「iLL」と一致するもの

CHART by JETSET 2010.07.20 - ele-king

Shop Chart


1

GOLD PANDA

GOLD PANDA YOU EP
»COMMENT GET MUSIC
当店激プッシュのUK新世代エレクトロニカ大名曲。Seams、Osborneがリミックス!!UK盤7"を買った方には、コチラも激しくオススメしたい!!Gold Pandaの名曲がUS/Ghostly Internationalから12"リリース!!Osborneによるブリージン・シンセ・ディスコRemixが最高です!!

2

ROCHA

ROCHA FEEL THE LOVE
»COMMENT GET MUSIC
ビッグ・ヒット"Hands Of Love"でご存知"Rocha"による2作同時リリース!!やはり素晴しかった当店大人気レーベル"International Feel"最新作Part1。レーベル初作をビッグ・ヒットで飾った"Rocha"がマスト・バイ・アイテムを携え再登場!!

3

ROCHA

ROCHA FEEL THE LOVE (REMIXES)
»COMMENT GET MUSIC
ビッグ・ヒット"Hands Of Love"でご存知"Rocha"による2作同時リリース!!やはり素晴しかった当店大人気レーベル"International Feel"最新作のこちらはPart2。Greg Wilson、Thomas Bullock a.k.a. Welcome Strangerによるクオリティ・スタッフ。マスト・バイ・アイテムです!!

4

SLUM VILLAGE

SLUM VILLAGE FASTER B/W LOCK IT DOWN
»COMMENT GET MUSIC
最終作と噂される"Villa Manifesto"からの先行カット! B面では何とJ.Dillaのアノ曲を・・・。待望の6thアルバム"Villa Manifesto"から、Young RJ Pro.による"Faster"、そしてJ-DillaがPro.した"Lock It Down"が12"カット!共にインスト、アカペラ収録です。

5

ORIOL

ORIOL COCONUT COAST
»COMMENT GET MUSIC
UKの老舗レーベルPlanet Muから登場のOriolデビュー12"!うっとりする程に煌びやかなビート・トラックのOrg.をはじめ、Falty DL、Jake Slazenger、Shortstuffによる文句無しのリミックスをカップリング!

6

V.A.

V.A. PDXTC
»COMMENT GET MUSIC
爆裂オススメです★USインディ・ダンス最先端が詰まったスペシャル最高マスト・コンピ!!ポートランドの新レーベルHigh Score Andからの衝撃コンピ。インディ・ディスコもチルウェイヴも飲み込んだ完全ニュー・タイプ爆裂ダンス・キラーA-3をまずはどうぞ!!

7

MYSTERY JETS

MYSTERY JETS SEROTONIN
»COMMENT GET MUSIC
どう考えてもこの10年のイギリスで一番最高のポップ・バンド。さらに素晴らしいサード・アルバム!!爆裂マステスト★名作"Twenty One"から約2年、Rough Tradeに移籍しての3rd.アルバムが到着。大判ポスターと7インチが付いた激最高アナログ・エディション!!

8

JUJU & JORDASH

JUJU & JORDASH TATTOO'S ISLAND
»COMMENT GET MUSIC
唯一無比のアムステルダム・ビートダウン・チームも遂にPhilpotに参戦!!リミックスも含めて外しの無い高水準なリリースが続くJuju & Jordashですが、こちらもまた彼らの真髄を堪能出来るウルトラ・ディープ・トラック。Kindred Spirits Ensembleのリミックスで名を上げたTom Tragoによるリミックスも収録!!

9

V.A

V.A SPLIT EP
»COMMENT GET MUSIC
これはヒットEPとなりそう!!09年に当Cadenzaからリリースした"Descarga"が大ヒットした若手コンビがそれぞれのソロ作品を提供したスプリット・シングルをリリース!!

10

DAVE AJU & THE SOL PERCUSSION ENSEMBLE

DAVE AJU & THE SOL PERCUSSION ENSEMBLE TWO TONE
»COMMENT GET MUSIC
ヴィブラフォンとスキャットが交差する極上の美麗レフトフィールド・ミニマル特大傑作!!■'10年ベスト・シングル候補■Four TetやPantha Du Princeファンから、祝祭のチリアン・ミニマル・フリークにまで大推薦の、エレガントでドファンキーな1枚!!

CHART by ZERO 2010.07.17 - ele-king

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1

GHISLAIN POIRIER

GHISLAIN POIRIER SOCA SOUND SYSTEM NINJA TUNE / UK / »COMMENT GET MUSIC
番外編02:KARNIVAL MUSIC
ブリストルのDUB BOYらが推進する、英国流のバッシュメント・ミュージック解釈"KARNIVAL MUSIC"を、さらにZERO流に集めて紹介します。イギリスからは様々な新しい呼び名でジャンルが"捏造"されているなんていう風にネガティヴに捉えるか、"新しい音楽の聴き方"として積極的に飛び込んでみるか、音楽を楽しめるかどうかは貴方のアティチュード次第でどんな風にも聴こえる......それがUK音楽の面白さのひとつだと思います。"GET MUSIC"リンク先からコメント&購入が可能です。

2

BAOBINGA

BAOBINGA RIDDIM TEAM EP STEAK HOUSE / UK / »COMMENT GET MUSIC
番外編02:KARNIVAL MUSIC
ブリストルのDUB BOYらが推進する、英国流のバッシュメント・ミュージック解釈"KARNIVAL MUSIC"を、さらにZERO流に集めて紹介します。イギリスからは様々な新しい呼び名でジャンルが"捏造"されているなんていう風にネガティヴに捉えるか、"新しい音楽の聴き方"として積極的に飛び込んでみるか、音楽を楽しめるかどうかは貴方のアティチュード次第でどんな風にも聴こえる......それがUK音楽の面白さのひとつだと思います。"GET MUSIC"リンク先からコメント&購入が可能です。

3

GRIEVOUS ANGEL feat. RUBI DAN

GRIEVOUS ANGEL feat. RUBI DAN MOVE DOWN LOW SOUL JAZZ / UK / »COMMENT GET MUSIC
番外編02:KARNIVAL MUSIC
ブリストルのDUB BOYらが推進する、英国流のバッシュメント・ミュージック解釈"KARNIVAL MUSIC"を、さらにZERO流に集めて紹介します。イギリスからは様々な新しい呼び名でジャンルが"捏造"されているなんていう風にネガティヴに捉えるか、"新しい音楽の聴き方"として積極的に飛び込んでみるか、音楽を楽しめるかどうかは貴方のアティチュード次第でどんな風にも聴こえる......それがUK音楽の面白さのひとつだと思います。"GET MUSIC"リンク先からコメント&購入が可能です。

4

BAOBINGA & I.D

BAOBINGA & I.D TONGUE RIDDIM BUILD / UK / »COMMENT GET MUSIC
番外編02:KARNIVAL MUSIC
ブリストルのDUB BOYらが推進する、英国流のバッシュメント・ミュージック解釈"KARNIVAL MUSIC"を、さらにZERO流に集めて紹介します。イギリスからは様々な新しい呼び名でジャンルが"捏造"されているなんていう風にネガティヴに捉えるか、"新しい音楽の聴き方"として積極的に飛び込んでみるか、音楽を楽しめるかどうかは貴方のアティチュード次第でどんな風にも聴こえる......それがUK音楽の面白さのひとつだと思います。"GET MUSIC"リンク先からコメント&購入が可能です。

5

HANUMAN / ATKI2 & DUB BOY

HANUMAN / ATKI2 & DUB BOY BOLA / TIGERFLOWER IDLE HANDS / UK / »COMMENT GET MUSIC
番外編02:KARNIVAL MUSIC
ブリストルのDUB BOYらが推進する、英国流のバッシュメント・ミュージック解釈"KARNIVAL MUSIC"を、さらにZERO流に集めて紹介します。イギリスからは様々な新しい呼び名でジャンルが"捏造"されているなんていう風にネガティヴに捉えるか、"新しい音楽の聴き方"として積極的に飛び込んでみるか、音楽を楽しめるかどうかは貴方のアティチュード次第でどんな風にも聴こえる......それがUK音楽の面白さのひとつだと思います。"GET MUSIC"リンク先からコメント&購入が可能です。

6

KU BO

KU BO REMIX EP MAN RECORDINGS / GE / »COMMENT GET MUSIC
番外編02:KARNIVAL MUSIC
ブリストルのDUB BOYらが推進する、英国流のバッシュメント・ミュージック解釈"KARNIVAL MUSIC"を、さらにZERO流に集めて紹介します。イギリスからは様々な新しい呼び名でジャンルが"捏造"されているなんていう風にネガティヴに捉えるか、"新しい音楽の聴き方"として積極的に飛び込んでみるか、音楽を楽しめるかどうかは貴方のアティチュード次第でどんな風にも聴こえる......それがUK音楽の面白さのひとつだと思います。"GET MUSIC"リンク先からコメント&購入が可能です。

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ROSSI B & LUCA

ROSSI B & LUCA E10 RIDDIM / POLICE AR COME RUN feat. KILLA P PLANET MU / UK / »COMMENT GET MUSIC
番外編02:KARNIVAL MUSIC
ブリストルのDUB BOYらが推進する、英国流のバッシュメント・ミュージック解釈"KARNIVAL MUSIC"を、さらにZERO流に集めて紹介します。イギリスからは様々な新しい呼び名でジャンルが"捏造"されているなんていう風にネガティヴに捉えるか、"新しい音楽の聴き方"として積極的に飛び込んでみるか、音楽を楽しめるかどうかは貴方のアティチュード次第でどんな風にも聴こえる......それがUK音楽の面白さのひとつだと思います。"GET MUSIC"リンク先からコメント&購入が可能です。

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MJ COLE

MJ COLE THE RIDDIM EP PROLIFIC / UK / »COMMENT GET MUSIC
番外編02:KARNIVAL MUSIC
ブリストルのDUB BOYらが推進する、英国流のバッシュメント・ミュージック解釈"KARNIVAL MUSIC"を、さらにZERO流に集めて紹介します。イギリスからは様々な新しい呼び名でジャンルが"捏造"されているなんていう風にネガティヴに捉えるか、"新しい音楽の聴き方"として積極的に飛び込んでみるか、音楽を楽しめるかどうかは貴方のアティチュード次第でどんな風にも聴こえる......それがUK音楽の面白さのひとつだと思います。"GET MUSIC"リンク先からコメント&購入が可能です。

9

C156

C156 OINK DISBOOT / SP / »COMMENT GET MUSIC
番外編02:KARNIVAL MUSIC
ブリストルのDUB BOYらが推進する、英国流のバッシュメント・ミュージック解釈"KARNIVAL MUSIC"を、さらにZERO流に集めて紹介します。イギリスからは様々な新しい呼び名でジャンルが"捏造"されているなんていう風にネガティヴに捉えるか、"新しい音楽の聴き方"として積極的に飛び込んでみるか、音楽を楽しめるかどうかは貴方のアティチュード次第でどんな風にも聴こえる......それがUK音楽の面白さのひとつだと思います。"GET MUSIC"リンク先からコメント&購入が可能です。

10

AFRICA HITECH

AFRICA HITECH BLEN WARP / UK / »COMMENT GET MUSIC
番外編02:KARNIVAL MUSIC
ブリストルのDUB BOYらが推進する、英国流のバッシュメント・ミュージック解釈"KARNIVAL MUSIC"を、さらにZERO流に集めて紹介します。イギリスからは様々な新しい呼び名でジャンルが"捏造"されているなんていう風にネガティヴに捉えるか、"新しい音楽の聴き方"として積極的に飛び込んでみるか、音楽を楽しめるかどうかは貴方のアティチュード次第でどんな風にも聴こえる......それがUK音楽の面白さのひとつだと思います。"GET MUSIC"リンク先からコメント&購入が可能です。

 7月に入りニューヨークは猛暑。100°Fを越える日もあり、厳しいx2暑さが続いている。ストリートの消火栓は随時開けられ、水がすごい勢いで流れ出ている。子供が遊んだり、通りすがりの車が洗浄されたり、たんに水の無駄遣いだったりしながら、いまもどんどん水が流れ出ている。それがニューヨークの風物詩といっても過言ではないが、風物詩といえば、7月4日は独立記念日、恒例のメイシーズの花火大会が開催された。

 去年から、イーストリヴァー(ブルックリンとマンハッタンを挟む川)で花火はあがらなくなり、ハドソン川(ニュージャージーとマンハッタンを挟む川)のみになり、ちょっと寂しいブルックリン側。2年前までは、花火が終わった後、ブルックリン(ウィリアムスバーグ)の川岸は人がもりもり盛りだくさんで、うちのカフェ〈スーパーコア〉にも、花火大会の帰りに、普段来ないような観光客でごった返した記憶がある。が、去年は、みんなハドソン側に行ってしまったのか、とても静かな1日だった。

 そんな記憶を辿りながら、今年のイーストリヴァーで花火があがらないと聞き、カフェをクローズ。スタッフのみなさんも、思いがけないお休みをそれぞれ過ごした。私は、休みでもカフェの近くを通りかかったのだが、花火がどんどんあがっているではないですか......といっても、カフェのある道の4つ角で、誰かが、どんどん花火に火をつけては、走って逃げていく。それが、一秒後などに、空にどかーんとあがるのである。実はニューヨークでは、個人でやる花火は違法。花火はニューヨークには売っていないし、一体どうやって手に入れたのか、わからないのだが、そこかしこで、どんどんやっている。いちおう花火があがった後に警察はやってくるのだが、この日ばかりは警察もお手上げ、といった感じ。だって、いろんな所で花火があがり、ハドソン川側に行かなくても、よく見える。もちろんメイシーズの花火よりはおちますが。

〈Shea Stadium〉のDIYパーティ

 私はこの日は、〈Shea Stadium〉というDIY場所で1日BBQ+バンド大会。今回のトリは、Future Island,、The So So Glos。いまいちばん活きのいいふたつのバンド。〈Shea Stadium〉という野球場と同じ名前なのでよく間違われるが、ここは第二のウィリアムスバーグ化している、ブッシュウィックにある。最近クローズしたマーケットホテルに続くヒップな会場になりつつある。

 この日もかなり暑い、もちろんエアコンなどない会場。面白いが、日本のように夏はキンキンに冷えた場所、というのがニューヨークではあまりない。エアコンは究極にがんばってもそこまで冷えない。いや、キンキンに冷えた場所はあるにはあるが(地下鉄、バス、オフィスなど)、アパートにはまだエアコンがない......という人も多い。最近ではさすがに少なくなったが......。たぶんアメリカ人は、適度、という言葉を知らないのだ、とたまに思う。冷やしすぎるか暑すぎなのだから。

 さて、〈Shea Stadium〉に戻り、この日は、ベランダではBBQ、なかではライヴがおこなわれている。ビールを飲んでも、滝のように汗をかくので、いっこうに酔っぱらわない。ハンバーガーや、ホットドッグを食べつついろんなバンドを鑑賞。The So So Glosは、かなりヤバい、知り合いは、ステージに上がり、勝手にマイクをつかんで叫んでいたり......。ブルックリンは新しいバンドがたくさん出て来ているが、とくに、ブッシュウィックは、こんな風に新世代のバンドが見れるのでおすすめである。

 そしていわばCMJのブルックリン・ヴァージョン――ブッシュウィックも範囲にはいっているノース・サイド・フェスティヴァルが、6月24日から6月27日の4日間開催された。毎年秋におこなわれてる、ニューヨークでのインディ音楽の祭典だ。CMJはほとんどがマンハッタンだが、ノース・サイド・フェスティヴァルはその名通り、ブルックリンのノース・サイドで開かれる。2年前からはじまり、300以上のバンドがこの4日間で演奏した。

 会場と出演者は以下の通り......。
 会場:ブルックリンボール、ミュージック・ホール・オブ・ウィリアムスバーグ、ニッテイング・ファクトリー、ワルシャワ等、インディ系では、ブルアー・ファールズ、グラスランズ、ユニオンプール、マッチレス、カメオ・ギャラリー、チャールストン、ココ66、クラブ・ヨーロッパ、パブリック・アセンブリー、シェア・スタディアムBK......等々。
 出演バンド:ライアーズ、レ・サヴィ・ファヴ、ファックド・アップ、ハイプレィシーズ、チタス・アンドロニカス、ウェイヴス、アメージング・ベイビー、オウ・レヴォア・シモーヌ、Aa、リアル・エステイト、ソ・ソ・グロス、PCワークショップ、メモリー・ティプス、タオ・アンド・ミラ・ウイズ・ザ・モスト・オブ・オール、ウィア・カントリー・マイス、ウッズ......等々。

ノース・サイド・フェスティヴァルの案内

 このフェスティヴァルの目的は、商業的になりすぎているCMJに対抗しているのか、今回のショーでは、かなりのインディー・バンド(友だちの友だちから)から、そこそこ名前の知られているバンドまで、幅の広いラインナップ。
主催は、フリー・マガジンを毎週発行している『Lマガジン』、ついでに『Lマガジン』は同じ期間にウィリアムスバーグ・ウォークスというイヴェントも開催している。
 さらにこの期間には、クリエイターズ・プロジェクトというイヴェントも開催され、音楽系ではM.I.A. マーク・ロンソン、インターポール、ギャング・ギャング・ダンス、ディ・アントウールド、アート系ではスパイク・ジョーンズ、ニック・ジナー等々が主演した。

 他にも世界中のさまざまなアーティストに会えるコレ→(https://www.thecreatorsproject.
com/creators
)も面白い。ちなみに日本人でクリエイターとして、このサイトに載っている人はまだいないが、中国や韓国のクリエイターはすでに何人か載っている。

 

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 すでに1ヶ月以上も前になってしまうが、トーク・ノーマルというブルックリンのバンドの日本ツアーに同行したので、ダイアリー的に書いてみる。

Talk Normal Japan Tour 2010
6/9(wed) SHIBUYA O-NEST w/ Oorutaichi, 空間現代
6/11(fri) SHIMOKITAZAWA SHELTER(Dum-Dum ALL NGHT EVENT) with Loves. DJ codomo
6/13(sun) KYOTO METRO w/ iLL, Outatbero
6/14(mon) OSAKA FANDANGO w/ iLL, Pika from AFRIRAMPO
6/15(tue) SHINDAITA FEVER w/ iLL, Tabito Nanao
素晴らしいライヴを披露してくれた、トーク・ノーマルのサラ(G)とアンドリア(D)。

■6月8日(火)
 成田到着。そのままホテルへ直行し、荷物を降ろした後、〈スーパーコア〉カフェに行く。うちのカフェ、〈スーパーコア〉はニューヨークが発信だが、昨年12月に広尾に東京支店をオープンしたのだ。スタッフに挨拶をし、最初の日本での食事。ギターのサラと今回サポート・メンバーでベースのクリスティーナは、何でもOKなので問題はないが、ドラマーのアンドリアは、ベジタリアンなので食べる物に困るが、魚は大丈夫という事で、お寿司を食べにいく。時差ぼけもあり、早めにホテルに戻る。

■6月9日(水)@ SHIBUYA O-NEST w/ Oorutaichi, 空間現代
 O-nestに到着。日本最初のショーなので、セッティングに30分以上かかり、サウンドチェックを終える。共演は、空間現代、おおるたいち。どちらのバンドにも興味津々なメンバー。本番は、少し緊張美味だったが、滞りなく最初のショーを終える。終わった後打ち上げに......と色々場所を探すが、アンドリアの、ベジタリアンぶりを考えて、ホテル飲みに落ち着く。最初のショーお疲れさま!

6/9(wed) @ SHIBUYA O-NEST
 Transmission Lost
 Xo
 In a Strangeland
 Mosquito
 Lemonade
 33
 River's Edge
 In every dream home a Heartache

■6月10日(木) off
 〈スーパーコア〉カフェでミーティング。カフェのフードを気に入ったらしく,アンドリアも全部きれいに平らげる。カフェでは、E*rockというポートランドのアーティスト兼ミュージシャンの作品を展示中。とてもカフェにもなじみ、すばらしい作品だと思うう。その後、渋谷のディスクユニオンに出かけ、ele-kingの野田努さんと会う。4Fのロックフロアでは自分たちのレコードが面だしされているのを見て、大はしゃぎのメンバー。その後は、来日アーティスト(とくにヴィーガン)、がよく行くとい〈うなぎ食堂〉で友だちと落ちあってディナー。

■6月11日(金)SHIMOKITAZAWA SHELTER(Dum-Dum ALL NGHT EVENT)with Loves. DJ codomo
 アンドリアが行きたいというビーガン・レストラン〈momonoki house〉に行く。日本ではあまり何も食べられないアンドリアが、とてもおいしそうに食べてるのを見て一安心。レストランの雰囲気もとても良い。橋元優歩さんのインタヴューをそこで敢行。かなり突っ込んだ質問内容だったが、ひとつずつ理解しようとするメンバーたち。
 その後、原宿竹下通りなどをショッピング。サラは,かわいいジャンプ・スーツやパンツを試着し、アンドリアは、ファニーパックや小物類などを,楽しそうにショッピング。
 今日はレイト・ショー、〈シェルター〉に10時頃到着。共演のLoves.の後本番。今日は30分の短いセット。お客さんもそこそこで、グッズを買ったお客さんがサインを求めるという場面もあり。

6/11(fri) SHIMOKITAZAWA SHELTER
 River's Edge
 Xo
 Transmission Lost
 In a Strangeland
 Lemonade
 33

■6月12日(土)移動日
 明日の京都に備え移動。初めての新幹線。サラは、富士山がみえるかみえるかと聞くが、あっという間に通過してしまう。京都駅につき、早速観光、清水寺へ。週末、修学旅行生などが重なり、たくさんの人。バスで清水寺へ行くが、かなりの日差しに途中でダウン。坂の途中の喫茶店に入り、かき氷や冷やしうどんを食べる。そこのオーナーのおじさんがかなり面白い人で、かき氷の食べ方のレクチャーをはじめる。気を取り直し、清水寺へ上り、お参りし、胎内巡りをし記念撮影。
 帰りも休み休み下りていき、京都駅で休憩。空港のようなキレイな駅にみんなびっくりで一番上まで登る。京都から大阪に移動。今日は私の家に宿泊。

■6月13日(日)KYOTO METRO w/ iLL, Outatbero
 サウンドチェックを終え、ご飯を食べに、メトロの姉妹店の〈unshine cafe〉Sに行く。来日アーティストもよく来るとかで、ヴェジタリアン料理を色々作ってくれ、みんな満足。今回はなかった名古屋から友達も来てくれたり、京都はとても良い雰囲気。私もたまにショーをオーガナイズするが、京都は全般的に人の入りも良いし、なんだが落ち着いた良い雰囲気。

6/13(sun) KYOTO METRO
 Hot Song
 Xo
 Transmission Lost
 In a Strangeland
 Lemonade
 Uniforms
 33
 River's Edge
 In every dream home a Heartache

■6月14日(月) OSAKA FANDANGO w/ iLL, Pika from AFRIRAMPO
 ニューヨークでも共演したことのある、あふりらんぽのピカが対バンということで、みんな会えるのがうれしそう。大阪なので、やっぱりお好み焼き、とヴェジのアンドリアには、申しわけないが、自分のご飯持参してもらって連れて行く。お店のおじさんは「こんなケースは初めて」、と顔をしかめていたが、他のふたりがおいしい、といって食べるのを見て、最後には笑顔。
 大阪は、人の入りは悪かったが、来ていたお客さんは大阪らしい個性を持っていて、盛り上がる。あふりらんぽのメンバーのオニの代わりにオニのお母さんが来てくれた。大阪のお母さんという感じで、ノリがよく、しきりに後で焼き肉に行こう、と誘われる。

6/14(mon) OSAKA FANDANGO
 Hot Song
 Xo
 Transmission Lost
 Lemonade
 33
 River's Edge
 In every dream home a Heartache
 In a Strangeland

■6月15日(火)SHINDAITA FEVER w/ iLL, Tabito Nanao
 朝の7時に大阪を出発、8人乗りの大きなバンで東京に向かう。メンバーはサーヴィス・エリアのトイレがきれいすぎて感動し写真を撮ったり、UFOキャッチャーをしたり、途中で見えた富士山に興奮したり、つかの間の日本を楽しむ。
 〈Fever〉に到着し、最後のサウンドチェック。その後は隣のアートギャラリー兼レストランの〈OPO〉Pでご飯。ココは私の知り合いのユメちゃんのお店。ヴェジなわがままを色々聞いてくれ、説明をつけてくれ、いつも本当にありがとう。
 この日はDOMMUNEのスタジオを抜けて、初めての生放送ということで、宇川さんも準備万端。最初の七尾旅人くんは、〈HEARTFAST〉がきっかけで、ニューヨークに来たときに一緒に川辺に行ったり、遊んだりしたので面識はあったが、ショーを見るのははじめて。お客さんとのコミュニケーション含め、手慣れたショーが素敵。
 iLLもホームタウンということで、メンバーの息もぴったりでリラックスした様子。ショー前に、Sarahがまた同じ服を着ようとしていたので、私の着物風の洋服を着せてみた。以外に似合って、本人も気に入ってうれしそうだった。ショーは、旅人君のメンバーとして参加していたサックスの方に飛び入りで参加してもらうなど、最後にふさわしいショーだった。
 皆さん、本当にありがとう。お疲れさまでした!

6/15(tue) SHINDAITA FEVER
 Hot Song
 Xo
 Transmission Lost
 Uniforms
 Lemonade
 33
 River's Edge
 In every dream home a Heartache
 In a Strangeland
 Outside
 ======
 Bold

 

ele-king - ele-king

ele-king Chart


1
M.I.A. - Born Free - XL Recordings

2
James Blake - CMYK - R&S Records

3
Oneohtrix Point Never - Returnal -Editions Mego

4
砂原良徳- Sublimenal - Ki/oon

5
Zs - New Slaves - The Social Registry

6
七尾旅人 - Billion Voices - Felicity

7
Rockasen - Welcom Home - Assasin Of Youth

8
Budamonky & S.l.a.c.k. - Bud Space - Dogear Records

9
Buffalo Daughter - The Weapons Of Math Destruction - Buffalo Ranch

10
Ariel Pink's Haunted Graffiti - Before Today -4A

CHART by UNION 2010.07.14 - ele-king

Shop Chart


1

JOAQUIN JOE CLAUSSELL presents The World OF Sacred Rhythm Music Part One

JOAQUIN JOE CLAUSSELL presents The World OF Sacred Rhythm Music Part One MUSIC 4 YOUR LEGS / JPN »COMMENT GET MUSIC
レコードショップのチャートを席巻した数々のヒットシングルに加え、待望の新曲も収録!JOE CLAUSSELLの一晩のロングセットを凝縮したかのような高い楽曲性と「ハウス」といった枠に収まることのない多彩な選曲がリスナーを魅了するオーガニックな1枚。

2

RICK WILHITE

RICK WILHITE Godson & Soul Edge RUSHHOUR / HOL »COMMENT GET MUSIC
MOODYMANNのレーベルKDJからリリースされた3枚のレアなシングルがCD化。RICK WILHITEプロデュースの音源に盟友THEO PARRISH、MOODYMANN、話題のURBAN TRIBEによるリミックス音源と初CD化づくし。未発表音源も収録した完全限定盤!

3

URBAN TRIBE

URBAN TRIBE Program 1-12 MAHOGANI / US »COMMENT GET MUSIC
Sherard Ingramを中心に構成された伝説のユニットURBAN TRIBEがMooymannのMahogani Musicからアルバムをドロップ! Sherard Ingram, Anthony Shakir, Carl Craig, Kenny Dixon Jr.(Moodymann)というデトロイトが誇るベテランプロデューサーが織り成す化学変化は3 Chairsとはまた一味もふた味も異なる漆黒のエレクトリック・ソウルを奏でる。

4

MORITZ VON OSWALD TRIO

MORITZ VON OSWALD TRIO Live In New York HONEST JONS / UK »COMMENT GET MUSIC
2010年前半にNYのクラブでCARL CRAIG、FRANCOIS Kをゲストに迎え(!)行われたライブから抜粋された4トラックを収録! ディープなダブワイズとサンラの影響を感じさせる、という圧巻の長尺トラック! しかもなんと同内容のCDも付属した豪華盤! 限定です!

5

OMAR S

OMAR S Fya Mix CD Vol.5 FXHE RECORDS / US »COMMENT GET MUSIC
昨年に続き秋のTAICO CLUBへの来日も決まったOMAR Sが放つプライベートミックスシリーズ「FYA MIX」最新作が、渋谷クラブミュージックショップのリニューアルオープンを記念して独占先行入荷! Early 90'sのシカゴ~NYアンダーグラウンドハウスを軸に、ライヴミックスならではの生々しさを備えたレコーディング!

6

RICK WADE

RICK WADE An Angry Pimp`s Lullaby Vol. 1 HARMONIE PARK / US »COMMENT GET MUSIC
デトロイトのべテランRICK WADEのミックスCD!自身の新曲を中心に構成されたアルバム的な内容で、MoodymannやOmar S、Theo Parrishなどデトロイトの盟友達のトラックも収録。RICK WADEらしい躍動感と疾走感が全体に溢れるDJスタイルがこの1枚に詰まっています。

7

ART BLEEK

ART BLEEK Message To The Dreamer EEVONEXT / NED »COMMENT GET MUSIC
これまでRUSH HOURやRESOPAL REDなどからストレートなテクノとミニマルを使い分けてリリースを重ねてきたアーティストですが、今作は思いっきりデトロイティッシュな方向へと振れた一大傑作!NEWWORLDAQUARIUMやKIRK DEGIORGIO、VINCE WATSONなどの系譜に連なるいつまでも色褪せない輝きを放ち続けるであろう作品の誕生!

8

VARIOUS ARTISTS

VARIOUS ARTISTS 10 Years Fumakilla FUMAKILLA / GER »COMMENT GET MUSIC
人気レーベルFUMAKILLAの10周年記念盤となる本作は、全曲エクスクルーシブ・トラックのコンピとWOODYによるミックスの豪華2枚組。DISC 1/2を併せて聴くことにより、レーベルの過去と未来を繋ぐことができる秀逸な作品集となっています!

9

DJ YOGURT

DJ YOGURT Drivin' To Seaside HONCHO SOUND / JPN »COMMENT GET MUSIC
梅雨明け間近!この夏にピッタリの心地よいドライヴミュージックをデリバリーしてくれたDJ YOGURT。レゲエ、ラヴァーズ、ソウル、R&B や、レイドバック感漂うオーガニック・サウンドを縦横無尽に駆け巡らせ、どっぷりと甘く心地いいグルーヴに浸らせてくれます。

10

CRYSTAL(TRAKS BOYS)

CRYSTAL(TRAKS BOYS) Made In Japan Future Classics SWC / JPN »COMMENT GET MUSIC
Made In Japanをコンセプトに日本人アーチストのみという縛りの中で完成させた1枚。90年代~00年代の統一感ある国産音源を行き来させ、意識下で鳴り響くディープなグルーヴはなんとも確信犯的。聴くほどに独特な覚醒感をもたらす究極の展開。

CHART by ZERO 2010.07.12 - ele-king

Shop Chart


1

QUANTIC PRESENTA FLOWERING INFERNO

QUANTIC PRESENTA FLOWERING INFERNO DOG WITH A ROPE TRU THOUGHTS / UK / 2010.6.2 »COMMENT GET MUSIC
住したコロンビアからの3枚目のアルバム。いきなりKING TUBBY直系の雷エコーから始まる、クンビア~ラテン音楽とレゲエの融合。今回も名作です!

2

ACTRESS

ACTRESS SPLAZSH HONEST JON'S / UK / 2010.6.15 »COMMENT GET MUSIC
テクノとビートダウンの質感/温度が絶妙に混ざり合った全14曲。ダブテックやエレクトロに、ニューウェイヴやディスコの感触までもが同居した極めてオリジナルなサウンド。

3

BENGA

BENGA PHAZE: ONE TEMPA / UK / 2010.5.31 »COMMENT GET MUSIC
"BENGA流B-MORE×ポスト・ダブステップ"といった風合いのキラー・ビーツの1はじめ、実験性とボム力が化学変化を起こしている素晴らしくマッシヴな内容。最高!

4

JOE

JOE CLAPTRAP / LEVEL CROSSING HESSLE AUDIO / UK / 2010.6.8 »COMMENT GET MUSIC
フラメンコ/スパニッシュなリズムのクラップと、骨格だけのリズム(ベースもリズム)が不思議な高揚感をもたらす1。ブラジルのサンバのようなリズムをミニマル/真空感たっぷりに表現した1。どちらも生音系のDJにも使っていただきたい!

5

JAMES BLAKE

JAMES BLAKE CMYK EP R&S / UK / 2010.6.8 »COMMENT GET MUSIC
メロディだけでなくリズムでも歌心を感じさせる非凡な才能を見せつけてくれる素晴らしい4曲。本当に素晴らしい、アルバムが楽しみでしょうがない才能です!

6

DARK SKY - SOMETHING TO LOSE

DARK SKY - SOMETHING TO LOSE GHOSTNOTES BLACK ACRE / UK / 2010.5.31 »COMMENT GET MUSIC
メランコリックなシンセからウォンキー的な展開かと思いきや、ブレイクが明けると一気にハードコア・ブレイクビーツ~初期ジャングル展開!の1。2はRAMP直系の荒れたシンセ・サウンドの新世代ビーツ。どちらもメランコリックで扇情的なメロディの空気もあるところが◎。

7

C156

C156 OINK DISBOOT / SP / 2010.6.8 »COMMENT GET MUSIC
バルセロナのベースライン・マスター。ダークなムードにブレイクスのノリが強いビートが疾走する1。いろんな音がユーモラスなテイストもありで飛び交うバースト・ナンバー2。3はラテン、サルサをネタに使ったフロア爆発チューン。

8

HYPNOTIC BRASS ENSEMBLE

HYPNOTIC BRASS ENSEMBLE HERITAGE EP CHOICE CUTS / UK / 2010.6.15 »COMMENT GET MUSIC
AY-Z「THE PRELUDE」、THE ART OF NOISE「MOMENTS IN LOVE」、OUTKAST「SPOTTIEOTTIEDOPALICIOUS」、MADVILLAIN「RAINBOWS」、FELA KUTI「WATER NO GET MONEY」を渋く、でもいつもよりブレイクビーツ度を増量してカヴァー。文句なし!

9

SEPALCURE

SEPALCURE LOVE PRESSURE EP HOTFLUSH / UK / 2010.6.15 »COMMENT GET MUSIC
浮遊感ある心地よい上音にオーガニックな要素で壮大な世界を描く1など、スペイシーでサイケデリックな透明感あるエレクトロニカ~ソウル~ダブステップ。

10

THE TCHIKY'S / TRIAL PRODUCTION

THE TCHIKY'S / TRIAL PRODUCTION OIDE / JUNGLE BATH RUDIMENTS / JP / 2010.6.18 »COMMENT GET MUSIC
人力アフリカングルーヴを奏でる話題沸騰中の3ピース・バンドと、KEN2-Dもメンバーのクセありレゲエ・バンドのスプリット。どちらも言うまでもなく最高!

第4回 人々を音楽にする仕事 - ele-king

 今年、初めての休みに三軒茶屋まで散歩して...とはいえ、やはり仕事がらみで浜田淳に会った。入稿し終えたばかりの『裏アンビエント・ミュージック 1960-2010』(INFAS)にどうしても差し替えたい盤があり、彼にミッキー・ハートのCDを売ってもらったのである。本来ならば振込みを確認してから送ってもらうというシステムに従うべきなんだろうけれど、校了までのわずかな時間に入手しなければ間に合わないので、直接会って売ってもらうことにしたのである。そのついでにどっちがどれだけワールドカップについて知らないかを確認し合い(多分、僕の勝ち)、くだらない話題のオン・パレードで時間は過ぎていった。あまり時間を気にせず、人と話をしたのが久しぶりだったので「休んだー」という実感が残った1日だった。


浜田淳 (著)
ジョニー・B・グッジョブ 音楽を仕事にする人々
カンゼン

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 その時、浜ちゃんが『ジョニー・B・グッジョブ』(カンゼン)という本をくれた。「いつの間に書いたの?」「1年かかりましたよー」とかなんとか。借金を返すために夜も昼も働いていたことは知っていたので、その合間を縫って完成させたことは本当に感心してしまう。「音楽を仕事にする人々」という副題からもわかる通り、音楽業界で働く無名の人ばかりを対象にしたインタヴュー集である(要はスタッズ・ターケル×猪瀬直樹)。その時は装丁が湯村輝彦だということに嫉妬を覚え、デザインについての話も弾んだ。僕なら湯村輝彦には「乾き」を求めるけれど、浜ちゃんのそれは違っていた。彼が求めたのは「説明がいらない」だった。なるほどなー。

 それからしばらく校了作業が続き、ようやく『ジョニー・B・グッジョブ』を開くことができた。そして、あっという間に閉じてしまった。読み終わってから500P以上あったことに気がついた。どうやら夢中で読んでしまったらしい。音楽業界というところには、とにかく多種多様な仕事があって、その人たちがどういう仕事をどうやってやっているのか、そういうことがまずは面白かったんだと思う。商業音楽だけでなく、音楽教師やブラック・ビジネスにも範囲は延びている。まえがきに実用書だと書いてあったのもなんとなくわかったような気がした。あくまでも個人の体験談として語られているので、自分がそこに身を置けるかどうかというシミュレイションができるような気がするからである。いままでより近くしか感じられた仕事もあるし、逆に遠のいて感じられた例もある。サックスのリペアマンがいまだにサックスを理解できないというくだりや、ステージの袖にいるととにかく落ち着かないと話す舞台監督など「たたき上げ」と題された章がとりわけ個人的には共感するところが多かった。PAの人も含めて自分の性格がこの辺りの仕事に向いているのだろうか? この章に入れてもおかしくないプロデューサーという人がいたら読んでみたかったなと思う。


公式版 すばらしいフィッシュマンズの本 INFASパブリケーションズ

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 「音楽を仕事にする人々」とするなら、しかし、僕はもっと有名な人や、ここで基調をなしている「儲かっていない人」ばかりにする必要はなかったと思う。儲かることもあるから「仕事」なんだし、成功している人の話から浜田淳が何も引き出せなかったとは思わないからである。そういう人たちの話はたしかにつまらないことが多いし、この本ではそうではないから吐き出される言葉にリアリティがあるということもわかる。だけど、それによって描き出されるのは彼が何度も強調しているように「声なき声」ではあっても、けして「仕事」ということではない。たとえば『すばらしいフィッシュマンズの本』(INFAS)でZAKのインタヴューを読むと、こんな人にはとうてい太刀打ちできないということがよくわかる。自分がそこに身を置くべきではないというシミュレイションも可能になる。ZAKのインタヴューを「仕事」の話として読むのは無茶かもしれないけれど、そこから「態度」を読み取ることは容易なことである。たとえば『ジョニー・B・グッジョブ』には「自分が誰かの役に立っているのなら......」という考え方が何度か出てくる。それは、僕にはその仕事をしながらどこかで崩壊していく自分もあり、それを食い止めるために自分自身を支える言葉として使われているというニュアンスも少なからずは含まれているように感じられる。ZAKの言葉にはそのような含みはいっさいない。「仕事」にはそのような無限の広がりもある。そこを切り捨ててしまったのは、やはり惜しいことだと僕は思う。「音楽業界における声なき声」。正しい副題をつけるとするならば、こうではなかっただろうか。せっかく曽我部恵一にミュージシャンとしてではなく無名のレーベル経営者として語らせ、それこそ自分を保つのに必死になっているとしか読めない元レコードショップ店員まで載せたのだから。

 クラムボンのマネジメントをやることになる豊岡歩とデ・デ・マウスのマネジメントはできないと判断する永田一直の対比、ムダなことばっかりやってると楽しそうに話すレーベル経営の松谷健とムダなことは極力やらないと話すプロデューサー、又場聡の対比など、どちらの気持ちも理解できると思える時、この本はとても輝きを増して感じられる。どんな仕事をどういう風にやりたいのかということがあまりにもリアルに、あるいは自分自身への選択肢として迫ってくるようで、「なに、この本、ゲームにできるんじゃないの?」と思うぐらいである。仕事とアイデンティティを切り離そうとした小泉・竹中政権の余韻はまだ残っているかもしれないけれど、近代的自我と仕事を一致させようとしている人はまた増えているとも聞く。本書はどう考えても後者の感覚を補強するものであり、そうではない方向へと誘う人の言葉は1行も出て来ない。ブラック・ビジネスの人は微妙だけど、いずれにしろ著者がそれ以外の可能性に思い至っていないことは確かだろう。音楽だけではなく、どの分野に行っても誰かの奴隷にならなければ成功はできない国にいて、その通りにするか、それを飛び越すか、あるいは......。

CD関係
 ■DJヨーグルト&コヤス『Chill Out』 (サード・イヤー)*企画
 ■ロマンポルシェ『盗んだバイクで天城越え』 (ミュージック・マイン)*コント出演(初回DVD)
 ■イルリメ『360°サウンド』 (カクバリズム)*ライナー
 ■パトリック・パルシンガー『インパッシヴ・スカイズ』 (ミュージック・マイン)*ライナー
 ■V.A.『クリックス&カッツ 5』 (ミル・プラトー/ディスクユニオン)*ライナー

CHART by JETSET 2010.07.12 - ele-king

Shop Chart


1

JAMES PANTS

JAMES PANTS NEW TROPICAL &COMMENT GET MUSIC
やっぱりこの人最高!新作EPが到着です。2ndアルバム"Seven Seals"では独自のサントラ的サイケ・ワールドを展開していましたが、今作には1st"Welcome"に近い作風のブランニュー・トラックを6曲収録。Pants節全開です!

2

JEBSKI

JEBSKI VISION / SEPTEMBER &COMMENT GET MUSIC
危険すぎるスペイシー・テック・ハウス"Vision"を収録!Jebski & Yogurt名義で放った"Another Gravity"や、Jebski名義での名曲"Frame"を超える!?Jebskiのソロ・シングル第三弾が登場です!

3

SIRIUSMO

SIRIUSMO PLASTERER OF LOVE &COMMENT GET MUSIC
☆特大推薦☆ポップでキュートでドキャッチーなエレクトロ・ディスコ特大傑作!!Modeselektorが立ち上げたMonkeytownからの第3弾は、同レーベルからの第1弾も当店大ヒットした鬼才Siriusmo。甘酸っぱくってどこか妙な5トラックスです!!

V.A.

V.A. GILLES PETERSON PRESENTS HAVANA CULTURA REMIXED &COMMENT GET MUSIC
Gilles Peterson監修のグレイト・コンピ/ミックス・アルバムから12"リミックス・カットが登場!!キューバ/ハバナの新人発掘的ニュアンスでスタートした'09年作の地元アーティスト達とのセッション・アルバム"New Cuba Sound"。さらにLouie Vega, Rainer Trubyらも参加したリミックス・アルバムもリリースされ、この度DJには嬉しい12"限定カラー・ヴァイナル・カットをドロップ!!

5

MARK RONSON

MARK RONSON BANG BANG BANG &COMMENT GET MUSIC
やっぱり天才です。本領発揮のカラフル・ブレイクビーツ・ポップ超最高曲!!リミックスもヤバすぎるー★名作"Version"から3年。名実共に世界最高のDJ/プロデューサーとなったMark Ronson!!遂に完成した3rd.アルバム"Record Collection"からの先行ボムが登場!!

6

J DILLA

J DILLA DONUT SHOP &COMMENT GET MUSIC
Stones Throw x Serato企画第2弾は何とJ Dilla未発表ビート集!しかも当企画オリジナル・スリップマットとダブル・ゲートフォールド・スリーヴの豪華コレクタブル仕様!Seratoコントロールの反対面はちゃんとアナログ溝ですのでご安心を。

7

MAJONI

MAJONI MAJONI &COMMENT GET MUSIC
鬼才Dorian Conceptによるダンスホールとクワイトの衝撃ハイブリッド!!☆特大推薦☆ニュービーツ・シーンを牽引するオーストリアの天才Dorian Conceptに盟友Lehrl、南アフリカの2MCからなる話題の新プロジェクトMajoni第1弾!!

8

DISCO TOM

DISCO TOM GODLIE'S BOOGIE &COMMENT GET MUSIC
当店クロスオーヴァー・ヒットの人気シリーズ"Whatchawannado"新作です!!James Pants, Woolfy, DJ Spunに続く第三弾は、今後もリエディット作品のリリースを予定しているらしい"Disco Tom"なるアーティストによる開放感溢れるサマー・チューン!!

9

NICK CURLY / STEFFEN DEUX

NICK CURLY / STEFFEN DEUX CLAPTON DRY EP &COMMENT GET MUSIC
好評だったスプリット・シリーズもとうとうラスト!!Ceccile を主催する才人、Nick Curlyと気鋭のSteffen Deuxによるスプリット盤!!どすの効いたファットなボトムス使いもナイスなNick Curlyによる貫禄のパーカッシヴ・テックハウス作品"Yukon"、そしてS.Deuxによる軽快でバウンシーなボトムスとエスニックなヴォイス・サンプル&幻惑的なブレイクで盛り上げる"yankee Clipper"と両トラック共に秀作!!

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ED SMITH

ED SMITH NO WOMAN NO CRY &COMMENT GET MUSIC
まさかのBob Marley超大ネタ★ヒップで洒落たオルガン・ソウル・ジャズに大変身です~!!マイケル大改造計画シリーズでおなじみEd Smith。大ヒットの"The Message"に続いては、ごぞんじBob Marleyの超定番"No Woman No Cry"を料理!!

Small Black - ele-king

 いま流行のチルウェイヴにおいて興味深いのは、すでにいろんなところで指摘されているように、これが史上初めてネット上で起きたムーヴメントであるということだ。つまりチルウェイヴとは、トロ・イ・モイが拠点とする南カリフォルニアでも、ウォッシュト・アウトが生まれたジョージア州のペリーで起きているムーヴメントでもない。ネオン・インディアンのテキスサスでもなければ、〈カーパーク〉や〈メキシカン・サマー〉が中心になっているわけでもない、地理的な"場"を持たないムーヴメントなのだ。

 ネット時代におけるこの新しいムーヴメントに対して、アメリカの『ピッチフォーク』がわりと手放しに褒めているのに対して『ガーディアン』がどちらかといえばシニカルにかまえているのが面白い。ザ・ビートルズを生んだマージー・ビートにはじまり、ハッピー・マンデーズを生んだマッドチェスター、マッシヴ・アタックを生んだブリストルといったローカルという地場におけるムーヴメントの重要性をよく知る国においては、アメリカにおいてもシアトルのグランジ、ブロンクスのヒップホップ、デトロイトのテクノのような"地元"コミュニティを基盤としたムーヴメントを賞揚してきた。まあ、イギリスにおけるローカリズムへの強い気持ちはフットーボールのそれを見ていてもよくわかる。地元への愛情と中央集権的な権力へのいらだちが隅々まで大衆化されているのだろう。それがローカル・シーンを育て、ユニークな音楽を輩出する基盤となっている。ゆえに『ガーディアン』がチルウェイヴに対して「インターネットはローカル・ミュージック・シーンを殺すのか?」と問い質したくなる気持ちもわからないではない。

 が、僕は日本と呼ばれる国の地方出身者なので、この議論に関してはアンビヴァレンツな感情を持っている。まず地方の人間とは、地元に愛情を注いでいる人間とそうでない人間の二種類に分かれる。地方のダンスものを扱うインディ系のレコード店に入って、地元のDJのミックスCDが置いてない場合は、よほどの合法主義者か、たいていの場合"孤立"している。孤立した人間にとってネットほど頼りになる救世主はいない。地元との交流がなくても、ネットで何100キロ離れた人たちとお互いの趣味を確認し合って、交流できる。下高井戸のトラスムンドのように人の出入りがあって地元に愛されている店はいまでもネットを必要としない、というかあの店の場合は商売への意欲を欠いているだけなのかもしれない......が、しかし、間違ってもイギリスのようになれないこの国において、そんな情緒的な"音楽の場"はクラブ系でもない限りは数えるほどしかないだろう。

 チルウェイヴ・ムーヴメントを聴いていると、その享楽性の背後からより手に負えなくなっている孤独を感じる。この音楽の特性はシューゲイザーと80年代的ディスコ・ビートという組み合わせにある。ディスコとはコミュニティ音楽だが、それがインディ・キッズの孤独なトリップを志向するシューゲイザーと結びついている。この倒錯性こそがチルウェイヴの妙味であり、その説得力なのだ。音楽性という観点で言えばナカコーのiLLはチルウェイヴの先駆的ないち例であるが、このムーヴメントに関してのもうひとつの特徴はベッドルームで作られたローファイ音楽であるという点にある。あくまで自宅で録音されているのであって、彼らの窓の外には無味乾燥で小綺麗な郊外の風景が広がっているのかもしれない。ネット世界のほうがより人間的に感じるのかもしれない。手放しに幸福な環境とは思えないが、過酷な新自由主義のなかでそうなってしまったのだ。

 多かれ少なかれ、日本だって同じだ。拡大するシャッター商店街のように、ローカルというものの風景は着実に変えられるつつある。地方のラッパーやJリーグのサポーターは、こうした事態に反射的に抵抗しているのかもしれないが、そのいっぽうで七尾旅人が指摘するようにネットで救われた人間は少なくないだろうし、ネット時代のムーヴメントは起こるべきして起きたと言える。幸福な状況とは思えないが、われわれは『ガーディアン』のようにこのムーヴメントを「身体的音楽のゆっくりとした死」などと切り捨てることができないのだ(だいたいあの国はダブステップとかグライムとか、いまだぜんぶ"地元")。
 

 ニューヨーク州のロングアイランドのベッドルームから登場したふたり組、スモール・ブラックはチルウェイヴの類に属するバンドで、ウォッシュト・アウトとのスプリット7インチも発表している。現在はニュージャージーに隣接するデラウェアに暮らしているというが、このバンドの場合はウォッシュト・アウトほどディスコめいているわけではなく、むしろスペースメン3やマイ・ブラッディ・ヴァレンタインへの隠しようのない共感が滲み出ている。何の情報もインプットすることなく音だけ聴いたら、UKのインディ・ロック・バンドだと思ってしまう人も少なくないだろう。

 サイケデリックであっても、ドラッグ臭さがないのもチルウェイヴの特徴だ。これもまた大いなる逃避主義時代を象徴するジャンルだろうが、アトラス・サウンドのように壊れているわけではないのだ。だからジュリアン・コープのような人は不満足かもしれないけれど(『ジャップロックサンプラー』参照)、とりあえず音楽はアトモスフェリックで、ある一定のムード――エフェクトが深くかけられたヴォーカルとギター、シンバルは使わないモーリン・タッカー風のドラムによる例のあの感じ――を伝えている。楽曲自体の完成度は高く、ガールズザ・ドラムスのようにもっと純然たるポップスを書ける才能もあると思うのだが、スモール・ブラックはむしろバンド全体の"音"にこだわりを見せている。曇りガラスの向こうから見える万華鏡のようなそれは、若い頃にあの時代のUKインディ・ロックを追いかけてきたお父さんにとっては親近感の湧くサウンドである。

 『ピッチフォーク』が評価しているワイルド・ナッシングのアルバムを聴いたら、プライマル・スクリームのファースト・アルバムそのものだったので驚いたが、ひょっとしていまアメリカの"孤独"は(橋元優歩さんが主張する「チェックのシャツに着替えろ」のグランジ復活説ようなものではなく)、80年代末のUKインディに向かっているのだとしたらどうだろう。だとしたら......サマー・オブ・ラヴはすぐそこじゃないか! だが、こんどのそれは初のネット上で起きるサマー・オブ・ラヴになるのだ。しかし......いったいどうやって?

CHART by UNION 2010.07.08 - ele-king

Shop Chart


1

ANTONZAP

ANTONZAP Story 004 STORY / GER / »COMMENT GET MUSIC
CB FUNK、DAZE MAXIM、COTTOMと魅力的な顔ぶれが並ぶレーベル・STORYの4番は、ANTON ZAP! UNDERGROUND QUALITYやUZURIなどからディープハウスのニュースクールを更新するロシア期待の若手ですが、今作もバッチリ!深い霧のかかったアトモスフェリックなトラックから立ち昇る細やかな情感が美しい!

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DIMBIMAN

DIMBIMAN Vibration Of "V" PERLON / GER / »COMMENT GET MUSIC
PERLON名作リプレス! VILLALOBOSやLUCIANO、CASSYなどのりリ-スで、ミニマル隆盛の基礎を築いてきた老舗PERLONのカタログ33番。CHAOSでもおなじみ、レーベルオーナー・ZIPの変名・DIMBIMANによるツイステッド・ミニマル・ファンク! このつんのめるような変則グルーヴは何ものにも換え難い。

3

ANONYMOUS

ANONYMOUS Oops EP CARAVAN / UK / »COMMENT GET MUSIC
OCTOBERを中心に、ダブステップ本場のブリストルにて孤軍奮闘するミニマル・レーベル、CARAVANの新作はその名の通り謎のアーティスト・ANONYMOUS! ヘビーなベースラインと金属的なシンセ、グリッチーなウワモノが新鮮なA面、水滴のように冷ややかで流動的なウワモノが耳から離れないB面共にディテールに拘った秀作!

SINSEN

SINSEN More More Mix!! SHAPELESS MUSIC / JPN / »COMMENT GET MUSIC
東京ローカルのシーンでマイペースな活動を続けるSHAPELESS MUSICから、レーベル主宰SINSENによるこの夏にピッタリのMIX CDが到着! ロック~エレクトロ~ダウンテンポとジャンルレスに気持ちよくミックスされた開放感溢れる仕上がり!お値段もお手頃なのでぜひ手に取ってもらいたい1枚。

5

DIGITAL MYSTIKZ

DIGITAL MYSTIKZ Return II Space DMZ / UK / »COMMENT GET MUSIC
遂に登場したダブステップ・オリジネーター・DIGITAL MYSTIKZのファースト・アルバム! 今回はおそらくMALAのソロでCOKIとLOEFAHは参加していない模様ですが、そんなことは関係なくどこまでもダーク&スペーシー、そしてメランコリックなムードを湛えた紛れもない傑作。ぜひフロアで鳴らしてほしい作品です。

6

JILL SCOTT

JILL SCOTT Spring Summer (Ron Trent Remix) WHITE / US / »COMMENT GET MUSIC
07年リリースのJill Scott音源を借用した、Ron Trentにしては久しぶりのヴォーカルもの。アタックの強い変則的なリムのインパクトと、抜群の浮遊感でドリーミーな展開を見せる美しいシンセが最高の一言、色鮮やかなフロアを演出する1枚です。

7

SCHERMATE

SCHERMATE CD Volume 2 SCHERMATE / ITA / »COMMENT GET MUSIC
カラーヴァイナルでリリースされているシリーズがVILALLOBOSなどに支持され、イタリアの最深部分で確固たる姿勢を見せ付けてくれるSCHERMATEによる超限定100枚プレスのCD-Rシリーズ第2弾。このシリーズのいいとこはクリエイター/DJ向けにサンプル音源が収録されている点。自身のトラックメイクでアレンジしてよし、DJプレイのSEとして使うもよし。

8

INSIDEMAN

INSIDEMAN Dear POSSE KUT / JPN / »COMMENT GET MUSIC
新レーベルPOSSE KUTより、やわらかくてあたたかい「架空の脳内サウンドトラック」をコンセプトに、ナチュラルトリップを新鮮そのまま真空パック。脱力感みなぎるアートワークが彩りを添える日本をインドにしてしまえ的高円寺叙情。音楽を手段にしてしまいたくないあなたとわたしに。

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DJ NOBU

DJ NOBU 011e.p. GRASSWAXX / JPN / »COMMENT GET MUSIC
神戸を拠点に活動するRAWFILA a.k.a KAZHIRO主催GRASSWAXX RECORDINGSからの1枚。丸みを帯びバウンスしたリズムに、ミニマルでありながら規則性を持たない様々なシンセが圧倒的な音のバランス感覚と共に配されている。確実にストーンドさせるドープな鳴り。

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MARK E

MARK E Mark E Works 2005-2009 Vol.2 MERC / UK / »COMMENT GET MUSIC
MARK Eのパーソナルウエポンとして彼自身のみが使うことを許された05年~09年に製作されたキラーエディットのCD化第2弾。BPM110前後の心地よいディスコグルーヴ~ビートダウンで構成、アルバムのどこを切っても感じ取れる「ハマると抜け出せないグルーヴ」はMark Eならではの味。
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