Home > News > JAZZ & CITY #2 - ──平井玄×中村寛
去る3月25日、89歳でその生涯を閉じたピアニスト、セシル・テイラー。その功績は「フリージャズ」という言葉ひとつで片付けてしまうことのできるものではない。じっさい彼は、かつてソニック・ユースがキュレイターを務めたオール・トゥモロウズ・パーティーズ(ATP:毎回1組のアーティストがキュレイターとして出演者を選出する、インディペンデントかつ尖鋭的な音楽フェスティヴァル)にも出演している。そんなセシル・テイラーをめぐって、来る5月11日、音楽から思想までを横断する批評家・平井玄と、『残響のハーレム』の著書で知られる人類学者・中村寛が新宿2丁目で語り合う。入場無料とのことなので、これは行くしかない!
共和国 PRESENTS
editorial republica
階級都市のリアルに迫るワンナイト・ラジオショー、2年ぶりに復活。
JAZZ & CITY #2
reverberation under gentrification
セシル・テイラーが4月5日にニューヨークのブルックリンで死んだ。小雨降る寒い日、ピアニストで詩人は逝く。前衛音楽、フリージャズの先人とメディアは伝える。セシルはディスクの中で生きたわけじゃない。大恐慌が始まった1929年、移民が集まるブルックリンの街中で生まれ、6歳でピアノに初めて触れ、10歳の時にはニューヨーク万博。激しい音でジャズクラブを追われると皿洗いや洗濯屋でしのいだ。なんだ同じじゃん!? 「フリージャズ」の棺桶は彼に似合わない。
すべての棺桶をこじあけろ!
2018/5/11 [FRI]
OPNE 19:00 START 19:30
入場無料(但し要ドリンクオーダー)投げ銭制
出演:
平井玄、中村寛
会場:
Café★Lavandería
〒160-0022
東京都新宿区新宿2-12-9
広洋舎ビル1F
TEL: 03-3341-4845
http://cafelavanderia.blogspot.com/
主催・問い合わせ:(株)共和国 editorial republica
naovalis@gmail.com
https://www.ed-republica.com/