Home > News > Marcus J. Moore - ──ケンドリック・ラマーの評伝が刊行
ケンドリック・ラマー評伝の邦訳が12月頭に刊行される。
著者はアメリカの週刊誌『ザ・ネイション』などで執筆する、ブルックリン在住の音楽ジャーナリスト、マーカス・J・ムーア。最近はピンク・シーフやムーア・マザーについての記事を『ニューヨーク・タイムズ』紙に寄せている。訳者はヒップホップ・ジャーナリストの塚田桂子。
ケンドリックの生い立ちや作品を追いながら、現在アメリカのブラックのコミュニティでなにが起こっているのかなどまで含めて考察、時代を見据える1冊になっているようだ。楽しみです。
バタフライ・エフェクト
ケンドリック・ラマー伝
マーカス・J・ムーア 著
塚田 桂子 訳
河出書房新社
単行本 46
352ページ
ISBN:978-4-309-29171-0
Cコード:0073
発売日:2021.12.02(予定)
黒人たちの陰惨なる現実に救済を求め、ブラックミュージック史を根底から更新するラッパー、ケンドリック・ラマー。彼はいかに自身の表現を獲得したのか? その軌跡に迫る傑作評伝。
マーカス・J・ムーア(ムーア,マーカス・J)
音楽ジャーナリスト、編集者、キュレーター。「ピッチフォーク」「ザ・ネイション」「NPR」などで執筆やGoogleのプレイリスト監修。『カニエ・ウエストへの手紙』でエドワード・R・マロー賞を受賞。
塚田 桂子(ツカダ ケイコ)
翻訳者、ヒップホップ・ジャーナリスト。訳書に『ギャングスタ・ラップの歴史』がある。LA在住で、ケンドリック・ラマーへは、デビューした当時から取材を重ねている。