「iLL」と一致するもの

CHIDA (ene / FUNIKI ENE) - ele-king

【CHIDA's DJ SCHEDULE 】
6.15 (Fri) ENESP No.1 feat. ROOM FULL OF RECORDS KICK OFF PARTY@eleven
6.20.Wed. Aoyama Tunnel/Tokyo
6.29.Fri. G6 at Taipei

ene Europe Tour 2012
with THE BACKWOODS(aka DJ KENT/Force of Nature)
7.19.Thu. Guimaraes / Portugal
7.20.Fri. LUX Fragil / Lisbon / Portugal
7.21.Sat. Sunstream(Boat) / Lisbon / Portugal
7.27.Fri. Dalston Superstore / London / UK
7.28.Sat. City Music Hall / Newcastle / UK
8.3.Fri. TBA / Istanbul / Turkey
8.4.Sat. TBA / Helsinki / Finland
8.10.Fri. TBA / Moscow / Russia
8.11.Sat. Loftus Hall / Berlin / Germany

ボム10 NOW.


1
Cos/Mes - Sadistic EP♯2 - FUNIKI ENE

2
Hatchback - Main County EP - Adult Contemporary

3
Iori - NEXUS - Bitta(Album)

4
Kaoru Inoue - Ground Rhythm(The Backwoods Remix) - SEEDS AND GROUND

5
Phreek Plus One - La Spirale(Justin Vandervolgen Remix) - Internasjonal

6
Still Going - Work That Shit Party - Still Going Records

7
Soft Rocks - The Revenge of Soft Rocks - ESP Institute(Album)

8
The Backwoods - Flying Bugz(Kaoru Inoue Remix) - ene

9
The Backwoods - Cloud Nine(The Stallions Remix) - ENESP

10
Windsurf - Weird Energy(9dw Remix) - catune

5ive (cos/mes) - ele-king

【スケジュール】
https://underground.jp/
https://soundcloud.com/cosmes
Schedule
6.9 (Sat) Oath 7th Anniversary Day2 @Oath
6.15 (Fri) ENESP No.1 feat. ROOM FULL OF RECORDS KICK OFF PARTY@eleven
6.28 (Thu) We Here Now @seco

Every Wednesday Chida&5ive @Aoyama Tunnel May2012 Chart


1
Reynold - Coolin - Eintakt

2
Still Going - D117 - Still Going Records

3
Jonsson/Alter - Mod Mixes - Kontra Musik

4
Pharaohs - Flutter & Moon - 100% Silk

5
Anthony Naples - Mad Disrespect EP - Mister Saturday Night

6
Uku Kuut - Vision Of Estonia - Peoples Potential Unlimited

7
Cos/Mes - Sadistic EP♯2 - FUNIKI ENE

8
The Backwoods - Awakening (Cos/Mes Morikawa Remix) - ENESP

9
Soft Rocks - Little Lights (Cos/Mes Remix) - ESP Institute

10
Rune Lindbaek feat Kurt Maloo - Wonder (Cos/Mes Remix) - Drum Island

LOW END THEORY JAPAN - ele-king

先日、下北沢のZEROに行ってしばらく飯島直樹さんと話し込んでいたら、いきなりズカズカとお店のなかに原雅明さんがこのフライヤーを置きにやって来て、僕を見るなり、「紹介してよ!」と、迫力満点のヴォーカリゼーションで言われたので紹介することになりました。今日のロサンジェルスの最重要拠点、ロー・エンド・セオリー・ジャパン再来です!
 倉本諒くんのように、ドゥーム・メタル/ノイズを追求していたらマシューデイヴィッド周辺と知り合って、それでロー・エンド・セオリーへと漂着しているインディ・キッズもいるんだよと、おそるおそる原さんに言ったら、「最近はそういう子、多いよ!」と、これまた迫力満点に言っておられました......。そうですよね、いろいろなジャンルの交流点になってますよね。昨年、タイムラインのライヴ会場でも、フライング・ロータスからデトロイト・テクノへと漂着した若者がおりました。一時期は島宇宙だとかタコツボ化などと揶揄されていましたが、実はリスナーは、ぜんぜん横断しているんですよねー。
 はっきり言って、メンツがかなり豪華です。原さん、ありがとう。僕も行ってみようかと思っています。
 
 以下、原さんから届いたメールです! 札幌と大阪でもありますよ!

 3月に大盛況で終わったLOW END THEORY JAPANが早くも再登場! 今回はダディ・ケヴとノーバディのレジデントの2トップに、ラス・Gという最強の布陣。さらに、プロデューサーたちがフレッシュな未発表ビートを紹介するLOW END THEORYの名物企画Beat Invitationalの日本版を開催。多数出演する日本のビートメイカー、DJ、ビートボクサーたちのパフォーマンスにも注目!

LOW END THEORY JAPAN [Summer 2012 Edition]
6.30 (土) @ 渋谷 WWW (03-5458-7685)
https://www-shibuya.jp/schedule/1206/001745.html
OPEN / START : 23:00
CHARGE : ADV.3,500yen / DOOR 4,000yen
※20歳未満の方のご入場はお断り致します。(要写真付き身分証)

Live&DJ
DADDY KEV / NOBODY / RAS G

Beat Invitational
(出演者は後述)

DJ
DJ KENSEI / DJ SAGARAXX / BUDAMUNK / BUGSEED & PIGEONDUST / YAGI & ILLSUGI / FUJIMOTO TETSURO / DJ FEBB

VJ
DBKN / KAZUYA ITO

RAS G | ラス・G
ダブやジャズも飲み込んだスモーキーなビートと、敬愛するSun Ra譲りのコズミックな世界観で、ユニークなサウンドを作り上げたラス・G。LAのシーンのキーとなるPooBahやBrainfeederにも関わり、 Dublab制作の『Secondhand Sureshots』など重要なプロジェクトにも参加している。最近はRas G & The Alkebulan Space Program名義で、よりディープなサウンドを追求している。 2009年のLOW END THEORY JAPAN以来の待望の再来日となる。 https://afrikanspaceprogram.com/

DADDY KEV | ダディ・ケヴ
LOW END THEORYの、またレーベルALPHA PUPの主宰者。アンダーグラウンド・ヒップホップ・シーンの伝説的プロデューサーであり、フリースタイル・フェローシップからフライング・ロータスまでさまざまなアーティストのマスタリ ング・エンジニアとしても有名。LOW END THEORYでは多くの若いアーティストをフックアップし、LAのみならず世界のビート・ミュージック・シーンの活性化に寄与し、多くのアーティストから リスペクトを集めている存在。 https://www.daddykev.com/

NOBODY | ノーバディ
ヒップホップ育ちのサイケ・ロッカーであり、マーズ・ヴォルタやプレフューズ73のツアー・メンバーとしても知られているノーバディは、サイケデリック・ロックとヒップホップを融合させた『Pacific Drift: Western Water Music Vol.1』で脚光を浴びた。ミスティック・コーズ・オブ・メモリー、ブランク・ ブルー名義でもアルバムをリリース。ネットラジオdublabの設立メン バーの一 人でもあり、常にLAの音楽シーンの中心で活動を続けている。 https://www.alphapuprecords.com/artistpage.php?ArtistID=93


Beat Invitational〈ビート・インヴィテーショナル〉は、ビートメイカー/ プロデューサーにスポット当ててきたLAのLOW END THEORYの人気企画。今回初めて日本人アーティストも多数交えて日本で開催される。

Beat Invitationalに出演するのは以下の9組の個性豊かな面々......

HAIR STYLISTICS a.k.a 中原昌也
小説やペインティング、映画批評でも知られる中原昌也の音楽ユニット。リリース作品多数あり。ヴィンテージのサンプラーやシンセサイザーなどハードウェアを基本にしたライヴの出音の良さも魅力の一つ。

BUN / FUMITAKE TAMURA
2011年、坂本龍一のレーベル「commmons」よりアルバム『BIRD』をリリース。ザラついた音の質感を綿密に構成し、様々なジャンルを横断していくアーティスト。先頃、LAに赴き、LOW END THEORYにライヴ出演したばかり。

QUARTA330
Hyperdub所属。Flying Lotusへのリミックスの提供をはじめ、Thom Yorke(RADIOHEAD)、Mouse On Mars、Ministry of Soundのミックスに収録される。2010年ハートキャッチプリキュア!との出会いを契機に【中略】 SonarSoundTokyo2011へ出演。

NEO TOKYO BASS
CRASH、ENDLESS、GYTO、SKYFISHから成るプロダクション&DJクルー。

櫻井響
ベーシストの父とシンガーの母の元、幼少からジャズに親しみつつ、DJの活動中にhuman beat boxを始め友達が増える。言葉以外の「音」でコミニュケートできることから、国内外、様々な人や楽器とのセッションも多い。音を模写した声をその場で LOOPさせ、曲を変えていくソロライブで活動の場を広げている。

CONFLICT
KABEYA & SHIROの2人によるビートメイカー・デュオ。5年振りの新作アルバム 『YELLOW BEAT』の評価も高く、DADDY KEVのAlpha Pupを通じてワールドワイド配信されている。

JEALOUSGUY
北海道を拠点に活動中。AKAIのMPD18というMIDIパッドを叩きながらリアルタイムでbeatやメロディーを構築している。ライブ感を重視したスタイル、つんのめったビートでフロアを盛り上げている。SonarSoundTokyo2011でも話題を呼んだ。

BUGSEED
サンプリングベースのHIPHOPビートメイカー。2010年Bandcampにて"Bohemian Beatnik LP"を発表後、海外から世界に発信しているオンラインメディアのコンピレーションアルバムやGuest Mixに多数参加するなど国内外を問わずアクティヴに活動している。

DJ MUTA
JUSWANNAへの楽曲提供や数々のミックスCDのリリースなど精力的に活動を続けるDJ&プロデューサー。3月のLOW END THEORY JAPANのDJがネットでも公開されて注目を集めている。https://www.mixcloud.com/LowEndTheoryJapan/...


+DADDY KEV、NOBODY、RAS GもBeat Invitationalに参加決定!

メインフロアを共に作り上げるDJはLOW END THEORY JAPANのレジデントとも言えるこの二人......

DJ KENSEI
DJの可能性を追求するDJとしてのレンジの広さもさることながらHIP HOP DJとして80年代後半から主に90年代にかけてその時代のDOPEなSOUNDをリアルタイムで数多くのCLUBの現場でプレイしてきたDJとして知られている。DADDY KEVによる INDOPEPSYCHICのリマスタリングも話題を呼んだ。

SAGARAXX
1990年代後半からDJを始める。山仁との1MC×1DJのライブアクトとしても活動を展開し、2007年からはDJ Kenseiとのプロジェクト、Coffee& Cigarettes Bandと して楽曲の制作やライヴ・セッションにも関わっている。


ラウンジDJには才能あふれるフレッシュなDJ&プロデューサーが多数参加。こちらも見逃せない......

YAGI & ILLSUGI
2012年にスプリットBeatTape『STONED BEAT TAPE』をCassetteTape,CDRで自主リリース、国内外のBeat系メディアでも紹介されるなど好評を得る。渋谷THE ROOMで行われているBeatパーティ"Trane."をDJ SAGARAXXやBugseedらと開催。

BUDAMUNK
ヒップホップのプロデューサー。96年にLAに渡米。MCのJoe StylesとOYGと"Keentokers"として活動開始。帰国後はAKAI主催のMPCバトルで優勝、Jazzy SportやDOGEAR RECORDSからリリースを重ねる。現在はSick Teamの一員として、全てのビートをプロデュース。また、mabanuaとのユニットGreen Butterでもリ リース。

BUGSEED
サンプリングベースのHIPHOPビートメイカー。2010年Bandcampにて"Bohemian Beatnik LP"を発表後、海外から世界に発信しているオンラインメディアのコン ピレーションアルバムやGuest Mixに多数参加するなど国内外を問わずアクティヴに活動中。

PIGEONDUST
90年代からトラック制作を始める。当時の音楽体験、辺境地レアグルーヴコレクター、ジャズ専門レコード店などの遍歴、尺度から現行するヒップ ホップ、ビート音楽を同世代とは一線引いたスタンスで咀嚼する。18歳で米mushへトラック提供、その後haiiro de rossiを始めとする日本人MCに楽曲を提供。

FUJIMOTO TETSURO
新しいクロスオーヴァーミュージックを追求するビートメーカー/DJ。Aroop Roy監修の『Absolute!!』に参加以降、数々のremixをこなし、COSMOPOLYPHONIC のコンピや、チャリティーコンピ『LA・JPN・LA』にも曲を提供。最近ではオリジナルEP「Reflections」をBagpakよりリリース。

FEBB
16才でAKAI主催のビートバトル "GOLD FINGER's KITCHEN"予選で優勝。ラッパー、トラックメイカー、DJとしての顔を持ち、SPERB of TETRAD THE GANG OF FOURらと共に"CRACKS BROTHERS" としても活動。東京の正統派ハードコア HIPHOPの未来を担う者として、また一人のアーティストとして、今後の動きが注目されている一人。

"LOW END THEORY JAPAN [Summer 2012 Edition]"ツアー、札幌、大阪公演の詳細

6.29(金) : 札幌 BESSIE HALL (011-221-6076)
https://bessiehall.jp/
Live&DJ
DADDY KEV/ NOBODY / RAS G
+
REBEL MUSICAL / jelousguy / DJ KEN / and more
VJ
SWEET SMOKE

7.01(日) : 大阪 TRIANGLE(06-6212-2264)
https://www.triangle-osaka.jp/
START 17:00 FINISH 1:00
Live&DJ
DADDY KEV / NOBODY / RAS G
+
KILLER BONG (BLACK SMORKER from Tokyo)
DJs
KAZUMA (phenoma / mo'wave) / QUESTA (beats gourmet band) / naguy
SPECIAL LIVE PAINT:
TOKIO AOYAMA
VJ
Colo GraPhonic(COSMIC LAB / BetaLand) / LPC
DANCER:
SUPREME GOODMAN
Another floor DJs:
鬼タモリ / MASH (ROOTDAWN RECORD) / Dj Tell (Buddha Smog) / Dj old Shella a.k.a NAGAN SERVER (MONO ADAPTER) / GREENWORKS (FACTORY NO.073)
DECO:
OLEO
SOUND
KABA-MIX

MORE INFO
corde inc. https://corde.co.jp/
Twitter: Alpha Pup Japan https://twitter.com/alphapup_jp
Facebook: https://www.facebook.com/events/314529778617248/

HYPERDUB EPISODE 1 - ele-king

 歴史は繰り返す......ではないけれど、90年代後半のブロークン・ビーツが出てきた頃に似てきているのが現状。ダブステップがメインストリームになって、ブローステップが出てきた途端にアンダーグラウンド回帰がはじまっている。〈ハイパーダブ〉からキング・ブリットの作品が出ていることはその象徴のように思える。かつて、ブロークン・ビーツを先導した4ヒーローのふたりも復活している。
 しかし、そのいっぽうで、ハイプ・ウィリアムスとロレール・ヘイローといった、おそらくこれまでの多くの〈ハイパーダブ〉のファンが聴いてこなかったであろう、(インディ・ダンス/チルウェイヴ系のリスナーが追っていた)〈ヒッポス・イン・タンクス〉のアーティストを引っ張ってきているのが、最近のこのレーベルの興味深い動向だと言える。
 マンネリズムに陥っているダブステップにおいて、コード9はどんな手を打ってくるのだろう。ハウスとグライムをたくさんかけるのだろうか......。そしてジュークとか......。ハイプ・ウィリアムスはいったいどんなライヴをやるのだろう......、しかしサブウーファーを追加するくらいだから、とくにキング・ミダス・サウンドあたりは、相当な低音を出すつもりなんでしょう、いずれにしても、興味は尽きないですね!

 

東京 2012/6/8(FRI) 代官山UNIT
HYPERDUB EPISODE 1
featuring
KODE9 | KING MIDAS SOUND
DVA | HYPE WILLIAMS(Dean Blunt and Inga Copeland)
QUARTA 330 | AO INOUE | DJ KENSEI and much more

OPEN/START 23:00 前売TICKET¥3,800
※20歳未満入場不可。入場時にIDチェック有り。
必ず写真付き身分証をご持参ください。
You must be 20 and over with photo ID.

INFO: BEATINK 03 5768 1277

大阪 2012/6/9(SAT) CONPASS
OPEN/START tbc 前売TICKET¥tbc
INFO: tbc 協力: ZETTAI-MU (https://www.zettai-mu.net)

企画制作:BEATINK
INFO: BEATINK:03-5768-1277[www.beatink.com]

田我流 - ele-king

枯死していく風景のなかで 文:竹内正太郎

田我流
B級映画のように2

Mary Joy Recordings

AmazoniTunes

 序盤からオーヴァー・ペース気味のライヴ・パフォーマンス、だが一向に止まらないラップ、次から次へと吐き出される言葉、語られる思い、求めてやまないオーディエンス、 DJが落とす雷か発破音のようなビート......5月4日27時、私は渋谷〈Glad〉にいた。終盤、バースが丸ごと吹っ飛ぶほどの充実した消耗の中で、ますます発熱していくフロアをふと見渡すと、前列の方にいた、メガネをかけた同世代くらいの女性が目を引いた。凡庸な観察をすれば......彼女は、およそヒップホップを聴くタイプの女性には見えなかった(客観的に言って、筆者もそうだろう)。しかし、男性陣のフィジカルなモッシュのすぐ後ろで自由に、口元に微笑みを浮かべながら、いかにも伸び伸びと踊る彼女は、ヒップホップのビートと、パワフルなラップを切実に欲していたように見えた。言わば彼女は、会場全体のノリや、ラッパーの意図的な煽りとは無関係のレベルで、ただ自分自身のために、自らの人生のために踊っていたのだと思う。本人が喜ぶ形容ではないかもしれないが、その踊りはとても......そう、とても美しかった(誰が彼女からダンスを奪うのか?)。

 インディペンデント・ヒップホップ・イヴェント、〈INNOVATION)〉のオーガナイズ。無料での入場条件が事前に告知・ツイートされ、実質フリー・パーティのようになったイヴェントだ、何が彼女をあの会場に呼んだのかはわからない。だがやはり、田我流その人が呼んだのだと思う。「いま日本語ラップでこんなに盛り上がるライヴってねーんじゃねえの?」――ヤング・Gがそう煽るように、会場内は強固な空気が支配していた。だがそれは、映画『サウダーヂ』(富田克也監督)で田我流らが演じたアーミー・ヴィレッジが少しずつ巻き込まれたような、誰かを排除するための強固さではない。「ここにいる全員が原発反対ってことはないと思うし、それでいいと思う」――彼は震災後のディスコミュニケーションに、言わばより大きな寛容さをもって対峙しようとしていた。「未来なんかねえ(No-Future)」というパンク・ロックの逆説的な態度があるが、田我流は未来の変化を切望し、そのために言葉の最短距離を選ぶ。 SNSが包囲する諸縁に尽くすことで、個人的な幸福をある程度は堅守できるような時代にあっても、放置した未来がいまより悪くなるというのなら、彼はただまっすぐに声を上げるのだ。

下らねーシーンより目の前の危機
国は民を守らねー悪魔は無慈悲
今なら見える何を成すべきか
今なら見えるだろ? 何が必要か
"Resurrection"

 音楽的には、本作『 B級映画のように2』は総合度の高い作品である。ヤング・Gの作曲とプロデュースは、トラックとしてはサンプリング・ベースからバンド演奏まで、そして趣向としてはサウス・アレンジから中南米情緒まで、というように、本作にオムニバス作品ほどのふり幅を与えている。だが、前作『作品集 JUST』(2008 )と本作を重ね、透かして見てみると、そこにはやはり、主題という点でも大きな膨らみが見受けられる。ごく抽象的に言えば、富田が『サウダーヂ』で点描し、忌野清志郎がかつて歌ったバラバラ、言わば剥き出しのディスコミュニケーションと、田我流には向き合う準備があるのだ。

 さて、こういう典型の物言いをすると、反発や失笑があるだろうが、言わせてもらう。田我流は基本的には地方都市のレプリゼンターである。山梨県旧一宮町という、実に「見えにくい」場所の告発者として、彼はそもそもマイクを握っている。例えば、市町村合併、 TSUTAYA、BOOK-OFF 、ドン・キホーテ、乱立するショッピング・モール、大量の車を吸い込むパチンコ屋、閉ざされるシャッター、客よりもキャッチが多い夜の繁華街、何をするでもなく駅前にたむろするヤンキー......現在の渋谷を細かく因数分解したような繁栄の断片が、いま地方都市にはなし崩しにばら撒かれている。シネマテークたかさき( https://takasaki-cc.jp/)で『サウダーヂ』を観た後、私は人通りのない夜の高崎市が醸す映画世界との既視感で完全にバッド・トリップしていた(目の前をチープな単車が騒音をまき散らして走り去る......)。田我流はいち生活者として、そうした類型的な地方都市の退屈さを否定しないが、『サウダーヂ』での主演(あるいは 3.11の経験)は、その個人的な回路から、その背後に潜むより大きな社会圏へと接触していくための経験だったと言える。

 そして、この『 B級映画のように2』は、田我流というラッパーの二律背反するモチベーションを反映した複雑な作品でもある(それはブックレットの巻頭言としても綴られている)。 stillichimiyaを逆フィーチャーした"やべ~勢いですげー盛り上がる"を、仮に表題どおりの乱痴気騒ぎとするなら、インダストリアル・ロック調の"ロンリー"の深刻さは同一人物とは思えないほどの距離を跨いでいる(実際、田我流は声色をかなり使い分けるラッパーでもある)。現在分裂中のSIMI LAB から3人が参加した"ハッピーゲーム"はサラリーマン社会の緩やかな風刺。アルバム冒頭の"パニックゲーム"は、もはやナイーブな正義がいっさい成り立たないという、映画『ダークナイト』(2008)が抱え込んだ帝国の苦悩を楽曲内に移植しつつ、ヒップホップの戦闘性の中で愉快犯を気取るが、 ECD と組んだプロテスト・ラップ" Straight outta 138"ではその戦闘性を外に向けている。敗戦の象徴、世界戦争のアイコン、そうした核を平和的/科学的に克服しようとする二十世紀的(成長願望的)な想像力に対して、ハッキリとその有効期限切れを宣告する。某昭和歌謡曲からバトンを一方的に受け取る"あの鐘を鳴らすのは、、俺"は、分厚いシンセが高揚するヒップホップのチャンピオン・ソングだが、さらに深く掘り下げていくと、物語は"夜に唄えば"の内省に行き当たる。ひとりのヒーローとデカい愛ではなく、無数の小さな愛、その孤独な誠実さを想って、アルバムは終幕する。

これ以上は嘘はいらない 捨てよう
手探りで別の道をさ 探そう
きっと何かが変わりだす そっと
きっと何かが変わりだす そっと
"夜に唄えば"

 3.11後の「急速に失われていく社会」と、 3.11以前から「緩やかに失われていた社会」が互いに浸食し合っていく、 2012年というこの微妙なポイントで、実際的、物理的、行政的な復興の他に、希望はどのようにして回復しうるのか? そう、緩慢かつ急速に枯死していくこの風景のなかで――。田我流が立ち上げた問題意識はたぶん、そのようなものだと思う。結局のところ、アートは問題提起性以上のものを提出できるのだろうか? 教育に対する具体的な言及があるとはいえ、本作も基本的には問題提起役に徹している、それこそ爆弾魔のように。「たまに思うよこの世は地獄で」"夜に唄えば"、田我流はだが、そこをどうにかして破りたがっているように見える。彼が操守に生きるというのなら、それは長い戦いになるだろう。ボーナス・トラック"教訓・"(加川良、 1971)のカヴァーは、希望を語ろうとすれば摩耗することがあまりにもわかり切った時代に、それでもストラグルすることを選んだ人たちに対する彼の優しさだろうか。

 ここでいちど、冷静にピンを打つなら、ほぼすべてのMCで反射的・爆発的に盛り上がるあの夜のライヴの非日常的な一体感には、少しばかり危うさを感じたのも事実だ。そこでは、このアルバムの抱える複雑な感情が、良くも悪くも吹っ飛ばされていたように思たのだ。やや欄外になるが、すでに17万再生を超えている"ゆれる( EVISBEATS feat. 田我流)"のミュージック・ヴィデオ、その4分43秒過ぎが秀逸だ。ゼロ年代、前野健太が「だれかのいとなみ/ぼくはしらない」"だれかの"と歌った、断絶された他者への想像力を、彼らは再び強く掻き立てている。日本語ラップという文化圏の外側、その圏外に暮らす人たちとの終わらない対話にこそ、田我流の目指す未来はあるのだと思う。私が期待するのはその一点だ。例えば、地方の片隅から都市のざわめきに耳を傾けること。異なる物語を生きる人びとに、届くかわからない手紙を出し続けること。繋がりの時代におけるディスコミュニケーションに、より大きな寛容さで挑み続けること。田我流の表情を見ていると、何だか前向きな予感さえしてしまう。これは何かの達成ではないが、少なくとも何かの始点、辛抱強い再出発だ。そう、多義的な作品集『 B級映画のように2』は、決定的に変化したはずの、だが驚くほど変わらないこの時代に、どこかにいるハズの仲間(それは地球の裏側にしかいないかもしれない)を探して強くもがいている。底知れぬ分断、バラバラ、あるいは泥の河の底で――。


文:竹内正太郎

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ティス・イズ・ア・レベル・ミュージック 文:中里 友

田我流
B級映画のように2

Mary Joy Recordings

AmazoniTunes

無理っていっそ言っちまいな
もうダメって認めて行くぜ、一から
"Straight out 138"

 昨年夏に公開されてから実に長いあいだロングランを続けている映画『サウダーヂ』。東京はGWの渋谷オーディトリウムでのアンコール上映最終回をもって一応の終了を迎えた......のだが、この回は早々に完売、遅れて観に行った僕は2時間半強、立ち見するハメに......(7月より再度上映する予定)。知らない人のために簡単に記しておくと、『サウダーヂ』は、富田克也監督によって、地方都市・山梨県甲府市を舞台に生活を送る日雇い労働者や移民を描いた作品で、登場人物は皆ここではないどこかに叶わない夢を託し、心の郷愁を求めている。

 そんな『サウダーヂ』でもひときわ存在感のある演技が素晴らしかった、田我流の『B級映画のように2』について。率直に言うと、僕は震災以降というタームの日本語ラップ作品のなかでは、今作は重要なコンセプトを持った作品だと思う。映画主演を経たことは彼に大きなインスピレーションを与えたらしく、トレーラーやらタイトルもそのものズバリで、物語性のある作品構造を持ち、同時に批評的ともいえる。B級という考え方やセンスもヒップホップと親和性は高く、これも重要なポイントと言えるかもしれない。

 コンセプトは何かと言えば、「自分殺し」だ。社会や周囲との対立や屹立を描くとともに、自分の弱さ――それまで国にお任せ、無関心で突き通していたのが3.11以降、初めて命が危険に晒されることによって露わになった自分たちの愚鈍さ、無力感のようでもあって......これは彼のインタヴューでも確認できるのだけど、彼は本作をつくることで、なかばセラピーのような浄化作用を自身にもたらしたようだ。
 本作のちょうど中間に並ぶ楽曲は、後半にかけて展開されるカタルシスを生むための重要な役目を果たしている。グロテスクな描写が印象的な"ロンリー"、実際に「自分殺し」を決行する"Resurrection(復活)"、そして"愛のテーマ"だ。これらの並びは、ある種の苦難を経験したからこそ表現できる内容だ。
 例えば"Straight out 138"。自身をアナーキストと称し、かつて「言う事聞くよなヤツらじゃないぞ」とラップしていたECDが、具体的な目的を持った反原発デモを継続中の現在では「言う事聞かせる番だ、オレたちが」とラップしていることにも言える(2月20日に行われた経産省前原発再稼働抗議で、ECDはこのバースをラップした)。「自分殺し」とは何なのか。言い換えて言うならば、まずは「自分を認めること」なのだということを田我流は強調し、繰り返す。冒頭の一節もそのなかのひとつだ。

 こうしたテーマを説得力をもって聴かせるのは難しい。たんに言葉を乗せるだけでは説教じみてしまうし、メタファーもときとしてメッセージを薄めてしまう。そこを『サウダーヂ』で天野猛という微妙な役柄を演じきった彼が、自らを自作自演し、エモーショナルにまとめあげたところに、彼のアーティストとしての地力を感じる。
 同時に、彼はレベル・ミュージックとしてのヒップホップの可能性を3.11から1年を経たいま、再提起している(この部分においてはTHA BLUE HERBの最新作にも同じことを感じ得たのだけど)。今作において言うならば、"Resurrection"を経たからこそ、"あの鐘を鳴らすのは、、俺"は感動的なクライマックスとなっている。貧しさのなかから生まれて隆盛を極めたヒップホップ・カルチャーと自分を重ね合わせながら、「ヒップホップにはやっぱ栄光が似合う」と高らかに歌うラインに泣けてくるのも、その曲が表現している葛藤があったからこそだ。

 本作にはひとつ仕掛けがある。それは隠しトラックとして収録されている加川良の代表曲なプロテスト・ソング"教訓I"のカヴァーだ。これはボーナストラックながら、田我流という表現者の本質を掴むキモだと思っていて、あくまで現実から目をそむけずに理想を掲げる本編を補完するかのように、「死んで神と言われるよりも/生きてバカと呼ばれましょうヨネ/きれいごと ならべられた時も/この命 捨てないようにネ/青くなって しりごみなさい/にげなさい かくれなさい」と、逃避もひとつの手段だとしっかり意見し、バランスをとっている。楽曲と彼の歌声とが素晴らしくマッチしていて、ブルージーで味わい深い曲に仕上がっている。
 賞味50分、カオスを経てネガポジ逆転、自分自身に戻るという流れをもった本作は、ひとつのストーリーテリングとしても素晴らしく、社会的関心を高めることの契機としても、僕は評価したい。大きな岐路に立たされている僕たちが聴くべき、エモーショナルで、清々しく、美しいアルバムだ。


文:中里 友

Shop Chart


1

Ruf Kutz

Ruf Kutz Ruf Kutz #5 Ruf Kutz / UK / 2012/5/31 »COMMENT GET MUSIC
推薦盤!LTD.250pcs.!!絶好調<RUF KUTZ>第5弾!こちらシリーズ史上最高傑作なのでは・・

2

Kenny Dixon Jr

Kenny Dixon Jr Ultra Rare Jan Remixes & Edits 3 Unknown / FRA / 2012/5/30 »COMMENT GET MUSIC
入手困難なMOODYMANNレア・ワークスをコンパイルしたMOODYMANN公認と思われる「ULTRA RARE JAN REMIXES & EDITS」第3弾!今回も垂涎級の極上レア・トラックが並びます。謎の初アナログ化トラックも!?

3

Craig Huckaby

Craig Huckaby Black Music / Child Of The Sun Sound Signature / US / 2012/5/23 »COMMENT GET MUSIC
推薦盤!<SOUND SIGNATURE>新作はあのMIKE HUCKABYの実兄CRAIG HUCKABYにフォーカスした興味深い一枚。黒人音楽愛に満ちたその名も"BLACK MUSIC"の初アナログ化&PIRAHNAHEADとの共作"CHILDREN OF THE SUN"をカップリング!

4

J Dilla

J Dilla Jay Dee's Revenge / Birthright Ruff Draft / US / 2012/5/31 »COMMENT GET MUSIC
間もなくリリースされるJ DILLA未発表音源を集めたニューアルバム「REBIRTH OF DETROIT」から先行10"シングル!リミテッド・クリアヴァイナル!

5

Mental Remedy feat. Carlos Roberto

Mental Remedy feat. Carlos Roberto Children From Bahia The Remixes Sacred Rhythm Music / US / 2012/5/20 »COMMENT GET MUSIC
JOE CLAUSSELLバンド=MENTAL REMEDYによる極上ラテン・フュージョン・ハウス!アコースティックなオリジナルは勿論、密林アマゾンを駆け抜けるB面テイクも◎

6

V.A.

V.A. Deep Classics Amour / FRA / 2012/5/30 »COMMENT GET MUSIC
推薦盤!第1弾/2弾共に絶好調の注目新興レーベル<AMOUR>第3弾!"LOVE & HAPPINESS"使いのA-1を筆頭に5 KING'S a.k.a. MR. K ALEXI SHELBY、DJ AAKMAELらによる極上ハウス・トラック搭載。

7

Nick Sole

Nick Sole Flower Soil Mojuba / GER / 2012/5/30 »COMMENT GET MUSIC
<MOJUBA>看板NICK SOLE新作!ダビーな陶酔感に包まるメディテーショナル・スロー・トラック"MISSION OF LOVE"◎

8

Will Sessions

Will Sessions True Story / Dub Rock Funk Night / US / 2012/5/30 »COMMENT GET MUSIC
BLACK MILKインスト・カヴァーにて恐らくキャリア初(?)となるレゲエ/ダブ・アプローチの"DUB ROCK"!USのヒップホップ/生音ファンクなグッド・レーベル<FUNK NIGHT>から主軸WILL SESSIONS新曲カップリング7"。

9

Girls We Like / D Bo

Girls We Like / D Bo The Do-Over Vol.4 The Do-Over / US / 2012/5/17 »COMMENT GET MUSIC
推薦盤!上質ビートダウンをカップリングした話題作。LAのサンデーアフタヌーン・パーティー代表格「DO-OVER」より派生したアナログ・ レーベル第4弾!

10

Los Miticos Del Ritmo

Los Miticos Del Ritmo Los Miticos Del Ritmo Soundway / UK / 2012/5/11 »COMMENT GET MUSIC
QUANTIC指揮の元、現地凄腕ミュージシャンからなる"QUANTICと神話の打楽器隊"、待望のフル・アルバム!伝統的な演奏形態を踏襲し つつも豊潤な音楽観と洗練のアレンジでアップデートした2012年型ハイブリッド・クンビア極上盤◎

Chart by JET SET 2012.06.04 - ele-king

Shop Chart


1

Calm Presents K.F.

Calm Presents K.F. Dawn Ep (Music Conception) »COMMENT GET MUSIC
4月発売のCalm Presents K.F.名義でのアルバム『From Dusk Till Dawn』からシングル・カット第二弾。本作もハーフスピード・カッティングを施した珠玉の一品です。

2

Beck

Beck I Just Started Hating Some People Today (Third Man) »COMMENT GET MUSIC
Jack WhiteのThird Manからの限定7インチ!!

3

Pacific Horizons

Pacific Horizons Re-Illumination Series Volume 1 (Pacific Wizard Foundation) »COMMENT GET MUSIC
Laのニュー・バレアリック人気ユニット、Pacific Horizonsによる2011年リリースの最新オリジナル・トラック2作をDj Cosmo & Yam Who?、Split Secsがリミックス。

4

Still Going

Still Going Walk That Shit Party (Still Going) »COMMENT GET MUSIC
Eric Duncan(Rub N Tug) x Liv Spencer(House Of House)の最強コンビStill Goingが手掛ける注目のレーベル第2弾作品!

5

Keep Shelly In Athens

Keep Shelly In Athens In Love With Dusk / Our Own Dream (Forest Family) »COMMENT GET MUSIC
チルウェイヴ~エレクトロニカ~ダウンビートの枠を超えるサウンドで絶大な人気を博すギリシアの男女デュオ。2枚のレアEpがForest Familyから嬉しすぎる再登場!!

6

Sweatson Klank

Sweatson Klank Elevate Me (Project Mooncircle) »COMMENT GET MUSIC
L.a.名門Alpha Pupからのリリースでもお馴染みTakeによるダブステップ通過以降の新プロジェクトSweatson Klank第1弾。当店大人気Project Mooncircleからの超話題作です!!

7

King Midas Sound

King Midas Sound Without You (Hyperdub) »COMMENT GET MUSIC
レジェンドThe BugことKevin Martinと日本人女性ヴォーカルHitomiのBlack Chowコンビに詩人のRoger Robinsonを加えた人気トリオの楽曲を、これ以上ない豪華メンバーが仕立て直した超話題盤です!!

8

Ital / Magic Touch

Ital / Magic Touch Anywhere You Want Me / From A Dream (100% Silk) »COMMENT GET MUSIC
100% Silkを代表する2人がソロで初顔合わせ。それぞれのオリジナルとお互いのリミックスを披露。どちらも気合の入りまくったミュータント・ディスコです!!

9

Arsenal

Arsenal One Day At A Time Ep (Play Out!) »COMMENT GET MUSIC
Hendrik Willemyns & John Roanからなるブリュッセルの古株ユニット、Arsenalによる昨年リリースの4thアルバム『Lokemo』から豪華リミックス・カットが新着!!

10

Lord Of The Isles

Lord Of The Isles Unthank003 (Unthank) »COMMENT GET MUSIC
Eneからリリースされた"Pacific Affinity"でも話題となったスコティッシュ・プロデューサーLord Of The Islesによる新作10インチ。

casette player chillout - ele-king

 先日、千駄木の養源寺で開かれたコンサート、「LIVE AT YOUGENJI」において最安値のテレコとカセットテープが大活躍したように、もっとも手頃で安価なこの再生装置とメディアは、デジタル全盛の今日に再発見され続けている。福岡のカセットテープ・レーベルの〈ダエン〉はこの度、「カセットテープをMP3に変換するプレーヤー」というUSB付カセットプレーヤーを発売した。その名も、「USB CASSETTE PLAYER "CHILL OUT"」。税込みの3980円で、限定100台。ステッカー、付属音源として「duenn feat NYANTORA」も付きます。カセットをUSBに取り込めるので、デジタル音源としても楽しめるわけです! これは嬉しいですね!
 

■商品概要
・サイズ 幅110×奥行き77×高さ30(mm) 重量 214g
・対応OS Windows XP / Vista / 7 電源 USB給電 電池駆動(単三乾電池×2) インターフェース USB2.0
・付属品 本体、日本語マニュアル、アプリケーションCD、USBケーブル USBケーブル長 80cm
・オーディオ変換フォーマット wav,mp3,wma (128kbps) *ご注意 単三乾電池は付属しません。別途ご用意ください。

Gonno - ele-king

■2012.6.9 "Carte Blanche to Redbox" with JD TWITCH (Optimo) , HAJIME INOUE etc... @ 渋谷WWW
■2012.6.15 ENESPNO.1 ROOM FULL OF RECORDS KICK OFF PARTY @ eleven LIVE:MANDOG / KAORU INOUE
DJ:LOVEFINGERS / THE BACKWOODS aka DJ KENT / 5IVE / CHIDA
■2012.6.19 MANDOG LIVE & DJ GONNO @ DOMMUNE
■2012.6.21 "Shop 12th Anniversary" with DJ DYE (Tha Blue Herb), JUN-GOLD @ MORROW ZONE (Sapporo)
■2012.6.22 "HYBRID" @ UNDERSTAND (Kitami)
■2012.6.28 "FAAM" @ WOMB (Shibuya)
■2012.6.30 @ 蜂 (Aoyama)

May 2012 Chart


1
Actress - R.I.P - Honest Jon's

2
House Mannequin - B2 of 5 - House Mannequin

3
J Greenspan - Guu - Jiaolong

4
Mandog - Guitar Pop (Gonno Remix) - Room Full Of Records

5
Yoshio Otani - Strange Fruits (Gonno Remix) - Black Smoker Records

6
Italojohnson - ITJ005 A - Italojohnson

7
Iori - Spread - Phonica

8
Fushiming - All Set To Go (Fresh Remix) - Hole And Holland

9
Szare - Red Desert - Krill Music

10
Tc Studio - Waste - All Inn Black

DJ SHO (Luv&Dub Paradise) - ele-king

82年よりキャリアをスタート。
高橋透氏、曽根氏らが在籍した伝説のDISCO六本木「TSUBAKI BALL(玉椿)」時代に「ラリー・レヴァン&ガラージサウンド」に出会い感銘を受ける。当時レジデンツだった「TSUBAKI BALL」にて85年よりDJ SONEと共にハウスサウンドオンリーの1オフパーティ「HOUSENATION」を手がけその後のクラブのあり方を示す。「TSUBAKIBALL(玉椿)」閉店後は活躍の場を求め全国を渡り歩き90年に念願のニューヨークへ移住。高橋透氏、DJ NORI氏がNY時代在籍した事で知られる「FUJIYAMA MAMA」にて長年レジテントDJとして活躍。15年のNEW YORKでのDJプレーを経て2005年に帰国後は「Luv&Dub Paradise」@神宮前bonoboを始め、実に20年以上ぶりに「HOUSE NATION since 1985」を静岡CLUB fourにて再開。また故郷姫路では「彩音」にもスタッフとして参加し、地元のCLUBでもレギュラーパーティーをスタートさせる。その経験からくる文脈に囚われない選曲と確かな技術で各地方にファンを増幅させ続けている。

Ring Of Fire Eclipse & Music 2012.5.26


1
Will Azada - Easy Does It - Mystical Disco

2
Shackleton - Touched - Woe To The Septic Heart !

3
Manmade Science - Phase - Philpot

4
Fushiming/Mamazu - Ride Music EP - Hole and Holland Recordings

5
Pirupa - Party Non Stop(DJ QU Remix) - Desolat

6
IORI - Moon - Phonica White

7
Rhauder - Acid Jam - Polymorph

8
DEADBEAT - Lazy Jane - Blkrtz

9
Mind Fair Presents....No Stress Express - Reach The Stars - Rough Cat Sounds

10
Psychemagik - Valley Of Paradise(Toby Tobias Remix) - Psychemagik
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196