ele-king Powerd by DOMMUNE

MOST READ

  1. レコード蒐集家訪問記 第⼀回 ピンク・フロイド『夜明けの⼝笛吹き』を60枚以上持つ漢
  2. Kali Malone - All Life Long
  3. interview with Tei Tei & Arow 松島、パーティしようぜ
  4. MORE DEEP DIGGING “そこにレコードがあるから”
  5. interview with Kode9 〈ハイパーダブ〉20周年 | 主宰者コード9が語る、レーベルのこれまでとこれから
  6. Columns 2月のジャズ Jazz in February 2024
  7. Helado Negro - PHASOR | エラード・ネグロ
  8. interview with Martin Terefe (London Brew) 『ビッチェズ・ブリュー』50周年を祝福するセッション | シャバカ・ハッチングス、ヌバイア・ガルシアら12名による白熱の再解釈
  9. 〈Stones Throw〉×〈カクバリズム〉×〈BAYON PRODUCTION〉×〈medium〉 ──強力なパートナーシップによる、細野晴臣『HOSONO HOUSE』のカヴァー・アルバム
  10. R.I.P. Damo Suzuki 追悼:ダモ鈴木
  11. レア盤落札・情報
  12. Cowboy Sadness - Selected Jambient Works Vol. 1 | カウボーイ・サッドネス
  13. Columns ♯3:ピッチフォーク買収騒ぎについて
  14. Chip Wickham ──UKジャズ・シーンを支えるひとり、チップ・ウィッカムの日本独自企画盤が登場
  15. YOTO - Levure | ヨト
  16. VMO a.k.a Violent Magic Orchestra ──ブラック・メタル、ガバ、ノイズが融合する8年ぶりのアルバム、リリース・ライヴも決定
  17. KOD Vol.1 TRACKLIST
  18. Columns 誰がために音楽は鳴る
  19. ソルトバーン -
  20. 時代を進めたメイン・ソースのサンプリング・ワーク

Home >  News > Philip K. Dick - ——もういちどディックと出会うときが来た——『壊れゆく世界の哲学 フィリップ・K・ディック論』刊行記念トークショー

Philip K. Dick

Philip K. Dick

——もういちどディックと出会うときが来た——『壊れゆく世界の哲学 フィリップ・K・ディック論』刊行記念トークショー

Nov 22,2023 UP

 三田格がまだ20歳そこそこの若者だったころ編集した本に、『あぶくの城―フィリップ・K.ディックの研究読本』がある。「あぶくの城」というのはパレ・シャンブルクというノイエ・ドイッチェ・ヴェレのバンド名の日本語訳だが、たしかにディック風な響きがある。当時まだディックなんて作家は、ほとんど知られていなかった時代に(まあ、パレ・シャンブルクもだが)、それは日本で初めて編まれた研究読本だった。ぼくの記憶では、たしか三田格の文章の題名は「サイコロを振るのは俺だ」とかなんとかキザな題名で、この男は何者なんだろうと思った。
 今回の主役は、『あぶくの城』ではない。気鋭のドゥルーズ研究者がディックに挑んだ『壊れゆく世界の哲学 フィリップ・K・ディック論』(ダヴィッド・ラプジャード著 堀千晶訳 月曜社)。その刊行記念としてトークショーがある。翻訳を担当したドゥルーズ研究者として名高い堀千晶、そして三田格。司会は早助よう子。
 ひょんな理由から、今年はン十年ぶりに『高い城の男』を再読して、60年代に書かれた小説でありながら、日本人のオタク気質の描き方のうまさに舌を巻いたばかりだった。フライング・ロータスもディックは愛読しているし、グレッグ・テイトは『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』を逃亡奴隷の物語として解釈している。もういちどディックと出会うときが来た。

<

日時 12月3日 15時~
会場 shy 室伏鴻アーカイブカフェ(東京都新宿区早稲田鶴巻町557 小笠原ビル1F)
https://www.facebook.com/cafeshy
会費 1500円(飲食代込) 定員20名 *トーク後にワインと軽いおつまみを出します。

/blockquote>

NEWS