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6月6日渋谷レポート

6月6日渋谷レポート

写真:小原泰広   Jun 10,2020 UP

 欧米各都市でジョージ・フロイド事件に端を発する抗議活動が展開されるなか、去る6月6日の土曜日、渋谷でも集会とデモが敢行されている。

 集会のほうはハッシュタグ「#0606BlackLivesMatterに連帯するハチ公前抗議集会」を旗印とし、ハチ公前でいろんなひとが入れ替わり立ち替わりスピーチ(ラッパーの Awich も登場)。かなりの数の外国人が集まっており、それぞれに「Black Lives Matter」「Enough Is Enough(もうたくさんだ)」などのメッセージ・カードを掲げている。制服を着た高校生の姿も。

 デモのほうのハッシュタグは「#0606渋谷署前抗議」。5月22日に在日クルド人男性が渋谷署の警官に暴力を振るわれ、それに対する抗議デモが5月30日にローンチ、そのとき活動家が不当逮捕されたことを受け、今回の「#0606渋谷署前抗議」が決行されたという次第。30日をはるかに上まわる人数が参加していたようだ(共同通信によれば6日のデモ参加者は約500人。ちなみに同日、アメリカの主な都市では数千人~数万人が、オーストラリアやドイツ各地ではおよそ2万人が、ロンドンやパリでは数千人が、そしてソウルでは数十人がデモに参加した模様)。
 モヤイ像前を出発しスクランブル交差点を北進、井の頭通りを左折し、文化村前~道玄坂を経てふたたびスクランブル交差点を通過、渋谷署前を二度まわるルートで、こちらもやはりさまざまな肌の色の若者が参加している。「Black Lives Matter」はもちろん、「PEACE & LOVE」「SILENCE IS COMPLICITY」「WHO DO WE CALL WHEN THE POLICE MURDERS?」「今ここにいる全ての人が安心できる街を」「暴力警察官を監獄へ」など、メッセージの文言も色とりどり。

 このようにいま、世界と共振するような動きが日本でも起こっている。今後も注視していきたい。なお、ミネソタ・フリーダム・ファンドやジョージ・フロイドの公式支援ファンド、ブラックライヴズマターなど各所へのリンク先は、『Resident Advisor』をご確認ください。(小林)

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