「iLL」と一致するもの

ackky (journal) - ele-king

7incシングル"Painting in November" 絶賛発売中!
radloop.com
ackkyjournal.cx

最近観た映画で面白かった作品(DVDレンタルと成さん(bonobo)コレクション)


1
LOVE STREAMS - JOHN CASSAVETES

2
THE MASTER - Paul Thomas Anderson

3
Spring Breakers - Harmony Korine

4
ペトラ・フォン・カントの苦い涙 - Riner Werner Fassbinder

5
アメリカの友人 - Wim Wenders

6
DRIVE - Nicolas Winding Refn

7
十階のモスキート - 崔 洋一

8
裏切りのサーカス - Tomas Alfredson

9
人生はビギナーズ - Mike Mills

10
世界にひとつのプレイブック - David O Russell

Bill Callahan - ele-king

 先日、京都の小さなカフェ・バー――もしも屋という、とても素敵なお店だ――で観たアクロン/ファミリーのマイルス・シートンのアコースティック・ソロ・セットは、何よりもそこでゆっくりと流れる時間が愛おしいものだった。20人くらいだっただろうか、そう多くはなかったが集まった連中が、そこで静かに弾かれる弦の音に暖を取るように耳を傾ける。「友だちの子どもの子守唄がわりの曲なんだ」……その、小さな音を聴き逃さずに慈しむような場所だったが、しかしたぶん、優しいララバイに眠ってしまってもかまわなかった。こんな風に過ぎるときを忘れていたな、と思いながら僕はゆっくりと手元のグラスワインを飲み干す。そうだ、でも、今年はビル・キャラハンのアルバムにもこんな時間の流れがあった……心地よい酔いがそれを思い出させてくれる。

 「僕が今日発した言葉は「ビール」と「ありがとう」だけ ビール… ありがとう… ビール… ありがとう… ビール…」

 1曲め、“ザ・シング”のそのフレーズを聴いた瞬間はもう、僕は『ドリーム・リヴァー』を――キャラハンの15作目のソロ・アルバムを、すっかり好きになっていた。ホテルのバーでひとりでひっそりと酔っ払う寡黙な男……しかしそれを描写する音は、対照的にとても雄弁だ。ゆっくりと演奏される弦たちと、そっとリズムを取る打楽器たち、それらが控えめながらもダビーに響き、キャラハンの深い深い低音がそこに寄り添う。かと思えば、フィドルのピンと張った弦の高音がいっしょになって歌いはじめる……。とにかく録音がすばらしい。ひとつひとつの楽器が、それぞれの音が、呼応し合うように重ね置かれている。フルートやオルガン、そしてソー・ハリスによるコンガといった多様な音色がここでは聞けるが、どれもが思慮深く抑制されている。それをじっくりと耳で追うためのアルバムだ。
 スモッグとしての活動を含めて20年以上、ビル・キャラハンは体内での時間の過ぎ方がひとと違っているのだろうか。豊かな色彩で描かれる非常に映像的な音は、アルバムのアートワークのように叙情的な風景を見事に浮かび上がらせてしまう。そのバリトン・ヴォイスだけでなく詩的さも含めてレナード・コーエンのような歌で、彼はわたしたち聴き手に思索に潜る時間を与えようとする。「どれぐらい行っていたのか/どれぐらい旅していたのか/どれぐらい疲れたのか/そして どれぐらい遠くまで来たのか/輪のなかで(“シーガル”)」……いくぶんヘヴィですらあるそのバラードは、酒場に引き寄せられる男を形而上的な領域までするりと連れて行ってしまう。

 アメリカ大陸で、いや世界じゅうで綿々と歌い継いできたフォーク・シンガーのように、キャラハンはどこか超然とした佇まいで静かに風景と物語を歌いつづけてきたが、その豊穣な時間の流れこそを録音物として封じ込めることにここで成功している。12月の街の喧騒がどれだけ慌しかろうとも、これを聴いているときだけは、ゆっくりと呼吸ができる。穏やかな演奏の後ろでごく小さく風のような音が聞こえる“ウィンター・ロード”……「冬の道」で、キャラハンは悠然と、しかし感情を乗せてこう歌う。「物事が美しいときを 僕は学んだ/ただ守り続けるために」。ジャスト・キープ・オン。このアルバムの締めくくりに、ふさわしい言葉だ。
 本作に先がけて2曲ダブ・ヴァージョンの12インチをリリースしていたが、来年1月には全編ダブ・ヴァージョンのアルバムが発表されるという。聴き手をさらに深いところまで連れて行ってくれるだろう。タイトルは、『ハヴ・ファン・ウィズ・ゴッド(Have Fun With God)』というそうだ。つまり、スピリチュアルな場所について、音によって迫っているに違いない。

泳ぐサウンドシステム! - ele-king

 ラッパーのルミがオーガナイズする船上パーティ〈BASSBOAT〉が12月22日(日)に開催される。横浜の海をクルーズする船の上にどでかいサウンドシステムを積んで、ベースをブンブン鳴らしてしまおうというこの気合いの入ったパーティは2012年からはじまり、今回で3回めとなる(出演者は下の情報欄でチェック!)。さすが、スーパーAKY(あえて空気読まない)、ルミ! やることが大胆だ。すでに病みつきになっている人が続出という〈BASSBOAT〉のルミ船長に、メールでこのパーティについて訊いてみた!

なぜ、船上でパーティを企画しようと思ったんですか?

ルミ船長:2011年にクロアチアの〈OUTLOOK FESTIVAL〉を体験したのがきっかけです。年に一度でも最高のシチュエーションを共有できる夢のようなパーティがしたいと思ったから!

〈BASSBOAT〉の醍醐味を教えて下さい!

ルミ船長:船ですので、出航したら最後、後からは誰も乗れません。音量制限もありませんので〈eastaudio soundsystem〉でブンブンに鳴らしますよ。そして視界は360度横浜の夜景!乗組員も粒ぞろい、満潮です。

〈BASSBOAT〉は今年で第3回目になります。2回の経験から、船上で楽しむために、初めて遊ぶ人にアドヴァイスを!

ルミ船長:遊ぶのにアドヴァイスなんている? とりあえずチケット買って港まで来てください、あとは最高の世界へお連れしますので。強いて言うなら、暖かくしてきてっていうのと、トイレは非常に混み合いますので乗船前に出し切り願います。

今回の見所を教えてください!

ルミ船長:なんといっても今回は“in Christmas mood”☆ 装飾もクリスマス仕様だし、スピーカーも前回より増量してます! 〈BASSBOAT〉から見る景色、ライヴは毎回全員で恋に落ちるような瞬間を生みます。あと何回できるかわからないし、もしかしたらこれで最後かもしれないです。是非〈BASSBOAT〉へ! お待ちしております。

 う~ん、これはかなり楽しそうだ。17時出航で20時にはパーティが終わるので、船を降りたあとに横浜の夜の街に繰り出すという遊び方もできてしまう。みなさん、〈BASSBOAT〉は要チェックですぞ。(二木)


■BASSBOAT in Christmas mood
2013/12/22(SUN)

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船上でメリークリスマス!
陸を離れて大海原へ出かけましょう!
BASSBOAT、出航します!!

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16:15集合→17:00出航(~20:00)

※16:30までに受付をお済ませください。
※当日に何らかの変更が合った際はSanagi Recordingsツイッターアカウント(@sanagirecording)にてお知らせいたします。

■TICKET
前売券 ¥4,000 / 当日券 ¥5,000
sanagi.jp限定トリオチケット ¥10,000

※前売販売が乗船限度人数に達した場合、当日券の販売はありません。

■MUSICIANs&DANCERs
ILL-TEE
K-BOMB
KEN2-D SPECIAL
LIL'MOFO
MaL from PART2STYLE
Militant B
三島 a.k.a.潮フェッショナル
ONE-LAW
RUMI
SKYFISH
TANiSHQ
WOLF24
YODEL

■Soundsystem
eastaudio soundsystem

■FOOD
虎子食堂

■TICKET
TICKET店頭販売
渋谷:虎子食堂
新宿:ドゥースラー
東高円寺:GRASSROOTS
下高井戸:トラスムンド
中野:HEAVYSICK ZERO
下北沢:DISC SHOP ZERO
ディスクユニオン(クラブミュージックショップ):[渋谷店][新宿店][下北沢店][横浜西口店]

※TICKET通信販売は締め切りました。

■ACCESS

MAP


・横浜大さん橋埠頭ビル前発着所への道順
みなとみらい線日本大通り駅3番出口(県庁・大さん橋)より徒歩8分。
みなとみらい線日本大通り駅の3番出口を出て右方向。
次の大さん橋入口交差点を左方向へ。
そのままみちなりに直進。
大さん橋に向かう1本道に入り、大さん橋の一番手前になる建物が大桟橋ふ頭ビルとなります。

■諸注意

・飲食物持ち込みは固くお断りします。
・天災地変等やむを得ない事態が発生した場合、出航を見合わせる場合があります(基本雨天決行です)。
・専用の駐車場はございませんので公共交通機関をご利用ください。
・未成年の方もご乗船いただけますが、酒類の販売はいたしかねます。
・船酔いが心配な方(酔い止め)、大音量に弱い方(耳栓)は各自対策の上ご乗船ください。
・海上は気温が下がります。ストーブ等用意しておりますが、暖かい服装でお越し下さい。

お問い合わせ:party@sanagi.jp
運営:Sanagi Recordings


 わたしは必然とか運命とかいう言葉を一切信じない殺伐としたばばあだが、息子が出演した映画『Last Summer』には、えっ。と思うような偶然がわりとあったことを認めずにはいられない。
 まず、息子が演じた役柄の名前が、彼の実名と同じだった。最初に脚本がメールされて来た時、へっ、もう坊主の名が入っていやがる。と思ったほどだったが、偶然に同じ名前だったらしい。
 また、息子のベビーシッター的な役を演じた英国人女優というのが、ブライトン出身で、息子の小学校正門から300メートル以内に実家がある。っつうか、息子とわたしは毎日登下校の際に彼女の実家の前を通っている。この女優さんはBBCドラマ「ロビン・フッド」でヒロインを演じた人で、その後は問題作めいた低予算ドラマを中心に出演しておられ、そのうちの1本を見た監督が「いい」と思って起用したわけだから、その時点では、監督はうちの息子の小学校正門にまつわる事情など全くご存知なかっただろう。

 しかも、わたしが「上品な婆さん」呼ばわりにしていた衣装および美術担当者が、わたしのオールタイム・フェイヴァリットと言ってもよい映画の衣装を担当した人だったという話は前回書いたし、これだけでも懇意にしている英国人のお母さんは、「ティラリラティラリラ」と『トワイライト・ゾーン』のテーマ曲を歌い出すのだが、実は、個人的なトワイライト・ゾーン話の真打ちは別にあったのである。

           *******

 映画のプロデューサーとエグゼクティヴ・プロデューサーの違いというのは、素人のわたしには今ひとつ判然としなかった点だが、エグゼクティヴのほうが偉そう。という一般企業的解釈は間違っていたのか、『Last Summer』の場合、エグゼクティヴ・プロデューサーは実際にイタリア南部の撮影地までやって来て働く人びとで、単なるプロデューサーこそ、名前(&資金集めのネットワーク)を貸しているだけという感じであった。
 息子が出た映画にはエグゼクティヴ・プロデューサーがふたりいたのだが、そのうちのひとりであるAというスキンヘッドのおっさんは、ちょっと変な人であった。息子はこの人に一番世話になったが、例えば、息子の学校とのパイプ役になったのはこのおっさんである。それでなくとも出席率に厳格な英国の公立カトリック校で、「5週間も休ませるなんて無理」とわたしが言ったにも関わらず、このおっさんはイタリアから息子の学校に電話をかけ、いったいどうやって校長以下事務所のセクレタリーまで丸め込んだのか、「たいへん信頼できる製作会社です。5週間は欠席扱いにしません」と言わしめたのである。ハリウッドのマフィア映画を髣髴とさせる低音のイタリアン英語に女性教師たちがぐっと来たのか、それともカトリック校とイタリアという黄金の組み合わせが功を奏したのかは不明だが、息子の映画出演を可能にしたのは彼であった。
 このネゴ上手なおっさんの本職は、国際税法専門の弁護士なのだが、DJなどというちゃらけた副業まで持っており、昔はアムステルダムやイビサ界隈でぶいぶい言わせていた身分だという。で、どういうわけかこの多才なAとうちの連合いがやけに意気投合してしまい、連合いがイタリアに陣中見舞いに来た週には連日バーでふたりで飲んでいたが、また酔った拍子にうちの連合いもベラベラと余計なことをくっちゃべってしまい、「うちの嫁はジャパニーズ・ライター。専門はジョン・ライドン」などとわけのわからぬことを言ったらしい。

 んなわけで、ある日、Aがわたしに言った。
 「金曜日にメイン・プロデューサーのエルダ・フェッリがローマから来る。彼女は『ライフ・イズ・ビューティフル』を手掛けた人で、イタリアでは有名だ。しかも、『Copkiller』のプロデューサーだから、ディナーの席でジョン・ライドンについて聞いてみたら」
 わたしの全身が硬直していた。
 というのも、『Copkiller』というのは、ジョン・ライドンの唯一の主演作だからである。というか、ドキュメンタリーや、ライドン本人として出演している映画は他にもあるが、きちんと俳優として彼が出演しているのは1981年製作のこの作品だけだ。ライドンは同作でハーヴィ・カイテルと共演しており、連続警官殺しの犯人であるサイコパスを演じている。ということは知っていたが、実はまともに通して見たことは無かった。あまりにもレヴューがひど過ぎたせいもあるが、やっぱライドンは瞬発力の人というか、他人が書いた脚本を演じるのは下手だと決め込んでいたからである。
 が、ライドンの映画を製作した人が今回の映画のプロデューサーとは何たる奇遇。と気持ちは盛り上がったが、何といってもわたしの身分は単なる子役の保護者である。ディナーの席でメイン・プロデューサーのそばに座れるわけもなく、遠くからお顔を拝見するだけで終わったのだった。

 そんなわたしを不憫に思ったのか、数日後にAがホテルの部屋に訪ねて来た。
 「週末、ローマに帰ったから焼いてきた」と言って1枚のDVDをドア越しに差し出す。
 自宅のプリンターでコピーしたらしいジャケットには、『Copkiller』のUK市場用のタイトル『Corrupt』と印刷されていた。
 イタリアのホテルで見たライドンの主演映画は、意外にも面白かった。何より驚いたのは、彼がシリアスな映画俳優としても逸材だったことである。
 故ヒース・レジャーが、死後にオスカーを受賞した『ダークナイト ライジング』のジョーカー役を演じるにあたり、ピストルズのジョニー・ロットンをモデルにしたと言ったのは有名な話だが、彼は『Corrupt』(または『Copkiller』)を間違いなく見たと思う。ヒース・レジャーのジョーカーは、ライドンが演じたサイコパスのカーボン・コピーだった。

            ************

 『Last Summer』の撮影が終了した後、わたしと息子はイタリア南部からローマに向かったのだが、ローマでAからディナーに招待された。どこまでも気配り上手なおっさんで、イタリア料理に飽きていた息子のため、英国風ロースト・チキンを自ら料理するという。
 Aの自宅で、彼の妻や子供に挨拶していると、『Last Summer』のメイン・プロデューサーであり、ライドン映画のプロデューサーも務めたエルダ・フェッリが奥から出て来た。ライドン映画のDVDを貰った後で、実はエルダはAの姑だったということがわかり、あのDVDは彼女が所有しているオリジナル・カットのコピーだということをAから聞かされていたのだった。
 「こんばんは」と挨拶すると、エルダが脇に立っていた初老の小柄な男性を紹介した。「私の夫ではないけれど、この人とは何十年も一緒に住んでいます。なんて言うのかしら、こういうの英語で」とエルダが言うので「パートナー。ですかね」と答え、「初めまして」とくだんの男性と握手を交わす。
 と、Aが背後から言った。
 「彼は、ロベルト・フェンザという映画監督だよ。『Copkiller』の監督」
 全身の関節がべきべきと外れて崩壊しそうになった。

 んなわけで、なぜかわたしは、ローマの民家で、ジョン・ライドンの唯一の主演映画の監督とプロデューサーに挟まれてロースト・チキンを食っていた。この状況がわたしにとってどれほどシュールなものであったかは、ジョン・ライドン応援サイトをやっていたわたしの過去をご存知の方ならおわかりだろう。
 「彼は生真面目でプロフェッショナル。常に現場のムードを敏感に感じ取る繊細な人間だった」
 「人は彼をパンクとか言うけど、実は一番まっとうでね」
 「シド・ヴィシャスについては何も聞かれたくないようだった」
 「どんな映画の撮影でも、製作側が俳優に保険をかけるのはmustなんだが、ジョンだけは、全ての保険会社が拒否した。後にも先にも、そんな出演者を使ったことはない。才能があっても彼が映画界で活動できなかったのは、そういう事情もあるんじゃないかな」
 「うちは今でも家族ぐるみで彼と付き合っているよ」
 などという話を膨張した頭でぼんやり聞いていると、ロベルト・フェンザ監督が言った。
 「明日PiLがローマでギグやるんだ。その翌日に一緒に食事しようってジョンから電話がかかって来たんだけど、良かったら、来る?」

 えええっ。
 聞いてないですよ、そんなの!?
 ていうか、A! 貴様こういうことはサプライズにしないで、さっさと言いやがれ!! そうすれば何とかしたものを。
 ファッキン・バスターーーーーーーード!!!
 と胸中で激昂&慟哭しながら、わたしは大人の顔をつくって言った。
 「でも、わたしたち明日英国に発つんです」

 すべての道はローマではなく、ライドンに通じていた。
 が、やはり全面的には通じきってなかったところが、わたしの人生だろう。
 ロベルト・フェンザとジョン・ライドンがローマでランチしていた頃、わたしは人手不足のブライトンの保育園で21人の幼児のオムツを替えていた。

 11月といえばホリディ。今回はホリディ前後のイベント・レポートをお届けします。

■11/23 (Sat)
 ホリディ1週間前の週末は、NYから約4時間北のロードアイランド州のプロヴィデンスへ遠征。今までたくさんの伝説を作ってきたロフトビル’ビルディング16’の最後のショーが行われた。昔ライトニング・ボルトが住んでいたフォート・サンダー(コンタクトレコーズからの『u.s. pop life vol.11 トリビュート・トゥ・フォート・サンダーCD』に日本語で詳しく解説)の現在版とも言えるこのビルディング16。このショーを最後に、このビルは(も)立ち退きになる。住所は掲載していないのに、どこから集まったのかプロヴィデンスのキッズたちで大混雑。バスルーム近くに真っ赤な棺桶があり、ビルディング16にメッセージを書いて、カードを棺桶に入れるようになっている。ショーのクライマックスは、ハウス・バンドのワット・チアー・ブリゲイト。ボリウッド、バルカンズ、ニューオリンズ、サンバ等々をミックスした19人(!)のブラス・バンドで、子供から大人までを巻き込むお祭りバンドである。ステージに入りきらないので、フロアやスピーカーの上にもメンバーがいるし、観客が天井によじ上ったりするのは当たり前で、メンバーが観客にダイブし、ドラムごとドラマーを持ち上げたり、観客とバンドの盛り上がりの半端ない事。フィナーレでは、バンドがビルディング16の棺桶を、外に持ち出しマーチング(バンドは、外でもプレイを続ける)、観客はひとりひとり花火を渡され、棺桶に火をつけ燃やしてしまう。火力は相当強いし火事にならないのかと心配したが、勢い良く燃えて形がなくなって行く棺桶を見て、ぐっと心に突き刺さる物があった。長い間お疲れさま。これがプロヴィデンスのパーティ・スタイルのようだ。


ラストショーの写真集
https://everydayilive.com/bands/building16farewell/

Building 16

■11/25 (Mon)
 NYに戻ると、少し前から噂されていたロンドンのレコードショップ、ラフトレードのNY店がウィリアムスバーグ/グリーンポイント・エリアにオープンした(https://www.roughtradenyc.com)。元々HBOの倉庫だった場所(イースト・ロンドンの本店より3倍大きい)は、レコード店兼カフェ(byファイブ・リーヴス)、ギャラリー、音楽会場などの多目的スペース。初日(11/25)は、スカイ・フェレイラ(フリーw/CD購入)、チャールス・ブラッドリー(フリー)のインストアがあった。スカイはきっぱり諦め、チャールス・ブラッドリーを目指して行く。先に行った友だちは、ワンブロック以上の行列ができて入れなかったと言っていたが、タイミングよく前に5人ぐらい待っていただけで5分ぐらいで入れた。遅めに着いて正解。
 新譜100%の店内は、まだ空いている棚が多かったが、1階が新譜レコード/CD、メインドラッグが展開するギア・コーナー。2階には本&雑誌コーナー、ロンドンとNYをつなぐデジタル・ニュース、ガーディアンによるブース、アートギャラリーなどの分かれた小さいセクションがある。店内の作りがタワーレコード的、と思ったのはメガストアだからか。アートギャラリーの最初のキュレーターは、チルディッシュ・ガンビノで、彼は12/8でここでショーも行うのだが、ブライアン・ロッティンガーによるアート作品、ドナルド・グローバーのベッドルームの再現(サイケデリック・レインボウのライト・デザイン)が展示されていた。
 音楽会場は250人を収容、イスも設置されたバルコニーがあり、バワリーボールルームの縮小版のようだった。2階の後ろにはピンポンテーブルが2台設置されていた(チケット制のショーの時にはないとの事)。
 ジェイムス・ブラウンに影響を受けたというチャールス・ブラッドリーは、ステージにいるだけでカリスマ性があり、独特のソウルフルで無敵の動きを惜しげなく披露。彼を見ていると思わず笑顔になるし、バンドもとても楽しそうだ。近くで見れること自体がレアな、64歳の彼をオープニング・ナイトに持ってくるのは、さすがラフトレード。ショーの後も、追い出される事なくバーでハングアウトしたり、レコードを探しに行ったり、2階でピンポンしたり、ここはアミューズメント満載。ダニー・ブラウン、マシュー・E・ホワイトのフリーショー、ソールドアウトのテレヴィジョンのショーが終わり、12/3はジョン・グラント(フリーw/CD購入)、12/6はアンドリュー・バード(ソールドアウト)、12/6はアララス(ソールドアウト)、12/7はダイブ(ソールドアウト)、12/8はニック・ロウ(フリーw/CD購入)、などのフリー&チケット制のショーが続く。ブッキングを担当しているのがバワリー・プレゼンツなので、納得のラインナップである。
 キャプチャード・トラックスの記事でも書いたように、最近グリーンポイントエリアに、レコード店が密集している。
https://www.thelmagazine.com/TheMeasure/archives/2013/07/30/greenpoint-is-becoming-the-best-record-store-hood-in-brooklyn
 2013年にレコード店をオープンするという事自体が大胆だと思うが、それぞれのインディ・ショップは自分たちのカラーを売りにし、それに対抗するラフトレードは、長年の歴史もあり、レコードセレクションの特徴(ラフトレード限定版の物を多数扱う)と、多目的スペースにすることで、レコード店という場所の定義を変えるかもと期待が高まる。

https://www.roughtradenyc.com
https://www.brooklynvegan.com/archives/2013/11/some_very_initi.html
https://www.brooklynvegan.com/archives/2013/11/sky_ferreira_pl_3.html

rough trade nyc

■11/28 (Thu)
 音楽関係の仕事や、自営業をしている限り、ホリディと言っても、いつもと変わらずなのだが、アメリカ人は自分の田舎へと帰って行くため、ホリディNYは静かで、仕事をするには実はもってこい。夜になると、観光客と何処にも行けない移住者が集まりだし、ささやかにパーティをするのである。今年の著者のサンクスギヴィングは、ウィリアムスバーグ・ファッション・ウイークエンドを主催するアーサーの仕事場兼のロフトでパーティ。来ている仲間はアーサーのアシスタントをはじめ、ファッション、音楽関係者達なので華やか。サンクスギヴィングと言えばターキー(=七面鳥)なのだが、探究心あるアーサーは今年はグース(=ガチョウ)に挑戦。ガチョウの首でスープを取ったり料理はこなれた感じ。付け合わせのスタッフィング、クランベリー・ソース、グレイビー、マッシュ・ポテト、ビーン・キャセロール、温野菜のグリル、特製のフレッシュ・ペストソースはすべてアーサー作。ゲストは、オックステイル・シチュー(絶品!)、ビーツ・サラダ、マック・アンド・チーズ、ポテト・サラダ、更にスナックなど、これでもかというぐらいのごちそうが振る舞われた。5時に集合をかけたが、みんなの料理&集合事情でディナーが始まったのは結局9時過ぎ。サンクス・ギヴィング・ディナーには良くある事で、料理が出来上がる頃には、つまみ食いをしすぎてお腹いっぱい。ディナーが終わると、来ていた別の友だちの家に移動。そこは、お手製チーズケーキ(プレーンw/ラズベリーソース&チョコ)、コーヒー&サイダー、そしてダンス・パーティと、別の天国が待っていた。月に3、4回ショーもホストする場所なので、パーティの用意は完璧。ディスコボールが周り、サウンドシステムも完備。チーズケーキのあまりのおいしさに倒れそうになり(おばあちゃんのレシピらしい)、ホストの自家製フレッシュミントをインフューズしたウィスキーなど、キャラクターのあるドリンク&楽しい仲間で、サンクスギヴィングという名目のパーティは夜な夜な続いた。この場所はワイルド・キングダム。ウエブサイトはないが、NYに来たら、目の前の高架を通る電車に野次をとばしながら、ベランダでハングアウトするには最高の場所である。

https://williamsburgfashionweekend.com
https://www.ele-king.net/columns/regulars/randomaccessny/001412/

thanks giving dinner

■11/29 (Fri)
 11月からはじまっているブルックリン・ナイト・バザーに参加。2011年からはじまったこのイベントは、ウィリアムスバーグのホリディショッピングの強い見方で、ホリディ時期になると、いろんなエリアに出没していた。今までは、毎年場所を移動していたが、今年はグリーンポイントにようやくパーマネントの場所を見つけ、1年を通してオープンする(夏には、アウトドアのビアガーデンがオープン!)。アジアン・マーケットの雑多な感じをモデルにしたというマーケットは、100ものアーティスト&クラフトショップ、20のフードベンダーなどがすらりと並ぶ。一角には、地元の媒体がオーガナイズするライブショーがあり(ベンダーがない時には1800人収容できる、ブルックリンで2番目に大きい会場となる)、ピンポン・テーブル、インドア・ミニゴルフ、WIFIもあり、仕事できるスペースもある。ラフトレと同じ多目的仕様。去年は、著者の大好きなパックマンのイヤリングを発見したのだが、今年は、キャラクター物はあまり見られず、ジュエリー、洋服からiPhoneケース、タオル・ヘアバンド、古本をベースにした時計、アート・レギンスなどアーティなお店が並ぶ。著者のお勧めブランド、RHLSも出店していた。この日のバンドは、ア・プレイス・トゥ・バリー・ストレンジャー、ドーン・オブ・ミディ、ポンティアック、ウッズマン。ショッピングに夢中になり、ア・プレイス・トゥ・バリー・ストレンジャーしか見れなかったが、映像とスモークで、ほとんどバンドが見えなかった(後で聞いたらスタイルのようだが)。毎週のようにバンドが見れ(オウ・レヴォワール・シモーヌ、ティーン、マーク・デマルコなど)、アーティストの作品が随時入れ替わり、アミューズメントもありで、ハングアウトリストがまた増えた。そして、今日はキャサリン・ハンナのパンク・シンガーの上映会へ。Q&Aやライヴもあるらしい。
https://bkbazaar.com

brooklyn night bazzar

MAD PROFESSOR JAPAN TOUR 2013 - ele-king

 UKダブの伝説、マッド・プロフェッサーが12月13日に東京(代官山ユニット)、14日に大阪(心斎橋CONPASS)で公演をやる。東京公演では七尾 "DRY" 茂大(ドラム)と秋本 "HEAVY" 武士(ベース)からなる、日本最強のレゲエ・リズム・チームドライ&ヘビーの生のダブミックスをマッド・プロフェッサーが手掛けることが決定しているほか、8年振りとなる作品『ANOTHER TRIP from SUN』をリリースしたサイレント・ポエツこと下田法晴もDJで出演。また、「踊ってはいけない国EP」で素晴らしいリミックスを見せたDJヨーグルトもレゲエ・セットを披露。地下のSALOONでは、若きダブ・クリエーターJah-Lightが出演する。そして大阪公演ではBAGDAD CAFE THE trench townが出演。日本人のアクトにも注目が集まるでしょう。

〈東京公演〉
12.13 fri @ 代官山 UNIT
Live Acts: MAD PROFESSOR - Dub Show, DRY&HEAVY - Live Dub Mix by Mad Professor
DJs: Michiharu Shimoda (Silent Poets), DJ Yogurt (Upset Recordings) Reggae/ Dub/ Bass Music Set, Jah-Light
Open/ Start 23:00-
¥3,500 (Advance), ¥4,000 (Door)
Information: 03-5459-8630 (UNIT) https://www.unit-tokyo.com

TICKETS: PIA (P: 217-297), LAWSON (L: 72460), e+ (eplus.jp), diskunion Club Music Shop (渋谷/新宿/下北沢/吉祥寺), DISC SHOP ZERO, DUBSTORE RECORDS, UNIT

〈大阪公演〉
12.14 sat @ 心斎橋 CONPASS
Live Acts: MAD PROFESSOR - Dub Show, BAGDAD CAFE THE trench town
DJ: HAV (SOUL FIRE)
¥3,000 (Advance), ¥3,500 (Door) plus Drink Charge @ Door
Open 20:00, Start 20:30
Information: 06-6243-1666 (CONPASS) https://conpass.jp/

TICKETS: LAWSON (L: 53414), e+ (eplus.jp), CONPASS (Mail Reservation: ticket@osaka-conpass.com)


〈出演者プロフィール〉
■MAD PROFESSOR (ARIWA SOUNDS, UK) https://www.ariwa.com

泣く子も黙るダブ・サイエンティスト、マッド・プロフェッサーは1979年にレーベル&スタジオ「アリワ」設立以来、UKレゲエ・ダブ・シーンの第一人者として、四半世紀以上に渡り最前線で活躍を続ける世界屈指のプロデューサー/アーティストである。その影響力は全てのダンス・ミュージックに及んでいると言っても過言ではない。その信者達は音楽ジャンルや国境を問わず、常にマッド教授の手腕を求め続けている。なかでもマッシヴ・アタックのセカンド・アルバムを全編ダブ・ミックスした『No Protection』は余りにも有名である。伝説のリズム・ユニット、スライ&ロビーとホーン・プレイヤー、ディーン・フレーザーをフィーチャーして制作された『The Dub Revolutionaries』は、2005年度グラミー賞にノミネイトされ話題となった。まだまだ快進撃中、止まることを知らないマッド教授である。ここ近年だけでも、伝説的なベテラン・シンガー、マックス・ロメオ、レゲエDJの始祖ユー・ロイ、レゲエ界の生き神様リー・ペリーに見出されたラヴァーズ・ロックの女王スーザン・カドガン、UKダンスホール・レゲエのベテラン・アーティスト、マッカBのニュー・アルバムをプロデュースしている。自身のアルバムも『Bitter Sweet Dub』『Audio Illusions of Dub』『Roots of Dubstep』などをコンスタントにリリース、最新作はリー・ペリー・プロデュースの金字塔アルバム『Heart of The Congos』で知られるThe CongosのCedric Mytonとのコラボ・アルバム『Cedric Congo meets Mad Professor』を2013年にリリースしたばかりである。相変わらずのワーカホリックぶりを発揮している。最新テクノロジーと超絶ミキシング・テクニックを駆使して行われる、超重低音を轟かせる圧巻のダブ・ショーで存分にブッ飛ばされて下さい。

■DRY&HEAVY
https://ja-jp.facebook.com/Dryheavy
https://twitter.com/DRY_and_HEAVY

七尾 "DRY" 茂大(ドラム)と秋本 "HEAVY" 武士(ベース)というふたりからなる、日本最強のレゲ エ・リズム・チーム。90年、VITAL CONNECTIONなるバンド内にてリズム・コンビである〈DRY&HEAVY〉としての活動をスタート。95年にはLIKKLE MAIや井上青らをフィーチャーした編成と なり、97年の『DRY&HEAVY』でアルバム・デビュー。その重量級のルーツ・レゲエ・サウンドと過激なダブワイズが幅広い注目を集める。その後コンスタントにアルバムをリリースする一方、海外での活動も活発に行って各国で話題となる。 だが、日本屈指のレゲエ・ユニットとして活動を続けていた2001年のフジロック・フェスティヴァルにおいて、秋本が衝撃の脱退宣言。七尾は秋本抜きの編成でDRY&HEAVYを継続し、秋本はGOTH- TRADとのREBEL FAMILIAおよび若手と結成したTHE HEAVYMANNERSにて活発な活動を続けた。 そうしたなか、2010年に七尾と秋本によるオリジナルDRY&HEAVYが奇跡のリユニオン。新時代のサウンドを携え、伝説のリズム・チームが新たな一歩を踏み出す。

■Michiharu Shimoda (Silent Poets) https://www.silentpoets.net
1992年 FILE RECORDSより1st アルバム『6 pieces "sense at this moment"』でデビュー。 現在までに通算8 枚のオリジナル・アルバムと多数のリミックス・アルバムやミニ・アルバムなどをリリース。海外からの評価も高く94 年にドイツの99レーベル、Bellisima UKよりヨーロッパでもアルバムがリリースされる。95年に人気コンピシリーズである「Cafe Del Mar Vol. DOS」に日本人として初めて収録されたのをはじめ、現在までアメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、イタリアなどで40作品を超えるコンピレーション・アルバムに楽曲が収録される。2000年にはパリのレーベルYellow Productionsよりアルバム『TO COME...』がリリースされ、翌年にはアメリカのアトランティックよりリリースされる。同年より、下田のソロ・ユニットとなる。活動は多方面に渡り、パリ・コレクション等のフアッションショーの音楽の担当や、他アーティストのプロデュース、リミックス、映画等にも楽曲を提供。活動20周年にあたる2012年、トイズ・ファクトリー時代の音源(Potential Meeting ~ To Come)が世界111カ国のiTunes Storeにて配信開始。2013年9月、自身のレーベル ”ANOTHER TRIP" を設立し、New DUBアルバム『ANOTHER TRIP from SUN』、また前作「SUN」の2013年Newエディション『SUN - Alternative Mix Edition -』を11月20にリリース予定。いよいよSilent Poetsの活動を本格的に再開。2014年リリース予定の10thオリジナルアルバムの制作も同時進行中。

■DJ Yogurt (Upset Recordings) https://www.djyogurt.com
いまはなきCISCO テクノ SHOPでバイヤー勤務しながらDJをはじめ、98年には音楽制作ユニットUpsetsと自身のレーベルUpset Recを始動。以後現在に至る15年間に渡ってテクノ~ハウスからDUB、アンビエント等など幅広い作風の楽曲のレコードやCD、MIX CDのリリースを毎年おこなっている他に、曽我部恵一や奇妙礼太郎トラベルスイング楽団等の歌もの楽曲のダンス・リミックスもおこない、リミックスが収録されたレコードは全て完売して中古価格が定価以上に高騰中のものも。2010年にYogurt & Koyasとしてリリースした『Chill Out』 はIdjut BoysのConradやSoft Rocks達から絶賛。2011年にはテクノ・アルバム『Sounds from Dancefloor』をリリースして、テクノをプレイする機会も増加中。2013年12月にはあの故Arthur Russellのバンド・メンバーのユニットArthurs Landingの "Miracle 2" をRemixしたVersionが欧米で流通する12インチとしてリリース。これまでの出演イベントはアンダーグラウンドな小箱でのパーティから、 大会場でのフェスまで多岐に渡り、2010年はエレクトラグライド@幕張メッセに、2011年はSONAR JAPAN等のビッグフェスにも招聘され、2010年から2012年にかけて3年連続でFUJI ROCK FESにも出演。テクノ~ハウスを軸に、レゲエ~Dub、ジャズやアフロ、ブラジリアン、ロック、 サイケデリックやバレアリック、ダブステップ、ワールド・ミュージックそしてアンビエント、数々の最新の流行のリズム・様々なジャンルの音楽性を交錯させた選曲で、毎週のように日本各地の音楽好き、踊り好きが集まるパーティでDJをおこなっている。

■JSH-LIGHT https://www.jah-light.com
"Real Roots Sound" をテーマに2004年からサウンドシステムを開始。2007年、自身のレーベル "LIGHTNING DTUDIO REC" を立ち上げると同時に、1st Singleとなる "Independent Steppers" をリリース。2012年、新レーベル "DUB RECORDS" からリリースされた1st 10" Singleでは、A: Mighty Massa / Warriors March, B: Jah-Light / Diffusion" といったコンビネーション・プレスで純国産ルーツを世界に向けて発信。現在、Youtubeにて自身の楽曲をダブミックスした映像を配信中なので、ホームページ内の "Dublog" をチェック !!!

■BAGDAD CAFE THE trench town https://bagdad-creations.com

進化を続けるCREATE集団! 関西を代表する大所帯REGGAE BAND、BAGDAD CAFE THE trench town。圧倒的なライヴ・パフォーマンスで、FUJI ROCK FESTIVAL, 朝霧JAM, SUNSET LIVE, 頂, WIND BLOW, FESTA DE RAMA, FREEDOMなど、数々のフェスティヴァルを盛り上げる。 2000年結成。1stアルバムで、新人では異例のFM802ヘビーローテーションに選ばれる。その後もアルバムを出すたびに、全国各ラジオ局のパワープレイに選ばれ続ける。タワーレコードのポスターNO MUSIC NO LIFE、テレビやラジオの音楽番組に多数出演。 2013年5月11日、充電期間を終えたVo. maiやコーラスも完全復活! BAND名も、BAGDAD CAFE THE trench townに戻し、最高のメンバーで再始動!! 主な共演者は、 BES, BUN BUN the MC, ET-KING, KURTIS FLY, Keyco, Leyona, Likkle Mai, Metis, Miss Monday, MOOMIN, SHINGO☆西成, Shing02, Spinna B-ILL, RYO the SKYWALKER, RANKIN TAXI, PAPA U-Gee, PUSHIM, 韻シスト, カルカヤマコト, こだま和文, 多和田えみ, プロフェッサーチンネン, 卍LIN……


RILLA - ele-king

DJスケジュールなどこちらで 随時アップ中です。
https://rillamadella.blogspot.com/
https://www.twitter.com/rilla_
https://www.facebook.com/almadella.rilla

順不同。最近よく聴いたりプレイしているものです。


Don't DJ - RID.EM (Diskant)

Gunnar Haslam - Mimesiak (L.I.E.S)

Muruga & Big Black - Sangoma Drums (Sagittarius A-Star)

V.A - Livity Sound (Livity Sound)

Floorplan a.k.a ROBERT HOOD - Paradice (M-Plant)

Och - Surveillance Network EP (Sect)

Dino Sabatini Meets Donato Dozzy - Journey Back To Ithaca (Outis Music)

Miles - Faint Hearted (Modern Love)

元 ちとせ - ワダツミの木 with Sly&Robbie

Lindamann - Ritual (Golinda Recordings)

Liveミュージックのつくり方 - ele-king

 「Ableton Live」といえば、DTM用でありながらリアルタイムの操作性に優れた、ソフトウェアというより、触れれば音の鳴る弦楽器や打楽器のような、というか、エレクトロニック・ミュージックに携わる者にとってはまことに使い勝手のよい名機だが、Ableton Liveをテーマにデモンストレーションとパフォーマンスを行うイヴェント〈FADE TOKYO〉を今週および来週末開催するという。開催にあたり、米国から公認トレーナーであるジョシュ・ベスが来日。両日にわたり質疑応答とライヴ演奏をまじえながら、Ableton Liveでの楽曲制作方法、MIDIアウト使用したライティングの操作を教授する一方で、24日のスペシャル・ゲストに井上薫、29日はKOYASを招き、創作やライヴの場でソフトウェアをどのように用い、かつその相関関係でいかにして音楽ができていくかを体験する、またとない機会になるにちがいありません。

 ほかにも、今年、実験的でありながらやわらかなポップ・センスを感じさせるファースト・アルバム『In Between The Last Tone And Silence』をリリースしたEcho in Mayも両日ともに出演し、入門者にもやさしいレクチャーとパフォーマンスを披露してくれるとのこと。

 かくいう機械音痴なわたしでさえ、フィールド・レコーディングした音を加工したり打ち込んだり、Ableton Liveにはひとかたならぬお世話になっているくらいですから、これから音楽をつくろう、つくりたいと思っている読者はひとつ、PC持参で参加してみてはいかがでしょう。

■Ableton live Conference「FADE Tokyo」 ~supported by High Resolution~

会場: fai aoyama

■Day 1:2013年11月24日(日)
open 16:30
price ¥2000 / 1d

special guest speaker & performance
Kaoru Inoue

guest speaker & performance
Josh Bess
Echo in May(Fluxia)
coa(ROKURO/coma)

Live performance
Reatmo
inotsume takeshi
疋田 哲也+中山剛志
DJ At(BlackRussian)
and more…

■Day 2:2013年11月29日(金)
open:21:00
price:¥2000/1d

special guest speaker&performance
KOYAS

guest speaker&performance
Josh Bess

Live & DJ performance
Kazuaki Noguchi (Modewarp)
Echo in May (Fluxia)
MINIMA LIEBENZ (DJ SAIMURA×SHINYA MIYACHI)
GORO (Arabesque Greenling | Snows On Conifer)
DJ At (BlackRussian)
DJ Kohei Suzuki
SASAKI JUSWANNACHILL
DJ Oikawa
Yosuke Onuma
Uka
and more...

DJ Hakka-K (Luv&Dub Paradise主宰) - ele-king

年末に向けて一度は覗いて欲しいお店ばかりを列挙しました!どこへ行っても良いDJや良い仲間と近い距離で知り合えるはずです!
順位に特別意味はありません。まだまだいいお店一杯あるのでpt2へと続く予定です!
風営法にもマケズ、近所の苦情にもマケズ、良質な音とハートを提供してくれるDJとお客さんの最前線なお店ばかりです。
都内じゃなかったりCLUB形態のお店は割愛しました。

以下で近況や良いPARTYをつぶやいたりつぶやかなかったり
Luv&Dub Paradise:https://www.luvdub.jp/
Luv&Dub TW:https://twitter.com/Info_Luv_Dub
DJ_Hakka_K:https://twitter.com/DJ_Hakka_K

求めればソウルメイトと必ず会える都内のDJ BAR&小箱10選 pt.1


1
東高円寺GRASSROOTS
先日16周年を迎えたばかり。説明不要都内の小箱の代表!の割には狂った人が多数よく来る!
https://www.grassrootstribe.com/

1
原宿bonobo
名物店主「SEIさんと愉快な仲間達」なお店。ハイエンドオーディオの研究にも熱心!アホばかり集まる割には内装はシャレオツ!
https://bonobo.jp/

1
吉祥寺bar Cheeky
ジャニ顔のミュージックラバー「アビー」を中心にジャンルレスで吉祥寺界隈の強者共が集う店
https://twitter.com/barCheeky

1
三茶bar Orbit
Chillな感じでゆったり音を楽しめるナイスな内装!靴を脱いで自宅感覚で音にハマれる!
https://bar-orbit.com/

1
渋谷re:love
いかがわしいエリアのいかがわしい場所にあるいかがわしいお店。底抜けにアホな連中ばかりが時を忘れに集まる魔窟。
https://www.facebook.com/shibuya.relove?ref=ts&fref=ts

1
青山BAR OATH
ありえない立地にあり得ない音量で勝負するとんでもない店。外タレを連れてくと「これが東京か?」とみんな感動する!
https://bar-oath.com/

1
三茶天狗食堂
三茶の妖精ことDJ INAHOとドスコイ感満載のダーチーが運営する「THE 場末」。レジデントの関ヒデキヨのDJは必聴!
https://tengushokudo.com/

1
下北沢MORE
内装は80年代カフェバーを想わせるアーバン感満載だがブッキングも内容も狂人ばかりが集ってる!!
https://smktmore.com/

1
神泉メスカリート
いかがわしいエリアをちょっと抜けるとあるいかがわしいお店。re:loveと同じく底抜けにアホな連中ばかりが時を忘れに集まるやっぱり魔窟。
URL等情報ソースなし、、、

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渋谷DJ BAR KOARA
小箱には珍しく真っ暗闇でハマれるので要注意。バーテンの作る酒の上手さは常に上位クラス!
https://www.koara-tokyo.com/

YO.AN (HOLE AND HOLLAND) - ele-king

https://yo.an/

11月に発売されるTBPRの新作DVD LENZ II宮原聖美パートの為に1曲制作しました。
PONCHI (OPSB)にguitarで参加してもらった曲です。DVDは2013/12/14発売でサントラもTBPRから発売予定です。
LENZ IIのデッキはEvisenより発売中。今回は思いつきで好きなスケートの映像10個リストしました。

DJ SCHEDULE
11/15 fri  @幡ヶ谷Forest limit
11/23 sat @代官山Air "MARK E JAPAN TOUR"
11/30 sat @渋谷Koara
12/28 sat @静岡eight&ten
12/29 sun @代官山Unit "MOVEMENTS ONENESS MEETING"
12/30 mon @中野heavysick zero  "HOLE AND HOLLAND & OPSB presents『UP↑ 』year's end special"
every 4th tuesday "Sun Hum" @神宮前bonobo

https://hole-and-holland.com/
https://soundcloud.com/holeandholland

10 skate clips.


1
Haruka Katagata - Pick Up - VHSmag
https://www.vhsmag.com/pickups/haruka-katagata/
soundtrack by YO.AN

2
DESHI - NIGHT PROWLER - Katsumi Minami
https://www.youtube.com/watch?v=aIN7a-A84G4
soundtrack by BALKAN BEAT BOX

3
Sunshine60dub - AKIOCHAM.com
https://www.youtube.com/watch?v=xTcu1LA0BHY

4
Zerosen (Shintaro Maruyama) - Underground Broadcasting - FESN
https://www.youtube.com/watch?v=ixrkuRAMkZI
soundtrack by HIDEYUKI DOI a.k.a. Taikoman

5
Takahiro Morita - ON THE BROAD - FESN
https://www.youtube.com/watch?v=g_QvqevXqBs
soundtrack by Kouta Andou

6
AARON HERRINGTON - BLOOD WIZARD
https://www.youtube.com/watch?v=XcgYCU5E8qQ

7
Greg Hunt -Tincan Folklore - Stereo Skateboards 
https://www.youtube.com/watch?v=TaA7jqP8pKo
soundtrack by TORTOISE

8
este ó este 2 - HOLE AND HOLLAND 
https://www.youtube.com/watch?v=lzmLL8WMIhg
soundtrack by KPK (kujitakuya)

9
TRES TRILL - PALACE SKATEBOARDS
https://www.youtube.com/watch?v=oXi0ucVsqFk

10
Mark Gonzales - Kicked Out Of Everywhere - Real Skateboards
https://www.youtube.com/watch?v=GI4YJs3Xmqs
soundtrack by Hiroshi Fujiwara
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