「W K」と一致するもの

8月のジャズ - ele-king

 今月は通常のジャズというより、民族音楽の要素強い、個性的な作品が集まった。また、ベルギーやモンゴルなど、あまりジャズとは馴染みのない国々の作品も集まっている。


Ash Walker
Astronaut

Night Time Stories / ビート

 最初に紹介するのは、ロンドンのDJ/プロデューサー/マルチ・ミュージシャンのアッシュ・ウォーカーによる『アストロノート』。以前紹介した『アクアマリーン』から4年ぶりのニュー・アルバムで、『アクアマリーン』同様にクルアンビンやレイファー・ジェイムズらをリリースする〈ナイト・タイム・ストーリーズ〉からとなる。『アクアマリーン』にはヤズ・アーメッドが参加していたが、今回も彼女のほかにジョー・アーモン・ジョーンズオスカー・ジェロームエビ・ソーダなどが参加し、ジャズ勢とのコラボが目立つ。特にエビ・ソーダは全面的に演奏を担当しており、レゲエやダブの影響が強いアッシュ・ウォーカーとの相性は抜群と言えるだろう。また、アンプ・フィドラー、スライ・フィフス・アヴェニューなどUS勢も参加していて、前作からさらに活動範囲を拡大している。

アシッド・ジャズとダブ、アフリカ音楽やエキゾティックな民族音楽、バレアリックなブレイクビーツが一緒になったナイトメアーズ・オン・ワックス直系のUKクラブ・サウンドに、UKジャズからの影響を感じさせたのが『アストロノート』だったが、本作でも心地よいメロウネスと深海を潜航するようなダビーなサウンドは健在だ。アンドリュー・アションのヴォーカルをフィーチャーした “レッティング・ゴー” がその代表で、艶やかなエレピとエコーで増幅された音像が幻想的な風景を描いていく。“バビロニアン・トライアングル・オブ・キャプティヴィティ” はエビ・ソーダとがっぷり四つに組んだ作品で、重心の低いダブ・サウンド上でホーン・アンサンブルが哀愁に満ちたフレーズを奏でていく。スライ・フィフス・アヴェニューが管楽器を奏でる “タイム・ゲッツ・ウェスティッド” は、アッシュ・ウォーカーの指向するダブとソウルとジャズが融合した最上の仕上がりを見せてくれる。ジョー・アーモン・ジョーンズとオスカー・ジェロームが参加する “オートメーション”、ヤズ・アーメッドがフリューゲルホーンを演奏する “デトロイト・ヴェルヴェット・スムース” はアルバム中でも極めてダビーな楽曲で、ほかの地域にはないUKならではのジャズとダブの親密さを伺わせる。


Chief Adjuah (Christian Scott aTunde Adjuah)
Bark Out Thunder Roar Out Lightning

Ropeadope

 アメリカの新世代ジャズにおける最重要トランペッターのひとりであるクリスチャン・スコットは、ロバート・グラスパーやテラス・マーティンらと結成した R+R=Now での活動のほか、トム・ヨークのアトムズ・フォー・ピースやXクランのツアーにも参加するなど、ジャズ・ミュージシャンでありながらオルタナティヴな活動もおこなっていることで知られる。彼はニューオーリンズ生まれのアフリカ系アメリカ人で、祖先は西アフリカから奴隷としてアメリカに連れてこられ、その後逃亡して自給自足生活を送ったマルーンと、もう一方の祖先はニューオーリンズの先住民であるマルディグラ・インディアンとされる。自らのジャズをストレッチ・ミュージックと呼んでいて、そこにはトラップと伝統的な西アフリカのパーカッション、ニューオーリンズのアフロ・アメリカンの音楽の融合があり、ジャズの規範定義を超えて拡大させるというクリスチャンの野心が込められている。2012年の『クリスチャン・アトゥンデ・アジュアー』以降は、しばしばアトゥンデ・アジュアーという名前を用いて自身のルーツを反映させた作品を展開しているが、アトゥンデとアジュアーは現在のガーナにあった古代都市の名前である。

 彼の最新作『バーク・アウト・サンダー・ロアー・アウト・ライトニング』はチーフ・アジュアー名義となり、これまで以上にニューオーリンズのアフロ・アメリカン文化の色彩が強まっている。ここで彼はトランペットを一切演奏せず、自身で作った打楽器や弦楽器を演奏している(西アフリカ発祥の弦楽器のンゴニをカスタマイズしたものや、シンセサイザー・パーカッションなど)。また、マーカス・ギルモア(ドラムス)などが参加しているものの、双子の兄弟で映画監督でもあるキール・エイドリアン・スコットや、姉妹のアミナ・スコットなども参加していて、叔父のサックス奏者であるドナルド・ハリソン・ジュニアやその父親であるドナルド・ハリソン・シニアに捧げた楽曲を収めるなど、自身のファミリー・ツリーを非常に意識したものとなっている。ニューオーリンズの伝統的なフォーク・ソングに “アイコ・アイコ” があり、これまでにドクター・ジョンやワイルド・マグノリアスらが歌って有名になったが、“ゾドカン・アイコ” はクリスチャン・スコットなりの “アイコ・アイコ” と言えよう。15分を超す表題曲は原始的な弦楽器と打楽器をバックに一族のヒストリーを朗読したもので、アルバム最後に呪術的なヴードゥー風の楽曲となって再び登場する。祖先の文化や音楽を自身の音楽としてさらに前進させる意欲的な作品となっている。


schroothoop
MACADAM

sdban ultra

 同様にニューオーリンズのセカンド・ライン・グルーヴと、アフロ・キューバンや北アフリカの伝統的なリズム、アラビアのジャズなどをモチーフとするのが、ベルギーのシュリュートフープ。2019年にブリュッセルで結成されたリック・スターレンス(管楽器、弦楽器)、ティモ・ファンティヘム(ベース、ギター、クラリネット)、マルホ・マックス(パーカッション)によるトリオで、廃材や古い金属資材などを楽器に改造して音を奏でるという異色のグループである(グループ名はオランダ語でゴミ置き場の意味)。2020年にデビュー・アルバムをリリースし、そこでは前述のアフロ、ラテン、アラブ、東洋などの民族音楽に、ジャズやフリー・インプロヴィゼイション、前衛音楽やインダストリアル・ミュージック、エレクトロニクスといった要素も交えたもので、ロンドンのイル・コンシダードあたりに近い印象だ。

 新作の『マカダム』は民族音楽やフリー・ジャズなどに加え、ダブやアンビエント、ドリルなどの要素、ピッチシフト・ディレイやリヴァーヴ・エフェクトなどエレクトロニクスを交えたもので、前作の音楽的実験をさらに推し進めたものとなっている。ミニマルなビート・ミュージックに土着的なフルートや瞑想的なマリンバ、動物の鳴き声のような楽器はじめ摩訶不思議な音色の楽器群が絡む “ブリックシェイド”、エキゾティックなアラブの旋律にテクノやインダストリアル・ミュージック的なアクセントを加えた “ブロイーハード” など、独特の世界を繰り広げている。なお、リリース元の〈sdban ultra〉には、ほかにもブラック・フラワー、Brzzvll、スタッフ(STUFF.)など、それぞれの個性を持つベルギーの若いアーティストたちが所属していて、UKやUSなどとは異なる独自のジャズ・シーンを形成している。


Enji
Ulaan

Squama

 独特の個性という点では、ミュンヘン在住のシンガーのエンジも特筆に値するアーティストだ。彼女はモンゴルのウランバートル生まれで、本名はエンクヤルガル・エルケムバヤル。労働者階級の家庭に生まれ、ユルトという遊牧民族の円形型移動テントで育ったが、もともとアーティストになることは考えていなかった。ドイツに移住して小学校の音楽教師をしている中で、国際文化交流機関のゲーテ・インスティテュートのプログラムに参加したことでジャズへの興味が生まれ、カーメン・マクレエ、エラ・フィッツジェラルド、ナンシー・ウィルソンといったジャズ・シンガーたちに触発され、自身で作曲をするようになったそうだ。そうしてシンガーとして活動をおこなうようになり、セカンド・アルバムとしてリリースした『ウルスガル』(2021年)は、モンゴルの伝統的な民謡のオルティンドにジャズとフォークを融合した独自の作品として高い評価を集める。

 エンジのニュー・アルバムとなるのが『ウラン』で、表題曲の中で彼女はモンゴル語でそれが家族から愛情をこめてつけられたニックネームであると述べている。自分が誰であるのかを改めて問いかけたアルバムである。前作同様にフェイザーというジャズ・バンドのメンバーでもあるポール・ブレンドン(ギター)、エンジと同じくモンゴル出身のムングントフ・ツォルモンバヤル(ベース)を伴奏者に迎え、新たにマリア・ポルトガル(ドラムス)、ジョアナ・ケイロス(クラリネット)を加えてバンドを拡大している。モンゴルに帰る途中の飛行機の窓から見た初秋の絶景を曲にした “ウゼグデル” はじめ、モンゴルの自然をモチーフに故郷の言葉で誠実に歌うナチュラルな作品集。アコースティック・ギターやクラリネットをバックに牧歌的に歌う “ドゥルナ” など、モンゴルの広大な大平原が浮かんでくるようなアルバムだ。

Brian Eno - ele-king

 いまNetflixで見れるUKのテレビ・ドラマ・シリーズ『トップボーイ』、見てます? なかなか面白くて、すっかりハマってしまいました。これはね、UKグライムの世界というか、UKドリルの世界というか、主演がグライム・ラッパーのケイノ(演技がうまい)とUKガラージの顔役だったソー・ソリッド・クルーの元メンバー、アシュリー・ウォルターズ。ロンドンの東側の貧困層が住んでいる公営団地を舞台にしたギャングスタ物語というか、最初はチャンネル4ではじまり2シーズンで打ちきりだったところ、これをYouTubeで見たドレイクが、「こんなおもろいものを途中で打ち切るなんて」と自腹を切ってプロデューサーとなり、同じ主演でいまNetflixでやっているわけです。新シリーズにはリトル・シムズとデイヴも出演しているのですが、リトル・シムズがまたかっこよくて、すっかりファンになってしまいました。
 まあ、そんなUK発のブラックスプロイテーション、犯罪ドラマのサントラを手がけているのがブライアン・イーノという、なんともこれまた興味深い組み合わせ(最初のシリーズを監督したヤン・ドゥマンジュが、この手のアーバン・ドラマの予定調和に抗する意味で、敢えてイーノをぶつけている)。しかもですよ、じつは『トップボーイ』の原案/企画立案者、最初の脚本を書いたローナン・ベネットなる人物がまたとんでもない方だったりします。現在は小説家であり労働党に所属する政治家として活動していますが、北アイルランド出身のこの人は、19歳のときにIRA関連の強盗事件に関わったとして逮捕され、さらにまたアナキストとして爆破事件未遂でも逮捕され刑務所に送りこまれたり、他方では、アナキスト・ワッピング自治センター設立にも関わっていもいます(アナルコ・パンク・バンドのポイズン・ガールズはCRASSとともにその資金調達のためレコードを制作し、リリースしている)。つまり本物のアナキストだったという、それがいま、ジェレミー・コービンをサポートし、『トップボーイ』の脚本を書いているところにUKの文化の奥深さを感じますね。

 さて、制作陣からしてそんな濃い背景を持っているドラマ『トップボーイ』の公式サウンドトラックがついにリリースされることになりました。『トップボーイ』のテーマ曲は、イーノの手がけたサウンドトラック作品をコンパイルした『フィルム・ミュージック 1976-2020』(2020年)の1曲目に収録されたほど印象的な曲だったので、とうぜん今回のアルバムには期待が集まるでしょう。完全未発表曲も収録された『Top Boy (Score from the Original Series)』は9月29日ビートから発売予定です。

 『トップボーイ』では、最初から私は自分の好きなように仕事をする自由を与えられていた。 音楽と雰囲気を作り、映像作家に思うように使ってもらう。私は作品のアイデアをできるだけ吸収し、そこから多くの音楽を作り「ほらどうぞ、好きなように使ってくれ」と伝える。
 従来のハリウッド的手法でスコアを書いていたら、興奮や危機感を煽ろうとする誘惑に駆られるだろう。でも『トップボーイ』は、劣悪な状況に置かれた子供たちの話なんだ。だから私は、外的世界で彼らに起こっていることだけでなく、子供たちの内的世界も探求した。多くの音楽は意図的に素朴で、ある意味単純なものになっている。メロディーはシンプルで、洗練されていないし、大人っぽくもない。
──ブライアン・イーノ

label: BEAT RECORDS / NETFLIX MUSIC
artist: Brian Eno
title: Top Boy (Score from the Original Series)
release: [Digital] 2023.09.01 [CD] 2023.09.29


Mike Nogami『METROSCAPE』 - ele-king

 野上眞宏……『風街ろまん』ジャケット用写真や『HOSONO HOUSE』をはじめ、サディスティック・ミカ・バンドや大瀧詠一ほか、YMOのニューヨーク公演など、日本のロックの黎明期である60年代末から70年代の数々のエポックメイキングな作品や現場で撮影をしてきた超ベテランの写真家。1970年代には渡米し、数年間現像所で働きながら撮影したりと、ある意味ビートニクな生き方をしつつ活動してきている。そんなレジェンド級の写真家がいま渋谷で写真展を開いているのだが、これがすごく面白いので紹介します。
 今回の写真展「METROSCAPE」は、2001年から2005年までのニューヨーク(つまり9.11以降のNY)の風景を、8×10のフィルムカメラで撮影した作品が展示されている。「8×10」といってわかる人は昔ながらの編集者かよほどの写真好きになってしまうだろうけれど、20cm×25cmのもっとも大判のフィルムを使った、フィルムカメラの最終到達地点とも言われる超高画質な作品を可能にする、古くて優れた代物である。外に持ち運ぶの決して楽ではないこの大型フィルムカメラによる風景写真は、あらためてデジタルが現実をそっくりに模造することに対して、フィルムが、ベンヤミンのいうように「視覚の無意識」さえも写すことを立証している。いや、ほんと、展示されている大きく引き伸ばされた作品をぜひ見てください。街のぬくもりやそのにおいさえ感じます。写真展は、9月3日まで開催。発見が待ってます。なお、写真集『METROSCAPE / New York City 2001-2005』はOSIRISから絶賛発売中。

■展覧会
METROSCAPE

開催期間:2023年8月22日(火)~9月3日(日)
開催時間:11:30 – 19:00(最終日9/3は17:00まで)
休廊日:8/28(月)
場所:Gallery LE DECO(ギャラリー・ルデコ)
〒150-0002東京都渋谷区渋谷3-16-3 髙桑ビル
https://ledeco.net/?p=19425

■写真集
METROSCAPE / New York City 2001-2005

120 pages, 252 x 279 mm, hardcover.
Japanese and English texts.
Publish August 21, 2023 by OSIRIS Co., Ltd.

Mike Nogami – 野上眞宏
www.mikenogami.com

写真評論家、飯沢耕太郎氏とのトークショウ
@METROSCAPE写真展会場内
ギャラリー・ルデコ 渋谷区渋谷3-16-3高桑ビル4階
8月26日土曜日17時から19時
入場無料


【野上眞宏】
1947 年東京生まれ。1970年立教大学社会学部卒業。1971年に鋤田正義事務所でアシスタントをつとめ、翌年からフリーランスの写真家となる。1974年に渡米、ロサンジェルスに住む。東海岸に移り、ワシントンD.C.、ヴァージニア州アーリントンに住んだ後、1978年、ニューヨークに転居。1985年、グリニッジヴィレッジで写真ラボを開業、1994年まで営業した後日本に帰国。2000年にふたたびニューヨークに戻り、2015年に帰国。現在東京在住。これまでに数多くの個展を開催.。主な著書に『New York-Holy City』(美術出版社/1997)、『Snapshot Diary』(二分冊/ブルースインターアクション/2002)、『Mike Nogami’s Snapshot Diary』(iPADアプリ/2014)、『Shibuya 1999』(Zen Photo Gallery/2016)、『Blue: Tokyo 1968-1972』(Osiris/2018)『ゆでめん』(ミュージック・マガジン社/2021)、『1978アメリカーナの探求』(Osiris/2022)。mikenogami.com

The Awakening - ele-king

Carlos Niño & Friends - ele-king

 ジャズ、ヒップホップ、ニューエイジなどを横断するLAシーンのキイパースン、カルロス・ニーニョ。9月20日に新作『(I'm just) Chillin', on Fire』がリリースされるのだけれど、ゲストがかなり大変なことになっている。ララージ、アンドレ3000、カマシ・ワシントン、これは豪華だ。80分を超す2枚組の大作とのことで、期待しましょう。

Carlos Niño & Friends 『(I'm just) Chillin', on Fire』
2023.09.20 2CD Release

カルロス・ニーニョ&フレンズの最新作は、カマシ・ワシントンやジョシュ・ジョンソン、アウトキャストのアンドレ・3000等、カルロスが築き上げてきた表現に共鳴する、強力なミュージシャンが集結した80分を超えるCD2枚組の大作!!

カルロス・ニーニョの「エナジェティック・スペース・ミュージック」は留まることを知らない。LAジャズのメッカでありヒップホップとの結節点でもあったラマート・パークを皮切りに、ウッドストックやベニス・ビーチで録音されたライヴやセッションには、カマシ・ワシントンらLAのフレンズに加えて、南アフリカのズールー音楽を継承するシブシレ・シャバやメキシコの先住民族の音楽を探求するルイス・ペレス、そして路上でフルートを吹き始めたアウトキャストのアンドレ・3000までを招いている。一つのアイデアからシームレスな音楽が生まれること、そのシンプルで大切な事実をこのアルバムは伝えている。(原 雅明 ringsプロデューサー)

[リリース情報]
アーティスト名:Carlos Niño & Friends
アルバム名: (I’m just) Chillin’, on Fire
リリース日:2023年09月20日
フォーマット:2CD
レーベル:rings / International Anthem
品番:RINC109
JAN: 4988044091092
価格: ¥3,300(tax in)

ライナーノーツ: CHEE SHIMIZU

Tracklist :​

1.Venice 100720, Hands In Soil (feat. Josh Johnson, Nate Mercereau, Jamire Williams)
2.Mighty Stillness (feat. V.C.R, Josh Johnson, Nate Mercereau, Jamire Williams)
3.Love Dedication (for Annelise) [feat. Surya Botofasina]
4.Flutestargate (feat. Deantoni Parks, Nate Mercereau)
5.Maha Rose North 102021, Breathwork (feat. Laraaji, Photay)
6.Transcendental Bounce, Run to it (feat. Maia, Deantoni Parks, Nate Mercereau)
7.Taaaud (feat. Sibusile Xaba, Jamael Dean, Nate Mercereau)
8.Spacial (feat. Sibusile Xaba, Jamael Dean)
9.Am I Dreaming? (feat. Surya Botofasina, Luis Perez Ixoneztli)
10.Etheric Windsurfing, flips and twirls (feat. Adam Rudolph, Jesse Peterson)
11.Boom Bap Spiritual (feat. Surya Botofasina)
12.Woo, Acknowledgement (feat. Surya Botofasina, Nate Mercereau)
13.Sandra’s Willows (feat. Surya Botofasina, Aaron Shaw)
14.One For Derf (feat. Surya Botofasina, Aaron Shaw)
15.Conversations (feat. Andre 3000, Nate Mercereau, Cavana Lee, Mia Doi Todd)
16.Essence, The Mermaids Call (feat. Woo, Nate Mercereau)
17.Eightspace 082222 (feat. Kamasi Washington, Surya Botofasina, Aaron Shaw)
18.Credits and Thank Yous for DSP Listening (Instrumental Score by Nate Mercereau) (Japan Bonus Track)

販売リンク:
https://ringstokyo.lnk.to/VxLKy8

オフィシャル URL :
http://www.ringstokyo.com/carlos-nino-friends-im-just-chillin-on-fire/

Snow Strippers - ele-king

 かつて、ウィッチハウスと呼ばれる esthetic な音楽があった。

 時は2010年前後。エレクトロニック、ポスト・パンク、インダストリアル、ノイズ、レイヴ、チョップド・アンド・スクリュード、デコンテクスチュアライゼーション、ダーク・アンビエント、チルウェイヴ、ダブステップ、ブラック・メタル、ディストーション、エフェクト、リヴァーブ、オカルト、ホラー、ゴシック、デカダンス、ジャンク、ヒスノイズ、バランス、アンバランス……それらすべてがNYのクラブ・シーンで邪悪に手をつなぎ、ウィッチ・ハウスは産声をあげた。グループ名や曲名にユニコードテキストを使うことで正体をくらますような仕草を見せ、ミステリアスな人物たちによって、劇的でゾッとさせるようなアンセムが多く降誕した。

 SALEMの美意識と、狂騒のサウンド。ミシガン州出身のふたりは、ウィッチ・ハウスの先駆的存在としておどろおどろしく不均衡な音を精緻にまとめ上げ、リスナーの不安感を喚起し刺激し続けた。オカルト思想を強く打ち出した『King Night』(2010年)は金字塔であり、その後もクリスタル・キャッスルズから Sidewalks and Skeletons に至るまで、様々な音楽家が様式美に陥る一歩手前でノイジーな音に拘泥し破壊性を取り戻すことを繰り返していたように思う。

 けれども、当時ウィッチ・ハウスの登場は早すぎたのではないだろうか? 音楽面でのシーパンク(SeaPunk)との同時代性や、このジャンルを語る上で重要なレーベル〈Tri Angle〉がブログを起点に始まったという時代的背景はもちろんあるものの、そのサウンドや世界観のトーンは極めて2020年代的でもあると感じる。現在のカルチャー・シーン全体が、ゴスに感化されているからかもしれない。中でも SALEM のヒップホップ/トラップの解釈はどう考えても2010年代を経過した以降の音であり、それを証明するかのように、ウィッチ・ハウス周辺のプレイヤーたちは10年代末になり再び動きはじめた。oOoOO は2018年に、SALEM は2020年に久方ぶりのアルバムをリリースし、時を同じくして〈Tri Angle〉はレーベルの活動を終了した。

 ウィッチ・ハウスの音楽性にようやく時代が追いつく中で、いや、むしろ2010年代を通してずっとこの音楽は生きていたのだという思いが強くなった。たとえば、ウルフ・アリスの一部のノイジーなナンバー。グライムスの初期作品。クラウド・ラップやフォンクなど、このジャンルのエキスを取り入れることで新たなニュアンスを獲得していった音楽も多々ある。もちろん、シーンにおいて重要なプロデューサーである BLVCK CEILING が途切れることなくリリースを重ねてきたという功績もあるだろう。結果的に、ウィッチ・ハウスはますます今の時代になくてはならない音楽となった。国内でも2022年にポスト・パンク・バンド Ms.Machine の 1797071 が意識的にポスト‐ウィッチ・ハウスを定義するようなアルバム『D1$4PP34R1NG』をリリースした。主にフェミニズムの文脈で魔女の再考が果たされている昨今、むしろ思想的にも芸術的にもウィッチ・ハウスの時代がやってきていると言ってよい。ウィッチ・ハウスのエキスをいかに作品へと活かしていくかは、実は重要なテーマになっているのではないだろうか。

 そして、2023年。スノウ・ストリッパーズの三作目『April Mixtape3』は、かつてウィッチ・ハウスがノイジーな暴力性からレイヴィーな様式へと変化していったバトンを継承し、落ち着かないテンポで疾走する快作だ。サウンドの基軸はあくまでEDMだが、ウィッチ・ハウスの不穏な妖しさと絡み合うことで、明快な曲構造を基本としながらもどこか展開が見通せないようなスリルを生んでいる。それは、ハイパーポップ以降の、未来像の提示がないままあらゆる方向へ加速し続けるやけくそのカオス・ミュージックとしても機能しているように聴こえる。ザラッとしたテクスチャは粗野な印象を与え、一曲目 “Again” のMVに映る通り、本作からは荒廃した野原や郊外の景色が連想されたりもする。

 そもそもスノウ・ストリッパーズは、ミシガン州デトロイトを拠点に2021年にデビューしたエレクトロクラッシュ・デュオであり、その実体は謎に包まれたままだ。MVの作風やSNSの世界観に見られるナンセンスでチープなセンスは音楽性にも通じるところがあり、トランスやチップチューンの影響も多く観察できる。2022年には『The Snow Strippers』と『April Mixtape2』という2枚のアルバムをドロップ、その瑞々しい才能は業界中を駆け巡り、リル・ウージー・ヴァートが最新作『Pink Tape』収録の曲 “Fire Alarm” に起用するまでに至った。そのウージーは本作『April Mixtape3』の最終曲 “It’s A Dream” にも参加、トランシ―なビートに乗ってラップを披露している。両者は恐らく、ジャンクでダークなサウンドに潜むわずかな煌めきに望みを託す点において共鳴しているのかもしれない。その証拠に、本作では、迫りくる不安感の中で時折一筋の光が射すようにきらめくシンセやヴォーカルの声がどこか官能的ですらある。

 しかしそういった曲展開の面白さ、垣間見える官能性という側面以上に、『April Mixtape3』に宿る美点とは “刺々しく突き刺すような運動性” のように思う。“Again” からドライヴするドラムとベースの瞬発力がスタッカートし続け、あらゆる曲で甘美なシンセと殺伐としたグリッチがサディスティックに襲ってくる。EDMとして基本的なリズムは安定傾向にあるものの、挿入する音や声、エフェクトのアイデアが豊富で、それらが衝突し合い歪な雰囲気を生んでいるためナイフでつんざくような体感があるのだ。

 なぜだか、私は本作を聴く度に、ヴィターリー・カネフスキー監督の映画『動くな、死ね、甦れ!』(1990年)を想起してしまう。ラフさと作為の境界を行き来するような身体感覚をエンジンに、声、雑音、光の一つひとつがぶつかり交差し、その弾けた刺々しさが画面を覆い尽くしてしまうような危うさ。スノウ・ストリッパーズの躍動感は、カネフスキーのチクチクギザギザした運動性そのものだ。つまるところ、本作から香るポスト‐ウィッチ・ハウス的感性とは、快にも不快にも繋がるような多く詰め込まれたアイデアを2020年代のレイヴ的スピード感でもって駆動させている点にあるのだろう。不穏な刺々しさが追いかけてくる/止まる/追いかけてくる/止まる……という短距離走の反復として。

 “Again” でスノウ・ストリッパーズは告げる。「The glimmer chases after me/I watch the dreams we both narrated/Quietly bleed out in my sleep(きらめきが私を追いかける、二人で見た夢が眠りの中で静かに滲んでいく)」と。

『動くな、死ね、甦れ!』で、主人公の二人は逃げ続けている。殺気立ったカメラの中で、野原を駆けながら少年少女は叫ぶ。「ナイフを持ってる! 逃げるの!」

 日本にもアンビエントに特化したフェスティヴァルがある。山梨県北杜市のキャンプ場で3日間にわたって開催される〈Off-Tone 2023〉がそれだ。
 森のなかでゆったりとアンビエントを満喫するというこのフェスは、コンセプトもロケーションも最高だが、出演者たちの顔ぶれも面白い。ヴィジブル・クロークスとのコラボレーションで、若い世代にもその名が知られた尾島由郎&柴野さつき、あのタージ・マハル旅行団にも参加していた長谷川時夫によるSTONE MUSIC、そして日本のアンビエント史における金字塔イノヤマランドといったリジェンドたちに混じって、スガイケンやKaito、Miki Yui、井上薫、Chee Shimizu、Tomoyoshi Date等々。サイケデリック・ロックの申し子、ヤマジカズヒデの出演も興味深い。主催側が、この音楽をほんとうに好きでやっていることが伝わってくる。じつはこのフェス、10年以上前からずっと続いている。ジャンルを横断しながら横になって聴く楽しみを拡張するという、90年代のレイヴ・スピリッツを継承し、着実にその支持を集めてきているのだ。今回はコロナ禍で3年の中断明けの再開。かつてザ・KLFの『チルアウト』のなかの「アンビエント・ハウス宣言」に記されたように、それは「風を愛し、星々に語るだろう」。ぜひぜひチェックしてください。

 アンビエント・ミュージックのレーベル運営・イベント制作を行うOff-Tone(オフトーン)は、2023年10月13日(金)から10月15日(日)の3日間、「べるが 尾白の森キャンプ場(山梨県北杜市白州町)」にて、アンビエントミュージック・環境音楽・サウンドアートにフォーカスした野外イベント「CAMP Off-Tone」を開催します。
 日本のアンビエント・ミュージック黎明期より活動を行う伝説的なアーティストの他、さまざまなバックボーンを持った日本を代表する音楽家が集い、山梨県甲斐駒ヶ岳のふもと、日本有数の名水をはぐくむ白州の森の中で、この日この時だけの特別な音楽を奏でます。音楽と森の音を聴き、感じ、考え、ゆっくりと眠る3日間をお楽しみください。
 イベントでは各アーティストによるライブやDJパフォーマンス、サウンドインスタレーションの他、キッズワークショップ、イベントのテーマに沿った本を読める移動図書館、地域の食を楽しむフードエリアも出現します。

イベント名称:CAMP Off-Tone 2023
開催期間:2023年10月13日(金)~10月15日(日) 
(10/13 15:00 開演、10/15 17:30終演)
開催場所:べるが 尾白の森キャンプ場
イベントホームページ:https://www.offtone.in/camp/

チケット販売サイト(入場券、駐車券、キャンプサイト・オートキャンプ・バンガロー)
直販:https://pucatronictv.official.ec/categories/5299307
ZAIKO:https://zaiko.io/event/357888

出演者:
Atoris, Ayami Suzuki, DJ蟻, Chee Shimizu, 今西紅雪, INOYAMALAND, Kaoru Inoue, KAITO aka Hiroshi Watanabe, KOSS aka Kuniyuki, Miki Yui, MINGUSS, Matsusaka Daisuke, Moshimoss, SUGAI KEN, Sound Furniture, STONE MUSIC(長谷川時夫 / タージ・マハル旅行団), Tomo Takashima, Tomoyoshi Date, ヤマジカズヒデ+NARASAKI, 塩尻寄生, 尾島由郎&柴野さつき, 小久保隆+楯直己 

【Webページ】 https://www.offtone.in/camp/


尾島由郎&柴野さつき


イノヤマランド


Miki Yui


ヤマジカズヒデ
 
新機軸となるステージやビジュアルデザイン
 ステージデザインや会場全体の演出に、日本科学未来館やタイのWonderfruit festivalなどを手掛ける建築家の遠藤治郎を迎え、立体音響なども組み込みながら、さまざまな境界を曖昧にする新たな演出で、フェスの常識に新たな挑戦をします。メインビジュアルとなるアートは、生活芸術家の檻之汰鷲による木彫のコラージュ作品。フライヤーなどのグラフィックデザインはAtorisのメンバーで、Kankyo Recordsなど、アンビエントシーンの重要なデザインを手掛ける大澤悠大が担当し、新たなCAMP Off-Toneのイメージを作り出しています。

開催地域への理解を深めてくれる美味しい料理が集結!
 フードエリアでは、会場のある北杜市や山梨県を中心とした店舗が出店します。 一方、地域外のお店も地元食材を使用したメニューがラインナップされ、イベント参加者は自然の中で音楽を楽しみながら開催地域の美味しさも感じることができます。Off-Toneは、美味しく食べる中で地域理解にも興味を持つことができる、食と音による地域との連携を実施します。

 韓国のハードコア・シーンを先導するソウルのバンド、SCUMRAID。そのドラマーである JUYOUNG が楽器をギターに持ち替えヴォーカルも担当、東京のガレージ・シーンで活躍するドラマー YAKUMO(MAGNATONES/TOKOBLACK)とともに結成したバンドが THE VERTIGOS だ。新ベーシスト Sako を迎えて完成させたファースト・アルバム『LIVE TODAY ONLY』が今週発売されている。疾走感あふれるパンク・サウンドに注目しよう。

THE VERTIGOS 待望の1st アルバムが本日遂にリリース!!

韓国HARDCOREバンドSCUMRAIDのドラマー JUYOUNG(Vo/G)、東京GARAGEシーンでMAGNATONES・TOKOBLACKでも活動しているYAKUMO(Dr)が中心となり結成されたTHE VERTIGOSが新ベーシストSakoを迎え入れ、1st Album『LIVE TODAY ONLY』を本日リリース!

コロナ禍に曲を創作し2019年に発売し評判となった1st シングル盤を完売させて以来のリリースとなる今作は、ドライブ感が増しよりパワーアップした作品となっております!

[THE VERTIGOS - LIVE TODAY ONLY Official Teaser]
https://youtu.be/lwa-283kUIA

[Streaming/Download/Order]
https://p-vine.lnk.to/581pMM

[リリース情報]
アーティスト: THE VERTIGOS
タイトル:LIVE TODAY ONLY
フォーマット:CD/LP/DIGITAL

CD:
発売日:8月16日
品番:PCD-25370 
価格:¥2,500+税

LP:
発売日:2024年1月24日
品番PLP-7678 
価格:¥3,980+税

[収録曲]
Live today only
I don’t mind
Stuck
Tiger fur
Picky
Focus on yourself
Out of my head
꿈이야 생각하며 잊어줘 (Forget me as if it was a dream)
Unseen world
Something to me

Chihei Hatakeyama - ele-king

 00年代後半以降の日本のアンビエントを代表するアーティストのひとり、畠山地平が新作を発表する。題して『Hachirogata Lake』、秋田の八郎潟がテーマだ。リリース元の〈Field〉はオランダのレーベルで、水をめぐる人類の歴史を扱うシリーズを展開しており、以前は SUGAI KEN の『Tone River(利根川)』を出してもいる。今回畠山はどのようなアプローチを試みているのか──じっさいに八郎潟周辺でフィールド・レコーディングをおこなったそうで、楽しみです。

日本を代表するサウンドアーティストChihei Hatakeyama(畠山地平)が秋田の「八郎潟」を題材にしたニューアルバムをオランダのField Recordsよりリリース。

[商品情報]
発売日 : 2023年9月1日
アーティスト: Chihei Hatakeyama
タイトル : Hachirogata Lake(八郎潟)
フォーマット : LP / デジタル配信
品番 : FIELD33
レーベル : Field Records(オランダ)
https://fieldrec.bandcamp.com/

[トラックリスト](全9曲)
1. 池のほとり / By The Pond
2. 水に鳥 / Water And Birds
3. 湖畔 / Lakeside
4. 遠景 / Distant View
5. 桟橋 / Pier 02:30
6. 夕暮れ / Twilight 05:48
7. 川の魚 / Fish Flying In The River
8. 風と水 / Lake Swaying In The Wind
9. 夜の虫 / Insects Chirping At Night
https://chiheihatakeyama.bandcamp.com/album/hachir-gata-lake

[アルバム紹介]
オランダの電子音楽レーベルField Recordsによる、日本とオランダが共同で行った水管理の歴史を探求するシリーズより、SUGAI KENの『Tone River(利根川)』(2020)に続き、畠山地平が秋田県の八郎潟を題材にしたアルバム『Hachirogata Lake(八郎潟)』をリリースする。

かつては日本で2番目に大きな湖であった八郎潟は、第二次世界大戦後、オランダ人技師Pieter JansenとAdriaan Volkerの協力を得て、政府が大規模な干拓工事を行い、1977年の工事完了後、干拓地が八郎潟の面積の80%を占めるようになった。その結果、周辺地域から植物が繁殖し、鳥類をはじめとする野生生物の種類も増え、新たな生態系が確立された。

畠山は、このユニークな題材にアプローチするため、八郎潟周辺の排水路、大潟橋、草原保護区などでフィールドレコーディングを行った。サンプリングした素材の繊細さから、ドローンのような響きの合成音や物憂げなギターの壮大な広がりに至るまで、八郎潟周辺の環境を反映すると同時に、リスナーの心の目に様々な想像の情景を映し出すサウンドスケープを作り出している。

Kranky、Room40、White Paddy Mountainなどのレーベルから数々のソロ作品をリリースしてきた畠山の熟練したサウンドに水という題材が自然と溶け込んでいる。

協力 : 駐日オランダ王国大使館

[Chihei Hatakeyama プロフィール]
1978年生まれ、神奈川県出身、東京在住の電子音楽家。2006 年にKranky より1st ソロ・アルバム『Minima Moralia』を発表。以降、デジタル&アナログ機材を駆使したサウンドで構築するアンビエント・ドローン作品を世界中のレーベルからリリース。そのサウンドはリスナー個々人の記憶を呼び覚まし、それぞれの内的なストーリーを喚起させる。2013年より音楽レーベル『White Paddy Mountain』を主宰。2023 年には音楽を担当した映画『ライフ・イズ・クライミング!』が公開。近年は海外ツアーにも力を入れており、2022 年には全米15箇所に及ぶUS Tourを敢行した。また、マスタリングエンジニアとしても活躍中。

Autechre - ele-king

 今年は00年代の代表作『Confield』と『Draft 7.30』がリイシューされたり、ザ・ハフラー・トリオとのボックスセットが再リリースされたりと過去のレガシーに注目が集まる一方で、突然のミックス公開もあったり、話題にこと欠かないオウテカ。現在は世界各地をツアー中で、今夜は幕張に上陸することになっている彼らだが、数日前に新たなライヴ音源集『AE_LIVE 2022-』がリリースされている。2022年にミラノ、アテネ、ヘルシンキ、ロンドンなどでおこなわれた7つのパフォーマンスを収録。彼らはこれまでもたびたびライヴ音源を解放してきたけれど、このアーカイヴ運動、いったいどこまで拡張しつづけるのでしょう。購入はAE_STOREから。

AE_LIVE 2022-
WARP444

AE_LIVE_MILAN_010722
AE_LIVE_ATHENS_050722
AE_LIVE_HELSINKI_110922
AE_LIVE_LONDON_071022_A
AE_LIVE_LONDON_071022_B
AE_LIVE_BERGEN_021122
AE_LIVE_TURIN_041122

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