Home > News > 栗原康 × 白石嘉治 - ──『ele-king臨時増刊号 黄色いベスト運動』刊行記念イベント開催のお知らせ
お知らせです。おかげさまで好評をいただいている『ele-king臨時増刊号 黄色いベスト運動──エリート支配に立ち向かう普通の人びと』の刊行記念イベントが、7月21日(日)武蔵野プレイスにて開催されます。同書に参加し、昨年の『文明の恐怖に直面したら読む本』も記憶に新しい栗原康と白石嘉治のふたりが、ジレ・ジョーヌについて、刊行後の動向も含めてぞんぶんに語り合います。主催は、『黄色いベスト運動』号に翻訳記事を提供してくれた、ル・モンド・ディプロマティーク日本語版の会。ちなみに代表理事を務める村松恭平は、まもなく刊行されるヴァルファキス『わたしたちを救う経済学』の翻訳にも参加しています。当日は懇親会もありますので、お時間ある方はぜひ!
ディプロ出版記念シンポジウム
フランスの民衆蜂起「黄色いベスト」運動を問う
~エレキング臨時増刊号『黄色いベスト運動~エリートに立ち向かう普通の人びと』の出版を記念して~
対談:白石嘉治氏(仏文学者) vs 栗原康氏(アナーキズム研究者)
昨年末、燃料税の値上げに反対してフランスで始まった「黄色いベスト」運動はマクロン大統領に象徴されるエリート支配に立ち向かう“民衆蜂起”として今もなお続いている。組合や政党が主導したかつての社会運動と違い、地方在住のおじさんやおばさんが自然発生的に立ち上がったこの運動は、左右のイデオロギー対立を超えたアナーキーな運動として、パリ・コミューンや五月革命とともに歴史にその名を刻むことになるだろう。
その実情を伝えるエレキング臨時増刊号『黄色いベスト運動』(Pヴァイン、今年3月発売)の出版を記念し、同誌で対談している仏文学者の白石嘉治さん(『ネオリベ現代生活批判序説』新評論など)とアナーキズム研究者の栗原康さん(『何ものにも縛られないための政治学~権力の脱構成』角川書店など)をお招きし、「黄色いベスト」運動の意義とアナーキズムの現在について考える。
※参考図書:白石嘉治・栗原康共著『文明の恐怖に直面したら読む本』(Pヴァイン発行)
■日時:7月21日(日)午後2時半~4時半
■場所:武蔵野プレイス3階 スペースC
東京都武蔵野市境南町2-3-18(JR中央線武蔵境駅南口)
■資料代:一般800円、会員・学生500円(学生の方は学生証をお持ちください)
■定員:40名(先着)
■主催:ル・モンド・ディプロマティーク日本語版の会
※シンポジウム終了後、近くの居酒屋で懇親会を開催します。講師を囲んで和気あいあいと懇談したいと思います。参加費は3000円程度の予定です。
※申し込みとお問い合わせは日本語版の会まで(diplojapon@gmail.com 携帯080-4451-1954)