Home > News > Damo Suzuki +1-A Düsseldorf - ——ダモ鈴木+1-Aデュッセルドルフがついに発売
トーマス・ディンガー(ノイ!のクラウス・ディンガーの実弟)を中心としたバンド、1-Aデュッセルドルフにダモ鈴木が全面参加したセッション時の秘蔵音源が発売される。1986から1994年にかけてレコーディングされたものだそうだが、カンのポストパンク版というか、なかなか興味深い一物である。
ダモ鈴木といえば、いつか、ブラック・ミディとのセッションも発売して欲しいなぁ。
*なお、このリリースに併せて、2016年にリリースされた1-A Düsseldorf の『Uraan』もリイシューされます。また、Suezan Studioメーカー直販で上記の『錆』をお求めの方には、先着順で アルバムのディスク3(非売品)をプレゼント。詳しくはホームページをどうぞ。
Damo Suzuki + 1-A Düsseldorf
錆 (Rost)
SUEZAN STUDIO
以下、〈SUEZAN STUDIO〉のホームページから。
ダモ鈴木が全面参加した1-Aデュッセルドルフの最初期音源がついに公開!
クラウトロック史をゆるがす幻の音源がついにヴェールを脱いだ! トマス・ディンガー(ex. ノイ!、ラ・デュッセルドルフ)、ニルス・クリスチャンセンらによって結成された〈1-Aデュッセルドルフ〉が、ダモ鈴木(ex. カン)をヴォーカルに迎えた秘蔵セッション。本作は1-Aデュッセルドルフのファースト・アルバム『Fettleber』(1999)以前、1986~94年のバンド黎明期にレコーディングされたものだが、いちども公開されることもなく長いあいだ封印されていた、いわくつきの音源である。
トマス・ディンガーが〈ラ・デュッセルドルフ〉を脱退し、ダモ鈴木は〈ドゥンケルツィッファー〉の次なるステップとして〈ダモ鈴木バンド〉に活動の場を移しだした時期に録音された音源であり、彼らが次なるサウンドを模索し、試行錯誤の場として新たなプロジェクト〈1-Aデュッセルドルフ〉を始動させた歴史的ドキュメンタリーだ。最新デジタル技術で旧メディア音源を復刻。限定プレス・日本独占リリース!
※古い録音のため一部にお聞き苦しい箇所がございます。
プロフィール
ダモ鈴木+1-Aデュッセルドルフ (Damo Suzuki +1-A Düsseldorf)
ノイ!、ラ・デュッセルドルフのメンバーだった故トマス・ディンガーを中心に、デュッセルドルフ界隈のミュージシャンたちで1986年に結成された。バンド名の考案者はクラウトロック界のゴッドファーザー、コニー・プランク。メンバーは比較的流動的で、初期にはダモ鈴木(カン)も参加していたが、1999年にトマスとニルス・クリスチャンセンを中心に制作されたファースト・アルバム『Fettleber』でアルバム・デビュー。以降はふたりを主軸に4枚のアルバムが発表された。ノイ!が持つダウナーでヒプノティックなエレメントだけを抽出し、独自解釈に拡大させたようなサウンドは各方面から注目を集めた。2002年にトマス・ディンガーが他界してからは、ニルス・クリスチャンセンとステファン・ドムニッシュ、ディアク・フラーダー(ラ!ノイ?)によって活動は継承され、現在も意欲的に新作に取り組んでいるという。