「OTO」と一致するもの

Alva Noto & Ryuichi Sakamoto - ele-king

 これまで幾度も共作・共演を重ね、昨年もライヴ盤『Glass』を発表しているアルヴァ・ノト(カールステン・ニコライ)と坂本龍一が、新たにライヴ・アルバムをリリースする。今回は2018年にシドニー・オペラハウスで録音されたもので、当日の即興や、イニャリトゥ『The Revenant』のテーマなど、これまでのふたりのコラボ曲によって構成されている。発売は11月15日。

[11月15日追記]
 上記ライヴ・アルバムの日本盤の発売が決定しました。発売は11月29日、リリース元は〈インパートメント〉です。詳細は下記をご確認ください。

日本盤情報

発売日:2019年11月29日(金)
品番:AMIP-0200
アーティスト:Alva Noto & Ryuichi Sakamoto
タイトル:‘TWO’ - live at Sydney Opera House
レーベル:NOTON
フォーマット:国内流通盤CD
本体価格:¥3,200+税

https://www.inpartmaint.com/site/28519/

 以下は当初の情報です。

Alva Noto & Ryuichi Sakamoto
TWO: Live at Sydney Opera House
NOTON
12" Vinyl Album / CD Album
Available 15 November 2019

Tracklist:

01. Inosc
02. Propho
03. Trioon II (Live)
04. Scape I
05. Berlin (Live)
06. Scape II
07. Morning (Live)
08. Iano (Live)
09. Emspac
10. Kizuna (Live)
11. Gitrac
12. Monomom
13. Panois
14. Naono (Live)
15. The Revenant Theme (Live)

https://noton.greedbag.com/buy/two-120/

消費税廃止は本当に可能なのか? (1) - ele-king

消費税が10%になり数日が経った。
本稿では「消費税廃止は本当に可能なのか?」と題し、その実効性が理論として正しいのか検証していきたい。

 i-Tunesで好きなアーティストの楽曲を買う際にも、Amazonで書籍を購入する際にも、コンビニでビールを買う際にも、誰でも買い物をする際には10%の消費税を支払うことが義務付けされた。

 30代以下の若い人たちにとっては、物心ついた頃から消費税は課されていて、あって当たり前のもの、税率は上がって当たり前のものとして認識されてきただろう。しかし、20,000円の財布を買う際には2,000円分の税が含まれ、パソコンを70,000円のものに新調する時には7,000円の税を支払うことになると聞いたら、大きなインパクトを感じるのではないだろうか。


画像:山本太郎氏・街頭演説より。池戸万作氏作成。

 そればかりか、上図のように、一か月に20万円消費する人にとっては、年間で22.8万円の消費税が課されるとする試算もある。総務省「家計調査」と比較するならば、年収400~500万円の人に相当するだろう。同調査によると年収が300~400万円だとしても消費税納税額は19万円とされ、消費性向(所得のうち消費に割り当てる割合)の違いにより、平均所得付近の層の納税額はさほど変わりないこともわかる。

 約20万円もあればちょっとした海外旅行にだって行けるし、服だっていろいろ買える。友達や恋人と食事に行く回数を増やすこともできるだろうし、子供がいるならその為の用立ても可能だ。自分にはそんな贅沢はできない、奨学金も返済しなければならないしローンや借金もあるという人だって、もしこの数十万円が浮くとなれば随分と生活が楽になるのではないだろうか。そう考えると、なぜこんなに多額の税金を払わなくてはならないのかと怒りさえ感じるのではないか。

 去る9月12日、共産党・志位和夫代表とれいわ新選組・山本太郎代表の党首会談が行われ、「5野党・会派と市民連合が合意した共通政策」をベースに「消費税廃止を目標にする」ことが政策合意として結ばれ、そのうえで「野党連合政権にむけ大事な合意が確認できた」とし共同会見を行った。消費税廃止を掲げる”影の”連合政権と呼べる存在が誕生したことにより、今まで非現実的だと思われてきた消費税廃止にも一定の現実味が帯びてきた格好となる。

 10月から施行された10%消費増税に関しては、これまでも国内外を問わない形で、スティグリッツやクルーグマンという複数のノーベル経済学賞受賞者を含む様々なエコノミストからも批判が投じられている。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは社説で、消費税増税が経済をさらに悪化させる「自傷行為」になるとの見方を示したほどだ。

 筆者もマクロ経済学初学者ながら、消費税は廃止にすべきだとの見方を強めている一人だが、一方でこの自傷行為と揶揄された消費税を、日本国の社会保障のために必要だと考える人たちも多い。本当に自傷行為になるかどうかは、今後の各種経済指標を注視する必要があるのだろうが、10月までのメディア各社の世論調査では、消費増税に反対する人が過半数を占めるものの、おおよそ賛成派と拮抗する形となっている。

 増税賛成派の多くには「増え続ける社会保障費を賄うためには増税はやむを得ない」「将来世代のツケとなる国の借金1100兆円をこれ以上膨張させてはならない」という意見が根強い。また、この10%増税に賛成したばかりか、財界を代表する団体、日本経済団体連合会(経団連)は19%への増税を、経済同友会は17%への増税をそれぞれ政府に対し提案している。

 しかし、このような仰々しい名称を冠した経済団体はあくまで企業経営者の集団だ。マクロ経済学や財政学の専門家でもなんでもないロビイスト団体が、その能力を超えて日本政府に経済政策の提言を行っているのだから酔狂にも等しいと言えるのではないだろうか。「経営」と「経済」はまったくの別物で、いうなれば、経営は「ビジネスを介して人々から富(貨幣)を取り上げること」、対して経済は「人々に富(貨幣)を生み出し分け与えるもの」というくらいの違いがある。「経済」の語源である「經世濟民」が、[世をよく治めて(經めて)人々を苦しみから救う(濟う)こと]とされるように、営利企業の「経営」とは真逆とも言って良いほどに質が異なるのだ。

 では、「富を取り上げる」とはどういうことか。企業経営者たちが業績を上げるために躍起になる「無駄の削減」や「イノベーション」というものは、人々が受け取るはずだった所得を奪う行為で、誰かの富を別の誰か(主に資本家)に移し替えるだけの行為に他ならない。これは、実体経済市場全体にとって特に良いことはないばかりか、富が偏在し過ぎた場合は、是正されなければならない対象ともなり得る。

 もちろん、民間で活発なビジネスが行われることによって貨幣の流通速度が速まり、経済発展に寄与するというメリットもある。しかし、例えば今までカメラや時計、音楽再生機、パソコン、電話というようにその特性別に分かれていたものが、スマホという商品に機能が集約されるようなイノベーションが起こると、それまでカメラ単体を製造していた業者は淘汰され、そこで生まれていた従業員の所得も失われることになる。この一点をマクロ経済の視座から見ると、実体経済市場を巡るはずだった貨幣が資本家の貯蓄や金融資産へと消えることになり、全体の富の損失に繋がることがわかる。

 「合成の誤謬」という概念がある。大辞林によると、「個々人にとってよいことも、全員が同じことをすると悪い結果を生むことをいう語。個人にとって貯蓄はよいことであっても、全員が貯蓄を大幅に増やすと、消費が減り経済は悪化するなど」とある。ミクロの視点では正しいことでも、それが合成されたマクロのスケールでは、意図しない結果が生じることもある。企業が「無駄の削減」などに勤しむと、かえってその分マクロ経済を巡る富(貨幣)が少なくなるということだ。

 一般的には、無駄の削減やイノベーションを通じて自身の収益となったことが、「富を創出した」のだと誤解されている。しかし実態は逆だ。多くの企業経営者も、自らの商行為を通じて国の経済に貢献したと誤解しているのではないだろうか。この行動様式や勘違いこそが「合成の誤謬」と呼ばれる類いとなるが、彼ら企業経営者たちは、国家財政やマクロ経済を企業会計と同一視してしまう「家計簿脳」に陥り、そのアニマル・スピリットは、デフレ状況下であればただただ富を食いつぶそうとする方向に働いてしまう。

 当コラムでも何度かお伝えしているように、反緊縮のロジックでは自国通貨建て国債を発行する国家が破産することはない。そして過度なインフレにならなければ、国債は額の多寡に関わらず、国民経済のために発行できる。しかし、この合成の誤謬や家計簿脳に執着する人々は、Pay As You Goの原則(支払った分だけ使える仕組み)に基づき、下図のように「国の借金1000兆円を返済しなければ」とか「社会保障費を消費税で賄おう」などという策に溺れることになってしまう。どうしても税が国家財政を支えていると考えるのである。


*上図は経済同友会の一次ソースを、ツイッターの有志が経世済民同好会(笑)の正しい認識と比較する形で二次創作したものとなる。

 自由放任的な資本主義体制は、放っておくと富の偏りが生まれてしまうので、政府がその財政的権力をもって是正すべく介入しなければならない。富の偏在、つまり経済的格差の拡大が経済停滞を招くことは、すでにIMFやOECDをはじめとする国際的機関や幾多の経済学者に指摘されるところだ。考えてみれば、中産階級が没落して消費額を減らせば、経済を回すための一番大きなエンジンである個人消費が落ち込むのは当たり前である。日本のGDPの約6割は個人消費で支えられているのだ。

 ところが、この資本主義の負の側面の拡張を放任するどころか、後押しし続けたのが日本政府であった。

 大雑把に言うと、私たちの暮らしが良くならないのは、政府が緊縮財政をしき、野放図な略奪型資本主義を認め、企業も実体経済市場に投資をしないからだ。政府や企業がお金を出さないから、私たちにもお金がない。当然のことじゃないか。

 消費税廃止は本当に可能なのか、廃止できるのならその代替財源はどうするのか。次回も続けたい。

Waajeed - ele-king

 デトロイトからWaajeedがやって来る。T3、 Baatin、J Dillaで構成されたヒップホップ・グループ、Slum VillageにDJやビートメイカーとして10代のときからシーンで活動するアーティストで、近年はハウスやテクノの傑作を連発しているので、好きな方には「おお!」という朗報だ。
 ちなみに、彼のElectric Street OrchestraではMike BanksやSurgeも参加している(https://dirttechreck.com/shop/music/dtr02a-electric-street-orchestra-the-natives-ep-digital/
https://samplinglove.blog94.fc2.com/blog-entry-1826.html)。また、今年7月に自身の〈Dirt Tech Reck〉よりEP『Ten Toes Down』をリリース済み(https://waajeed.bandcamp.com/album/ten-toes-down-ep)。10月にはBenji Bのレーベル〈Deviation〉 からも新作のリリースを予定している(https://deviationlabel.bandcamp.com/album/hocus-pocus)。
 関係ないけど、ワタクシ=野田のリュックには、ちゃっかり〈Dirt Tech Reck〉の缶バッヂが付いております。

■WAAJEED JAPAN TOUR 2019

10.11 (FRI) 大阪 @Compufunk Records

SPECIAL ACT
Waajeed (Dirt Tech Reck)

DJ`s
DNT (POW WOW)
MITSUKI (MOLE MUSIC)
DJ COMPUFUNK

VE
catchpulse

Open 22:00

Advance 2500 with 1DRINK
Door 3000 with 1DRINK

Info: Compufunk Records https://www.compufunk.com/
大阪市中央区北浜東1-29 北浜ビル2号館 2F TEL 06-6314-6541


10.12 (SAT) 福島 @Club NEO
- K.I.S.S.#59 -
Keep It Sound & Sense.

K.I.S.S. 10th Anniversary Party!!!!

Special Guest:
Waajeed (Dirt Tech Reck)

Resident DJ:
STILLMOMENT
MONKEY Sequence.19

Food:
Aoyagi

Photo:
Seiichiro Watanabe (swism)

Open 22:00

Advance 4000yen with 1Drink
Door 4000yen
*先着順で10th Anniversary MIX+ノベルティグッズをプレゼント!

Info: Club NEO www.neojpn.com
福島市本町5-1 パートナーズビルBF1 TEL 024-522-3125


10.14 (MON/祝) 東京 @Contact

STUDIO X:
Waajeed (Dirt Tech Reck)
桑田つとむ
Suzu (Charge / Key / Bums)

CONTACT:
MOC (Powers), Funktion crew (Yudaini, Tikini, Taiki),
Shintaro Iizuka x Takuya Katagiri (GASOLINE)

Open 17:00 - Close 22:00

Under 23 | Before 18:00 1000yen
GH S member | advance 2000yen
With Flyer 2500yen
Door 3000yen

Info: Contact https://www.contacttokyo.com
東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル4号館B2F TEL 03-6427-8107
※未成年も入場可


Waajeed (Dirt Tech Reck / Detroit)

WaajeedことJeedoはデトロイト、コナントガーデンズ出身のDJ/プロデューサー/アーティスト。
同郷の、T3、 Baatin、J Dillaで構成されたヒップホップグループ、Slum VillageにDJやビートメイカーとして十代で参加する。奨学金を得て大学でイラストレーションを学ぶ時期もあったが、Slum Villageのヨーロッパツアーに参加した時に、アートより音楽を生業とすることを決めたという。自身の主宰するレーベルBling 47からJay Dee Instrumental Seriesといったインストビート集をリリース、またニューヨークに一時移り、2002年にPlatinum Pied Pipersを結成、よりR&B色強いサウンドを打ち出した。Platinum Pied PipersとしてUbiquityより2枚のアルバムをリリースしている。現在デトロイトを拠点に活動し、2012年レーベルDIRT TECH RECKを立ち上げ、より斬新なダンスミュージックサウンドを追求している。Mad Mike Banks、Theo Parrish、Amp Fiddlerとコラボレーションを経て、2018年最新ソロアルバム『FROM THE DIRT LP』を完成させた。Planet E主催のDETROIT LOVEのツアーにも多々参加し、今年の初のSonar出演では当地のオーディエンスに鮮烈な印象を与えた。

interview with Kuro - ele-king

 昨年リリースの TAMTAM のアルバム『Modernluv』は、それまでバンドが経てきた音楽的変遷の最新報告として、既存のファン以外を含む多くのリスナーにその魅力を知らしめることとなった。そのリリース時にも ele-king ではメンバーの高橋アフィとKuroにインタヴューを敢行し、豊富な音楽的バックグラウンドや卓越したセンスに迫ることができたが、今回はヴォーカル担当の Kuro による初のソロ・アルバム『JUST SAYING HI』の発売に際して、彼女の単独インタヴューをお届けする。
 バンド活動と並行して制作されたという本作、一聴して聞き取れるのは内外の最新系R&Bやヒップホップ、各種ビート・ミュージックとの強い共振だ。TAMTAMにおけるバンド・アンサンブル志向を一旦脇に置き、自身による奔放な作曲を交え気鋭のトラックメイカーたちを集結して制作されたその内容は、単に「ヴォーカリストのデビュー作」と呼称するにとどめることのできないヴァーサタイルな魅力に溢れている。
 ソロ活動開始のきっかけや各種トラックメイカーのチョイス、彼等との興味深いやりとり、自身の音楽的興味の現在、いまを生きる女性アーティストとしてのライヴリーな視点、作詞家としての美学とその矜持など、さまざまなトピックについて語ってくれた。


自分を爆発させたい、みたいな感覚があって。頭を空っぽにして、気分やノリみたいなものを大事に歌おうと思いました。ピッチを守ることとかより「オラッ」って勢いを出したいと思って。

ソロ活動は以前からやろうと思っていたんでしょうか?

Kuro:TAMTAM の活動をメインにしつつ、誰かとコラボしたりソロだったり、バンド以外の活動も増やしていきたいとは思っていたので、いつか良いタイミングがあればやりたいなとは思っていました。それを今年やることになったのは、レーベルの方から年の頭に提案をもらったというのがきっかけですね。

元々ソロ用の曲も作っていたんでしょうか?

Kuro:バンド用かソロ用かは別にして新曲のデモは定期的に作っていましたね。でも、今回それらの曲は結局全て入れなかったんです(笑)。正式にソロ・アルバムを作るとなって色々方針が見えてきてから作ったものですね。

「これはバンド向け」これは「ソロ向け」と差別化して曲を作ることはあまりしない?

Kuro:TAMTAM のデモを作るときは、ドラムや鍵盤、ギターとか、バンドの編成をなんとなく念頭に置いて作りますね。

今回はそういうのをとっぱらって作った?

Kuro:自分で作ったトラックに関してはそうですね。打ち込んだものが最終版になるというつもりで作曲したと思いますし、ベースレスだったりドラムの音色もエレクトリックが前提だったり。トラックメイカーに頼んだ曲についてはアレンジも含めヴォーカル以外は基本お任せにする形だったので、自分は歌に関連することだけに集中するという意味でまったく違う作り方でした。それぞれの方に作ってもらったトラックへ自分で作ったメロディーとコーラスラインと歌詞を集中して載せていくという工程でした。

もらったトラックを元にキャッチボールをする感じ?

Kuro:そうです。自分が仮歌を録音して送り返したものに対して、少し調整してもらったりしています。

なるほど。いわゆるシンガーソングライター的な作り方とソロ・ヴォーカリストへの楽曲提供的な制作法の中間のような形だったんですね。

Kuro:まさにそうですね。

昔からソロ・シンガー的なスタイルに憧れはありましたか?

Kuro:それが全然なかったんですよね(笑)。自覚的に音楽を作り始めたのはバンドが最初なので、メンバーと一緒に曲を作って歌うヴォーカル担当という意識が強くて、そもそも「シンガーです」というつもりが最初は特になくて。デビューしてから友達が増えていくに従って、ようやく徐々に世の中にはシンガーソングライターというソロ活動の世界があるんだな、とか実感できたような感じなので。

リスナーとしてはR&Bソロ・シンガーの音楽を好んで聴いていたんでしょうか?

Kuro:そうですね。TAMTAM はバンド形態ではありますけど、昔からリスナーとしては打ち込みトラックのものもバンドも分け隔てなく聞いていますし、ネオ・ソウル、レゲエやR&B、ヒップホップなどのポップ・ソングが歌のバックグラウンドにはあると思います。でも当時は「ソロ・シンガーになりたい、歌でやっていきたい!」とかは一度も思ったことないですね。特にフォーク的なシンガーソングライターと自分は距離があるなあと思っていました。

自分のジャンル的好みとして?

Kuro:好みの問題もあるかもしれないですが、自分が歌うことを除けば好きなアーティストは多いので、単純に自分との相性ですかね。

今回、トラックメイカーに発注せず自身でトラックも含め作っている曲も2曲(“HITOSHIREZ”“FEEL-U”)ありますね。これはどんな機材で作っていったんでしょうか?

Kuro:元々 TAMTAM のデモ作りでも使っているんですけど、DAWは Ableton Live です。

打ち込みやダンス・ミュージック制作に適したDAWですよね。

Kuro:そうですね。でも、最初に買ったときはそういう判断軸はなくて単にバンドのみんなが使っているから程度の理由だったんですけど。いま思うとMIDI編集がスムーズだし、音源多いし便利で良かったなって。

通常のバンド用のデモ制作とは別に、いわゆるビートメイク的なことは前からやっているんですか?

Kuro:趣味的な感じなら結構やってます。それをこれまで世の中に出していることはあんまりないんですけどね。TAMTAM の最新アルバムに入っている“Nyhavn”が打ち込みだったり、生と打ち込みのミックスした曲があったりはします。

ビヨンセがコーチェラで「女性のヘッドライナー少なすぎない?」って言ったとき、はっとした部分はありました。日本のバンドに置き換えて考えると女性人口が圧倒的に少なくて、さらに女性が歌うバンドで自身で曲を書く人となるとほとんどいないんですよね。男性が女性をプロデュースしていることも多いし。

近頃DTMも大きく市民権を得て、色んなジャンルの人が自らの音楽を自宅で作っていますよね。DAWの発展や普及と歩調をあわせて日本のインディー音楽も凄く多様に展開してきたなあと思います。

Kuro:私が生まれた頃よりハードルは格段に下がっているでしょうね。デモを作るだけで色々操作法を覚えていきますし、最近は YouTube とかで簡単にハウツー動画を見られたりするので、自分たちもそんな中で TAMTAM での制作含めて、どういう音像を作りたいかということへかなり意識的になっていると思います。

この2曲、ほかトラックメイカーの人たちとも違うソリッドなカッコよさがあるなあと感じました。

Kuro:ありがとうございます。確かに自分でも自分以外の人が作らなさそうな曲ができたなという気がしていて。トラップを土台にしたり、普段バンドでできないことをやろうと思って作業していたんですが、でき上がったものを聴くと結果的に TAMTAM の曲に通じる要素も多い気がして(笑)。嬉しい発見だったし、自分の個性や癖が浮き彫りになったようにも思いました。

実際の作業も全てひとりで?

Kuro:ミックスの面では自分の知識だけだと自信を持ちきれなかったので、TAMTAM メンバーの高橋アフィさんを若干頼りました。イメージする音像に近づけたかったし、普段やらないということもあって色んな人の意見を聞きたかったので。

それ以外の曲におけるトラックメイカーの人選や発注はどのように進めていったんですか?

Kuro:最初は自分で全曲トラックを作ってみようかなとか、TAMTAM のメンバーを交えて生演奏の曲も作ろうかなとかいろいろ考えていたんですが、来年バンドのアルバムを出せればという予定もあって、あまり手一杯になってしまうのもよくないなと思って。で、これまでの活動で実際に出会ったり自分が好きで聴いていたトラックメイカーの人たちに頼んでみるのが面白いかも、と思って。なので、まずは近しい人からお願いしていった感じです。

初めはどなたに声を掛けたんでしょうか?

Kuro:ji2kia さん。以前彼の音源を聴いてすごくカッコいいなと思っていたから、まず連絡して。「良さそうなストックがあれば歌をのせたいので、聞かせて欲しい」って言ったら、それなら新しく作るよって言ってくれて。その次は ODOLA。“Metamorphose Feat. Kuro (TAMTAM)”という彼らの曲でフィーチャリング・オファーしてくれた経緯があったし、いい後輩って感じで慕ってくれるので。

Shin Sakiura さんは?

Kuro:Shin さんは今年の3月にTAMTAMで共演したのがきっかけですね。そのイベントでのライヴをみて、こういうメロウな楽曲で1曲は思い切りエモーショナルに歌ってみたいって思って。トラックメイクはもちろん、ギタリストとしても素晴らしい方です。

EVISBEATS さん。

Kuro:EVISBEATSさんは実はこの中では唯一お会いしたことのない方なんですが、レーベルのスタッフに曲の方向性を伝えたらアイデアとして頂いて、それですごく良さそう! と思ってお声掛けして。制作にあたっても対面でなくメールでやりとりさせていただいた感じです。普段ヒップホップのアーティストにトラックを提供していることが多い印象だったので、今回は歌とラップの中間的なものを狙えたらいいなと思っていて。そしたら凄くいいトラックが来て。ただ、エヴァーグリーンな感じのトラックで自分の歌がうまくハマるのかは心配だったんですけど、完成したら自分でも初めてなぐらいオープンな雰囲気の、器の大きい曲になって。こういうところがEVISBEATSさんパワーなのかなと感動しました。

君島大空さん。

Kuro:トラックメイカーの方に声を順次掛けていくなかでアルバムの最終的なバランスもなんとなく想像ができるようになって。で、あえて全然テイストの違う作風の人に頼んでも面白いかもと思って、君島くんに声をかけました。彼にお願いした“虹彩”だけは自分の作ったデモが先にあって、それのリアレンジをしてもらうような形で作ってもらいました。ギターをがっつり入れてくれて、かなり雰囲気が変わりました。

「こういう音楽性で」というイメージを各トラックメイカーへ発注の段階で伝えたんでしょうか?

Kuro:発注にあたって私と各トラックメイカーの間に共通言語があったほうがいいなと思っていたから、リファレンス的な音源を渡しながら依頼しました。「このアーティストのこの曲の雰囲気が好きだ」っていう、自分の趣味を伝えるようなプレイリストをいくつか作って相談していきましたね。全曲に共通するトーンとして、バンドでの曲よりもフロアユースなものにしたかったので、そのあたりも意識して伝えました。

たしかにアタックの強い低音感を含めて全体的に現場での鳴りが意識されている印象を受けました。一方で ji2kia さんや君島さんの曲にはアンビエント的なテイストも感じます。

Kuro:そうですね。順序的に制作の最初の方に見えてきたのがそのふたりの曲だったんですが、それがわりとアンビエント寄りのものでした。それはそれで凄くいいなと思ったんですけど、自分の嗜好として完全にそういうタイプでもないので、もう少しぱきっとしたピースも入れたいと思って、Shin さんの曲でそういう相談をしたりしましたね。

そういった制作法だと、最終的に全体をまとめ上げるのがなかなか一筋縄ではいかなさそうですね。

Kuro:私も最初はそう思っていたんです。バラバラで聴いていると疲れるようなアルバムではなくてスムーズに繰り返し聴けるものにしたかったので。色んな人に頼んだっていうことで正直不安はあったんですけど、最終的に自分が歌うと予想以上に自分の色でまとめることができたのは、歌う人間として嬉しかったです。それでいて、やはり各曲違うテイストがあってそれぞれ味わえるみたいな感じになったかなと。もちろんトラックメイカーさんやエンジニアさんのチューニング力はあるものの、ですね。

ミックスはどういった形で?

Kuro:オケのミックスは各トラックメイカーさんに9割型お願いしました。その後、歌録り、歌とオケとのミックス、マスタリングの3つは big turtle STUDIOS でやりました。そのお陰でさらにまとまったと思います。いま思い出したんですが、“TOKIORAIN”は最終ミックス終了の2時間前にそれまでとまったく違うオケのステムが ji2kia さんから送られてきてめちゃくちゃびっくりしました(笑)。最初は4つ打ちのビートが全体に敷かれているような曲だったんですが、もっと冒険的なものがマスタリング当日に送られてきて。でも、それがとても良かった。

それは焦りますね(笑)。でもその効果もあって、アルバム終盤に向けて凄くよい流れになっている気がします。

Kuro:そうですよね。

一部の曲でギターとトランペットの生演奏も入っていますね。特に“FOR NOTHING”でのアイズレー・ブラザーズのようなギター・ソロは強烈です。

Kuro:そうそう、凄い勢いのあるテイクですよね(笑)。TAMTAMのライヴ・サポートをやってくれている Yuta Fukai 君に弾いてもらって。今回、制作期間中TAMTAMでカナダへツアーに行っていて、それが終わった後サンフランシスコに住んでいる Fukai くんのお姉さんの家に泊まりに行ったんです。そこでくつろいでいるときに録ったのがこのギター(笑)。特にフレーズも決め込まずに2~3テイクちゃちゃっと弾いてもらって、いちばんよかったひとつを選ばせてもらいました。最後の方でしれっと爆発的なソロをぶちこんでいて、プレイバックしたときは笑っちゃいました。

全編構築的な印象のアルバムの中で、あそこだけ生のセッション感があって面白いです。トランペットはどなたが? 曲に陰影を与えるようなプレイが素晴らしいですね。

Kuro:今回あえて私が吹かずに、友達の堀君(Kyotaro Hori)に頼みました。以前から彼のトランペットが凄く好きで。技巧的な奏者ならたくさんいると思うんですけど、わかりやすく海外アーティストで例えて言うとクリスチャン・スコットみたいな。そういうセンスを持っているジャズ・トランペッターは貴重だなと思っていて。これもとくにフレーズを決めず、アドリブ的に3テイクくらい吹いてもらったんですが、どれもめちゃくちゃ良くて。歌詞で表現したかったことを楽器の音色ひとつで広げてもらったような気がしています。

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テレビドラマとかワイドショー見て気持ち悪いと思って消したり、しかもそれが世間的には人気番組だと知って、生きにくいなーと思ったり。「世の中そういうものだよね」って言うほうが共感を呼ぶのかもしれないけど、「そういう世の中間違ってるよね」と気づかせてくれる物語が好きですね。

フィジカルな感覚ということでいうと、これまでフィーチャリング・ヴォーカルでソロ参加している曲とくらべて、歌声に肉体性が増していると感じました。あと単純に凄く巧くて、スゲーって思って。

Kuro:それは嬉しいです。

レコーディングにあたって意識的にヴォーカルの鍛錬をしたんでしょうか?

Kuro:鍛錬というような鍛錬はしていないですけど、歌い方の差でいうと、以前は「フィーチャリングで呼ばれたからには、人様の作品だしちゃんとしなきゃ」みたいな思考だった。それに比べると今回は逆に自分を爆発させたい、みたいな感覚があって。頭を空っぽにして、気分やノリみたいなものを大事に歌おうと思いました。ピッチを守ることとかより「オラッ」って勢いを出したいと思って。TAMTAMのライヴも最近そんな感じですけど。

体を動かすように歌っている感じがしました。

Kuro:そうですね、実際踊ったり体動かしながら歌録りしましたね。

少し話題を変えて。今作を聴いてまず思ったのは、欧米のR&Bの最前線との音楽的共振でした。最近のご自身のリスニングのモードがそういったものなんでしょうか? レーベルの資料にも H.E.R. やシドの名前が書いてありますが、そういったシンガーに共感する部分がある……?

Kuro:そうですね、ただいわゆる“ディーヴァ系”みたいなものは最近はあまり聴いていなくて。ジョルジャ・スミスや H.E.R、マヘリアのようなポップ・シンガーは聴いていて気持ちいいし好きですけど、「歌唱力」が魅力の中心に来すぎると自分の趣味とは少しだけ違うかもと感じることがあります。むしろトラップだったり、女性の歌ものでもソランジュや IAMDDB みたいな、ディーヴァっぽさからズレたものを聴くことが多いです。シドもその部類だと思って。でもいまって歌ものとラップとのの境目もだんだんなくなってきていますよね。

確かに。

Kuro:バンドの生音と打込み系の境もなくなってきていたり。私も普段はバンドをやっていますけど、好んで聴くのは打込み系の方が多いかもしれないですね。

それはどうしてそうなっていったんだと思いますか?

Kuro:新譜を聴くのが好きなんですが、打込み系のほうがカジュアルに楽曲リリースされているイメージがあって、数も多いので自然と……(笑)。バンド系は満を持して大作を出す、みたいなイメージまだまだあります。特に国内。もちろん例外はあるし、あくまで傾向ですけど。

リアルタイムで情報を早く摂取していくっていうのは以前から意識的にやってきたことなんでしょうか?

Kuro:学生時代とかは1枚のCDを何回も聴いたりすることもありましたけど、サブスクや配信になったせいか、自分で作曲をするようになったからかわかりませんが、新しい音楽好きというところに拍車がかかった感じはあります。あとはやっぱり、TAMTAM のメンバーにニュー・リリースを聴きまくる高橋アフィさんがいるので、周りの人はその影響を受けざるを得ないというのもありますね(笑)。

北米ツアー中に見つけた絵葉書で、スヌープ・ドッグのポートレートが書かれたものがあって、それに「JUST SAYING HI」って書いてあって。スヌープが好きだし「あ、これいいじゃん」って(笑)。

ちょっと話題を変えて……先日来日して大きな話題になったジャネール・モネイなどもそうですが、自立した新しい女性アーティスト像がいまR&Bやダンス・ミュージックのシーンでクローズアップされていて、これまでにないクールなアーティスト観を提示してくれていると思っているんですが。

Kuro:うんうん。

もしかするとそれをポップ・カルチャーにおける新しいフェミニズムの興隆と捉えることも可能かと思うんですが、Kuro さんはそういったものへ呼応していこうという意識はあったりしますか?

Kuro:幸運なことに自分の活動や周りで音楽をしている人は、古いジェンダー感覚を持つ人は少ないように思えます。TAMTAM のバンド・メンバーも、良くも悪くも中性的な人間が多いですし。なので、自分が呼応って意味だといままではなかったんです。ただビヨンセがコーチェラで「女性のヘッドライナー少なすぎない?」って言ったとき、確かにはっとした部分はありました。例えば日本のバンドに置き換えて考えると女性人口が圧倒的に少なくて、さらに女性が歌うバンドで自身で曲を書く人となるとほとんどいないんですよね。男性が女性をプロデュースしていることも多いし、TAMTAM もそう見られることもあったり。

なるほど。

Kuro:今回はその意味で、シンガーとしての作品でもあるんですけど、ソングライターとしての自分のスタンスを周りに伝えることはかなり積極的にやっています。普段 TAMTAM でおこなっていることと同じではあるんですが、自立したミュージシャンである自分を主張しているつもりです。

国内外含め社会一般的的には保守化が進んでいるという意識はある?

Kuro:世間一般の話になると、違和感を覚える、間違っていると思うことは増えましたね。とある民放のテレビドラマとかワイドショー見て気持ち悪いと思って消したり、しかもそれが世間的には人気番組だと知って、生きにくいなーと思ったり。女性でもLGBTでも男性でも、ステレオタイプな見方がさも常識的なもののように描かれているとひいてしまいます。「世の中そういうものだよね」って言うほうが共感を呼ぶのかもしれないけど、「そういう世の中間違ってるよね」と気づかせてくれる物語が好きですね。

以前 TAMTAM の『Modernluv』リリース時のインタヴューでも話したと思うんですが、Kuro さんの書く歌詞は、どちらかというとそういう社会的なイシューよりも個人の感情の機微や街の風景といったものを描いているという印象があって。今回はそれがさらに研ぎ澄まされた感じがします。

Kuro:それは嬉しいです。音楽に乗せる歌詞はそういうものが多いですね。自分が歌詞を好きになったきっかけは「あれが正しい、これが間違っている!」ということを言うものじゃなく、単純に美しさだったので。今回は特に、制作期間とツアーで北米に行っていた期間が被っていることもあって、街を歩きながら歌詞を考えたりして、その景色や気分で書きたくて。

なるほど。

Kuro:特に“PORTLAND”という曲はそういう雰囲気が色濃く出ていると思います。ツアーの行程が全て終わった後っていうのもあったし開放的なマインドでした。ポートランドはご存じの通り全米有数のリベラル・シティでもあるので刺激も多くて。自分の部屋ではかけない歌詞が書けた気がします。

自分が置かれる環境によって創作がかなり左右される?

Kuro:自分のメンタルに左右されますね。気分や思考の癖を変えるために、環境を変えようとすることがあります。単純にネタ探しってこともあるけど、これまでの TAMTAM の曲もどこかに行ったり、誰かと話してできることが多かったです。自分の部屋でスマホいじって……みたいな環境にずっといるとよく行き詰まる。

たしかに、今の東京の雰囲気からはこの歌詞は出てこないだろうなと思いました。

Kuro:ああ~、そうだと思います。

一方で他の曲、とくに“HOTOSHIREZ”や“MICROWAVE“、“TOKIORAIN”などは、ラヴ・ソングの形を取りながら、その向こう側に先行きの分からない不安感や刹那的な感覚もある気がして。「この先どうなるかわからないけど今夜は遊ぼう」的な、若干逃避的な気分を嗅ぎ取ったりしたんですけど。

Kuro:ああ、なるほど……たしかにその3曲は都内で歌詞を書いてますね(笑)。東京は湿度が高いし、ちょっとした陰鬱さが似合うというか……。

それも含めてやはりどこかに日本的な要素を感じ取れる気がするんです。恋愛における心の機微とか、どこか湿度のある風景描写とか、そういうものが歌詞として抑制的な曲調に乗せられると特にそれを感じて。

Kuro:うんうん。

ざっくりした言い方で恐縮なんですが、ユーミンっぽさっていうか……。それは結構意識している?

Kuro:今回具体的に狙ったりはしていないですが、自分が歌詞を書き始めた頃の理想にはありましたね。情景描写がとても綺麗で、自分のことのように思えてくる素朴なトピックとか。むごいことでも綺麗に表現をするとか。

聞き手の感覚として、ラヴ・ソングを書くってすごくエネルギーが必要な作業なんじゃないかなって思ってしまうんです。子供の頃にユーミンを聴いて「この人はどんなすごいドラマチックな恋愛をしているのかしら?」とか思ったりしたけど、いまになってあれはいわゆる恋愛体質だとかどうとかいうより、むしろポップス作家としてのプロフェッショナリズムの為せるものなのかなとおもったりして。

Kuro:それはとても分かりますね。私自身も恋愛のトピックは多くても、ラヴ・ソングの体裁を借りていることが多いです。

短編小説的に、美しいフィクションとして提示する?

Kuro:それができていれば良いなあと思いますね。でも一方で“HITOSHIREZ”のようにトラップっぽい曲だと、作家的というより、より自分が主体で書いたかもしれないです。トラップって、瞬間の瞬発力を感じるものがよくて、ポップス的な作詞の仕方をしてしまうと妙に器用で嘘くさく見えてしまうというか。最初はなかなか歌詞を書くのが難しかったんですけど、トピックが見つかってからは勢いでガーって勢いで書いちゃいました。こういうビートだと言葉のスピード感が大事な気がしました。

先程話した刹那的感覚にも通じる話なんですが、アルバム・タイトルの『JUST SAYING HI』って、すごくポジティヴなフレーズにも聞こえつつ、とりあえず「ハイ!」って言わざるを得ない的なニュアンスにもとれるよな……と思ってしまったたんですが、このタイトルってズバリどういった意味が込められているんでしょうか?

Kuro:今回、実際に曲が上がってない状態で先にアルバム・タイトルとトラックリストをつけようと思って、内容的な部分や主張を反映しすぎないタイトル付けにしたんです。ソロ第一弾だし単純に「クロです! よろしく!」みたいな挨拶っぽい感じにしたくて。あと、たまたま北米ツアー中に見つけた絵葉書で、スヌープ・ドッグのポートレートが書かれたものがあって、それに「JUST SAYING HI」って書いてあって。スヌープが好きだし「あ、これいいじゃん」って(笑)。

そうだったんですね。つい悲観的な性格が出て深読みしてしまいました(笑)。

Kuro:(笑)。アーティスト名も初めは Kuro って名前じゃなくて、ソロ・プロジェクト用の別名をつけようと思って色々考えていたんですけど、悩んでこねくり回していくうちにどんどん偽物っぽく思えてしまって(笑)。Kuro だから Kuro でいいし、アルバム・タイトルも単純明快っていう感じを目指しました。

最後の質問です。今後ライヴ含めソロ活動はどういう形で展開していきそうでしょうか?

Kuro:TAMTAM のアルバムを来年出したいって心に決めて並行して新曲を作ったりしているので、そんなにガシガシとソロばっかりとかは思ってないんですけど、ありがたいことにイベントに声をかけてもらったりするので、そういう場所にはなるべく出ていきたいなと思っています。フィーチャリングも楽しいのでたくさんしたいです。

ソロ名義のライヴはどういう編成になるんでしょうか?

Kuro:最初はラップトップ一台でとかも考えたですけど、この夏旭川に TAMTAM の小編成版でライヴをしに行ったとき、このアルバムに入っているソロ曲もいくつかやってみたんです。ベースとドラムと、私が鍵盤を弾く3人編成で、かつオケも流して演奏するっていう編成をアフィさんが提案してくれて。完全に生楽器にコンバートしちゃうんじゃなくて、あえてオケも交えてゴチャっとした出力のライヴが面白いなあって思っています。

確かにそれはカッコ良さそう。

Kuro:あとは Shin くんがギターとマニピュレーションやっていいよと言ってくれているので、2人セットもありかなって思っています。ひとりでオケをポン出しして歌うとかはまだ、楽しくやれるかわからないな。幸いにも面白がって協力してくれる人がいるので、ソロ活動とはいえども周りにいる誰かしらを巻き込んでワイワイと活動していきたいなと思っています。

vol.120:私たちの親がしたことと反対のことを - ele-king


Via gothamis

 先週の金曜日(9/20)、ブロードウェイを歩いていると若者ばかり、すごい行列が出来ていた。またアイドルか何かのサイン会か、シュプリームかキースが新しいアイテムをリリースしたのかぐらいにしか見ていなかったのだが、後で聞くと、クライメート・ストライクのデモ行進だった。


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https://gothamist.com/news/liveblog-nyc-students-go-strike-demand-action-climate-crisis

 オーストラリア、インド、ドイツ、イギリスなど全世界150カ国で行われるクライメート・ストライクのひとつで、NYの生徒たちはこの日はストライクに参加するため、クラスを休むことが許されている。

 12時にバッテリーパークのフォーレイスクエアからスタート。16歳のスウェーデン人のアクティヴィスト、グレタ・トゥーンベリも参加し、「天候は、私たちが思うよりはやく変化している。私たちの親がしたことと反対のことをしなければならない。いまアクションが必要なのだ」とプラカードを掲げ、NYの道を練り歩く。

 すでにヒーロー扱いのグレタ・トゥーンベリは、9月上旬に二酸化炭素を排出しないヨットに乗り、2週間かけてヨーロッパからNYに到着した。主張するために、わざわざ大西洋を渡らないといけないなんて狂っている、という声もある。しかいま若者は、ソーシャル・メディアとテックツールを使いつつ、真剣に物事を捉えている。彼らには前世代のように夢を見ている暇はなく、恐れも知らない。親たちの尻拭いをしているとも言うが、ゆっくり考えるより行動するしかない。NYにいると、こういったデモ行進によくぶつかり、彼らのなんとかしなければ、と言う訴えが、突き刺さる。


Via gothamis

https://gothamist.com/news/photos-greta-thunberg-nyc-climate-strike

https://globalclimatestrike.net/

https://actionnetwork.org/event_campaigns/us-climate-strikes

 今日イーストハンプトンに住んでいる友だちから、いまNYにいると連絡が入った。仕事を休んで、UNのクライメートウィークに参加しに来ていたのだ。彼はとても興奮していたし、手応えを感じると言っている。


Via gothamis

https://www.climateweeknyc.org/

 トレーダージョーズやホールフーズではプラスティックバッグはもうないし、スターバックスではストローもない。大多数のマーケットはプラスティックの容器は廃止し、すべて紙になっているし、意識の高い人が多いNYは、これが普通なのだろう。ちなみみに、私がたこ焼きパーティを毎月やっているブッシュウィックのバーのストローはパスタだし、たこ焼きのお皿は竹である。

 普段の生活からこうなので、道を歩いているとデモにぶち当たり、いま何かが変わろうとしているのだなと、いやでも気づかされる今日である。ベネフィットショーが行われ、たくさんのサミットやイベントがあり、今週はますますNYがひとつになるのが見えた。

 スケシンさんの〈C.E〉がまた面白いパーティをやります。今回は、Joy OrbisonとRezzettのふたりに、ホンジュラスのテグシガルパ出身のプロデューサー、Low Jackも来日。最近は、自身のレーベル〈Editions Gravats〉からのリリースも注目を集めており、たぶんダンスホールをがんがんプレイしそうな予感。また、初来日となるマンチェスターをベースに活動をおこなうJon K、C.Eのパーティではお馴染みThe Trilogy Tapes / Hinge Finger主宰のWill Bankhead、1-Drink、LIL MOFOが出演。

 現在、激安のアーリーバードチケット(チケット代1000円+手数料50円!)が数量限定で発売中。前売りも1500円、当日も2500円と安い! 偉い!
 こりゃ、絶対に行ったほうがいいよ。

C.E, TTT & HINGE FINGER present

JOY ORBISON
REZZETT
LOW JACK
JON K
WILL BANKHEAD
1-DRINK
LIL MOFO

Friday 25 Oct 2019(2019年10月25日金曜日)
Open/Start: 12:00 AM(深夜12時オープン/スタート)
Venue: WWW X www-shibuya.jp
Advance ¥1,500 / Door ¥2,500

Tickets available from Resident Advisor https://www.residentadvisor.net/events/1316924
Over 20's Only. Photo I.D. Required

Nkisi - ele-king

 チーノ・アモービエンジェル・ホらとともに〈NON〉の設立に関わったことで広くその存在が知られるようになった新世代テクノ・プロデューサーのキシ。その後〈MW〉や〈Arcola〉といった気鋭のレーベルから着実にリリースを重ね、ついに今年待望のファースト・アルバム『7 Directions』をリー・ギャンブルの〈UIQ〉から送り出したUKアンダーグランドの希望の星が、来る9月20日、ついにこの列島の地を踏む。その初来日を祝し、これまでの彼女の経歴に迫ったインタヴューをお届けしよう。

コンゴ民主共和国出身で、ベルギーで育ったそうですが、コンゴで過ごしたのは何歳くらいまでなのですか?

キシ(Nkisi、以下N):私はコンゴのキンシャサで生まれて赤ちゃんのときにベルギーに引っ越した。その後ルーヴェンに落ち着いて、そこで幼少時代を過ごしました。

どのような幼少期を送っていたのでしょう?

N:よく独りでいる子で、子どものころはよくいじめられていた。自分みたいな境遇の子たちは周りにそんなにいなかったから、ほとんど音楽に逃避していて、あまり目立たないようにしていた。

音楽に興味を持つようになったのはいつから? きっかけは?

N:音楽に興味を持ったのはとても若いときで、親が社交的だったからよくハウス・パーティをやっていて、コンゴのルンバ、ズーク、ドンボロ(Ndombolo)で一晩中踊っていたのをよく覚えている。それがきっかけでコンゴのギターのリフにのめり込んでいった。

とくに影響を受けたアーティストや作品を教えてください。

N:私の音楽のテイストはつねに人生のあらゆる場所で並行して進んでいて、それは感情的であってスピリチュアルであって、コンゴの偉大なギタリストのフランコにとても影響を受けてるし、オウテカの『Amber』は人生を変える瞬間だった。J・ディラ、スラム・ヴィレッジ、エリカ・バドゥにハマった時期もあるし、スリー・6・マフィア、ギャングスタ・ブー、ロード・インファマスを出している〈Hypnotize Minds〉もそうだし、Liza 'N' Eliaz、(ジョーンズ&スティーヴンソンの)「The First Rebirth」、(ブルー・アルファベットの)「CyberTrance」を出していた初期の〈Bonzai Records〉や、あと〈Thunderdome〉も。とくに『Thunderdome』の「I」と「II」のコンピレーションが好きで、パトリック・カーリー(Patrick Curley)を紹介してもらったのも人生の変わるひとつのポイントだった。あとは最近だと the Future、Gabber Modus Operandi、〈Nyege Nyege〉、Kilbourne、House of Kenzo、ツアーで出会ったアーティストからたくさんの希望と刺戟を受けてる。

ロンドンへ移った理由は?

N:ロンドンへ引っ越した理由は、その歴史とエナジーに惹かれたところかな。初めて来たときになんでもできるような自由を感じて、自分にとって音楽をやるのに居心地のいい唯一の場所だと思ってる。もう7年経つけど、そのサイクルもそろそろ終わりを感じていて、次の場所を見ているところ。

2014年にハンブルクの〈Doomcore Records〉からリリースされた『16』が、最初に世に出たあなたの作品という認識で合っていますか?

N:そう。〈Doomcore Records〉からデビューしてる。レジェンドのロウ・エントロピー(Low Entropy)がやってるハンブルクのレーベルです。

翌年には同レーベルから『21』も発表していますが、ドゥームコア/ハードコア・テクノに興味を持つようになったきっかけは?

N:私はいつもダークなヴァイブスとメランコリックなエモーションに惹かれるから、ドゥームコアがまさにそれね!

あなたの音楽には、90年代前半のジェフ・ミルズのハード・ミニマルを想起させる部分があります。彼の音楽には触れていましたか?

N:ジェフ・ミルズの作品は大好きだし、敬愛している。リズムを操るモンスターだと思う!

ウェイトレスでアンビエント的なシンセの使い方は、やはりデトロイト・テクノ由来なのでしょうか?

N:どうかな。これまでいろんなものを聴いてきたすべての音楽のハイブリッドなものから生まれていると思うけど。

2015年には〈NON〉が始動します。あなたはその共同設立者のひとりですが、チーノ・アモービやエンジェル・ホとはどのように知り合ったのでしょう?

N:チーノ・アモービには2014年の終わりに出会って、《Endless》ってパーティで一緒にプレイした。その流れでエンジェル・ホをすぐに紹介された。

〈NON〉をはじめた動機や意図、野心を教えてください。

N:〈NON〉はパーソナルなアンビションというよりコレクティヴなヴィジョンで、そのとき音楽や世界に感じていた変化を求めるヴィジョンがあって、私たちのような存在に世界や業界が期待するものを拒否することを示したパワフルなものだったと思う。

2016~2017年の『DJ KITOKO VOL.1』『DJ KITOYO VOL.2』にはどのようなコンセプトがあったのでしょう?

N:DJ Kitoko のプロジェクトは自分が音楽を作りはじめたときのオマージュで、より自由なプロジェクトとでもいうのか、とくに何かあるって感じでもない。

2017年には〈Rush Hour〉傘下の〈MW〉からEP「Kill」をリリース、昨年は〈Warp〉傘下の〈Arcola〉から「The Dark Orchestra」をリリースしています。それはどういう経緯で?

N:「Kill」はこれまでつくってきたトラックのコレクション的なもので、「The Dark Orchestra」はよりライヴ・セットからできあがった感じ。

そして今年はリー・ギャンブルの〈UIQ〉からアルバム『7 Directions』をリリースしています。これはどういう経緯で? 彼とはどのように出会ったのでしょう?

N:リー・ギャンブルは共通の友だち経由で知り合った。私のNTSのショウを聴いてくれたのがきっかけで、そのときちょうどつくっていたものがそのまま『7 Directions』のリリースになりました。

それらをリリースしていく過程で徐々に名が知られるようになっていったと思いますが、この5年ほどであなたの音楽活動をとりまく状況にはどのような変化がありましたか?

N:とても変わった。みんな自分の音楽を楽しんでくれてるし、音楽にたいしてもよりスピリチュアルでいられるし、音楽を信じている私にとってそうなることは最高で、ほかにやることもないしね! 最近はみんなダンス・フロアで速くて暗いものを求めてるからそれも最高!

DJをするときにもっとも心がけていることは?

N:つねにダンス・フロアをリズミックなトランスに持っていくことに集中してるし、同じ心臓の鼓動を一緒に感じていたい。

Nkisi(キシ)来日情報

未来へ向かう熱狂のアジア&アフロ・フューチャリズム! ハードに燃え盛る中国地下の先鋭 Tzusing とコンゴ生まれ、ベルギー・ハードコア/ガバ育ちのアフリカン・レイヴなロンドンの新鋭 Nkisi (UIQ)、同じくロンドンのゴス・ダンスホール等で話題となったディストピアン・ラッパー/シンガー GAIKA (WARP)、日本のアヴァンギャルドから己の身体をテクノロジーによって音や光に拡張する現代美術家/ホーメイ歌手 Fuyuki Yamakawa をゲストに迎え、ローカルから WWWβ のコア・メンバー Yousuke Yukimatsu、Mars89、Mari Sakurai、speedy lee genesis が一同に揃い、世界各地で沸き起こる “第3の力” をテーマとした WWW のシリーズ・パーティ《Local World》のアニヴァーサリーとして開催。

WWW & WWW X Anniversaries
Local X5 World - Third Force -
2019/09/20 fri at WWW X

OPEN / START 24:00
Early Bird ¥1,800 / ADV ¥2,300@RA | DOOR ¥3,000 | U23 ¥2,000

Tzusing [Shanghai / Taipei]
Nkisi [UIQ / Arcola / London] - LIVE
GAIKA [WARP / London] - LIVE
Fuyuki Yamakawa - LIVE
Yousuke Yukimatsu [TRNS-]
Mars89 [南蛮渡来]
Mari Sakurai [KRUE]
speedy lee genesis [Neoplasia]

※ You must be 20 or over with Photo ID to enter.

Squarepusher, Oneohtrix Point Never & Bibio - ele-king

 ついに来た! 設立30周年を迎える〈Warp〉のアニヴァーサリー・イヴェント《WXAXRXP DJS》が開催決定! スクエアプッシャー、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、ビビオの3組が一堂に会する。すごい! 同3組は11月1日~3日にかけて東京・京都・大阪をツアー、DJセットを披露する予定。いやあ、これはかなり胸が熱くなるぜ……しかもその直前にはチック・チック・チックの来日が、その直後にはバトルズの来日が控えているので、えーっと、つまり、10月30日から11月6日までの8日間、誰かしら〈Warp〉のアクトが列島のどこかで公演をおこなっているという状況だ(さらに、その約1ヶ月前の9月26日にはフライング・ロータスも来日する)。これはもう祭りと呼んで構わないだろう。みんなで盛大に〈Warp〉30周年を祝おうではないか。

 10/30 (水) !!! [LIVE] @京都
 10/31 (木) !!! [LIVE] @大阪
 11/01 (金) !!! [LIVE] @東京
 11/01 (金) Squarepusher / OPN / Bibio [DJS] @東京
 11/02 (土) Squarepusher / OPN / Bibio [DJS] @京都
 11/03 (日) Squarepusher / OPN / Bibio [DJS] @大阪
 11/04 (月祝) Battles [LIVE] @東京
 11/05 (火) Battles [LIVE] @大阪
 11/06 (水) Battles [LIVE] @名古屋

[10月29日追記]
 本日、《WXAXRXP DJS》の全出演者とタイムテーブルが発表されました。詳細は下記をチェック!

■11.1 TOKYO
Squarepusher / Oneohtrix Point Never / Bibio
agraph / Seiho / 真鍋大度 / Licaxxx

■11.2 KYOTO
Squarepusher / Oneohtrix Point Never / Bibio
原 摩利彦 / Ken'ichi Itoi

■11.3 OSAKA
Squarepusher / Oneohtrix Point Never / Bibio
原 摩利彦 / D.J.Fulltono



[10月31日追記]
 なんと! 開催直前になって新たな情報が届けられた。いよいよ明日スタートとなる《WXAXRXP DJS》の東京公演にて、エイフェックス・ツインの最新ライヴ映像が世界初公開される! 9月20日にマンチェスターでおこなわれたライヴの映像で、昨年“T69 Collapse”のMVを手がけた Weirdcore がわざわざ今回のイベントのために制作、90分以上にもおよぶ作品になっているとのこと。上映は会場1階の DUO にて。いやはや、なんとも贅沢な一夜になりそうだ。

〈WARP RECORDS〉30周年!
"ワープサーティー" の全貌が明らかに!
スクエアプッシャー、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、ビビオが日本に集結し、3都市を巡るスペシャルパーティー開催決定!
スペシャルDJセット、ポップアップストア、映像作品上映などなど、偉大なる歴史をセレブレート!



先鋭的アーティストを数多く輩出し、クリエイティブかつ衝撃的なMVやアートワークの分野においても、音楽史に計り知れない功績を刻み続け、今年30周年を迎えた〈WARP RECORDS〉。その偉大なる歴史を祝し、スクエアプッシャー、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、ビビオが一堂に会するスペシャルDJツアー『WXAXRXP DJS (ワープサーティーディージェイズ)』を東京~京都~大阪で開催決定!

『WXAXRXP (ワープサーティー)』をキーワードに、様々なイベントが行われている2019年。6月には、東京、大阪、 京都の3都市でポップアップストアが開催され、本国では「NTS Radio」とコラボレートしたオンライン音楽フェスも行われた。今回開催が決定した『WXAXRXP DJS (ワープサーティーディージェイズ)』は、同じくレーベルの主要アーティストであり、いずれも待望の最新作をひっさげて来日するフライング・ロータス、!!!(チック・チック・チック)、バトルスの単独来日公演に続くもので、『WXAXRXP (ワープサーティー)』シリーズの集大成となる。

本イベントではスクエアプッシャー、ワンオートリックス・ポイント・ネヴァー、ビビオが集結し、スペシャルDJセットを披露する他、限定作品やグッズが買えるポップアップストア、30年にわたるレーベルの歴史を彩る映像作品の上映なども予定されており、まさに〈WARP RECORDS〉の祝祭!

これにより、10月30日よりスタートする!!!(チック・チック・チック)ツアー、それに続くバトルスのツアーと合わせ、全9公演が8日間に渡って、東京、名古屋、京都、大阪の4都市を駆け巡ることとなる。完売必至。チケットの確保はお早めに!

なお、フライング・ロータス公演/!!!(チック・チック・チック)ツアー/バトルスツアー/『WXAXRXP DJS』ツアーより2公演以上にご参加の方を対象に、各会場のポップアップストアにてお買い上げの合計金額からプライスオフとなるクーポンプレゼントキャンペーンも実施!

■2公演 ⇨ 10% OFF!
■3公演 ⇨ 20% OFF!
■4公演以上 ⇨ 30% OFF!

詳しくは、CD・レコードショップ、ライブハウス、クラブなどで配布される『WXAXRXP』フライヤーおよび冊子、WXAXRXP特設サイトをチェック!


タイトル:
WXAXRXP DJS
ワープサーティーディージェイズ

出演:
SQUAREPUSHER (DJ Set),
ONEOHTRIX POINT NEVER (DJ Set),
BIBIO (DJ Set)

and more

その他コンテンツ:
WXAXRXP POP-UP STORE,
30 YEAR VISUAL HISTORY OF WARP

and more

東京
公演日:2019年11月1日(金)
会場:O-EAST / DUO

京都
公演日:2019年11月2日(土)
会場:CLUB METRO

大阪
公演日:2019年11月3日(日)
会場:SUNHALL

OPEN / START:23:00
料金:前売¥5,500 (税込)
※20歳未満入場不可。入場時にIDチェック有り。写真付き身分証をご持参ください。

[チケット発売]
先行発売:
主催者WEB先行 9/14 (土) 0時~
BEATINK (e-ticket) https://beatink.zaiko.io/_buy/1kVr:Rx:ac436

9/17 (火) ~
イープラス最速先行:9/17 (火) 正午12:00 ~ 9/22 (日) 18:00

一般発売:9/28 (土) ~
イープラス、ローソンチケット、チケットぴあ、BEATINK、iFLYER 他

WARP30周年 WxAxRxP 特設サイトオープン!

音楽史に計り知れない功績を刻み続ける偉大なる音楽レーベル〈WARP〉の30周年を記念した特設サイトが公開中! これまで国内ではオンライン販売されてこなかったエイフェックス・ツインのレアグッズや、大竹伸朗によるデザインTシャツを含む30周年記念グッズなどが好評販売中。完売のアイテムも出始めているため、この機会をぜひお見逃しなく!

https://www.beatink.com/user_data/wxaxrxp.php

!!! - WALLOP JAPAN TOUR -
前売りチケット絶賛販売中!

東京公演:2019年11月1日(金) O-EAST
OPEN 18:00 / START 19:00
前売¥6,500 (税込/別途1ドリンク代/スタンディング) ※未就学児童入場不可
主催:SHIBUYA TELEVISION
INFO:BEATINK 03-5768-1277 / www.beatink.com

京都公演:2019年10月30日(水) METRO
OPEN 19:00 / START 20:00
前売¥6,500 (税込/別途1ドリンク代/スタンディング) ※未就学児童入場不可
INFO:METRO 075-752-2787 / info@metro.ne.jp / www.metro.ne.jp

大阪公演:2019年10月31日(木) LIVE HOUSE ANIMA
OPEN 18:00 / START 19:00
前売¥6,500 (税込/別途1ドリンク代/スタンディング) ※未就学児童入場不可
INFO:SMASH WEST 06-6535-5569 / smash-jpn.com

label: WARP RECORDS / BEAT RECORDS
artist: !!!
title: Wallop
release: 2019.08.30 FRI ON SALE

国内盤CD BRC-608 ¥2,200+tax
国内盤特典:ボーナストラック追加収録/解説・歌詞対訳冊子封入

BATTLES - JAPAN TOUR 2019 -
SUPPORT ACT: TBC

前売¥6,800(税込/別途1ドリンク代/スタンディング)
※未就学児童入場不可

東京公演:2019年11月4日(月・祝日)
GARDEN HALL

OPEN 17:00 / START 18:00
主催:SHIBUYA TELEVISION
INFO:BEATINK 03-5768-1277

大阪公演:2019年11月5 日(火)
UMEDA CLUB QUATTRO

OPEN 18:00 / START 19:00
INFO:SMASH WEST 06-6535-5569 / smash-jpn.com

名古屋公演:2019年11月6日(水)
NAGOYA CLUB QUATTRO

OPEN 18:00 / START 19:00
INFO:BEATINK 03-5768-1277

label: WARP RECORDS / BEAT RECORDS
artist: BATTLES
title: Juice B Crypts
release date: 2019.10.11 FRI ON SALE
日本先行リリース!

国内盤CD BRC-613 ¥2,200+tax
国内盤CD+Tシャツ BRC-613T ¥5,500+tax
ボーナストラック追加収録/解説・歌詞対訳冊子封入

輸入盤CD WARPCD301 ¥OPEN
輸入盤2LP カラー盤 WARPLP301X ¥OPEN
輸入盤2LP WARPLP301 ¥OPEN

Karenn (Blawan × Pariah) - ele-king

 ともにポスト・ダブステップ・シーンから頭角を現してきたブラワン(昨年アルバム『Wet Will Always Dry』をリリース)とパリアーが組んだテクノ・ユニット、その名もカレン(Karenn)が 10月4日の VENT に出演する。カレンとしては今回がアジア初公演とのことで、いったいどんなヘヴィなサウンドが打ち鳴らされるか楽しみだ。しかしやっぱり、いま時代はほんとうにテクノなんだな~。

Gilles Peterson - ele-king

 少し前に告知されていた10月12日のジャイルス・ピーターソンの来日公演だけれど、あらためてその詳細が発表された。Studio X にはジャイルス本人に加え、昨年アルバムをリリースした松浦俊夫と、同じく昨年コラボレイトを果たしたGONNO × MASUMURAが出演する。Contact にはDJ KAWASAKI や SOIL&"PIMP"SESSIONS の社長、そして MASAKI TAMURA、SOUTA RAW、MIDORI AOYAMA の「TSUBAKI FM」の面々が登場! ヴェテランと若手の共演をとおして、現在進行形のUKジャズやハウスと出会い直す、素晴らしい一夜になりそうだ。

Gilles Peterson at Contact
2019年10月12日(土)

Studio X:
GILLES PETERSON (Brownswood Recordings | Worldwide FM | UK)
TOSHIO MATSUURA (TOSHIO MATSUURA GROUP | HEX)
GONNO x MASUMURA -LIVE-

Contact:
DJ KAWASAKI
SHACHO (SOIL&”PIMP”SESSIONS)
MASAKI TAMURA
SOUTA RAW
MIDORI AOYAMA

Foyer:
MIDO (Menace)
GOMEZ (Face to Face)
DJ EMERALD
LEO GABRIEL
MAYU AMANO

OPEN: 10PM
¥1000 Under 23
¥2500 Before 11PM / Early Bird
(LIMITED 100 e+ / Resident Advisor / clubbeia / iflyer)
¥2800 GH S Member I ¥3000 Advance
¥3300 With Flyer I ¥3800 Door

https://www.contacttokyo.com/schedule/gilles-peterson-at-contact/

Contact
東京都渋谷区道玄坂2-10-12 新大宗ビル4号館B2
Tel: 03-6427-8107
https://www.contacttokyo.com
You must be 20 and over with photo ID

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