「Ord」と一致するもの

Chart by JET SET 2011.09.26 - ele-king

Shop Chart


1

JUJU & JORDASH

JUJU & JORDASH UNIESH THE GOLEM PART1 »COMMENT GET MUSIC
ミドル・テンポに刻むドープなビートにダークネス・シンセやメタリックなパーカッションを絡めながら、ねじれの効いたエフェクトとドープ・バレアリックに通じるサイケデリックなストリングスをアクセントに添えたディープ・タイトル"Chelm Is Burning"。ストイックにロウを攻めるタフ・ビートやアシッド・シンセ、スリリングなSEが用いられたキラー・エレクトロ・ビートダウン"Chelm Is Dubbing"の2楽曲をカップリング。

2

DJ NATURE

DJ NATURE EDITS VOL.1 »COMMENT GET MUSIC
ダビーなエフェクトを噛ませながら、ヴォーカルやメロディアスKeyを軸に再構築していく、Jazzanovaの2001年大傑作"Days To Come"と同ネタ、Billy Cobham "Opelousas"('78年)のエディットとなるA-2"Billy C"が一押し。エレクトロ・シンセとインダストリアル・ビートをミニマルに紡いでいく"C.O.A."、ドス黒いアフロ・グルーヴが最高すぎるミニマル・パーカッション・ナンバー"Bush Beat"も強力なDJユースフル・エディットです。

3

DJ NATURE

DJ NATURE CELEBRATE YOUR LIFE / LET IT RING »COMMENT GET MUSIC
ソウルフルなヴォーカル・パートをフィーチャーしたブラックネスなビートダウン・ハウス"Celebrate Your Life"は、スリリングなボトム・プログラムと華麗なピアノのメロディが心小打つ珠玉作。さらにカップリングの"Let It Ring"では、勢いのあるドラミングとトビを効かせたドープなサンプリング・スキルが際立つビートダウン・トラック。こちらも漆黒かつウォーミーな鳴りにそそられる素晴しい仕上がりとなっています。

4

FOUR TET

FOUR TET LOCKED »COMMENT GET MUSIC
こちら011番は主宰自らによる必殺のレフトフィールド・ブレイクビーツ/ディスコ傑作です!!

5

WILL SESSIONS

WILL SESSIONS THE ELMATIC INSTRUMENTALS »COMMENT GET MUSIC
大人気ファンク・バンドWill Sessionsが叩き出すクラシック・ビートの数々。素晴らしい完成度を誇っていた『Elmatic』ですが、独自のアレンジが効いた彼らの演奏に度肝を抜かれた方も多いはず! これは持っておきましょう! ※ダウンロード・カード封入。

6

TROPICS

TROPICS PARODIA FLARE »COMMENT GET MUSIC
Caribouファンにも大推薦のドリーミー・レフトフィールド・ディスコ新鋭Tropicsが遂にアルバム・リリースです!!

7

SPIKE

SPIKE MAGIC TABLE »COMMENT GET MUSIC
オランダのギタリスト、Spike Woltersが'81~'83年にかけて製作/録音していた発掘音源2作品に加え、Thomas Bullock (Rub N Tug/Map of Africa)によるWelcome Stranger名義でのダブ/アカペラ・ミックスを収録!!

8

VAKULA

VAKULA SHEVC002 »COMMENT GET MUSIC
電子音を飛び交わせながら美麗な鍵盤音を轟かせるスペーシーなディープハウス・ナンバー"You Cannot Resist"。B-Side"Rural Dances"も同様に、トリッピーな電子音や奥行きあるアトモスフェリック・シンセを絡めながら、カッティングエッジなボトム・プログラムで引き込んでいくディープ・ナンバーに仕上がっています。

9

AUNTIE FLO / DJ SDUNKERO

AUNTIE FLO / DJ SDUNKERO OH MY DAYS / CHOOSING LOVE »COMMENT GET MUSIC
グラスゴー在住の大新星Auntie Floによる待望のニューシングル!!ビッグ・ヒットを記録した'11年デビュー作"Goan Highlife"と同じく"Huntleys & Palmers"からの10"作品となった、南アフリカのDJ Sdunkeroとの大推薦スプリット。

10

ONRA

ONRA EDITS (CHANGE OF HEART / KEEP ON LOVING ME) »COMMENT GET MUSIC
ダンス・クラシックスとして名高いChangeの名曲をリエディットしたA-1は、原曲の良さを十二分に生かしながら、これぞOnraといわんばかりのエレクトロ・ブギーに仕立て上げた一品。Whispersが83年にリリースした大ヒット曲"Keep On Loving Me"をリエディットしたB-1も同路線の仕上がりで、両面ともフロアを彩る必殺のダブルサイダー!

DUBBY - ele-king

最近のお気に入りTop10


1
Peaking Lights - 936 - Not Not Fun

2
Beppe Loda & Mushrooms Project - Remix EP - ENE

3
Beauty - Tribute to The Horror - Crue-L

4
The Psychedelic Schafferson Jetplane - S/T - Pastabass

5
Vakula - You Cannot Resist - Shevchenko

6
Wooden Shjips - West - Thrill Jockey

7
Zodiac Free Arts Club - Floating World - Permanent Vacation

8
Pyrolator - Neuland /1 - Breau B

9
Hatchback - Zeus & Apollo - Lo Recordings

10
Juju & Jordash - Unleash The Golem Pt.1 - Golf Channel

Chart by Underground Gallery 2011.09.22 - ele-king

Shop Chart


1

SANTIAGO SALAZAR

SANTIAGO SALAZAR Smile Now Cry Later Ep (7th Sign) »COMMENT GET MUSIC
UR一派であるLOS HERMANOSや、GALAXY 2 GALAXYメンバーとしても活躍する、ICANの1/2、SANTIAGO SALAZARの新作!疾走感のあるグルーヴとエモーショナルな展開を効かせた、メロウ・デトロイト・チューン!

2

MARCOS CABRAL

MARCOS CABRAL L.I.E.S. 006.5 (L.I.E.S.) »COMMENT GET MUSIC
DJ HARVEYのプレイで話題を集めた LEGOWELT「Sark Island Acid Ep」で知られる USの新興ハウスレーベル[L.I.E.S.]新作は、RUNAWAYでの活動はもちろん、ソロ名義でも[Skylax]から作品を残す MARCOS CABRAL。今回は全3トラックが収録した1枚なのですが、一押しは「「E2E4」を思わせる浮遊感溢れるシンセ・リフが心地よい、ミニマルなディープハウストラック A1「24 Hour Flight」。空間を浮遊するように鳴らされるシンセとともに、気付いた時にはにはかなり遠くな、ディープな世界へと飛ばされちゃいます。。。コレは本当にヤバいですよ~!!さらにカップリングには、90'sハウスムード全開なスペーシーなミッド・ディープ・ハウス B1「Freckles」、柔らかく幻想的なシンセが◎なダブ・ハウス B2「Cassandra」の2作。ハンドスタンプ、ホワイト仕様の限定プレスでのリリースとなっていますので、買い逃しのないよう、お早めのチェックをオススメします。勿論、当店、大・大・大推薦な1枚です!

3

STINGRAY313

STINGRAY313 Misinformation Campaign (Trust) »COMMENT GET MUSIC
まさにDREXCIYA直系といえる、デトロイト・ダークサイドを垣間見ることが出来る、メカニカルかつフューチャリスティックなエレクトロ・サウンドが4トラック! MOODYMANNやCARL CRAIG、ANTHONY SHAKIRとの複合ユニットURBAN TRIBEの中心メンバーであり、古くは古くはCARL CRAIGが[Planet E]を始める前に運営していたカルト・レーベル[Retroactive]からのリリースや、DREXCIYAのDJとしても知られるデトロイトの大ベテラン、SHERARD INGRAM aka STINGRAY313の新作!

4

V.A

V.A Mu Ep (10 Label) »COMMENT GET MUSIC
プロフェッショナル・インダストリアルがここにある!京都発、ジャパニーズ・アンダーグラウンド期待の新レーベル[10 Label]記念すべき第一弾!限定盤! CLARO INTELECTOやDATASSETTE等、気鋭アーティストを輩出してきたUKアンダーグラウンド・レーベル[AI RECORDS]より、2008年にリリースされたアルバム「INFORMATION WARFARE」でデビューを果たした、EOCことKATSUNORI SAWAと、BEATPORTデジタル配信レーベルで徐々に頭角を顕しつつある[GENESA RECORDS]よりリリースされた「ADALOVELACED I EP」はRICHIE HAWTINもサポートするなど話題を集めた、DUCEREY ADA NEXINOことYUJI KONDOが、ニューレーベルを[10 Label]を始動! その両者によるユニット、STEVEN PORTERによる、デンジャラスに蠢くグル ヴがヤバ過ぎるダーク・インダストリアル・クラシックA2をはじめ、[RASTER-NOTON]からはALVA NOTOとの共作「UNITXT」が大きな反響を呼んだフランスの詩人ANNE-JAMES CHATONによる凄まじいヴォイス・サンプリングが耳に残るB1、"PITCH BLACK TECHNO WAR FUNK"と評される硬派ミニマル・インダストリアル・テクノで自身のレーベルからのリリースも各国で好評を得ているANCIENT METHODSのA1、HARDWAX~BERGHAINファン注目の[VAULT SERIES]でおなじみSAWLINによるインダストリアル・ミニマルが低域の捻れを重厚に響かせるB2の4アーティストを収録したコンピレーション12インチ!マスタリング・エンジニアには、LFO、CLARK、JIMMY EDGARらWARP陣や、BEYONCEやJAMIROQUAIなどのアルバムをも手掛けるNAWEED "DIRTY" AHMEDを起用。今後の活動に大きな期待が持てる新レーベルが誕生!UGヘビー・プッシュ!

5

SHANNON HARRIS

SHANNON HARRIS Remember The Times (Disco Electric) »COMMENT GET MUSIC
過去作品が DAVID MANCUSOの「The Ear Chart」にピックアップされたり、JOE CLAUSSELLのへヴィー・プレイなどで大ヒットを記録した SHANNON HARRIS、今回は、70年代から活躍を続け、Garage古典でもある名作「Make It Last Forever」などのヒット作で知られる ベテラン女性シンガー DONNA McGHEEをヴォーカルにフィーチャーした1枚をリリース。タイトルにも表記されている通り、LARRY LEVAN及び Paradise Garageに敬意を表したという今作は、彼らしいソウル、ジャズ、ファンク、ロックなどの黒いサウンドを取り込んだ、暖かくソウルフルな生演奏によるディスコ・ハウス・トラックをバックに、DONNA嬢の熱くエモーショナルな歌声を高らかに響き渡らせドラマティックに展開させていった まさにハイライトに相応しいなヴォーカル作品を披露。カップリングにはダブヴァージョンを収録。相変わらず値段は高値となっていますが、ディープハウスファンにとっては一生モノの作品となることは間違いないと思いますので、是非コレは押さえておいて下さい!ホント、オススメです!

6

THEO PARRISH / V.A

THEO PARRISH / V.A Ugly Edits (Sound Signature) »COMMENT GET MUSIC
緊急リリース!THEO PARRISHのリエディット・シリーズ「Ugly Edits」をアーカイブした2枚組CDがリリース! RON HARDY直系と言える、過激なリエディットで、人気を誇るTHEO PARRISHのリエディット・シリーズ「Ugly Edits」の過去作品を網羅した2枚組CD!THEO PARRISHも頻繁にプレイするJILL SCOTT「Slowly Surely」、MUSIC BOX CLASSICSでもあるMADE IN USA「Never Gonna Let U Go」やHAROLD MELVIN AND THE BLUE NOTES「The Love I Lost」そしてDELLS「Get On Down」、「Ugly Edits」シリーズの中でも最も人気の高いFREDDIE HUBBARD 「Little Sunflower」など、今では入手困難な楽曲ばかり!ヴァイナルは手に入れることが難しいので、このCDアルバムは待ち望んでいた方も多いのでは?

7

AUJI INDUSTRIES

AUJI INDUSTRIES Love You More Ep (Pan Records) »COMMENT GET MUSIC
RYO MURAKAMI、DJ PI-GEが運営するジャパニーズアンダーグランド推薦レーベル[Pan Records]から、元々ギタリストとして活動してたという東京のAUJI.INDUSTRIESによる12インチがリリース! 深遠な空間シンセと、TR-909の分厚いハイハットが耳の残るA2、波のように、雄大な揺れるアンビエンス・シンセでハメていくB1、デリケートなローズ・シンセでムーディーな展開を魅せるB2など、[Smallville]レーベル周辺の作品ともリンクする、柔らかみと浮遊感を持ち合わせた、ディープ・フローティング・テックが4トラック!

8

MAYNARD FERGUSON

MAYNARD FERGUSON Pagliacci (White) »COMMENT GET MUSIC
RON HARDYのMusic Box古典 CHERYL LYNN 78年作「You Saved My Way」、DAVID MANCUSO、DJ HARVEY、THEO PARRISH、JOE CLAUSSELL、LOUIE VEGAプレイの MAYNARD FERGUSON 76年作「Pagliacci」!

9

BLM

BLM All Out Of Place (Tsuba Limited) »COMMENT GET MUSIC
UKアングラ・ハウサー、BEN MICKLEWRIGHTによるプロジェクトBLM新作がいいです!!オープン・エアーでもばっちり映えそうなミッド・トライバル・ハウスからスペイシーなトリップド・アシッディー・テックまで素晴らしい内容! スピリチュアルな空気感としっかりしたグルーヴでディープな空間を作り上げ、野外パーティーでもバッチリとフロアをメイクしてくれそうなモダン・ディープ・テックA1、内省的な雰囲気でピアノのセンチメンタルなフレーズも素晴らしいB1、柔らかいグルーヴとドラマティックに、心地よくトリップ感を煽るアシッド・シンセもバッチリな塩梅のB2等充実の内容。お勧めです

10

KRIS WADSWORTH

KRIS WADSWORTH It's Time (Get Physical) »COMMENT GET MUSIC
デトロイト新世代KRIS WADSWORTH新作!デトロイト・サウンドをアップ・デートしたブラック・ネスなディープ・グルーヴがうねるBサイド「Det Sound」がおすすめ! ロボティックなアシッド・ハウス好作A1もイイですが、やはりBサイド収録の「Det Sound」が出色の出来!!滑らかにうねる野太いグルーヴにドラッギーなSEと呪術的なボイス・サンプルが重なりどこまでもハメられていくドープ・チューン!これはヤ効きそうです!クロス・オーバーにオススメ!!限定盤とのことなのでお早目のチェックを!

紙ele-king vol.03、発売! - ele-king

 数々の困難――free dommuneの中止、メタモルフォーゼの中止、二木信の暴走などなど――を乗り越えて完成しました! 10月1日には宇川直宏による怪しげなアートワークが店頭に並ぶ予定です。
 特集のひとつは「シンセ・ポップ」です。これは前回のチルウェイヴ特集の延長でもあり、また、80年代リヴァイヴァルの現状報告でもあります。ネオン・インディアンのロング・インタヴュー、シンセ・ポップの古典30枚/新世代シンセ・ポップ40枚、湯山玲子と三浦康嗣(□□□)の対談、三田格のニュー・マッチョをめぐる論考などなど盛りだくさんの内容です。
 もうひとつの特集は「日本の音楽」です。これはあまりにも広いテーマですが、いまいろんな局面で面白い変化が起きて、国際化も進んでいます。そして3.11以降、さらに変わっていくでしょう。今後も少しずつでもele-kingなりに考えてみたいと思っています。
 まあ、そんなわけで、今回もかなり濃い内容になったと思います! どうぞよろしくお願いします!


ele-king vol.03

contents

〈EKジャーナル〉
僕と革(Shing02/ヨルグ・ブルーゲマン)
SIGNAL(野中モモ)
速報!文化庁メディア芸術祭(瀧坂亮)

〈巻頭特集〉
シンセ・ポップふたたび(野田努/菱沼彩子)
対談:湯山玲子×三浦康嗣(□□□)(松村正人/小原泰広)
ユーモアでマッチョを。(三田格)
ネオン・インディアン
80Sチャート Part1(瀧見憲司)
シンセ・ポップ トップ30?1+ショート・コラム〈古典篇〉(國枝志郎/水越真紀/野田努/三田格/松村正人/渡辺健吾)
NDWの生煮えの起爆性(明石政紀)
ラスティ インタヴュー(野田努)
シンセ・ポップ・ノート2007〜2011(橋元優歩)
シンセ・ポット  トップ40〈現代篇〉(小田祐司/佐久間信行/塚野目圭輔/土田陽介/野田努/橋元優歩/三田格/木津毅)
80Sチャート Part2◎Cuz Me Pain/Photodisco
〈書き下ろし〉高価ではないのですか?(山崎春美)

〈TAL-KING1〉
コールター・オブ・ザ・ディーパーズ ナラサキ(大久保潤)

〈no ele-king〉
寺尾紗穂(磯部涼/小原泰広)

〈Eコラム1〉
不信連鎖の津波(粉川哲夫)

〈論考�T〉
モードとコード、ビートとコード(mochilon)

〈TAL-KING2〉
高橋悠治×Phew(松村正人)

〈連載コラム〉
キャッチ&リリース(tomad)
私の好きな(牛尾憲輔(agraph))
二木ジャーナル(二木信)
編年体ノイズ正史(T・美川)
新連載・ピーポー
水玉対談(こだま和史×水越真紀)

〈カルチャーコラム〉
EKかっとあっぷあっぷ(水越真紀/五所純子/石田潤/南部真里/プルサーマル・フジコ)

〈TAL-KING3〉
ダーティ・ビーチズ(松村正人)

〈シリーズ企画〉
エレキング食肉族 鼎談:卯城竜太×五所純子×三田格

〈Eコラム2〉
Osakafrica Grooves(野間易通)

〈TAL-KING4〉
K-The-I???(三田格)

〈巻末特集〉
〈日本〉の音楽(湯浅学)
坂本慎太郎 インタヴュー(磯部涼/塩田正幸)
東京フリンジ ミュージック(岡村詩野)
鴨田潤 インタヴュー(野田努)
ワールズ・エンド・ガールフレンド インタヴュー(野田努)
ブラックスモーカー(二木信)
往復書簡:日本村の音楽(松村正人×三田格)

〈ルポルタージュ〉
フェスティバルFukushima!+FREEDOMMUNE 0(磯部涼/小原泰広)

interview with Phil Parnell - ele-king


Phil Parnell Trio(pp3)
Blue

Pヴァイン E王

Amazon


Phil Parnell
Ambient Jazz Electronic -Romance & Ruse-

Pヴァイン

Amazon

 フィル・パーネルがどれだけ型破りなジャズ・ピアニストであるのかは、彼のバイオグラフィーを見れば一目瞭然だ。20代からジャズの故郷ニューオリンズのホテルやジャズ・クラブで演奏を続け、アストラッド・ジルベルトやボ・ディトリーなど著名な音楽家のバックのために世界をまわっていかたと思えば、マシュー・ハーバートの重要なパートナーとして数々の作品や舞台でピアノを弾き、そして〈パーロン〉〈アクシデンタル〉〈マンティス〉といったテクノ/ハウスのレーベルからもソロ作品を発表している......彼はいわゆるクラブ系の"jazzy"な人ではなく真っ当な"jazz"の演奏家だが、懐古的なスタイルでは飽きたらず、ジャズにおけるポストモダンを探索するひとりでもある。
 この度〈Pヴァイン〉からフィル・パーネルの2枚のアルバムがリリースされる。1枚は、フィル・パーネル・トリオ(pp3)名義による『ブルー』。ハーバートのカヴァー曲にはじまり、彼らの8曲のオリジナル曲を経て、セロニアス・モンクのカヴァーで幕を閉じるこのアルバムは、いま現在彼が拠点としているデンマークで録音されている。pp3は、ふたりのデンマークのジャズ・ミュージシャン(ベースのトーベン・ビョーンスコウとドラムのエスペン・ラウブ)とのプロジェクトで、ジャズの伝統的な構成だが、ライナーに記されているように「しかしながら絶妙なバランスでエレクトロニクスを操る彼の音楽は、一般的なジャズ・トリオとは一線を画す。ビョークがポップ・ミュージックと戯れるような方法で、彼はジャズと戯れる」のである。『ブルー』は昨年、ヨーロッパでリリースされている。
 もう1枚は、フィル・パーネル名義による『アンビエント・ジャズ・エレクトロニック――ロマンス&ルース』、彼のエレクトロニクスが『ブルー』よりも前面に出ている作品で、"アンビエント・ジャズ"という言葉が相応しい音楽が展開されている。実はこのアルバムは今年の春にUKの会社の配信のみのリリースだったので、今回が初めてのCDリリースになる。アートワークに使われているイラストは、ロンドン時代にフィル・パーネルと個人的に親交のあった赤塚りえ子さんが手掛けている。また、UKのベテランのハウスDJ、チャールズ・ウェブスターが2曲のリミックスを提供している。
 『ブルー』も『アンビエント・ジャズ・エレクトロニック』もどちらも豊かなアルバムだ。さまざまな試みが曲ごとにはっきりとある。と同時に、このメロウでドリーミーで、そして優しくエレガントな響きの背後からは、上昇と下降、予感、喜び、悲嘆、怒り、愛の絶望、そして愛の損失......が聴こえるだろう。ライナーノートに記されているように「そこでわたしたちは美に触れ、静けさを味わい、胸をかき乱され、魅了される」のである。

どんな音楽スタイルのなかにも良いものそして悪いものがあります。創造的なものがあり、物真似もあります。ハイエナジーで静かなものもあれば、空っぽでラウドなものあります。きれいな音楽が人を嫌な気持ちにさせることもあります。ラウドで怒ったような音楽が希望を感じさせることもあります。

『ブルー』も『アンビエント・ジャズ・エレクトロニカ』もそれぞれスタイルは違いますが、ともに感動的なアルバムだと思いました。美しくメロウなだけではなく、心が揺さぶられるような音楽です。ようやくこの2枚が日本でもリリースされて嬉しく思います。最近はどんな活動をされているのですか?

パーネル:最近は新しいピアノ・スタイルのCDに取り掛かっています。頭のなかには聴こえているけれど、まだ実際にプレイできないんです。なので、うまく弾けるように新しい練習をしているところです。そうしたら自分の聴こえた音が弾けますからね。新しい曲のアイディアがこうしているあいだにどんどん湧いてきて、練習しているときにハマっているアイディアを試しながら録音しているんです。いま入れ込んでるアイディアがたくさんあって、どのように発展させ、そして切っていくか決めています。ここ何年かはブラジルの音楽とリズムにはまっていて、ピアノをドラムセットや鉄琴のように使っていこうとしています。

日本に関する思い出はありますか?

パーネル:いままで3回日本に行ったのですが、とても良い思い出があります。いちばん最初の来日は、1990年か1989年だったと思います。ニューオリンズ・バンドのメンバーとして釧路に1週間ぐらい滞在しました。そのなかの1日は街のお祭りのパレードで、大きなトラックに乗って演奏し、私たちは日本のコスチュームを着ました。最初の曲が終わったあと電子ピアノが壊れたので、演奏をストップして音がなくなりました。私は「ああ、ギグは終わってしまったんだな」と思って、ビールを開けました。10分後、電子ピアノを頭の上に乗せたふたりの男の人が、オーディエンスのなかに見え、自分たちのトラックに近づいてきました。世界中でこんなことが起こる場所は多くはありません。日本人は最優先すべきことに最善を尽くしています。だって考えて下さい、楽器屋はその時間には閉まっていただろうし、どうしたら彼らはこんなにもすぐにピアノが用意できたのでしょう。それはそれは深く感動しました。

[[SplitPage]]

10代の頃はよく車でドライヴをしていました。ミシシッピ河川堤防や湖に行ったり、カフェや映画やパーティに行ったり......その頃は、実際のところ私は車に住んでいました。夜に何度か空港にいったとき、元滑走路があった場所をバックで運転し、その滑走路の最後まで行って、そこに寝転んで、飛行機が降りて来るのを見上げていたりしました。

まずはあなたのバイオ的なことを訊かせてください。

パーネル:いいですよ。

日本のリスナーは、フィル・パーネルといえばまずはマシュー・ハーバートの諸作品(『ボディリー・ファンクションズ』(2001)、ビッグバンドでの『グッドバイ・スウィングタイム』(2003)、『スケール』(2006)などなど)でピアノを弾いていたり、作曲にも関わっているジャズ・ピアニストという認識で、ひょっとしたらテクノのリスナーにとっては〈パーロン〉や〈アクシデンタル〉からもソロ作品を出している人、ハウスのリスナーには〈マンティス〉からアルバムを出している人という認識かもしれません。しかし、あなた自身の最初のキャリアは伝統的なジャズにあります。ニューオリンズで思春期を過ごしたあなたの最初のジャズ体験から教えてください。どうしてあなたはそんなにジャズの虜になったのでしょう?

パーネル:1971年頃、私は友だちといっしょに中古車を見に行きました。古い黄色のvw bugです。友だちと家の戸口に立ってクルマについて話していると、別の部屋から、サックスの音が聴こえてきました。ぼくはクルマを売っていた人に「このレコードは誰のですか?」と訊ました。それはジョン・コルトレーンだったのですが、これで私は最初のコルトレーンのレコードを買いました。コンピレーションでした。それは私の人生を変え、ジャズへの情熱とインスピレーションの出発点になりました。

とくに影響を受けたジャズ・ピアニストは誰で、どのような影響を受けましたか?

パーネル:それは難しい質問です。ひとつに絞り込むことはできません。私はピアニストだけでなくギタリスト、ヴォーカリスト、ドラマーにも影響力を受けています。私のプレイを分析すると、ひとつはオスカー・ピーターソン、ひとつはアマッド・ジャマル、ひとつはチック・コリア、さらにファッツ・ウォラー、ジェイムス・ブッカーから基本的なアイデアを得ていますが、リストにするのは長すぎます。影響をうけたのも同じで、ある部分は、エロール・ガナーから、他はハービー・ハンコック、さらにマッコイ・タイナー、アート・タットム、フィニース・ニューボン、プロフェッサー・ロングヘア、ジェリー・ロール・モートン......などです。

10代で、エリス・マルサリス(ブランフォード・マルサリスとウィントン・マルサリスの父)のもとで学んだそうですが、その経緯を教えてください。

パーネル:私はエリスと勉強をはじめた、ピアノの先生について勉強していましたので、私自身もエリスに教えてもらえないかという考えが浮かびました。そのときはブギー・ブルース・パターンを勉強していて、ジャズはプレイできなかったので怖かったのですが......。きっと彼は「あー、またブルースをプレイしたい田舎の白人キッズが来たのか」と思ったことでしょう。
 ある日私は『ジャイアント・ステップ』のジョン・コルトレーンのソロをコピーしようと決めました。コーラス部分はいくつか習得し、その週にエリスのレッスンを受けました。彼は私の努力に大変感心してくれました。彼にとってそれは、私ができると思った範囲以上のことだったようです。彼はこのあと私にもっと興味を持つようになりました。
 彼から学んだのは彼が喋った言葉ではありません。最初の頃のレッスンで、彼のためにプレイしていたところ、曲が終わる前にいびきが聞こえました。私は彼を眠らせてしまったのです。これはとても大切なレッスンでした。彼には5人の子供がいてふたつの仕事をしているので、ただたんに疲れていたのかもしれません。でもこれのおかげで、僕はもっと良い、面白い演奏をしなければならないと思うようになりました。
 エリスは私を助けてくれ、バークリーに行くことを提案してくれました。去年、ニューオリンズにいるときに彼に会いました。喜ばしいことに彼は私を座らせると曲を演奏するよう僕に言ってくれましたよ。

バークレーに進学して本格的にジャズを学びますが、どのような生徒でしたか?

パーネル:私が通ったのはボストンのバークリー音楽大学です。バークリーは良かったです。ミュージシャンになりたいなら、もっと努力しないとダメだと、 私を目覚めさせてくれました。そこはたくさんの若い良いプレイヤーがいて、そのレヴェルの高さに恐れを抱いていました。
 私は良い生徒でした。上手くなりたかったのでいつも練習していました。2年しかいなかったのですが、あとから考えると良かったと思います。ひとつ悪いところを言いましょうか。ちょっと工場みたいに、バークリーの卒業生は教育された音ばかりをプレイしがちだということです。即興演奏を習っているにかかわらず、学んだパターンから自由になれず、理論から離れられないのです。私も自身の演奏から身につけた悪いくせを直すのにずいぶん苦労しましたよ。"バークリー・サウンド"を打破するのに数年かかかりました。
 それと自分が音楽都市、ニューオリンズ出身であることをあらためてたいへん幸運に思えるようになりました。ボストンの音楽シーンはとても小さくて、ラフなニューオリンズの観客に比べると、リスナーのほうでもわりと「これはやっていけない」という禁止ごとが多かったですからね。

卒業してニューオリンズに戻り、そこでプロのジャズ・ピアニストとしての活動をはじめますよね。ニューオリンズはそれこそ優秀なジャズ・プレイヤーが数多くいるように思いますが、最初、あなたはどんな風な活動をしいていたのですか?

パーネル:ラッキーなことに、その頃のニューオリンズにはたくさんの仕事があったのです。「スウェット・ショップ・バンド」というバーボン・ストリートの観光客向けの場所で、すぐに仕事をするようになりました。1日に5時間、45分セット、15分休憩で、"セインツ・ゴー・マーチング"をいつもセットの終わりにプレイしました。ときどき1日に2セットすることもありました。かなり自分の耳を使い、古い曲を何曲も学ばなければなりませんでした。
 はじめたときは、どの曲も知らなかったので難しかったですが、いったん習得するとプロのプレイヤーたちから他に良い支払いのギグを紹介してもらえるようになりました。そしてそこでプレイするように呼ばれるようになりました。ニューオリンズは小さな町ですが、大きな音楽シーンがあります。演奏が良かったり、良くなかったりすると、すぐに噂は広まります。もしあなたが良い演奏者ならたくさん仕事がきますよ。

ニューオリンズ時代の良い思い出を教えてください。

パーネル:たくさんあり過ぎます。多くのバンドや素晴らしいミュージシャンとのギグ、マルディ・グラス、フェスティヴァル、パーティ、クラブ、レストラン......どこからスタートしたら良いかな。
 10代の頃はよく車でドライヴをしていました。ミシシッピ河川堤防や湖に行ったり、カフェや映画やパーティに行ったり......その頃は、実際のところ私は車に住んでいました。夜に何度か空港にいったとき、元滑走路があった場所をバックで運転し、その滑走路の最後まで行って、そこに寝転んで、飛行機が降りて来るのを見上げていたりしました。いま考えるとおかしいですよね。大きなジェット機が私たちの数メーター先にあったのですから。

[[SplitPage]]

マシューは、私のことをニューオリンズのピアニストから聞いて、レッスンを受けれないかと電話をかけてきたんです。私は彼とエレクトロニック・ミュージックの作曲とサンプリングのレッスンを交換すること承諾しました。彼に出会えて、新しい音楽のアイディアと音が見つけることができてとても嬉しかったし、マシューは私の生活を音楽的にも政治的にもいろんな方向で変えてくれました。

すでにジャズ・ピアニストとして著名なアーティストのバックを務めていたあなたが90年代末にロンドンに渡った理由を教えてください。

パーネル:長い話なのですが、手短に話しますね。私はロンドンの人と結婚したので、そこに引っ越す機会がありました。ニューオリンズは素晴らしい町ですが、小さな町です。私は何年ものあいだ、たくさんのミュージシャンと仕事をしてきて、新しい音楽体験や新しい生活など、もっといろんな物を探していました。
 ヨーロッパにはツアーで何度か行ったことがあって、私はとても好きでした。もし縁があったら日本やオーストラリアにも簡単に引っ越していたことでしょう。私は自分が音楽を演奏できるのならどこでもいいんです。あるとき私はニューオリンズはもうどこにも進まないんだと悟りました。そこは帰ってくるといつも同じなのです。もっとも最近では、天気やハリケーン、汚職政治家と軍などの影響で、仮にあのときロンドンに行ってなかったとしても私がニューオリンズにいたかどうか疑わしいですけどね。

マシュー・ハーバートとの出会いはどんなでしたか?

パーネル:彼は私の友だちが働いていたスタジオで音のカットをしていました。当時のマシューは、エンジニアのひとりにジャズ・ピアノを習いたいと言っていていました。そして私のことをニューオリンズのピアニストから聞いて、レッスンを受けれないかと電話をかけてきたんです(笑)。私は彼とエレクトロニック・ミュージックの作曲とサンプリングのレッスンを交換すること承諾しました。彼に出会えて、新しい音楽のアイディアと音が見つけることができてとても嬉しかったし、マシューは私の生活を音楽的にも政治的にも、いろんな方向で変えてくれました。
 1996年に、私はすでにいろんなことに気付いていました。たとえばTVを観ない、ファストフードは食べない、コカ・コーラは飲まない。他に方法が無い限りクレジットカードも使いませんでした。余裕があれば、できる限りオーガニック・フードを買うようにして、つねに食事をゼロから料理していました。
 そしてマシューに会って、私たちがいま生きているこのシステムというものは、たんに社会や政治をメチャクチャにするだけだとさらに思い知りました。私はいまでもたくさんのショッキングや信じられないことを発見しています。人びとは何が起こっているのか知るには生活が忙しすぎます。マシューは、私たちがミュージシャンであるからこその使える機会の大切さを教えてくれました。音楽家は旅をして、人に会って、巨大な企業犯罪、奴隷制度、汚染、世界中の不正や腐敗についての注意を喚起することができるのです。

あなたのような正統的なジャズ・アーティストが、ハーバートのようなサンプリング・ミュージックに惹かれることは稀だと思うのですが、あなたはハーバートのどんなところが気に入りましたか?

パーネル:マシューの音楽は新鮮で、神秘的、危険で、ときどき度を超えていました。新しい境界線を探し、他の何よりも違う音で、それが私にとって彼の好きなところでした。さらに彼は、音楽によって政治問題に取り組もうとし、怒りという感情の重要性と壊れたシステムに服従しないことを気づかせようとしました。

教育を受けた多くのジャズ・プレイヤーは、昔ながらのモダン・ジャズの痕跡をなぞりたがるものですが、あなたはどうしてエレクトロニック・ミュージックのほうに積極的になれたのでしょうか?

パーネル:子供のときのいちばんの友だちのお兄さんがすごい数のレコードコレクションをもっていたのです。彼はすべてを買って聴いていて、変なモノでも良いモノでも、すべての音楽を私に教えてくれました。絶頂期のフランク・ザッパ、ブライアン・イーノ、プロコル・ハルム、ジョン・ケージ、ブラック・サバス、ジミ・ヘンドリックス......その他、名前はすべて覚えていませんが、60年代後期から70年代初期の不明瞭な音楽をたくさん聴かせてくれました。また私はチック・コリアやハービー・ハンコック、ジョー・ザウィヌルにはまっていたので、エクスペリメンタルやエレクトリック・ミュージックは、まったく知らないというわけではありませんでした。ストレンジ・ミュージックも、音楽への違うアプローチも好きなのです。

〈パーロン〉や〈アクシデンタル〉からのソロ作品は、あなたにとってどんな意味がありましたか?

パーネル:家具職人が見たら木工学校の学生が作ったイスに見えるでしょうかね(笑)。端のまわりが少し荒く、少し不安定、カットは完璧で無いですね。音楽は学習過程で、私がいままでのレコーディングはほとんど音は良いのですが、私はさらに成長して、時間が経っても良いミュージシャンでありたいと思っています。なので過去のレコーディングに対してはどうしても批判的な傾向があります。

あなたはクラブ・ミュージックを楽しんでいましいたよね?

パーネル:私はすべての音楽が好きですが、どんな音楽スタイルのなかにも良いものそして悪いものがあります。創造的なものがあり、物真似もあります。ハイエナジーで静かなものもあれば、空っぽでラウドなものあります。きれいな音楽が人を嫌な気持ちにさせることもあります。ラウドで怒ったような音楽が希望を感じさせることもあります。しかし、よい瞬間が起こる前には退屈な長い待ち時間がある人生のように、音楽はみんなに違うように語りかけます。

pp3を結成した経緯を教えてください。

パーネル:私たちは7年前のリリアン・ブッティのデンマーク・ツアーで一緒に演奏をはじめました(いまでも1年ごとにやっています)。私たちは互いにプレイヤーとして、リズム・セクションとして、楽しく演奏することができました。すぐにいっしょにレコーディングして、そしてバンドになりました。『ブルー』はpp3にとってセカンド・アルバムなのですが、私たちはパート・タイム・バンドです。メンバーはそれぞれ他にもいろいろすることがありますからね。もちろん、もっともっとpp3をする時間が増えたら良いと思っています。私たちは良いコミュニケーションを持っているし、演奏中に魔法の瞬間がありますから。

このバンドのコンセプトは何でしょうか?

パーネル:集合的な即興をブレンドし、私たちが"瞬間"を感じるところに音楽を持っていくものです。私たちは演奏しているときに互いのアイディアを出し合って、音楽の行き先を発展させ、変えていきます。予測不能な演奏です。
 これが起こるとき、私たちはまるでリハーサルをしたかのように(実際はしていないのですが)、互いの音が最高にあっているのです。また、色とテクスチャーとして電子音を加えるのも好きです。トーベンとエスペンといっしょに仕事ができるのは光栄です。彼らは演奏者としてもかなりのハイ・レヴェルで、すべての音をいろんなスタイルで良くすることができます。

長いロンドン生活を経て、最近あなたがデンマークに移住した理由を教えてください。

パーネル:デンマークは人口550万人の小さい国です。ロンドンは1500万人います。社会主義的な裕福な国で、ほとんどの人が余裕のある生活を送っています。ゆえに犯罪はほとんどないのです。無料の教育システム、健康保険、高額の労働最低賃金などがあり、人びとはより教育され、アメリカやイギリスなどに比べて絶望感は少ないと感じています。
 ここに初めて来たとき、デンマークの人が窓のブラインドを開けて家を出ることに私はショックを受けました。家のなかが丸見えになるのですから、これをニューオリンズやロンドンでするとすぐに泥棒にやられます。これだけが理由では無いのですが......。私は美しく誠実で、正直で、非物質主義的で、地に足のついた素敵な女性に出会いました。彼女には5人の美しい子供と2匹のネコと1匹の犬がいるのですが、彼女は私を上品に招いてくれました。デンマークで、彼女と生活を共有することができました。私は幸運な男です。

[[SplitPage]]

音は、言葉では表せないところで、精神的に語りかけます。それは野生の動物を和らげるばかりか、水でさえ音楽の影響をうけ、凍って氷晶になって、写真を撮られるようになります。私たちは嬉しいときに歌うし、すべての希望を失ったときにも歌います。


Phil Parnell Trio(pp3)
Blue

Pヴァイン E王

Amazon


Phil Parnell
Ambient Jazz Electronic -Romance & Ruse-

Pヴァイン

Amazon

『ブルー』はとても美しいアルバムですね。このアルバムにおける重要なテーマについて教えてください。

パーネル:新しい道を選択や成長の過程に関する苦しみと喜び、再生成と変化に関する作品です。

あなたがこのアルバムのために書いたカラー・チャートは何を意味しているのでしょうか?

パーネル:それは一般的な、人生の変化のさまざまな様相を示しています。たくさんの色の陰は人生に関連しています。私は物に関して知識を得ることが好きなのです。もし私が自分のアルバムを「blue」=青と付けたら、「青」に関して知りたくなります。青に関する引用、 青の色合い、象徴するもの、本、ペインティング......青の色合いや、色合いの名前を示すことができるたら楽しいでしょう。

pp3のみんなはマシュー・ハーバート・ビッグ・バンドのセカンド・アルバム『There's Me And There's You』(2008)にも参加していますよね。

パーネル:はい、私たち3人がアルバムとそのツアーをいっしょにできたことはとても光栄で、私たち全員にとって夢みたいな経験でした。

『アンビエント・ジャズ・エレクトロニカ』には「Romance & Ruse」というサブタイトルがありますが、この言葉の意味するところを答えてもらえますか?

パーネル:ロマンス=愛に関する興奮と神秘的な感情。刺激的で愉快な情事。感傷的か理想化された、愛との取り引きの本や映画。そのような方法での愛との取引のフィクションのジャンル。日常生活から逃避、神秘的、興奮の感覚や質。野生の誇張、絵のような虚偽、実生活から離れて出来事とディールするフィクションの仕事。ロマンス諸語中の親切な、 騎士道のヒーローとディールする中世の物語。そのような作品の文学ジャンル。音楽の短い非公式の1片。ルース=誰かを偽る行為。起源は、古いフランス語からの後期の中期英語の「ruser」「罠を仕掛ける」、初期の「車をバックする」から。もしくはラテン語の「rursus」 「後方へ」に基づいたもの。

"アンビエント・ジャズ"というコンセプトをあなたはどのように考えていますか?

パーネル:私が何年ものあいだ貯めていたスケッチとアイディアのコレクションです。取りかかって最近まで終わらなかったモノもあれば、私の家にレコーディングに来た友だちの録音の使えなかったもの、コンピュータで作った新しい歌などがあります。最初は、この年の最初にロンドンのバックス・ミュージックの映画とテレビ使用のライブラリーCDとして集められた物でしたが、幸運なことに〈Pヴァイン〉が日本でCDをリリースしてくれました。

あなたはとても思慮深い音楽家ですが、音楽についていったいどんな哲学を持っているのか教えてもらえませんか?

パーネル:音を聴くことは原始時代のアトラクションがあります。炎を凝視したり、岩にあたる川のしぶきを見たり、光り輝く日没をみたり......。それは、言葉では表せないところで、精神的に語りかけます。それは野生の動物を和らげるばかりか、水でさえ音楽の影響をうけ、凍って氷晶になって、写真を撮られるようになります。私たちは嬉しいときに歌うし、すべての希望を失ったときにも歌います。音楽は私たちのまわりの空気分子が動く、見えるエネルギーです。我々の意識的/無意識の記憶の感情を引き起こし、電球からの光のように外に放射し、範囲内の問題すべてに触れることなのです。
 それから、これは私の自己中心的なことなのですが、自分が関わったコンサートやギグで人びとが感動したり、単純に楽しんでいるのを知ることで私はとても気分が良いのです。それは、物事への連続性の感覚と愛の相互交換を与えてくれるのです。
 また、音楽を演奏する他の人と演奏するというこの上ない大きな喜びを与えてくれます。ときどき私は特別な機会を与えられ、この喜びを広げなければという義務感にさえかられるのです。私はしなければと思います。私には選択さえないし、ここにとにかく私が愛する何かがあるのです。実際、誰が音楽ビジネスという不安定なキャリアを選ぶのかということは、私にとっては当惑するのですが、子供は彼らのよく意図された両親の何千倍もの狼狽によって誘惑されるのです。しかし、混乱とは「好きな仕事を見つけなさい。 人生で1日も働かない生活を」と言うものです。

あなたにとって最高のジャズ・アルバムは何ですか?

パーネル:これもまた難しい質問ですね。この答えは2年前に尋ねられたときと違っているし、2年後に尋ねられたらまた違っているでしょう。では、ベスト4でいいでしょうか。マイルス・ディヴィス『カインド・オブ・ブルー』、エラ・アンド・ルイ・ウィズ・オスカー・ピーターソン・トリオ『エラ・アンド・ルイ』、エロル・ガーナー『コンサート・バイ・ザ・シー』、アート・タトム『アート・オブ・ザ・ピアノ』。

あなたの演奏が日本でも聴ける日を楽しみにしています。最後に日本のリスナーにメッセージをお願いします。

パーネル:私もとても楽しみにしています。また日本で演奏したいですし、日本を見て美味しいものを食べて、大好きな熱燗を飲みたいです。津波と福島の原子力発電所のメルトダウンのあとのすべての日本の人に向けて、前向きな姿勢を送りたいと思います。そして私がみなさんに言いたいのはこういうことです。マスメディアが報道しない福島に関する情報を探しましょう。公的な話しを懐疑的に思いましょう。そして私たちの情報を共有しましょう!

DJ TUTTLE - ele-king


1
DOM THOMAS - dreams of san antonio - BRUTAL MUSIC

2
DREADNOUGHT - Caroline EP - DREADNOUGHT

3
INSTRA:MENTAL・TREVINO - Pyramid /Chip - B3024

4
NORM TALLEY - Tracks From The Asylum - MIX MODE

5
STARKEY - PC - NO HATS NO HOODS

6
COSMONAUTIX - Energija - PIRANHA

7
D'EXPLICIT --Pull Up (vocal) -pull Up (instrumental)- LAUNCHPAD

8
KROMESTAR・GENETIX - Straight Error -DUBSTEP ONSLAUGHT

9
DEBO BAND +KIDDID - ADDERECH - ELECTRIC COWBELL

10
根本敬 - 愛駅-BLACK SMOKER RECORDS

alva noto & blixa bargeld - ele-king

 もうありきたりの音楽では飽き足らないという人、ANBB名義でアルバムも出したアルヴァ・ノト(カールステン・ニコライ)&ブリクサ・バーゲルト(アインシュテュルツェンデ・ノイバウテン)が来日しますよ! 
 昨年、〈ラスターノートン〉からリリースされた『Mimikry』が話題の......というか、久しぶりにブリクサ・バーゲルトのライヴ・パフォーマンスが見れるし、いまもっとも旬なひとりだと言えるカールステン・ニコライのグリッチ&ノイズといえば、IDMファンでなくてもかなりそそられるでしょう!
 東京公演には〈スカム〉からのリリースで知られるベルリン在住の日本人、NHKyx、そして名門〈ブラックスモーカー〉からのリリースが噂されるatsuhiro itoによるULTRA FUNCTORも出演!

 

9/30(金) liquidroom ebisu
guest: ULTRA FUNCTOR (atsuhiro ito + microdiet)、NHKyx (Skam/Raster Noton) 
前売¥6,500(ドリンク代別途)
OPEN18:00/START1900
info.03-3444-6751 (SMASH)

10/1(土) Fanj Twice
guest: NHKyx (Skam/Raster Noton) 
前売¥6,500(ドリンク代別途)
OPEN18:00/START1900
Info.06-6535-5569(SMASH WEST)

TICKET
東京7/16(土)ぴあ(P:144-360 )、ローソン(L:74371)eプラス(プレ:7/5-10)、岩盤
大阪7/16(土)ぴあ(P:144-300)、ローソン(L:56543)eプラス(プレ:7/5-10)

https://smash-jpn.com
https://smash-mobile.com

Chart by JET SET 2011.09.19 - ele-king

Shop Chart


1

PACIFIC HORIZONS

PACIFIC HORIZONS BEACHES OF THE BLACK SEA »COMMENT GET MUSIC
David Mancuso, DJ Harvey, Francois K.らが絶賛した過去2作のカルト・ヒットも記憶に新しい、LA発のバレアリック・トリオによる主宰レーベル"Pacific Wizard Foundation"からの3rd.シングル。

2

SHHHHH

SHHHHH SOL DE MEDIANOCHE »COMMENT GET MUSIC
『Strictly Rockers』以来となる待望のミックスは、これぞShhhhhの真骨頂と言うべき辺境の楽園へと誘うかのような極上の1枚!

3

MR RAOUL K

MR RAOUL K LE KARANTKATRIEME PEUL REMIXES »COMMENT GET MUSIC
自身が主宰する"Baobab Music"のシークレット・ライン最新作3番は、09年に本家"Baobab Music"からリリースした"Le Karantkatrieme Peul"のグレイテスト・リミックス3楽曲。自身による未発リミックスB-1が圧巻。

4

JAMES PANTS & TOM NOBLE

JAMES PANTS & TOM NOBLE SELECTED SOUND REMIXES PT.1 »COMMENT GET MUSIC
Inverse CinematicsやMotor City Drum Ensemble、Simbadらの作品を輩出してきたフランスのインディペンデント・レーベル"Faces Records"が立ち上げた新シリーズ"Selected Sound Remixes"のファースト・リリース。

5

DJ DYE

DJ DYE ELEKT »COMMENT GET MUSIC
Tha Blue HerbのDJとしてお馴染みのDJ DYE待望のオフィシャル・ミックス。ダンス・フロアの熱狂がひしひしと伝わる4つ打ちを中心としたミックス!

6

AXEL BOMAN

AXEL BOMAN LUCKY TIGER EP »COMMENT GET MUSIC
Jimmy Edgar、Clap II Dogz(Catz N' Dogz & Soul Clap)と傑作連発のGlasstable Music第3弾はがぜん注目の集まるスウェディッシュ・プロデューサー、Axel Boman。間違い無し!!

7

MATTHEW STYLES

MATTHEW STYLES SAMPLE & HOLD EP »COMMENT GET MUSIC
Jamie Jonesとタッグを組んだ"BPitch Control"からのスプリットEPにてデビューし、最近ではUK"Fear Of Flying"発の人気作"BLM / Garage Is Back"のリミックスを手掛け人気を博した、気鋭Matthew Stylesによるソロ・シングルが新着。

8

TRIDACT

TRIDACT OVER THE CLOUDS »COMMENT GET MUSIC
Windsurf "Coastlines"に続くアルバム作品リリースの第二弾として今年8月に登場した北米西海岸からの新鋭、Tridactによるファースト・アルバム(CD)から、アナログ・カットが2作同時入荷!!

9

TRIDACT

TRIDACT ONE WHEEL RACE »COMMENT GET MUSIC
Windsurf "Coastlines"に続くアルバム作品リリースの第二弾として今年8月に登場した北米西海岸からの新鋭、Tridactによるファースト・アルバム(CD)から、アナログ・カットが2作同時入荷!!

10

BEAUTY

BEAUTY TRIBUTE TO THE HORROR EP »COMMENT GET MUSIC
国内チル・ウェイヴの最深ヤング・コミニティCuz Me PainのThe Beauty、なんとCrue-Lからの12"リリース。瀧見憲司によるLuger E-Go Experienceリミックスは人気決定的ですが、オリジナルも最高に眩しい大傑作盤です!

Chart by JAPONICA 2011.09.17 - ele-king

Shop Chart


1

JAMES PANTS & TOM NOBLE

JAMES PANTS & TOM NOBLE SELECTED SOUND REMIXES PT. 1 FACES / LES DISQUES SUPERFRIENDS / FRA / 2011/9/11 »COMMENT GET MUSIC
抜けの良いパーカッシヴ・ドラムブレイクがリズミックに進行するロービート・ファンク・ナンバー"DRUM AROUND"をドラムブレイクそのままにいかにもJAMES PANTS"らしい"ニュー・ウェイブ/エレクトロ・ライクなシンセ・フレーズを交えつつ長尺リミックスしたA面。そしてブギー感のあるキーボード・プレイが印象的なエレクトロ・ジャズ・ファンク"DRUMCRAZY"をパーカッションの効いたディスコ・ビートにスペース・シンセ煌くダンス・ト ラックへとアップデートしたTOM NOBLEリミックスのB面。

2

WILLIE COLON & RUBEN BLADES

WILLIE COLON & RUBEN BLADES SIEMBRA (SACRED RHYTHM VERSION) SACRED RHYTHM MUSIC / US / 2011/9/14 »COMMENT GET MUSIC
先頃リリースされたMONGO SANTAMARIA"FUNK TOWN"リミックスの続編的一枚が到着しました。こちらは世界の名盤100選にNYサルサ・アルバムとして唯一選ばれた名盤「SIEMBRA」音源をリ ミックスしたもの。原曲の質感はそのままにインスト・パートを長尺化し、よりDJユースに、そしてダンス・トラックとして成熟させた極上ラテン・ ジャズ・ハウス!中でもイチオシはさらにフロア仕様に仕立てられたB-1"DANCE DUB"ヴァージョン。

3

K'BONUS & NEGGHEAD

K'BONUS & NEGGHEAD COMPOST BLACK LABEL 81 COMPOST / GER / 2011/9/11 »COMMENT GET MUSIC
メロウネスなフュージョン感覚が隅々にまで行き届いたブラック・ディスコ・ハウスA-1"HARMONIZING (PART 1)"、そして同路線でよりパーカス・ビート/エフェクティヴなアレンジが効いたB-1"HARMONIZING (PART 2)"のオリジナル2トラックが抜群に最高!ニュー・ジャズ/クロスオーヴァー・サイドで鉄板リリースを続ける当タッグとストイックにブラック・ハウスを 推し進める<COMPOST BLACK LABEL>の奇跡のマッチアップ。

4

DJ DUCT

DJ DUCT ONE TURNTABLE LIVE MIX "TODAY : TOMORROW" THINKREC. / JPN / 2011/9/14 »COMMENT GET MUSIC
ルーツでもあるファンク/レアグルーヴに「BACKYARD EDIT」収録ナンバーを織り交ぜ小気味良く展開していく"TODAY (FUNK SET)"サイド。そしてシーンを代表する大御所JEFF MILLSもDOMMUNE競演時に驚嘆の声をあげ、初見の数多くのオーディエンスを虜にさせた話題のダンスミュージック・セットとな る"TOMORROW (TECHNO SET)"の2テイクを収録。

5

BEING BORINGS

BEING BORINGS LOVE HOUSE OF LOVE CRUE-L / JPN / 2011/9/13 »COMMENT GET MUSIC
骨太タイトな四つ打ちミッド・グルーヴで多幸感あるコーラス・ワーク/シンセが温かく包みこむ長編バレアリック"LOVE HOUSE OF LOVE"、C/Wにはこちらも肉厚なブレイク・グルーヴで重心低目に進行し、サイケ〜ダビーな幽玄ギター・リフが揺らめく上質フォーキー・バレアリッ ク・ブギー"SOME ARE HERE AND SOME ARE MISSING"を収録。

6

KINGDOM☆AFROCKS

KINGDOM☆AFROCKS ANTI VIOLENCE / WILL TO LIVE PLANET GROOVE / JPN / 2011/9/14 »COMMENT GET MUSIC
<JAPONICA>より放ったファースト・シングル"イチカバチカーノ"の特大ヒットからずっと待ちわびていたAFROCKS新作12"、遂に 到着!やっぱアナログが最高です。先頃リリースされたファースト・スタジオレーコーディング・アルバム「FANFARE」からのアナログ・カット 第1弾。往年のナイジェリアン・レジェンド達を彷彿とさせる純国産アフロ・グルーヴ傑作。

7

V.A. [FRED P / PJOTR / VAKULA / BENEDIKT FREY]

V.A. [FRED P / PJOTR / VAKULA / BENEDIKT FREY] EP ETHEREAL / RUS / 2011/9/11 »COMMENT GET MUSIC
ブラック・ルーツに根ざした良質ハウスのリリースで注目度をあげるANTON ZAP主宰<ETHEREAL>第17弾。USブラック・ハウスの気鋭BLACK JAZZ CONSORTIUMことFRED P、ここ<ETHEREAL>にも作品を残すスウェーディッシュ・ハウサーPJTOR、最早説明不要VAKULA、そしてニュー・カマーBENEDIKT FREYの4組による一枚。

8

GECKO TURNER

GECKO TURNER GONE DOWN SOUTH REMIXES PT.1 LOVE MONK / SPA / 2011/9/11 »COMMENT GET MUSIC
先にリリースされたリミックス・カット第2弾も好評の中、遅れていた第1弾がようやく到着。注目はやはり<HEAVENLY SWEETNESS>からの一連のリリースでシーンを賑わしたBLUNDETTOリミックスのA面。持ち前のレゲエ・テイストを忍ばせたリフにカリブ/ア フロ的アレンジも取り込んだ塩梅なプリミティブ・リミックスに仕上げてきました◎

9

GONNO

GONNO ACDISE #2 INTERNATIONAL FEEL / URY / 2011/9/11 »COMMENT GET MUSIC
ここ数年で一気にシーンの最前列に並ぶ人気レーベルとなった<INTERNATIONAL FEEL>に、邦人クリエイターGONNOが参戦!野外や大箱でも聴きたい色鮮やかな電子音がレイヤーされ厚みを持って靡いていくバレアリック感兼ね備え た爽快アシッド・ダンス"ACDISE #2"、そして煌びやかでレイドバック感あるギター・リフが幽玄に黄昏れるチル・トラック"TURN THE LIGHT"のオリジナルが最高!

10

AFROBUDDHA MEETS KAKATSITSI DRUMMERS

AFROBUDDHA MEETS KAKATSITSI DRUMMERS OBAME ROUND IN MOTION / UK / 2011/9/11 »COMMENT GET MUSIC
ロンドンを拠点にワールドワイドな展開を推し進める邦人クリエイターKAY SUZUKIと盟友KOICHI SAKAIによるユニットプロジェクト=AFROBUDDHAファースト・リリース作。ガーナのトラディショナルな音楽団KAKATSITSIを全面的にフィーチャーした躍動感溢れるアフロ・パーカッシヴ・ダンス・トラック。

Chart by STRADA RECORDS 2011.09.14 - ele-king

Shop Chart


1

VA(BJORK/SADE)

VA(BJORK/SADE) NK RMX WHITE(JPN) »COMMENT GET MUSIC
【限定プレス!】Dazzle Drumsによるリエディット作品の中でも特に人気が高かったBjork「Desired Constellation」とSade「I Never Thought I'd See The Day」が初の12インチ・ヴァイナル化!両曲とも絶妙グルーヴ感とトリップ感が同居した傑作エディット!Joe ClaussellやDanny Krivit, DJ Nori,Toshiyuki GotoらトップDJ達もヘヴィー・プレイする絶対見逃せない1枚です!

2

WILLIE COLON & RUBEN BLADES

WILLIE COLON & RUBEN BLADES SIEMBRA-SACRED RHYTHM VERSION SACRED RHYTHM MUSIC (US) »COMMENT GET MUSIC
大ヒットしたMONGO SANTAMARIA「FUNK DOWN」に引き続き、またしても「Hammock House - Africa Caribe」のアナログ、CDのどちらにも収録されていない曲が12インチで限定リリース!

3

GONNO

GONNO ACDISE #2 INTERNATIONAL FEEL(EU) »COMMENT GET MUSIC
DJ HARVEYのLOCUSSOULUS名義やCOYOTEの作品で知られるバレアリック〜ニュー・ディスコ系のトップ・レーベルINTERNATIONAL FEELが新ラインが設立!第一弾はPERC TRAXやMERKURのリリースで知られる東京のテクノ・アーティストGONNOの12インチ!煌めくシンセ・シーケンスにアシッド・ベースが加わりながらじわじわとビルドアップしていく珠玉のバレアリック・エレクトリック・ディスコです!リミキサーにはスウェーデン・ミニマル・シーンよりSKUDGEと同レーベルでHUNGRY GHOSTメンバーとして活躍し、アルバムもリリースしたGATTO FRITTOが起用!TODD TERJE、LAURENT GARNIERらが絶賛サポート中!

4

FUDGE FINGAS

FUDGE FINGAS WHAT WORKS EP(10inch) FIRECRACKER(UK) »COMMENT GET MUSIC
PRIME NUMBERSからのリリースも好評なスコットランドのアーティストFUDGE FINGASが、特殊ジャケやLINKWOODやVAKULAのリリースでマニアのハートを捕らえて離さないFIRECRACKER RECORDINGSからリリース!初期のデトロイト・テクノにも似た無機的なベース・サウンドと柔らかで包みこむようなエモーショナルなシンセ・サウンドが心に染み入る極上のディープ・ハウス!リミキサーにVAKULAが参加、原曲の良さを活かしたビート・ダウン・トラックに仕上げており、全曲オススメの一枚!

5

SCOTT K. vs STEVIE WONDER

SCOTT K. vs STEVIE WONDER AS-BOX EDIT BOXMUSIC (US) »COMMENT GET MUSIC
O'JAYS「I LOVE MUSIC」のエクセレントなリエディットが大ヒットしたSCOTT K.が今度はSTEVIE WONDERの名曲「AS」をリエディット!ハウス化されイントロも長くて非常にプレイしやすい仕上がり!

6

PACIFIC HORIZONS

PACIFIC HORIZONS UNIVERSAL HORIZONS PACIFIC WIZARD FOUNDATION(US) »COMMENT GET MUSIC
【正規再プレス!】DJ HARVEYやTHE REVENGE、RAY MANGらによるプレイで大人気だったこの盤が待望の再プレス!チープな打ち込みトラックにスパニッシュ調のアコースティック・ギターがなんとも哀愁漂うB面が最高!遅めのトラックにサイケデリックなギターソロが印象的なA面もプログレっぽい仕上がりでグッド!しかも今回は新たに用意されたジャケット付き!

7

VA

VA THE GYM 005 THE GYM(GER) »COMMENT GET MUSIC
ドイツの最先端レーベルとしてシーンで注目されているTHE GYMからMY BEST FRIENDで活躍中のBRANDT BRAUER FRICKのSCOTT名義で登場!本名やSCOTT名義ですでに同レーベルの顔となりつつあるだけに本作でも抜群の完成度を誇る楽曲を披露!リズム・マシンやノイズを効果的に使った緊張感溢れるスリリングなシンセ・ジャズ・セッション『SUICIDE BJORN』が圧巻!JAMES BRAUNによるタイトル通りTR-606を使ったミニマル・シンセ・ディスコ『606 'N' ROCK'N' ROLL』をカップリング!

8

YURI SHULGIN

YURI SHULGIN FLOW EP ETHEREAL SOUND(FR) »COMMENT GET MUSIC
MISTANOMISTA名義でのリリースも人気のロシア人アーティストYURI SHULGINがANTON ZAPのETHEREAL SOUNDからYURI SHULGIN名義で登場!ベーシストながら自らピアノ、トランペット、ギター、トランペット等をこなすマルチプレイヤーぶりを本作でも如何なく発揮!MILES DAVISを思わせるジャジーなトランペット・サウンドが印象的な本格的ジャズ・ハウスに仕上がっており、良質な生系ハウスを求めている人は必須の一枚!

9

HERB LF & PETKOVSKI

HERB LF & PETKOVSKI LULLABY FOR RASTKO FARSIDE (GER) »COMMENT GET MUSIC
毎回ハイクオリティー&ハイセンスな楽曲でファンを唸らせるFARSIDEからレーベルの顔とも言えるHERB LFとDJ PETKOとして知られるPETKOVSKIによる12インチが登場!現代音楽的な弦と女性ボイス・サンプルが印象的なテック・ハウスの『BORDEl MUZA』、HAROLD BUDDを思わせるピアノ・サウンドがクールに響き渡る『SECRET GARDEN』はHERB LFリミックスと音響系アンビエント・ジャズなオリジナル・バージョンを収録!

10

GALAXY 2 GALAXY

GALAXY 2 GALAXY HI-TECH JAZZ UNDERGROUND RESISTANCE(US) »COMMENT GET MUSIC
UR最大のヒット曲にしてテクノの枠を超えた歴史的名曲、GALAXY 2 GALAXY名義の『HI-TECH JAZZ』!長い間絶版状態で入手困難な状態が続いていた93年リリースのオリジナル盤が、この度2枚組オリジナルから重要曲抜粋、MAD MIKE本人によるリマスタリングを経て、新ラベルで装いも新たにリイシュー!サックス・ソロが印象的なギャラクティック・テクノ『HI-TECHJAZZ』、JUAN ATKINSも参加している『RETURN OF THE DRAGONS』、フルート・ソロが美しいコズミック・フュージョン・テクノ『STAR SAILING』など珠玉の4曲を収録!全音楽ファンの外せない一枚です!
  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63 64 65 66 67 68 69 70 71 72 73 74 75 76 77 78 79 80 81 82 83 84 85 86 87 88 89 90 91 92 93 94 95 96 97 98 99 100 101 102 103 104 105 106 107 108 109 110 111 112 113 114 115 116 117 118 119 120 121 122 123 124 125 126 127 128 129 130 131 132 133 134 135 136 137 138 139 140 141 142 143 144 145 146 147 148 149 150 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 166 167 168 169 170 171 172 173 174 175 176 177 178 179 180 181 182 183 184 185 186 187 188 189 190 191 192 193 194 195 196 197 198 199 200 201 202 203 204 205 206 207 208 209 210 211 212 213 214 215 216 217 218 219 220 221 222 223 224 225 226 227 228 229 230 231 232 233 234 235 236 237 238 239 240 241 242 243 244 245 246 247 248 249 250 251 252 253 254 255 256 257 258 259 260 261 262 263 264 265 266 267 268 269 270 271 272 273 274 275 276 277 278 279 280 281 282 283 284 285 286 287 288 289 290 291 292 293 294 295 296 297 298 299 300 301 302 303 304 305 306 307 308 309 310 311 312 313 314 315 316 317 318 319 320 321 322 323 324 325 326 327 328 329 330 331 332 333 334 335 336 337 338 339 340 341 342 343 344 345 346 347 348 349 350 351 352 353 354 355 356 357 358 359 360 361 362 363 364 365 366 367 368 369 370 371 372 373 374 375 376 377 378 379 380 381 382 383 384 385 386 387 388 389 390 391 392 393 394 395 396 397 398 399 400 401 402 403 404 405 406 407 408 409 410 411 412 413 414 415 416 417 418 419 420 421 422 423 424 425 426 427 428 429 430 431