ele-king Powerd by DOMMUNE

MOST READ

  1. 忌野清志郎さん
  2. Columns 高橋康浩著『忌野清志郎さん』発刊に寄せて
  3. R.I.P. Brian Wilson 追悼:ブライアン・ウィルソン
  4. Columns 対抗文化の本
  5. Autechre ──オウテカの来日公演が決定、2026年2月に東京と大阪にて
  6. GoGo Penguin - Necessary Fictions | ゴーゴー・ペンギン
  7. interview with Rafael Toral いま、美しさを取り戻すとき | ラファエル・トラル、来日直前インタヴュー
  8. dazegxd ──ハイパーポップとクラブ・ミュージックを接続するNYのプロデューサーが来日
  9. PHYGITAL VINYL ──プレス工場の見学ができるイベントが開催、スマホで再生可能なレコードの製造体験プログラム
  10. R.I.P.:Sly Stone 追悼:スライ・ストーン
  11. Tanz Tanz Berlin #3:FESTIVAL WITH AN ATTITUDE ―― 'FUSION 2011'体験記
  12. These New Puritans - Crooked Wing | ジーズ・ニュー・ピューリタンズ
  13. interview with caroline いま、これほどロマンティックに聞こえる音楽はほかにない | キャロライン、インタヴュー
  14. Rafael Toral - Spectral Evolution | ラファエル・トラル
  15. Columns The Beach Boys いまあらたにビーチ・ボーイズを聴くこと
  16. Ches Smith - Clone Row | チェス・スミス
  17. Bon Iver - SABLE, fABLE | ボン・イヴェール、ジャスティン・ヴァーノン
  18. world’s end girlfriend ──無料でダウンロード可能の新曲をリリース、ただしあるルールを守らないと……
  19. Columns The TIMERS『35周年祝賀記念品』に寄せて
  20. 完成度の低い人生あるいは映画を観るヒマ 第三回 アロンソ・ルイスパラシオス監督『ラ・コシーナ/厨房』

Home >  News > Brian Eno - ──人気作『Apollo』について語るドキュメンタリーが公開

Brian Eno

Brian Eno

──人気作『Apollo』について語るドキュメンタリーが公開

Jul 25,2019 UP

 今年でアポロ11号の月面着陸から50年……というわけで、ブライアン・イーノがダニエル・ラノワおよび弟のロジャー・イーノとともに1983年にリリースしたアルバム『Apollo: Atmospheres & Soundtracks』がリイシューされることとなった。この時期のイーノといえば「アンビエント」シリーズを終え、並行してやっていたジョン・ハッセルデヴィッド・バーンたちとのコラボも一段落がついたころだ。その過程で関わることになったダニエル・ラノワとは非常に馬が合ったようで、ふたりは『Apollo』を皮切りにハロルド・バッドやマイケル・ブルックとのコラボ、あるいはU2のプロデュースというかたちで共闘関係を続けていくことになる。つまり『Apollo』は「イーノ=ラノワ」コンビの出発点と捉えることも可能なわけだけど、今回の再発にあたりなんと、リイシュー企画の裏側を追ったドキュメンタリー映像が公開された。字幕はないので、頑張って聴きとろう。

※今回のリイシューの日本盤は〈ユニバーサル ミュージック〉より7月19日に発売。ボーナス・ディスクには11曲もの新曲が収められているので、要チェック。
https://www.universal-music.co.jp/brian-eno/news/2019-05-08-release

BRIAN ENO

アポロ11号の月面着陸から50年。
ブライアン・イーノが1983年に発表した傑作
『アポロ』エクステンデッドVer.は絶賛発売中!
アルバム製作のドキュメンタリーがYouTube公開!

1969年の7月、ちょうどアートスクールに通うためにロンドンに移り住んだ時だった。私は教授の隣の部屋に住んでいて、ある日その教授が「彼らが月に着いたよ」って言ったんだ。それから一緒に小さくてぼやけた白黒のテレビの映像を見た。何が素晴らしかったかって……その映像を見て、窓から見える満月を見て思ったんだ。──「なんてこった、これはまさに今、あそこで起こっていることなんだ」って。世界が変わったって思えた瞬間だったよ。

1983年にブライアン・イーノが、彼の兄弟であるロジャー・イーノ、そしてプロデューサーのダニエル・ラノワと共に製作・発表した傑作『アポロ』。
もともと月面開拓のドキュメンタリー映画『宇宙へのフロンティア』のサウンドトラックとして制作され、その後も映画『トレインスポッティング』やロンドンオリンピックの開会式でも使用されるなど、時代を超えた名盤として愛され続けている本作が、オリジナル・アルバムの最新リマスター・ヴァージョンに、11曲の新曲で構成されたボーナス・ディスク(『宇宙へのフロンティア』のサウンドトラックを再構築したもの)を加えられたエクステンデッド・ヴァージョンで登場。

オリジナル・アルバム以来、36年ぶりの実現となったブライアン・イーノ、ロジャー・イーノ、ダニエル・ラノワのコラボレーションを追ったドキュメンタリーが、NASA所有の記録映像と共にYouTubeで公開された。
アポロの月面着陸50周年である2019年。リアルタイムでその瞬間を体感したイーノのインタビューで始まる本映像では、オリジナル・アルバム、そして今回のリイシューを製作する上でどのような過程があったのか、それぞれの言葉で裏付けされることによりさらに深く本作の真髄を感じられる内容となっている。

ドキュメンタリー【Brian Eno on Apollo】
https://www.youtube.com/watch?v=WTxkLGBkcO0

ミュージシャン、プロデューサー、ビジュアル・アーティスト、思想家、活動家……と多くの顔を持つブライアン・イーノ。発売中の『ミュージック・マガジン』8月号の特集「エレクトロニック・ミュージック・アルバム・ベスト100」では、彼の代表作の一つである『Ambient 1: Music For Airtports』(1978)が第1位に選出されている。

TWEET

ynmr73Brian Eno ──人気作『Apollo』について語るドキュメンタリーが公開  | ブライアン・イーノ | ele-king https://t.co/f9CUfQvzmP @___ele_king___さんから@ynmr73 07.25 20:45

urban_renewalBrian Eno ──人気作『Apollo』について語るドキュメンタリーが公開  | ブライアン・イーノ | ele-king https://t.co/mrcGqERTXk @___ele_king___から@urban_renewal 07.25 22:33

seiza02Brian Eno ──人気作『Apollo』について語るドキュメンタリーが公開  | ブライアン・イーノ | ele-king https://t.co/MyUw8db1XK @___ele_king___より@seiza02 07.26 20:35

ueki1161Brian Eno ──人気作『Apollo』について語るドキュメンタリーが公開  | ブライアン・イーノ | ele-king https://t.co/fmbVTfZ6cQ@ueki1161 11.3 10:59

NEWS