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Home >  News > Louis Cole - ──〈ブレインフィーダー〉から新作をリリースしたルイス・コールが来日

Louis Cole

Louis Cole

──〈ブレインフィーダー〉から新作をリリースしたルイス・コールが来日

Sep 06,2018 UP

 去る8月、幕張メッセのステージを丸ごとジャックし、会場を歓喜の空間へと変成した〈ブレインフィーダー〉。その熱風はまだまだ吹き荒れております。サンダーキャットの『Drunk』に楽曲を提供し、また先日同レーベルから自身のアルバム『Time』をリリースしたばかりのルイス・コールが、なんと今年の年末、待望の来日を果たします。東京はWWW X、京都はメトロでの公演です。どうやら2018年は最後まで〈ブレインフィーダー〉祭りが続くようですね。詳細は下記よりご確認ください。

〈BRAINFEEDER〉からアルバム『TIME』をリリースし話題沸騰中!
レッチリ、フライロー、クインシー・ジョーンズも絶賛するやべぇ奴
ハイパー・マルチスペック・アーティスト、ルイス・コールが来日決定!

先日のソニックマニアでも話題と観客をかっさらったフライング・ロータス主宰レーベル〈BRAINFEEDER(ブレインフィーダー)〉。今年10周年を迎えますます勢いづくそのレーベルから、話題のアルバム『Time』をリリースしたばかりのルイス・コールの来日公演が決定! 強烈にグルーヴィーでスウィートな名曲たちがギッシリ詰まった新作の他、レーベルメイトであるサンダーキャットの大ヒット・アルバム『Drunk』への楽曲提供・プロデュース参加でも証明してきた、その優れたソングライティング能力はもちろん、ドラマー、そしてマルチ・プレイヤーとして、ブラッド・メルドーやラリー・ゴールディングスら現代最高のジャズメン、そして故オースティン・ペラルタ等とセッションを重ねていたその凄腕を、この来日公演で目撃せよ! これは見逃し厳禁!

TOKYO: 2018/12/13 (THU) @WWW X
OPEN 19:00 / START 19:30

KYOTO: 2018/12/14 (FRI) @METRO
OPEN 18:30 / START 19:00

前売¥5,800(税込)
別途1ドリンク代 / ※未就学児童入場不可

チケット詳細

東京公演
先行発売:
9/3 (Mon) 18:00~
●主催者先行:Beatinkにて
9/5 (Wed)~
ローチケ・プレリクエスト:9/5 (Wed) 正午12:00 ~ 9/10 (Mon) 23:00
イープラス・プレオーダー:9/5 (Wed) 正午12:00 ~ 9/13 (Thu) 18:00
ぴあプレリザーブ:9/8 (Wed) 10:00 ~ 9/13 (Thu) 23:59
一般発売:
9/15 (Sat)~
イープラス
ローソンチケット 0570-084-003 (Lコード: 74741)
チケットぴあ 0570-02-9999
Beatink
Clubberia
iFLYER

INFORMATION: BEATINK 03-5768-1277 / www.beatink.com

京都公演
先行発売:
9/3 (Mon) 18:00~
●主催者先行:Beatinkにて
9/5 (Wed)~
イープラス・プレオーダー:9/5 (Wed) 正午12:00 ~ 9/10 (Mon) 23:00
ローソン・プレリクエスト:9/5 (Wed) 正午12:00 ~ 9/10 (Mon) 23:00
一般発売:
9/15 (Sat)~
イープラス
ローソン (Lコード: 56266)
ぴあ

INFORMATION:METRO 075-752-2787 / info@metro.ne.jp

変態チックで憎めないルイス・コールのキャラが炸裂!

When You're Ugly (feat. Genevieve Artadi)
https://youtu.be/vS4NxiURhEw
Things
https://youtu.be/RhllQAiEQlM

全パートを自らが演奏するパフォーマンス映像でハイパー・マルチスペック・アーティストの片鱗をチェック!
Phone
https://youtu.be/a6LhO7YsayY

LOUIS COLE | ルイス・コール
LAを拠点に活動するシンガーソングライター、プロデューサー、ドラマー/マルチ・プレイヤー。楽器演奏や作曲・アレンジの多くを鍵盤/管楽器奏者の父、スティーヴ・コールから教わり、南カリフォルニア大学でジャズを学ぶ。ドラマーとして、ブラッド・メルドーやラリー・ゴールディグスら現代最高のジャズメン、そして故オースティン・ペラルタらとセッションを重ねる凄腕でもある。ジェネヴィーヴ・アルターディとのエレクトロ・ポップ・ユニット、ノウワーとしても活動する中、ソロではブライアン・ウィルソン、マイケル・ジャクソン、ジェームス・チャンスなどをバックボーンにもつポップ・ミュージック職人としてサンダーキャットの大ヒット作品『Drunk』にも楽曲を提供。2018年には待望の3rdアルバム『TIME』を〈Brainfeeder〉よりリリース。

label: BEAT RECORDS / BRAINFEEDER
artist: Louis Cole
title: Time
release date: 2018.08.10 FRI ON SALE

ジャズを学び、プレイヤーとしてもメインのドラム、曲作りで主に使うというキーボードなど多くの楽器を自ら演奏するルイス。トニー・ウィリアムス、ジャック・ディジョネット、ネイト・ウッド、キース・カーロックといったドラマーたちに憧れた超絶ドラマーである一方で、彼が築き上げた特異な世界観には『2001年宇宙の旅』や『トロン』といった映画からの影響や、子供の頃にハマったという「マリオカート」や「スターフォックス」といったゲーム音楽からの影響も垣間見られる。秀でたソングライティング能力にスウィートなファルセット・ヴォイス、そして強烈なファンクネスを併せ持った類い稀な才能の持ち主である。

クインシー・ジョーンズ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、フライング・ロータスら、普通では考えられないような面々からこぞって賞賛を受けているルイス・コール。クインシー・ジョーンズは、ルイス・コール率いるノウワーを「クインシー・ジョーンズ・プレゼンツ」の名を冠して行うイベントに出演させている。ルイスはクインシー・ジョーンズの自宅リビングに招待され、マイケル・ジャクソンのカバーを聴かせたときのことを次のように振り返る。

それがある意味オーディションみたいなものだったんだと思う。僕は自分のMIDIキーボードを持参していて、彼はワカモレを食べながら曲に夢中になっていた……部屋には3人しかいなくて、何もかもが現実離れしていた。
- ルイス・コール

一方でルイス・コールは、誰もが自由にその才能を世界に向けて発信し、そこから無限大の可能性が広がる時代を体現している存在の一人でもある。パフォーマンス映像と共に、YouTubeで公開していたユニークな楽曲群が口コミで広がり、ついにはそれを見たレッド・ホット・チリ・ペッパーズのアンソニー・キーディスが、彼らのワールドツアーにルイス・コールを抜擢した。

自分がどうしてレッド・ホット・チリ・ペッパーズのツアーに出てくれって頼まれたのか、さっぱりわからなかった。ローマの会場でステージ裏にいるときも、自分がなぜここにいるのか相変わらずわかってなかった(笑)。そこにアンソニー・キーディスがやってきて、僕をまっすぐ見ながらこう言ったんだ。『なあ、俺はあの“Bank Account”って歌がたまらなく好きなんだ。とんでもなくファンキーだからな』。 - ルイス・コール

アンソニー・キーディス(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)絶賛のビデオがコチラ!
bank account (short song)
https://youtu.be/dAH4zGd_W1s

サンダーキャットのバンド・メンバーであり、本作にも参加しているデニス・ハムの紹介で、サンダーキャットとフライング・ロータスに出会ったルイス・コール。〈Brainfeeder〉の一員で2012年に他界したピアニストのオースティン・ペラルタとも活動。サンダーキャットをベースに迎えたオースティン・ペラルタ・トリオで演奏していたこともある。特別な友人関係を築いたというサンダーキャットとは、彼の『Drunk』で、ルイスが“Bus In The Streets”と“Jameel's Space Ride”の2曲を共同プロデュースしている一方、今作『Time』では、サンダーキャットが“Tunnels in The Air”にヴォーカル参加している。

その他本作には、現代ジャズ・ピアニストの最高峰にて、先鋭的なスタイルでも多くに影響を与える鬼才ブラッド・メルドー、そしてアメリカン・クラシックの興隆に大きな役割を果たしたことで知られるイーストマン音楽学校のロチェスター・ストリングスが参加し、24人編成のストリングスとともにレコーディングが行われている。

http://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=9754

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