「Ord」と一致するもの

Planet Mu's 25th anniversary - ele-king

 マイク・パラディナスが主宰するエレクトロニック・ミュージック・レーベル〈Planet Mu〉が創立25周年を記念してコンピレーションを出します。いや、すばらしい、おめでとうございます。
 マイク・パラディナスは、90年代初頭のエイフェックス・ツインの衝撃があって以降に登場した才能でした。そう、リチャードが〈Rephlex〉なる自分のプラットフォーム的レーベルをはじめて、そこからデビューしたのがマイク(μ-Ziq)で、彼の最初のアルバムそして2枚目は当時はまさにAFXに次ぐ衝撃だったのです(アンドリュー・ウェザールもその年の自分のベストに挙げておりました)。本当にあれは素晴らしかったなぁ。そしてマイクはいろんな名義を使い分けながら現在にいたるまで作品を出し続けています(今年もTusken Rider名義でアルバムを出しています)。1995年からはじめた自分のレーベル〈Planet Mu〉も当初はほとんど自分の作品ばかりでした。それがゼロ年代あたりからいろんなアーティストの作品も出すようになり(COM.Aの兄であるジョセフ・ナッシングの作品も出してましたね)、で、2008年のダブステップ系の名コンピレーション『Warrior Dubz』以降はFalty DLや初期のFloating Points、そしてシカゴのフットワークを世界に知らしめた名コンピレーション『Bangs & Works』を出したりしています。ちょうど10年前にインタヴューもしていました
 〈Planet Mu〉は、日本に支部がないためプロモーションされてませんが、ここ最近も本当に良い作品/挑戦的な作品を出しているんです。昨年はRian Treanor、今年で言えばまずはSpeaker Musicですよね。East Manもありました。しかしこうしてリンクを見ていると、書いているのは三田格さんばかりじゃないですか。いかん、もっとたくさんの人に聴いてもらわねば!
 マイクが本当にそう思ったのか、定かではありませんが、最近のレーベルの魅力をパッケージしたコンピレーション『Planet Mu 25』が出ます。エクスクルーシヴが7曲あり、そのうち1曲はBasic RhythmによるDJ Nateの曲のリミックスです。

 リリースは12月4日、デジタルとCDの両方で発売。なお、オウテカやエイフェックス、スクエアプッシャーとはまた違った活動を続けているマイクの最新インタヴューは、紙エレキングの年末号に掲載されるでしょう。乞うご期待。

Tracklist:
01 East Man & Streema - Know Like Dat
02 RP Boo - Finally Here (ft. Afiya)
03 Konx-om-Pax - Rez (Skee Mask Remix)
04 Ital Tek - Deadhead
05 Gábor Lázár - Source
06 DJ Nate - Get Off Me (Betta Get Back) (Basic Rhythm Remix)
07 Ripatti - Flowers
08 Speaker Music - Techno Is A Liberation Technology (ft. AceMo)
09 Jana Rush - Mynd Fuc
10 Rian Treanor - Closed Curve
11 Bogdan Raczynski - tteosintae
12 RUI HO - Hikari
13 FARWARMTH - Shadows In The Air
14 Meemo Comma - Tif’eret
15 Eomac - All The Rabbits In The Tiergarten

さよひめぼう - ele-king

 インターネット上を拠点に活動、これまでアメリカの〈PLUS100〉や〈BusinessCasual〉といったヴェイパーウェイヴ系のレーベルからリリースを重ね、〈Maltine〉にもEPを残すトラックメイカー、さよひめぼうが初の全国流通盤を送り出す。
 ブレイクビーツが暴れまわったり謎めいた声ネタが飛び交ったりしているが、全体的にはじけんばかりのキャッチーさに包まれている。不思議なハイブリッド感を楽しもう。


さよひめぼうの新アルバム『ALIEN GALAXY MAIL』本日10/21CD発売&配信/ストリーミングも開始!

●2016年6月14日アトランタの名門Vaporwaveレーベル〈PLUS100 Records〉、2017年4月21日米国のインターネットレーベル〈BusinessCasual〉よりアルバムをカセット・デジタルで発表し、2019年には〈Maltine Records〉からEP「深圳DIVA」をリリース。その独創的な音楽性が国内でも話題を振りまきつつあるトラックメイカー=さよひめぼうの新アルバム『ALIEN GALAXY MAIL』が本日10/21に発売!

●今作はライヴテイクの勢いを大きく反映させ、今までのベッドルーム・ミュージック的なアプローチから、踊る事を主軸に置いたダンスミュージックへと進化した一作となる。国内・海外で注目を集める横浜育ちのビートメーカー ΔKTR がプロデュース。マスタリングを ISSUGI や仙人掌、KID FRESINO、JJJ、C.O.S.A. らの作品への参加でも知られるプロデューサー/ビートメーカーの Aru-2 が施し、アルバムデザインは tofubeats のアートワークや、PUMA とのコラボレーションなど、インディーズからメジャーレーベルまで幅広い分野にアートワークを提供し、様々な企業、ブランドとのコラボレーションでプロダクトを展開している GraphersRock が担当した。

●GraphersRock のアルバム・アートワークを元に、たすけてセンター街が監督・編集したトレイラー動画や、imai (group_inou)、パソコン音楽クラブ、長谷川白紙、ぷにぷに電機、SEKITOVA、tomad、John Zobele (Business Casual)、R23X (Plus100、NEOGAIAPHANTASY)からのコメントも是非合わせてチェックしてください。

[AppleMusic, iTunes, Spotify など各配信/販売リンクはこちら]
https://smarturl.it/SAYOHIMEBOU

[アルバム・トレイラー映像はこちら]
さよひめぼう - “ALIEN GALAXY MAIL” Trailer
https://youtu.be/ek42B2LzMiE

2050年、新たな氷河期に突入後、
人類の大半はアジア大陸上に浮かぶ巨大コロニーに移住。
そこで暮らす中国人中学生猫娘は、
エンジニアの祖父からY2Kを経て改良・使用し続けた旧型Windowsパソコンを受け継いだ。
その娘のパソコンにある日、宇宙人からメールが受信される。
その内容は高速監視システムで探知され、瞬く間に全世界へ流出して大問題となった。

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[各推薦コメントはこちら(順不同)]

初めてさよひめぼうさんの曲を聴いた時はバックグラウンドが全然見えなくて、本当に宇宙人かと疑いました。

今作はそんなさよひめぼうさんが地球で活動を始めて、あらゆるトラックメイカーと共演する事で言語を習得し、最強バイリンガルになったような印象を受けました。

さよひめぼうさんは地球年齢だと僕より先輩にあたるのですが、「今が一番楽しい」と仰られていて、とても感動しました。
また共演してフロアをめちゃくちゃにしましょう!
特大リスペクト!!!!!

imai (group_inou)

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とにもかくにもリリースおめでとうございます! パソコン音楽クラブの企画で初ライヴを拝ませてもらってからはや3年、当時のVaporwave meets IDM的なカオスの連打から深圳DIVAあたりでの言語感覚の獲得によるポップな狂いと、そこに込めたインスピレーション元への私的な敬愛を同時に覗き見ることができる面白いアルバムでした。毎作ごとに恐る恐る拝聴させていただいております。今後とも油断も隙もならない音楽を楽しみにしています!

SEKITOVA

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蛍光色のエイリアンと毒ミッキーが融合・分裂し続けるトリップの中で、縦横無尽に跳ね回るのは、過剰なまでにケミカルな音の塊。背後から迫ってくる音響生命体は、おしゃべりのようにアーメンブレイクのスネアを打ち出し続けている。このコミュニケーションの成立しない銀河に、人間の出る幕は勿論ない。

柴田(パソコン音楽クラブ)

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さよひめぼうさんは、その初ライブが僕の所属するパソコン音楽クラブ企画の小さなイベントだったと思います。
その日、それまでにさよひめぼうさんの音楽を聞いたことのある人は少なかったと思いますが、様々な音楽の影響を感じさせつつも誰にも真似できない唯一無二の圧倒的なサウンドを聴き、そこに居合わせた全員がこれはとんでもないことになるんじゃないか、と物凄いワクワク感を感じたのを覚えています。それ以降も要所要所でご一緒し、僕はいつもその音楽に圧倒され続けてきました。
そんなさよひめぼうさんが今作ついに全国流通盤を出されるとのことで、本当に嬉しいです。
今作は当初からのIDM・ブレイクコア的ビートの持つ疾走感を引き継ぎつつも、声ネタや音選びなどから、過去作に比べてよりキャッチーな印象を感じました。しかしながら不思議な位相感や浮遊感のある調性など、抜群のオリジナリティは健在です。初めてさよひめぼうさんの音楽を聴く人に寄り添いつつも、体験したことのない聴了感を感じさせてくれる作品だと思います。

西山(パソコン音楽クラブ)

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我々の記憶から発音体までの距離をサンプリングしてしまうような唯一無二としか言いようがない音像/
常に音楽的構造を維持していながらも、“伝統的”な小節単位の進行ではない、予測不可能な、天上からの走り書きみたいな展開/
唐突に挿入される異分脈の和音の濁り、きみょうな転回形、グリッド外のリズム、異なる分割のリズム/
まるで中世音楽のような雰囲気すら感じさせるような旋法性や声部の独立性/
宇宙の全てを射程に捉え予言するような、鮮烈で恐ろしい記名性/
最新にして最大の美しくよごれた幻影!

長谷川白紙

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さよひめぼうさんはコラボレーションの際、いつもそのCuteで過激な音色を動力に、わたしの声を異次元に連れていってくれます。
 頂いたトラックを聞けば極彩色の世界感が嬉しくて「どこ~~~!?」と叫びたくなりそうなほど、魅力的なエンジンをお持ちの宇宙船です。
 そんなさよひめぼうさんがアルバムをリリース! ということで、先だって聴かせていただいたのですが、やっぱり「どこ~~~!?」でありつつも、流体のような滑らかさと硬質でパワフルなビートを更に洗練させておいでで、さらなるアップデートに眩暈がするほどです。
 きっとこのアルバムをお聞きの皆さんを最高の銀河に連れていってくれるでしょう。
 ヤバいとこまで届きそう……。

ぷにぷに電機

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はじめて聴いた時これは「テクノ」だと思った、そして泣いた。
ここではない未知なる惑星の思い出が走馬灯のように脳内を彩る。
2020年、宇宙への旅。さあ、最悪なこの地球から飛び出そう。

tomad (Maltine Records)

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"Another exciting release from SAYOHIMEBOU, featuring their signature blend of glitchy vaporwave.
Surprising and fun as always."

John Zobele (Business Casual Owner)

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Sayohimebou’s latest high-energy, auto-tuned, chopped-up masterwork pushes plunderphonic music to another level—it will blow your mind!

Sayohimebou is back in full force deconstructing techno, breakbeat, IDM, and plunderphonics through the lens of internet music.

Alien Galaxy Mail will make you rethink what dancing in a club could and should be.

This is an amazing blend of breakbeats, bubbling synths, warped samples, and bass lines that will get you moving… truly unique music.

Sayohimebou’s latest work is like putting hardcore techno, drum & bass, and vaporwave—with a pinch of gabber—into the blender and then microwaving the results. Incredible.

R23X (Plus100, NEOGAIAPHANTASY)

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アーティスト:さよひめぼう
タイトル:ALIEN GALAXY MAIL
品番:PCD-20429
定価:¥2,000+税
発売日:2020年10月21日

Tracklist:
01. 拝啓 聖 猫娘
02. NEO ICE AGE
03. GALAXY MAIL
04. Runway
05. ON-GAKU
06. Camouflage i-Land
07. Spam Trap (ハニーポット)
08. Summer Skate Link
09. AFRICA Mickey Museum
10. 1998-2050 (Memphis)

https://smarturl.it/SAYOHIMEBOU

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[プロフィール]
さよひめぼう
主にインターネットを活動の拠点とする、ミュータントFutureダンスミュージック製造工場!? 米国〈PLUS100〉〈BusinessCasual〉など、Vaporwave~Experimental系レーベルから多数アルバムをリリース。日本では〈NewMasterpiece〉からカセットテープを限定販売。2019年には〈Maltine Records〉からEP「深圳DIVA」リリース。
https://twitter.com/sayohimebou

New Order - ele-king

 新型コロナウイルス感染症の影響により延期となっていたニュー・オーダー来日公演の振替公演が、2022年1月に行われることが決定した。

■振替公演日程
東京 2020年3月3日(火) 新木場 STUDIO COAST → 2022年 1月26日(水) ZEPP HANEDA
東京 2020年3月4日(水) 新木場 STUDIO COAST → 2022年 1月28日(金) ZEPP HANEDA
大阪 2020年3月6日(金) ZEPP OSAKA BAYSIDE → 2022年 1月24日(月) ZEPP OSAKA BAYSIDE
※東京公演は会場が変更となりますので、ご注意ください。

詳細は招聘元のクリエイティブマンからの以下のご案内をご覧ください。

ニュー・オーダー振替公演のお知らせ

新型コロナウイルス感染症の影響により延期となっておりました、ニュー・オーダー来日公演の振替日程が決定致しました。振替日程発表まで長期間にわたりお待たせしまして大変申し訳ございませんでした。 お客様のご理解とご協力に感謝申し上げます。

お手持ちの公演チケットは指定の振替日程にのみ有効となりますので、大切に保管していただきますようお願い致します。振替日程にご都合のつかないお客様には払い戻し対応をさせて頂きます。 払い戻しはお買い求めのプレイガイドにて 2021 年 1 月 31 日(日)までの期間となります。 この期間以外の別途受付はございませんので、必ず期間内にお手続きをして頂きますようお願い申し上げます。払い戻し方法の詳細につきましては、クリエイティブマンのホームページをご確認ください。 また、チケットの再発売日につきましては、改めてお知らせ致します。

大阪 2022年 1月24日(月) ZEPP OSAKA BAYSIDE
※2020年3月6日(金) ZEPP OSAKA BAYSIDEより振替
OPEN 18:00/ START 19:00
TICKET 1F スタンディング¥10,000 2F 指定¥12,000(税込/別途 1 ドリンク)※未就学児入場不可 ※未就学児入場不可 ※別途 1 ドリンクオーダー
一般プレイガイド発売日:調整中 <問>キョードーインフォメーション 0570-200-8888

東京 2022年 1月26日(水) ZEPP HANEDA
※2020年3月3日(火) 新木場 STUDIO COASTより振替
東京 2022年 1月28日(金) ZEPP HANEDA
※2020年3月4日(水) 新木場 STUDIO COASTより振替
OPEN 18:00/ START 19:00
TICKET スタンディング¥10,000 指定席¥12,000(税込/別途 1 ドリンク)※未就学児入場不可
一般プレイガイド発売日:調整中 <問>クリエイティブマン 03-3499-6669

制作・招聘:クリエイティブマン 協力:Traffic

 ニュー・オーダーは、2015年に発売された最新オリジナル・アルバム『ミュージック・コンプリート』以来、5年ぶりの新曲「ビー・ア・レベル」(Be a Rebel)を先月発売している。「反逆者になろう 破壊者じゃなくて」と歌うバーナード・サムナーは、「タフな時代だからこそ、この曲をみんなに届けたかったんだ」と語っている。
[シングル詳細] https://trafficjpn.com/news/nobar/

この曲は、adidasのSpezialとのコラボレーションによるコレクション「nwrdrSPZL」に起用されている。
https://shop.adidas.jp/originals/spezial/

[LISTEN]
https://smarturl.it/nobar
https://youtu.be/f6E6ugW7TOo


■プロフィール
https://trafficjpn.com/artists/new-order/

■リンク先
https://www.neworder.com/
https://www.facebook.com/NewOrderOfficial
https://twitter.com/neworder
https://www.instagram.com/neworderofficial
https://www.youtube.com/user/neworder
https://open.spotify.com/artist/0yNLKJebCb8Aueb54LYya3
www.mute.com

BIM - ele-king

 THE OTOGIBANASHI'S の一員としての活動を経てソロ・デビューを果たした BIM。2018年にリリースされた 1st ソロ・アルバム『The Beam』では、アルバム中約半数の曲で自らがプロデューサーとしてトラックも手がけながら、自身のソロ・アーティストしての個性を明確に打ち出し、作品としても日本語ラップ・ファンを中心に高く評価された。アルバム全体で一定のトーンをキープし、どちらかと言えば内向的な印象が残った『The Beam』であったが、今年2月にリリースされたミニ・アルバム『NOT BUSY』では、『The Beam』にも参加していたドイツ人プロデューサーの Rascal が全曲プロデュースを手がけ、さらにスチャダラパーの Bose をゲストに迎えたことも相乗効果となりながら、外側へと向かっていくようなイメージの作品であった。そして『NOT BUSY』から約半年後に今回の 2nd アルバム『Boston Bag』がリリースされたわけだが、『NOT BUSY』の延長上にありながら、様々なスタイルのプロデューサーを迎え入れたことで表現の幅はさらに広まり、実に多面的な魅力を持つ作品に仕上がっている。

 本作の軸になっているのが前出の Rascal、そしてもうひとりが STUTS だ。CreativeDrugStore から in-d、JUBEE、VaVa をゲスト迎えたイントロ曲 “Get Gas (Hey You Guys)” や “三日坊主” などアルバム前半に集中している Rascal プロデュース曲はストレートなヒップホップ・トラックが特徴で、アルバムのヒップホップ濃度を上げている。なかでもテディ・ペンダグラス “Close The Door” のサンプリングにハードなビートを重ねたメロー・チューン “Jealous” は90年代的なテイストも醸し出しつつ、そこに乗る BIM と KEIJU (KANDYTOWN)の絡みが凄まじく格好良く、さらに男の色気も強く滲み出ている。一方、昨年リリースされた RYO-Z (RIP SLYME)との共演曲でもあるシングル “マジックアワー” でも素晴らしい相性を見せていた STUTSは、先行シングル曲である “Veranda” を筆頭に3曲のプロデュースを担当。STUTS の持つポップなセンスとダンサブルなスタイルがアルバム全体に上手く溶け込み、cero の高城晶平をフィーチャしたアーバンなダンス・チューン “Tokyo Motion” はその中でも最高峰とも言える一曲だろう。ダンス・チューンと言えば G.RINA がプロデュースを手がけ、kZm をフィーチャした “One Love” は “Tokyo Motion” とはまた異なる方向性のシンプルな抑えたムードの作りで、それぞれのプロデューサーの異なる個性が実にバランス良く溶け合っている。全11曲、32分というコンパクトなサイズ感ではあるが、楽曲の流れも実に巧みで、No Buses というバンドをゲストに迎えた80sニューウェーヴ的なテイストも感じられる “Non Fiction” で締めくくるというラストへの流れも含めて、アルバム単位で頭から最後までじっくり味わって欲しい作品だ。


 11月7日(土)、川崎の工業地帯で野外パーティ、Bonna Potが開催される。海辺にある芝生の広場だそうで、詳しい場所(およびコロナ対策)は、前売りチケット購入者に追って知らされることになっている(当日券の発売は一切無し)。だいたい都心から電車とバス、またはタクシーで約1時間ほど。駐車場の関係で車でのアクセスはナシのことです。
 出演するDJは、Toshio “BING” Kajiwara、Shhhhh 、Ground、Mamazu、7e。
 また、会場内には音響会社HIRANYA ACCESSプランニングによるTaguchiの最新フラットユニット・スピーカーを導入し、高音質のサウンドシステムを構築するのこと。いったいそこでは何が……

"Bonna Pot"
2020/11/7(sat) 22:00~
@Secret location / An open-air party in Kawasaki industrial area

DJs:
Toshio “BING” Kajiwara (HITOZOKU Record)
Shhhhh (El Folclore Paradox)
Ground (Chill Mountain/ESP institute)
Mamazu (Hole and Holland)
7e

Sound design: HIRANYA ACCESS

Speakers: Taguchi

Solar Power: RA -energy design-

Lighting & Deco:
The Hikariasobi Club
Keisuke Yago
and more!

Food & Bar: 万珍酒店 / MANGOSTEEN

Tonic Shop: Circle Shot

Organized by Nusic & HIRANYA ACCESS

Ticket: 4,500YEN
- RA
https://jp.residentadvisor.net/events/1427402
- 銀行振込 
*以下のメールアドレスに「購入者名(カタカナ表記」と「希望人数」をお送りください。振込口座と詳細をご返信いたします。
bonnapotmusic@gmail.com

*当日券の販売は一切ありません。
*会場の場所は前売りチケット購入者の方々にパーティ前日のお昼頃にemailでお知らせいたします。アクセスは都心から電車とバス、またはタクシーで約1時間ほどです。駐車場の関係で車でのアクセスは出来ません。
*Emailでコロナ対策に関する情報をお送りします。

 今回のBonna Potは川崎の夜景の美しい工業地帯にあるオープンエアスペースで開催します。海辺にある広々とした芝生の広場にHIRANYA ACCESSプランニングによるTaguchiの最新フラットユニットスピーカーを導入し、ケーブル等を含め徹底的に音のクオリティにこだわったサウンドシステムを構築、18メートル四方のダンスフロアを出現させます。数ヶ月前に完成したばかりの新しいスピーカーはしっとりとした豊かな低音の質感が比類なく、楽曲の再現性の高さ、繊細さとぬくもり感、そしてパワフルなアタック感を前回以上のクオリティで表現するために、Bonna Potで使用するためのその新作スピーカーを現在量産してもらっています。場内には一切ガソリンの発電機を置かずに発生ノイズをなくしたピュアな環境をつくり、サウンドシステムは会場に並べたソーラーパネルで充電した太陽光発電による音響専用バッテリーシステムで鳴らします。DJ陣は前回同様のShhhhh、Ground、Mamazu、7eに加え、Toshio “BING” Kajiwaraがプレイします。それぞれが本当に幅広い音楽性とオリジナリティを合わせ持つ唯一無二のDJ陣です。音楽とダンスが好きであれば誰でも楽しめる空間をつくりたいと思っているので是非一緒に踊りたい人たちを誘って遊びにきてください。


Toshio “BING” Kajiwara

90年代初頭のNYでターンテーブルや自作楽器を駆使した独自の即興パフォーマンスを始める。後にクリスチャン・マークレイと実験音楽トリオを結成、00年代初頭まで数々の海外遠征やパフォーマンス・イベントを共にする。他にもペーター・コワルド、シェリー・ハーシュなどの演奏家たちとも活動。また13年間に渡りNYの老舗中古レコード店で勤務し、埋没した歴史的音源の発掘や再評価の運動にも貢献する。現在は京都に拠点を移し、パフォーマンス・アーチスト、芸術家、エンジニアーの集合体「ANTIBODIES Collective」を首謀しながら独自の演出方法と舞台音響の探求を続け、日本各地でパフォーマンス芸術の社会的な役割とその可能性を提示することに関わっている。また、京都/木屋町にて「ヒト族レコード」を運営し、マージナルな文化芸能への開かれた回路を地域に提供している。


DJ.Shhhhh (El Folclore Paradox/ The Observatory)

DJ/東京出身。オリジナルなワールドミュージック/伝統伝承の発掘活動。フロアでは民族音楽から最新の電子音楽全般を操るフリースタイル・グルーヴを発明。執筆活動やジャンルを跨いだ海外アーティストとの共演や招聘活動のサポート。2018年秋よりベトナムはホーチミンのクラブ、The ObservatoryのレジデントDJに就任。
https://soundcloud.com/shhhhhsunhouse
https://twitter.com/shhhhhsunhouse
https://www.facebook.com/kanekosunhouse
https://jp.residentadvisor.net/dj/shhhhh


Mamazu

90年代中期頃からDJとして活動を始める。今は無きclub青山MIXの洗礼を浴び音と人、空間に触発され多種多様な音を吸収。小箱から大箱、野外まで独自の視点で形成される有機的なプレイを続け、今を踊らせる。これまでにFuji Rock FestivalやBoiler Room、香港のCassio、ロンドンのNTS Radioなどに出演。様々な国のレーベルから楽曲やRemixを発表し、Nicola CruzによるRemixもリリースされた。それらの楽曲はいずれも高い評価を得て、Andrew Weatherallをはじめ多くのDJにプレイされている。またadidasやADAM ET ROPE’, BEAMS, EVISEN, HUF, SON OF THE CHEESEなどにも楽曲やMIXを提供している。
https://soundcloud.com/mamazu
https://hole-and-holland.com/


Ground (Chill Mountain/ESP institute)

DJ・Producer・Remixer。
音楽をツールに世界20カ国を超える様々なフェスやイベントに出演。デジタルレーベル「Chill Mountain Rec」をKabamix&Mt.chillsと共に運営。自身の楽曲制作では、2015年より3枚のアルバムを発表、2018年には、LA拠点のレーベルESP instutiteよりワールドデビューアルバム「SUNIZM」をリリース。2019年初旬、エクアドルはキトにて2ヶ月間の滞在の末に現地アーティストらとの共同制作で作られたEP、「Metcha Quito vol.1&vol.2」をリリース。2020年初旬ESP Instituteより(Wakusei Ep)、7年振りとなるMIXCD(Energemizmix)をリリース。
今夏最新Mini Album (Atarayo)がChill Mountain Recよりリリース中。
https://djgroundjapan.wixsite.com/ground13
https://soundcloud.com/dj-ground


7e

実験的電子音楽から世界のストリートミュージックまで、幅広いアーカイブから選ばれた新旧の楽曲を実験的にミックスする独自のダンスセットをプレイする。東京のディープなバーやクラブ、野外フェスティバル/パーティを中心に、近年はブラジルやドイツでのVOODOOHOPやAcid Pauliの主催パーティ、北カリフォルニアの人気フェスPricelessやLAのウェアハウス・パーティ、メキシコのアンダーグラウンド・パーティなど、世界に活動の幅を広げている。
https://soundcloud.com/7e_romanescos
https://www.facebook.com/7emusica

LITTLE CREATURES - ele-king

 1990年にデビューしたヴェテラン3人組、トーキング・ヘッズのアルバムから名前を頂戴し、つねに新たな試みに挑戦しつづけてきた LITTLE CREATURES が、5年ぶり通算8枚目のアルバムをリリースする。
 デビュー30周年ということでタイトルも『30』、最新スタジオ・ライヴ音源を収録したボーナス・ディスク付きの豪華2枚組。年が明けてすぐの1月8日に発売となる。
 それに先駆け、11月1日(日)には無観客・生配信ライヴが予定されている。さまざまな音楽を折衷し、30年間つねにわが道を突き進んできたトリオはいま、どんなサウンドを聞かせてくれるのか? 楽しみに待っていよう。

祝! デビュー30周年! LITTLE CREATURES 超待望の5年ぶりニュー・アルバム『30』リリース決定!
そして、デビュー30周年を記念したスペシャル配信ライヴを11/1(日)に開催!

大変お待たせしました! 青柳拓次(Vo/G)、鈴木正人(Bass/Key)、栗原務(Dr/Per)による不動のトリオ LITTLE CREATURES、待望のニュー・アルバム『30』が2021年1月8日(金)にリリース決定!! 1990年のデビューから30周年を迎えて放つ、前作『未知のアルバム』以来5年ぶり通算8作目のオリジナル新作です。今回も全編日本語詞による青柳の歌を中心に据えつつ、サウンドは前作のソリッドなバンド・アンサンブルから一転、グッとまろやかなものへと軽やかにシフト。有機的なのに未来的。メロウなのに刺激的。オルタナティヴなのに普遍的。極限まで削ぎ落とされた音の隙間でそんな相反する要素が柔らかに溶け合った唯一無二の作品に仕上がっています。これぞ30年の進化と余裕。圧倒的なミュージシャンシップとキャリアを誇る今の LITTLE CREATURES にしか作れない世界最先端のミニマル・ポップ・ミュージックにご期待ください!

しかも、CDは豪華2枚組!! オリジナル・アルバム『30』に加え、過去作からのベスト選曲による全編新録のスタジオ・ライヴ・アルバム『STUDIO SESSION』がボーナス・ディスクとして付属します。新たなアコースティック・アレンジに生まれ変わった名曲の数々をご堪能あれ!

さらに! デビュー30周年を記念したスペシャル・ライヴをデビュー日の11月1日(日)に無観客・生配信します! バンドがこれまでに紡いだ新旧名曲の数々をゆったりたっぷりお届けしますのでお楽しみに!

そして! メンバー栗原努がセレクトしたオールタイム・ベスト・プレイリストが Spotify で本日公開!

オマケに! 本日より LITTLE CREATURES のオフィシャル・ネット・ストアでは30周年記念セールもスタート!

……というわけで、30周年の LITTLE CREATURES は企画てんこ盛りでお届けします! それぞれの詳細は下記をチェック!


■アルバム情報

LITTLE CREATURES/30
2021年1月8日(金)リリース
CD2枚組(DISC 1:オリジナル・アルバム『30』/DISC 2:新録スタジオ・ライヴ・アルバム『STUDIO SESSION』)

定価:¥3,600+税
CHORDIARY / P-VINE RECORDS

こんなトリオのバンドがあったらいいよねって
そうずっとやってきたような気がする
この『30』も同じような想いで
作られた作品となった
青柳拓次

[トラックリスト]
DISC 1:『30』
 01. 速報音楽
 02. ぐるぐると
 03. 大きな河
 04. 悲しみのゆくえ
 05. 左目
 06. 踊り子
 07. ことわり
 08. ただごとうた
 09. ハイポジション
 10. あさやけ
 11. 神秘的な友愛
 12. 踊りかける
DISC 2:『STUDIO SESSION』(ボーナス・ディスク)
 内容未定(全て2020年10月録音の最新スタジオ・ライヴ音源を収録)


■配信ライヴ情報

LITTLE CREATURES「LIVESTREAM SESSION」
デビュー日の11/1(日)に無観客・生配信ライヴ開催決定!
11/1(日)16:00~配信開始。
10/14(水)正午より早割チケット(¥1,000)販売開始します。
視聴券受付URL:https://eplus.jp/littlecreatures-1101stp/
INFO:https://littlecreatures.jp

■デビュー30周年プレイリスト
栗原務セレクトによるオールタイム・ベスト・プレイリスト「LITTLE CREATURES "BEHIND THE SCENES" selected by Tsutom Kurihara」を Spotify にて公開しました!
https://spoti.fi/3nUgIBc

■セール情報
10/14(水)正午よりデビュー30周年セール[最大50%OFF]開催!
過去作CD、アナログ、DVD、グッズ等を30~50%OFFで販売します。
数に限りがありますのでお早めに。
https://littlecreatures001.stores.jp

[プロフィール]


イラスト:ジェリー鵜飼

LITTLE CREATURES
青柳拓次(Vo/G)、鈴木正人(Bass/Key)、栗原務(Dr/Per)の3人で87年、高校在学中に結成。新宿、渋谷を中心にストリートライヴを繰り広げながら人気を博し、90年にシングル「THINGS TO HIDE」でデビュー。デビュー2ヶ月後に、青柳はスコットランド、鈴木はアメリカへ語学兼音楽留学のため旅立つ。91年に1stアルバム『VISITA』をリリース。97年、3rdアルバム『little creatures meets future aliens』リリース以降は、"KAMA AINA"(青柳ソロ)、10人編成のエスペラント楽団 "Double Famous"(青柳・栗原)、鈴木はベーシスト、プロデューサーとしての活動など各々のソロ活動を行う。2000年、レーベル移籍を機にプライベート・レーベル〈CHORDIARY〉を設立。01年、4thアルバム『FUTURE SHOCKING PINK』、同年9月には初のライブ・アルバム『the apex』をリリース。05年、初の海外公演を行った後、5thアルバム『NIGHT PEOPLE』をリリース。同年、池上本門寺・野外特設ステージにてデビュー15周年祭を開催。2010年には、デビュー20周年を記念して、約5年ぶりのリリースとなる6thアルバム『LOVE TRIO』、レーベルの枠を越えた初のオールタイム・ベスト『OMEGA HITS!!!』、2011年1月には LITTLE CREATURES をリスペクトする豪華アーテイストが参加したカバーアルバム『Re:TTLE CREATURES』をリリース。2016年7月に初の全編日本語詞による新作『未知のアルバム』をリリース。同年9月からは約11年ぶりのツアーを開催。2020年にはデビュー30周年を迎えた。孤高の存在としてマイペースに活動中。

https://littlecreatures.jp/

別冊ele-king カン大全──永遠の未来派 - ele-king

ドイツの巨星、CAN読本の決定版!

いまなお世界中のミュージシャンたちに影響を与え続けているクラウトロックの巨星カン
全作品の再発で話題沸騰中の現在、謎多き彼らの全体像に初めて迫る!

カンの物語/シュトックハウゼンとWDRスタジオ/クラウトロックを育んだ戦後ドイツの風景/ユーロ・フリー・ジャズの勃興/カンの構成分子/カンのDNA/ロング・インタヴュー/ディスク・ガイド

【執筆者一覧】
明石政紀、岸野雄一、小林拓音、小柳カヲル、小山哲人、崎山和弥、柴崎祐二、竹田賢一、野田努、ジェイムズ・ハッドフィールド、東瀬戸悟、福島恵一、松平敬、松村正人、松山晋也、三田格

目次

序文

カンの物語 (松山晋也)
焦土からの再生
 ~クラウトロックを育んだ戦後ドイツの風景 (明石政紀)
シュトックハウゼンとWDRスタジオ
 ~大戦後の前衛音楽シーンをリードした魔王からの旅立ち (松平 敬)
ユーロ・フリー・ジャズの勃興
 ~独自「武装」による非米国化を目指した者たち (福島恵一)

Interview
イルミン・シュミット
 Ⅰ (野田 努)
 Ⅱ (松山晋也)
 Ⅲ (松山晋也)
ホルガー・シューカイ
 Ⅰ (松山晋也)
 Ⅱ (野田 努)
 Ⅲ (松山晋也)
ヤキ・リーベツァイト (野田 努)
ミヒャエル・カローリ (小山哲人)

カンの構成分子
 ~火星からやってきた音楽人類学者 (福島恵一)

Disc Guide
カン (小山哲人、竹田賢一、野田 努、松村正人、松山晋也)
イルミン・シュミット (小林拓音、竹田賢一、松山晋也)
ホルガー・シューカイ (岸野雄一、小山哲人、柴崎祐二、東瀬戸悟、松村正人、松山晋也、三田 格)
ヤキ・リーベツァイト (小山哲人、柴崎祐二、松村正人、松山晋也)
ミヒャエル・カローリ (野田 努、松山晋也)
ダモ鈴木 (小柳カヲル)
マルコム・ムーニー (松村正人、松山晋也)
ロスコー・ジー (小山哲人)
リーバップ・クワク・バー (三田 格)

カンのDNA
 ──ニューウェイヴからテクノまで (三田 格)
それはフューからカンへのトリビュートでもあった
 ──コニーズ・スタジオから生まれた伝説的名盤『Phew』 (ジェイムズ・ハッドフィールド)

Interview
ダニエル・ミラー (野田 努)
ヒルデガルト・シュミット (松山晋也)
「I Am Damo Suzuki」──ダモ鈴木の回顧録を読む (崎山和弥)
ダモ鈴木 インタヴュー (松山晋也)

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Vityazz - ele-king

 ジャズを出自に持ちつつも、型にはまらないスタイルで活動の幅を広げてきたヴィチアス(Vityazz)、昨年発表されたデビュー作『11034』もいまだみずみずしさを失わないなか、アルバム冒頭を飾っていた “How days slided” のセッション・ライヴ映像が公開された。
 新たな活動の場を模索するべく彼らは自宅スタジオを開設。今後は關伊佐央、Shun Yamaguchi との共同イベント「atonarium session」を配信で開催していくとのこと。

The Bug - ele-king

 ケヴィン・マーティン──テクノ・アニマルやキング・ミダス・サウンドなどで知られ、最近はミス・レッドの裏方、ベルリアとのFlame名義のコラボ作、ムーア・マザー参加のゾーナルケヴィン・リチャード・マーティン名義もあり──じつにいろんな名義で多岐にわたる活動をしているアーティストだが、やはり彼のメイン・プロジェクトだと思われるのは、ザ・バグ名義だろう。
 ケヴィン・マーティンの音楽には多くの場合、ダブからの影響が滲み出ているが、ザ・バグには当初からダンスホールというコンセプトがあった。新作はベルリン拠点のプロデューサー/ヴォーカリストのディス・フィグとのコラボとなっており、ふたりは今作のスタイルを〈トンネル・サウンド〉などと呼んでいるが、その名の通り、いままでにないほどスモーキーでメディテーショナルなサウンドとなっている。
 木霊するディス・フィグのボーカルに飛ばされつつも、強力なダンスホールのリズムに踊らされる“Destroy Me”、仄暗い底からジワリジワリと迫り来る強烈な沼アシッドの“Blood”、タイトル通り永遠に揺られていたくなるようなリズムに儚げで美しいウワモノに心奪われる“Forever”、バグの生み出す強力な低音、リズムとの相性バッチリなディス・フィグのヴォーカリストとしての魅力が最大限に発揮された先行解禁曲の“You”など、一度ハマったら抜けられない沼サウンド全12曲を収録! 
 吸うか、吸われるか……2枚組のLPはブルー・ヴァイナル仕様となっている。
 

THE BUG FEATURING DIS FIG
IN BLUE

Hyperdub/ビート

輸入盤1CD / HDBCD055
輸入盤2LP(ブルー・ヴァイナル仕様) / HDBLP055
CD発売日: 2020年11月20日 (金)
LP発売日: 2020年12月18日 (金)

CD
01. Around Me
02. Come
03. Destroy Me
04. Blood
05. In 2 U
06. Levitating
07. Forever
08. Blue To Black
09. Take
10. No Return
11. You
12. End In Blue

LP
A1. Around Me
A2. Come
A3. Destroy Me
B1. Blood
B2. In 2 U
B3. Levitating
C1. Forever
C2. Blue To Black
C3. Take
D1. No Return
D2. You
D3. End In Blue

Nightmares On Wax - ele-king

 まさに90年代を象徴する1枚、ナイトメアズ・オン・ワックスの『スモカーズ・デライト』の25周年記念を祝して、〈Warp〉が12インチ・シングル「SMOKERS DELIGHT: SONIC BUDS」をリリース。レコードには、4月にリリースされた『Smokers Delight』25周年記念盤に収録された新曲「Aquaself」と「Lets Ascend」、そして『N.O.W. Is The Time』(2014) 収録の「Dreadoverboard」のファンクミックス「Dreadoverboard (Funk Mix)」の計3曲が収録されている。


SMOKERS DELIGHT: SONIC BUDS

 さらに、リリースに併せてナイトメアズ・オン・ワックスことジョージ・エヴリンが実際に見たという夢にインスパイアされた12分のショートフィルム (日本語字幕付) が公開されている。

Nightmares On Wax • ‘Smokers Delight’ (The Film)

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