Home > News > DJ Stingray 313 - ──来日直前特別インタヴュー、エレクトロの醍醐味から現在制作中の新作まで

いよいよ今週末、7年ぶりの来日を果たし渋谷O-EASTにてDJセットを披露するヴェテラン、DJスティングレイ313。いろいろと忙しい活動の合間を縫って、現在は新しいレコードの制作を進めているという。せっかくの機会なので、彼にいくつか質問を投げかけてみた。

■現在のホームはベルリンですよね。移住してから10年くらいでしょうか? あなたの目から見て、いまのベルリンのクラブ・シーンはどのように映っていますか?
DJ Stingray 313(以下、S):週末ごとのイヴェントの数や、ドイツや世界各国から集まるアーティストの質という点では盛りあがっているんじゃないですかね。だいたいクラブでの週末は木曜日にはじまり、月曜日まで続きます。いろんなジャンルのイヴェントが盛りだくさんで、クラブ・カルチャーはほとんど穏やかな雰囲気です。
■たまにはデトロイトに帰ることもあるのですか? もしあれば、現在のアメリカにどんな思いを抱きましたか?
S:いつも年に数回帰っています。シーンを守り、さらに発展させるために頑張っているプロモーター、ヴェニュー、アーティストが数多くいることは断言できます。アメリカについても状況は同様で、南部や西部のプロモーターたちは、ポップ、ロック、ヒップホップ、カントリー・ミュージックにほぼ一極集中しているこの国に、クオリティの高いエレクトロニック・ミュージックを広めようと挑戦しています。
■音楽制作にのぞむうえで、アーバン・トライブ名義とスティングレイ名義とでは、どのような違いがありますか?
S:アーバン・トライブはより実験的で、ヒップホップに近いスタイルでしたが、最近はスティングレイとしてのプロダクションに注力していました。じつは2027年に〈Planet E〉からアーバン・トライブのLPをリリース予定なんですよね。スティングレイ名義のLPが秋ごろに完成したあと、その制作にとりかかる予定です。そのころには、スタイルの違いがより明確にあらわれると思います。
■スティングレイ名義ではエレクトロのスタイルにこだわっています。あなたにとって、エレクトロという音楽がもつ最大の魅力はなんですか?
S:トラディショナルなエレクトロには、フューチャリスト的視点や美学があったし、いまもあると思います。それと、いわゆる “ブロークン・ビート” のドラム・パターンやBPM、ヴォーカル、SF的なテーマなどは、より退屈なスタイルやなんの特徴もないポップ・ミュージックにたいする一種の抵抗みたいなものじゃないでしょうか。
■「スティングレイ」の名づけ親である、ドレクシアのジェイムズ・スティンソンについて教えてください。あなたにとって、彼はどのような人物でしたか?
S:ジェイムズ・スティンソンに初めて会ったのはデトロイトの〈Buy Rite Music〉というレコ屋でした。この店のオーナーはクリフ・トーマスというひとで、彼はもっと多くのひとに知られてしかるべき、名もなきレジェンドです。私が知るかぎり、ジェイムズは率直で、創造力豊かで、真面目なひとでした。彼の先見の明、ドレクシアのプロダクション、そして彼の急逝により実現しなかったツアーのツアーDJとして私を選んでくれたことには、感謝してもしきれません。でも、彼をもっとよく知っていて、より深い話ができるひとたちがいますよ。
■現時点での最新作は、2024年に〈Tresor〉から出た「Industry 4.0 EP」でしょうか? いまも新しい音楽を制作中ですか?
S:いまは〈Tresor〉からリリースするLPを仕上げているところです。ほぼ毎週末DJが入っているから、その間につくり直したくなるような曲が出てきてしまって、完成にかなり時間がかかってしまいました。それと、とあるサウンド・パレットを探していて、ようやくそこにたどり着ける気がします。どこかしらのタイミングで、制作をストップして作品をリリースする決断はしなければならないですよね。
■DJとして尊敬している人がいたら教えてください。
S:何人かいるけど、ヘレナ・ハウフ(Helena Hauff)とジョジー・レベル(Josey Rebelle)はずっと大好きで尊敬しているプロフェッショナルなふたりです。
デトロイト・エレクトロのアイコンDJ Stingray 313、7年ぶりの来日決定!

[公演情報]
MIDNIGHT EAST invites DJ Stingray 313
2026年7月10日(金)
OPEN / START 23:00
会場:
MIDNIGHT EAST (Spotify O-EAST / AZUMAYA)
東京都渋谷区道玄坂2-14-8
https://shibuya-o.com/east/schedule/dj-stingray-313/
DOOR ¥4,500
ADV ¥3,500
EARLY BIRD / BEFORE 0:00 ¥3,000
UNDER 25 ¥2,500
LINE UP:
=O-EAST=
DJ Stingray 313
KABUTO
SAKUMA
=AZUMAYA=
MAYUDEPTH B2B Akey
NYAO
ADAK7
SOGI
DJ Stingray 313として知られるデトロイト出身のDJ/プロデューサーSherard Ingram は、自身とCarl Craig、MoodymannことKenny Dixon Jr.、そしてAnthony Shake ShakirからなるプロジェクトUrban Tribeの創設者であり、James Stinsonによる伝説的なユニットDrexciyaのツアーDJとしても活動していたベテランだ。2010年代後半に起こった高速エレクトロの再興によって、彼は真に世界中から注目される存在となり、現在はアンダーグラウンドクラブミュージックシーンにおいて最も多忙なDJの一人として、ベルリンを拠点に毎週末各地を飛び回っている。
今回Stingrayは、O-EASTメインフロアのパワフルなサウンドシステムで、自身のシグネチャーサウンドであるエネルギッシュなエレクトロ/テクノを披露。ローカルからは国内外のヘッズから熱く支持される存在であり、Stingrayとは2013年以来の共演となるKABUTO、そして渋谷WOMBでModestを主催するSAKUMAが決定した。
東間屋フロアではエレクトロニックミュージックパーティーVITALの共同オーガナイザーMAYUDEPTHとAkeyがB2Bセットを披露するほか、西麻布Trafficを拠点としaxiom、DtRMを主催するNYAO、テクノを軸にエクスペリメンタルな要素を織り交ぜ、リスナーを美しい混乱へと導くADAK7、そしてSlow Techno CrabのオーガナイザーSOGIがプレイする。
Sherard Ingram, a Detroit-born DJ and producer known as DJ Stingray 313, is a veteran who founded the Urban Tribe project—featuring Carl Craig, Kenny Dixon Jr. (aka Moodymann) and Anthony ‘Shake’ Shakir—and also served as the tour DJ for James Stinson’s legendary duo Drexciya. The resurgence of fast-paced electro in the late 2010s propelled him into the global spotlight, and he is now one of the most in-demand DJs in the underground club music scene, touring around the world from his current home in Berlin every weekend.
Stingray will showcase his signature sound of hi-octane electro and techno on our main floor’s powerful sound system. He’ll be joined by the local hero KABUTO (they also shared the lineup in Tokyo back in 2013) and the Modest organiser SAKUMA.
In Azumaya, MAYUDEPTH and Akey will play back-to-back (they co-organise the electronic music party VITAL). Also NYAO, a DJ based at Nishiazabu Traffic and the organiser of axiom / DtRM, ADAK7 who weaves experimental elements into techno, guiding listeners to the state of beautiful confusion, and SOGI, the organiser of Slow Techno Crab are on the bill.
※U25チケットは当日券のみの販売になります。(要顔写真付き身分証明書)
※20歳未満入場不可。(要顔写真付き身分証明書)
※出演者は予告なく変更になる場合がございますので、予めご了承ください。
※客席を含む会場内の映像・写真が公開されることがあります。
※UNDER 25 tickets are only available at the DOOR. (Photo ID required)
※Must be 20 or over with Photo ID to enter.
※Please note that the performers are subject to change without notice.
※Please be aware that videos and photos during the event, including the audience, may be released.