「Low」と一致するもの

Shabaka And The Ancestors - ele-king

 一昨年はサンズ・オブ・ケメットだった。昨年はザ・コメット・イズ・カミングだった。そして今年。ついにシャバカ・アンド・ジ・アンセスターズのセカンド・アルバムがリリースされる。前作『Wisdom Of Elders』以来、3年半ぶりの作品である(レーベルは〈Brownswood〉からコメットとおなじ名門〈Impulse!〉へと移籍)。この「シャバカ・アンド・ジ・アンセスターズ」は、UKジャズ・シーンにおける最重要人物=シャバカ・ハッチングスによる、彼自身の考えがもっとも反映されたプロジェクトで、今回は人類の絶滅(!)がテーマだという。先行公開された “Go My Heart, Go To Heaven” を聴くだけでも、そうとう気合いが入っているのがわかる(MVもすごい)。きっと今作も2020年を代表する1枚になるにちがいない。発売は3月13日。心して待っていよう。

UKジャズの頂点をひた走るカリスマ、シャバカによる新アルバム
〈インパルス〉の記念すべき60周年に発売!

アルバム詳細作品情報

●イギリスの新世代ジャズ・シーンを牽引するカリスマ的テナー・サックス奏者、シャバカ・ハッチングスが中心となって2016年に結成されたシャバカ・アンド・ジ・アンセスターズの2作目となるアルバム。〈インパルス〉からのリリースは本作が初となり、「シャバカ・アンド・ジ・アンセスターズ」としてのメジャー・デビュー作となる。

●現在、シャバカがメインとして活動している3グループの中でも、彼自身のパーソナルな考えを積極的に音楽に反映しているグループ。前作『Wisdom of Elders』はシャバカが尊敬し、称賛していた南アフリカ系のジャズ・ミュージシャン・グループとのセッション・ドキュメントとして、現在のジャズ・シーンに大きな風穴を開け、衝撃をもたらした。今作も前作に引き続き、トゥミ・モゴロシなどのアフリカにルーツを持つアーティスト達が参加しており、彼らのルーツであるアフリカ文化と深く関連するアルバムに仕上がっている。シャバカ本人は本作を現在の世界中を横断する音楽の「グリオ」にしたいと話す。そのため、アルバムを通して、一つのストーリーとなっている構成で、楽曲ごとのタイトルや歌詞など細部まで注目したい一作だ。(グリオ:西アフリカに古くから残る文化で、世襲制のミュージシャンのことを指す。文字を持たない文化の中で神話や歴史を詩や歌にして後世に歌い継いできた人たち。)

●すべての作曲はシャバカ本人が担当した。本作のテーマは、我々人類の行き付く先、つまりは絶滅である。その悲劇的な未来を変えるために社会、そして個人がとるべき行動や考えについて質問を投げかけている。しかし、深いテーマを扱っているにも関わらず、シャバカの力強いテナー・サックスは開放的で、その音色に心打たれるアルバムとなっている。

リリース詳細
SHABAKA AND THE ANCESTORS
シャバカ・アンド・ジ・アンセスターズ
WE ARE SENT HERE BY HISTORY
『ウィー・アー・セント・ヒア・バイ・ヒストリー』
発売日:2020年3月13日(金)
価格:¥2,860(税込み)
UCCI-1047
SHM-CD

収録曲
01. ゼイ・フー・マスト・ダイ / They Who Must Die
02. ユーヴ・ビーン・コールド / You’ve Been Called
03. ゴー・マイ・ハート、ゴー・トゥ・ヘブン / Go My Heart, Go To Heaven
04. ビホールド、ザ・デシーヴァー / Behold, The Deceiver
05. ラン、ザ・ダークネス・ウィル・パス / Run, The Darkness Will Pass
06. ザ・カミング・オブ・ザ・ストレンジ・ワンズ / The Coming Of The Strange Ones
07. ビースト・トゥー・スポーク・オブ・サファリング / Beast Too Spoke Of Suffering
08. ウィー・ウィル・ワーク(オン・リディファイニング・マンフッド) / We Will Work (On Redefining Manhood)
09. ティル・フリーダム・カムズ・ホーム / ’Til The Freedom Comes Home
10. ファイナリー、ザ・マン・クライド / Finally, The Man Cried
11. ティーチ・ミー・ハウ・トゥ・ビー・ヴァルネラブル / Teach Me How To Be Vulnerable

パーソネル
シャバカ・ハッチングス Shabaka Hutchings - Tenor Sax and clarinet
ムトゥンジ・ムヴブ Mthunzi Mvubu - Alto Sax
シヤボンガ・ムテンブ Siyabonga Mthembu - Vocals
アリエル・ザモンスキー Ariel Zamonsky – Double bass
ゴンツェ・マクヘーネ Gontse Makhene - Percussion
トゥミ・モゴロシ Tumi Mogorosi – Drums

アーティスト・バイオ
シャバカ・ハッチングスは1984年、ロンドン生まれ。6歳の時にカリブ海に浮かぶ西インド諸島の国、バルバドスに移り住むが、その後、イギリスに戻り、以来、ロンドンのジャズ・シーンの中心を担っているサックス奏者。1960年代のジョー・ハリオットやエバン・パーカー以来の創造性を持つと言われ、その独特でパワフルなプレイからしばしば「カリスマ」もしくは「サックスのキング」と評される。
現在、コメット・イズ・カミング、サンズ・オブ・ケメット、そして、本作のシャバカ・アンド・ジ・アンセスターズの3つを主要プロジェクトとしており、プロジェクトを跨いで JazzFM や MOBO のジャズ・アクト・オブ・ジ・イヤーなど数々の賞を受賞している。

Dan Deacon - ele-king

 10年前のことを思い出す。ブルックリン・シーンに象徴される快活な実験主義がポップとして実を結んだことの象徴がアニマル・コレクティヴの『メリウェザー・ポスト・パヴィリオン』(09)だったとして、同年ボルチモアからセカンド・アルバム『ブロムスト』(09)のリリースで注目されたダン・ディーコンはまさに、その「アニコレ的なるもの」に対する無邪気な反響だった。宅録から広がる夢想としてのサイケデリック・ポップ、手づくりのエレクトロニック・サウンドでえんえんと遊ぶ子どもたち。
 ただその後、アニマル・コレクティヴの逃避主義やチャイルディッシュな佇まいが社会のさらなる荒廃とブルックリン・シーンの霧散とともにインディ・シーンから後退していくなかで、彼(ら)の遊びはどこかでそれを謳歌する場所を見失ってしまっていたような印象がある。エイヴィ・テアのここ数年のソロ・アルバムとか実際に聴くとふつうに楽しめてしまうのだけれど、彼(ら)の一作一作が広く注目を集めていた00年代はいまから振り返ると、独特の熱に浮かされていたのだと思う。コ・ラがele-kingにボルチモアのエクスペリメンタルなシーンが収束したと語っていたのが2013年。ディーコンはコンセプト寄りの『America』(12)、より歌ものに近づいた『Gliss Riffer』(15)ときちんと個性を発揮する作品をリリースしていたものの、とくにその後インディ・ポップの前線から退いていたように思う。

 その間このギーク風情の青年が何をやっていたかというと、意外なことにいくつかの映画音楽の仕事と、ニューヨーク・シティ・バレエ団やボルチモア交響楽団とのコラボレーションだったという。子ども部屋で大量のコードを繋いでひたすら笑っているようなイメージがあるひとなので、エスタブリッシュされた「楽団」との共作というのは想像しにくい。子どもだっていつか部屋を出て、スーツを着た大人たちと仕事をしなければならないということか。が、ディーコンの5年ぶりとなる本作『ミスティック・ファミリアー』は、オーケストラの大人たちと仲良くなって、そのまま彼らを引き連れて子ども部屋に帰ったような微笑ましさがある。
 なにやらドリーミーにざわめく鍵盤が淡いムードを醸し、やがて落ち着いたオーケストラを導いてくるオープニング “Become A Moutain” のファンタジックさにスフィアン・スティーヴンスを連想したのは僕だけではないだろう。『ミスティック・ファミリアー』には、それぞれ重要な働きをしつつも00年代じつはそれほど混ざり合わなかったアニマル・コレクティヴ的なものとスフィアン・スティーヴンス的なものが出会い直すようなところがあり、彼らがたしかにIDMの実験(遊び)とアメリカ的マッチョイズムからの疎外感というところで繋がっていたことを再認識させてくれる。彼らは「弱さ」をべつの形で肯定しようとしていたのだと。そして、その次の世代であるディーコンはマッチョじゃない自分をいまも恥じていない。本作での彼の歌は初期の過剰なヴォイス・エフェクトからもっと素に近いものが多くなり、その上で、いつも以上に素朴に優しいメロディをなぞっていく。ハイテンポで無闇にアッパーな “Sat By A Tree” などは丸い身体を揺らしまくってエネルギーを爆発させるライヴでおなじみのディーコン節を思わせるが、こまやかな弦の使い方などで確実に洗練を覗かせる。組曲形式となっている “Arp” が本作の中核をなしており、マトモス的というか素っ頓狂なブレイクコア調というか、愉快なエレクトロニカ・ポップが5部にわたって展開される。けれどもそこに中盤で挿入されるフリーキーなサックス・ソロなどに、音楽家としてのディーコンの勉強の跡が刻まれている。オモチャ遊びの延長としてのIDMを、楽団から学んだことと交えて鳴らそうとする悪戯っぽさも。

 死体がウジに侵食されている映像にポップに弾けるメロディを被せた “Sat By A Tree” のヴィデオには死や、それに向かっていくものとしての加齢への不安が表れていて、チャイルディッシュな自分を音で示してきた彼もたしかに年を取るのだと気づかされる。もうすぐミッドライフ・クライシスだってやって来るような年齢だ。けれど、成熟を拒否することとそれでも成熟せずには生きていけない葛藤、そんなアンビヴァレントがここでは「楽しく」具現化されていて、それは00年代のエクスペリメンタル・ポップの子どもたちが遊び倒した果てに残したものであるはずだ。

Moses Boyd - ele-king

 ついにつながった。UKジャズ・シーンにおける最重要ドラマーといっても過言ではないモーゼズ・ボイド──昨年もジョー・アーモン=ジョーンズを筆頭にさまざまな作品に参加──が、2018年の『Displaced Diaspora』以来となるアルバムを2月21日にリリースするのだけれど、なんとそこにクラインが参加しているのである。すなわち、UKジャズとブラック・エクスペリメンタリズムの邂逅である。これは今年の重要な1枚になりそうだ。


新世代UKジャズシーンの真打がついに見渡す新境地。UKのベースミュージック史まで更新する圧巻の演奏。

2020年、グライムとジャズは同じ夜に鳴り響く。

真打がついに動く。
Joe Armon-Jones、Nubya Garcia、Gary Crosby、Obongjayar、Klein ら参加。前作から格段にアップグレードされた1.5TB相当の情報処理能力で最新ビートをジャズ/アフロビートにフォーマットする、いかつすぎる……とにかく、いかつすぎる驚異の若手による 2nd。
Beyonce 監修による『ライオンキング』のサウンドトラック楽曲への参加や、Little Simz や Lonnie Liston Smith らとのコラボを経て、Tony Allen から直々に受け継いだアフロビートが、最新型の異形のジャズへと変換されていく。

Moses Boyd (モーゼズ・ボイド)
Dark Matter (ダーク・マター)
国内盤CD ¥2,300+税 / 帯付き国内流通2LP ¥3,600+税
IPM-8124 / AMIP-0205
2020年2月21日リリース
レーベル:インパートメント

Track listing:
01. Stranger Than Fiction
02. Hard Food (interlude)
03. BTB
04. Y.O.Y.O
05. Shades of You ft Poppy Ajudha
06. Dancing In The Dark ft Obongjayar
07. Only You
08. 2 Far Gone
09. Nommos Descent ft Nonku Phiri & Nubya Garcia
10. What Now ft Gary Crosby

11. Stranger Than Fiction [Instrumental] *
12. 2 Far Gone [Instrumental]*
13. What Now [Instrumental]*
14. Axiom*
*日本盤CDボーナストラック(LP未収録)

◎CD/LP 日本独占流通

https://www.inpartmaint.com/site/28920/

Moses Boyd
モーゼズ・ボイド

新世代UKジャズシーンの立役者のひとりとして、Lonnie Liston Smith、Ed Motta、Little Simz、Four Tet、Floating Points、Sampha、Kelsey Lu、Sons of Kemet、DJ Khalab など挙げていけばきりがないほどに、様々なシーンと絡み、その度に最先端のビート感覚を養ってきた若き天才ドラマー。サックス奏者 Binker Golding との Binker & Moses 名義でも、名高い評価を得ており、2018年発表の 1st ソロ『Displaced Diaspora』はシーンの代表作として位置づけられている。約2年ぶりとなる 2nd ソロは自身によるバンド、そして自主レーベルの〈Exodus〉からリリースされる。Beyonce 監修により大きな話題を呼んだ実写版『ライオンキング』のサウンドトラック楽曲への参加や、2019年にスマッシュヒットした Little Simz の出世作への参加など、英米問わず様々なシーンの最先端に顔を出すその突出したドラムスキルと豊富なリズムへの知識と探究心は、この 2nd アルバムで爆発し、ジャズやアフロビートが、完全にベースミュージックとして機能している喜びと驚きを世界に知らしめることとなる。

J.A.K.A.M. - ele-king

 日本において果敢にグローバル・ビーツを開拓しつづける JUZU a.k.a. MOOCHY こと J.A.K.A.M. が2月11日に新たなアルバムをリリースする。タイトルは『ASTRAL DUB WORX』で、2016年からヴァイナルで展開されてきた「ASIAN DUB」シリーズを中心に、世界各地の民族音楽を導入、多彩なゲストを招きながら、これまでの彼の歩みを凝縮した1枚に仕上がっている模様。ダブ処理は内田直之。リビア空爆に反対するジャーナリスト、ダム開発で故郷を失った民族、エジプトの大御所ウーム・クルスームなど、素材も気になるものがたくさん。期待大です。

Amazon / Tower / HMV / disk union / JET SET

world’s end girlfriend × Yaporigami - ele-king

 おもしろいリリースを紹介しよう。world’s end girlfriend が昨年9月に発表した “RENDERING THE SOUL” は「シンギュラリティ後にAI自身が楽しむ音楽はどんなものだろう? 人間には理解できない/処理できない音楽になるだろう。その中で人間が理解できる/面白がれる音楽が在るとしたら『AIが人間の不完全さや非合理性を面白がり、人間が持つ孤独や苦悩や悲哀などを「感情のコスプレ」として真似して遊んでる音楽』かもしれない」というコンセプトにもとづいて、VOCALOID を用いて制作された楽曲だった。
 そして本日、同曲をベルリン在住の日本人アーティスト Yaporigami がリミックスしたトラック “RE-RENDERING THE SOUL (Yaporigami REMIX)” が、デジタル・シングルとして〈Virgin Babylon〉よりリリースされている。「感情のコスプレ」を「リミックス」するとどうなってしまうのか? 試聴・購入はこちらから。なお Yaporigami は今月29日にアルバム『
Decoded Sphere』を発売予定。

RE-RENDERING THE SOUL (Yaporigami REMIX)

Bandcamp / Spotify / iTunes / Amazon

RENDERING THE SOUL

Bandcamp / Spotify / iTunes / Amazon

Random Access NY vol. 122 - ele-king

 2020年になった。私は21年目のニューヨーク生活に突入したのだけれど、いまだにやることはあまり変わっていない。バンドを見に行って、音楽に関する記事を書いて、人と人を繋げていく。毎日のように出かけているといろんな人に会うし、あらためて面白いことをやっている人がたくさんいるんだなと思うけれど、刺々しい感じなんか全くなく、みんな自然に、自分のライフワークのように好きなことをやっている。
 私はブルックリンのミードバーでたこ焼きイベントを毎月オーガナイズしているのだけれど、今回はフラワーズ・フォー・オール・オケージョンズというカフェバー出張たこ焼きナイトを開催した。

Tim (les savy fav)+ Debbie (Glitterlimes) たこ焼き食べに来てくれました

 で、そこ、いま注目の“双子のライトニング・ボルト”と言われるVenus Twinなるバンドが出演した。
 ヴィーナス・ツインは、ジェイクとマットの双子によるプロジェクトで、双子だからそっくりなのは当たり前だが、それにしても似すぎてて、私はいつもジェイクに向かって「マット」と声をかけてしまう。
 2人はいつも一生懸命で、フットワークも軽く、機材も自分たちでしっかり運んでくれるし、オーガナイザーからしてもありがたい存在だったいする。友だちも多く、そのほとんどが20代前半の男の子。ツアーにもよく出てるし、日本に行ったら受けるだろうな、と思うこの頃。


Venus Twin

 この夜は、Peseudo Animal(ペセウド・アニマル)とEl Venado Azorao (エル・ヴェナド・アゾラオ)、JuiceとAdam Autryとのノイズ・デュオも登場した。


Juice + Adam Autry

 ペセウド・アニマルは、ギター、ベース、キーボード、ドラムというノイズ・フル・バンド(最近では珍しい)で、エル・ヴェナド・アゾラオは、トロピカル・フレーバード・ノイズといったところ。Olneyville Sound System(オルネイヴィル・サウンド・システム)のドラマーでもあるAdam Autryが最後の曲にドラムで参加していた。JuiceとAdamのデュオはシンセを操り、2人の創造力がひとつになり、耳にこだまする独特な音が創出される。
 狭いフラワーズは溢れるばかりの人で、たこ焼きもよく売れたけれど、バーにも人が群がって、大変なことになっていた。


Peseudo Animal

 Gustafは、ジェニファーバニラ(Ava lunaのBecca のプロジェクト)を観に行ったときに、アルファヴィルで見たことがある。奇妙なパフォーマンスなフロントの女の子とギタリストの男の子が歌う、女子男子混合の5人組で、ブッシュ・テトラス見たいな、パンク姿勢のあるバンドだ。まだリリースは何もないが、ツアーもしているし、一本ネジが外れたブルックリンっぽい音楽だと思う。


Gustaf

 そしてAaron Waldman、彼はニッティングフ・ァクトリーで偶然に見たのだが、懐かしいライヴ・パフォーマンスに釘付けになった。昔のボブ・ディランを思い起こさせる、パンクでファンキーなストレートなシンガーソングライタータイプだ。革ジャンで、ギターをかき鳴らし、ときには客を煽り、ときには目隠しして、ステージの端を練り歩く(最後にはフロアに落ちる!)。今時こんなストレートなバンドがいるのかと思う、久しぶりのヒットだった。


Aaron Waldman

 この日はAaron とJames Beerの2バンドを見たのだが、メンバーがほとんど被っていた。昔のエレファント6のコミュニティのように、楽しそうに演奏している感じも良い。練習風景まで目に浮かぶような感じ。

 月曜日の夜というのに満員で、ブルックリンの音楽シーンは、まだまだ活発です。DIYスペースも減ってるとはいえ、最近はレストランやバーで、ショーをブックし、ハウスパーティも増えてきた。何だかんだでいまでは口コミがいちばん信じれる。それを生かし、良いバンドがたくさん見れそうな予感の2020年である。

Daniel Avery - ele-king

 アシッドびしびしのダンス・レコードから『A.I.』シリーズのごときリスニング体験へ──その歴史をたどりなおすかのような音楽性で昨今の90年代リヴァイヴァルの筆頭にのしあがったともいえるイギリスのDJ/プロデューサー、ダニエル・エイヴリーがふたたび日本にやってくる。4月17日、会場は VENT。きっとまたすばらしい夜を演出してくれることだろう。詳細は下記。

Andrew Weatherall をはじめ、世界中のメディアが称賛する
トップ・テクノDJ、Daniel Avery が再び VENT にやってくる

Andrew Weatherall が大絶賛し、世界中のメディアが手放しで褒め称えた2枚の傑作アルバム『Song For Alpha』と『Drone Logic』。2010年以降のテクノ・シーンを駆け上がるようにスターダムにのし上がった Daniel Avery (ダニエル・エイヴリー)が4月17日の VENT に再びやってくる!

イギリスのテクノ・シーンの系譜を受け継ぐ Daniel Avery は、Andrew Weatherall の強力なフックアップを受けたあと、2012年にはロンドンの名門クラブ Fabric による人気ミックス・シリーズのコンパイラーとして選出された。その後 Erol Alkan のレーベル〈Phantasy Sound〉から2013年にデビュー・アルバム『Drone Logic』をリリース。また Fabric でも自身のレジデント・パーティーを始めイギリスだけでなくヨーロッパを代表するトップ・アクトの仲間入りを果たした。

2014年には BBC の人気番組『Essential Mix』、2016年には『DJ-Kicks』のミックス作品を手掛け、人気DJが辿ってきた道を順当に歩んできたと言えるだろう。そして2018年にはセカンド・アルバム『Song For Alpha』をリリースし、その人気はまさにワールドワイドで不動なものになったのだ。Four Tet や Jon Hopkins などによるリミックス作品もリリースされ、日本のレコードショップでも話題になっていた。

昨年には VENT での待望の初ギグを披露し、満員御礼のオーディエンスを狂喜乱舞させたことも記憶に新しい。「音楽は世界の全ての戯言からあなたを連れ去る力があり、暗闇の中で光を照らしてくれる。愛は世界を前進させ続けてくれるものなんだ。私にとってそれが最大のインスピレーションなんだ」という Daniel Avery の最新DJセットを再び VENT のフロアで直に体験してほしい!

[イベント概要]
- Daniel Avery -

DATE : 04/17 (FRI)
OPEN : 23:00
DOOR : ¥3,600 / FB discount : ¥3,100
ADVANCED TICKET : ¥2,750
https://jp.residentadvisor.net/events/1385980

=ROOM1=
Daniel Avery

And more

VENT:https://vent-tokyo.net/schedule/daniel-avery-2020/
Facebookイベントページ:https://www.facebook.com/events/192869298754685/

※ VENTでは、20歳未満の方や、写真付身分証明書をお持ちでない方のご入場はお断りさせて頂いております。ご来場の際は、必ず写真付身分証明書をお持ち下さいます様、宜しくお願い致します。尚、サンダル類でのご入場はお断りさせていただきます。予めご了承下さい。
※ Must be 20 or over with Photo ID to enter. Also, sandals are not accepted in any case. Thank you for your
cooperation.

Boreal Massif - ele-king

 人新世。あるいはアントロポセン。もうすぐ出るグライムス新作のタイトルもそうだけど、日本でもここ何年かで、地質学由来のこの術語がじょじょに一般レヴェルにまで浸透するようになってきたのではないかと思う。これまで長らくわたしたちの生きている時代は「完新世」だとみなされてきたが、じつはもうその時代は終わりを迎えており、現在の地球にはかつての惑星の衝突と比肩しうるような巨大な変化が訪れている、そしてその変化は二酸化炭素や放射性物質の排出など、産業革命以降の人間の活動によってもたらされたものである──そのような考えが「人新世」なるワードには反映されている。もちろん、異論もある。なぜなら「人新世」ということばは、まるで人間たちがみなひとしく同列の存在であるかのような錯覚をもたらしてしまうからだ。
 考えてもみてほしい。日々の生活に四苦八苦している貧乏人ひとりが排出する二酸化炭素の量と、大企業の排出する二酸化炭素の量がおなじであるはずがない。2年半前の『ガーディアン』の記事によれば、温室効果ガスの70%はたった100の企業によって排出されている。原因だけではない。気候変動の結果もまた、万人に平等に訪れることはない。酷暑や土砂崩れのようなしっぺ返しが来たときに、それをそのまま耐えなければならない貧乏人と、いくらでも対処のしようのある金持ちとでは、受けるダメージがちがいすぎる。その非対称性をないことにするのはいかがなものか……というわけで、「人新世」なる語が隠蔽してしまう格差をちゃんと見つめようとする動きが出てきているのだ。
 対案のひとつは「資本新世(キャピタロセン)」である。地球なり自然なりを今日のような壊滅的な状況へと追いやった主犯は、けっして人間全般ではなく、ひとにぎりの富裕層なのであり、ひいては資本主義そのものである──たしかにこっちの考えのほうがしっくりくる。環境を守るために個々人がエコ活動にいそしむのもけっして悪いことではないのだろうけど、そのまえにまず資本主義をなんとかしなければならない。

 ロウで、磨かれていない、アナルコ=エレクトロニクス。レーベルのプレス・リリースにはそう記されている。その文言だけでもうテンションがブチ上がってくるけれど、2010年代の重要な潮流のひとつ、インダストリアル~ジャングル~ダブの更新者のひとりであり、残念ながら昨年クローズしてしまった〈Blackest Ever Black〉からのアルバム(紙エレ最新号77頁)がいまなおいびつな輝きを放ちつづけているブリストルのプロデューサー、ペシミストことクリスティアン・ジャブスと、同作に参加していたコーンウォールのループ・ファクションことルーベン・クレイマーによるコラボレイション・プロジェクト、それがこのボーリアル・マスィーフである(「北の山塊」の意)。
 すでにかの悲観主義者の音楽に親しんでいるリスナーは、あの寒々しい極北のサウンドを思い浮かべてしまうかもしれない。が、ボーリアル・マスィーフの音楽はペシミストほどダークではない。たしかに彼は2019年、おなじラフハウスのメンバーであるカリム・マアス(トム・クーパー)とともに、あいかわらず暗いドローン作品を送り出してもいるが、今回のアルバムはそれとも異なる趣で、おそらくは「トリップホップ2.0」なる標語を掲げるループ・ファクションからの影響が大きいのだろう、「フィールド・レコーディングを駆使したトリップホップ」とでも呼ぶべき内容に仕上がっている。
 レーベルのインフォが誘導しているように、往年の〈Mo’ Wax〉を彷彿させるサウンドです、と紹介すれば伝わりやすいだろうか。冒頭 “We All Have An Impact” から種々のノイズとパーカッションがなんとも気だるい空気を漂わせている。もっともそれらしいビートを聞かせてくれるのは “The Brink Of Extinction” だが、とはいえ “Low Forties” や “Deerhound” なんかのドラムはやはりインダストリアルで、その辺がペシミストによる仕事なのかもしれない。“Fast Fashion” まで来るともうほとんどゾウナルである。
 大半の曲がベリアルばりのクラックル・ノイズ(=過去性の喚起)に覆われているのもポイントだろう。“Artificial World” や B12 を思わせる “Weather In August” あたりがわかりやすいけれど、インダストリアルとの両立という点では “Black Rapids” に注目したい。この曲が呼び覚ます風景は完全にスティームパンクのそれであり、どうやら過ぎ去りしかつての産業革命を想起させることこそがこのアルバムの主眼のようだ。
 その点を踏まえて全体を聴きなおすと、ギターの音色を活かした “Angel Of Dub” や “Somewhere In Galicia” なんかは、産業革命以前の非工業的な風景を映像資料として眺めているような感覚をもたらしてくれる。随所に練りこまれた具体音も本作の肝で、虫ないし鳥のような鳴き声が強調される “Dew Point Rising” は、最良のアンビエントとしても機能する。まるで自然破壊の惨状を憂いているかのごときこの……いや、というか、じっさいにそれこそが本作のテーマなのだ。

 わたしたちみんなが影響をおよぼす──タイトルを直訳するとそうなるだろうか。プラッドの力作同様、気候変動や自然破壊にたいする強烈なメッセージを搭載したこのアルバムは、たんにフィールド・レコーディングによって「美しい自然」の風景を幻視させるのではなく、インダストリアルの手法とクラックル・ノイズにより工業性と過去性を喚起させることで、逆説的に、わたしたちみんなが平等に影響をおよぼすわけではないことをほのめかしている。産業革命以降の世界を加速させたものとはなんだったのか、本作を聴いているとそのことに思いを馳せずにはいられない。

Jon Hassell - ele-king

 やはり2018年の新作『Listening To Pictures』で、現役感ばりばりの尖ったサウンドを呈示したことが大きかったのだろう。昨年のラファウンダ『Ancestor Boy』における客演もそうだけど、最近「第四世界」のコンセプトがグローバル・ビーツの動きと共振してきているというか、世のジョン・ハッセルにたいする関心がますます高まってきているように思われる。
 この絶妙なタイミングで、ハッセルのファースト・アルバム『Vernal Equinox』(1977)が、本人主宰の〈Ndeya〉からリイシューされることになった。CDでは30年ぶり、ヴァイナルにいたってはじつに42年ぶりのお目見えである。もちろん、オリジナルのマスターテープをもとにリマスタリングが施されている。日本盤CDにはハッセル本人とブライアン・イーノによるライナーノーツが付属。発売は3月20日。
 ちなみに、ハッセルがブルキナ・ファソの伝統音楽グループ=ファラフィーナと共作した1988年の『Flash Of The Spirit』も、この2月に〈Glitterbeat〉傘下の〈tak: til〉からリイシューされることになっている。合わせてチェックしておこう。

JON HASSELL

オリジナル・マスターテープからリマスタリングした
伝説的名盤『VERNAL EQUINOX』の再発が決定!
高音質CDで発売される国内盤CDは、ジョン・ハッセルとブライアン・イーノによるライナーノーツ訳付き!

ジョン・ハッセルのコンテンポラリー・ミュージック史における偉大さは、マイルス・デイヴィス、ジミ・ヘンドリックス、ジェームス・ブラウン、もしくはヴェルヴェット・アンダーグラウンドに匹敵する。 ──The Wire 誌

鬼才ジョン・ハッセルの記念すべきデビュー作にして、実験音楽史に残る大名盤『Vernal Equinox』が、 “春分” を意味するタイトル通り、3月20日(金)に自身のレーベル〈Ndeya〉から再発されることが決定! 音源は、当時のオリジナルのマスターテープからリマスタリングされたものとなり、CDは30年ぶり、アナログ盤は実に42年ぶりに商品化されることとなる。国内盤CDは、高音質UHQCD(Ultimate High Quality CD)仕様で、解説書に加え、ジョン・ハッセルとブライアン・イーノによるライナーノーツ訳も封入される。

Jon Hassell - Vernal Equinox (Remastered Reissue)
https://youtu.be/4Vv3snJ56MY

米ピッチフォークが選ぶ歴代最高のアンビエント・アルバム50枚にも選出されている傑作『Vernal Equinox』は、1977年に〈Lovely Music〉からリリースされたジョン・ハッセルにとって初の公式リリース作品である。同時に、西洋と非西洋の合体をコンセプトに、フィールド・レコーディング、エレクトリック・ジャズ、アンビエント、ワールド・ミュージックを融合させた「第四世界」シリーズの第一作目としても位置づけられた実験音楽史に残る超重要作。ハッセルのトレードマークでもある、音響信号処理された不可思議なトランペットのサウンドを主役に、ブラジルが誇る世界的パーカッション奏者、ナナ・ヴァスコンセロスによるパーカッションと、バイオフィードバック音楽のパイオニアとして知られる電子音楽家、デヴィッド・ローゼンブームによるシンセサイザーを含む至高のアンサンブルが、静謐で瞑想的で独創的な音響美を生み出している。

ジョン・ハッセルJON HASSELL
トランペット奏者、作曲家、コンセプチュアリストであるジョン・ハッセルは、前衛音楽と先鋭的な音楽の発展の歴史において、大きな功績を残してきた。後のカンのメンバーらとともに、ケルンのカール・ハインツ・シュトックハウゼンに師事した後、テリー・ライリーの『In C』(1968)のレコーディングに参加。ラ・モンテ・ヤングが結成したシアター・オブ・エターナル・ミュージックのメンバーにも名を連ね、パンディット・プラン・ナートと共に、キラニック・スタイルの歌唱を学ぶ。それらすべてが、彼の演奏と異なる音響信号処理を施したトランペットの音作りに影響を与えている。世界中の先住音楽に対する関心が高まった結果、「第四世界」のコンセプトを開発。様々なスタイルを融合させた音楽は、1970年代後半に『Vernal Equinox』や『Earthquake Island』などのアルバム作品で世に送り出された。またそれらの作品は『Possible Music』でコラボレートしているブライアン・イーノを魅了し、デヴィッド・バーンとブライアン・イーノによる名作『My Life In The Bush Of Ghosts』にも多大なる影響を与えている。そこからトーキング・ヘッズの『Remain In Light』やピーター・ガブリエル、デヴィッド・シルヴィアン、ビョークらの作品に参加。また多くの映画音楽や舞台音楽を手がけている。近年では、2018年にリリースされた『Listening To Pictures: Pentimento Volume One』が賞賛され、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァーやフエコ・エス、ヴィジブル・クロークスら新世代の実験音楽家たちにも影響を与え続けている。

label: BEAT RECORDS / NDEYA
artist: JON HASSELL
title: Vernal Equinox
release: 2020/03/20 FRI ON SALE

高音質国内盤CD BRC-634 ¥2,500+tax
国内盤特典 高音質UHQCD / 解説書+ジョン・ハッセルとブライアン・イーノによる解説訳封入

[ご予約はこちら]
BEATINK.COM:
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=10832

Tracklisting
01. Toucan Ocean
02. Viva Shona
03. Hex
04. Blues Nile
05. Vernal Equinox
06. Caracas Night September 11, 1975

Jockstrap - ele-king

 ジョックストラップといえば男性用の下着だけれど、そう名乗るロンドンのオルタナティヴ・ポップ・デュオが〈Warp〉のファミリーに加わることになった。年内になんらかのリリースを控えているとのことで、本日ファースト・シングル “Acid” がデジタルで公開されている。試聴・購入はこちらから……って、ぜんぜん「アシッド」じゃないやんけ! いや、でも良質なポップです。

 ヴォーカリストにしてヴァイオリニストでもあるジョージア・エラリー(Georgia Ellery)と、おそらくはエレクトロニクス担当だろうテイラー・スカイ(Taylor Skye)の2名からなるこのプロジェクトは、2018年の4月にミニ・アルバム『Love Is The Key To The City』で〈Kaya Kaya〉からデビューを飾ったばかりの新星だ。
 ふたりともロンドンのギルドホール音楽演劇学校──チェリストのジャクリーヌ・デュ・プレや歌手のダイドを輩出したことで有名──の出身で、同年9月にはディーン・ブラントのミックステープ『Soul On Fire』にミカ・レヴィとともに参加、10月にアイスランドのフェスティヴァルに出演した際には、ビョークがわざわざ彼らのギグを観にきたという。
 翌2019年にはデーモン・アルバーン率いるアフリカ・イクスプレスのショウに参加する一方、リミックス盤『Lost My Key In The Club』を発表、BBCに紹介記事が掲載され、同年ファースト・アルバムをリリースしたばかりのアリゾナのヒップホップ・トリオ、インジュリー・リザーヴ(アルバムではフレディ・ギブスJPEGMAFIA をフィーチャー)のUKツアーに同行してもいる。

 それぞれソロ活動も熱心で、エラリーのほうは昨年、アンダーワールドの「Drift」シリーズに参加するかたわら俳優としても活躍、コーンウォールの漁村で起こった観光客と地元民との間の緊張を描いた話題のドラマ映画『Bait』──同作は BAFTA(英国アカデミー賞)の「英国映画賞」にケン・ローチ『家族を想うとき』などと並んでノミネートされ、つい先週「英国デビュー賞」を勝ちとったばかり──に出演し、先月その映画のライヴでグウェノーとともにパフォーマンスを披露している。スカイのほうは昨年末、上述のインジュリー・リザーヴのアルバムをほぼまるごとリミックスした音源をユーチューブに公開している。
 というわけで今後の活躍が楽しみな新人の登場だけれども、名前が名前だけに、検索するときはひと工夫されたし。

JOCKSTRAP
オルタナ・ポップ・デュオ、ジョックストラップが〈WARP〉と契約!
シングル “ACID” を解禁。

ロンドンで最も明るく、奇妙なポップを作り 出すデュオ、Jockstrapを聴くべきだ。 ──Dazed

催眠性エキゾティカ」 ──The Guardian

ロンドンを拠点にしたオルタナ・ポップ・デュオ、Jockstrap (ジョックストラップ)が、英名門レー ベル〈Warp〉と契約を結んだことを発表し、移籍後第一弾となるシングル “Acid” を解禁した。

Jockstrap “Acid”
https://youtu.be/oOXho8yVaKk

ジョージア・エレリー、テイラー・スカイの2人による Jockstrap。2018年にデビュー・ミニ・アル バム『Love Is the Key to the City』を発表以降、リミックス・バージョン『Lost My Key In The❤️ Club❤️ 』を公開したことをはじめ、非常にエキサイティングな18ヶ月間を過ごしていた。
エレリーは英国インディペント映画賞を受賞(BIFA)、第73回英国アカデミー賞で新人賞を獲得したコー ンウォールの映画『BAIT』に出演しており、ウェールズの歌手グウェノー・ピペットとともに BFI で映画 のスコアのパフォーマンスを披露。一方スカイは独自にソロ・プロジェクトを進め、以前 Jockstrap とともにUKツアーを廻った仲間であるアリゾナのバンド Injury Reserve の最新作をリミックスした。エレリーは、昨年 Underworld が行なった実験的プロジェクト『DRIFT』にも参加している。

二人で参加したプロジェクトも多く、Dean Blunt の『Soul on Fire』(2018)では A$AP Rocky & Mica Levi らに並び参加アーティストとして名を連ね、昨年行われた blur / Gorillaz のデーモン・アルバーン率いる Africa Express のサーカステントで行われた1回限りの完売公演ライブの客演も果たしている。

本日解禁されたシングル “Acid” はスカイがプロデュースしており、バンドのリリースの中で初めて彼のヴォーカルをフィーチャーしている。エレリーはこう語る──「これは私の兄弟に向けた曲なの。広大で、活気があって、愛に満ちている。テイラーはこの美しい音世界をデザインしてくれた。8分の6拍子のバラードを彼に送ったら、予想外なものが返ってきたわ」。スカイはこう語る──「ジョージアが圧倒的で表情豊かな、柔らかい ピアノのデモを送ってくれたから、僕もベストを尽くしたよ。制作は本当に楽しかった。今までに作った中で、 一番元気づけられる歌だと思うよ。夏の雰囲気もあるしね」。

『Love Is Key to the City』と『Lost My Key In The❤️ Club❤️ 』が、Loud And Quiet、Dazed、Noisey、BBC、The Guardian、Apple など数々のメディアから賞賛され、強いサポートを受けた彼らが、2020年いよいよ世界に向けて活動を本格化させる。現在も新作を制作中であり、今年の後半には〈Warp〉からリリースされる予定だ。リリース予定を前に、初のライブやアンナ・メレディスのサポートなども決定しており、これからが何より楽しみなバンドと言えるだろう。

label: Warp Records
artist: Jockstrap
title: Acid
release date: 2020.02.04 TUE ON SALE

  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294