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Home >  News > CAN - ──未発表ライヴ音源シリーズ第3弾がリリース

CAN

CAN

──未発表ライヴ音源シリーズ第3弾がリリース

Jul 27,2022 UP

 CANの未発表ライヴ音源シリーズ、第3弾の発売がアナウンスされている。かつてファンが録音した素材から高品質なものを厳選、イルミン・シュミットとルネ・ティナーが監修する同シリーズは、すでに『Live In Stuttgart 1975』と『Live In Brighton 1975』の2枚がリリース済み、今回でついに完結を迎える。
 収録されているのは1976年、ドイツ北部の海に面した都市クックスハーフェンでのパフォーマンス。76年といえば、大胆にディスコにアプローチしたシングル「I Want More」がヒットし、レゲエやアフロを取り入れたアルバム『Flow Motion』が発表された年だ。いったいライヴではどんな演奏が繰り広げられていたのか、気になってしかたがない。『Live in Cuxhaven 1976』は〈ミュート〉より10月14日に発売。

CAN、大好評の『CAN:ライヴ・シリーズ』第三弾を10/14に発売!
1976年、独クックスハーフェンでの歴史的ライヴ盤よりダイジェスト音源を公開!

「CANのライブはスタジオワークの延長ではなく、それ自体が作品であることは間違いない。そして、まだ発見することがたくさんあるのはとても幸運なことだ」──パスカル・ビューッシー(作家)

CANの伝説のライヴを、最先端技術を駆使してお届けする大好評の『CAN:ライヴ・シリーズ』、その第三弾となる『ライヴ・イン・クックスハーフェン1976』(LIVE IN CUXHAVEN 1976)が10月14日に発売される。1976年に独クックスハーフェンで行われたライヴの模様を収録したライヴ盤よりダイジェスト音源が公開された。

■ダイジェスト音源
https://youtu.be/ehC2jDWFQqE

■Listen + Pre-Order
https://lnk.to/CANLIVE3

本作のブックレットには、フランスの作家パスカル・ビュッシーが執筆したライナーノーツが掲載されている。彼の著書には、The Can Story(アンディ・ホールとの共著、1989)、Kraftwerk, Man, Machine, and Music(1993)がある。CANのライブについて、ビュッシーは次のように述べている。「CANのライブはスタジオワークの延長ではなく、それ自体が作品であることは間違いない。そして、まだ発見することがたくさんあるのはとても幸運なことだ」。

CAN は1968年にケルンのアンダーグラウンド・シーンに初めて登場し、初期の素材はほとんど残されていないかわりに、ファン・ベースが拡大した1972年以降は、ヨーロッパ(特にドイツ、フランス、UK)で精力的にツアーを行い、伝説が広がるにつれ、多くのブートレッガーが集まってきたのだ。『CAN:ライヴ・シリーズ』は、それらの音源の中から最高のものを厳選し、イルミン・シュミットとルネ・ティナーによる監修で、21世紀の技術を駆使して、重要な歴史的記録を最高の品質でお届けするプロジェクト。

このライヴ・シリーズは、英誌Uncutのリイシュー・オブ・ザ・イヤーで1位、MOJOで2位を獲得したライヴ盤『ライヴ・イン・シュトゥットガルト 1975』(LIVE IN STUTTGART 1975)と、『ライヴ・イン・ブライトン 1975』(LIVE IN BRIGHTON 1975)の2作が発売されている。

■オリジナル・アルバム概要
https://bit.ly/3mfeLxK

■商品概要
アーティスト:CAN (CAN)
タイトル:ライヴ・イン・クックスハーフェン 1976 (Live in Cuxhaven 1976)
発売日:2022年10月14日(金)
CD
品番:TRCP-305 / JAN:4571260592582
定価:2,400円(税抜)/ 紙ジャケット仕様
海外ライナーノーツ訳 / 解説: 松山晋也

Tracklist
1. Cuxhaven 76 Eins
2. Cuxhaven 76 Zwei
3. Cuxhaven 76 Drei
4. Cuxhaven 76 Vier


■プロフィール
CANはドイツのケルンで結成、1969年にデビュー・アルバムを発売。
20世紀のコンテンポラリーな音楽現象を全部一緒にしたらどうなるのか。現代音楽家の巨匠シュトックハウゼンの元で学んだイルミン・シュミットとホルガー・シューカイ、そしてジャズ・ドラマーのヤキ・リーベツァイト、ロック・ギタリストのミヒャエル・カローリの4人が中心となって創り出された革新的な作品の数々は、その後に起こったパンク、オルタナティヴ、エレクトロニックといったほぼ全ての音楽ムーヴメントに今なお大きな影響を与え続けている。ダモ鈴木は、ヴォーカリストとしてバンドの黄金期に大いに貢献した。2020年に全カタログの再発を行い大きな反響を呼んだ。2021年5月、ライヴ盤シリーズ第一弾『ライヴ・イン・シュトゥットガルト 1975』を発売。同年12月、シリーズ第二弾『ライヴ・イン・ブライトン 1975』を発売。2022年10月、シリーズ第三弾『ライヴ・イン・クックスハーフェン 1976』を発売。

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