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Moses Boyd

Moses Boyd

──モーゼズ・ボイドがニュー・アルバムをリリース、クラインが参加

Feb 07,2020 UP

 ついにつながった。UKジャズ・シーンにおける最重要ドラマーといっても過言ではないモーゼズ・ボイド──昨年もジョー・アーモン=ジョーンズを筆頭にさまざまな作品に参加──が、2018年の『Displaced Diaspora』以来となるアルバムを2月21日にリリースするのだけれど、なんとそこにクラインが参加しているのである。すなわち、UKジャズとブラック・エクスペリメンタリズムの邂逅である。これは今年の重要な1枚になりそうだ。


新世代UKジャズシーンの真打がついに見渡す新境地。UKのベースミュージック史まで更新する圧巻の演奏。

2020年、グライムとジャズは同じ夜に鳴り響く。

真打がついに動く。
Joe Armon-Jones、Nubya Garcia、Gary Crosby、Obongjayar、Klein ら参加。前作から格段にアップグレードされた1.5TB相当の情報処理能力で最新ビートをジャズ/アフロビートにフォーマットする、いかつすぎる……とにかく、いかつすぎる驚異の若手による 2nd。
Beyonce 監修による『ライオンキング』のサウンドトラック楽曲への参加や、Little Simz や Lonnie Liston Smith らとのコラボを経て、Tony Allen から直々に受け継いだアフロビートが、最新型の異形のジャズへと変換されていく。

Moses Boyd (モーゼズ・ボイド)
Dark Matter (ダーク・マター)
国内盤CD ¥2,300+税 / 帯付き国内流通2LP ¥3,600+税
IPM-8124 / AMIP-0205
2020年2月21日リリース
レーベル:インパートメント

Track listing:
01. Stranger Than Fiction
02. Hard Food (interlude)
03. BTB
04. Y.O.Y.O
05. Shades of You ft Poppy Ajudha
06. Dancing In The Dark ft Obongjayar
07. Only You
08. 2 Far Gone
09. Nommos Descent ft Nonku Phiri & Nubya Garcia
10. What Now ft Gary Crosby

11. Stranger Than Fiction [Instrumental] *
12. 2 Far Gone [Instrumental]*
13. What Now [Instrumental]*
14. Axiom*
*日本盤CDボーナストラック(LP未収録)

◎CD/LP 日本独占流通

http://www.inpartmaint.com/site/28920/

Moses Boyd
モーゼズ・ボイド

新世代UKジャズシーンの立役者のひとりとして、Lonnie Liston Smith、Ed Motta、Little Simz、Four Tet、Floating Points、Sampha、Kelsey Lu、Sons of Kemet、DJ Khalab など挙げていけばきりがないほどに、様々なシーンと絡み、その度に最先端のビート感覚を養ってきた若き天才ドラマー。サックス奏者 Binker Golding との Binker & Moses 名義でも、名高い評価を得ており、2018年発表の 1st ソロ『Displaced Diaspora』はシーンの代表作として位置づけられている。約2年ぶりとなる 2nd ソロは自身によるバンド、そして自主レーベルの〈Exodus〉からリリースされる。Beyonce 監修により大きな話題を呼んだ実写版『ライオンキング』のサウンドトラック楽曲への参加や、2019年にスマッシュヒットした Little Simz の出世作への参加など、英米問わず様々なシーンの最先端に顔を出すその突出したドラムスキルと豊富なリズムへの知識と探究心は、この 2nd アルバムで爆発し、ジャズやアフロビートが、完全にベースミュージックとして機能している喜びと驚きを世界に知らしめることとなる。

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