Home > News > RILLA - 遊撃 release party - ──上海の〈SVBKVLT〉からEPをリリースした京都の RILLA が、東京で6年ぶりのパーティ
今年の頭、上海の〈SVBKVLT〉からEP「遊撃」(こちらのサウンドパトロールを参照)をリリースした京都のプロデューサー、RILLA。a同作のリリース・パーティが6月10日(金)、東京は下北沢 SPREAD & ILLAS にて開催される。同じく近々新作を発表する COMPUMA や 5月にアルバムをリリースした Mars89 に加え、シークレット・ゲストも登場予定とのこと。梅雨を吹き飛ばそう。
RILLA - 遊撃 release party
テクノを遊撃するベースからのサイケデリック・ハンター
上海のカルト・レーベル〈SVBKVLT〉よりEP「遊撃」をリリースした京都のRILLAが東京では6年ぶりの出演となる完全復活のリリパを開催。
SHACKLETONやKarafuto(Tanaka Fumiya)等も招き、ダブステップとテクノを試みたKEIHINとの伝説的なパーティALMADELLAやGRASSROOTSでのレギュラー・パーティGUERILLA~LOCUS、CISCOやJestsetのテクノ・バイヤー等の活動を経て、ヒップホップ、レゲエ、ダブステップ、ハウスにも共通するベースラインとテクノの音響空間が交わるエッジを際立たせてきたDJ/プロデューサーRILLA。2020年にTorei主宰の〈Set Fire To Me〉からのEPリリースを皮切りに長年の活動休止から再開に至り、続いて中国オルタナティブ・クラブの起点Allの初期において基盤ともなったGaz Williamsよるカルト・レーベル〈SVBKVLT〉から本年EP「遊撃」をリリース、作品を出しながらもコロナ禍の自粛によって現場から遠のいていたRILLAが東京では6年ぶりの出演、完全復活を遂げる「遊撃」のリリパを開催。ゲストにダブを起点に”沼”なる特異なサイケデリアを創り出してきたCOMPUMA、日本人アーティストも多数リリースするUKの〈Bedouin〉からアルバムをリリースしたばかりのMars89のライブ・セット、〈Set Fire To Me〉のレーベル活動におけるキュレーションでも着実な歩みを見せるTorei、ダブの奥地へ突き進む京都のGunilla、そして現在活動休止中のRILLAの盟友でもあるシークレット・ゲストが東京での復活を祝してラインナップ。ILLASでは実験音楽としてのPSY(サイケ)をテーマにサイケxブレイクなトランス・コアとも言えるHARETSU、野外からクラブまで精力的な活動で現行のトランス界隈を疾走するTEI TEI、渋谷の新スポットTangleやFLATTOPの一員でもあるジャズコレクティブNoNationsの実験派Tonydot、スローテンポなオーガニック・テクノ/エレクトロに邁進する鏡民がラインナップ。
ゆったりとしたダブステップやダンスホールから高速的なフットーワークやシンゲリのようなマルチレイヤーのリズムとベースの矢を放ち、サイケデリックな沼や渦となって覚醒していくある種の儀式のような世界観を通じ、オーガニックにテクノを拡張するRILLAの遊撃が始まる。
RILLA - 遊撃 release party
2022/06/10 FRI 23:00 at SPREAD & ILLAS
ADV ¥2,000 / DOOR ¥2,500 / U23 ¥1,500
+1D for All entrance fees
遊撃@SPREAD
RILLA - Release set -
Secret Guest
COMPUMA
Mars89 - LIVE
Torei
Gunilla
PSY@ILLAS
HARETSU
TEI TEI
Tonydot
鏡民
artwork: Tianyi
layout: ginji kimura
promoted by melting bot / Local World
- 全てのエントランス料金に別途ドリンク・チケット代¥600がかかります / All entrance fees plus a ¥600 drink ticket fee.
- 再入場可 ※再入場毎にドリンク・チケット代として¥600頂きます / 1 drink ticket ¥600 charged at every re-enter
RILLA [SVBKVLT / Set Fire To Me]
嗚呼、人情とベースライン。福岡より上京した、あの屈強な霊長類(学名:ゴリラ・ゴリラ・ゴリラ)を思わせる特徴的な風貌を持ったその男とダンス・ミュージックを出会わせたのは専門学校時代の友人という縁、DJをはじめたのも友人の「お前レコード持ってるならやってみろよ」という言葉、そして現在のDJの基礎、いわゆる“やられた音”としてその後のその男の趣向を決めたのは、そのDJ練習の音に嫌気がさした、隣人の保育士が差し出してくれたDJ KENSEI氏のミックステープであった。ここでも縁、いやそれは言い換えれば人情でもある。そこでヒップホップに衝撃を受け、そしてブレイクビーツ、エレクトロニカへと開眼していく。2002年、名門CISCOテクノ店への入店とともにバイヤーとして働くうちに、ジャングル、テクノ、ダブステップと、そのサウンドの趣味を広げた。いつしかその名前がRILLAと定着しはじめた頃、東高円寺の名店GRASSROOTSに出入りするうちにさらに耳が深く、広がることでいまのDJスタイルへと日々進化していく。それもこれも人との出会い人情であった。ヒップホップもレゲエもダブステップもテクノもハウスも、その男がかける音は基本的にベースラインのグルーヴがある(聴こえずとも)、そしてどこか遠くが温かい(聴こえずとも)。今宵もどこかで、人情とベースラインでスピーカーと身体を揺らしている。嗚呼。
5年間務めたGRASSROOTSでのレギュラー・パーティ“GUERILLA”~“LOCUS”、KEIHINとのテクノとダブステップ、そして未知の体験を提供する不定期開催の"ALMADELLA"を経て2012年より京都に拠点を移す。2020年にはTorei主宰のレーベル「Set Fire To Me」より1st EP「SFTM002」をリリース。2022年上海カルト名門「SVBKVLT」からのデビュー作「Yugeki / 遊撃」は、Rillaが初めて日本国外に進出する作品となる。またNTS Radio、Kiosk Radio、Refuge Worldwideなどの海外ラジオにもミックスを提供している。
http://www.soundcloud.com/rilla-almadella
https://www.instagram.com/rilla_dj
http://www.twitter.com/rilla_
https://www.facebook.com/almadella.rilla
Rilla – Yugeki / 遊撃 EP
Label : SVBKVLT
Release Date : 21st January 2022
Cover Design : Tianyi
Mastering : Raphael Valensi
Buy : https://svbkvlt.bandcamp.com/album/yugeki-ep
Tracklist
1. Get Up Eight
2. Isn’s
3. Seven Stars
4. Fifth Wave
5. ARP MDS
6. Get Up Eight (Howie Lee Remix)
7. Isn’s (Osheyack Remix)
8. Fifth Wave (Hyph11E Remix)