Home > News > FN Meka - ——メジャー・レーベルと契約したAIラッパー、デビュー後すぐに降板する
いやはや、少し前にAIが感情を持っただのなんだのという話題がありましたが、次世代音楽企業を自称する「Factory New」の共同創業者、アンソニー・マーティーニ(白人)とブランドン・ル(アジア人)によって開発され、アメリカの大手レコード会社キャピトル(その傘下にはブルーノートもあります)がデビューさせたAIラッパー、TikTokで1000万人以上のフォロワーを誇る、人工知能を一部搭載したヴァーチャルな「ロボットラッパー」、その名もFN Meka。去る8月12日にデビュー・シングル「Florida Water」をリリースしばかりですが、早々と降板が決定したようです。
というのも、AIラッパーの黒人の外面、そしてNワード連発、刑務所で警察から暴行されるインスタ投稿など、“黒人ラッパー”のステレオタイプ化がひどかったそうで、さっそくブラック・コミュニティから猛反発を受けることに。これにはキャピトルも速やかに謝罪を表明し、このプロジェクトの中止を発表した。なお、楽曲と歌詞はポピュラー音楽を分析するAIシステムによって生成させたもの、楽曲は人間が演奏していたそうだ。
FN Meka ——メジャー・レーベルと契約したAIラッパー、デビュー後すぐに降板する | ele-king https://t.co/mJPwNpXqQ4@suwa19881206 09.1 19:48