Home > News > Throbbing Gristle - ──〈ミュート〉がスロッビング・グリッスルの代表作をリイシュー
ダニエル・ミラーは自分の趣味に忠実な人間で、〈ミュート〉はこのたび、バンドの協力のもとスロッビング・グリッスルの全カタログをリイシューすると発表した。
フルクサスのパフォーマンス・アートないしはメール・アートの影響下、1969年から1970年代のロンドンのアンダーグラウンドにおける伝説となったアート集団、COUMを前身にもつスロッビング・グリッスルは、セックス・ピストルズがデビューした1976年、彼らとは別の場所で、翌日タブロイド紙を激怒させることになる、過激なポルノと、そして血と小便と嘔吐にまみれたショーを試みていた。そして同年、インダストリアル・レコーズを立ち上げて作品を発表していく彼らだが、それらは後のエレクトロニック・ミュージックにおいて大きな影響を残すことになる……という話は電子音楽が好きな人にはよく知られている。
今回再発されるのは、代表作として知られる以下の4枚+ベスト盤1枚+近年の成果2枚。
『The Second Annual Report』(’77年)
『D.O.A. The Third And Final Report』(’78年)
『20 Jazz Funk Greats』(’79年)
『Heathen Earth』(’80年)
『Greatest Hits』(’80年)
『Part Two The Endless Not』(2007年)
『Thirty-Second Annual Report』(2008年)
まずはApple MusicとSpotifyでも配信され、ボックス・セットや各アルバムのリイシューが予定されている。
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