「R」と一致するもの

Kode9 - ele-king

 吉報到着。〈Hyperdub〉の主宰者、コード9がなんと、2015年の『Nothing』以来となるアルバムをリリースする。かれこれ7年ぶりの新作だ。その名も『Escapology』。脱出術? どうやら彼らしく、今回も非常にコンセプチュアルな作品になっている模様。最近の〈Hyperdub〉の勢いについてはこちらの対談記事をご参照ください。

Kode9

〈Hyperdub〉主宰にして、エレクトロニック・ミュージックの
最前線を常にひた走る重要人物、コード9

7年ぶりとなる待望の最新アルバム
『Escapology』を7月15日にリリース!
新曲 “Torus” が公開中!

唯一無二の存在感を放つ Burial を筆頭に、常に先鋭的エレクトロニック・ミュージック/ベース・ミュージックを発信し続けてきた〈Hyperdub〉の主宰にして、自身もアーティスト/DJ/ライターとして多岐にわたる活動を続ける重要人物、Kode9。2015年にリリースした『Nothing』以来7年ぶりとなる待望の最新アルバム『Escapology』を7月15日にリリース決定! 新曲 “Torus” を公開中。

Kode9 - Torus
https://fanlink.to/kode9torus

本プロジェクトは昨年から進行中のプロジェクト「Astro-Darien」におけるオーディオ・ドキュメントとなる作品だ。これまでの Kode9 の作品の中でも最も野心的な作品といえる『Escapology』は、〈Hyperdub〉のサブレーベル、〈Flatlines〉から10月にリリースされるソニック・フィクション『Astro-Darien』のサウンドトラックに位置付けられる作品で、『Astro-Darien』の緊張感のある世界観を高解像度な音像とアシメトリーなリズムで表現している。『Escapology』は、2021年に南ロンドンのヴェニュー、"Corsica Studios" のメインフロアで2週間にわたって行われたオーディオ・ビジュアル・インスタレーションとして、更にはピエール・アンリらが1951年に設立したパリの電子音楽に関わる研究機関 INA-ARM に招待され、フランスの偉大なる電子音楽作曲家、フランソワ・ベイルによって1974年につくられた音響システム、アクースモニウムでレコーディングされたという。ベース・ミュージック、電子音楽そしてミュージック・コンクレートなど様々な要素が入り乱れるフューチャリスティックかつプリミティヴな最高傑作が誕生! アートワークは、Kode9 の長年のコラボレーターである Lawrence Lek と Optigram が手掛けた。

待望の最新アルバム『Escapology』は7月15日にCDとデジタルで発売! CDは国内流通仕様盤で帯・解説が付属する。

label: Hyperdub / Beat Records
artist: Kode9
title: ESCAPOLOGY
release: 2022.07.15 FRI ON SALE

BEATINK.COM:
https://www.beatink.com/products/detail.php?product_id=12848

TRACKLISTING
01. Trancestar North
02. The Break Up
03. Toxic Foam
04. Orbex
05. Angle Of Re-Entry
06. Freefall
07. In The Shadow Of Ben Hope
08. Sim-Darien
09. Cross The Gap
10. Uncoil
11. Astro-Darien
12. Lagrange Point
13. Docking
14. Torus
15. T-Divine

¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U - ele-king

 行松陽介がキュレイターを務めるコンピ、『Midnight is Comin'』がシンガポールのレーベル〈Midnight Shift〉から6月17日にリリースされる。「w/ friends」と記されている通り、彼が信頼する(おもに関西の)プロデューサーたちが集結。orhythmo、SPINNUTS、YPY、KEIHIN、DJ Nobu、Gabber Modus Operandi、Coni、CITY、Ryo Murakami、Sapphire SlowsCOMPUMAAlbino Sound と、なかなか豪華な1枚だ。ミッドナイトが、来る。

artist: ¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U w/ friends
title: Midnight is Comin'
label: Midnight Shift
release: 17th June, 2022

tracklist:
01. orhythmo - Nagel
02. SPINNUTS - Zweimal schlafen atmosphäre
03. YPY - MS
04. KEIHIN - Exhale
05. DJ Nobu - Yakou Gai
06. Gabber Modus Operandi - Kisah
07. Coni - Ängelsbäcksstrand
08. CITY - 9K
09. Ryo Murakami - Reminiscence
10. Sapphire Slows - Hinotori
11. COMPUMA - Flowmotion (IN DUB)
12. Albino Sound - Celestial Sphere

Mix curated by ¥ØU$UK€ ¥UK1MAT$U
Mix mastered by Redshape
Artwork by UC EAST
Layout by Takashi Makabe
Mastered and cut by Simon at The Exchange

Shintaro Sakamoto - ele-king

 先日、6年ぶりのニュー・アルバム『物語のように』をリリースした坂本慎太郎。この絶好のタイミングでワンマン・ライヴが決定している。LIQUIDROOMの18周年記念でもあり、メンバーとしてAYA、菅沼雄太、西内徹も出演。行かない理由がありません。

坂本慎太郎、LIQUIDROOMにてワンマンLIVE決定!

LIQUIDROOM18周年を記念して、坂本慎太郎ワンマンLIVEが決定致しました。 
6月3日(金)に6年ぶり4枚目のアルバム「物語のように」をリリースした坂本慎太郎。
まさに待望の新作発売後最初のワンマンLIVEになります。
メンバーは、坂本慎太郎、AYA、菅沼雄太、西内徹。
イープラスでのプレオーダーは本日6月6日から始まります。

*開催にあたっては、現在のガイドラインに沿い、感染防止を徹底して行います。

LIQUIDROOM 18th ANNIVERSARY

坂本慎太郎
-坂本慎太郎LIVE2022-

2022年7月14日(木曜日)
LIQUIDROOM
開場: 19:00 / 開演: 20:00
前売: ¥4,500 (drink代 別)
pre-order イープラス 2022年6月6日(月)正午~12日(日) 18:00
一般発売 6月25日(日) イープラス
https://eplus.jp/sf/detail/3637340001-P0030001

問い合わせ : LIQUIDROOM 03-5464-0800 www.liquidroom.net

主催: LIQUIDROOM
企画制作: LIQUIDROOM / zelone records

坂本慎太郎プロフィール

1989年、ロックバンド、ゆらゆら帝国のボーカル&ギターとして活動を始める。
2010年ゆらゆら帝国解散後、2011年に自身のレーベル、“zelone records”にてソロ活動をスタート。
今までに3枚のソロ・アルバム、1枚のシングル、9枚の7inch vinylを発表。
2017年、ドイツのケルンでライブ活動を再開し、国内だけに留まらず、2018年には4カ国でライヴ、そして2019年にはUSツアーを成功させる。
今までにMayer Hawthorne、Devendra Banhartとのスプリットシングル、ブラジルのバンド、O Ternoの新作に1曲参加。
2020年、最新シングル『好きっていう気持ち』『ツバメの季節に』を7inch / デジタルで2か月連続リリース。
2021年、Allen Ginsberg Estate (NY)より公式リリースされる、「Allen Ginsberg’s The Fall of America: A 50th Anniversary Musical Tribute」に参加。
2022年、4thアルバム「物語のように」をリリース。

様々なアーティストへの楽曲提供、アートワーク提供他、活動は多岐に渡る。

official link: https://linktr.ee/shintarosakamoto_official

Jo Montgomerie - ele-king

 ここにあるのは音である。世界に満ちていた音である。

 スコットランド出身、マンチェスター在住の音楽教師、サウンド・アーティストであるジョー・モンゴメリー。その新作『From Industry Home』が、環境音+アンビエント系譜の作品として、なかなか興味深い出来だった。
 彼女のこれまでの作品以上にフィールド・レコーディング/サウンドスケープを追求したアルバムに仕上がっていたのだ。音と音が溶け合い、響き合い、混じり、現実が溶けていってしまうような音響……。

 ジョー・モンゴメリーが最初にアルバムをリリースしたのは、2019年のことだ。ノース・ヨークシャーの〈Industrial Coast〉から『Early Works pt. II』を発表した。薄暗いアンビエンスを基調としつつも、〈raster-noton〉直径のグリッチな電子音楽であった。
 そして2020年と2021年にセルフリリースした『selected isolation works』と『ISO2​.​0』から環境音と具体音と電子音が交錯するアンビエント作品へと変化しはじめた。そして2022年に『From Industry Home』を送り出したわけだ。
 『From Industry Home』の音は、マンチェスターの都市の音を採取することで生まれたサウンドスケープである。そこに自身の身体の音なども細やかにミックスされていく。いわばマクロとミクロが交錯するようなサウンドだ。
 聴いていると具体音と電子音の持続によって、聴覚の遠近法が溶け合っていくような感覚を得ることができるほど。ここに「コロナ禍における世界/都市の音」という側面も想像することは容易いが、むろん実証はない。
 自分は(音楽性はまったく違えども)どこかイーライ・ケスラーの『icons』(2021)を想起してしまったのだ。同時代の音響を感じたとでもいうべきかもしれない。都市の音が音響のなか溶けあっていくような感覚である。そう、『icons』もまた(コロナ禍の)都市の音を採取したアルバムであった。
 一方、アルバムのリリース・レーベルは、ロンドンの〈touch〉などからリリースしているヤナ・ヴィンデレンやクリストフ・ヒーマンとアンドリュー・チョークによるミラーと隣接すると語っている。

 ちなみにリリース・レーベルは〈Helen Scarsdale Agency〉というカルフォルニアの実験音楽レーベルである。このレーベルはフォッシル・エアロゾル・マイニング・プロジェクトをはじめ、ジム・ヘインズ、BJ・ニルセン・アンド・スティルアップステイパ、ローレン・チャス・アンド・ノータムなど極めて通好みの音響作家の作品を00年代以降、多くリリースしてきたマニア御用達の音響レーベルといえよう。
 このアルバムの音もまたディープにして、深淵、どこか崇高のようなムードもあり、まさに〈Helen Scarsdale Agency〉に相応しい仕上がりだ。世界の片隅から広がる音響の神秘か。「ただの音」に宿る音の霊性か。
 
 全4曲(カセット版にはA面とB面で各2曲ずつ)、どのトラックも採取された都市の環境音とノイズが深い残響の中でコラージュされ、まったく別の音響のように変化していく。
 どこまでが環境音か。どこまでが加工されたものなのか。どこまでが電子音なのか。その境界線が次第に曖昧になり、音と音が溶け合っていく。まるで映画の音響部分だけを聴いているような感覚だ。
 音楽教師ということだから、おそらく音楽的な知識や理論なども熟知しているのだろう。だが彼女の音は理論に縛られた音ではない。精密で生々しく、自由に音の波にアクセスしていくような感覚があるのだ。今年になって聴いたフィールド・レコーディング・アンビエント作品の中でも印象的なアルバムのひとつである。

 最後に冒頭の言葉をもう一度繰り返しておこう。ここにあるのは音である。世界に満ちていた音である、と。

 2016年7月に急逝したWOODMAN(2013年 ele-king vol.12に、ペイズリー・パークスとの対談あり)、彼が残した膨大な作品のなかから、1999年に制作、MACARONIMAN名義でリリースされた『Downtown Science』がレコード店JET SETによってアナログ化された。日本のフットワークや食品まつりにも影響を与えた彼のあまりにもオリジナルなプロダクションが聴けるチャンスです。チェックしてください。
https://www.jetsetrecords.net/i/814006021169/
 

Síntomas de techno - ele-king

 1985年から1991年のペルーのアンダーグラウンド・シーンで活躍したテクノ音源の編集版『Síntomas de techno : Ondas electrónicas subterráneas desde Perú (1985-1991)』がリマの〈Buh Records〉から先週末リリースされた。タイトルは英訳すると『Symptoms of techno:
Underground electronic waves from Peru (1985-1991)』、和訳すると「テクノ症候:ペルーのアンダーグラウンド・エレクトロニック・ウェイヴ」。
Disidentes、Paisaje Electrónico、T de Cobre、Meine Katze Und Ich、El Sueño de Alí、Cuerpos del Deseo、Círculo Interior、Ensamble、Reacciónといったバンドによる、パンクに触発されたペルー生まれのDIYテクノ(テクノ・ポップ、EBM、インダストリアル、ミニマルシンセなど)が収録されている。解説によると「ほぼすべてが入手不可能な曲で」「ラテンアメリカのテクノやインダストリアル・ミュージックの歴史を語るうえでは避けられないレファレンス」とのこと。フィジカルは限定300枚で7月15日発売。英語とスペイン語のブックレット付き。まずは聴いてみましょう。面白いです。

African-American Sound Recordings - ele-king

 シャレた滑り出しに意表を突かれる。まさかのラウンジ的展開。これまでは実験音楽をはじめ試行錯誤の連続だったアフリカン-アメリカン・サウンド・レコーディングス(以下、AASR)がスタイルをガラッと変化させた。よく聴くとラウンジ風の演奏(?サンプリング?)には細かくダブ処理が施され、シンコペーションを効かせたドラムに複雑なループがいくつも絡み合うなど細部までサイケデリックに染め上げられている。いわゆるひとつのドープ・サウンドで、ボトムの締め方はきちんとしたもの。ホーンや各種の金属音が異様に華やかなために、パッと聞いた感じは明るいアンチコンというか、メランコリーを返上したDJシャドウというか。そう、大雑把にいえば『Tamika's Lodge』はダン・ナカムラやマッドリブとは異なるタイプのインストゥルメンタル・ヒップホップで、20年前にブルース・ミュージシャンの故郷レッド・バンクスがジェントリフィケーションから逃れて宇宙に移転したという設定のコズミック・サウンド。AASRのデビュー作『Divine Comedy(神曲)』にはサン・ラーとダンテの言葉が長々と引用され、そうした含みは最初からあったとも言える。リヴァーブをかけたピアノに不穏なドローンが虚しく響く“9000th Hour”だけが、そして、宇宙の虚しさを漂わせる。

 AASRの正体はよくわからない。メンフィスを拠点とするW.G.M. がその主体らしく、動画サイトには黒人男性が1人で演奏する姿があり、ジャケ写やストリーミング・サイトのアー写などには黒人女性の姿もある。W.G.M. 名義では2019年にデビュー・アルバム『AND EYE (seen what i saw)』、20年にはシングル「RUNAWAY TRAIN」やミニ・アルバム『Outreach Ministries』をリリースし、やみくもに実験的な作品だけでなく、叙情性に焦点を当てたゆるゆるのコンポジションから本格的なアンビエントまで、いわゆる習作的な作品が並ぶ。AASR名義は2020年からW.G.M. 名義と入れ替わるように使われ始め、デビュー・アルバム『Erasure Poetry』では延々と続く雨の音に始まり、統一性のない音楽スタイルが雑多に煮込まれていく。正直、何をやりたいのかよくわからない。ジェントリフィケーションによって覆い隠されたホームレスやアル中など「忘れられた個々人」に焦点を当て、ヒューマニティを推進していくというステートメントが記されてることがそれまでとは大きく異なった。テーマのせいか、全体にうらぶれた感じで、しつこく繰り返される雨の音がとくに効果を上げているとも思えない。

 スピーカー・ミュージックやグリーン-ハウスなど、滑り出しはそうでもなかったのに急に完成度が高くなるミュージシャンがたまにいる。『Tamika's Lodge』もまさにそうした作品で、外部からプロデューサーを招いたわけでもないのにここまでのキャリアとは断絶していると言いたくなるほどサウンドも曲もすべてが一新されている。宇宙空間に移動したという設定が想像力の向かう方向に何も制約を設けなかったということなのだろう、“Astral Breakin’”でギターのコードを単純に鳴らすだけとか、“Coffee Cake”でジャズ・ベースが正確にループされ続けるといった地味な要素がここまで丁寧につくられたことはなく、その上でインプロヴィゼーションに移ったり、妙な部分にダブ処理を施すので、ノーマルな演奏からどこかに連れ去るというイメージの飛躍が威力を増している。“Kitchen Clean-Up Crew”や“The Gxian Airstream”など、もっと聞いていたいのに、あっさりと終わってしまうのは本当に残念。“Knight Of Cups”などはフリー・ジャズのドラムに様々なドローンが絡んでいくにもかかわらず、それこそラウンジ・ミュージックのように聴かせてしまい、初期の808ステイトを思わせる“Mars Mathematics”など、とにかく聴かせ方が巧みで技あり。

 気になるのは「アフリカン-アメリカン」という呼称で、2年前の大統領選でバイデンがインド系のカマラ・ハリスを副大統領候補にすると予告した際も、これに反発したアフリカ系がドナルド・トランプに票を投じるという動きがあったため、カラード同士の分断を避けるためにアフリカ系も「ブラック」と呼ぶことが増えているなか、あえて「アフリカン-アメリカン」を名乗るというのはどういうことなのだろうか。ジェルー・ザ・ダマジャのような逆差別主義者の可能性もあるし、そのあたりは機会があればちょっと確認しておきたいところ。

tofubeats - ele-king

 新型コロナウイルスの急襲から2年以上が過ぎている。状況は国によって異なるけれども、以前わたしたちがぼんやりと思い描いていた将来像が一度キャンセルされたことは疑いない。心情面のみならず、実際に経済的な打撃をこうむり先のことが見通せなくなった者も少なくなかったはずだ。以前からあった「資本主義リアリズム」の概念を、パンデミックが加速させたともいえる。資本主義以外の社会を想像することが難しくなったというマーク・フィッシャーの考えが、より強度をもって人びとに実感されるようになった、と。
 今月末発売の紙版エレキング夏号ではフォーク特集を組んでいる。そこでインタヴューを掲載しているマリサ・アンダーソンの昨年のアルバム・タイトルは『Lost Futures』だった。共作者のウィリアム・タイラーが読んでいたフィッシャーの著作『わが人生の幽霊たち──うつ病、憑在論、失われた未来』からとられたものだ。タイラーがその語を用いたのは、たんに「クールなフレーズ」だと思ったからにすぎない。けれども作品の完成後、そのことばの文脈を再検討したくなったと、彼は『Foxy Digitalis』のインタヴューで語っている。特権のある連中が抱くペシミズムもあるから、と。たとえば「白人男性」が考える、失われた未来──でも「わたしたちは日常生活を送っていますよね?」とアンダーソンのほうもおなじ記事で発言している。「子どもに、未来はないんだよと伝えてみてください。わたしたちが暮らしている現在は、ノスタルジアのうえに築かれた幻想なんだよって。そうじゃないですよね。今日は今日です」。
 tofubeats による4年ぶり通算5枚目のアルバムもまた、果敢にペシミズムを乗りこえようともがく作品である。

 前作『RUN』のあと、tofubeats は拠点を神戸から東京に移している。積極的にDJをやったり仕事を増やしたりいろんなひとに会ったりするためだ。が、まさにそのタイミングどんぴしゃでリボ核酸が人類を襲撃。想定していた活動ができなくなった彼は、パンデミック前から考えていたという「鏡/反射」のテーマをより深めていくことになる。検温器で自身の顔を目にする機会が増えたことも影響したらしい。つまり本作は tofubeats の内省の反映と言えるわけだが、しかし湿った感じはまるでない。せつなさはあるけれど、ナルキッソスはおらず、全体的にからっとした前向きなムードに包まれている。
 ゲスト不在だった前作とは打ってかわり、多彩な顔ぶれが招かれているところも大きい。サグさを売りにしない点でいまもっとも注目すべき神戸のラップ・デュオ Neibiss をフィーチャーしたヒップホップ・チューン “don’t like u”。おなじく神戸のシンガーソングライター UG Noodle が気だるげな歌を聴かせるモンド~ボサノヴァ調の “恋とミサイル”。tofubeats はこれまでのように、将来を担うだろう若手をフックアップするというみずからの役割をしっかりこなしている。
 クラブ・ミュージックのリスナーにとっては、後半のほうがより魅力的に映るかもしれない。9曲め “Solitaire” 以降の基調はハウスだ。『わが人生の幽霊たち』でフィッシャーは音楽が大きくは進化しなくなってしまったことを指摘していたけれど、「音楽ってもうダメなのかなー?/そんなことないって言ってくれよ」という “VIBRATION” の Kotetsu Shoichiro のラップは、4つ打ちという既存のフォーマットと組みあわせられることにより、フィッシャーへのアンビヴァレントな感情を表現しているようにも聞こえる。“SOMEBODY TORE MY P” や “Okay!” ではDJピエール・ファンとしての本領を発揮、ノイズのないJポップの世界(=資本主義リアリズム)で盛大にアシッド音をぶちかますことも忘れていない。
 そうしてアルバムは表題曲へとたどりつく。『竜とそばかすの姫』で飛躍的に知名度を高めたシンガー、中村佳穂がメイン・ヴォーカルを務めるこのジャングル・チューンこそ本作のハイライトだ。「溺れそうになるほど 押し寄せる未来」。これはペシミズムに覆われた時代のムードにたいするストレートな反骨である。同様の価値転覆は、複数のビートが入れ替わる最終曲 “Mirai” にも引き継がれている(「未来が押し寄せる」「未来まだ止まらない」)。「Mirai」は冒頭 “Mirror” にかかっている。「鏡」を覗きこむことからはじまった内省が「未来」の洪水へといたるこのストーリーは、今日の閉塞感を突破する起爆剤となるにちがいない。
 未来が失われているっていう発想、もうやめません? tofubeats の新作はそう主張している。そろそろ次のステップに行きませんかと。ここに、未来はリセットされた。

Zettai-Mu “ORIGINS” - ele-king

 大阪の KURANAKA a.k.a 1945 が主催するロングラン・パーティ《Zettai-Mu》あらため《Zettai-Mu “ORIGINS”》の最新回が6月18日(土)@NOON+CAFE にて開催される。2020年以降の度重なる延期を乗り越えてきた同パーティだが、今回 KURANAKA は「30th Anniversary Historic Set」を披露するほか GOTH-TRAD、D.J.Fulltono、ntank と、豪華な面子が集合する。ぜひ足を運びましょう。

Zettai-Mu “ORIGINS"
2022.6.18 (SAT)
OPEN/START. 22:00 -

KURANAKA a.k.a 1945
[ 30th Anniversary Historic Set ] (Zettai-Mu)
GOTH-TRAD
(Back To Chill/DEEP MEDi MUSIK/REBEL FAMILIA)
D.J.Fulltono
(Booty Tune Records/Exit Records/Tekk DJ'z Crew)
??????
ntank (MAVE)
HARUKI
ランプ (sabato)
Vis (PAL.Sounds)
Ascalypso
PACONE
Somae'369
ZTM SOUND SYSTEM (Main Floor)
369 Sound (2nd Area)
and YOU !!!

at NOON+CAFE
TEL : 06-6373-4919
ADDRESS : 大阪市北区中崎西3-3-8 JR京都線高架下
3-3-8 NAKAZAKINISHI KITAKU OSAKA JAPAN
WEB SITE : https://noon-cafe.com
ZETTAI-MU WEB SITE:https://www.zettai-mu.net/news/2206/18/
FB EVENT : https://www.facebook.com/events/739754973706169

OPEN/START. 22:00
ADV. 1500yen (要予約)
DOOR. 2000yen
UNDER 23. 1500yen
※1D別*入場時に1DRINKチケットご購入お願い致します。

【予約登録リンク】
https://noon-cafe.com/events/zettai-mu-origins-yoyaku-6
※枚数限定ですので、お早めにご購入ご登録お願い致します。LIMITED枚数に達した場合、当日料金でのご入場をお願い致します

【新型コロナウイルス感染症拡大防止対策】
・マスク着用での来場をお願いします。
・非接触体温計で検温をさせて頂き、37℃以上の場合はご入場をお断り致しますので、予めご了承ください。
・店内の換気量を増やし、最大限換気を行います。

【お客様へご協力のお願い】
・以下のお客様はご来場をお控え頂きますようお願い申し上げます。
・体調がすぐれないお客様
・37℃以上の発熱や咳など風邪の症状があるお客様
・くしゃみや鼻水などによる他のお客様にご迷惑をかけする可能性があるお客様
・ 60歳以上の方のご入店をお断りしています。
・お年寄りや体の弱い方と同居するなど生活を共に行われている方のご来場はお控えください。
・体調がすぐれないとお見受けするお客様がいらっしゃいましたら、スタッフがお声がけさせて頂きます。

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GOTH-TRAD

様々なアプローチでヘビーウェイト・ミュージックを生み出すサウンド・オリジネイター。
2001年、秋本"Heavy"武士とともにREBEL FAMILIAを結成。"METMORPHOSE"でのデビューライブを皮切りに、Fuji Rock Festivalなど多くの国内フェスに出演。 2007年までに5枚のシングル、3枚のアルバムをリリースする。 ソロとしては、2003年に1stアルバム『GOTH-TRAD I』を発表。国内でソロ活動を本格的にスタートし、積極的に海外ツアーも始める。2005年には、自作楽器・エフェクターを駆使した、実験的な2ndアルバム『The Inverted Perspective』をリリース。同年11月にはMad Raveと称した新たなダンス・ミュージックへのアプローチを打ち出し、3rdアルバム『Mad Raver's Dance Floor』を発表。
『Mad Raver's Dance Floor』に収録されたタイトル「Back To Chill」が、ロンドンのDUBSTEPシーンで話題となり、2007年にUKのSKUD BEATから『Back To Chill EP』を、DEEP MEDi MUSIKから12"『Cut End/Flags』をリリース。8カ国に及ぶヨーロッパツアーの中では、ロンドンの伝説的パーティー"DMZ"にライブセットで出演し、地元オーディエンスを沸かした。以降、海外を中心にリリースを続け、ヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニア等、毎年、世界中でコンスタントにツアーを重ねる。2012年には待望のアルバム『New Epoch』をDEEP MEDi MUSIKからリリースし、Fuji Rock Festival 2012に出演。2009年~2014年にかけて、数々の欧米のフェスティバルにも出演してきた。 2015年、再びダブプレートのカットを始め、完全にVinyl OnlyのDJスタイルにシフトする。
アンダーグラウンドシーンで注目を集めるノイズコアバンド"ENDON"のリミックスを手がけ、5月にMerzbowのリミックスとのスプリット12"が、Daymare Recordingsよりリリースされる。12月には、日本が世界に誇るバンド"Boris"とのコラボレーションイベント"Low End Meeting"を代官山UNITにて開催し、共作"DEADSONG"を披露。 サウンドシステムを導入した、超重低音かつ実験的なアプローチのライブが話題となった。
2006年より始動した自身のパーティー"Back To Chill"は、2014年11月にREDBULL MUSIC ACADEMY TOKYOとスペシャルイベントを開催し、Back To Chillレーベルとして初となるコンピレーション"MUGEN"をリリースする。 記念すべきBack To Chill10周年を迎えた2016年、Boris、Dalekとの共作を収めた4thアルバム"PSIONICS"のリミテッド・ダブプレートバージョンを、特別会員限定でリリース。2017年4月には、台北のKornerにて、Back To Chill初の海外公演を開催した。
2018年9月、ヴォーカリスト"Diesuck"とノイズアーティスト"Masayuki Imanishi"と共に2017年に結成した新ユニット"EARTAKER"の1stデビューアルバム"HARMONICS"が、U.A.E.の気鋭レーベル"Bedouin Records"よりリリースされ、その新たなサウンドに注目が集まる。

A unique producer with a unique style, Goth-Trad has emerged from the Japanese electronic scene in the last decade as one of the most arresting artists from his generation. ‘The Sound Originator,’ Goth-Trad creates remarkable dance music with an abstract approach. Goth-Trad’s music career started in 1998. He soon formed Rebel Familia in 2001 with Takeshi ‘Heavy’ Akimoto (ex-member of Dry & Heavy) while continuing to work on his own. From abstract electronica to noise, from dub and reggae to jungle and rave music, grime to dubstep, Goth-Trad has always experimented and in the process developed his own unique style: blending influences and delivering music that is constantly evolving.
Between 2001 and 2004 Goth-Trad grew his notoriety on the Tokyo underground and went on his first European tour. He also released his first album, Goth-Trad I, and opened for The Mars Volta during their 2004 Japanese tour. His second album was released in January 2005, titled The Inverted Perspective it focused on the improvisational live style he had been developing in previous years and which he would continue to refine to this day. In March he played in Korea and in the summer established a new style called Mad Rave. ‘Mad Rave’ is Goth-Trad’s own take on dance music, refined and musically distilled through years of work.
This led to his third album, Mad Raver’s Dance Floor released in November 2005. Over 10 tracks the album condenses more than 10 years of dance music into an amalgamation of styles which flows seamlessly. The release tour for the album travelled to Berlin, Paris, Metz, London and 8 Japanese cities.
It was with this third album that Goth-Trad would finally break into the international market during 2006 thanks primarily to one track - Back To Chill - which would soon become synonymous with the Japanese dubstep scene. Inspired by the grime sounds he’d heard in London in previous years, Back To Chill also became the name of Goth-Trad’s monthly dubstep night in Tokyo - set up in 2006 - and saw a release on the UK label Skud Beats, his first official single on a non-Japanese label. At the same time Goth-Trad embarked on his fourth European tour, where he met with dubstep pioneer Mala from Digital Mystikz, at the seminal dubstep night FWD>>. This meeting led to Goth-Trad being signed to Mala’s Deep Medi Musik label and become a fixture of the international dubstep scene, which from 2006 onwards grew at an exponential rate and Goth-Trad soon became one of the genre’s most recognised and loved international artists.
From 2007 onwards Goth-Trad received increased support, respect and interest from across the dubstep and electronica scenes worldwide with people like The Bug, Kode 9, Blackdown, Juju and Skream all playing his music and sharing stages with him. Mary Ann Hobbs was also an early supporter on her Breezeblock show on BBC Radio 1.
Goth-Trad released his first 12” single for Deep Medi Musik in 2007, Cut End. That same year he also released a new Rebel Familia album, includ- ing collaborations with legends Arie Up and Max Romeo. He continued to tour extensively in Japan as well as starting more regular European tours where he appeared at the legendary DMZ dances among others. His eclectic and varied live show made him a firm favourite of European audiences and he has toured Europe every year since 2007.
In 2008 he released singles on both Skud Beats and Soul Jazz Records and for the first time he toured China in April. At the same time he continued to grow the Back To Chill nights in Tokyo providing a platform for the burgeoning Japanese dubstep scene. Over the coming years the night would see new Japanese talent added to the resident line up and play host to both local and international guests.
From 2009 to 2011 Goth-Trad continued to tour in Europe, Japan and Asia and released singles on Deep Medi Musik as well as remixes for European and Japanese artists leading to the Babylon Fall EP in late 2011, the precursor to New Epoch his fourth album. New Epoch was released on Deep Medi in early 2012 and marked Goth-Trad as one of the most important voices in dubstep. The album received praise from around the world with the UK’s FACT Magazine heralding it as one of the best dubstep albums of the year.
With New Epoch marking yet another milestone in Goth-Trad’s career, the Japanese one-man army - as Kode 9 once referred to him - is set to continue on his unique path. Always charting new territories while staying true to what motivates him: making good and honest music that reflects the world around him.
After the release of New Epoch, Goth-Trad embarked on his worldwide tour across Europe, US and Asia including many Festivals such as Coachella, Fuji Rock, Outlook Festival, and Lockdown (Natherlands) to name a few. During the tour Goth-Trad was involved with various projects including the Dubspot workshop in New York and a project in Japan called “Z-Machines”, where he was asked to produce a piece of music for the first ever Robot Band. In the UK Fabric, invited him to play and also asked Goth-Trad to provide a mix for the event, around this time Goth-Trad was asked to remix Danny Scrilla and Lea Lea, Goth Trad showed his new direction on both remixes, especially “Lea Lea - Black Or White (Goth-Trad Remix)“ awarded 3rd place on XLR8R’s Best of 2013 : Top Downloads.
Alongside producing and touring, Goth-Trad still runs Japan’s most famous bass driven club night, Back To Chill in Tokyo city every month, inviting the newest local producers to play alongside the scene’s for runners such as The Bug and Kode9.
Not only do Goth-Trad and his team organize and curate the event with cutting edge, stunning visuals but Goth-Trad also provides the sound pressure with his very own soundsystem. In 2014 he collaborated with Red Bull Music Academy Tokyo for “Back To Chill - A Red Bull Music Academy Special Party” which invited American sludge metal band “The Body”. In November 2014, he started his own Back To Chill label.
In 2015, GOTH-TRAD found a dubplate cutting studio “Was Alchemy” near his house, and he restarted cutting dubplates. As can be seen from his approach like the remix for Japanese noise core band “ENDON” and a collaboration with Heavy Rock Band “Boris”, his music was becoming more alternative. In 2016, his Back To Chill night had the 10th Anniversary, and he released very limited Dubplate & USB digital album “PSIONICS”. He featured “Boris” and American Experimental Hiphop MC “Da¨lek” on the limited dubplate.

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KURANAKA a.k.a 1945 (ZETTAI-MU from Japan)

Born in Kyoto, Japan. He is a descendant of the temples of the one of the most famous Buddhist monk in Japan history, the initiator of the Buddhist incantation chanting, drumbeating, and dancing (origin of the Bon festival dance).
 He makes full use of his 11 faces and 1000 arms to continue to be the beacon of peace and revolution, from his underground performances in Japan. His riddim to be combined with his open minded instruments that build-up upon, the Super heavyweight bass that goes back and forth with the whole body, with dub effects that of a beast, letting the floor dance madly with joy.  He is a Dub. Jungle and Sound system music pioneer who has been the undisputed leader in the genres for about 30 years. He has performed at over 2000 gigs, and has organized more than 500 Dances until now. He has organized w famous and important Dance in Japan "Zettai-Mu" began in 1995 (Bay Side Jenny, Namura Shipbuilding, Noon, Liquidroom, Unit, Yellow, Eleven, AIR, Rockets, Motherhall, Quatro, Circus, Open Air and more) it will be 25th anniversary 2020!! and then "Outlook Festival Japan" (ageHa Studio Coast, Sound Museum Vision and more) also "Exodus Island " "A Taste Of Sonar (its first time in Asia Sonar Festival)" "International Dub Gathering Jahpan" as well. He performs about 100 gigs a year for more than 25 years, and tour pilgrimages more than 50 times including Japan, Asia, UK, Europe , British London, Spain "International Dub Gathering" "Outlook Festival" and then active in the Asian countries including Beijing, Shanghai, Hong Kong, Korea, Taiwan, the Philippines, Vietnam, Thailand etc in recent years. and also He did use Sound System for Bass music first time in japan.
 Kuranaka (a.k.a 1945) also has been hugely successful with festival appearances throughout Japan, such as the Fuji Rock Festival, Rainbow 2000, Asagiri jam, Metamorphose, Earth Dance, Saturn, Dommune, Nagisa, Mai Music Festival , Outlook Festival and Sonar Festival. such as art museums (Yokohama Art Museum , Kyoto Museum of Art , London ICA etc), the Valley and seaside, Club Hall of city, the Gap of Building and the top of Desk, and the Your Ears.
and then He declined the offer of contract from many major label of japan also world. chose this way staying normal.
 Kuranaka has also toured Japan with Dub Reggaes such as Lee perry, Jah shaka , Aba shanti-i , Mad professor , Zion Train , Adrian Sherwood , Dennis Bovell etc. then Drum and Bass / Jungles such as Roni size Reprazent, Congo Natty, Shy fx, Andy C and many. More then he play with Daftpunk , James Blake , Darren Emarson Underworld , Ash Ra Tempel , Atari Teenage Riot and many more in First visit japan show. he also Performed Flyng Lotus , Battles , The Orb , Smith&Mighty , Cold cut Ninja Tune etc. ofcouse he also with Japanese Acts such as Boredoms, Dj Krush , Audio Active , Tha Blue Herb , Dry&Heavy , Oki dub ainu , Goma , Goth-trad and many more.
 He perform live set with "Kazufumi Kodama" of Japanese reggae originator from Mute Beat. also Didgeridoo player "Goma" and then The controversial product "the Constitution of Japan" developed by a combination with "Shing02" for two International Art Festival (Yokohama Triennale, Kyoto Parasophia) It was created and released for one year.
 He also creates and plays music with Heavy (Dry&Heavy, Rebel Familia), Ao (Dry&heavy), Goma (didgeridoo), Coba (Accordion), NHK Koyxen, E-da(ex.Boredoms), Iccihie (ex.Determinations) , Tokona-x etc. He released (suchas) DJ Spooky , DJ Vadim also The Bug as the name of "MOU", which is the pioneer Future Beat Music "Electlic Lady Land" from the well-known German's "Mille PlateauxI" Moreover, as the name of "Kuranaka", he attended compilation of "Kyogen" with Calm, Shing02 and so on. Furthermore, as the name of "1945", he released featuring alongside ex-Dry&Heavy's bassist, "Akimoto Heavy Takeshi". also released Mixs called "TIGHT" from "Entotsu Recordings". He(and his Live CDs) amassed the sold out sales including all the titles. As a remixer, he sends deep world, dissembles and reconstructs masterpieces done by On-U Sound (UK) Audio Active , Rebel Familia, Churashima Navigator, Original Love, Jun-Gold (Tha Blue Herb Recordings) and so on. The strong beats with the message is down to earth and very sensitive but mighty sense of "Past", "Now", and "Future". We are fighting against the monsters of our own creation. Remember 1945, Peace one love Harmonic future !!
 Japanese written "クラナカ" also his name in long time ago. and then "The Kaoss Pad" used habitually all over the world is.. Delay, Reverbe, Siren.. It was developed by him. and the his model "Siren Machine" thats using Mala (Digital Mystikz) also The Bug etc.  The message carried out from his strong beat, reaches those of whom both legs are grounded to our earth, is delicate, yet, powerful.. the 21st century taiko drummer, waves his flag to peace and love for a harmonic future. Somewhere, now today.

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D.J.Fulltono

大阪を拠点に活動。レーベル〈Booty Tune〉主催。2014年に発表したEP『My Mind Beats』は、米国の音楽メディア『Rolling Stone』年間チャートに選出。ポーランドの『UNSOUND FESTIVAL 2016』出演。2019年、dBridge主催レーベルEXIT Recordsより “Before The Storm EP” をリリース。
シカゴのジューク・フットワークサウンドを、自身のルーツであるミニマルテクノ的な感性でミックス。また、CRZKNYとのプロジェクト〈Theater 1〉や、Skip Club Orchestraらとの〈Draping〉等、160BPMに拘りながら日本発進の独自スタイルを追求している。

Footwork/Juke DJ and Track Maker. from Osaka Japan
DJ/track maker DJ Fulltono comes from the Kansai region, Japan. He runs a label “Booty Tune”. Host of a party “SOMETHINN”. A prolific writer of Juke/Footwork for international medias. Based in Juke / Footwork , his voracious style includes Ghettotech, Electro, Chicago House, and so on. He provides Planet Mu and Hyperdub with privilege DJ MIX CDs. In the mix for Concept Radio, a Spanish web magazine, He pursues Techno-style Juke. In May 2015, he released his 6th EP “My Mind Beat Vol.02. The first one,”My mind beats vol.1”was selected ““20 Best EDM and Electronic Albums of 2015” by the media in US ” Rolling stone ” and that obtained an evaluation from the fan in the world.

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ntank

2000年さいたま市生まれ、京都在住。 自身のパーティMAVEを京都West Harlemにて主宰。日本各地からゲストを招聘し、ダンスミュージックを主軸にバラエティあるパーティとなっている。 様々なジャンルを横断しながら自由に駆け抜けるプレイを得意としている。 また、大阪や神戸等の関西圏だけでなく名古屋や、東京など様々なエリアにてプレイを重ねている。

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Mars89 - ele-king

 ことにイギリスと比較した場合、日本がアンダーグラウンド・シーンに対するリスペクトの少ない国であることは、国内から影響力を持ったDIYレーベルがなかなか生まれない現状からもうかがえる。まあ、イギリスが特殊なのかもしれないが、強者にすり寄り弱者に冷たいのは何も政府のことだけではないし、アンダーグラウンドでサウンド・アートを追求しているミュージシャンたちは相変わらず苦戦を強いられていることだろう。とはいえ、昔と違っていまは(たんなる内輪になってしまいがちなリスクはあるものの)細分化された小さなシーンがいくつもあり、bandcampなどを介して海外との回路も作れるので、自国内でのサポートがなくても活動を続けやすいことはせめてもの救いなのかもしれない。Mars89は、ここ数年の東京のアンダーグラウンド・シーンにおいてもっとも目覚ましい活躍を見せているDJ‏‏/プロデューサーのひとりで、彼の名声もイギリスや欧州のほうが大きい(なにせ、トム・ヨークがリミックスをするくらいだ)。去る5月上旬にリリースされた彼にとって初となるアルバムは、現在アテネに拠点を置く〈Bedouin Records〉からリリースされている。日本にもし『ガーディアン』のようなジャーナリズムと文化を重んじる真性の左派メディアがあったなら、大きくフィーチャーされたであろう作品(であり、アーティスト)だ。
 
 まあいい。そう、彼には時代の潮目を感じ取る嗅覚があったことも大きい。Mars89がカセットテープ作品「Lucid Dream EP」をブリストルの〈Bokeh Versions〉からリリースした2017年は、アンダーグラウンドにおけるダンスホールとダブの再研究が高まりはじめた時期でもあった。〈Bokeh Versions〉がロウ・ジャック vs タイム・カウの「Glacial Dancehall 2」をリリースし、ジェイ・グラス・ダブスが頭角を現し、あるいはレイムが「Reel Torque Volume 13: Our Versions Of Their Versions」を出したりといった具合に、新しい世代が自由な発想をもってダンスホールやダブを再解釈する、シーンのそんな動きのなかでMars89も脚光を浴びた。
 
 2018年のシングル「End Of The Death」においてもそれを確認することができるように、Mars89には彼独自のサウンドがあった。ぼくが思うに彼の初期のサウンドは、アインシュテュルツェンデ・ノイバウテンの“ユーグン”におけるリミックスやタックヘッドのプロデュースなどを手がけていた1980年代半ばのエイドリアン・シャーウッドに通じるセンスがある。インダストリアル・ダブの再解釈と言えるもので、つまり混沌とし、テクノとの境界線は曖昧となって建築現場のノイズと親和性を持っている。それが情け容赦ない攻撃性を帯びているのは、Mars89がこうした彼の作品を、オリンピックを前に東京都がジェントリフィケーション(都市の高級化)を加速させていた時期に録音していたことも無関係ではないだろう。豪華なリミキサー陣で話題になった「The Droogs」でも、彼の産業廃棄物めいたダンスホール・スタイルは圧倒的だった。しかも彼はそこに留まらず、「New Dawn」や「Night Call」といった最近のシングルにおいてヴァリエーションを着実に増やしている。いまやMars89は、ドレクシアの深海やブリアルが描く深夜の裏通りと共振しながら、アンダーグラウンド・レイヴを掘り下げているように見受けられる。「Night Call」にいたってはダブステップとの接続も果たしているし、たとえば“North Shibuya Local Service”などは、日本にもしゴス・トラッドザ・バグが着手したダブの異形接合体を継承する者がいるとしたらMars89ではないかと思わせてしまう曲だったりする。
  
 そんなわけで『Visions』は待望のファースト・アルバムだが、ありがちな〝これまでの総集編〟にはならなかった。ここにはMars89にとっての新章と言えそうな、あらたな試みがある。1曲目からしてそうだ。旋回する電子ループの向こうから4/4キックドラムが聴こえるという“They made me do it”は、デトロイトのロバート・フッドによる暗いハード・ミニマルとリンクする、ジャンル分けするならテクノのタグを付けられる曲だ。もっとも、それぞれの音の位相は独特で、音の歪み方も過剰だし、いわゆる4つ打ちのテクノとは質感が少々異なっている。だが、ビートの入り方はテクノのそれで、喩えるなら、どこかの地下室でおこなわれているレイヴを地上の少し離れた場所から聴いているような錯覚を覚えてしまう、そんな遠近法を持った曲だ。しかもこうしたアプローチはこの1曲だけではない。“Flatliner”という曲などは、ディストーションをかけられた電動工具によるミニマルのごとしである。
 これまでのダブ路線を踏襲する曲はもちろんある。たとえば“Auriga”という曲がそれで、ずたぼろになったメランコリックなダンスホール・レゲエとでも言えばいいのか、そんなサウンドだ。他方ではダーク・アンビエントめいた様相も配置されているし、“Nebuchadnezzar”なる曲にはクラウトロックめいた催眠的なリズムがある。

 「This album is dedicated to the city dwellers who live with the rats and crows in the gaps of the city where the giant capital tries to control everything.(このアルバムは、巨大資本がすべてを支配しようとするシティの隙間で、ネズミやカラスと暮らすシティ・ドウェラーズ(都市生活者)に捧げられている)」と本人がジャケットに記しているように、『Visions』はポリティカルな作品でもある。Mars89の「シティ」は、日本がアメリカ型の消費生活に憧れ、この国もひょっとしたら欧米のように豊かな国じゃないかと信じられていた時代の「シティ」とはまるっきりの別物だ。「Don't dream the past. Remember the future.(過去を夢見るな、未来を思い出せ)」とも彼は記しているが、Mars89は、明るいイメージの未来を描けないでいる今日の日本を生き、足下をたしかに未来に向かおうとしている。徹頭徹尾ダークだが、ここには自由があるし、売れることよりも出したい音がある。それがアンダーグラウンドってものだ。誇り高き音の実験場であり、それは世界に開かれている。
 最後の“Goliath”から“LA1937”への展開では、錯乱したハード・テクノの混沌からドランベースの断片が宙を彷徨う静寂さへとたどり着く。夜が明ける前に、我々はふらふらになりながら、地下からようやく地上に這いずり出て、地面に腰を下ろしひと息ついて空を見る。よし、まだいける。もういちど地下に潜ろう。いわばポスト・レイヴ・カルチャー。Mars89の冒険は、はじまったばかりである。

 なお、アルバムのデザインは日本人DJのゾディアック。彼は同レーベルの作品のデザインを多数手がけているが、ほかにも大阪の音響作家、Ryo Murakamiが主宰する〈Depth Of Decay〉レーベルのデザインも担当している。チェックしましょう。

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