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Home >  News > Banksy - ──バンクシー、北アフリカからの難民救助船に資金提供

Banksy

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──バンクシー、北アフリカからの難民救助船に資金提供

Aug 29,2020 UP

 バンクシーが北アフリカから欧州を目指す難民たちを乗せた救助船に資金調達したことがいま話題になっている。ピンクに塗られたその大きな船は、任務遂行のために8月18日にスペインのヴァレンシアを出港し、地中海の真ん中なかで、子ども4人を含む89人を救った。

 フランスのアナキスト/フェミニストの名前にちなんで「ルイズ・ミシェル」と名付けられたその船には、救助活動に参加している欧州各地からの活動家が乗っていた。長年にわたって活動してきたドイツの人権活動家、Pia Klemp氏がガーディアンに語ったところによると、あるときいきなりバンクシーから「やあ、Pia。私はあなたのことを新聞で読んだ」というメールが来たという。「私はイギリスのアーティストで、移民危機についてやることがあり、お金を持ってられません。新しいボートか何かを買うために、使ってもらえますか?」
 ドイツ人の活動家も最初は信じられなかったそうだ。バンクシーは救助そのものには関わっておらず、あくまで資金提供のみだったというが……。

 北アフリカからの難民問題は数年前から話題になっている。多くの貧困者たちがヨーロッパを目指し密航し、そして多くの人たちが地中海で死ぬか、あるいはイタリアなどの沿岸警備隊員ボートに見つけられ、リビアの強制収容所に帰されている。2020年だけでもすでに514人の難民が海に溺れ死んだと言われているが、くだんのPia Klemp氏は、2016年〜2018年に1万4千人の溺れそうだった難民を救った。
 先月もバンクシーはパレスチナの病院への資金援助ため一連の絵をチャリティ競売にかけて寄付している。日本では小池都知事にまで愛でられ、コンビニ雑誌でも特集され、政治的でイケているグラフィティ・アートとして消費されつつあるバンクシーだが、これこそバンクシーだ。

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