリンク代)
1階・スタンディング:¥8,600(別途1ドリンク代)

お問合せ:info@livenation.co.jp

※価格は全て税込み
※未就学児(6歳未満)入場不可

企画・制作・招聘: Live Nation Japan
協力: Big Nothing
公演リンク: www.livenation.co.jp/artist/bon-iver-tickets

BON IVER “ i, i ”

2019年を象徴する1枚。前作『22, A Million』から3年、現行のミュージック・シーンを牽引し、更新し続けるボン・イヴェール、待望のニューアルバムがリリース。

2019.8.28 ON SALE[日本先行発売]

■アーティスト:BON IVER(ボン・イヴェール)
■タイトル:i, i(アイ、アイ)
■品番:JAG350JCD
■定価:¥2,400+税
■その他:
 ①日本盤特殊仕様:日本オリジナル・アートワーク、ワイドケース、36Pブックレット(全ぺージ、ニス・コーティング)、投げ込み解説
 ②Laura Barton(ローラ・バートン)による解説、歌詞/対訳(中村明美)付
 ③日本先行発売(海外:2019年8月30日)
■発売元:ビッグ・ナッシング / ウルトラ・ヴァイヴ
■収録曲目:
 01. Yi
 02. iMi
 03. We
 04. Holyfields
 05. Hey, Ma
 06. U (Man Like)
 07. Naeem
 08. Jelmore
 09. Faith
 10. Marion
 11. Salem
 12. Sh'Diah
 13. RABi

ralph - ele-king

 馴れ合いなら首を吊ればOK──2017年の“斜に構える”で注目を集めたラッパーの ralph が、初のEP「REASON」をリリースする。すでに同作収録の“No flex man”が先行公開中だが、「服着たってモブキャラ/俺はパジャマ姿でも様になる」など、やはりリリックが印象的。そしてベースもビシビシ身体に響いてくる……なんと、「REASON」では全曲を Double Clapperz がプロデュース! これは期待大。

ralph - REASON

唯一無二のラップとハードなストーリーで注目を集める ralph のキャリア初となるEP 「REASON」が9月6日にリリースされる。

ralph が本作でフォーカスしたのはラッパーとしての自分とラップを始める前のストーリー。収録された5曲にはこれまでの彼自身の経験から生まれたパーソナルなメッセージが込められている。EPに収録された彼のストーリーを通じて、ralph の嘘偽りのない一貫した哲学を感じることができるはずだ。

制作陣には、グライムを軸に活躍するプロデューサー・チーム Double Clapperz が全曲をプロデュース。グライムやUKドリルといったラップ・ミュージックの最新トレンドを貪欲に取り入れながら、ダークで独特な世界を生み出している。

ralph / アーティスト
持ち前の声とストーリーを武器に東京のシーンを中心に着実に支持を集める。
2017年に SoundCloud で発表された“斜に構える”で注目を集めたことをきっかけに、2018年には dBridge & Kabuki とのスプリット・コラボレーションEP「Dark Hero」をレコード限定でリリースし、即完売となった。2019年6月にEPに先駆けて発表された先行シングル“No Flex Man”のミュージック・ビデオはすでに巷で話題となっている。
2019年9月、ファーストEP「REASON」を発表。今後のさらなる飛躍が期待される。

Instagram : https://www.instagram.com/ralph_ganesh/

Label : KERV
Artist : ralph
Title : REASON
リリース : 2019.9.6

トラックリスト
1. BLACK HOODIE
2. Hungry Dogs
3. piece of cake
4. No Flex Man
5. REASON

Streaming : https://hyperurl.co/ralph_reason
Music Video : No Flex Man https://youtu.be/nOeOYxvr7t4

Gilles Peterson - ele-king

 少し前に告知されていた10月12日のジャイルス・ピーターソンの来日公演だけれど、あらためてその詳細が発表された。Studio X にはジャイルス本人に加え、昨年アルバムをリリースした松浦俊夫と、同じく昨年コラボレイトを果たしたGONNO × MASUMURAが出演する。Contact にはDJ KAWASAKI や SOIL&"PIMP"SESSIONS の社長、そして MASAKI TAMURA、SOUTA RAW、MIDORI AOYAMA の「TSUBAKI FM」の面々が登場! ヴェテランと若手の共演をとおして、現在進行形のUKジャズやハウスと出会い直す、素晴らしい一夜になりそうだ。

Gilles Peterson at Contact
2019年10月12日(土)

Studio X:
GILLES PETERSON (Brownswood Recordings | Worldwide FM | UK)
TOSHIO MATSUURA (TOSHIO MATSUURA GROUP | HEX)
GONNO x MASUMURA -LIVE-

Contact:
DJ KAWASAKI
SHACHO (SOIL&”PIMP”SESSIONS)
MASAKI TAMURA
SOUTA RAW
MIDORI AOYAMA

Foyer:
MIDO (Menace)
GOMEZ (Face to Face)
DJ EMERALD
LEO GABRIEL
MAYU AMANO

OPEN: 10PM
¥1000 Under 23
¥2500 Before 11PM / Early Bird
(LIMITED 100 e+ / Resident Advisor / clubbeia / iflyer)
¥2800 GH S Member I ¥3000 Advance
¥3300 With Flyer I ¥3800 Door

https://www.contacttokyo.com/schedule/gilles-peterson-at-contact/

Contact
東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル4号館B2
Tel: 03-6427-8107
https://www.contacttokyo.com
You must be 20 and over with photo ID

Swans - ele-king

 これは驚きのニュースだ。オルタナティヴ~エクスペリメンタルの大御所バンド スワンズが、なんとインダストリアル~ドローンの俊英ベン・フロスト(ちなみに彼はかつてイアン・バンクスの小説『蜂工場』のサウンドトラックを手がけてもいる)を新たにメンバーに迎え、ニュー・アルバム『Leaving Meaning』を10月25日にリリースする。いやもちろん、彼らはすでに5年前に共演しているし、そもそもいまはレーベルメイトだし、00年代以降のドローンの動向を考えてもこの合流はなんら不思議なことではないのだけど、まさか同じバンド・メンバーになってしまうとは。現在、アルバムより“It's Coming It's Real”が先行公開中。

Mika Vainio Tribute - ele-king

 電子音楽の前進に多大なる貢献を果たしながら、惜しくも2017年に亡くなってしまったミカ・ヴァイニオ。きたる10月19日に、怒濤の《WWW & WWW X Anniversaries》シリーズの一環として、彼のトリビュート公演が開催されることとなった。会場は WWW X で、発案者は池田亮司。彼とカールステン・ニコライのユニット cyclo. や、行松陽介、Haruka など、そうそうたる面子が出演する。パン・ソニックをはじめ、さまざまなプロジェクト/名義でエレクトロニック・ミュージックの最前線を切り開いてきたミカの面影をしのびつつ、出演者による音の追悼を体験しよう。

WWW & WWW X Anniversaries "Mika Vainio Tribute"

極北の中の極北、電子音楽史に名を残すフィンランドの巨星 Mika Vainio (Pan Sonic) のトリビュート・イベントが Ryoji Ikeda 発案の元、WWW X にて開催。Mika Vainio とコラボレーション・ライブも行った同世代の Ryoji Ikeda と Alva Noto とのユニット cyclo. の8年ぶりの東京公演が実現、欧州やアジアでも活躍中の行松陽介と Haruka 等が出演。

テクノイズ、接触不良音楽、ピュア・テクノ、ミニマルとハードコアの融合、といった形容をされながら、90年代初期に Ilpo Väisänen (イルポ・ヴァイサネン)とのデュオ Pan Sonic の結成と同時に自身のレーベル〈Sähkö〉を立ち上げ、本名名義の他、Ø や Philus といった名義で、インダストリアル、パワー・エレクトロニクス、グリッチ、テクノ、ドローン、アンビエント等の作品を多数リリース、アートとクラブ・ミュージックのシーンをクロスオーバーした実験電子音楽のパイオニアとして、2017年の逝去後も再発や発掘音源のリリースが続き、新旧の世代から未だ敬愛され、後世に絶大な影響を与える故・Mika Vainio (ミカ・ヴァイニオ)。本公演では昨年音源化が実現し、〈noton〉よりリリースされた Mika Vainio とコラボレーション・ライブも行った Ryoji Ikeda の発案の元、Mika Vainio のトリビュート企画が実現。同じくそのコラボレーション・ライブに参加し、〈noton〉主宰の Carsten Nicolai (Alva Noto) が来日し、2人のユニット cyclo. で出演が決定。DJにはここ数年欧州やアジア圏でもツアーを行い、ベルリン新世代による実験電子音楽の祭典《Atonal》にも所属する行松陽介と、DJ Nobu 率いる〈Future Terror〉のレジデント/オーガナイザーであり、プロデューサーでもある Haruka が各々のトリビュート・セットを披露する。 ピュアなエレクトロニクスによる星空のように美しい静閑なサウンドス・ケープから荘厳なノイズと不穏なドローンによる死の気配まで、サウンドそのものによって圧倒的な個性を際立たせる Mika Vainio が描く“極限”の世界が実現する。追加ラインナップは後日発表。

WWW & WWW X Anniversaries "Mika Vainio Tribute"
日程:2019/10/19(土・深夜)
会場:WWW X
出演:cyclo. / Yousuke Yukimatsu / Haruka and more
時間:OPEN 24:00 / START 24:00
料金:ADV¥4,300(税込 / オールスタンディング)
チケット:
先行予約:9/7(土)12:00 〜 9/16(月祝)23:59 @ e+
一般発売:9/21(土)
e+ / ローソンチケット / チケットぴあ / Resident Advisor
※20歳未満入場不可・入場時要顔写真付ID / ※You must be 20 or over with Photo ID to enter.

公演詳細:https://www-shibuya.jp/schedule/011593.php

Mika Vainio (1963 - 2017)

フィンランド生まれ。本名名義の他、Ø や Philus など様々な別名義でのソロ・プロジェクトで〈Editions Mego〉、〈Touch〉、〈Wavetrap〉、〈Sähkö〉など様々なレーベルからリリースを行う。80年代初頭にフィンランドの初期インダストリアル・ノイズ・シーンで電子楽器やドラムを演奏しはじめ、昨今のソロ作品はアナログの暖かさやエレクトロニックで耳障りなほどノイジーなサウンドで知られているが、アブストラクトなドローンであろうと、ミニマルなアヴァン・テクノであろうと、常にユニークでフィジカルなサウンドを生み出している。また、Ilpo Väisänen とのデュオ Pan Sonic として活動。Pan Sonic は自作・改造した電子楽器を用いた全て生演奏によるレコーディングで知られ、世界中の著名な美術館やギャラリーでパフォーマンスやサウンド・イスタレーションを行う。中でもロンドンのイーストエンドで行った警察が暴動者を鎮圧する時に使う装置に似た、5000ワットのサウンドシステムを積んだ装甲車でのギグは伝説となっている。ソロや Pan Sonic 以外にも、Suicide の Alan Vega と Ilpo Väisänen とのユニット VVV、Vladislav Delay、Sean Booth (Autechre)、John Duncun、灰野敬二、Cristian Vogel、Fennesz、Sunn O)))、 Merzbow、Bruce Gilbert など、多数のアーティストとのコラボレーション、Björk のリミックスも行う。2017年4月13日に53歳の若さで永眠。Holly Heldon、Animal Collective、NHK yx Koyxen、Nicholas Jaar、Bill Kouligas (PAN) など世界中の世代を超えたアーティストたちから、彼の類稀なる才能へ賛辞が贈られた。
https://www.mikavainio.com/


Photo: YCAM Yamaguchi Center for Arts and Media

cyclo.

1999年に結成された、日本とドイツを代表するヴィジュアル/サウンド・アーティスト、池田亮司とカールステン・ニコライ(Alva Noto)のユニット cyclo.。「サウンドの視覚化」に焦点を当て、パフォーマンス、CD、書籍を通して、ヴィジュアル・アートと音楽の新たなハイブリッドを探求する現在進行形のプロジェクト。2001年にドイツ〈raster-noton〉レーベルより1stアルバム『. (ドット)』を発表。2011年には前作より10年振りとなる2ndアルバム『id』、そして同年、ドイツのゲシュタルテン出版より cyclo. が長年リサーチしてきた基本波形の可視化の膨大なコレクションを体系化した書籍『id』を出版。
https://youtu.be/lk_38sywJ6U

Ryoji Ikeda

1966年岐阜生まれ、パリ、京都を拠点に活動。 日本を代表する電子音楽作曲家/アーティストとして、音そのものの持つ本質的な特性とその視覚化を、数学的精度と徹底した美学で追及している。視覚メディアとサウンド・メディアの領域を横断して活動する数少ないアーティストとして、その活動は世界中から注目されている。音楽活動に加え、「datamatics」シリーズ(2006-)、「test pattern」プロジェクト(2008-)、「spectra」シリーズ(2001-)、カールステン・ニコライとのコラボレーション・プロジェクト「cyclo.」(2000-)、「superposition」(2012-)、「supersymmetry」(2014-)、「micro | macro」(2015-)など、音/イメージ/物質/物理的現象/数学的概念を素材に、見る者/聞く者の存在を包みこむ様なライブとインスタレーションを展開する。これまで、世界中の美術館や劇場、芸術祭などで作品を発表している。2016年には、スイスのパーカッション集団「Eklekto」と共に電子音源や映像を用いないアコースティック楽器の曲を作曲した新たな音楽プロジェクト「music for percussion」を手がけ、2018年に自主レーベル〈codex | edition〉からCDをリリース。2001年アルス・エレクトロニカのデジタル音楽部門にてゴールデン・ニカ賞を受賞。2014年にはアルス・エレクトロニカがCERN(欧州原子核研究機構)と共同創設した Collide @ CERN Award 受賞。
https://www.ryojiikeda.com/

Carsten Nicolai (Alva Noto)

本名カールステン・ニコライ。1965年、旧東ドイツのカールマルクスシュタット生まれ。ベルリンを拠点にワールドワイドな活動を行うサウンド/ビジュアル・アーティスト。音楽、アート、科学をハイブリッドした作品で、エレクトロニック・ミュージックからメディア・アートまで多彩な領域を横断する独自のポジションを確立し、国際的に非常に高い評価を得ている。彼のサウンド・アーティストとしての名義がアルヴァ・ノトである。ソロ活動の他、Pan Sonic、池田亮司との「cyclo.」、ブリクサ・バーゲルトなど注目すべきアーティストたちとのコラボレーションを行い、その中でも、坂本龍一とのコラボレーション3部作『Vrioon』『Insen』『Revep』により、ここ日本でも一躍その名を広めた。2016年には映画『レヴェナント:蘇りし者』(アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督)の音楽を坂本龍一、ブライス・デスナーと共同作曲し、グラミー賞やゴールデン・グローブ賞などにノミネートされた。また、1996年に自主レーベル〈Noton〉をByetone 主宰の〈Rastermusic〉と合併し〈Raster-Noton〉として共に運営してきたが、2017年に再解体し、Alva Noto 関連の作品をリリースする〈Noton〉を再始動。
https://www.alvanoto.com/

行松陽介 (Yousuke Yukimatsu)

2008年 SPINNUTS と MITSUKI 主催 KUHIO PANIC に飛び入りして以降DJとして活動。〈naminohana records〉主催 THE NAMINOHANA SPECIAL での KEIHIN、DJ NOBU との共演を経て親交を深める。2014年春、千葉 FUTURE TERROR メインフロアのオープンを務める。2015年、goat のサポートを数多く務め、DOMMUNE にも出演。PAN showcase では Lee Gamble と BTOB。Oneohtrix Point Never 大阪公演の前座を務める。2016年 ZONE UNKNOWN を始動し、Shapednoise、Imaginary Forces、Kamixlo、Aïsha Devi、Palmistry、Endgame、Equiknoxx、Rabit を関西に招聘。Arca 大阪公演では Arca が彼の DJ set の上で歌った。2017年、2018年と2年続けて Berlin Atonal に出演。2018年から WWW にて新たな主催パーティー『TRNS-』を始動。Tasmania で開催された DARK MOFO festival に出演。〈BLACK SMOKER〉からMIX CD『Lazy Rouse』『Remember Your Dream』を、イギリスのレーベル〈Houndstooth〉のA&Rを手掛ける Rob Booth によるMIXシリーズ Electronic Explorations にMIXを、フランスのレーベル〈Latency〉の RINSE RADIO の show に MIX を、CVN 主催 Grey Matter Archives に Autechre only mix を、NPLGNN 主催 MBE series に MIX TAPE『MBE003』を、それぞれ提供している。
https://soundcloud.com/yousukeyukimatsu
https://soundcloud.com/ausschussradio/loose-wires-w-ausschuss-yousuke-yukimatsu

Haruka

近年、Haruka は日本の次世代におけるテクノDJの中心的存在として活動を続けている。26歳で東京へ活動の拠点を移して以来、DJ Nobu 主催のパーティ、かの「Future Terror」のレジデントDJおよび共同オーガナイザーとして、DJスキルに磨きをかけてきた。彼は Unit や Contact Tokyo、Dommune など東京のメジャーなクラブをはじめ、日本中でプレイを続けている。また、フジロックや Labyrinth などのフェスでのプレイも経験。Haruka は、緻密に構成されたオープニング・セットからピークタイムのパワフルで躍動感のあるテクノ・セット、またアフターアワーズや、よりエクスペリメンタルなセットへの探求を続ける多才さで、幅広いパーティで活躍するDJだ。このような彼特有の持ち味は、Juno Plus へ提供したDJミックスや Resident Advisor、Clubberia のポッドキャスト・シリーズにも表れている。ここ数年都内で開催されている Future Terror ニューイヤー・パーティでは長時間のクロージングセットを披露、2017年にはロンドン・ベルリン・ミュンヘン・ソウル・台北・ホーチミン・ハノイへDJツアーを行なうなど、着実に活動の場を広げている。
https://soundcloud.com/haruka_ft
https://soundcloud.com/paragraph/slamradio-301-haruka

Telefon Tel Aviv - ele-king

 2001年のファーストと2004年のセカンドでエレクトロニカの歴史に大きな足跡を残したシカゴのテレフォン・テル・アヴィヴ。片割れのチャールズ・クーパーの死により活動休止状態にあった同プロジェクトが、もうひとりのヨシュア・ユースティスによって再始動させられたのが2016年で、同年あらためて〈Ghostly〉から再発されたファーストは異例のヒットを飛ばし、ヴィジブル・クロークスなどが台頭する下地を用意したとも言える。そして活動20周年を迎える今年、ついにテレフォン・テル・アヴィヴの新たなアルバムがリリースされる運びとなった(ちなみにこの間、ヨシュアはセカンド・ウーマンとして2枚のアルバムを発表)。現在、新曲“a younger version of myself,”のMVが公開中。

Telefon Tel Aviv の 9/27 リリースの10年ぶりのニュー・アルバムから“a younger version of myself,”のMVが公開

Telefon Tel Aviv が活動20周年となる今年、実に10年ぶりにリリースする通算4作目にして Joshua Eustis 1人となってからは初のアルバム『Dreams Are Not Enough』からセカンド・シングルとなる「a younger version of myself,」のMVを公開致しました。

Telefon Tel Aviv – “a younger version of myself,” (Official Video)

Director – Lance Drake
Executive Producer – Austin Simons
Producer – David Ledwith
Cinematographer – Joshua Zucker-Pluda
AC – Nobuyoshi Sakurai
Gaffer – Drew Valenti
PA – David Stokes
Editor – Jeremiah Mayhew
AI Artist – Michail Rybakov (https://rybakov.com/)
Colorist – Bryan Smaller at Co3
Production Company – Wrong Creative

圧倒的なセンスでゼロ年代のエレクトロニカ・シーンを牽引し、今日においてもその評価を高め続け、2017年に行われた来日公演(東京公演はソールドアウト)ではそのアップデートしたサウンドで衝撃を走らせた Telefon Tel Aviv が、活動20周年となる2019年、実に10年ぶりとなる通算4作目にして Joshua Eustis 1人となってからは初のアルバムを完成!!

今は無き名門〈Hefty〉から『Fahrenheit Fair Enough』『Map Of What Is Effortless』をリリースして、USのエレクトロニカを代表する存在となり、2009年にベルリンのDJ/プロデューサー、Ellen Allien 主宰のレーベル、〈Bpitch Control〉から3作目『Immolate Yourself』をリリース。しかしその直後に Charles Cooper が突然他界。1人となった Josh Eustis は Telefon Tel Aviv としての活動を停止する。その後は Nine Inch Nails や Puscifer のライヴのサポート・メンバーとしての活動や、ソロ・プロジェクト、Sons of Magdalene、Belong の Turk Dietrich とのユニット、Second Woman、Vatican Shadow や Drab Majesty、Tropic Of Cancer などの作品への参加など、メジャーからアンダーグラウンドまで多岐に渡る活動をしてきた。

そういった活動を経て、2016年に遂に Joshua 1人で Telefon Telefon Aviv を再始動。廃盤となっていたファースト・アルバムを〈Ghostly〉から再発。2017年にはセカンドの再発に加え、およそ8年ぶりとなる新曲も披露し、同年9月にはおよそ11年ぶり2度目の来日にして、初の国内ヘッドライン公演を行い、東京公演はソールド・アウト。その漆黒の衝撃的なパフォーマンスでオーディスンスを震撼させた。

そして活動20周年となる2019年、遂に10年ぶりとなる4作目にして Joshua 1人となってからは初となるアルバム『Dreams Are Not Enough』を完成。もちろんこれまでの作品の延長線上であるが、10年間の経験を経て、よりアップグレードした作風をみせている。本作は損失、怒り、そして年齢についてのストーリーについて書かれており、Telefon Tel Aviv らしいハイパーモダンなサウンド・デザインとスモーキーで夜を想起させるエモーションは、より鮮やかになった印象。

ダークでメランコリックなムードが漂う中、アブストラクト且つ瞑想的な世界観にミステリアスなモダンポップ・テイスト~インダストリアルが融合し、蒸気のようなメロディとヴォーカル、そして複雑なリズムと反復を操りながら構築される、最新の Telefon Tel Aviv サウンドに固唾を呑むこと必至。
図太く重厚でありながら、無駄が削ぎ落とされたストイックで孤高のサウンド。その美しくエモーショナルな音像に否応なしに引き込まれる。

Artist: Telefon Tel Aviv
Title: Dreams Are Not Enough
Cat #: ARTPL-118
Format: CD / Digital
Release Date: 2019.09.27
Price (CD): 2,000 yen +税
解説: 小野島 大
※ 歌詞・対訳付き
※ 正方形紙ジャケット仕様
※ 特典〈Ghostly〉レーベル・ロゴ・ステッカー付き

TRACK LIST:
01. I dream of it often:
02. a younger version of myself,
03. standing at the bottom of the ocean;
04. arms aloft,
05. mouth agape,
06. eyes glaring,
07. not seeing,
08. not breathing,
09. still as stone in a watery fane.

Shapednoise - ele-king

 イタリア出身で現在はベルリンを拠点に活動しているシェイプドノイズことニーノ・ペドーネが、2015年以来となるフルレングス『Aesthesisis』をリリースする。レーベルはラスティソフィーなどの作品で知られるグラスゴーの〈Numbers〉で、マーク・フィッシャーの言う「ハードコア連続体」を意識した作品になっているようだ。〈NON〉のマイシャや、ここ数週間しょっちゅう名前を見かけるジャスティン・ブロードリック、ラビットや元コイルのドリュー・マクドウォールも参加している。
 なお、シェイプドノイズはこれまで〈Opal Tapes〉や〈Type〉といったレーベルから作品を発表してきており、マムダンスロゴス(彼も今年『TMT』のインタヴューで「ハードコア連続体」について語っている)、マイルズ・ウィテカーとのコラボ経験もある。他方で彼はエイフェックス・ツインのお気に入りアーティストでもあり、リチャードは最近の《Field Day Festival》などのフェスで彼の曲をかけている。さらに付け加えるなら、ニーノは〈Repitch〉というレーベルの運営にも関わっており、スリープアーカイヴやソートなどの12インチを送り出してもいる(そのサブレーベルの〈Cosmo Rhythmatic〉からは今度、シャックルトンの新プロジェクトがリリース)。
 とまあこのように、アンダーグラウンドで陰日向なく重要な活動を続けている彼だけに、今回の新作も要注目です。

artist: SHAPEDNOISE
title: AESTHESIS
label: Numbers
catalog #: NMBRS62
release date: 8 October 2019

Tracklist:
01. Intriguing In The End feat. Mhysa
02. Blaze feat. Justin K Broadrick
03. Elevation
04. Rayleigh Scattering
05. The Foolishness Of Human Endeavour
06. CRx Aureal
07. Blasting Super Melt
08. Unflinching
09. Moby Dick feat. Drew McDowall & Rabit

https://nmbrs.net/releases/shapednoise-aesthesis/

Boomkat / Bandcamp

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