Home > News > EXPE WA NO WA - ──ギターとハンドチャイムが交差するニューエイジ・サウンド、こだわりのCDリリース
ギターとハンドチャイムがクロスし、互いを引き立てる──YOSHITAKE EXPEとWA NO WAによるコラボ・プロジェクトEXPE WA NO WAの作品がおもしろそうだ。
YOSHITAKE EXPEはギタリストで、南米に渡りモノ・フォンタナやフェルナンド・カブサッキといったいわゆるアルゼンチン音響派の面々とセッションしたり、山本精一のPARAで活動したりしたことのある奏者。
一方のWA NO WAは、ハンド・クワイア・チャイムを用いる音楽グループだ。使われるチャイムの音は、奈良県山添村にある障がい者支援施設「大和高原 太陽の家」のメンバーが無作為に奏でたもので、昨年音源化されたアルバム『Wa No Wa』が一部のあいだで注目を集めた(J.A.K.A.M.主宰〈Crosspoint〉とChee Chimizu主宰〈17853 Records〉の協力によりリリース)。
両者のサウンドがみごと融合したアルバム『未来予知 FORESIGHT』は新たな感覚を呼び起こすニューエイジ作品に仕上がっている模様。パッケージも見開き・箔押しなど凝っていて、モノとしての味わいを堪能させてくれるリリースとなっている。ぜひチェックしてみて。
アーティスト:EXPE WA NO WA
タイトル:未来予知 FORESIGHT
カタログ番号:PRHYTHM-001
発売日:2023年11月11日
小売価格:3,000円+300円(TAX)
フォーマット:国内CD
仕様:E式見開きジャケット/全面ホログラム箔押/8Pライナーノーツ封入
サイズ(mm):縦135×横135×厚さ5
JAN:なし
レーベル:PRHYTHM
発売/販売元:PRHYTHM.ORG
https://www.prhythm.org/expe-wanowa
WA NO WA という自然的存在と一体化していく EXPE の音楽に無心で身を委ねていると、音が毛細血管を通じて全身を巡り、振動している感覚が訪れた。その振動は微細なエネルギーとなり、ふたたび身体から放出されているようでもあった。すべては振動し、揺れ繋がっている。そして、あらためて気づかされる。私たちも自然であるということを。 (Chee Shimizu)