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■センセーショナルとのヨーロッパ・ツアー
そんな日本を後に4月末~5月半ばに掛けて14都市を回ったヨーロッパツアーは、元ジャングル・ブラザーズでアンダーグラウンドヒップホップ界一の成り上がりラッパーことセン セーショナルと、EUで結婚して(おめでとう!)日本に帰国するのを怖がっているのでは? と僕が個人的に疑っているDjスコッチ・エッグ AKA Djスコッチ・ボネットことシゲル君と僕の3人でおこなわれた。
センセーショナルとヨーロッパでツアーするのは3度目。
彼との出会いは2002年におこなった日本ツアー以来の付き合いになる。僕らのファースト・アルバムはブルックリン/バルチモアを拠点するカレー料理の達人で、Hip Hopのバイブルとも評されるNEW BEATの著者でもあるスキッズ・フェルナンドことスペクター、ベーシストでプロデューサーのビル・ラズウェルにより設立されたレーベル、〈Wordsound〉からオウテカによるリミックスとともにリリースされた。セカンド・アルバムはボーズ・オブ・カナダやオウテカのホーム・レーベルとしてもしられるマンチェスターの〈SKAM〉レコードからリリースされた。
セカンド・アルバムに対し、オウテカのショーン・ブース氏がレコメン文を書いてくれたので紹介させて頂きます。
Sensational meets Koyxen
www.skam.co.uk
Fucking ill!/あるべき「率直さ」と「歪み」を備えたレコード。/自分はこれを、もっとも重要なアーティストによる/もっとも重要な仕事のひとつだと思っている。(オウテカ/ショーン・ブース)
恐縮!
ツアーフライヤー
朝、ノイケルン地区にあるシゲル宅でドライバーのチャビと3人で待ち合わせ、ケルンに向かう、平均時速180km。車でのツ アーの度に毎回、死を覚悟しなくてはならない。マジで焦る。死を意識していまを生きるは好きなので楽しいのだと思い込んでいたりしているうちに、難なくケルンに到着。センセーショナル対面。
彼と会うのは一昨年にNew YorkのIssue Projectでのライヴで会った振りだったが、相変らずな印象で取り合えず安心。
そして、ツアー初日のライヴはシュトックハウゼンも使っていたWDRのスタジオがあるケルン、ヘンリ・ショパン追悼番組があったさいに仕事をさせて頂いたWDR(国営)のラジオ番組はコンテンポラリーな音楽を放送する番組等もあるのが素晴らしい......と、ライヴはサクッとこなした。
ライヴは14日とも盛況で全て大盛り上がりだった。流石センセーショナルww
2日目はハンブルグ。大物IDMアーティストもプレイすることで有名な老舗クラブ〈Golden Pudel〉でのライヴ。昨年NHK名義でもライヴさせて貰ったのだが、高音が上手く抑えられていて且つ音が硬くセンターもしっかり取れているのでライヴしやすい。ドイツ特有のインダストリアルなパンク・カルチャーをモロに体現している感じのここのオーナーのラルフの髪型がお洒落すぎて関心する。この日は音楽仲間のFelix Kubinも来てくれていて嬉しかった。
ここのフライヤーはいつも素敵だなー
良い箱なので、お勧め。