「OTO」と一致するもの

 元あふりらんぽのピカチュウが、6/11~6/19までニューヨークで4本ライヴを敢行した。5月に光宙★魔呼斗(ピカチュウ&マコト)でアメリカをツアー、その後にニューヨークにやってきた。
 今回は共演バンドにあわせて、ドラム・ソロやフォーク・ソロを披露。Gals Forever、Man Forever、Soft Circle、Pika ☆Yuka と、全部で4バンドと共演した。一緒にプレイしたバンドは、みんなピカに共通するヴァイブを持っているバンド。

6/11 @Gutter
 初日は、ボーリング場でもあるGutterでドラム・ナイト。女の子のドラマーが集まったギャルズ・フォーエヴァー、オネイダのキッド・ミリオンがやっているマン・フォーエヴァーがピカとコラボレートした。
 ギャルズ・フォーエヴァーはピカと3人の女の子ドラマー(トム・トム・マガジンのミンディ、ハード・ニップスのエミ、シンダーズのケリー)からなる。基本、他の3人がビートを刻み、ピカが所々で、びっくりするようなおかずを入れる構成だ。ピカと女子ドラマーのコラボレートは、華やかで動きがあって面白かった。
 マン・フォーエヴァーは対照的に、かなりインテンス。ピカとマン・フォーエヴァー(オネイダのキッド、ヤーヤーヤーズのブライアン、トール・ファーのライアン)の4人が、静かにスネア・ドラムに向かい合って座り、ただただ延々とスティックで音を刻み続ける。途中ベースが入り、少し変化をつける。ギャルズ・フォーエヴァーとは対照的なマス的ドラム演奏で、違う面でのドラムの可能性を見せた。




6/11(sat) @ Gutter: Drum Night
オープニングのドラムナイトは、ピカがNYのガールズ・ドラマーとコラボレートした今回の特別企画、ギャルズ・フォーエヴァー。NYのサイケ・バンドの重臣、オネイダのキッドのドラム・アンサンブル、マン・フォーエヴァーは、今回はカルテットとして,ヤーヤーヤーズのブライアン、トールファーのライアンなど,凄腕ドラマーを起用。そして、NYのガールズ・メタル・ロック・バンド、ハード・ニップスが出演。

● Man Forever Quartet (With Brian Chase, Ryan Sawyer)
www.myspace.com/manforeverusa
● PIKA☆ & GALS Forever
www.myspace.com/moonmama2013
● Hard Nips
www.hardnipsbrooklyn

■Gutter: 200 N 14th street, Brooklyn, NY 11211 9pm $7
www.facebook.com/event.php?eid=132388193503159
www.thegutterbrooklyn.com/

6/16 @ pianos
 聖なる少女の夜、と命名された夜。ピカはフォーク・ソロのムーン・ママ(Moon♀mama)名義。共演は湯川潮音と元ライツで〈ドラッグ・シティ〉のアーティストでもあるソフィア・カナップ。大阪、東京、ニューヨークを代表するフォーク・ソング、しかも女の子という共通点の彼女たち。この夜は、『ピッチフォーク』の兄弟サイト「Altered zone」からエミリー・フライドランダーがDJとして出演した。
 湯川潮音は、ニューヨーク初ライヴで、天使のような透き通る歌声で観客を魅了した。小さい体から、驚くべきパワーを放ち、いちど歌に入ると最後まで止まらない。ソフィアはお似合いのサンドレスで、エフェクターを多用し愛らしいヴォイスを披露。とてもスウィートだった。
 Moon♀mamaは、ギター・フォーク・ソロで、ピカの歌声には心に強く感じるものを残した。日本語もあったがどの曲も観客をつかんで話さないパフォーマンスはさすが。

● Moon♀mama(Osaka...PIKA guitar folk solo)
● Sophia Knapp (NY) 
www.dragcity.com/artists/sophia-knapp
● Shione Yukawa (Tokyo)
www.yukawashione.com
www.myspace.com/yukawashione
● DJ:Emilie Friedlander (La Big Vic, Altered Zones)
www.myspace.com/labigvic
alteredzones.com

■Pianos: 158 Ludlow Street, New york, NY 10 pm $8
www.facebook.com/event.php?eid=147681128637541
www.pianosnyc.com/

6/17@ union pool
 ノースサイド・フェスティヴァル(ハイライトはガイデッド・バイ・ヴォイス)の一部のショーで、共演は、スター・スクリーム、ハード・ニップス、ソフト・サークル。
 スター・スクリームは、19歳(!?)のゲーム音楽にインスパイアされた、男の子たち。音的にオーディオ・ドレッグスのE*rockを彷彿させる。ハード・ニップスは、ブルックリン発の日本人女子へヴィー・メタル(!?)・ロック・バンド。このふたつで会場を盛り上げ、元ブラック・ダイスのヒシャムのソロ、ソフト・サークルへ続く。最近はふたり体制らしいが、今回はまったくのソロで、ヒシャムはキーボードをプレイ。その後、ピカのドラム・ソロ、続いて、ふたりのコラボレート。ヒシャムがギターで、ピカがドラム。お互い長く知っているふたりだが、今回初のコラボレートで、ふたりとも、何か新しい面がみえた。





6/17(fri) @ Union pool: NORTHSIDE FESTIVAL #1
ノースサイド・フェスティバルの一部。バッジホルダーを優先。
共演は、元ブラック・ダイスのヒシャム率いるソフト・サークル(1)、ゲーム音楽に深い影響を受けたスター・スクリーム(2)、NYのガールズ・メタル・ロックバンド、ハード・ニップス(3)で,ノースサイド・フェスティヴァルを盛り上げる。

● PIKA ☆( ex. afrirampo)
● Soft circle
www.myspace.com/softcircle
● Hard Nips
● Starscream
starscreamband.com

■Union pool : 484 Union Avenue. Brooklyn, NY 11211 8 pm $8
www.facebook.com/event.php?eid=166462670081394
unionpool.blogspot.com

6/19@ coco 66
 最後の日もノースサイド・フェスティヴァルの一部。ブラウン・ウィング・オーヴァー・ドライブ、フェアリーヴィジョン、SLZRD WZRD(ライトニング・ボルトのブライアンのベース・ソロ)とチボ・マットの本田ゆかさんとのコラボレートのPIKA☆YUKA(ピカ☆ユカ)。ブラウン・ウィング・オーヴァー・ドライヴは〈Tzadik〉などから作品もリリースしている、アヴァンギャルドでエクスペリメンタルなトリオ。
 フェアリー・ビジョンは、窓ごしに化粧する女子、望遠鏡でのぞく男の子がステージにずっといて、後で聞いたら歌詞の内容だった。SLZRD WZRDはライトニング・ボルトのベースのブライアンのソロ・プロジェクトで、女の子がヴォイス担当。ディヴィッド・ボウイを彷彿する衣装、蛍光電波を目と口から発し、シルヴァーの大きな紙を広げ、その上に乗って回り続けたり、クレイジーなパフォーマンスを繰り広げる。光のバランスが恐美しい。
 ピカ☆ユカは去年もやっているコラボレート。チボ・マットの再結成もあって、忙しい中参加してくれたゆかさんはキーボードとエフェクター、ピカはドラムとエフェクターを操る。このふたりがコラボレートすると音の遊びもしっくり収まるから面白い。






6/19 (sun) @ Coco 66: NORTHSIDE FESTIVAL #2
ノースサイド・フェスティヴァルの一部。バッジホルダーを優先。ピカは,チボ・マットの本田ゆかとのコラボレート、PIKA☆YUKA(1)として登場。共演は、ライトニング・ボルトのブライアン・ギブソンのベース・ソロ、SLZRD WZRD(2)と、エクスペリメンタル・ユニット、ブラウン・ウィング・オーヴァードライヴ(3)、そして、カート・ヴァイル、アメージング・ベイビーなどのメンバーが結成した、フェアリー・ヴィジョン(4)。

● PIKA ☆ Yuka ( ex. afrirampo, Cibo Matto)
www.wbr.com/cibomatto/
chimeramusic.com/ifbyyes.html
● SLZRD WZRD (member of Lightning bolt)
laserbeast.com
● Brown Wing Overdrive
www.myspace.com/brownwingoverdrive
● Fairy vision

■Coco 66: 66 Greenpoint Ave Brooklyn, NY 11222 8 pm $8
www.facebook.com/event.php?eid=213054528716003
www.coco66.com/
www.thelmagazine.com/newyork/NFSchedule2011/Page#sunday

さよなら原発映画祭 in 熊本 - ele-king

 福島第一原発事故以降、九州や沖縄に避難された方も少なくないと聞きますが、いよいよ九州の熊本市でも脱原発のイヴェントは開催されるようです! 近隣にお住まいの方は注目してください。OTOさんをはじめ、坂口恭平さんなどDOMMUNEに縁のある人たちも出演していますよ。


『さよなら原発映画祭 with Denkikan』

 <原発のない九州>という希望の糸で結ばれたガーランド(花の環)を
母なる大地に捧げます......すべての悲しみとともに <原発のない地球>へ

 311、福島原発事故で大量の放射性物質が日本中から世界へと流出し始めました。原発は日本になんと54基。私たちの住む九州にも玄海原発と川内 原発があります。こんな事態になってもまだ原発は必要なのでしょうか? この美しい水や大地は誰のものなのでしょうか? 原発事故は九州の原発でも起こりうる のです。再生可能エネルギーで電力はもうまかなえる時代になっているようです。この映画を観て、私たちの暮らしやエネルギーについて、母なる自然を敬う地 球市民の文化や社会のヴィジョンを共有し、みなさんとぷくぷく発酵させてゆきたいです。
(by Oto Ravi )

第一弾 『100,000年後の安全』 (7月 2日~7月15日)
第二弾 『ミツバチの羽音と地球の回転』 (7月30日~8月12日)
☆映画上映18:00PMより

上映後のトーク・ライヴ出演者(敬称略)
坂口恭平 / OTO / MOUTHPEACE / 大塚愛 / 菊地洋一 / 松下修 / 吉田俊郎 /
吉田ケンゴ / 正木ゆう子 / 川原一紗 / 鎌仲ひとみ / 東田トモヒロ / 杉田かおる

■料 金
一般¥1800・高大¥1500・3才~中学¥1000・シニア¥1000
身障者割引/留学生割引¥1000
■割引情報
●毎週月曜日:男性のみ 鑑賞料金¥1000
●毎週水曜日:女性のみ 鑑賞料金¥1000
●毎週金曜日:ペアーサービス 鑑賞料金¥1200
●毎月1日:映画の日 鑑賞料金¥1000

詳細

●第一弾 『100,000年後の安全』と上映後のトーク・ライヴ
監督・脚本:マイケル・マドセン(2009年/79分/デンマーク、フィンランド、スウェーデン、イタリア)
フィンランドのオルキルオトに建設中の、原発から出る高レベル放射性廃棄物の最終処分場"オンカロ(隠された場所)"と呼ばれる施設に、世界で初 めてカメラが潜入したドキュメンタリー作品。これから先10万年間、そこに暮らす人々に、危険性を確実に警告できる方法はあるだろうか。彼らはそれを私た ちの時代の遺跡や墓、宝物が隠されている場所だと思うかもしれない。そもそも、 未来の彼らは私たちの言語や記号を理解するのだろうか。誰にも保障できない10万年後の安全。

トーク・ライヴ日程 開演19時30分~
7月2日(土曜日) 坂口恭平(建築家) × OTO(音楽家)
トーク:「ゼロセンターの活動」
音楽:MOUTHPEACE
7月3日(日曜日) 大塚愛(福島県双葉郡川内村の自給自足の大工、避難者)
トーク:「福島から避難してきて」
7月9日(土曜日) 菊地洋一(元原発技術者)
トーク:「福島原発事故後の現在」
7月15日(金曜日) 松下修(パーマカルチャーネットワーク九州代表理事)
× 吉田俊郎(トランジション・タウン・ジャパン)
× 吉田ケンゴ(ミュージシャン、特殊造形アーティスト )
トーク:「シフト・ エナジー」

●第二弾 『ミツバチの羽音と地球の回転』と上映後のトーク・ライヴ
監督・脚本:鎌仲ひとみ(2010年、春、公開)
日本のエネルギーの最前線、上関原発計画に向き合う祝島の人々とスウェーデンで持続可能な社会を構築する人々の取り組みの両方を一本の映画で描い ている。いかにして、自分たちのエネルギーの未来を切り開くのか? 現場からの問いかけは私たちに選択を迫ってくる。また同時に不可能と思われていることを 可能にする人間のエネルギーが、私たちと同じ全く普通の人々の感性と思いが、国の違いを超えて交差し新しいビジョンを描き出すドキュメンタリー映画。

トーク・ライヴ日程 開演20:30pm~
7月30日(土曜日)正木ゆう子(俳人)× OTO(音楽家)
トーク:「精霊の声を聞く」
音楽:川原一紗
8月8日(月曜日) 鎌仲ひとみ(映画監督)× 東田トモヒロ(歌手)
トーク:「家庭のエネルギー・シフト始めました」
音楽:東田トモヒロ
8月9日(火曜日) 鎌仲ひとみ(映画監督)× 坂口恭平(建築家)
トーク:「郷里から始まる新政府」
8月10日(水曜日) 杉田かおる(俳優)
トーク:「九州でわたしにできること」

*当日に映画を観覧された方は、トーク・ライヴは無料になります。
*映画を観覧された方は半券をお持ちいただくとトーク・ライヴは500円で入場できます。

フード出店:とぅから家。(対放射能レシピを盛り込んだ屋台かふぇ)
(https://blog.goo.ne.jp/tukarasya)
Private Lodge
(https://www.private-lodge.net/)
ステージデコ :ひょうたんランプ社 (バリ島のアーティスト、ニョマン・サカと松本雅代の作品 )
(https://www.hyoutanlamp.com/)

主催 :Denkikan 〒860-0803 熊本市新市街8番2号
(https://www.denkikan.com/index_pc.html)
問合せ:映画 096-352-2121(Denkikan)
トーク・ライヴ 080-5266-3399(Ravi)

ライヴ・トーク企画 :さよなら原発映画祭実行委員会(Jayma TV:Ravi、Oto)
(https://annapurnafarm.com/archives/event/)
フライヤー・デザイン:Takao Suzuki(https://www.taka-suzuki.com)

追記:『さよなら原発映画祭』第三弾☆8月7日、玉名『ちゃぶ台』にて
宮田雪監督『ホピの予言』上映決定。黒澤明監督作品『夢』の映像を交えてのトーク予定。

Chart by Underground Gallery 2011.06.13 - ele-king

Shop Chart


1

GERALD MITCHELL

GERALD MITCHELL Resurrection 2011 Remix GMi »COMMENT GET MUSIC
デトロイト・テクノ・シーン随一のメロディー・メーカー、そしてキーボーディス ト。ジェラルド・ミッチェル最新作! UR、Los Hermanosで聴かせたテクノ・クラシックスの数々。ジェラルド・ミッチェルを証するものは、彼が残してきた強く美しい音像と、世界中のオーディエンスたちの記憶に残るリズムの渦。デトロイト・テクノ、最後の巨人が、いよいよ自身のレーベル・ワークとともに、自身のソロ・プロジェクトを始動させる!!ソロ第1弾シングルは、今、困難な状況にあるすべての日本人に捧げられた 『レザレクション(復活) 2011 Remix』。かつて、彼が自身の困難に打ち勝ったことを機に作られたLos Hermamosの名作を、今こそ日本のファンに捧げたいと、鋭意のセルフ・リミックス。近々リリース予定のフル・アルバムからの楽曲を従えて、待望のリリース!

2

THE MARTIAN

THE MARTIAN Techno Symphonic in G Red Planet »COMMENT GET MUSIC
Submergeのみで販売されていたRED PLANET14番が遂に解禁! レーベル側の都合により、Submergeのオンラインショップのみでの販売となっていたRED PLANET14番が遂に一般販売を解禁! リリースから18年の時を経た今でも、ピークタイムのフロアを彩り続ける永遠の アンセム「Star Dancer」や、コズミック・テクノの名作「Firekeeper」など、 数多くのクラシック作品を産み出してきた人気シリーズである『RED PLANET』。 SUN RA、P-FUNKから受け継がれるコズミック・ロマン主義と、森羅万象への信仰 や儀式としての「ダンス」といったネイティブ・アメリカンの思想を根幹テーマに 持つ、マッド・マイクのライフ・ワークとも呼べるプロジェクト!

3

KOUJI NAGAHASHI

KOUJI NAGAHASHI Monster Olympic Iero »COMMENT GET MUSIC
ジャパニーズアンダーグラウンド!新潟の[Iero]待望の新作!作秋、4年の沈黙を破り、レーベル再スタートと共にリリースした前作のTAKUYA MATSUMOTOの作品は、確かな耳を持つバイヤーや、コアなディープ・テクノ/ハウス・ファンから高評価を得た、新潟のアンダーグラウンド・レーベル[Iero]の新作!今回は、レーベルオーナーでもあるKOUJI NAGAHASHIをメイン・トラックに、盟友TAKUYA MATSUMOTOのリミックス2トラックをBサイドに配し、現在の各国シーン"最深部"に呼応する次世代のディープ・ハウス/ディープ・テック・サウンドを披露!デトロイトのゲットー・エレクトロ・ファンク、マンチェスターのエレクトロニカ・レーベル[Skam]の初期作品を彷彿とさせる、ダーティーかつLO-FIな質感と、ドープなビート構築で展開していく、ロウビート/エレクトロを披露したKOUJI NAGAHASHIのオリジナル、入り組んだリズム・パーターンと、ダビーな空間処理でドープにロックしていく、例えるなら、USシーンのOMAR-S/JES- ED/DJ QU、そして成長著しいロシアのANTON ZAP~ベルリン周辺のサウンドともリンクするようなディープ・テックへ昇華させたTAKUYA MATSUMOTOリミックスの、計4トラックを収録

4

SLEEPARCHIVE

SLEEPARCHIVE Ronan Point Tresor »COMMENT GET MUSIC
ベルリン・ミニマル・マスターSLEEPARCHIVE新作は何と[Tresor]から! ミニマル・テクノ・ファン待望!"POST SLEEPARCHIVE"と形容される程に、沢山のフォロワーを生み出した、ベルリンのミニマル・テクノ・マスターSLEEPARCHIVE、約2年振りとなる新作は、老舗[Tresor]から! レーベルが変わっても、サウンドは一貫したSLEEPARCHIVE節!無機質なパルス音、映像的に配置されたホワイト・ノイズ、良い意味で"黒さ"とは正反対の、揺れの無い直線的なグルーヴ、ミニマル・テクノはこうであるべき!と思わずにはいられない、真性ミニマル・テクノが4トラック!

5

TRAXX

TRAXX To The Beat Bizarre! Lumberjacks In Hell »COMMENT GET MUSIC
コレは超ヤバい!! オールド・シカゴ・マニア MELVIN OLIPHANT IIIによるプロジェクトTRAXX新作!!! [Creme Organization]や[International Deejay Gigolo Records]からも作品を残す TRAXX aka. MELVIN OLIPHANT III新作がコレまた相当ヤバい仕上がりに!!まず Side-Aでは、オールドなドラムマシンのリズムにクラップやTANGELINE DREAMネタのシンセ、ヴォイス・サンプルなどを交え、18分にも及ぶ圧倒的なまでのドープな世界観で展開していった「To The Beat Bizarre!」。そして Side-Bには、RON HARDYからの影響を感じさせる、様々な楽曲を組み合わせたかのような「insane experiment abstract」。どちらもホント最高な1枚なのですが、個人的には Side-Aがとにかく一押し!是非チェックしてみて下さい。

6

SPECTER

SPECTER Pipe Bomb Sound Signature »COMMENT GET MUSIC
先日の来日ツアー時に、THEO PARRISHがヘビー・プレイしていた、マッド・シカゴ・ チューンが、[Sound Signature]からリリース!THEO PARRISH率いる[Sound Signature]新作は、PATRICE SCOTTのレーベル[Sistrum]や スペインの注目ディープ・ハウス・レーベル[Downbeat]等から作品をリリースしてき たSPECTER aka ANDRES ORDONEZが登場![Sistrum]や[Downbeat]からリリースされた作 品はLARRY HARD直系のピュアでエモーショナルなディープ・ハウスでしたが、今回は レーベル・カラーを意識したのか、かつてのシカゴハウスが持ちあわせていた、マッ ドでピプノティックな趣で展開されるミニマリスティックなシカゴ・ハウスを披露!先 日行われたジャパンツアー時に、THEO PARRISHがヘビー・プレイしていたキラー・チュー ンです!片面プレス!

7

STEREOCITI

STEREOCITI Kawasaki Mojuba »COMMENT GET MUSIC
UGヘビー・プッシュ!ジャパニーズ・アンダーグラウンドSTEREOCiTI待望のデビュー・アルバム! シカゴ/デトロイトの伝統とベルリンの空気感が同居しつつも、日本人ならではな繊細な音響構築で、独自のディープ・サウンドを生み出してきた、 日本を代表するアーティストKEN SUMITANI aka STEREOCITIが、ベルリンの[Mojuba]から待望のデビュー・アルバムをドロップ! アルバムタイトルの "Kawasaki" は、STEREOCiTIの出身地でもある川崎市にちなんでつけられたとのこと。アルバム全体を通して感じられる、低い温度感と低空飛行なグルーヴ、"ディープ"や"ミニマル"などという安易な言葉では表すことが出来ない、その奥深くに確実に存在する、確固たるソウルが詰まった、ジャパニーズ・アンダーグラウンドを代表する傑作アルバムが誕生!

8

NED DOHENEY

NED DOHENEY Hard Candy Columbia »COMMENT GET MUSIC
DJ HARVEYやDJ COSMO(昨年の来福時、ラストにプレイ!)プレイする AOR名盤が、嬉しいジャケ付きで再発! 昨今、DJ HARVEYが同アルバム収録「Get it Up for Love」をプレイすることで、ディ スコ/ハウス層からも注目を集め、年々、市場で見かけることも少なくなり、見つけた としても高値で取引されることが増えてきた、NED DOHENEY 76年リリースの3rdアルバ ムが、嬉しいことにオリジナル・ジャケ仕様で再発されました!元々AORファンからは 人気の高い、同シーンを代表する名盤として知られる1枚なだけに、前述の曲以外にも、 フリーソウル名作として知られる「Each Time You Pray」など、甘く、アーバンな楽 曲が揃っていて言うまでも無く素晴らしい内容の1枚。持っていなかった方は是非

9

DIONNE

DIONNE Back On The Planet Smallville »COMMENT GET MUSIC
LARRY HEARDファンへ!SMALLPEOPLEのJUST VON AHLEFELDによる変名DIONNEの新作が[Smallville]から! カッコイイです!正統派です!往年のMr.FINGERSの作品を思わせるような、アナロジカ ルな弱アシッド・ベース、浮遊感たっぷりの空間シンセで、じっくりとハメていくA面 「Back on the Planet」、繊細なシンセ・リフが軽快なムードを演出した、程よいト ランス感が◎な「What You Are」、モッサリ感が緩心地良い、ダブ・ハウス・ムードの 「Capsule」の3トラック、全て最高![Smalleville]本当にカッコイイです!今回も手放 しでオススメです!![Dial]、[Laid]、[Smalleville]、このラインがツボの方なら間違いない一枚!

10

DJ DUCT FEAT. THE REGIMENT

DJ DUCT FEAT. THE REGIMENT Backyard Edit Pt.04 _ Detroit Session Thinkrec. »COMMENT GET MUSIC
レア・コレクションがたっぷり仕舞い込まれたレコード棚をひっくり返して、まるで初期衝動のようにエディットしまくった、大好評シリーズ『BACKYAD EDIT』。第2シーズンの幕開けは、なんとラップもの!しかも、90年代のHIP HOP GOLDEN YEARSを彷彿とさせる、デトロイトのMCチーム "THE REGIMANT"との強力タッグ作品!!その名も『デトロイト・セッション』!!!

Chart by JET SET 2011.05.23 - ele-king

Shop Chart


1

TIGER & WOODS

TIGER & WOODS GIN NATION »COMMENT GET MUSIC
冗談のつもりがあんまり売れるものだから本気になって(?)フル・アルバム発表という事態に発展した、Running Back関係者による匿名ユニット(ということでOK?)タイガー&ウッズ。最高傑作トラックが本家Running Backから正規(?)再発!!

2

BATTLES

BATTLES ICE CREAM »COMMENT GET MUSIC
Comemeの奇才Matias Aguayoがメイン・ヴォーカルに抜擢された注目作"Ice Cream"が限定12"カット。

3

V.A.

V.A. ENJOY THE SILENCE VOL.2 »COMMENT GET MUSIC
Mule Electronic発、『Enjoy the Silence』シリーズの第2弾が到着!国内外のトップ・クリエイター達の渾身のアンビエント・トラックを収録して好評を博したシリーズの第2弾。アナログLPの他、国内盤が先行していたCDもおまけで同封されているお得すぎる内容です!!

4

KOLOMBO

KOLOMBO WAITING FOR »COMMENT GET MUSIC
多岐に渡るスタイルで非常に精力的なリリースを重ねるベルジャン・デュオMugwumpの片割れOlivier Gregoire。今回は105bpmの美しいシンセポップ・ハウス。Michael Mayerリミックスもグレイト!!

5

NIGHT ANGLES

NIGHT ANGLES AERODYNAMOUR »COMMENT GET MUSIC
Nhessingtons, BANDJOらのコズミック~バレアリック良質作品で当店でも大きな注目を集めたスウェーデン発"Force Majeure"から、UKのビートメイカーNight AnglesがデビューEPをドロップ。

6

HARDROCK STRIKER

HARDROCK STRIKER MOTORIK LIFE »COMMENT GET MUSIC
DJ Sprinkles a.k.a. Terre Thaemlitzによるリミックスが素晴しいSkylax新作です!!SkylaxのオーナーHardrock Strikerによる09年以来となる新作が到着。先日のDommuneでの講義も素晴らしすぎた(続編、希望!!)テリコ先生によるリミックスがとにかく最高!!

7

MR PRESIDENT

MR PRESIDENT NUMBER ONE »COMMENT GET MUSIC
70年代ソウル/ファンクなサウンドをスタイリッシュに展開して絶大な人気を誇るMr President。待望のアルバムは、込み上げ爽快ソウルから激ファンキー・インストまで、超充実の傑作です!!

8

MO KOLOURS

MO KOLOURS EP1:DRUM TALKING »COMMENT GET MUSIC
Paul White、Bullionらのリリースもある『One Handed』から新たな刺客!インド洋南西部に位置するモーリシャス島出身のパーカッショニスト=Mo KoloursによるデビューEP。土着的なパーカッションとヴォーカルのループが、スモーキーかつマッドな世界観を形成している力作!

9

ROMAN FLUGEL

ROMAN FLUGEL BRASIL »COMMENT GET MUSIC
前作"How to Spread Lies"は即完売、レジェンド・デュオAlter Egoの1/2、Roman Flugelが、お馴染みジャーマン音響ハウス名門Dialから再登場リリースです!!

10

AEROPLANE

AEROPLANE MY ENEMY (GREEN VELVET / REX THE DOG RMX) »COMMENT GET MUSIC
Eskimoの看板アーティストVito de Lucaによるソロ・プロジェクトAeroplane。昨年リリースしたデビュー・アルバム"We Can't Fly"から、Green Velvet & Rex The Dogによるリミックス・カットが到着。

ZETTAI-MU Monthly Groundation in TOKYO & KYOTO - ele-king

 今年はベース・ミュージックがますます盛りあがりそうです。ダブステップ系の勢いも相変わらずですが、ハドソン・モホークやラスティーといったウォンキー系のリリースも控えているみたいだし、ホントに楽しみです。そんなわけで、日本のベース・ミュージックの総本山とも言える、KURANAKA 主宰の〈ZETTAI-MU 〉が東京と京都で開かれます!!
 震災後、海外からのDJの来日キャンセルが相次いでいますが、僕が東京でハウスで踊っていた大昔なんかは、外国人のDJがまわすなんて滅多にありえない時代でした。だからみんな日本人のDJを英雄視していました。いまでも、日本には良いDJがたくさんいます。今回の〈ZETTAI-MU 〉がもうひとつ興味深いのは、すべて日本で暮らしているDJでやっていることです。
 とりあえず低音好きは絶対に行こう! 踊って、瞑想しよう!


2011.5.27 (FRI)
ZETTAI-MU MONTHLY GROUNDATION in TOKYO @ AIR
"GRASP AT THE AIR"


O.N.O a.k.a Machine Live (THA BLUE HERB)
DJ BAKU (POPGROUP)
KURANAKA 1945 (Zettai-Mu)
DJ QUIETSTORM (中目黒薬局 / TIGHT)
GOTH-TRAD (DEEP MEDi / BACK to CHILL)
BLUE BERRY (BLACK SMOKER / SKUNK HEDAS)

@ AIR
Info tel: 03-5784-3386(AIR)
ADDRESS: 東京都渋谷区猿楽町2-11氷川ビル B1, B2
WEB SITE : https://www.air-tokyo.com/

OPEN/START. 22:00
¥3,000 Admission
¥2,500 w/Flyer
¥2,500 AIR members

https://www.zettai-mu.net/news/1105/0527_air/0527_air.html
https://www.air-tokyo.com/schedule/543.html


2011.6.3 (FRI)
ZETTAI-MU MONTHLY GROUNDATION in KYOTO @ WORLD


KODAMA KAZUFUMI (DUB STATION / MUETBEAT)
KURANAKA 1945 (Zettai-Mu)
O.N.O a.k.a Machine Live (THA BLUE HERB)
ナカムライタル (OUTPUT)
Light-One
and more act!

@ 世界WORLD
Info tel: 075 213 4119(WORLD)
ADDRESS: 京都市下京区西木屋町四条上ル真町97 イマージアムBF~2F
WEB SITE : https://www.world-kyoto.com/

OPEN/START. 22:00
¥2,500 ADV
¥3,000 DO

https://www.zettai-mu.net/news/1106/0603_world/0603_world.html
https://www.world-kyoto.com/schedule/2011/6/3.html

Eccy - ele-king

MILK IT CHART / MAY 2011


1
Pearson Sound - Deep Inside Refix - Night Slugs

2
Jamie Woon - Night Air (Deadboy Remix) - Numbers

3
Tyler, The Creator - Yonkers (Lil Silva Remix) - White

4
Eccy - Old Snake Rapier (Sam Tiba & Myd Remix) - Slye

5
Ciara - Ride feat.Ludacris - La Face

6
Julio Bashmore - Batty Knee Dance - 3024

7
Nosaj Thing - Voices (Dorian Concept Remix) - Alpha Pup

8
Sam Tiba & Spoek Mathambo - Burnin (Eccy Remix) - Top Billin

9
Jacques Greene - Another Girl - LuckyMe

10
Nicki Minaj - Roman's Revenge feat.Eminem - Universal Motown

Chart by JAPONICA 2011.05.02 - ele-king

Shop Chart


1

V.A.

V.A. GO BANG ELECTRIC MINDS / UK / 2011/4/24 »COMMENT GET MUSIC
ARTHUR RUSSELL率いるバンドDINOSAUR Lによる名曲"GO BANG"のRADIO SLAVEリミックスは原曲のカオスティック/サイケ・フュージョンなあの雰囲気を余すことなく封じ込めタイトなディスコ~四つ打ちグルーヴで纏め上げた 快作!ピッチを細工したヴォーカル・フレーズもこれはこれでピタリとハマってます。すごい!

2

STEVE REICH / KIRA NERIS

STEVE REICH / KIRA NERIS VAKULA REMIXES UNKNOWN [UK] / 2011/4/24 »COMMENT GET MUSIC
ミニマル・ミュージックの代表的作曲家、御大STEVE REICHによる直近アルバムに収録の独特すぎる"間"が印象的なエクスペリメンタル・ナンバー"2X5"をエレガントなハウス・グルーヴでリミックス! オリジナル・ヴァージョンの雰囲気を存分に落とし込んだフレーズの"ずれ"を存分に活かしたダンス・ミュージックの枠組を超越しうる傑作ワークス です!

3

MARC MAC PRESENTS VISIONEERS

MARC MAC PRESENTS VISIONEERS APACHE / SHAFT IN AFRICA (ADDIS) BBE [UK] / 2011/4/23 »COMMENT GET MUSIC
NAS"WORLD IS YOURS"、PHARCYDE"RUNNIN'"等ヒップホップ・クラシック中心としたジャズ・リメイクが多方面で話題となったMARC MAC(4 HERO)によるリメイク/カヴァー・プロジェクト=VISIONEERS、待望の新作は"APACHE"と"SHAFT IN AFRICA"というこれまたヒップホップの中枢的大ネタを大胆リメイク!もう多くを説明するまでもないですね。ベタですが、逆にこういうのって賞味期限 無でずっと使えます。限定盤。

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P. ELADAN

P. ELADAN MONOCHORDIUM MUTING THE NOISE / GER / 2011/4/26 »COMMENT GET MUSIC
レーベル・サイトのみでしか入手不可であった<MUTING THE NOISE>限定盤が流通開始!こちら第1弾は詳細不明のP.ELADANなる人物による制作年代すら不詳という超オブスキュア・トラックの発掘(新録音 源??)。ガムラン調の鳴り物を下地に、微小なダブワイズと共に様々なSEを絡ませ緩急つけつつも延々とBPM110前後のプリミティヴな生ドラ ム・グルーヴが紡がれるドープネス・カルト・トラック。

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RHYTHM OF ELEMENTS

RHYTHM OF ELEMENTS BEYOND REMIXES EP R2 / UK / 2011/4/23 »COMMENT GET MUSIC
DJ UCHIKAWAとピアニスト=MAKOTO KURIYAによる邦人ディープハウス・ユニットRHYTHM OF ELEMENTS、名門<R2>より来るリミックス・アルバムからの先行カットEP。ニュー・ジャズ~ハウス・シーンきっての引っ張りだこクリエイター AT JAZZ、大御所ALTON MILLERと期待通りのリミックス・ワークを披露する良質安心の名前が並びますが、個人的には本盤でも一際異彩を放つDJ Dによるレゲエ・エッセンスを注入したダブ・リミックスが断トツ!

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CMT

CMT ZONAZONA SBM / JPN / 2011/4/26 »COMMENT GET MUSIC
同時入荷の再発「SOLEADO」続編的内容のCMTの豊潤な音楽感が垣間見れるチルアウト・サイドを詰め込んだファンタスティック&マージナ ル・ミックス!アフリカ、南米、カリブ、中近東と世界を彷徨するかのように繋がれていくサイケ・ミュージックの数々・・ミニマルでずっぷりハメる CMTも最高ですが、音楽性豊かなこんなCMTも最高です!内容をモロ反映したQOTAROO氏(POWWOW/COSMIC LAB)によるジャケット・アートワークも素晴らしい~!

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AZYMUTH

AZYMUTH AURORA FAR OUT / UK / 2011/4/24 »COMMENT GET MUSIC
AZYMUTHの活動35周年を記念するニュー・アルバム「AURORA」が遂にリリース!昔ながらのファンも十二分に納得のかつての70年代 フュージョン・スタイルを踏襲しつつもモダンに洗練されたグルーヴで現在進行形のブラジリアン・フュージョン/ジャズ・ファンク/ブギーと多様に 広がる AZYMUTHサウンドを、その確固たるキャリアが物語る燻し銀アンサンブルにより奏で上げたサウダージ感溢れる極上の全8曲。

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KUNIYUKI

KUNIYUKI BAMBOO CITY MULE MUSIQ / JPN / 2011/4/24 »COMMENT GET MUSIC
洗練のモダン・ハウス・グルーヴにガムラン音楽の要素をふんだんに取り込んだアルバム中でも一際異彩を放っていたディープ・エキゾ・ミニマ ル"BAMBOO CITY"に、C/Wには同じく新曲"COME WITH US"の音数をタイトに削ぎ落とした上で打楽器音をほんのりダブワイズさせたニュー・ヴァージョンを収録!本盤も当たり前に世界基準です。大推薦!

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JED & LUCIA

JED & LUCIA HELIUM EP UBIQUITY / US / 2011/4/16 »COMMENT GET MUSIC
A面では、ゆるやかなダウンテンポ・トラックに郷愁感漂うピアノと幻想的雰囲気を増長させるスペイシー・シンセがキメ細やかに交錯する新 曲"HELIUM"をUKのクリエイター・ユニットLETHERETTEが潔いヒップホップ・ビーツを叩き込み洗練のブレイクビーツ・トラックへ とリミックス!そしてB面には「SUPER HUMAN HEART」収録曲を現行エレクトロニカ/ビート・エッセンスをふんだんに盛り込みダウンテンポ・トラックへとセルフ・リミックス!

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BLUNDETTO

BLUNDETTO BAD BAD VERSIONS HEAVENLY SWEETNESS / FRA / 2011/4/17 »COMMENT GET MUSIC
先行リリースの"NAUTILUS"カヴァーを筆頭にレゲエ/ダブをベースとした柔軟なクオリティ・トラックの数々で大好評完売に至った2010 年リリースの傑作ファースト・アルバム「BAD BAD THINGS」の前々から話題となっていたリミックス・アルバム、無事入手しました!オリジナル・アルバムのエッセンスを残したまま世界各地の BLUNDETTOお気に入りのアーティスト達がお得意のフォーマットにてリコンストラクト!ナンバリング入り、全世界250枚限定プレス。

 今回は、毎年3月にテキサス州のオースティンでおこなわれる音楽コンファレンス、SXSWのなかの、ハートファストとハードニップスが企画した、〈A Prus (A+!) Japan Night〉というショーケースをレポートさせて頂く。  こちらは、オフィシャル・ショーケースである〈ジャパン・ナイト〉(メジャー・レーベルや、お金を持っているバンドが出演し、インディ・バンドが出演できない)に対抗し、日本、アメリカのインディ・シーンを引っ張る、新しいバンドをいろんな人に見てもらえる機会を作りたい、という思いで立ち上げた。結果、個性的な12バンド・バンドが集まった。

■HEARTFAST/ HARD NIPS presents:
A PRUS (A+!) JAPAN NIGHT @ spider house


1:40pm La Big Vic
2:20pm Puffy Shoes
3:00pm Miila and the Geeks
3:40pm Hard Nips
4:20pm Birthday Suits
5:00pm The Zoobombs
5:40pm Mi-Gu
6:20pm Cubismo Grafico Five
7:00pm Moja
7:40pm Go Chic
8:20pm Mick's Jaguar
9:00pm Friends


 会場となったスパイダー・ハウスはカフェだが、ミュージック・ヴェニューでもあり、中、外、中間などにステージを持ち、SXSWの開催中はフル回転し、毎日ショーをブックしている。。
 1日前に会場入りし、自分たちで作ったバナーを設置し、そのときにやっていたバンド、チーズバーガーをチェックする。
 そしてイヴェント当日は、朝からサウンドチェックや準備で追われ、2時頃にショーケースがスタートした。最初はブルックリンをベーストする、La vic big。女の子ひとり、男の子ふたりのバンドで、女の子はヴァイオリンとヴォーカル、ふたりの男の子はキーボードやサウンドを操る。エレクトリックだが、様々な箇所にロック要素が見え隠れする。
 とても大きなロフトに住んでいる彼らは、夏になると毎週パーティを開催する。パーティ慣れしている彼らは、今回のSXSWでもこのショーケースを入れ5~6回プレイするらしい。
 2番目のパフィ・シューズは東京から参加。女の子ふたり組のローファイ・デュオ。ドラムのセッティングの仕方がわからない、と言ってこちらを心配させる。
 3番目は、東京からのミイラ・アンド・ザ・ギークス。キュビズモグラフィコと同じNiw! Recordsがきっかけで出演して頂いた。シーガル・スクリーミング・キス・ハー・キス・ハーを思わせる、パンキッシュなトリオ。メンバー全員(ドラマーがとくに!)とてもいいキャラクターをしている。


La Big Vic

パフィ・シューズ

ミイラ・アンド・ザ・ギークス

 今回のオーガナイザーであるブルックリンのハード・ニップス。全員ハードニップス・ロゴのタンクトップを着ての登場。ステージから下りても、全員で、バンドたちのオーガナイズなどで動き回っている。今回の震災のドネーションボックスを会場といっしょに作り呼びかけていた。


ハード・ニップス

 5番目は、バースディ・スーツ。ミネアポリスをベースとする日本人男子ふたり組。かなりタイトなパンク・ロック。
 東京から、全米ツアー真っ直中のズボンズ。ショーを見るごとに、どんどんアメリカ人のオーディエンスを増やしている彼ら。今回は最後に、いまの日本を元気づけるスペシャルな歌"something friends"(→すいません、タイトル覚えてないです)を初披露。みんなの気持ちをひとつにした瞬間だった。
 プラスティック・オノ・バンド、イフ・バイ・イエス(元チボマットの本田ゆかさんとペトラへイデンのバンド)、コーネリアスなど、さまざまなバンドで活躍するあらきゆうこさんのバンド、Mi-Guが続く。ドラムとギターのみだが、かなりタイトに滑らか。さすがのプロ意識を感じさせる。彼らは、何でもルー・リードやレディ・ガガとも一緒にプレイしているらしい(別のベネフィット・ショーで)。
 そしてキュビズモ・グラフィコ5は、元ニール&イライザのchabe君がやっているバンドで、今回は、いつもとは違うメンバーでの特別セット。東京な雰囲気が漂う。


バースディ・スーツ

ズボンズ

Mi-Gu

キュビズモ・グラフィコ5

 そして、台湾からGo Chic。知り合いの紹介で、今回出演してもらえることになったが、彼らこそプロ中のプロ。普段は、普通にかわいい女の子たち(ひとり男の子も)だが、一旦ステージに立つと完璧なプロ根性を発揮する。棒立ちで見ていた観客をあっという間に彼らの世界に連れていく。しかも夜じゃなくて、日がさんさんと照っているアウトサイド・ステージで。かなりノリノリで、個人的に今回もっとも印象に残ったバンドだった。今度はぜひ台湾で見てみたい。
 mojaは日本人の男の子と女の子で、ドラム・アンド・ギター。彼らいわくライトニング・ボルトみたいなサウンドと言うが、もっと繊細で、きちんと計算されている感じがした。
 ミックス・ジャグアーは『ヴァイス・マガジン』のjohnがやっているその名の通り、ローリング・ストーンのカヴァー・バンド。誰でも知っている歌をかなりヘタウマにカヴァー。パーティにはもってこいで、彼らのキャラクター的に、ノリノリになってしまう。彼らは今回SXSWで別のショーケースもブッキングしていた。
 最後はフレンズ。まだ初めて半年という若いバンドだが、いろんなレーベルから引っ張りだこ。いわゆるヒップスター・バンドで、しっかり自分たちのファンも連れてきていた。彼らはこれからかなりいい感じで活躍するのでは。


Go Chic

moja

ミックス・ジャグアー

フレンズ

 駆け足でのレポートだが、今回のハートファスト/ ハードニップス〈A prus(A+!) Japan night〉では、私たち日本人にできること、会場やバンドに協力してもらい、日本のために寄付を募った結果$381集まった。こちらはすべてDMBQの益子サンが運営する機関に寄付させて頂いた。
 この数日前に、天災が起こり、日本のバンドが半分だったので、キャンセルするバンドが出てくるかと思ったが、キャンセルするバンドはなく、みんな逆に笑顔で、参加してくれて、こちらがとても助けられた。いまも、たくさんの所でベネフィット・ショーが続いている。音楽が何かの形で還元できたことがいちばんの収穫だった。

interview with Lizzy Bougatsos (Gang Gang Dance) - ele-king


Gang Gang Dance
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Pヴァイン E王

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 ブラック・ダイスとアニマル・コレクティヴが第一波とするなら、そのあと続いたのがイクセプター、そしてギャング・ギャング・ダンスだった。ゼロ年代のディケイドにおいてニューヨークのアンダーグラウンド・シーンの実験精神とそれに付随するポップが健在であることを世界に訴えた彼らの活動も、すでに10年が過ぎている。アニマル・コレクティヴはチャート・ヒットまで飛ばすようになったし、ずんどこずんどこドラム叩きながらノイズを鳴らしていたギャング・ ギャング・ダンス(GGD)はシャーデーとヒップホップとボアダムスをシェイクするような、彼らのポップを展開した。GGDとは、いわばインディ・ロックにおけるエキゾチカである。
 新作『アイ・コンタクト』は、GGDが国際的な活動をはじめる契機となった前作『セイント・ディンフナ』(2008年)に続くアルバムで、バンドは彼らの異国情緒漂う音をさらに洗練させている。11分にもおよぶ冒頭の曲"グラス・ジャー"の滑り台をゆっくり滑っていくようなトリップが、僕はもっとも気に入っているのだけれど、ホット・チップのアレクシス・テイラーが参加した"ロマンス・レイヤー"のハイブリッディなシンセ・ポップも捨てがたい。全10曲 (日本盤にはボーナス・トラックが加わる)のうち3曲はなかばインタールード的なものなので少なめの曲数だが、逆に言えば1曲1曲が際だっている。"アダルト・ゴス"はキュアがインド・レストランで演奏しているみたいだし、"チャイニーズ・ハイ"はエチオピアに引っ越したティンバランドのようだし......この10年でポップ・ミュージックに投げ込まれた無邪気なワールド(とくにエチオピアン・ミュージック)感覚がブレンドされ、ずいぶん楽しめる内容になっている。
 さて、それではこのへんでニューヨークの沢井陽子さんにバトンタッチします。


上段左:Brian DeGraw  上段中:Lizzi Bougatsos  上段右:Jesse Lee
下段左:Taka  下段右:Josh Diamond

 4月4日の月曜日、ギャング・ギャング・ダンスのリズ・ブガツォスとチャイナ・タウンで待ち合わせた。その日の朝に急遽決まったインタヴューだったが、彼女は快くをOKしてくれた。
 現れた彼女は、遅れたことをすまなさそうに謝ったあと、慣れた手つきで、ドリンクとフードをオーダーする。彼女はこの近くに住んでいて、このカフェにはよく来るらしい。店員とも仲良かった。最近バンドのメンバーが彼女のアパートメントに引っ越して来たというが、つい先ほど、この前でばったり会ったらしい。「この場所は私のシークレットなの。彼に知られないかしら」といたずらっぽく彼女は微笑む。吸い込まれそうな彼女の目を見ながらインタヴューははじまった。


私たちはサウンド的にバンドとは思っていなかったし、まずそんなこと気にもしなかったし、パンク精神で、ただオーストラリアの奇妙なレコードみたいに面白いサウンドを追求してただけ。練習をまったくしなかったし、ショーに私が現れないときもあった(笑)。

震災のことはもちろん知っていますよね? 地震のあと津波があって、多くの街が消えました。次に原発で事故があり、環境が汚染されました。

リズ:ええ、テレビでみたわ。ちょうど、アップデイトを聞きたいと思ってたの。私は日本が大好きだし心から心配に思っている。日本には友だちがいて、彼女は電気が十分に使えないと言っていた。でも南部の友だちは何も知らなかったわ。地震より、原子力の放射性物質の漏洩のほうが心配よね。以前に、コロラドやカリフォルニアでも、そうした漏洩があったけど、そのときの影響は、携帯電話ぐらいの影響だったから。日本に行って何かしたいと思ったけど、私がそこに行っても帰って来れないと思った。私たちは曲をドネートして、つい最近日本へ捧げる曲"Bond"を作ったの。日本でこの曲が演奏できると良いんだけどね。

前作の『セイント・ディンフナ』が2008年のリリースだったからけっこう時間が空きましたね。

リズ:リリースのあとはツアーをたくさんしたわ。たぶん2年ぐらいね。コチェラ、USフェスティヴァル、ツアー、ヨーロッパ・フェスティヴァル、ツアー、、かなりたくさんして、そのあとすぐに砂漠に行ったのよ。カリフォルニアのジョジュア・ツリーってところの近くにある29パームスという砂漠の町にね。そこにスタジオを作って、エンジニアといっしょにずっとレコーディングしていた。新しいアルバムはほとんどをそこで録ったのよ。

なぜ砂漠だったんですか?

リズ:友だちがいて、そこにステイしたの。スタジオを作って1ヶ月半ぐらいいて、ショーをしたりもしたわ。エンジニアがいて、曲を作って、レコーディングして、創作作業が同時にできるのが、とてもうれしかった。

メンバーがよく替わっていると思うのですが、いまのメンバーを紹介して下さい。

リズ:基本的には4人よ。ベース・プレイヤーはいま3人いて、みんな別の場所に住んでいるの。ひとりはスリーピー・ドッグ・ショウ。彼はハイ・ライフというバンドでプレイしていて、元ホワイト・マジックでもプレイしていた。もうひとりは、ティム、彼はアリエル・ピンク・アンド・グラフィティでベースを弾いていて、もうひとりは、インターポールでベースをプレイしている。

いまはどんな風に過ごしているんですか?

リズ:いまはリリース前で忙しい。今日もこのあと8時からインタヴューが入っている。今月末には私の別のバンド"IUD"で台湾に行くの。アルバムがリリースされる5月3日は、ニューヨークでギャング・ギャング・ダンスのショーがあるのよ。

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彼のリリースする作品は、アンダーグラウンドで、コアなファンがたくさんいたの。たとえばソニック・ユースのサーストン、彼は〈Fusetron〉のカタログを間違いなく全部持っているわ(笑)。


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昔の話を訊きたいのですが、どういう経緯でクリス・フリーマンの〈Fusetron〉から2004年にデビュー・アルバムを発表することになったんですか?

リズ:たぶん、その当時私は彼とデートしていたの(笑)。いや、まだデートしてなかったかな(笑)? 彼はサウンドエンジニアで、ブラック・ダイスの音響を担当したり、レーベルも持っていた。彼とは私の別のバンド、エンジェル・ブラッドを通して出会ったんだけどね。
 私たちはその当時、サウンド的にバンドとは思っていなかったし、まずそんなこと気にもしなかったし、パンク精神で、ただオーストラリアの奇妙なレコードみたいに面白いサウンドを追求してただけ。彼も同じだったし、このアルバムのサウンドはとてもいいのよ。彼のリリースする作品は、アンダーグラウンドで、コアなファンがたくさんいたの。たとえばソニック・ユースのサーストン、彼は〈Fusetron〉のカタログを間違いなく全部持っているわ(笑)。

同じ年にはやはり〈Fusetron〉からイクセプターも作品を発表していますが、同じステージに立つことが多かったのでしょうか?

リズ:彼らは、同じぐらいのときにいたので、よくいっしょにプレイしていたわ。

初期の頃はインプロヴィゼーションですよね? バンドのコンセプトはどんな感じだったのでしょうか?

リズ:いまイクセプターの名前をあげたのは面白いわね。その当時は、同じようなバンドとしてとらえられたのかしら。私たちはバンドでありたいとは全然思っていなかったし、ジョシュ(ドラマー)は、コーヒーショップで働いていて、そこで仲良くなった人たちとジャムをしていた。そのカフェは、とても有名なジャズ・ミュージシャンやフリークがよく集まっていて、その人たちとよくいっしょにショーをしていた。たとえばウォーホル・ポエットのテイラー・メッド、彼はアンディ・ウォーホルとよくハング・アウトしていたの。昨日、アンディ・ウォーホルの建築物を〈ファクトリー〉があった近くの場所に埋めるセレモニーがあったんだけど、そこで彼にあったばかりよ。いまでも彼とよくハング・アウトするのよ。

『Revival Of The Shittest』をいま聴くと、すごく混沌としたサウンドなのですが、しかし勢いはすごい。どんな気持ちで当時は演奏していたのですか?

リズ:私たちは練習をまったくしなかったし、ショーに私が現れないときもあった(笑)。代わりに私の友だちのリタがマイクを握ってたりとかね。彼女とは、私といっしょにエンジェル・ブラッドを組むことになるんだけど。仕事で遅くなって、私がそのあと現れてオーディエンスにいたりとかね。

どんな会場で、何人ぐらいのオーディエンスを前にライヴをやっていたのですか?

リズ:いろんな場所でライヴをした......、いまはもうないんだけど、ローワー・イーストサイドのトニックからブルックリンの奥地とか、ライヴができるところならどこでも。当時はアニマル・コレクティヴとブラック・ダイスとプラクティス・スペースをシェアしていたんだけど、彼らとは曲を聴きあったり、そこでもライヴをいっしょによくやったわね。

どのような経緯で歌うようになったのですか? 

リズ:ドラムをたたく代わりに歌いはじめたのよ。これが個人的にどのように歌をバンドで歌いはじめたかね。その前は、スポークン・ワードをしていた。DJみたいな感じで、パンクやハードコア・バンドのオープニングをしていたのよ。

あなたの歌は非西欧的な旋律があってエキゾチックで知られていますが、あなたがヴォーカリストとして参考にした人がいたら教えてください。

リズ:R&Bシンガーが大好きなのよね。それかムラツ・アスタケのようなエチオピアン・ミュージックも大好きよ。シンガーでとくに好きなのはアリーア、テキーサ(ウータン・クランのバック・ヴォーカル)、メアリー・マーガレット・オハラ、シニード・オコナー、ニナ・シモン、そしてシャーデー......女性シンガーにはソウルがあると思うのよね。

セカンド・アルバム『ゴッズ・マネー』からあなたは歌に向かっていったと思いますが、あのアルバムはバンドにとってどのような意味がある作品でしたか? 

リズ:『ゴッズ・マネー』から〈ソーシャル・レジストリー〉に移籍したのよ。プラックティス・スペースがグリーンポイントにあって、すべてそこでレコーディングしたのをよく覚えている。当時の私たちはヒップホップやアフリカン・ミュージックをよく聴いていたんだけど、『ゴッズ・マネー』は、より一般的なオーディエンスに伝わるように、ポップ・ソング的構造を持っていて、いわゆる曲になっていった最初のアルバムだと思う。

『セント・ディンフナ』は? あのアルバムはバンドにさらに大きな成果だったのではないでしょうか? 

リズ:音楽をよりたくさんのオーディエンスに伝えられたとは思うわ。アメリカではレーベルは〈ソーシャル・レジストリー〉だけど、ヨーロッパでは〈ワープ・レコード〉、日本では〈Pヴァイン〉からリリースされた。このアルバムは、より取っつきやすいんでしょうね。そういう意味では『セント・ディンフナ』はポップ・ソングのエイリアン・ヴァージョンね。いろんな別のスタジオでレコーディングしたけど、途中でお金がなくなって、またツアーをしなくてはならなくなって、それの繰り返しだった。アルバムを作るのに時間がかかったのよ。マネッジからすべて自分たちでやっていたし、まるでシャロン・オズボーン(オジー・オズボーンのマネージャー)になったようだったわ(笑)。そういえば、いまの私たちにはスピリチャル・アドヴァイザーがいるのよ。

あのように話題となった作品の次作というのは、ある意味では取りかかるのに難しくないですか?

リズ:このアルバムから新しいドラマーに変わったし、とにかく自由になって新しいことをしたかったの。だから砂漠に行ったのかもね。その頃から面白いオファーがきはじめていたし、例えば、ボアダムスから皆既日食のツアーオファーね。ボートに乗って日本からロシアにいったの。とても良い経験だったわ。

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『セント・ディンフナ』はポップ・ソングのエイリアン・ヴァージョンね。いろんな別のスタジオでレコーディングしたけど、途中でお金がなくなって、またツアーをしなくてはならなくなって、それの繰り返しだった。アルバムを作るのに時間がかかったのよ。


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そういえば、ボアダムスの88人ドラマーでもあなた方はプレイしていましたよね。ボアダムスはロサンジェルスで、あなた方はニューヨークで同時開催。私も見に行きました。

リズ:88人ドラマーのときは、強烈でモンスターのようだったわね。1ヶ月ぐらいかかって曲を作ったの。たくさんの試行錯誤があって、それをすべて終えて、本番で歌っているときは、まるで宇宙船に乗っている気分だったわ。

GGDの音楽には非西欧的な要素がブレンドされていますが、たとえばこの間、どこか旅行されましたか?

リズ:最近はアフリカに行くオファーがあったのだけど、バンドのメンバーの都合で行けなくなったの。私自身、中国に行ったことはあるわ。今月末に、私の別のバンドIUDで台湾に行くの。ダニー・ペレズを知ってる? アニマル・コレクティブのヴィデオなど録っているのだけど、彼と一緒に行くのよ。

たとえば2曲目の"∞"は何を意味しているのでしょう?

リズ:インフィニティ。これはシンボルで、フォーエヴァー、ネヴァーエンド、境界のない......などを表すの。ロマンティックなシンボルで、境界なく、誰でも音楽を聴くことができて、音楽は永遠に続くの。もっと良い例を挙げたいわ......。(iPhoneで"∞"をサーチする)

アルバムには"∞"で記される曲名が3つありますね。

リズ:私たちはいろんな意味で、走り続けるの、キープ・ゴーイン。私たちを表すシンボルだと思ったの。

話が前後してしまいましたが、実際に、どのようにして新作『アイ・コンタクト』は生まれたのでしょう?

リズ:砂漠で、たぶん2009年。曲を書きはじめ、演奏しはじめ......
(iPhoneでのサーチが完了する)
 その前に"∞"インフィニティーについてもういっかい説明していい? これはアイディア。制限のないスペース、音楽には境界がないの、終わりがなくて、果てしなくて、誰とでも境界なく共有できるもの。とても美しい言葉で、ラテンからきているの。上手く伝わると良いんだけど。新しいTシャツにはこのデザインのものがあるのよ。
 レコーディングは、最初に29パームスで、次にウッドストックのドリームランドというスタジオ、そしてアップステートでヴォーカル録りをして、ファイナル・ミックスはブルックリンでやった。

アルバムの1曲目"グラス・ジャー"が素晴らしいですね。とても美しく、静かに引きこまれるような曲です。気がつくと曲がはじまっているような......。本当に魅力的な曲です。最初に声からはじまっていますが、「I can hear everything..」と言ってますよね。とても暗示的な言葉ですが、これを今回のアルバム全体にとってどんな意味を持つ言葉なのでしょう?

リズ:面白いんだけど、私たちには日本人のスピリチュアル・アドヴァイザーがいて、彼を"Baby Love"と呼んでいるんだけど、彼が「I can hear everything..」 の部分を歌っているの。彼が、何かの形で加わりたかったことを知っているし、彼はとても良いヴァイブをくれるの。いっしょにツアーをしたりもした。アップステイトにハウスを借りたとき、彼もいっしょに来て、この曲ができたのよ。

"グラス・ジャー"の途中では「don't worry」という声が繰り返されますね。

リズ:これはね、プロテクション・ソングとしてはじまったの。この歌は砂漠で書いて、誰かが死ぬと違う形で帰ってくる。それってある意味インフィニティね。それがグラス・ジャーのなかに見える。グラスジャーは知っているわよね? そう、透明のジャーね。その魂は、グラス・ジャーのなかに帰ってくるのよ。
 これは私たちの前のメンバー、ネイサン・マドクスのことを歌っているのかもしれない。彼は雷に打たれて2002年に死んでしまったのだけど、ツアーに出ているときでも、いつも彼が守ってくれていると感じるの。ちょっとヘヴィーな話ね。これをリリースすると決めたのは、私たちじゃないんだけど、いえ、最終的にはそうなんだけど、結果的に11分ぐらいになったのよ。

"アダルト・ゴス"のメロディは、東南アジアの音楽からのインスピレーションですか? 

リズ:これは砂漠で書いたんだけど。何となくシャーデーっぽいわね。シャーデーは好きでよく聴いている。

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シャーデーは家にいつもあるし、あとはアリーアね。彼女はR・ケリーのガールフレンドで、2001年に飛行機事故で死んだのだけど、私はほとんどCDを買って、i Podで聴いているんだけど、アリーアに関してはヴァイナルも買ったわ。


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ダブステップは好きですか?

リズ:昔はよくきいていたけど、いまは聴いていないわ。いまは新しい音楽には興味がないの。同じ音楽をずっと聴いているの。

ホット・チップの音楽とGGDの音楽には、それほど共通点があるようには思えないのですが、どんなところで彼とは気が合うのでしょうか?

リズ:アレクシスはとても良い友だち、彼はとってもおかしな音楽を聴くのよ。私たちはお互いドン・チェリーが好きと言う共通点があるわ。思えば、そこから私たちの関係がはじまったのかもね。あと、私たちはジェイデラを聴いていて、彼はデトロイトのプロデューサーなんだけど、たくさんの曲をカットアップしたり、エリカ・バドウなど、たくさんのアーティストと仕事している、有名なプロデューサーなんだけど、アレクシスにこの曲をジェイディラっぽくミックスしてもらえないか、と持ちかけたの。彼とは、同じようなヴァイブを持っているし、それで、アレクシスに「歌ってみる?」と訊いたのよ。彼って、マーヴィン・ゲイのような声をしていると思わない?

ロサンジェルスの〈ノット・ノット・ファン〉を拠点とするLAヴァンパイアーズは好きですか? 共通する感覚があると思うんですけど。

リズ:知らないわ。

サン・アロウ(Sun Araw)は? 

リズ:それがサン・ラーのことならイエスね。ホント、いまはそんなに新しいバンドを聴いていないのよ。さっきも言ったけどエチオピアン・ミュージックとか、古いヒップホップとか、ずっと同じものを聴いている。私はいつも曲を書いているし、それが好きなのね。シャーデーは家にいつもあるし、あとはアリーアね。彼女はR・ケリーのガールフレンドで、2001年に飛行機事故で死んだのだけど、私はほとんどCDを買って、iPodで聴いているんだけど、アリーアに関してはヴァイナルも買ったわ。だって、私はレコード・プレイヤーを持っていて、プレイヤーを動かすときだと思ったのよ。

『アイ・コンタクト』というアルバムのタイトルの意味を教えて下さい。

リズ:私たちはオーディエンスとより直接的な関係を気づきたかったのよ。たとえば、誰かの目を見ながらね。また、私たちのバンド内で、何か正しいことがわかったときの、コミュニケーションでもあるの。

曲の最後に「forever ever」という声が聴こえるのですが、それはこのアルバムのクローズとしてどんな意味を持っているのでしょう?

リズ:音楽は永遠に生き続けるってことよ。

それにしても、今回は、なぜポップスをやりたかったのでしょう?

リズ:これは、どのように私たちの音を発展させるかによるわ。私たちは、自分たちの音楽がどのようになるか計画したこともない。ポップ・ミュージックも聴くけど、私たちの音楽は自分たちが、どのように世界を知覚しているかの反映というだけなのよね。

ブルックリンに行ったら、どこのレストランがオススメか教えてください。

リズ:私はチャイナタウンに7年間住んでいるのよ!

Chart by JET SET 2011.04.18 - ele-king

Shop Chart


1

CALM

CALM MELLOWDIES FOR MEMORIES...ESSENTIAL SONGS OF CALM »COMMENT GET MUSIC
りすぐりの楽曲からエクスクルーシヴ・ナンバーまで全10曲を収めた珠玉のベスト・アルバム!Calmとして14年活動し、自身が一度キャリアを総括するべく、ベスト・アルバムをリリース ! コンパイルを担当するのは、中村智昭 (Musicaanossa)。

2

GATTO FRITTO

GATTO FRITTO S.T. »COMMENT GET MUSIC
毎度爆発的人気を誇るウルグアイ・レーベルInternational Feelより、昨年のカルト・ヒット作"Illuminations"で鮮烈なデビューを飾った"Hungry Ghost"の片割れ、Gatto Frittoによる1stアルバム。500枚限定&重量盤2枚組。

3

SBTRKT

SBTRKT LIVING LIKE I DO »COMMENT GET MUSIC
覆面トライバルUKベース天才Sbtrktが、The XXのFour Tetリミックスのヒットも記憶に新しいYoung Turksからぶっ放すボムがこちら!!

4

ONUR ENGIN

ONUR ENGIN EDITS VOL.3 »COMMENT GET MUSIC
遂に名門G.A.M.M.にもフックアップされたトルコ出身のプロデューサーOnur Enginですが、やっぱり今回も良いです!

5

FLYING LOTUS

FLYING LOTUS COSMOGRAMMA ALT TAKES »COMMENT GET MUSIC
Cosmogrammaのアウトテイク集がヴァイナル化されました!!

6

FRANKLIN THOMPSON

FRANKLIN THOMPSON ANNIVERSARY »COMMENT GET MUSIC
Dam-Funk~PPUファン直撃、Stones Throwが発掘した80'sエレクトロ・シンガー!!『Planetjumper EP』が好評だったFranklin Thompson、今回はスウィートな80'sディスコ・ナンバーです!!

7

CARIBOU

CARIBOU SWIM (REMIXES) »COMMENT GET MUSIC
Motor City Drum Ensemble、Gold Pandaによるリミックス!!

8

STEVE REICH / KIRA NERIS

STEVE REICH / KIRA NERIS VAKULA REMIXES »COMMENT GET MUSIC
ミニマル・ミュージック代表者による'09年に初演された作品"2x5"(ギター2本、ベース1本、ドラムス1台、ピアノ1台の合計5つの楽器が2セットに由来)のウクライナ出身の気鋭Vakulaによるハウス・リミックス。完全初回限定の180gクリア・ヴァイナル仕様!!

9

SKYLEVEL

SKYLEVEL SKYLVEVEL 02 »COMMENT GET MUSIC
いまだ謎多きSkylevelに加えて今回はRush Hourからの傑作リリースでお馴染みのNebraskaが参戦。めちゃ最高なカットアップ・ジャズファンク・ディスコを提供してます!!

10

MURCOF

MURCOF LA SANGRE ILUMINADA »COMMENT GET MUSIC
メキシコの音響作家による美麗アンビエント傑作アルバム!!UK名門Leafからのリリースでお馴染み、映画音楽も手掛けるメキシカン・エレクトロニカ/ミニマル・ハウス・シーンの天才が絶好調Infineから初登場リリースです!!
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