早速来ました。J・アンビエントの名盤、再発の朗報です。1986年にミサワホーム総合研究所サウンドデザイン室が企画した環境音楽シリーズ「サウンドスケープ」のなかの1枚、広瀬豊の『Nova(新星)』が復刻されます。7月20日、なんと未発表音源を4曲加えたCD2枚組でのリリースです。
環境音楽シリーズ「サウンドスケープ」は、それこそ吉村弘のリリースでも有名で、J・アンビエント・ディガーたちがつねづね目を光らせている作品が何枚も発表されています。広瀬豊の『Nova(新星)』もそのなかの1枚というわけですが、これはいかにもJ・アンビエントな、環境の一部になりうる音楽です。さまざまな自然(鳥のさえずりや水や波の音などなど)とともに美しい電子音が瞬いています。すでに名盤の誉れ高いアルバムなので、この機会をどうか逃さないように!(このあたり、再発盤でもすぐに値が上がってしまうんですよ)
リリース元は、スイスの発掘レーベル〈We Release Whatever The Fuck We Want〉。高田みどり、清水靖晃、深町純などを再発したあのレーベルです。またしてもやってくれましたねー。
Yutaka Hirose
Nova+4
WRWTFWW/カレンテート
※7月20日発売
★詳細・試聴: https://bit.ly/WRWTFWW028CDJ