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Terry Riley

Terry Riley

──清水寺でのテリー・ライリー『In C』ライヴ音源を世界初公開する試聴会が開催、古舘鍵とSUGAI KENによるサウンド・インスタレーションも

Photo: FEEL KIYOMIZUDERA / Sudo Kazuya   Nov 06,2024 UP

 先日音盤化が発表された、テリー・ライリーの清水寺における『In C』のライヴ演奏。12月20日にリリースされることになっているその音源を、世界最速で聴けるチャンスが訪れた。11月15日(金)・16日(土)・17日(日)の3日にわたってUPLINK 京都で開催されるリスニング・セッションがそれだ(16日には東京のUPLINK 吉祥寺でも開催)。
 UPLINK 京都のある新風館の中庭では、ダムタイプの古舘鍵がキュレイターを務めるサウンド・インスタレーションも実施され、なんとSUGAI KENの手によるサウンドが流されるという。試聴会にインスタレーションにと、二度おいしいイベントだ。詳細は下記よりご確認を。

京都・新風館11月のフルムーンイベント
テリー・ライリー清水寺での「In C」ライブ音源をUPLINKで世界初公開!中庭では、古舘鍵(ダムタイプ)キュレーションによる世界的に活躍するサウンドアーティスト/トラックメイカーSUGAI KENのサウンドインスタレーションを実施

会場:UPLINK 京都/UPLINK 吉祥寺、新風館中庭

日程:2024年11月15日(金)、16日(土)、17日(日)の3日間
※UPLINK 吉祥寺でのリスニング・セッションは16日のみの開催となります


Photo: FEEL KIYOMIZUDERA / Sudo Kazuya

2024年7月の満月の夜、ミニマル・ミュージックの創始者、テリー・ライリーの代表作「In C」の誕生60年を祝い、音羽山清水寺本堂舞台で開催された奉納公演。チケットは発売と同時にソールドアウトし、まさに伝説の夜となりました。

今回、UPLINKで開催するリスニング・セッションでは、本奉納公演の音源を世界初公開。
UPLINKのオーディオ設備に合わせて制作した7.1ch音源を「暗闇」という特殊な環境のなかで体験いただく、特別な機会となります。

あえてスクリーンに映像を映さない環境で本作品に触れることは、「音」の世界に没入する一つのきっかけとなり、普段の音楽鑑賞よりもぐっと感覚が刺激されることでしょう。

本奉納公演のライブ盤の発売は、2024年12月20日(金)。ぜひこの機会に、最高の環境で、特別な夜の感動をひと足先にお楽しみください。


また、同期間中、UPLINK 京都がある新風館の中庭では、ダムタイプのメンバーであり、文化庁メディア芸術祭大賞を受賞した古舘健がキュレーション/コーディネーションを務めるサウンドインスタレーションも展開します。

古舘と世界的に活躍するSUGAI KEN(サウンドアーティスト/トラックメイカー)がタッグを組んだ本作品は、UPLINKでのリスニング・セッションとリンクさせる形で、視覚ではなく、聴覚を対象とした内容に。中庭に設置された8台のスピーカーからは、SUGAI KENが制作した木を感じる音色が多層的に鳴らされているので、訪れた際には、聞こえてくるサウンドにも注目です。

サウンドインスタレーション(チケット不要)のみを体験いただくこともできますが、リスニング・セッションの前後で楽しめば、その没入感と余韻がより深まります。ぜひ2つのイベントをあわせてご堪能ください。

11月の京都・新風館のフルムーン企画の一環で行われる豪華2本立てのイベントは、UPLINKとしばしが初めてプロデュースを手がけました。

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