Home > News > Cuushe - ──クーシェの新たな音世界が広がる、刺激的なリミックス集がリリースされる
華麗に、格好良く泥臭く復活したクーシェ、今度はそのアルバム『WAKEN』のリミックス集を3月10日にリリースする。CDのボーナストラックに収録されていたKate NV、Iglooghost、submerseのリミックスに加え、
Yu Su、Suzanne Kraft、Loraine James、Ciel、Spring In A Small Townらのリミックスも収録。新世代のプロデューサーたちとの交流によって生まれた新鮮なサウンドをお楽しみあれ。まずはトロントのCiel、〈Hyperdub〉のLoraine Jamesのリミックスが聴けます。
Beautiful (Ciel’s inner beauty Remix)
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Drip (Loraine James Remix)
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■ Cuushe - WAKEN Remixes
CAT#: FLAUR49
フォーマット:DIGITAL
発売日:2021年3月10日
http://flau.jp/releases/waken-remixes/
■ 予約:
https://flau.bandcamp.com/album/waken-remixes
昨年11月に5年ぶりの新作となるニュー・アルバム『WAKEN』を発表したCuusheから、早くもアルバムのリミックス集がリリース。過去にもJulia HolterやNite Jewel、Botany、Palmistryなど先鋭的なアーティストがリミックスを提供していたが、本作にも注目のアーティストが並んでいます。
Peggy Gou、Yaejiに続く才能として〈PPU〉、〈Technicolor〉などから好リリースを連発、先頃〈Music From Memory〉配給によりデビュー・アルバムをついに発表したYu Suによる大陸風シンセサイザーと生ベースを美しく融合させたリミックスからスタートする本作。Cuusheが3作品でゲスト参加しているBrainfeederのIglooghostは、メランコリックでダイナミックなエレクトロニック・サウンドで、短いながらも圧倒的な存在感を放ちます。
東京を拠点に活動するビートメイカーSubmerseは、最新のジャングル・サウンドにシティポップの影の部分をを持ち込んだ2曲をフィーチャー。モスクワのKate NVによるリミックスは、日本の80年代ポップの感性と現代ニューエイジからの影響を感じさせ、色鮮やかなビートに乗せてバウンシーなエレクトロニック・ポップの世界を。日本でもJohny NashやSuso Saizらとのアンビエント諸作で人気のSuzannne Kraftは、驚きのインディー・ロック・スタイルで魅了し、〈Hyperdub〉のLoraine Jamesは複雑にカットされたボイスとディレイが凝縮された力強いビート・サウンドを提供します。〈Peach Discs〉、〈Coastal Haze〉、〈Spectral Sound〉などからリリースする〈Discwoman〉のアンビエント・ハウサーCiel、温かみのあるヴァイナル・テクスチャーに縁取られた儚いメロディーが美しいSpring In A Small Townによる煌びやかなエレクトロニカで締めくくられる全9曲のリミックス集。
いずれもポップで前向きなテンションに満ちており、Cuusheのミルフィーユのように繊細に積み重ねられたサウンドのミルフィーユを紐解く面白いコンピレーションに仕上がっています。
Cuushe
ゆらめきの中に溶けていくピアノとギター、 空気の中に浮遊する歪んだシンセサイザー、拙くも存在感ある歌声が支持を集める京都出身のアーティスト。Julia HolterやMotion Sickness Of Time Travelらがリミキサーとして参加したEP「Girl you know that I am here but the dream」で注目を集め、デビュー作収録の「Airy Me」のMVがインターネット上で大きな話題となる中、全編ベルリンでレコーディングされた2ndアルバム 『Butterfly Case』を発表。近年はアメリカTBSのTVドラマ「Seach Party」、山下敦弘 x 久野遥子による「東アジア文化都市2019豊島」PVへの音楽提供や、Iglooghost、Kidkanevil、Et Aliaeらの作品にボーカル参加。長らく自身の音楽活動からは遠ざかっていたが、昨新たなプロジェクトFEMと共に再始動。